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平成10年第1回定例会(第4号) 本文 開催日: 1998-03-24
平成10年第1回定例会(第4号) 名簿 開催日: 1998-03-24

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  1. 津島市議会 1998-03-24
    平成10年第1回定例会(第4号) 本文 開催日: 1998-03-24


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 1998-03-24: 平成10年第1回定例会(第4号) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 53 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長位田昭男君) 選択 2 :  ◯16番(東 国伸君) 選択 3 :  ◯議長位田昭男君) 選択 4 :  ◯23番(寺田 武君) 選択 5 :  ◯議長位田昭男君) 選択 6 :  ◯15番(伊藤 馨君) 選択 7 :  ◯議長位田昭男君) 選択 8 :  ◯5番(真野剛一君) 選択 9 :  ◯議長位田昭男君) 選択 10 :  ◯議長位田昭男君) 選択 11 :  ◯13番(垣見信夫君) 選択 12 :  ◯5番(真野剛一君) 選択 13 :  ◯13番(垣見信夫君) 選択 14 :  ◯5番(真野剛一君) 選択 15 :  ◯23番(寺田 武君) 選択 16 :  ◯5番(真野剛一君) 選択 17 :  ◯23番(寺田 武君) 選択 18 :  ◯5番(真野剛一君) 選択 19 :  ◯議長位田昭男君) 選択 20 :  ◯13番(垣見信夫君) 選択 21 :  ◯議長位田昭男君) 選択 22 :  ◯市長公室長(日比野正和君) 選択 23 :  ◯13番(垣見信夫君) 選択 24 :  ◯議長位田昭男君) 選択 25 :  ◯市長(山田克己君) 選択 26 :  ◯13番(垣見信夫君) 選択 27 :  ◯市長公室長(日比野正和君) 選択 28 :  ◯議長位田昭男君) 選択 29 :  ◯10番(水谷俊夫君) 選択 30 :  ◯市長(山田克己君) 選択 31 :  ◯議長位田昭男君) 選択 32 :  ◯21番(杉山良介君) 選択 33 :  ◯議長位田昭男君) 選択 34 :  ◯4番(加藤忠篤君) 選択 35 :  ◯議長位田昭男君) 選択 36 :  ◯議長位田昭男君) 選択 37 :  ◯2番(北島富良君) 選択 38 :  ◯議長位田昭男君) 選択 39 :  ◯議長位田昭男君) 選択 40 :  ◯市長(山田克己君) 選択 41 :  ◯議長位田昭男君) 選択 42 :  ◯助役(杉山利雄君) 選択 43 :  ◯議長位田昭男君) 選択 44 :  ◯市長(山田克己君) 選択 45 :  ◯議長位田昭男君) 選択 46 :  ◯収入役(小島弘紀君) 選択 47 :  ◯議長位田昭男君) 選択 48 :  ◯市長(山田克己君) 選択 49 :  ◯議長位田昭男君) 選択 50 :  ◯議会事務局長(八木 実君) 選択 51 :  ◯議長位田昭男君) 選択 52 :  ◯市長(山田克己君) 選択 53 :  ◯議会事務局長(八木 実君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:        午前 9時 開議 ◯議長位田昭男君)[ 173頁]  おはようございます。これより、本日の会議を開きます。  この際、御報告をいたします。本日の会議には桑山 昇君から欠席する旨の届け出がありました。  以上、ご報告申し上げます。  直ちに、議事日程の順序に従い会議を進めます。  日程第1、議案第1号から議案第36号までの各議案を一括議題といたします。  これより、各委員長の報告を求めます。まず、民生病院委員長の報告を求めます。        民生病院委員長 東 国伸君〔登 壇〕 2: ◯16番(東 国伸君)[ 173頁]  おはようございます。民生病院委員会に付託されました案件は、議案第1号「平成10年度津島市一般会計予算」ほか11件であります。  本委員会は、去る3月16日に開催し審査を行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第1号「平成10年度津島市一般会計予算」中、当委員会の所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を申し上げます。  まず、歳出第3款民生費第1項社会福祉費中、1目社会福祉総務費、2目社会福祉施設費及び第2項児童福祉費、1目児童福祉総務費における2節給料、3節職員手当等及び4節共済費を総合した人件費について、平成9年度当初予算と平成10年度予算額を比較すると、相当の増額となっているが、この理由は何かという質疑に対し、平成9年度では当初予算額にそれぞれ増額補正をしており、その総額から平成10年度を比較すると、社会福祉総務費については502万8,000円の増額となっているが、これは社会福祉協議会への職員派遣を1名増員したもので、社会福祉施設費については955万5,000円の減となり、これは職員1名が減員になるものであるとのことであります。また、児童福祉総務費については、46万1,000円の減となっているとの答弁がありました。  次に、1目社会福祉総務費中、第19節負担金補助及び交付金において、遺族連合会始め傷痍軍人会及び妻の会等の団体に対し補助金を交付しているが、戦後50年経過し、構成人員及びその中身も変わってきていると思われるが、その辺の見直しはいかがかという質疑に対し、補助金については、当市の行政改革委員会の中で検討を行っており、当該団体と合意を取りながら見直していきたいとの答弁がありました。  この答弁に対し、戦後50年を経過し、社会情勢も大きく変わってきており、各種団体も含めて構成員は年々減少してきていると思われるので、団体を統合するなり、一定の線を引いていかなければいけないと考えるがいかがかという質疑に対し、隣接市や類似団体の動向を踏まえ、精査していきたいという答弁がありました。  次に、8目老人福祉費中、13節委託費において、在宅介護支援センター運営事業委託料として4,711万6,000円計上されているが、平成10年度から新開町地内に1箇所増設され、4箇所になるが、この増設に伴い24時間体制等のサービス低下が危惧されるので、その辺の指導はどうなっているのかという質疑に対し、4月から1箇所増設に伴い、在宅介護支援センターの連絡会議を行う予定であり、その中で在宅介護支援の趣旨に沿った指導をしていくという答弁がありました。  次に、第3項生活保護費に関して、現在の生活保護の受給者状況について説明が願いたいという質疑に対し、平成10年2月末現在76世帯であり、受給者は102名であるという答弁がありました。  この答弁に関連し、生活保護の適用に当たっては、不正受給がないよう強く指導されたいという趣旨の要望意見がありました。  次に、保健予防課に関し、介護保険法が導入されたときの役割はどのように考えているのかという質疑に対し、介護保険制度が国会に提議されて以降、関係課である福祉課及び市民課と横の関係を重視し、それぞれの課題について討議をしてきており、保健予防課には保健婦等専門職が配属されているので、介護認定の調査または審査委員等にかかわる可能性もあり、今後も協議機関を通じて内容を深めてまいりたいという答弁がありました。
     この答弁に関連して、現在、縦割り行政の弊害が指摘されている中で、横の協議機関がつくられているということは非常によいことであるので、十分に機能が発揮できるよう努めていただきたいという要望意見がありました。  次に、看護専門学校に関して、当該学校の管理・運営の費用負担については、当市が全額負担しているが、国庫補助金または県からの補助金を受けられるよう働きかけていく必要があると思うが、いかがかという質疑に対し、看護専門学校は定時制で発足し、現在に至っているが、平成12年度をめどに全日制へ移行していく計画で進めており、補助については地方交付税に算入されているが、今後は独自の補助が受けられるよう努力していきたいという趣旨の答弁がありました。  次に、歳入第11款国庫支出金に関して、国の財政事情により国庫補助金等が減額措置されているが、民生費にかかる影響についてはいかがかという質疑に対し、ヘルパー派遣事業、ショートステイ、デイサービスの事業を行う在宅福祉事業費国庫補助金が300万円余減額になる予定であるという答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に入ったところ、補助金に関し依然として見直しがされていない現状であり、また、人件費等の振り分けについて、もっと厳密な内容で予算計上されるべきであることから、原案に反対するという意見がありました。  かくして議案第1号中、当委員会所管に係る予算については、採決した結果、賛成者多数をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第2号「平成10年度津島市国民健康保険特別会計予算」について、歳入第1款国民健康保険税第1項国民健康保険税1目一般被保険者国民健康保険税に関して、収納率93.5%を見越しているが、実際にこの目標が達成できるのかという質疑に対し、平成9年度において92%を達成できるよう現在努力しており、平成10年度は93.5%を必ず達成する覚悟で計上しているという答弁がありました。  この答弁に対し、税の公平感から収納率100%が本来であり、93.5%というのは非常に低い数字であるが、現実問題として、この率でも努力目標に近いと思うが、収納率の向上対策を推進する上で国民健康保険は独立して行うような体制を含め、思い切った方策を取らない限りできないと思うがいかがかという質疑に対し、収納率の向上対策として、嘱託徴収員を採用して行ってきたが、国民健康保険税と市税の滞納者が重複していることが多く、今後の滞納者への対応として、収納課との連携を取りながら、収納率の向上に努めていきたいという答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第2号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第4号「平成10年度津島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」について、これは同和対象の事業であるが、同和事業は急速に改善されてきており、今後、この貸付事業の取り扱いについてどのように考えているのかという質疑に対し、現在は特別会計で行っているが、将来的には貸付業務は廃止し、貸付金返済の回収業務だけを行う事業として、一般会計に組み込んでいくことも考えていきたいという趣旨の答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第4号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第5号「平成10年度津島市老人保健特別会計予算」について、歳出第2款医療諸費、第1項医療諸費1目医療給付費19節負担金補助及び交付金において、1人当たりの医療給付費が70万円を超えたが、支出を押さえる観点から、一般施策も含め、予防対策に努めていく必要があると思うがいかがかという質疑に対し、国民健康保険税も含め老人医療の健全財政を確保することが重要であり、保健予防と連携をとって進めていきたい。また、温泉の引いてある神島田祖父母の家の改築計画もあり、その辺も取り入れて検討していきたいという趣旨の答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第5号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第6号「平成10年度津島市民病院事業会計予算」について、まず、収益的支出第1款病院事業費用第1項医業費用1目給与費中、人件費比率及び看護婦の給与水準が県下でも高いという指摘もあるが、実情はいかがかという質疑に対し、人件費比率については56.09%であり、給与については看護婦だけでなく医療技術職についても昨年の給与是正で一般行政職が職務職階制を導入したこと等に伴い、医療職も職務職階制を導入し、昇格年数を10年近く遅らせるとともに、手当においても給料の調整額の特殊勤務手当化を行ったという答弁がありました。  次に、病院改築事業に関して、現在建設している病棟部分の供用開始はいつになるのか。また、病床稼働率はどうかという質疑に対し、病棟部分の供用開始は平成11年4月を予定しており、病床稼働率については平成10年度は90.8%を見込んでいるという答弁がありました。  この答弁に対し、現在の病床稼働率はやむを得ないと思われるが、新しい病棟になれば飛躍的に稼働率が上昇し、病院建設には多額の資金が投入されていくので、その経費に見合うよう思い切った病院経営の展開をしていく必要があるが、この点はいかがかという趣旨の質疑に対し、平成10年度は病院会計も非常に厳しくなることから、各科のドクターに診療方針を出させ、それぞれが独立性を発揮して、レベルを上げるよう取り組んでいる。また、名古屋医療圏の関係で289床からベッド数を増床することはできなかったが、新しい病院になると維持管理費が今の2倍近くになるので、289床はフル稼動していくよう、職員一丸となって一生懸命取り組んでいきたいという趣旨の答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第6号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第21号「津島市保育所入所措置条例等の一部改正について」、まず、この条例改正は、児童福祉法の改正によるものであるが、保育園の入所に際し、保護者が選択できることになるが、その辺はいかがかという質疑に対し、これまでは保育園を指定し、措置決定していたが、この改正により保護者が希望する保育園に入所できることになるという答弁がありました。  この答弁に対し、保育園の選択ができることで規制緩和という印象を受けるが、これまでは入所申し込みがあれば、措置という形で必ず受け入れなければならなかったのが、今後は保育園の入所状況によっては受け入れできないという状況も考えられるが、この点についてはいかがかという質疑に対し、これまでも保護者の希望を十分聞いた上で保育園を決定してきた経緯があり、今後も保育園を利用していただく方には広く情報を提供して行っていきたいという答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に入ったところ、これまでは措置という児童に対する責任を明確にしたものであったのが、この改正により規制緩和という一面よいように思えるが、児童保護という観点から、措置という一つの行政が負うべき責任が不明確になる恐れがあることから、この条例改正には賛成できないという意見がありました。  かくして議案第21号は、採決した結果、賛成者多数をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第22号「津島市小集落地区改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、まず、津島市小集落地区改良住宅の家賃は1万円から1万2,000円であるが、同規模の民間賃貸住宅の家賃はどのくらいかという質疑に対し、改良住宅家賃の限度額から算定すると、民間では6万円前後であるという答弁がありました。  この答弁に対し、民間賃貸住宅との家賃の差が大きいが、今後の家賃見直しについてはいかがかという質疑に対し、家賃の見直しについては地元の推進協議会の方々には概ね同意を得ている。現在は事業が継続中であるため、事業完了後において実施していきたいという趣旨の答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第22号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第30号「平成9年度津島市一般会計補正予算」中、当委員会に係る予算、議案第31号「平成9年度津島市国民健康保険特別会計補正予算」、議案第32号「平成9年度津島市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算」及び議案第33号「平成9年度津島市老人保健特別会計補正予算」の4議案については、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第34号「平成9年度津島市民病院事業会計補正予算」について、企業債の借入利率は4%以内となっているが、実際の利率は何%か。また、今後の金利動向についてはどのように考えているのかという質疑に対し、本年3月からの利率は2.1%である。金利動向については病院改築事業が完成するまで5年程度が見込まれるので、それまでには若干上がるのではないかという答弁がありました。  この答弁に関連し、病院改築事業は借入金額も大きいので、絶対に高い金利で借り入れることのないよう努力してほしいという要望意見がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第34号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 3: ◯議長位田昭男君)[ 177頁]  次に、経済環境委員長の報告を求めます。        経済環境委員長 寺田 武君〔登 壇〕 4: ◯23番(寺田 武君)[ 177頁]  おはようございます。経済環境委員会に付託されました案件は、議案第1号「平成10年度津島市一般会計予算」ほか3件であります。  本委員会は、去る3月17日に開催し審査を行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第1号「平成10年度津島市一般会計予算」中、当委員会所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を申し上げます。  初めに、歳出第4款衛生費第1項保健衛生費3目環境衛生費中、13節斎場火葬残灰処理委託料として7万4,000円計上されているが、残灰はどのように処分されているのか説明が願いたいという質疑に対し、年2回、残灰の供養地は浜松市内で、残灰の埋葬地は静岡県内であるという答弁がありました。  次に、同節斎場害虫駆除委託料として8万2,000円計上されているが、この業務の委託先はどこかという質疑に対し、市内の専門業者であるという答弁がありました。  次に、14節霊柩車借上料として39万6,000円計上されているが、その理由はいかがかという質疑に対し、市の霊柩車が車検や修理等により使用できなくなったときに運転業務も含め霊柩車を借上げるものであるという答弁がありました。  次に、15節斎場整備工事において、炉の改修費として500万円計上されているが、部分的な改修整備ではなく、斎場自体が老朽化しており、総合的な整備計画について説明が願いたいという質疑に対し、現段階では建て替えの計画はなく、今後市営墓地を含めた総合的な整備が必要であるという答弁がありました。  この答弁に対し、施設が老朽化している中で、年間 600体ほどの火葬件数があるので1日も早く整備をしていただきたいという要望意見がありました。  次に、関連して、市営墓地の中には墓地の使用権を有している方が、使用されていないケースが見受けられるが、その墓地についてはどのような考えにあるのか、また、権利を有している方の把握はされているのかという質疑に対し、権利者を把握していく中で、必要としなくなった墓地については市に返還していただくようお願いしている。また、権利者については継承者不明、移転、死亡等で数十件が把握できず、今後も追跡調査をしていきたいという答弁がありました。  この答弁に対し、当初、市営墓地の使用権に対して支払われた使用料は、墓地を返還すれば使用料は返還されるのかという質疑に対し、この使用料はあくまでも永代使用料として支払っていただいており、返還はしないという答弁がありました。  次に、関連して、市営墓地の拡張整備について、候補地の土地所有者との話し合いを進めている状況が数年間も続いており、整備が停滞しているように思われるが、どの程度進捗しているのかという質疑に対し、現在、候補地である土地所有者と話し合いを継続的に進めているが、代替地の問題により、なかなか合意が得られなく、合意が得られれば即、買収の手続きを進めることのできる現状であるという答弁がありました。  次に、同項4目公害対策費中、13節河川水質調査委託料241万7,000円及び土壌の環境調査委託料として10万4,000円それぞれ計上されているが、委託先からの調査結果の報告内容について説明が願いたいという質疑に対し、河川水質調査については21箇所、土壌の環境調査は1箇所であり、河川水質調査では、大きな河川は水質がよくなっているが、小中河川では依然としてよくなっておらず、生活雑排水の影響による水質汚濁がある。また、土壌の環境調査では環境基準に適合しているとの答弁がありました。  この答弁に対し、土壌の環境調査については、土壌中のダイオキシン含有量が指摘され始めているので、調査の枠を広げる方向で検討していただきたいという要望意見がありました。  次に、第2項清掃費2目塵芥処理費中、13節ペットボトル処理委託料として819万円計上されているが、この処理業務の委託先及び1トン当たりの委託単価について説明が願いたいという質疑に対し、この処理業務委託先は、名古屋市内の業者である。また、1トン当たりの委託単価は消費税込みで13万6,500円であるという答弁がありました。  この答弁に対し、処理業務委託の契約方法について説明が願いたいという質疑に対し、契約方法は随意契約であり、処理業務内容等を検討し選定したものである。また、今後においては処理業者も増加してくると思われるので、その中で入札等により選定していきたいという答弁がありました。  これに関連して、平成9年度のペットボトル予定処理量はどれくらいになるのかという質疑に対し、ペットボトル回収事業の始まった平成9年10月から平成10年2月までの実績は約14トンであり、月にすると平均2.8トンであるという答弁がありました。  次に、関連して、回収したペットボトルについてリサイクルの追跡調査をしたことがあるのかという質疑に対し、追跡調査は行っており、車のシート、作業着等に幅広くリサイクルされているとの答弁がありました。  この答弁に対し、この容器包装リサイクル法は住民の協力とともに推進していかなければならないので、市の公共施設にリサイクル化された物品の展示をし、住民への協力を訴えていただきたいという要望意見がありました。  次に、14節一般廃棄物最終処分場用地借地料として13万3,000円計上されているが、内容について説明が願いたいという質疑に対し、借地している場所については鹿伏兎処分場搬入路の一部分であり、面積については253平方メートルであるという答弁がありました。  次に、18節車両購入費として1,319万2,000円計上さているが、購入する車両の種類及び台数、また、現在の車両台数及び種類について説明が願いたいという質疑に対し、購入する車両については粗大ごみ・埋立てごみを収集する収集車1台及び最終処分場で空き缶、資材を運搬するパワーゲート車を各1台買い替えようとするものである。また、現在所有している収集運搬車両等については32台で、その内訳は収集運搬車20台、空き缶プレス車等12台である。また、処分場埋立重機としてブルドーザー等4台があるという答弁がありました。  次に、関連して、車両購入に際し、CO2削減、地球温暖化防止などの環境に配慮した低公害車両を購入する自治体もあるが、今後このような購入計画があるのかという質疑に対し、本年度の購入予定はないが、市全体の車両購入計画の中で検討していくべき問題であるという答弁がありました。  次に、同項3目し尿処理費中、15節コミュニティ・プラント整備工事として3億2,006万円計上されているが、平成9年、10年度の事業対象である、こがね団地について最終的にどれだけの軒数が加入され、次期事業対象である青塚団地については、現時点でどれくらいの軒数が加入予定なのか。また、両団地のコミュニティ・プラント整備事業の供用開始時期はいつになるのかという質疑に対し、加入軒数は、こがね団地が229軒、青塚団地が118軒であり、供用開始時期はこがね団地が平成11年4月、青塚団地が平成12年4月の予定であるという答弁がありました。  次に、関連して、コミュニティ・プラント整備事業の完了後の維持管理について説明が願いたいという質疑に対し、維持管理については使用料で運営をする特別会計の方向で進めているという答弁がありました。  この答弁に対し、コミュニティ・プラントの使用料は、下水道料金より高くなるのかという質疑に対し、試算では下水道料金の2倍強の金額になるという答弁がありました。  この答弁に対し、特別会計においては、収支を合わせることが必要であるが、使用料金の設定に当たっては、今後のコミュニティ・プラント整備事業に影響を及ぼすことのないように実施していただきたいという要望意見がありました。  次に、第5款労働費第1項労働諸費1目労働諸費中、19節労働者福祉協議会補助金として61万2,000円計上されているが、この会の構成団体内容及び構成人員は何名なのかという質疑に対し、平成9年度における協議会の構成団体は、当市及び海部郡内で63団体あり、構成人員は約6,800名であるという答弁がありました。  次に、第6款農林水産業費第1項農業費1目農業委員会費1節報酬に関連して、農業委員会委員の定数削減については、農業委員会の定数検討委員会で協議されているが、その内容について報告願いたいという質疑に対し、農業委員会委員の定数については、農業委員会の選挙による委員25人、学識経験者5人、農業団体代表4人の総数で34人となっており、定数削減対象委員数は定数検討委員会で種々検討されたが、結論に至らず、この時点では10人程度の削減案が検討されたものである。今後は平成10年12月議会までには再度農業委員会委員の意見を集約し、条例改正ができるよう努力していきたいという答弁がありました。  この答弁に対し、学識経験者と農業団体代表についての委員削減方法は、どのように協議していくのかという質疑に対し、学識経験者については、法定定数が5人以内、農業団体代表においては各々1人と定められているが、推薦委員数を何人にするかは協議していただくことになるという答弁がありました。  これに関連して、現在、旧市内の第1区、旧神守村及び旧永和村神島田地区の第2区と選挙区が分かれているが、選挙区の改正も検討されるのかという質疑に対し、選挙区も統合するよう検討しているという答弁がありました。  次に、9節特別旅費として72万8,000円計上されているが、その内容について説明が願いたいという質疑に対し、先進的な農業が実施されている自治体等へ研修視察を行うもので、参加者は農業経営士、青年農業士、4Hクラブ、生活改善グループ代表及び農協支店長等であり、1人当たり1万7,800円の35人分であるという答弁がありました。  次に、同項3目農業振興費中、19節米生産調整推進対策農協推進費補助金及び米生産調整推進対策事業集団転作助成金に関して、平成10年度の当市に割り当てられた転作率及び転作面積の達成は、可能であるのかという質疑に対し、平成10年度の転作率は34.48%であり、平成8年、9年の割り当て転作面積の達成率は約90%である。これに加えて全国とも補償制度に参加しないと基本的に転作奨励金が支給されず、転作面積の達成は非常に厳しい状況にあるという答弁がありました。  この答弁に対し、農家の米生産調整事業からの収入減少については、農家のために農地の特別減税措置を検討していただきたいという要望意見がありました。  次に、第7款商工費第1項商工費2目商工業振興費中、21節商工業振興資金預託金に関して、融資の利用件数及び貸付利率はいかがかという質疑に対し、平成9年度の利用者は約230名で、貸付利率は1.8%であるという答弁がありました。  次に、同項3目観光費中、19節津島立田水郷観光連絡協議会負担金として60万円計上されているが、この会の構成人員及び活動内容について説明が願いたいという質疑に対し、この協議会は、当市と立田村の関係団体等で組織し、構成人員は12名である。平成9年度の活動内容は、教育委員会を通じて当市及び立田村に居住される特殊学級児童生徒の方と親を交え、水郷観光事業として、木曽川の水のきれいさを知っていただくため、網引き体験による採れた魚等の勉強をし、当市からの参加人員は約80名であるという答弁がありました。  次に、同節津島市観光協会補助金として、628万9,000円計上されているが、平成10年度より桜まつりが中止となり、この事業における補助金額は削減するべきではないか。また、津島市観光協会が当市の広報事業として何を行っているのか説明が願いたいという質疑に対し、観光協会への補助金については、平成6年度より市のイメージアップ観光誘致のため事業を限定せず、地域の活性化のために一部補助をするものであり、桜まつりが中止されても補助金額は減額していない。また、広報事業としては、津島神社の初詣で、藤まつり、産業フェスタ、天王まつり、盆まつり、秋まつりなど、津島の催し物をPR。また、愛知県観光協会を通じて全国にパンフレットなどで紹介していただいているという答弁がありました。  次に、同項4目繊維産業費中、21節津島毛織物産地振興事業預託金として8,800万円計上されているが、この貸付利率は何%なのかという質疑に対し、利率については0.5%であるという答弁がありました。  次に、歳入についてであります。  第12款県支出金第2項県補助金3目衛生費県補助金中、1節あいちアジェンダ21推進事業県補助金の内容について説明が願いたいという質疑に対し、この事業は、環境を保全するために市町村が実施する活動に対する補助金であり、当市では生活排水対策事業として100世帯以上の住宅を対象に、浄化教室を開催するものであるという答弁がありました。  この答弁に対し、平成9年度の実施地区はどこかという質疑に対し、百島町地内で実施したものであるという答弁がありました。  以上をもって質疑を終結し、討論に入ったところ、津島市観光協会が補助金以上の活動を実施しているとは思えないことから、当協会への補助金交付額の一部については、望ましいものでなく、原案には賛成しかねるという意見がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第1号中、当委員会所管に係る予算については採決した結果、賛成者多数をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第20号「津島市使用料及び手数料条例の一部改正について」、現在許可を有している一般廃棄物収集運搬業及び一般廃棄物処分業の業者は、何件なのかという質疑に対し、一般廃棄物収集運搬業は23件、一般廃棄物処分業はないという答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第20号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第24号「川敷使用料条例の一部改正について」は、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第30号「平成9年度津島市一般会計補正予算」中、当委員会の所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を申し上げます。  まず、第4款衛生費第2項清掃費2目塵芥処理費中、15節鹿伏兎処分場跡地整備工事費として、189万円減額補正されているが、現況における鹿伏兎処分場の寿命について説明が願いたいという質疑に対し、現在の計画では、平成14年3月ごろになるという答弁がありました。  この答弁に対し、最終処分場の用地確保問題については各自治体が心配するところであり、用地確保は時期を逸することなく、準備を進めていただきたいという意見がありました。  次に、第7款商工費第1項商工費3目観光費、13節花火打上委託料として50%相当額に当たる685万8,000円が、尾張津島天王まつり中止のため減額されているが、委託先との契約の中に、中止の場合の取り決めがあるのかという質疑に対し、愛知県煙火組合の定款ては、契約者からの取り止めについては、契約額の60%以上の支払いを要するとしているが、今回については委託先業者と協議をした結果、契約額の50%で了承を得たものであるという答弁がありました。  この答弁に対し、予定をしていた花火打ち上げができないときは、当市が実施する他の事業に使用できないのかという質疑に対し、できることなら年間の中で使用はしたいが、打ち上げ場所の規制もあり、打ち上げ時期と周りの環境が適応できず、難しいのが現状であるという答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第30号中、当委員会の所管に係る予算については採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 5: ◯議長位田昭男君)[ 182頁]  次に、建設水道委員長の報告を求めます。        建設水道委員長 伊藤 馨君〔登 壇〕 6: ◯15番(伊藤 馨君)[ 182頁]  おはようございます。建設水道委員会に付託されました案件は、議案第1号「平成10年度津島市一般会計予算」ほか8件であります。  本委員会は、去る3月18日に開催し審査を行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第1号「平成10年度津島市一般会計予算」中、当委員会所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を申し上げます。  初めに、歳出第8款土木費第2項道路橋りょう費1目道路橋りょう総務費中、13節測量委託料において1,020万円計上されているが、測量箇所について説明が願いたいという質疑に対し、測量箇所については、道路整備に伴う詳細設計のための市道公園東線の佐屋町境から県道津島蟹江線との交差点北側までの延長 420メートル区間と、2級河川新堀川における愛知県河川整備計画の測量に伴い、松原町地内の北小学校西口から城之越町地内の市道米之座西柳原線までの延長 420メートル区間の道路平面測量等を予定するものであるという答弁がありました。  次に、同項3目道路新設改良費中、17節道路用地購入費に関して、百島莪原線の用地買収は平成10年度中に完了するのかという質疑に対し、平成10年3月1日現在で約9割の用地買収が完了しており、平成10年度予算には残りの用地分が計上してあるので、全用地の買収に向け努力したいという答弁がありました。  次に、第4項都市計画費1目都市計画総務費中、13節永和駅北側地区道路路線測量調査業務委託料として650万円計上されているが、その調査内容及び調査箇所について説明が願いたいという質疑に対し、調査内容は永和駅北側周辺整備に伴うアクセス道路整備のために路線測量等の現況調査を行うものであり、調査箇所については東名阪自動車道とJR関西線のほぼ中央に位置する日光川に至る現道幅員6メートルの東西線を幅員16メートルに計画するものであるという答弁がありました。  次に、同項2目街路事業費中、22節物件移転補償費として1億1,265万1,000円計上されているが、平成10年度以降の昭和・南本町線における買収予定の用地面積と所有者の件数並びに事業完了年度について説明が願いたいという質疑に対し、買収予定の用地面積は60筆、延べ約1,400平方メートルで、約108名の権利者の方が対象である。また、平成10年度には3戸分の物件調査と6筆分の用地買収を予定しており、完了までの期間はできるだけ短縮したいという趣旨の答弁がありました。  この答弁に対し、地元の多くの方々が早期完了を望んでみえるので、努力をしていただきたいという要望意見がありました。  次に、関連して県道名古屋・津島線の用地買収に係る進捗状況はいかがかという趣旨の質疑に対し、一部地主の方の替え地等の問題を残しているが、愛知県津島土木事務所と協議を続け、早期に解決するよう努力をしているところであるという趣旨の答弁がありました。  次に、歳入第10款使用料及び手数料第1項使用料7目土木使用料中、1節堤塘占用料として20万円計上されているが、その内容について説明が願いたいという質疑に対し、天王川公園周辺の堤防から個人の宅地に至る、市道に認定された道路以外の進入路に係る部分の使用料をいただくものであるという答弁がありました。  この答弁に対し、今後、生活道路が増えると堤防が弱っていくと思うが、いかがかという趣旨の質疑に対し、進入路を設け使用する場合は市の許可を必要としており、日常生活において進入路がないと困る方だけに許可しているという趣旨の答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第1号中、当委員会所管に係る予算については採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第7号「平成10年度津島市下水道事業会計予算」及び議案第8号「平成10年度津島市上水道事業会計予算」の2議案については、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。
     次に、議案第23号「津島市道路管理及び道路占用に関する条例の一部改正について」別表中、祭礼、縁日等に際し、一時的に設けるものとして、面積1平方メートル1日につき37円の占用料とあるが、藤まつり等に並ぶ露店は、これに該当するのかという質疑に対し、祭礼、縁日等に伴う事例はないという答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第23号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第25号「津島市上水道条例及び津島市下水道条例の一部改正について」、排水設備指定工事業者は、現在指定されているのかという質疑に対し、現在は上水道、下水道を併せて指定しているが、今回の制度により上水道と下水道は別の指定になるという答弁がありました。  この答弁に対し、指定を受けていない業者が、指定を受けようとする場合はどうなるのかという質疑に対し、上水道の場合、3年以上の給水工事実務経験を必要とし、さらに厚生省が定めた国家試験に合格し、申請をすれば許可することになるという趣旨の答弁がありました。  さらに、この改正は新規指定を受けようとする業者の門を狭くするのではないかという趣旨の質疑に対し、この制度は規制緩和を目的として設けられたもので、国家試験等の難関はあるものの、技術を高めることによって市民の方々や水道事業者への工事施工に対する信頼を得ることにつながると考えているという趣旨の答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第25号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第29号「市道の路線認定について」、まず、牧野26号線の八ケ川南側道路は一部市道認定されていたが、北側道路はなぜ市道認定されていなかったのかという質疑に対し、公共性の強い私道は事情の許す限り道路法による道路として管理することが望ましいという考えのもとに、今回新たに市道認定しようとするものであるという趣旨の答弁がありました。  次に、大和上之1号線の路線認定に関し、総合保健福祉センター建設予定地への東側からの進入路は用地買収が完了したのか。また、道路の幅員は何メートルであるのかという質疑に対し、土地所有者の方々の合意を得たので、市道認定後に用地買収するものであり、道路の幅員は約8メートルを予定しているという答弁がありました。  この答弁に対し、総合保健福祉センター駐車場の確保はできるのかという趣旨の質疑に対し、道路の南側に駐車場用地として50~60台分を予定しているので、土地所有者の方々に協力を求めて進めていきたいという趣旨の答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第29号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第30号「平成9年度津島市一般会計補正予算」中、当委員会所管に係る予算について、歳出第8款土木費第5項住宅費2目住環境整備費において、合計12億6,393万7,000円減額補正されているが、その理由は何か。また、減額分は平成10年度に予算計上されているのかという質疑に対し、平成9年度当初に用地買収費、補償費等において、事業区域の全域を予定していたが、建物戸数の減、さらには土地の存置が発生したため減額するものであり、平成10年度予算には、その分を除いた金額と継続費を合わせて計上しているという趣旨の答弁がありました。  この答弁に対し、小集落地区改良事業は、いつ完了するのかという趣旨の質疑に対し、平成10年度竣工を目標としているという答弁がありました。  次に、議案第35号「平成9年度津島市下水道事業会計補正予算」について、資本的支出の委託料2,430万円を減額補正するのは、公共下水道の区域整備を、日光川流域下水道に切り替えるという説明だが、その判断理由並びに供用開始時期はいつなのかという趣旨の質疑に対し、事業認可区域177ヘクタールのうち、拡大区域は約80ヘクタールであるが、今後、処理能力に見合う処理場の整備等々に莫大な経費を要し、区域整備の期間も長引くという状況下に、愛知県が平成12年度をめどに流域下水道整備に着手するという方向が見出されたので、下水道整備の計画を変えるものである。供用開始については管網の調査等があるので、いつの時期になるかは未定であるという趣旨の答弁がありました。  この答弁に対し、流域下水道の処理場の場所は決定していないのかという質疑に対し、海部郡南部に予定があるようだが、まだ決定されていないという答弁がありました。  さらに、流域下水道に編入された場合、現在推進されているコミュニティプラントの管理はどのように考えているのかという質疑に対し、将来的にはコミュニティプラントについても流域下水道の傘下の中で進めていくべきだと考えているという答弁がありました。  以上で質疑を終結し討論に入ったところ、当市にとっては大きな計画変更ではあるが、下水道普及に向け、なお一層の努力を願いたいという要望意見がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第35号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第36号「平成9年度津島市上水道事業会計補正予算」は、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 7: ◯議長位田昭男君)[ 185頁]  次に、総務文教委員長の報告を求めます。        総務文教委員長 真野剛一君〔登 壇〕 8: ◯5番(真野剛一君)[ 185頁]  おはようございます。総務文教委員会に付託されました案件は、議案第1号「平成10年度津島市一般会計予算」ほか16件でございます。  本委員会は、去る3月19日に開催し審査を行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第1号「平成10年度津島市一般会計予算」中、当委員会所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を申し上げます。  初めに、歳出、第1款議会費第1項議会費1目議会費中、1節議員報酬に関して、議員報酬の引き上げにより、増額する議長始め議員の報酬額等について説明が願いたいとの質疑に対し、議員報酬に関しては、年間総額で議長については18万3,000円、副議長については16万4,700円、正副議長を除く議員については16万4,700円であるとの答弁がありました。  次に、行政視察に関して、関連予算の推移はいかがかとの質疑に対し、視察旅費については、実績を踏まえ総額で前年度より120万円減額したとの答弁がありました。  次に、第2款総務費第1項総務管理費1目一般管理費中、特別職の報酬に関して、市長始め三役特別職の報酬引き上げにより、増額となる年間経費についてはいかがかとの質疑に対し、市長については年間で34万7,700円、助役については29万2,800円、収入役については27万4,500円であるとの答弁がありました。  次に、同費中、19節全国市長会負担金及び愛知県市長会負担金に関して、両負担金ともに前年度より減額となっているが、負担金の見直しがされたのかとの質疑に対し、全国市長会負担金46万1,000円については、前年度執行額に準じて予算計上したものであり、愛知県市長会負担金99万7,000円については、10年度において均等割及び人口割等の見直しにより、減額したものであるとの答弁がありました。  次に、同項2目人事管理費中、3節退職手当に関して、退職者数及び内訳について説明が願いたいとの質疑に対し、退職者総数は9名であり、内訳については特別職と一般職で3名及び技能職が6名であるとの答弁がありました。  次に、平成10年度における職員採用者は何名を予定しているのかとの質疑に対し、総数では9名であり、内訳については一般職4名、技能職2名、消防職1名、保母職1名、病院が1名であるとの答弁がありました。  この答弁に対し、職員が9名退職して9名を補充のため採用することについては、行政改革を進める中で矛盾をもつがいかがかとの質疑に対し、一般職員の採用については、退職者がなくても断層ができないように一定の職員数は確保する考えをもつもので、長期的な視野で採用計画を進めるものであり、御理解を賜りたいとの答弁がありました。  これに対し、行政改革を本格的に推進するためにも、定数管理の適正化に努めていただきたいという意見がありました。  次に、人件費に関して、予算書の資料を拝見すると、各職域について職員1人当たりの平均給与月額の推移を3年間逆上ってみると、上昇率では技能労務職域が最も高く、組合のない消防職域の上昇率は低いことが分かる。現在、行政改革の中で、職員給与の適正化を進めてはいるが、問題点として提起をしていきたいという指摘意見がありました。  これに対し、御指摘の給与の部分については、今後、原因等を調査していきたいとの答弁がありました。  次に、同費中、19節職員互助会事業負担金として1,956万1,000円計上されているが、職員の負担割合及び市の負担分について説明が願いたいとの質疑に対し、職員の負担割合については、標準報酬月額の1,000分の5であり、市の負担分についても同額で積算しているとの答弁がありました。  次に、同項4目広報費中、8節報道関係協力者謝礼・記念品として3万2,000円計上されているが、前年度と比較すると大幅な減額となっているが理由は何かとの質疑に対し、これまで各報道機関に対する取材協力の謝礼として報償物品を支出していたが、今回から見直しを行い、減額したものであるとの答弁がありました。  次に、同費中、11節広報紙「市政のひろば」の印刷発注に関して、従来の契約方法は随意契約であるが、今後入札制度を導入する考えはいかがかとの質疑に対し、従来、これまでの実績等を勘案して随意契約を実施してきたが、入札制度への移行については、県下各市の状況及び公平性も十分考慮し、今後検討していきたいとの答弁がありました。  次に、同項7目財産管理費中、13節庁舎保守点検委託料として1,157万7,000円計上されているが、うちエレベーター保守点検委託料及び冷暖房設備保守点検委託料について説明が願いたいとの質疑に対し、エレベーター保守点検委託料については3台で365万4,000円であり、冷暖房設備保守点検委託料については435万7,000円であるとの答弁がありました。  この答弁に対し、委託業者とさらなる値引き交渉を行い、経費節減に努めていただきたいという要望意見がありました。  次に、同項8目企画費中、13節津島市第3次総合計画策定業務委託料として692万円計上されているが、第3次総合計画の具体的な構想について説明が願いたいとの質疑に対し、現在は計画策定に向けての組織づくりを部内で検討している段階であり、組織が固まり次第、順次計画の構想を市民参加の中で確立していきたいとの答弁がありました。  次に、平成12年度までに第2次総合計画の趣旨はどの程度完了できると考えるかとの質疑に対し、総合計画の進捗状況については十分精査し、計画の評価と点検等は詳細にしていきたいとの答弁がありました。  この答弁に対し、計画策定には予算的にも多大な投資がされていることでもあり、計画だけで終わることなく実現できるように、また、第2次総合計画の反省点を勘案して、第3次総合計画の策定に取り組んでいただきたいとの要望意見がありました。  これに対し、実行性の高い総合計画とするためにも、市民参加及び職員総参加で第3次総合計画の策定に当たっていきたいとう答弁がありました。  次に、同項9目支所費中、13節害虫駆除委託料に関して、神守支所を始め市の関係施設に同様の委託料が見られるが、委託方法等について説明が願いたいとの質疑に対し、契約方法は随意契約であり、委託業者の選定については各施設で行うものであるとの答弁がありました。  この答弁に対し、委託先が一定であるという指摘もあり、委託先の選定については、今後十分気をつけていただきたいという指摘意見がありました。  次に、同項10目公平委員会費に関して、前年度、本委員会は何回開催されたのかとの質疑に対し、平成9年度は4回開催されたが、委員会で審査すべき議題はなかったとの答弁がありました。  この答弁に対し、本委員会は地方自治法等により設置をし事務を進めるものであるが、実質的に職員から服務に対して不服申し立て等もない状態であることからすれば、むしろ職員同士が職場内で問題点を十分議論しあえる職場環境を整備することの方が必要であり、今後も雰囲気のよい職場環境の整備に努めていただきたいという要望意見がありました。  次に、同項12目交通安全対策費中、19節交通安全対策推進補助金に関して、説明によると、交通安全対策関係の補助金及び助成金を統合し、経費節減を行ったということであるが、見直しを行った部分について説明が願いたいとの質疑に対し、前年度、津島市交通安全協会補助金を始め4団体に合計で624万円の補助金を交付していたものを統合し、平成10年度は交通安全対策推進補助金として610万円計上し、事務的経費で14万円の経費節減を図ったものであるとの答弁がありました。  この答弁に対し、交通安全対策には、警察を始め県及び各自治体が非常に重視している部分であり、増額はあっても減額はすべきではないと考えるがいかがかとの質疑に対し、統合することにより、より効果的な交通安全指導ができると理解しているが、ご指摘の点も踏まえ、今後も交通安全対策事業を推進していきたいとの答弁がありました。  次に、同項14目総合現業事務所費中、人件費に関して前年度予算と対比すると、人員では3名減員ではあるが、1人当たりの平均人件費では63万円の増額となっているが、理由は何かとの質疑に対し、平成9年10月1日現在の人員を基に10年度予算編成を行ったもので、増額につながった理由は、人事異動等により人件費の上位の職員構成によるものてあるとの答弁がありました。  次に、同項15目事務管理費中、13節、14節及び15節に、電算業務関連予算が計上されているが、決算審査特別委員会等で電算業務の簡素化、効率化等について指摘を行ってきたが、進捗状況はいかがかとの質疑に対し、平成11年度に現在契約中の電算機器のリース期間等がほとんど契約切れとなるため、平成11年度からは本格的な電算業務が本庁内て稼動できるよう、10年度から準備のための予算を計上したものであるとの答弁がありました。  次に、同費中、13節インターネット接続業務委託料として2万1,000円計上されているが、同予算のシステム導入の際には、全庁舎内どこからでもインターネットに接続できるようなハード面の整備を行い、文明の利器である電子機器をフルに活用し、情報収集ができるようにしていただきたいとの要望意見がありました。  これに対し、御指摘の点を十分考慮し、進めていきたいとの答弁がありました。  次に、同項17目文化会館費中、13節施設管理業務委託料として3,012万5,000円計上されているが、委託業務内容について説明が願いたいとの質疑に対し、主な委託業務については、清掃業務、警備業務、受付案内業務、舞台関係の総合業務等の委託を予定するものであるとの答弁がありました。  次に、展示パネル等の充実を図っていただきたいとの美術展出展者からの要望があるがいかがかとの質疑に対し、御指摘の点については、新規に購入した展示パネルのほかにも、旧市民会館当時からの展示パネルが若干あり、塗装等をし修繕に努めており、御理解を賜りたいとの答弁がありました。  次に、駐車場不足からイベント開催時における周辺道路の交通渋滞問題が、利用者及び周辺住民等から指摘されているが、会館北側の市民プラザヘの車の乗り入れはできないかとの質疑に対し、今後、会館駐車場の見直しを図る中で、問題解消に努めていきたいという趣旨の答弁がありました。  この答弁に対し、今後も積極的に交通渋滞解消のための対策を検討していただきたいとの要望意見がありました。  次に、開館時間以外に準備等のため会館を利用する際の取り扱いについてはいかがかとの質疑に対し、申し込みの際、実際に利用される時間帯を確認し、準備等が必要な場合には事前に利用時間を繰り上げ、あるいは繰り下げ等をお願いし、指導はしているが、利用時間等の調整には難しい面もあるとの答弁がありました。  この答弁に対し、利用者の便を図っていただき、柔軟な対応をお願いしたいとの要望意見がありました。  次に、第2項徴税費2目賦課徴収費中、19節納税貯蓄組合交付金に関して、納税貯蓄組合数及び納税貯蓄組合の徴収実績について説明が願いたいとの質疑に対し、現在、納税貯蓄組合数は72団体であり、平成8年度決算における組合の徴収実績については、徴収税額にして10億6,669万円余で、徴収税目の約14%を占めているとの答弁がありました。  次に、第9款消防費第1項消防費1目常備消防費中、8節報償費及び19節補助金等で前年度より大幅な予算減額となっているが、理由は何かとの質疑に対し、少年消防クラブ補助金21万6,000円については、全市的な補助金の見直しの中で減額されたものであるが、報償費関係の予算については、平成10年度に節の組み替え等を行ったことによるものでるとの答弁がありました。  次に、同項3目消防施設費中、15節防火水槽修繕工事費として400万円及び防火水槽新設工事費として673万7,000円計上されているが、両工事の施工箇所について説明が願いたいとの質疑に対し、防火水槽修繕工事については、中一色町地内で1箇所を、また、防火水槽新設工事については、百町地内で1箇所をそれぞれ予定するものであるとの答弁がありました。  次に、市内における防火水槽及び消火栓の設置状況はいかがかとの質疑に対し、防火水槽については105箇所、消火栓について819箇所にそれぞれ設置されているとの答弁がありました。  この答弁に対し、現在の防火水槽及び消火栓の設置状況から判断すると、防火対策は万全であるのかとの質疑に対し、設置については、現在も一部の町内から設置要望があることから、まだ万全な状況ではなく、今後も消防施設の整備充実に努めていきたいとの答弁がありました。  次に、火災情報のテレホンサービスについてはいかがかとの質疑に対し、「市政のひろば」等で火災情報に関する電話サービスの照会をしているとの答弁がありました。  次に、第10款教育費に関して、教育費の中で特に小学校費、中学校費、社会教育費及び保健体育費において、各補助金及び助成金がそれぞれ1割減額されているが、教育関係の補助金及び助成金の持つ本来の趣旨からすれば、増額することはあっても減額することについては、いかがなものかとの質疑に対し、行政全体の補助金等については、全庁的な見直しの中で、補助金等のランク付けが行政改革推進委員会で実施され、その方針に従い、それぞれ前年度より1割減額し計上したものであり、御理解を賜りたいとの答弁がありました。  次に、小学校費及び中学校費における報償費の中で、運動会賞品及び体育大会賞品が平成10年度予算からは削除されているが、理由は何かとの質疑に対し、教育委員会全体の予算を見直す中で、統一的に各種大会の賞品はなくする方向で実施するものであり、御理解を賜りたいとの答弁がありました。  次に、第6項社会教育費2目図書館費中、13節監理委託料として707万1,000円計上されているが、平成10年度建設される図書館建設工事費3億6,239万3,000円に係るものであるのかとの質疑に対し、今年度計上した監理委託料については、平成10年度発注分の割合で計上したものであるとの答弁がありました。  次に、関連して、通常、監理委託料については、過去の公共施設の関連予算を見ても大体全工事費の1%前後であるが、新図書館に係る監理委託料については若干高いように思われるがいかがかとの質疑に対し、新図書館工事に係る監理委託料については、平成10年度発注分として、全体の16%を今回計上したものであり、御理解を賜りたいとの答弁がありました。  次に、同費中、15節図書館建設工事費として3億6,239万3,000円計上されているが、建設工事の入札方法について説明が願いたいとの質疑に対し、本建設工事の入札は一般競争入札を予定しているとの答弁がありました。  この答弁に対し、条件付き一般競争入札を予定するものであるのかとの質疑に対し、入札の執行については、所管課である建設部が行うものであり、今後関係部局と協議し、進めていきたいとの答弁がありました。  次に、同費中、18節図書購入費に関して、新図書館における蔵書予定数はいかがかとの質疑に対し、予定している新図書館の建築規模から、20万冊程度を予定し、現在、計画的に図書の整備を進めているとの答弁がありました。  この答弁に対し、現在の蔵書数から見ると、4~5万冊の図書購入が必要と思われるが、財政的な見通しについてはいかがかとの質疑に対し、平成8年度末の図書蔵書数は約15万9,000冊であるが、今後、新館オープンに向け、各界からの協力も視野に入れ、図書の充実整備を図っていきたいとの答弁がありました。  次に、情報によると、平成10年度から県の教育関係予算において、一部の小学校に対しインターネットをアクセスするための予算が計上されたと聞くが、いかがかとの質疑に対し、御指摘の情報については、文部省から通知が来ており、内容は2003年を目標に整備を進めるものであり、第一段階として、当市も今年度2小学校にコンピューター機器を設置し、目標に向かって情報機器を充実し、情報教育関係の整備を図っていきたいとの答弁がありました。  この答弁に対し、今後も関係情報の収集を積極的に行い、教育行政を推進していただきたいとの要望意見がありました。  以上で質疑を終結し、討論に入ったところ、予算全体としては市民の暮らしに必要な予算編成であり、理解はするが、税収の見通しが非常に厳しい中で、市民の暮らしに直接係わる交通安全対策予算、教育・文化体育の振興予算及び消防予算の各種補助金や助成金が減額されている状況は、むしろ増額していく部分もある。むろん見直しをするべきものは当然見直しをすべきであるが、今回の関係予算の削減は全体に削りやすいところを削るという感覚を持つものである。このような厳しい財政状況下では、特別職及び議員の報酬値上げは行うべきものではなく、むしろ早急にやるべきことは職員人件費のあり方、特に定年延長の問題や退職金条例の在り方等について見直しをすべきである。したがって、原案には同意できないという意見。  また、行政改革の折、特別職並びに議員の報酬値上げは実施すべきでないという意見がありました。  次に、原案に賛成の立場から、行政改革の折、議員の視察予算も厳しく、年々窮屈な視察となっているが、必要な予算であり、当局側の御理解をいただきたい。また、各種保守点検、損害保険料及び印刷製本関係の委託契約及び発注等については、一定の委託先と契約することなく、入札制度の導入及び交替制を取り入れるなど、公平性及び透明性に努めていただきたいという意見がありました。  かくして、議案第1号中、当委員会所管に係る予算については、採決した結果、賛成者多数をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第3号「平成10年度津島市土地取得特別会計予算」については、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第9号「津島市コミュニティ施設の設置及び管理に関する条例の制定について」、本施設の名称を大崎会館と命名した理由は何かとの質疑に対し、本施設は既に故人となられた「大崎とよ子さん」からの寄附により建設されたため、大崎の姓を施設の名称としたものであるとの答弁がありました。  次に、本施設の敷地面積及び建築面積について説明が願いたいとの質疑に対し、敷地面積については1,201平方メートルであり、また、建築面積については305.1平方メートルであるとの答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第9号は、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第10号「津島市役所支所設置条例の一部改正について」は、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第11号「津島市議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、討論に入ったところ、原案に反対の立場から、本議案については反対であるという意見がありました。  かくして、議案第11号については、採決した結果、賛成者多数をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第12号「津島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」、県下各市の報酬額と比較すると、当市の状況はいかがかとの質疑に対し、県下各市と比べても非常に低い状況にあるとの答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第12号は、採決した結果、賛成者多数をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第13号「津島市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について」、議案第14号「津島市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について」及び議案第15号「津島市実費弁償に関する条例の一部改正について」、以上3議案については、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、採決した結果、3議案とも賛成者多数をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第16号「津島市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」、本条例の改正内容を具体的に説明が願いたいとの質疑に対し、今回の条例改正は、臓器の移植に関する法律の施行に伴い、脳死した者の身体に対する療養補償を追加するもので、臓器を提供した者が費用を負担すると規定されているとの答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第16号は、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第17号「津島市職員等の旅費に関する条例の一部改正について」は、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、採決した結果、賛成者多数をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第18号「津島市公共物管理条例の一部改正について」、当市の公共物占用料金等の歳入項目について、説明が願いたいとの質疑に対し、17款諸収入、5項6目雑入9節その他雑入へ歳入するものであるとの答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第18号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第19号「津島市市税条例の一部改正について」、議案第26号「津島市災害対策本部条例の一部改正について」、議案第27号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」、議案第28号「津島市火災予防条例の一部改正について」及び議案第30号「平成9年度津島市一般会計補正予算」中、当委員会の所管に係る予算について、以上、5議案については、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、採決した結果、5議案とも全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 9: ◯議長位田昭男君)[ 193頁]  以上をもって、各委員長の報告は終わりました。
     ここで15分間休憩いたします。        午前10時36分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午前10時51分 開議 10: ◯議長位田昭男君)[ 193頁]  休憩前に引き続き会議を進めます。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 11: ◯13番(垣見信夫君)[ 193頁]  総務委員会総務委員長にお尋ねをいたします。  今朝の新聞によりますと、自治省通知を無視と、朝日新聞のこういう大きな見出しで、いわゆる勤勉手当、特別職3人に対して出されておると、こういうことが大きく報道されたわけであります。過日の総務委員会では、このことについて質疑がなされましたでしょうか、どうかをお尋ねをいたします。 12: ◯5番(真野剛一君)[ 193頁]  ただいまの垣見議員の質問でございますが、私の記憶に間違いなければ、そういうことはなかったと思います。以上、報告申し上げます。 13: ◯13番(垣見信夫君)[ 193頁]  もう1点、お尋ねをいたします。質疑というのは、いわゆる議員が理事者側にいろんなことを問いただすことであります。一方的にでもあろうかと思いますが、理事者側からの、このことについての説明はあったでしょうか。お尋ねをします。 14: ◯5番(真野剛一君)[ 194頁]  垣見議員にお答えいたします。そういう報告も受けてないと思います。 15: ◯23番(寺田 武君)[ 194頁]  総務文教委員会の委員長にお尋ねをしたいと思います。  議案第11号、津島市議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関することの審議のことでありますが、これは言うまでもなく当初は説明によれば報酬審議会の慎重審議の結果、また、諮問をした市側の方も再三にわたる延伸をしながら、一定の社会状況、他市との状況等を勘案された上で諮問をされ、そして慎重審議の結果、報酬審議会が答申をされた。その結果を受けての委員会の質疑がさまざまにあったと思われるわけでありますが、今の社会状況、また、経済状況、そしてもう一つは、要するに感情的な意味からするならば、今の時期にこれはふさわしいことではないというような意見も、市民の方々から多数あるわけであります。したがいまして、議会の審議の場でこの予算案等について、条例案等について、今の時期としては市民感情からしても適切な時期ではない。したがって、本予算等については、しかるべき時期まで凍結しなさいとか、いったん棚上げにすべきであるとか、また、未執行にするべきであるというような議論があったのか、なかったのか、委員長にお尋ねをいたします。 16: ◯5番(真野剛一君)[ 194頁]  寺田議員にお答えいたします。ただいまあの壇上より、きちんと委員会報告をさせていただきました、あのとおりでございますので、御了解をいただきたいと思います。 17: ◯23番(寺田 武君)[ 194頁]  審議があったのか、なかったのかということに対しての委員長からの報告がありましたが、基本的には、そういった分野についての審議も、やはり委員長としては取り計らうなり、また、いい意味で多角的な議論が展開されるべきであると、そのように思うわけです。そういったお取り回しについて、委員長としてのお考えはいかがであったのか、お尋ねします。 18: ◯5番(真野剛一君)[ 194頁]  十分に審議をさせていただいて、取りまとめをいたしたつもりでございます。報告させていただいたとおりでございますので、御理解をいただきたいと思います。 19: ◯議長位田昭男君)[ 194頁]  質疑も尽きたようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。 20: ◯13番(垣見信夫君)[ 194頁]  委員長に対する質疑が終わりました。緊急に理事者側の皆さんに1~2点、質問をしたいと思います。むろん、われわれ少なくとも私は、今朝の新聞の報道によって、初めて市の三役にこれだけの勤勉手当という名目でお金が支出されておると、こういうことを初めて知ったわけであります。私の資料も今日の朝の新聞だけしかありませんので、詳しいことは分かりませんが、いずれにしましても愛知県下31市の中で、津島、犬山、江南、稲沢、尾西、岩倉の6市なんですね。隣の三重県では13市のうち、五つの市がこういうことをやっておると、こういうことが報道されておるわけです。金額も400万円を超す、これだけの大金なわけであります。私がお尋ねをしたいのは、こういう勤勉手当について、自治省の通達は、明らかに適当ではないよと、こういうことを通知をしておるんです。─(傍聴席より弥次起こる)─。愛知県からでもこのことについては改めるべきだと、こういって強い指導がなされておるのであります。こういったことをなぜ総務委員会の方でも、理事者側からとして、こういうことだというふうに、素直に提示をして、説明をしなかったのか、あるいはこういった勤勉手当そのものというものは、監督者がいわゆる下でといったら失礼ですが、働いている皆さんに勤務評定を付ける立場の人たちですね、その人たちが勤勉手当をもらう、こんなことは本当におかしな話なんです。─(傍聴席より弥次起こる)─この辺のことについて、きちっと説明を求めるものであります。 21: ◯議長位田昭男君)[ 195頁]  お諮りいたします。ただいまの発言のとおり決することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、垣見信夫君の質問を受理します。 22: ◯市長公室長(日比野正和君)[ 195頁]  ただいまの垣見議員さんの件について、お答え申し上げます。  今日の朝日新聞の記事につきましては、昨日2~3分の電話取材により、こういう掲載になったわけです。私どもは真意が伝わらなくて大変困惑しているのが事実でございます。今の垣見先生のことについて、少し御説明させていただきます。  議員さんの期末手当につきましては、津島市議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の第5条に掲げてありますように、その年間に支払われる額は5.2か月になっております。それは6月に2.2か月、12月に2.5か月、3月に0.5か月の5.2か月でございます。  市長初め三役の手当につきましては、期末手当として年間4か月分、6月に1.6か月、12月に1.9か月、3月に0.5か月、それから勤勉手当として1.2か月分、6月に0.6か月、12月に0.6か月、合計して5.2か月でございます。  この新聞にありますように、名古屋市を除く24市は、既に条例等で議員さんの報酬にあわせた5.2か月分として条例改正されておるわけです。この津島市、犬山、江南、尾西、稲沢、岩倉の6市については職員に準ずるという条例があります。津島市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の第4条で、諸手当の中で、期末勤勉手当は職員の例による。それから期末手当は第22条で4か月とする。それから勤勉手当は22条の2で1.2か月とし、5.2か月とするということになっております。  したがいまして、この新聞に書いてありますように、6市が愛知県の中でこういう状態でありますので、早急にこれを議員さんの条例に合わせるのか、また、国が行っておりますように管理職加算手当として俸給の25パーセントに組み込むのか、これは再考する必要があるということで申し上げたのですが、これが正しく伝わらなくて、こういう新聞記事になったことは大変私どもは遺憾に思っております。以上でございます。 23: ◯13番(垣見信夫君)[ 196頁]  非常に役所用語を使われて、いわゆる美辞麗句を並べ立てたわけであります。いわゆる行政法の専門家、名古屋大学の市橋先生は、こういうコメントを出してみえるんですね。特別職の給与は一般職の給与と違って、特別報酬審議会という別の枠組みで決められておると。つまり報酬審議会の答申によって、特別職の給与は決まるんだよと、こういうことですね。それで、勤勉手当は出せないということになっておるわけです。ところが勤勉手当の支給が残っている制度の趣旨は、勤勉手当の支給が残っている制度の趣旨に合わず、これは望ましくないと。われわれ議会や住民も今後このことについてはきちっとチェックをしないかんと、こういうふうに名古屋大学の専門家の行政法の先生はおっしゃってみえます。そして、先ほどの話の続きですが、自治省の給与課、いわゆる国の方の担当課の話も、勤勉手当は能力給に当たり、勤務成績や出欠状況などに応じて支給することになっている。したがって勤務評定を付ける側にある三役への支給は直ちに中止すべきだと。いわゆる国の自治省がそう言っておるんです。こういうことがありますよということをなぜ、総務委員会で自分たちの方から説明をしなかったのか。─(傍聴席より弥次起こる)─そのために私は先ほど総務委員長にお尋ねをしたんです。こういう説明がありましたかというお話をしたわけであります。自治省はもう既に1968年に三役には支給しないようにということの通知をきちっと出しておるんです。にかかわらず、今まで、こういうふうに出てきた。われわれも初めてこの朝日新聞をして知り得たわけですが、こういったことが続けて、この不況の時代に、過日のマスコミの報道なんか見てみると、会社を生き残らせるために自分の命を断ってその保険金で会社を頼むと言って、そのような遺書を残して言われた、民間にはそういう経営者もあるんです。なぜ、われわれや市長、助役、収入役、教育長、われわれ議員の給与が、ここでなぜ上がらなければならないのか、世間は本当にそれでいいんだろうか、全く住民からするなら、素朴な疑問なわけであります。市長は、こういうことについて、どう考えてみえますか。 24: ◯議長位田昭男君)[ 196頁]  傍聴人に申し上げます。傍聴席からの声援あるいは拍手による応援は、これを禁止しておりますので、御静粛にお願い申し上げます。 25: ◯市長(山田克己君)[ 196頁]  まず、今の問題は2点あろうかというふうに思っております。  まず、第1点は、特別職並びに議員のいわゆる今回の値上げといいますか、報酬アップと申しますか、それについての1点。これは最初の議会、また、一般質問のときにも私の方からお答えを申し上げました。  私どもの特別職並びに議員の報酬に関しましては、特別職報酬審議委員会の方で出されることでありまして、その方々が何日も暇ざいをおかけし、また、いろんな角度から、これを御審議賜って私の方へ答申をいただいたものでございます。したがいまして、その特別職の報酬審議委員会の方々がいろんな角度で御検討願ったものを、私が握りつぶすというわけにはまいりませんし、また、私がコメントをするわけにもまいりませんので、提案をさせていただいたということでございまして、この決定につきましては、議員の中から委員会をつくって、そこでいろんな角度で、先ほども寺田議員の方から、いろんな御発言がございましたが、その席上で、どうしてだ、凍結ということもあったのではないかとか、延期ということもあったのではないかということで御質疑があったとおりでございます。そういうことで、特別職の報酬の件については申し上げたとおりです。  もう1点、今朝の朝日新聞のことでございますが、役所言葉でいうと、大変難しいでというお話でございましたので、私は役所にまだ慣れておりませんので、平たい言葉で申し上げます。  愛知県で31市あるわけでございますが、いわゆる名古屋市を除く30市、そのうちの津島、犬山、江南、岩倉、尾西、稲沢等々6市が、今朝の新聞に出て、これはおかしいやという形で出ておったということでございます。これは確かにおかしいと私も思います。  いわゆる勤務評定をやる者が、勤勉手当が付くというのは、これはおかしいというふうに思っております。だけど、これは私どもの方で、前々からこういう形でおかしいんじゃないのかなあということで、内部では言っておりましたが、正直申し上げまして、私ももう直っておるだろうなというふうに理解をいたしておりました。しかし、勤勉手当という形で上っておってはおかしいというふうに思っております。  で、これはほかの市は、30市のうち6市はそうでございますが、24市はもうとっくに数年も十数年も前に、いわゆる期末手当という形で、これは一般の議員の皆様方も津島市議会の皆様方も同じでございますが、1年間5.2か月分、いわゆる期末手当という形で出ております。  ところが私どもには先ほど言いました勤勉手当という形が残っておるものですから、だから私どもは1年間を通じて4.0か月分、要するに1.2他の24市よりは少ないわけです。だからその1.2を入れますと、他市の24市と、また、議員の皆様方と一緒になるわけです。ところがそうは言いましても、やはりおっしゃるとおり、勤勉手当という形で付けておってはおかしいと、私もそう思います。こういう形はぜひ直していかんと、要らん誤解を招いたり、今日もたくさん大勢の方がみえておりますけれども、あたかも6市だけが突出してこういう形をとっておるように誤解を受けやすいというふうに思っておりますので、直ちに改めたいというふうに思っております。以上です。 26: ◯13番(垣見信夫君)[ 197頁]  あと1点ほどお尋ねをしておきます。  一つは、市長もそういうことで勤勉手当と、こういう恰好はいかんよと、今こういうことを言っておるわけですね。それはそれで気がついたところで、人間だれでも間違いがあるんですから、気がついた時点で、次の議会なり何なりで、あるいは条例の策定が必要ということならば、直ちにそういう手続きに入っていただきたいと、こういうことをまず、1点、きちっとお話を申し上げておきます。  それから、愛知県と三重県、愛知県6市、三重県5市ですね。11市あるわけですが、そこの中で津島市だけが最もこの金額多いんですね。403万円、こういう金額なんですね。これについて、事務方の方で説明ができるでしたら、きちっと説明をしていただきたい、そんなふうに思います。 27: ◯市長公室長(日比野正和君)[ 198頁]  新聞の記事でこういう書き方をされますと、さも津島市だけがということになりますが、この議会で御説明いたしましたように、市長の順位というのは県下で20番でございますが、稲沢、尾西、岩倉が、それより1番、2番ぐらい下でございます。それから助役も18番でございますが、それ以下の市でございまして、収入役もそういうことになっております。したがいまして、総トータルしますと、1.2、これは本俸調整約束加算等を入れた額によるものですが、そういうものを換算しますと少しその額が多いということでございますので、御理解をお願いしたいと思います。 28: ◯議長位田昭男君)[ 198頁]  以上で、緊急質問を終結いたします。  これより第1号議案から第36号議案までの討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。 29: ◯10番(水谷俊夫君)[ 198頁]  討論に入ります前に、初めに今の市長答弁に対する意見を述べさせていただきます。  ただいまの市長答弁ですと、報酬審議会から答申をいただいたものを、握りつぶすわけにはいかんと、こういう答弁であったわけですが、答申をいただいても、その市の財政状況や経済状況を勘案して、それを凍結する市長もたくさんあると、こういう点を申し添えさせていただきたいと思います。  それでは反対討論に入ります。  われわれ市政刷新クラブ5名は、市四役の給料や、特別職の報酬アップなどが絶対的に悪であるという立場を取るものではありません。当市の置かれた県下31市で、28番目ぐらいの財政状況の好転や、市民の理解と納得が得られるなどの理由があり、そのための手続きが踏まれているならば賛成するのにやぶさかではありません。  しかしながら、毎年毎年、苦しくなってきている財政状況にかんがみて、そして予算の中に占める人件費比率を下げるために、昨年4月から運用面において職員の給料一部カットなどを実施し始めた最中でもあり、一方、われわれ議員には報酬のほかに政務調査費として毎月2万円が支給されている現状であります。そしてまた、先ほど来議論になりました本日の今朝の朝日新聞で報道されていることが市三役に対する説明は終わりましたので、これは省きますが、そういう状況下にあって、一方では今日の深刻な長引く不況の中で、民間企業の経営者は企業生き残りのためにボーナスカットや定期昇給のストップ、そしてまた、リストラ等のいわゆる思い切った断行など、あらゆる合理化をおし進めておる最中、マスコミ等の報道によりますと、自分の命を捨てて、その保険金で会社の存続を図って、そこで働く労働者やその家族が路頭に迷うことなく安定した生活が送れるようにと願って自殺した経営者がいると報道されております。  このような民間では不況の大変な時期において、なぜ今、市四役やわれわれ特別職の報酬をアップしなければならないでしょうか、理解に苦しむのであります。  われわれ市政刷新クラブ5名は、市四役の給料アップや特別職の報酬アップを今のままに据え置いて、分相応のままにしておいて、その分の金額を日の当たらない真の弱者である市民のための施策に使用すべきであるとの観点に立って、本議会に提案されました議案のうち、給料や報酬、そしてまた、費用弁償などのアップが盛り込まれたところの議案第1号「平成10年度津島市一般会計予算」を始め議案第11号から15号までと、議案第17号の7議案に対しては反対の立場を表明するものであります。以上です。 30: ◯市長(山田克己君)[ 199頁]  今の御意見に対しまして、私も一言申し上げます。  一般質問等々のときに、津田議員の方から特別職報酬審議委員会は、より市長に近い方も入ってみえるというお話があったかというふうに記憶をいたしております。したがいまして、特別職報酬審議委員会が開かれる前に、いろいろな形で私どもの方へ市長の考えを問うということで、実は私自身としては今の情勢、社会情勢、経済情勢を見て、ぜひ見送ってくださいということをお話をいたしました。その上で、特別職報酬審議委員会から、先ほど申し上げましたアップという形で答申をいただいた以上、水谷議員がおっしゃるように、これを突き返すわけにはまいりません。 31: ◯議長位田昭男君)[ 199頁]  山田市長、申し訳ありませんけれども、今、反対討論でございます。  ほかにありませんか。 32: ◯21番(杉山良介君)[ 199頁]  議会最終日ということで、議案についての意見を申し述べたいと思いますが、先ほど来の議会運営に関して一言申し上げておきますと、やはり議会には議会の運営のルールがあるわけでありますから、今日はどういうことをやるのだ、このことをちゃんと議運で決めておるわけです。そういう中で、もちろん議長の議場整理権に基づくものでありますが、反対討論に対して市長が一々答弁をするというようなことは、これまでなかったことでありますから、その点については今後の議事運営について十分注意をしていただきたいと最初に申し上げておきます。  それでは、議案の一括上程ということでありますから、提出された議案に関連して意見を申し述べておきます。  今議会に提出をされております各議案は、市民の皆さんの暮らしにかかわる重要な案件であります。その中で、私ども日本共産党議員団として本会議での一般質問、あるいは常任委員会での議案審議の中で問題と思われる点、あるいは改善をすべき点、こういう点については指摘をしてきたところであります。  まず、平成10年度の津島市一般会計予算を見ますと、長引く不況のもとで市税の収入が年々厳しくなっておるところであります。  そうした中で、新しい事業や施策も取り組まれてはおりますが、一方では障害者団体や老人クラブ、婦人会、PTA、交通安全、消防関係、社会体育の振興、あるいは学校関係など、市民の皆さんの暮らしにかかわるところのいろんな団体に対する補助金、助成金が1割前後のカットがおしなべて行われておるわけであります。もちろん補助金の中には見直しをすべきものもありますが、今述べましたような市民の暮らしにかかわるところの各分野の活動を補助あるいは助成をするような、こういった内容については削るべきではないと考えるわけであります。  そして、今議会では、先ほど来問題となっておりますように、特別職及び議員の報酬値上げの提案がされておりますが、財政状況が非常に厳しい中で、そして今、市民本位の行財政の改革を進めていこうという取り組みがなされている最中に、このような引き上げは行うべきではないと私どもは考えるわけであります。  また、職員の人件費や労働条件に関しても、現業職員の定年延長問題、あるいは職員の退職金の支給に関する優遇措置等、人件費のあり方やその内容については、法令や条例に沿って早急に見直しをすべきという指摘をしてきたところであります。今、大事なことは市民の皆さんの立場から見て分かりやすい内容であること、納得できる内容であること、この点から見て、今、市の行政の中にはまだまだ改善すべき点が幾つかあるというふうに考えるわけであります。  以上の理由から、議案第1号の、平成10年度津島市一般会計の予算、それから議案第11号、13号、14号の、議員と市長、助役、収入役、教育長の報酬並びに給与等の引き上げに関する条例の改正については反対であります。  また、議案第21号の、津島市の保育所入所措置条例等の一部改正については、保育に対する法的責任をあいまいにすることになるのではないかという危惧の声が寄せられております。そういう内容でありますから反対であります。  以上をもって反対討論といたします。 33: ◯議長位田昭男君)[ 200頁]  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 34: ◯4番(加藤忠篤君)[ 200頁]  賛成ということで討論に加わらさせていただきたいと思います。  この3月議会、新年度の当初予算ということで大変市民の生活に重要な予算ばかりが計上されているのではないかと思います。そんな中、11号、12号、今、問題になっておる部分、一部抱えておりますが、この部分に対しては、今後、まだ6月、10月、12月と、議会も開かれると思いますので、その中でもっと論議をして、やっていただいて、今議会に出されております議案第1号、本当に大事な予算ばかりが乗っておりますので、この部分に対しては、私としては賛成ということで進めていきたいと思います。 35: ◯議長位田昭男君)[ 201頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって討論を終結いたします。
     これより採決に入ります。  まず、議案第1号「平成10年度津島市一般会計予算」を採決いたします。  議案第1号「平成10年度津島市一般会計予算」は、各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって議案第1号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号「平成10年度津島市国民健康保険特別会計予算」から、議案第5号「平成10年度津島市老人保健特別会計予算」まで、以上、4件を一括採決いたします。  議案第2号「平成10年度津島市国民健康保険特別会計予算」から、議案第5号「平成10年度津島市老人保健特別会計予算」までの各議案は、総務文教委員長及び民生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第2号から議案第5号までの各議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号「平成10年度津島市民病院事業会計予算」から、議案第8号「平成10年度津島市上水道事業会計予算」まで、以上3件を一括採決いたします。  議案第6号「平成10年度津島市民病院事業会計予算」から、議案第8号「平成10年度津島市上水道事業会計予算」までの各議案は、民生病院委員長及び建設水道委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第6号から議案第8号までの各議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号「津島市コミュニティ施設の設置及び管理に関する条例の制定について」及び議案第10号「津島市役所支所設置条例の一部改正について」を一括採決いたします。  議案第9号「津島市コミュニティ施設の設置及び管理に関する条例の制定について」及び議案第10号「津島市役所支所設置条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第9号及び議案第10号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号「津島市議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第11号「津島市議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって議案第11号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号「津島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第12号「津島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって議案第12号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号「津島市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について」及び議案第14号「津島市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について」を一括採決いたします。  議案第13号「津島市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について」及び議案第14号「津島市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって議案第13号及び議案第14号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号「津島市実費弁償に関する条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第15号「津島市実費弁償に関する条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって議案第15号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号「津島市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第16号「津島市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第16号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号「津島市職員等の旅費に関する条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第17号「津島市職員等の旅費に関する条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって議案第17号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号「津島市公共物管理条例の一部改正について」から、議案第20号「津島市使用料及び手数料条例の一部改正について」まで、以上3件を一括採決いたします。  議案第18号「津島市公共物管理条例の一部改正について」から、議案第20号「津島市使用料及び手数料条例の一部改正について」までの各議案は、総務文教委員長及び経済環境委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第18号から議案第20号までの各議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号「津島市保育所入所措置条例等の一部改正について」を採決いたします。  議案第21号「津島市保育所入所措置条例等の一部改正について」は、民生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって議案第21号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号「津島市小集落地区改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について」から、議案第25号「津島市上水道条例及び津島市下水道条例の一部改正について」まで、以上4件を一括採決いたします。  議案第22号「津島市小集落地区改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について」から、議案第25号「津島市上水道条例及び津島市下水道条例の一部改正について」までの各議案は、各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第22号から議案第25号までの各議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号「津島市災害対策本部条例の一部改正について」から、議案第29号「市道の路線認定について」まで、以上4件を一括採決いたします。  議案第26号「津島市災害対策本部条例の一部改正について」から、議案第29号「市道の路線認定について」までの各議案は、総務文教委員長及び建設水道委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第26号から議案第29号までの各議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号「平成9年度津島市一般会計補正予算」を採決いたします。  議案第30号「平成9年度津島市一般会計補正予算」は、各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第30号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号「平成9年度津島市国民健康保険特別会計補正予算」から、議案第33号「平成9年度津島市老人保健特別会計補正予算」まで、以上3件を一括採決いたします。  議案第31号「平成9年度津島市国民健康保険特別会計補正予算」から、議案第33号「平成9年度津島市老人保健特別会計補正予算」までの各議案は、民生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第31号から議案第33号までの各議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号「平成9年度津島市民病院事業会計補正予算」から、議案第36号「平成9年度津島市上水道事業会計補正予算」まで、以上3件を一括採決いたします。  議案第34号「平成9年度津島市民病院事業会計補正予算」から、議案第36号「平成9年度津島市上水道事業会計補正予算」までの各議案は、民生病院委員長及び建設水道委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第34号から議案第36号までの各議案は原案のとおり可決されました。  ここで午後1時まで休憩いたします。        午前11時37分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午後1時00分 開議 36: ◯議長位田昭男君)[ 204頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第2「行財政調査特別委員会審査経過報告」についてを議題といたします。  行財政調査特別委員長の報告を求めます。        行財政調査特別委員長 北島富良君〔登 壇〕 37: ◯2番(北島富良君)[ 204頁]  ただいま議題となりました行財政調査特別委員会の審査の経過について御報告を申し上げます。  本委員会は、平成10年2月3日及び27日の両日にわたり行財政改革の根幹となる「定員管理及び給与の適正化の推進」と、「民間委託化の検討」についてを最重点課題と位置づけ審査を行いました。  まず、「定員管理及び給与の適正化の推進」については、自治省モデルにおける大部門以上定員管理診断表に対し、当市が実施した行政診断の定員の誤差について、どう考えているのかという質疑に対し、自治省モデルと当市が実施した行政診断では、57名弱の誤差が生じているが、自治省モデルは今の当市の機構に対する定員モデルであり、行政診断は機構と実態を含めた形で示されているという趣旨の答弁がありました。  さらに、関連して、県が出している「市町村行政のあらまし」では、県内の都市部における人口1,000人当たりの一般職の職員数の平均は7.6人であったと記憶しているが、当市の場合、これに置き換えると約60人の職員が多いという点についていかがかという質疑に対し、当市は人口1,000人当たりの職員数は8.9人であるが、県が示した数値より1.3人多いのは、委託・直営の部分が深くかかわっているという趣旨の答弁がありました。  次に、当市が実施した行政診断では、他の類似団体と比較して、総合現業事務所の職員19人は3.3人で15.7人多く、清掃事務所の職員43人は22.3人で20.7人多いという報告であるが、これについてどのように考えているのか。また、総合現業事務所の今後の位置付けはいかがかという質疑に対し、これまで直営でやってきた流れから、このような数字になっており、行政診断では道路補修とか公園管理については、各担当課に現業部門を張り付けた結果、総合現業事務所の職員は3.3人でよいということであるので、現在、行政改革の中で組織の見直しを行っており、総合現業事務所のあり方も含め、行政診断も参考にしながら、すべての組織を見直して、定員削減を図っていきたいという答弁がありました。  次に、今後の定員管理計画については、退職者による欠員は基本的には補充しないということで進まないとこの問題はいつまでも解決しないと思われるが、いかがかという質疑に対し、当市の職員の年齢構成から、ある年度においては、一度に30人程度の定年による退職者が出る年もあれば、約10年は全く定年による退職者がいないという異常な状態である。こうしたことから現在の社会情勢により、多くの優秀な人材が職員採用試験に応募してきており、こうした人材を確保していくことが当市にとって将来的に有形無形の戦力になると考えられ、退職した数だけ補充することは考えていないが、将来を見据えた採用をしていきたいという趣旨の答弁がありました。  この答弁に対し、退職者の補充を必要最小限に押さえていく中で、それに合わせ委託化を進めていく必要があると思うがいかがかという質疑に対し、現業職については、必要最小限度の採用で行っており、一般職でも退職者の6割程度の補充で行っている。これにより、定員削減の計画として、10年間で少なくとも100人の職員を削減する計画を持っており、委託化も進めていきたい。事務系職域でも委託化を検討するよう進めており、当市の行政改革の中でも位置付けて、毎年ローリングをしながら進めていきたいという答弁がありました。  次に、当市は平均給与額も高くなっており、その見直しも行わなければならないが、その辺はいかがかという質疑に対し、給与の見直しについては、管理職手当等の引き下げのほか、特に一般職においては給料表の5級から6級への級別資格基準年数を10年に延長したこと、初任給の給与を1号級下げたことにより、ラスパイレスが当市は現在104.6パーセントで、愛知県が104.4パーセントであるが、来年度には103パーセント程度になると推計しており、本年採用された職員が定年退職するまでの生涯賃金は、退職手当を含め約1,400万円の削減になり、給与では700万円の減になる。当市の場合、愛知県下の各市にはない削減の数値目標を決めており、それに向けて進めているとの答弁がありました。  この答弁に関連して、市全体の職員数並びに給与水準の見直しについては、行財政改革の重要課題とされており、理事者においては精力的に取り組んでいただきたいという趣旨の要望意見がありました。  次に、退職の延長については、現業職が対象となっているが、60歳の現業職で、給与が800万円を超える職員を毎年延長しなければならない理由は何かというのが一番大きな問題で、職種を考えても、延長する必然性があるのかという趣旨の質疑に対し、この件については、来年度退職対象者から延長制度を廃止するとの答弁がありました。  次に、労使間の協定書には、職員組合及び現業公営企業職員評議会と取り交わしているが、両者とも必要なのか。また、協定書も相当古いものもあり、首長も代わればその首長と協定を結ぶよう見直す必要があるのではないかという質疑に対し、協定書についても早急に見直していきたいという答弁がありました。  次に、「民間委託化の検討」についてであります。  学校給食センターの建て替えに伴う委託化については、給食を単独で行っている市内4小学校も包括して考えているのかという質疑に対し、現在、教育委員会において総合的な見直しも含め検討をしているところであるとの答弁がありました。  この答弁に対し、学校給食センターの建設のあかつきには、民間委託化も同時に行っていただきたいという要望意見がありました。  さらに、名古屋市では、高速道路導入前は単独校方式で行っていたが、高速道路完成により人件費削減等でセンター方式に切り替え、豊田市では、給食の配送を民間に委託し行っているので、他市とは交通事情等の状況も違うと思うが、十分検討して委託化を進めていただきたいという趣旨の要望意見がありました。  次に、行政の全般的な委託化についての考えはいかがかという質疑に対し、事務系職域部門も含め、すべて見直すという考えで委託化を進めていきたいという答弁がありました。  以上を踏まえ、行財政改革の推進に当たっては、市民の立場に立った、市民が納得できる行財政改革が達成されるよう積極的に取り組んでいただきたい。  また、当委員会としても、当局が行財政改革を推進していく上で、今後も必要の都度、調査検討を行い、社会経済情勢の変化に対応した効率的な市政の推進が図れるよう指摘・要望を行っていきたいと考えております。  以上で報告を終わります。
    38: ◯議長位田昭男君)[ 207頁]  行財政調査特別委員長の報告は終わりました。  ただいまの報告に対し、質疑、御意見はありませんか。        〔「なし」と呼ぶ者あり〕  質疑、御意見もないようでありますから、これをもって行財政調査特別委員会の審査経過報告を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。        午後1時13分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午後1時45分 開議 39: ◯議長位田昭男君)[ 207頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第3、議案第37号「津島市助役の選任について」を議題といたします。        〔助役 杉山利雄君退席〕  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 山田克己君〔登 壇〕 40: ◯市長(山田克己君)[ 207頁]  ただいま、上程されました議案第37号「津島市助役の選任について」は、平成10年4月26日をもって任期満了となりますので、後任者を選任するものであります。  後任者といたしましては、津島市中一色町市場161番地、杉山利雄君、昭和10年9月9日生を選任いたしたいと存じます。何とぞ御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 41: ◯議長位田昭男君)[ 207頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第37号「津島市助役の選任について」同意を求める件は、これに同意することに御異議ございませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第37号「津島市助役の選任について」同意を求める件は、これに同意することに決しました。        〔助役 杉山利雄君着席〕  この際、ただいま選任されました杉山利雄君から、ごあいさつをしたい旨の申し出がありましたので、これを許可いたします。        助役 杉山利雄君〔登 壇〕 42: ◯助役(杉山利雄君)[ 207頁]  一言ごあいさつを申し上げます。  ただいまは格別の御高配により、御同意を賜り、再び津島市助役の重責を担うことになりました。まことに身に余る光栄であり、心から御礼申し上げる次第であります。  この上は気持ちを新たにし、微力ではありますが、長年の役所生活の経験を生かし、津島市発展のため全力をあげて山田市長を補佐し、誠心誠意職務を全うする所存であります。浅学非才ではございますが、今後とも皆様方の格別なる御指導、御鞭撻を賜りますよう切にお願いを申し上げ、簡単ではございますがごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手) 43: ◯議長位田昭男君)[ 208頁]  次に、日程第4、議案第38号「津島市収入役の選任について」を議題といたします。        〔収入役 小島弘紀君退席〕  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 山田克己君〔登 壇〕 44: ◯市長(山田克己君)[ 208頁]  ただいま、上程されました議案第38号「津島市収入役の選任について」は、平成10年4月26日をもって任期満了となりますので、後任者を選任するものであります。  後任者といたしましては、津島市南門前町1丁目39番地、小島弘紀君、昭和12年1月1日生を選任いたしたいと存じます。何とぞ御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 45: ◯議長位田昭男君)[ 208頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第38号「津島市収入役の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに御異議ございませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第38号「津島市収入役の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに決しました。        〔収入役 小島弘紀君着席〕  この際、ただいま選任されました小島弘紀君から、ごあいさつをしたい旨の申し出がありましたので、これを許可いたします。        収入役 小島弘紀君〔登 壇〕 46: ◯収入役(小島弘紀君)[ 208頁]  一言お礼を申し上げたいと思います。  ただいまは市議会の選任同意を賜り、再び津島市収入役の重責を担うことになりました。まことに身に余る光栄であり、心から厚く御礼を申し上げます。  この上は微力ではございますが、杉山助役とともに全力を尽くして山田市長を補佐し、その職務を果たしていく覚悟でございます。何分にも不惑不敏の身ではありますが、今後とも皆様方の御指導と御鞭撻を賜りますようにお願いを申し上げ、簡単でございますがお礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) 47: ◯議長位田昭男君)[ 209頁]  次に、日程第5、諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」を議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 山田克己君〔登 壇〕 48: ◯市長(山田克己君)[ 209頁]  ただいま、上程されました諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」は、大森松夫委員の死去に伴い、後任者を推せんするものであります。  後任者といたしましては、津島市光正寺町13番地、湯澤朋幸君、昭和8年1月20日生を推せんいたしたいと存じます。何とぞ御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 49: ◯議長位田昭男君)[ 209頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま、議題となっております諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」は、別段異議はないと決することに御異議ございませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」の件は、異議はないと決しました。  以上をもって、本議会に付議されました案件は全部議了いたしました。  よって、今期定例市議会はこれをもって閉会いたします。        午後1時54分 散会  ──────────────── ◇ ◎ ◇────────────────                閉   会   式        午後1時54分 開式 50: ◯議会事務局長(八木 実君)[ 210頁]  ただいまから、閉会式を行います。御起立を願います。        〔全 員 起 立〕        〔議長 位田昭男君登壇〕 51: ◯議長位田昭男君)[ 210頁]  閉会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様方におかれましては、極めて真剣にして熱誠溢れる御審議を賜り、本定例会に付議されました平成10年度一般会計予算を始め、全議案の議決決定をみるに至りましたことは市勢伸展のためまことに御同慶にたえないところであります。  ここに今定例会における議員の皆様方を始め、理事者各位の御心労、御努力に対し、深く感謝の意を表する次第であります。  当局におかれましては、審議の過程において表明された各議員の意見並びに要望を十分尊重せられ、市政の運営に格別の御尽力をいただきますよう希望いたすものであります。  日ごとに暖気増し、春色ようやく整う季節を迎え、皆様方におかれましては一層御自愛の上、御活躍賜りますようお願い申し上げまして閉会のごあいさつといたします。  ありがとうございました。        〔市長 山田克己君登壇〕 52: ◯市長(山田克己君)[ 210頁]  一言御礼のごあいさつを申し上げます。  平成10年第1回津島市議会定例会が去る3月9日から本日まで、16日間にわたり開会されましたが、議員の皆様には連日極めて御熱心に御審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。  今議会中に議員各位から寄せられました御意見、御要望につきましては、十分配慮いたしまして、今後の市政運営に当たる決意であります。  花の便りも聞かれる季節となりましたが、議員各位におかれましては、健康に十分御留意くださいまして、市勢伸展のため格段の御指導、御協力を賜りますようお願いを申し上げ御礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。 53: ◯議会事務局長(八木 実君)[ 210頁]  以上をもちまして、閉会式を終わります。        午後1時57分 閉式  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
           議  長    位 田 昭 男        署名議員    日 比 安 昭        署名議員    垣 見 信 夫 発言が指定されていません。 Copyright (c) Tsushima City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...