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平成9年第3回定例会(第3号) 本文 開催日: 1997-09-24
平成9年第3回定例会(第3号) 名簿 開催日: 1997-09-24

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  1. 津島市議会 1997-09-24
    平成9年第3回定例会(第3号) 本文 開催日: 1997-09-24


    取得元: 津島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 1997-09-24: 平成9年第3回定例会(第3号) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 32 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長位田昭男君) 選択 2 :  ◯市長山田克己君) 選択 3 :  ◯議長位田昭男君) 選択 4 :  ◯16番(東 国伸君) 選択 5 :  ◯議長位田昭男君) 選択 6 :  ◯23番(寺田 武君) 選択 7 :  ◯議長位田昭男君) 選択 8 :  ◯15番(伊藤 馨君) 選択 9 :  ◯議長位田昭男君) 選択 10 :  ◯5番(真野剛一君) 選択 11 :  ◯議長位田昭男君) 選択 12 :  ◯5番(真野剛一君) 選択 13 :  ◯議長位田昭男君) 選択 14 :  ◯23番(寺田 武君) 選択 15 :  ◯議長位田昭男君) 選択 16 :  ◯議長位田昭男君) 選択 17 :  ◯市長山田克己君) 選択 18 :  ◯議長位田昭男君) 選択 19 :  ◯5番(真野剛一君) 選択 20 :  ◯議長位田昭男君) 選択 21 :  ◯16番(東 国伸君) 選択 22 :  ◯議長位田昭男君) 選択 23 :  ◯23番(寺田 武君) 選択 24 :  ◯議長位田昭男君) 選択 25 :  ◯15番(伊藤 馨君) 選択 26 :  ◯議長位田昭男君) 選択 27 :  ◯21番(杉山良介君) 選択 28 :  ◯議長位田昭男君) 選択 29 :  ◯議会事務局長(八木 実君) 選択 30 :  ◯議長位田昭男君) 選択 31 :  ◯市長山田克己君) 選択 32 :  ◯議会事務局長(八木 実君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:        午前9時 開議 ◯議長位田昭男君)[93頁]  おはようございます。これより、本日の会議を開きます。  この際、市長から発言の申し出がありましたので、これを許可します。 2: ◯市長山田克己君)[93頁]  去る9月19日、午後8時40分ごろ、寿町地内において火災が発生し、折からの強風により池須町、中之町両地内への延焼となり、甚大な被害を受けられた被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。行政といたしましても、被害に遭われた皆様には最善の意を尽くしてまいります。被災者の皆様を始め町内関係者の皆様もお疲れのことと存じますが、くれぐれも御自愛の上、復興に御健闘されますよう心からお祈り申し上げます。また、この火災に際して御協力いただきました市民の皆様に厚く御礼を申し上げます。 3: ◯議長位田昭男君)[93頁]  直ちに、議事日程の順序に従い会議を進めます。  日程第1、議案第36号から議案第50号までの各議案を一括議題といたします。  これより、各委員長の報告を求めます。まず、民生病院委員長の報告を求めます。        民生病院委員長 東 国伸君〔登 壇〕 4: ◯16番(東 国伸君)[93頁]  おはようございます。民生病院委員会に付託されました案件は、議案第39号「津島市使用料及び手数料条例の一部改正について」ほか5件であります。  本委員会は、去る9月16日に開催し審査を行いましたので、その審査の経過と結果について御報告を申し上げます。  まず、議案第39号「津島市使用料及び手数料条例の一部改正について」、今回の条例改正は、利用者にとって10円の値上げとなるが、その経過と理由及び該当者について説明願いたいという質疑に対し、ホームヘルパー派遣事業については、県の要綱改正に基づき改正するもので、現在、154世帯に派遣しているが、そのうち2世帯が今回の改正に該当するとの答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第39号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第40号「津島市小集落地区改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、低層準耐火構造いわゆる2戸1住宅について、敷地面積に大小の違いがあるが、家賃として今後どのように考えているのか。また、全体的に家賃が他の市営住宅や民間賃貸住宅に比べて低いが、今回の改正には考慮されているのかとの質疑に対し、いわゆる2戸1住宅の敷地面積については、住宅面積として140m2から170m2以内で、おおむね160m2を基準としているが、140m2近くの敷地面積になっているところもあり、また、今回の改正は既に開設している住宅との兼ね合いもあることから、第2大政小集落地区の整備が完了した時点で全体的な家賃の見直しとともに、敷地面積の大小の部分についても見直しを図ってまいりたいとの答弁がありました。  次に、同和事業は、差別をなくすことから地域環境、生活環境の整備事業が進められ、全国的にも差別はなくなってきており、京都市議会においても差別はないという宣言をしていることから、家賃に格差を付けることはその趣旨に逆行していることにもなりかねないので、早急に解決されたいとの要望意見がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第40号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第41号「津島市乳児医療費支給条例等の一部改正について」及び議案第42号「津島市老人医療費の助成に関する条例の一部改正について」の2議案は、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。
     次に、議案第45号「平成9年度津島市一般会計補正予算」中、当委員会所管に係る予算について、歳出第3款民生費第1項社会福祉費8目老人福祉費中、19節社会福祉施設整備費補助金について、社会福祉法人高久会とはどのような法人なのか、また、認可の手続きについて説明願いたいという質疑がありました。これに対し、社会福祉法人高久会は、高齢者の施設福祉を担いたいと設立され、ケアハウス「陽だまりの里」を建設するもので、認可手続きについては市を経由し、県へ申請がなされ、県の審査により認可されたものであること。また、市の老人保健福祉計画を進める上で必要な施設であるとの答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第45号中、当委員会所管に係る予算については、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第46号「平成9年度津島市国民健康保険特別会計補正予算」は、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 5: ◯議長位田昭男君)[94頁]  次に、経済環境委員長の報告を求めます。        経済環境委員長 寺田 武君〔登 壇〕 6: ◯23番(寺田 武君)[94頁]  おはようございます。経済環境委員会に付託されました案件は、議案第36号「津島市コミュニティ・プラント整備事業分担金に関する条例の制定について」ほか3件であります。  本委員会は、去る9月17日に開催し審査を行いましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。  まず、議案第36号「津島市コミュニティ・プラント整備事業分担金に関する条例の制定について」は、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第45号「平成9年度津島市一般会計補正予算」中、当委員会所管に係る予算について、初めに、歳出第4款衛生費第2項清掃費3目し尿処理費22節物件移転補償費として、1,881万9,000円計上されているが、この費用は上水道配管部分の移転補償費ということであるが、移転後の道路復旧費は含まれているのかという質疑に対し、上水道694メートルの移設工事費と、工事終了時の簡易な道路復旧費を含んでいる。その簡易復旧部分については来年度予算で整備を図りたいという答弁がありました。  次に、歳入第9款分担金及び負担金第2項分担金1目衛生費分担金1節コミュニティ・プラント整備事業費分担金において、受益者負担世帯数が工事設計書より5世帯減少しているが理由は何か。また、受益者負担世帯のし尿・生活雑排水以外の雨水はコミュニティ・プラント処理施設に流入するのではないかという質疑に対し、5世帯減少となったのは、官公庁関係・世帯数の変更及び辞退世帯である。雨水の流入については、コミュニティ・プラント整備事業があくまでし尿と生活雑排水の処理施設であることから、雨水を流入させないよう指導をしていくという答弁がありました。この答弁に対し、コミュニティ・プラント処理施設に雨水等が流入することなく、処理能力等を圧迫しないよう指導要綱的なものを十分考慮していただきたいという要望意見がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第45号中、当委員会所管に係る予算については、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第48号「こがね地区コミュニティ・プラント(処理施設)建設工事請負契約の締結について」、契約後のメンテナンス等維持管理については、どのように考えているのかという質疑に対し、基本的には施設の設置は津島市が実施し、維持管理については、今後地区との協力体制等を含め検討をしていくという答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第48号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第49号「こがね地区コミュニティ・プラント(管渠)建設工事請負契約の締結について」は、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、討論に入ったところ、原案に賛成の立場から、本事業は住宅が密集し日常生活に若干の支障を来すことが予想される。工期内に事業を完成し、市民の交通安全等については十分配慮し、事業を進捗していただきたいという要望意見がありました。かくして、議案第49号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  以上、ご報告申し上げます。 7: ◯議長位田昭男君)[95頁]  次に、建設水道委員長の報告を求めます。       建設水道委員長 伊藤 馨君〔登 壇〕 8: ◯15番(伊藤 馨君)[95頁]  おはようございます。建設水道委員会に付託されました案件は、議案第45号「平成9年度津島市一般会計補正予算」ほか2件であります。  本委員会は、去る9月18日に開催し審査行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第45号「平成9年度津島市一般会計補正予算」中、当委員会所管に係る予算について、まず、歳出第8款土木費第4項都市計画費2目街路事業費中、13節用地測量等業務委託料に関して、昭和南本町線の道路整備に係る説明会が実施されたが、その内容について説明が願いたいという質疑に対し、説明会には関係者の約6割の方に御出席いただき、今回の施工区間は、平成10年度完了見込みであるが、国の公共事業7%カットによる影響で厳しい状況である。道路整備も長期計画に基づき必要路線をプログラム化するよう指導されているので、集中的に実施し、早期完了したいと考えているとの説明に、出席者からは、建物の建て替え等の問題もあるので、少しでも早く完了してほしいとの要望があったという答弁がありました。この答弁に対し、説明会の対象となる関係者は何名なのかという質疑に対し、土地所有者は55名、建物所有者は44名であるという答弁がありました。また、現在の事業認可の区間はどこか、南北への区間延長は考えているのかという質疑に対し、事業認可の区間は南本町1丁目から4丁目であり、南への延長は南本町4丁目から6丁目の県道津島蟹江線までの区間を5年後を目途にした継続事業として実施したい。また、北への延長については名古屋津島線の区間が既に用地確保されているので、天王通りまでの区間及びその以北についても必要に応じ長期計画の中で検討していきたいという趣旨の答弁がありました。この答弁に対し、路線整備が長期的にならないよう心掛け、5年間という目途があるのなら、その中で実行してほしいという要望意見がありました。  次に、第5項住宅費2目住環境整備費中、13節小規模住宅地区改良事業業務委託料について、未整備区域にある寺院は整備対象ではないのかという質疑に対し、住宅整備が前提なので、地区内の寺院を買収する必要性については、今、国・県と協議中であるという答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第45号中、当委員会所管に係る予算については、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第47号「平成9年度津島市上水道事業会計補正予算」について、第1款資本的支出第1項建設改良費1目建設費工事請負費について、こがね地区コミュニティ・プラント建設に係る水道管移設の概要及び予算については、水道企業局の単独予算なのかという質疑に対し、こがね団地地内の南北道路延べ694メートルに、新たに口径40ミリから75ミリの水道管を埋設するものであり、予算については環境課より補正予算として計上されている物件移転補償費を工事負担金に充てるものであるという趣旨の答弁がありました。この答弁に対し、コミュニティ・プラント事業関連の配管もあると思うが、全く別の箇所に埋設するのかという質疑に対し、後々の維持管理等も考慮し、支障のない箇所に移設をするという答弁がありました。また、道路部分の埋設工事の場合、ガス管等の工事も考えられるが、工事は同一時期に行わないと舗装復旧等において経費の無駄遣いになると思うがいかがかという質疑に対し、今回の工事は後の維持管理を考慮に入れ埋設することを協議しており、今後においても道路部分に水道管の埋設工事をする場合には、後の維持管理等において支障のないよう他の事業体と十分協議を進めていきたいという趣旨の答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第47号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第50号「津島市大政第2小集落地区改良住宅建築工事(第3次)請負契約の締結について」は、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 9: ◯議長位田昭男君)[97頁]  次に、総務文教委員長の報告を求めます。        総務文教委員長 真野剛一君〔登 壇〕 10: ◯5番(真野剛一君)[97頁]  おはようございます。総務文教委員会に付託されました案件は、議案第37号「津島市職員の退職手当に関する条例の一部改正について」ほか4件であります。  本委員会は、去る9月19日に開催し審査を行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第37号「津島市職員の退職手当に関する条例の一部改正について」、今回の条例改正は、各自治体共通の改正であるのかという質疑に対し、国家公務員退職手当法の一部改正に準じて規定の整備を行うもので、実施時期は各自治体で多少異なるものの、共通の内容で改正されるものであるという答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第37号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第38号「津島市職員の給与に関する条例の一部改正について」、今回の条例改正で期末勤勉手当の支給に関して一時差止め制度が適用された理由は何かという質疑に対し、今回の改正は給与法の改正によるものであるが、改正に至る経緯については官僚による一連の不祥事が根底にあるという趣旨の答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第38号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第43号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」、条例の改正内容は各自治体で同様であるのかという質疑に対し、政令の改正に伴い条例の一部を改正するもので、改正内容については各自治体共通であるという答弁がありました。  次に、現在介護補償の適用事例はあるのかという質疑に対し、現在のところ該当者はないという答弁がありました。次に、関連して、介護補償以外で同法適用による該当者はあるのかという質疑に対し、消防団員及び民間の方それぞれ1名の該当者があるという答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第43号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第44号「津島市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について」、非常勤消防団員に係る今回の条例改正は、各自治体共通の改正内容であるのかという質疑に対し、政令の改正に準じて実施するもので、各自治体共通の改正内容であるという答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第44号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第45号「平成9年度津島市一般会計補正予算」中、当委員会所管に係る予算について、まず初めに、歳出第2款総務費第1項総務管理費7目財産管理費15節屋上冷却塔取り替え工事に関して、今回取り替えを予定している庁舎屋上冷却塔の使用年数について説明が願いたいという質疑に対し、庁舎屋上冷却塔については、昭和51年市庁舎建設時に設置したもので、使用年数は22年であるという答弁がありました。次に、関連して、市庁舎における冷暖房のエネルギー源及び冷房能力について説明が願いたいという質疑に対し、冷暖房に要する主要なエネルギー源については、共通して電気であるが、暖房については補助的にプロパンガスを使用している。また、冷房能力については1時間当たり56万キロカロリーであるという答弁がありました。  次に、同項12目交通安全対策費に関して、今回実施を予定している高齢者交通安全実践促進事業について、事業内容を説明願いたいという質疑に対し、高齢者を対象にした実践的な参加型及び体験型の交通安全対策事業として県から委託を受け、今年度3回実施するもので、高齢者の自転車運転実践等を予定しているという答弁がありました。次に、来年度以降も継続して本事業を実施する予定であるのかという質疑に対し、県からの委託事業としては今年度限りであるが、継続して年1回は本事業を実施していきたいという答弁がありました。  次に、第9款消防費第1項消防費1目常備消防費中、15節指令施設改修工事に関して、今回予定している指令施設改修工事は、最近普及している携帯電話に対応するものであるのかという質疑に対し、今回の改修工事は携帯電話及び自動車電話からの119番通報を当地域のブロック代表である名古屋市消防局を経由して自動的に市消防本部へ着信できるシステムを構築するためのものであるという答弁がありました。次に、携帯電話から火災等の通報をカーナビー等、映像により対応することは可能であるのかという質疑に対し、消防車両にカーナビーを搭載し、出動の際、活用している消防本部はあるが、携帯電話から発信された火災等の通報箇所を映像により把握するシステムについては、現時点では導入されていないという答弁がありました。  次に、第10款教育費第4項幼稚園費1目幼稚園費15節擁壁改修工事に関して、市立幼稚園の擁壁工事を実施してから現在までの経過年数はいかがかという質疑に対し、市立幼稚園用地造成のため、昭和55年に擁壁工事を実施したもので約17年が経過しているという答弁がありました。  その他特段の質疑・意見もなく、議案第45号中、当委員会所管に係る予算については、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、当委員会に送付されました陳情2件について、審査結果を御報告申し上げます。  陳情第9号「私学助成の拡充に関する陳情」及び陳情第10号「市町村独自の私学助成制度拡充に関する陳情」の両陳情については、採決した結果、全員一致をもって採択すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 11: ◯議長位田昭男君)[99頁]  以上をもって各委員長の報告は終わりました。  これより、ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。        〔「なし」と呼ぶ者あり〕  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず、反対討論の発言を許します。  次に、賛成討論の発言を許します。討論はありませんか。        〔「なし」と呼ぶ者あり〕  討論もないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより、採決に入ります。  まず、議案第36号「津島市コミュニティ・プラント整備事業分担金に関する条例の制定について」を採決いたします。  議案第36号「津島市コミュニティ・プラント整備事業分担金に関する条例の制定について」は、経済環境委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第36号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号「津島市職員の退職手当に関する条例の一部改正について」及び議案第38号「津島市職員の給与に関する条例の一部改正について」を一括採決いたします。  議案第37号「津島市職員の退職手当に関する条例の一部改正について」及び議案第38号「津島市職員の給与に関する条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第37号及び議案第38号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号「津島市使用料及び手数料条例の一部改正について」から、議案第42号「津島市老人医療費の助成に関する条例の一部改正について」まで、以上4件を一括採決いたします。  議案第39号「津島市使用料及び手数料条例の一部改正について」から、議案第42号「津島市老人医療費の助成に関する条例の一部改正について」までの各議案は、民生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第39号から議案第42号までの各議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第43号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」及び議案第44号「津島市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について」を一括採決いたします。  議案第43号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」及び議案第44号「津島市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第43号及び議案第44号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号「平成9年度津島市一般会計補正予算」を採決いたします。  議案第45号「平成9年度津島市一般会計補正予算」は、各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第45号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号「平成9年度津島市国民健康保険特別会計補正予算」及び議案第47号「平成9年度津島市上水道事業会計補正予算」を一括採決いたします。  議案第46号「平成9年度津島市国民健康保険特別会計補正予算」及び議案第47号「平成9年度津島市上水道事業会計補正予算」は、民生病院委員長及び建設水道委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第46号及び議案第47号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第48号「こがね地区コミュニティ・プラント(処理施設)建設工事請負契約の締結について」から、議案第50号「津島市大政第2小集落地区改良住宅建築工事(第3次)請負契約の締結について」まで、以上3件を一括採決いたします。  議案第48号「こがね地区コミュニティ・プラント(処理施設)建設工事請負契約の締結について」から、議案第50号「津島市大政第2小集落地区改良住宅建築工事(第3次)請負契約の締結について」までの各議案は、経済環境委員長及び建設水道委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって議案第48号から議案第50号までの各議案は原案のとおり可決されました。  次に、日程第2、認定第1号「平成8年度津島市一般会計歳入歳出決算、津島市国民健康保険特別会計歳入歳出決算、津島市土地取得特別会計歳入歳出決算、津島市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算及び津島市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について」から、認定第3号「平成8年度津島市上水道事業会計及び下水道事業会計決算の認定について」までの各議案を一括議題といたします。  本件については、決算審査特別委員長から閉会中の継続審査としたい旨の申し出がありました。  お諮りいたします。決算審査特別委員長申し出のとおり決することに御異議ございませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第3号までは決算審査特別委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。  次に、日程第3、請願第5号『「サッカーくじ法案」廃案を国に求める請願』及び請願第6号「遺伝子組み換え食品の表示と輸入禁止を求め、大豆などの国内生産・自給率の向上をめざす請願」、以上2件を一括議題といたします。  まず、請願第5号『「サッカーくじ法案」廃案を国に求める請願』について、総務文教委員長から審査の結果報告を求めます。        総務文教委員長 真野剛一君〔登 壇〕
    12: ◯5番(真野剛一君)[ 101頁]  ただいま議題となりました請願第5号『「サッカーくじ法案」廃案を国に求める請願』については、去る9月19日開催の総務文教委員会において審査をいたしましたので、その結果について御報告を申し上げます。  請願第5号『「サッカーくじ法案」廃案を国に求める請願』は、市内宝町19番地新日本婦人の会津島支部佐竹美穂氏より、スポーツ振興投票実施法案(サッカーくじ法案)の廃案を国に求めるという内容のものであります。審査に当たり当局に参考意見を求めたところ、サッカーくじ法案についてはプロスポーツを対象としたもので、くじの収益金はスポーツ振興等の事業に充てられるものである。また、先の通常国会で継続審議となった経緯から、国の動向を見守っていきたいという意見を聴取した後、委員より、この法案には関係諸団体より、スポーツをギャンブルの対象にすべきではないという意見が、また、文部省がギャンブルの胴元になるようなことは教育上望ましくないという意見が、さらに、スポーツ振興のために必要な財源は国が予算化するものであり、サッカーくじという形で財源を確保することは望ましくないという意見等が強くあることから、本請願の趣旨については願意妥当であるという意見がありました。さらに、委員より、この法案については国会で継続審議になっている経緯から、今後国等で十分協議され、審議されるべきものであるという意見があり、採決した結果、賛成者少数をもって本請願は不採択すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 13: ◯議長位田昭男君)[ 101頁]  次に、請願第6号「遺伝子組み換え食品の表示と輸入禁止を求め、大豆などの国内生産・自給率の向上をめざす請願」について、経済環境委員長から審査の結果報告を求めます。        経済環境委員長 寺田 武君〔登 壇〕 14: ◯23番(寺田 武君)[ 102頁]  ただいま議題となりました請願第6号「遺伝子組み換え食品の表示と輸入禁止を求め、大豆などの国内生産・自給率の向上をめざす請願」については、去る9月17日開催の経済環境委員会において審査をいたしましたので、その結果について御報告申し上げます。  本請願は、市内宝町19番地、新日本婦人の会津島支部佐竹美穂氏より、住民の健康保持と地域農業の発展のため、遺伝子組み換え食品の表示及び輸入を禁止すること。また、大豆等の国内生産及び自給率の向上等、価格保障を含めた振興策を国に求めるものという内容のものであります。審査に当たり当局に参考意見を求めたところ、請願の各項目については、国の動向を見守りながら対応していく考えであり、総体的に請願の趣旨はなじまないという参考意見を聴取した後、委員より、農産物の輸入の安全性については国の安全基準に合格しており、大豆などの農産物の国内生産自給率の向上を図る上で、コスト削減、省力化等は必要であり、遺伝子組み換え等による食品の生産は不可欠である。請願の相反する部分があるという点から、本請願については願意妥当ではないという意見があり、採決した結果、賛成者もなく、不採択すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 15: ◯議長位田昭男君)[ 102頁]  両委員長の報告は終わりました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  まず、請願第5号『「サッカーくじ法案」廃案を国に求める請願』について、総務文教委員長の報告は不採択でありますので、本請願について採決いたします。  本請願について、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立少数であります。よって請願第5号は不採択とすることに決しました。  次に、請願第6号「遺伝子組み換え食品の表示と輸入禁止を求め、大豆などの国内生産・自給率の向上をめざす請願」について、経済環境委員長の報告は不採択でありますので、本請願について採決いたします。  本請願について、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立少数であります。よって請願第6号は不採択とすることに決しました。  ここで暫時休憩いたします。なお、休憩中に議会運営委員会が開かれますので御了承をお願いいたします。        午前9時45分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午前10時30分 開議 16: ◯議長位田昭男君)[ 103頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、報告をいたします。先ほどの休憩中に議会運営委員会が開かれましたので、その協議の結果について御報告を申し上げます。  ただいま議席に配付してありますとおり、議員提出議案5件が提出されました。よって本件の取り扱いについては、本日の日程に追加し議題とすることに了承されました。  なお、本提出議案については会議規則第36条第2項の規定により、委員会への付託を省略することに了承されました。  以上、御報告申し上げます。  次に、日程第4、諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」を議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 山田克己君〔登 壇〕 17: ◯市長山田克己君)[ 103頁]  ただいま上程されました諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」御説明申し上げます。  この案を提出いたしましたのは、委員のうち後藤睦夫君が、平成10年1月14日をもって任期満了となりますので、その後任者を推せんするものであります。  後任者といたしましては、津島市天王通り6丁目1番地、後藤睦夫君、昭和8年7月14日生まれを推せんいたしたいと存じます。  何とぞ御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。 18: ◯議長位田昭男君)[ 103頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」は、別段異議はないと決することに御異議ございませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」の件は、異議はないと決しました。  お諮りいたします。先ほどの休憩中に各位のお手元に配付してありますとおり、議員提出議案第7号「私学助成の拡充に関する意見書」、議員提出議案第8号「臍帯血移植の医療保険適用等に関する意見書」、議員提出議案第9号「ごみ処理に係るダイオキシン対策の強化に関する意見書」、議員提出議案第10号「一般及び産業廃棄物問題の抜本的対策を求める意見書」及び議員提出議案第11号「新たな道路整備5箇年計画の策定と道路特定財源の堅持を求める意見書」の以上5件が提出されました。  よって、この際、これを本日の日程に追加し議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号から議員提出議案第11号まで以上5件を本日の日程に追加し議題とすることに決しました。  まず、議員提出議案第7号から議員提出議案11号までの各議案を一括議題といたします。  この際、提出者から提案説明を求めます。まず、議員提出議案第7号「私学助成の拡充に関する意見書」について説明を求めます。        5番 真野剛一君〔登 壇〕 19: ◯5番(真野剛一君)[ 104頁]  ただいま議題となりました議員提出議案第7号につきましては、お手元に配付をされております文書の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。              私学助成の拡充に関する意見書  私立学校は、国公立学校とともに、国民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割 を担っており、国においても、私立学校振興助成法を制定し、各種助成措置を講じてきた ところである。  しかし、長引く不況のもとで、私学に通わせる父母の経済的負担はもはや耐え難いもの になっている。また、生徒急減期を迎えて私学経営が一層困難になり、父母負担の増大や 教育条件の低下なども危惧されている。  このような私学を取り巻く厳しい状況の中で、国は、平成6年度予算において私立高等 学校経常費助成費補助金を削減し、減額分は地方交付税で措置することとした。平成8年 度及び平成9年度予算においては、減額分212億円のうち113億5,000万円が回復されたが、 まだ平成5年度水準まで回復するには至っておらず、地方交付税での助成措置のもつ問題 点は解消されていない。地方交付税は使途を特定しない一般財源であり、こうした補助金 の一般財源化は、私立学校振興助成法に基づく私学助成制度の根幹を揺るがしかねないか らである。また、時の財政事情に左右されない教育施策の推進こそが望まれている。  よって、政府においては、国の責務と私学の重要性にかんがみ、私立学校振興助成法に 基づく国庫補助制度を堅持するとともに、国庫補助金の一般財源化を行わず、私立高等学 校等経常費助成費補助の一層の拡充を図られるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成9年9月24日                        愛 知 県 津 島 市 議 会 20: ◯議長位田昭男君)[ 105頁]  次に、議員提出議案第8号「臍帯血移植の医療保険適用等に関する意見書」について説明を求めます。        16番 東 国伸君〔登 壇〕 21: ◯16番(東 国伸君)[ 105頁]  ただいま議題となりました議員提出議案第8号につきましては、お手元に配付をされております文書の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。         臍帯血移植の医療保険適用等に関する意見書  白血病や再生不良性貧血等の難治性の血液性疾患に対し、今日骨髄移植治療が一般的に 行われるようになり、多くの患者が健康を取り戻し社会復帰している。そうした成果の多 くは、数多くの骨髄提供者の存在と国支援の「公的骨髄バンク」の結成(平成3年)によ るところが大きいといわれている。しかし、最適なドナー(骨髄提供者)に巡り合う確率 はまだまだ低く、骨髄移植治療を待ち受けながら、それをなかなか受けられないケースや、 残念ながら命を落とすケースも少なくない。それゆえ「公的骨髄バンク」等の一層の充実 が期待されている。  こうした状況の中で最近、これまで分娩後、不要として廃棄されていた臍帯血(胎盤の 血液)が骨髄の5倍から10倍の良質の造血幹細胞が含まれていることから、「臍帯血移植 治療」が大きな注目を浴びるようになってきたところである。この臍帯血は、ドナーにと ってもまったく安全であり、細胞は凍結保存が可能、また患者の必要に応じて、即時に提 供できるという大きな利点を持っている。  しかしながら、骨髄移植治療には適用されている医療保険が臍帯血移植治療に対しては まだ適用されておらず、その治療には高額の費用が必要となるという問題点が存在してい
    る。また臍帯血の採取・輸送・検査・保存等は現在、幾つかの産科施設で自主的に行われ ているが、それは当該施設の負担と医師等のボランティアによって行われているのが現状 である。  よって、政府においては、こうした利点を持つ臍帯血移植治療が円滑に実施されるよう、 下記事項の実現を強く要望する。                   記 1 臍帯血移植治療に対し医療保険の適用を速やかに図ること。 2 国の支援に基づく「公的臍帯血バンク」(臍帯血の採取・輸送・検査・保存・供給を  目的とする)を早期に設置すること。 3 臍帯血を国の血液事業の中に適正に位置付けること。 4 臍帯血の採取・輸送・検査・保存・供給等が事故なく推進されるよう、国として統一  的ガイドラインを作ること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成9年9月24日                        愛 知 県 津 島 市 議 会 22: ◯議長位田昭男君)[ 106頁]  次に、議員提出議案第9号「ごみ処理に係るダイオキシン対策の強化に関する意見書」及び議員提出議案第10号「一般及び産業廃棄物問題の抜本的対策を求める意見書」について説明を求めます。        23番 寺田 武君〔登 壇〕 23: ◯23番(寺田 武君)[ 106頁]  ただいま議題となりました議員提出議案第9号及び議員提出議案第10号の両議案につきましては、お手元に配付をされております文書の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。  初めに、議員提出議案第9号について提案説明をいたします。         ごみ処理に係るダイオキシン対策の強化に関する意見書  わが国において発ガン性や催奇形性等の様々な毒性を有するダイオキシン類による汚染 が予想以上の広がりをもっていることが本年6月の環境庁の調査結果によって明らかにな った。  環境庁の調査地点は全国21地点であるが、それによると都市部の大気中濃度は1990年の 測定開始以来最も高く、国内の農村部や欧米各国の都市部の10倍の濃度となっており、極 めて憂慮すべき事態となっている。  政府においては、中央環境審査会の答申を受けて大気中のダイオキシンの濃度指針並び に廃棄物焼却施設の焼却炉についての排出抑制基準を設けることとしている。また厚生省 においては本年1月にダイオキシンの発生を防止するためのガイドラインを発表し、今後 地方自治体に対し、一定の濃度を超える施設についての緊急改善措置、ダイオキシンの発 生の少ない全連続炉の新設、ダイオキシンを含む焼却灰等の無害化処理及び排出濃度の定 期的測定・公表を行わせていくこととしている。  ダイオキシンの発生防止のためのかかる施策の実施は極めて重要であるが、それらを地 方自治体のみで推進していくことは財政的・技術的にも極めて困難であり、政府の特段の 支援が不可欠である。  よって政府においては、ダイオキシンの発生防止を図るために、下記の施策を速やかに 推進されるよう強く要望する。                     記 1.ダイオキシンの発生の根本原因である塩化ビニールなどの廃プラスチックの回収・再  資源化を、関係企業に強力に行わせること。 2.国の廃棄物処理・再資源化対策予算を増額し、全連続炉の新設や既設炉の改善に要す  る費用の負担について従来以上の助成策を講ずること。 3.ダイオキシンの削減に有効なごみの固形燃料化(RDF)やダイオキシン等濃度測定  機器の整備に対しても必要な助成を行うこと。 4.民間の産廃焼却炉等のダイオキシン排出状況についても調査し必要な規制を図るとと  もに、ダイオキシンの人体や食品等の汚染状況を常時調査し公表すること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成9年9月24日                        愛 知 県 津 島 市 議 会  次に、議員提出議案第10号について、提案説明をいたします。         一般及び産業廃棄物問題の抜本的対策を求める意見書  わが国における大量生産・大量消費・大量廃棄の経済構造の中で廃棄物問題は年を追っ て深刻化しつつある。廃棄物の絶対量が減らないなかでリサイクルも必ずしも軌道に乗っ ているとは言えない。  また一般及び産業廃棄物の最終処分場は年々、逼迫化するとともに、その最終処分場建 設をめぐって住民投票等が提起されるなど住民の反対運動も激化しつつある。さらに不法 投棄や不適正処理も後を絶たないばかりか、各自治体や民間の大小の焼却炉は、猛毒物質 として知られるダイオキシン類の有力な汚染源となっている。  こうした状況を打開するために、政府により廃棄物処理法の改正や容器包装リサイクル 法の制定及びダイオキシン対策などの一連の措置が講じられてはきたが、場当たり的対応 の感を拭えない。  環境問題と共に廃棄物問題への対応のあり方は、今後のわが国の産業並びに国民生活の 成否を決定するのみならず国際的にも避けて通ることのできない重要な課題となっている。  よって、政府においては、廃棄物問題の解決のため、地方自治体を支援しつつ、下記の 施策の実現に取り組み、廃棄物問題解決への長期戦略を樹立されるよう強く要望する。                   記 1 廃棄物処理法及び容器包装リサイクル法を改正し、廃棄物の減量、再資源化特に各種  製品廃棄物の回収・再利用に関わる事業者責任の強化を図ること。 2 廃自動車、廃家電等の容器包装廃棄物以外の製品廃棄物についても事業者の回収を義  務づけ、リサイクルを促進すること。 3 再使用の可能なリターナブル容器を奨励するとともに、使い捨て容器等のワンウエイ  製品に対し課税もしくは欧米で広く実施されているデポジット制度を計画的に行わせる  こと。 4 ゴミゼロ・エミッション企業・企業団地・都市についての研究を鋭意進め、ゴミゼロ  社会の構築を図ること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成9年9月24日                        愛 知 県 津 島 市 議 会  以上であります。よろしくお願いいたします。 24: ◯議長位田昭男君)[ 108頁]  次に、議員提出議案第11号「新たな道路整備5箇年計画の策定と道路特定財源の堅持を求める意見書」について、説明を求めます。        15番 伊藤 馨君〔登 壇〕 25: ◯15番(伊藤 馨君)[ 108頁]  ただいま議題となりました議員提出議案第11号につきましては、お手元に配付をされております文書の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。     新たな道路整備5箇年計画の策定と道路特定財源の堅持を求める意見書  政府は、「財政機構改革の推進について」を閣議決定した。  しかしながら、道路は国民の生活を支える最も重要な社会資本であり、地域の発展と豊 かな生活の実現に向けて計画的かつ着実に整備されるべきものである。  国土の均衡ある発展を図り、活力ある地域づくりや豊かな暮らしを実現するためには、 市町村道から高規格幹線道路に至る道路網の整備を一層促進することが急務となっている。  特に、当地域は海抜0メートル以下の軟弱地盤地帯であることから、災害に強い道路整 備が何にも増して重要な施策である。また、近い将来に第2東名・名神高速道路や東海環 状自動車道の整備により飛躍的な発展が期待される伊勢湾岸地域の一翼を担うためにも、 東海北陸自動車道南伸の整備を始めとする各種道路を機能的に結ぶ道路網の構築は必要不 可欠であり、緊急の課題である。  よって、政府においては道路整備が地方の生活に直結していることの重要性を深く認識 され、下記の措置を強く要望する。                     記
    1 自動車重量税、揮発油税等の道路特定財源制度を堅持し、他への転用を絶対に認めな  いこと。 2 新たな道路整備5箇年計画策定に当たっては、所要の道路整備費の確保を図ること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成9年9月24日                        愛 知 県 津 島 市 議 会 26: ◯議長位田昭男君)[ 108頁]  提案理由の説明は終わりました。  この際、質疑・御意見はありませんか。 27: ◯21番(杉山良介君)[ 108頁]  いくつかの議員提出議案の説明がありましたので、これについての日本共産党議員団としての意見と態度表明を申し上げておきたいと思います。  一つは、議員提出議案第11号の「新たな道路整備5箇年計画の策定と道路特定財源の堅持を求める意見書」についてでありますが、私どもは道路整備が市民の皆さんの暮らしに直結しておる非常に大事なことだという点は十分認識をしておるところでありますが、ここで述べられておりますように、自動車重量税とか、揮発油税等の道路特定財源制度を堅持して、他への転用は絶対に認めないという立場はとっておりません。国民の皆さんから集められる各種税金については、一般財源として必要なところにその都度振り向けるという立場を私どもはとっておりますので、こういった特定財源の絶対化という表現には同意できないということをまず申し上げておきたいと思います。  それからもう1点、議員提出議案の第8号「臍帯血移植の医療保険適用等に関する意見書」についてでありますが、これについても保険医協会等医療関係者のところにも問い合わせましたが、私どもが聞いた範囲では緊急を要する問題ではなくて、むしろ時間をかけて十分調査研究をし、慎重な対応が必要ではないかという意見も寄せられております。その点で、私どもはこの意見書の提案については、提案者には加わっておりません。しかし、反対をすべき内容でもないという見解でありますから、これについては賛成という立場をとるものであります。  他の提出された意見書については提出議員として署名をし賛成をする立場であります。以上であります。 28: ◯議長位田昭男君)[ 109頁]  ほかに質疑・御意見はありませんか。        〔「なし」と呼ぶ者あり〕  質疑・御意見も尽きたようでありますから、これより採決いたします。  まず、議員提出議案第7号から議員提出議案第10号までを一括採決いたします。  議員提出議案第7号から議員提出議案第10号までの各議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号から議員提出議案第10号までの各議案は、原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第11号は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって議員提出議案第11号は原案のとおり可決されました。   以上をもって、本議会に付議されました案件は全部議了いたしました。  よって、今期定例市議会はこれをもって閉会いたします。        午前10時56分 散会  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────                閉   会   式        午前10時56分 開式 29: ◯議会事務局長(八木 実君)[ 110頁]  ただいまから、閉会式を行います。御起立を願います。        〔全 員 起 立〕        〔議長 位田昭男君 登壇〕 30: ◯議長位田昭男君)[ 110頁]  閉会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様方におかれましては、極めて真剣にして熱誠あふれる御審議を賜り、終始格別の御精励により、極めて順調な議事の運営をなされ、ここに全議案の議決決定を見るに至りましたことは市勢伸展のためまことに御同慶にたえないところであります。  ここに今定例会における議員の皆様方を始め、理事者各位の御心労、御努力に対し深く感謝の意を表する次第であります。  当局におかれましては、審議の過程において表明された各議員の意見並びに要望を十分尊重せられ、執行に当たっては周到なる注意を払われ、市政の運営に格別の御尽力をいただきますよう希望いたすものであります。  さわやかな秋を迎え、皆様方には一層ご自愛の上、御活躍を賜りますよう念願いたしまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。        〔市長 山田克己君 登壇〕 31: ◯市長山田克己君)[ 110頁]  一言御礼のごあいさつを申し上げます。  去る9月8日より本日まで、17日間にわたりまして平成9年第3回津島市議会定例会が開催されましたところ、議員の皆様には連日極めて御熱心に御審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。  御議決いただきました議案は、審議経過を十分尊重の上、適切な運用をいたしますとともに、御要望を賜りました各事項につきましては、今後慎重に検討を重ねてまいりたいと存じます。  さわやかな秋を迎えましたが、議員各位におかれましては、ますます御自愛くださいまして、今後とも市勢伸展のため、格別の御指導・御協賛を賜りますようお願いを申し上げ、ごあいさつといたします。ありがとうございました。 32: ◯議会事務局長(八木 実君)[ 110頁]  以上をもちまして、閉会式を終わります。        午前11時 閉式  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         議  長    位 田 昭 男         署名議員    伊 藤   馨         署名議員    水 谷 俊 夫 発言が指定されていません。 Copyright (c) Tsushima City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...