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半田市議会
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2022-02-21
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半田市議会 2022-02-21
02月21日-01号
取得元:
半田市議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-15
令和 4年 3月 定例会(第3回) 令和4年2月21日 午後1時15分開会1.
議事日程
(第1号) |
付託委員会
日程第1
会議録署名議員
の指名について | 日程第2 諸報告について | 日程第3 会期の決定について | 日程第4 令和4年度
市長施政方針
について |2.
出席議員
は次のとおりである(22名) 1番
新美保博
2番 嶋崎昌弘 3番 水野尚美 4番
伊藤正興
5番 國弘秀之 6番 小栗佳仁 7番 中村和也 8番 小出義一 9番
芳金秀展
10番 鈴木幸彦 11番 山田清一 12番 坂井美穂 13番 山本半治 14番
加藤美幸
15番 中川健一 16番
鈴木健一
17番
渡邉昭司
18番
岩田玲子
19番
竹内功治
20番 沢田 清 21番 澤田 勝 22番 石川英之3.
欠席議員
は次のとおりである(なし)4.
地方自治法
第121条により説明のため出席した者の職氏名(26名) 市長
久世孝宏
副市長 山本卓美
企画部長
山田 宰
総務部長
坂元照幸
市民経済部長
出口久浩
福祉部長
新村 隆
健康子ども部長
竹部益世
建設部長
大山仁志
水道部長
村瀬浩之
病院事務局長
竹内甲司
防災監 柘植信彦
企画課長
大木康敬
総務課長
山本勇夫
財政課長
榊原正彦
経済課長
河合信二
環境課長
門田和博
高齢介護課長
沢田義行
幼児保育課長
竹内 健
保健センター事務長
沼田昌明
都市計画課長
田中秀則
市街地整備課長
奥田陽一
上水道課長
大松季也
病院管理課長
榊原 崇 教育長
鈴川慶光
教育部長
岩橋平武
学校教育課長
森田知幸5.職務のため議場に出席した
事務局職員
の職氏名(6名)
議会事務局長
小野田靖
議事課長
江原包光
同副主幹 村上裕子 同主事 尾中 淳 同主事 石原義士 同書記
新美瑠惟---------------------------------------
午後1時15分 開会 ○議長(
渡邉昭司議員
) 皆さん、こんにちは。 ただいまから、令和4年第3回
半田市議会定例会
を開会します。 ただいま
出席議員
22名です。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の
議事日程
はお手元にお配りしたとおりですので、よろしくお願いします。
---------------------------------------
△日程第1
会議録署名議員
の指名について ○議長(
渡邉昭司議員
) 日程第1、
会議録署名議員
の指名についてを行います。
会議録署名議員
は、
会議規則
第80条の規定により、
伊藤正興議員
、
加藤美幸議員
、
岩田玲子議員
を指名します。
---------------------------------------
△日程第2 諸報告について ○議長(
渡邉昭司議員
) 日程第2、諸報告についてを行います。 議案説明のため、
地方自治法
第121条の規定により、市長はじめ
関係職員
の出席を求めましたので、御報告をします。 次に、
監査委員
から議長の元に、
地方自治法
第235条の2第3項の規定により、令和3年10月分から令和3年12月分までの
例月出納検査
結果報告書が提出されておりますが、お手元にお配りしたとおりですので、これをもって報告に代えます。
---------------------------------------
△日程第3 会期の決定について ○議長(
渡邉昭司議員
) 日程第3、会期の決定についてを議題とします。 お諮りします。
今期定例会
の会期は、本日から3月25日までの33日間としたいと思います。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、会期は33日間と決定しました。
---------------------------------------
△日程第4 令和4年度
市長施政方針
について ○議長(
渡邉昭司議員
) 日程第4、令和4年度
市長施政方針
についてを行います。 市長の発言を求めます。 〔市長
久世孝宏
君 登壇〕 ◎市長(
久世孝宏
君) 議長のお許しをいただき、令和4年第3回
半田市議会定例会
の開会に当たり、施政の方針について申し上げ、市民の皆様並びに
議員各位
の深い御理解と市政への格段の御協力を賜りたいと存じます。 まず初めに、
新型コロナウイルス感染症
への対応について申し上げます。 令和2年1月に、我が国において初めて
コロナ陽性者
が確認されてから、2年以上が経過をいたしました。その間、幾度にもわたる
緊急事態宣言
や
まん延防止等重点措置
が発出され、外出の自粛要請、
経済活動
の制限など、
市民生活
や
事業活動
に大きな影響を及ぼしています。
感染者数
は、
ワクチン接種
などの効果もあり、昨秋には一旦落ち着きが見られたものの、
オミクロン株
の影響により年明けには急激に増加し、依然として終息の見通しがつかない状況であります。 このように、先行きが不透明で不確実な状況の中、
ワクチン接種
につきましては、半田市医師会をはじめ、
半田歯科医師会
、
半田商工会議所
など
関係団体
の御協力の下、現在も、
ワクチン接種実施本部
を中心に、
職員一丸
となって全力で取り組んでいるところであります。その結果、1、2回目の接種は、全市民の約80%の方が完了いたしました。改めて、
関係各位
に感謝を申し上げます。 現在は、3回目接種を開始しております。安心・安全な暮らしを早期に取り戻すために、本市としても
接種体制
を最大限整え、引き続き
スピード感
を持って進めてまいりますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。そして、市民の皆様と協力して
市内経済
の活性化など、ウイズコロナを前提に、工夫をしながら
社会経済活動
が動いていくように取り組んでまいります。 さて、令和4年度は、市長に就任して初めての年度始めを迎える年であります。多様化する
市民ニーズ
や
地域課題
の変化に対応するため、4月に機構改革を行い、新たな体制で
市政運営
を行うとともに、第7次
総合計画
に掲げた将来都市像である「人がまちを育み まちが人を育む『
チャレンジ
あふれる都市・はんだ』」の実現に向け、私自身が先頭に立ち、職員と共に
チャレンジ
をしてまいります。 やれない理由を並べるのではなく、やれる可能性を探し出す、これは私が常に意識している政治信条であります。探し出した可能性を市民と共に現実のものにしていき、そして新たな取組につなげ、課題の解決を図ることで、市民が幸せを実感でき、未来に希望を持てるまちを目指してまいります。 とにかく考えてみることである、工夫してみることである、そしてやってみることである、失敗すればやり直せばいい。これは、パナソニックを一代で築いた経営者である
松下幸之助
氏の言葉であります。この言葉の意味は、まず考え、完璧でなくてもよいからすぐに行動に移してみる、行動しなければ成功することはできない、行動すれば次に取るべき方法が見えてくると、私なりに解釈をしております。 日々の業務や事業において、失敗を恐れず、行動に移していきます。このことは、従来の行政の考え方とは異なる部分もあろうかと思いますが、
チャレンジ
をしていかないとよい未来はつくれないと考えておりますので、ぜひ御理解をお願い申し上げます。 それでは、令和4年度の予算の概要について申し上げます。 初めに、国による令和4年度の
経済見通し
によれば、
実質GDP成長率
は3.2%程度と予測されております。
公的支出
による
経済下支え
の下、消費の回復や堅調な
設備投資
に牽引される形で、民需主導の自律的な成長が見込まれますが、
原材料価格
の動向等による下振れリスクや感染症による
内外経済等
への影響を注視する必要があるとしています。こうした中、国の令和4年度予算は、成長と分配の好循環、コロナ後の新しい社会の開拓を
コンセプト
に編成され、
ポストコロナ社会
を見据えた
経済成長
を図り、新しい資本主義の実現を図ることとしています。 このような状況下において、本市の令和4年度当初予算は、将来にわたって持続可能な発展のため、また、2030年に向けた
都市像実現
のための種まきとして、市民と共に積極的に
チャレンジ
していくことを主眼に予算編成したものであります。私にとって初の新
年度予算編成
であり、変革へ向けた
第一歩予算
と位置づけています。
新型コロナウイルス感染症
や新たな変異株による経済及び
社会生活
への影響が懸念されますが、将来に向けて必要な事業を予算化しております。特に経済、教育などの分野で新たな会議体を立ち上げ、
課題解決
及び将来の発展に向けた検討のほか、庁内や議会の
ICT化
を進めてまいります。また、
小・中学校等公共施設
の
更新整備
、
JR半田
駅前
土地区画整理事業
などの
公共事業
も、引き続き着実に実施してまいります。 さらに、令和4年度は市制施行85周年を迎えます。この記念すべき年を
オール半田
で祝うとともに、このすばらしい
まち半田
市を築き上げ、受け継いできた
先人たち
に感謝をし、私たちが、我が
まち半田
をさらによいまちにして次の世代につないでいく、そういった思いを共有していきたいと考えております。 令和4年度当初予算は、コロナの影響はあるものの、市税については堅調に推移しており、対前年度比12.0%増の約235億2,000万円、
一般会計予算規模
としては過去
最大規模
の431億6,000万円、対前年度比38億2,000万円、9.7%増としております。
特別会計
では、
予算総額
は232億1,700万5,000円で、前年度当初に比べて2.8%増としており、これは、
国民健康保険事業
、
介護保険事業
、
後期高齢者医療事業
の
医療費等
の増加によるものであります。
企業会計
では、新
半田病院建設
に伴う
工事費等
の増加により、
企業会計
の
支出予算総額
は277億2,524万9,000円で、前年度当初と比べて9.8%増としております。 半田市全会計の
予算総額
といたしましては941億225万4,000円で、前年度比7.9%の増としております。さきにも述べましたとおり、過去
最大規模
の予算となりますが、
地方債残高
の抑制に努め、引き続き健全な
財政運営
を行ってまいります。 それでは、当面の
市政運営上
の課題と方針につきまして、第7次
総合計画
の体系に基づき申し上げます。 1点目は、「学びあい育ちあう 自分らしさと夢を育むまち」であります。 初めに、教育についてであります。 次代を担う
子供たち
にとって、夢や目標を持ち、豊かな人間性や社会性、健やかな心と体を育むことは大変重要であります。未来のある
子供たち
が、
現代社会
を生き抜く力を養い、自分の幸せとは何かを自ら考える力を身につけることができるようにするため、市民や
有識者等
で構成する(仮称)幸せになるための教育を考える会議を設置し議論してまいります。 また、
ICT教育
については、これまで
GIGAスクール構想
を受け、1人1台端末をはじめとする
ICT教育環境
を整備してきました。整備した機器を有効に活用し、
ICT教育
を推進していくために、新たに
ICT教育
の専門家や
教育関係者等
で構成する(仮称)半田市
教育DX検討会議
を設置いたします。 幼児期から
学校教育
への切れ目のない支援については、
医療的ケア児
が地域の
小・中学校
に就学する場合の
児童生徒
や保護者の負担軽減のため、令和4年度は、看護師の配置と
設備工事
を実施し、
支援体制
を強化してまいります。
教育関係施設
の整備について、
小・中学校
では、
小中学校施設長寿命化計画
に基づき、老朽化した
学校施設
を改築し、
学習環境
の向上を図ります。
乙川中学校
は令和4年度3学期の
供用開始
を予定しており、
改築工事
を進めてまいります。
亀崎小学校
については令和7年度2学期の
供用開始
を目指し、校舎の改築等を実施してまいります。令和4年度は
基本設計
に着手いたします。また、全小中学校において児童・生徒の安全を確保するため、外壁や軒裏の
コンクリート剥離
などの全面調査に基づき、必要な
改修工事
を実施してまいります。 新
学校給食センター
については、最新の
衛生管理基準
に対応し、より安全で安心な
学校給食
の提供を行うため、令和6年9月の
供用開始
を目指し、事業を進めてまいります。令和4年度は、
実施設計
を行うとともに、
敷地造成工事等
に着手してまいります。 地域の生涯学習や
地域活動
の拠点となる
地区公民館
については、市民が安全かつ快適に利用できるよう順次更新を行ってまいります。現在、
改築工事
を進めている
岩滑公民館
については、令和5年1月の
供用開始
を予定しています。 これら
教育関係施設
を含め
公共施設
の更新等については、4月から
建設部建築課
に業務を集約し、
公共施設
全体での事業の優先順位の決定や適正な修繕などを実施してまいります。
幼児教育
については、多様化する教育・
保育ニーズ
や低年齢児の
待機児童
などの課題に対応すべく、半田市
保育園等公民連携更新計画
に基づき、
花園保育園
の民営化を進めてまいります。令和5年4月の開園に向け、事業者による新
花園保育園
の
建設工事
を実施いたします。また、円滑な移行に向けた引継ぎや、園児や保護者の不安を解消するための
共同保育
を、市と事業者で連携して実施してまいります。
子育て支援
については、4月から現行の
子育て支援課
と
保健センター
の組織を改編し、
子ども未来部子ども育成課
と
子育て相談課
を設置し、子供に関する
相談窓口
の統合と
発達支援
に関する業務の一元化など、
子育て支援施策
の
推進体制
の強化を図ってまいります。 また、身近に子育てを支援してくれる身内のいない家庭や
共働き家庭
が安心して子育てができる
環境づくり
を推進するため、
ファミリーサポート事業
の充実を図ります。 令和4年度から、1歳6か月児の
健康診査
時にお
試し無料券
を配付し、気軽に利用していただける機会を提供するとともに、
利用者支援専門員
を配置し、
サポート力
の向上を図ります。これらを円滑に実施するためには
援助会員
の増加が不可欠であり、
依頼会員
が支払う報酬に市からの謝金を上乗せする形で、子育ての手助けをしてくださる
援助会員
の増加を図ってまいります。 さらに、子育て中の保護者の様々な働き方を支援するため、令和5年度から新たに夏休みなど学校の
長期休業期間
に限定した児童の預かり事業を計画しております。当面、各中学校区に1か所ずつ開設することを目指し、令和4年度は
開設準備
のための
施設整備等
を実施いたします。
文化振興
については、半田市
文化芸術推進計画
に基づき、音楽のある
まちづくり事業
及び
文化芸術普及推進事業
を展開します。
文化芸術
は、人の創造力や表現力を高め、人と人とのつながりを育み、時には生きる活力を与えてくれる力を持っています。これまで重点的に取り組んできた
音楽文化
の振興に加え、町なかでの
アート展示
や
体験ワークショップ
などを行い、市民がより身近で気軽に
文化芸術
に触れ、親しめる機会の充実を図ってまいります。
新美南吉記念館
について、令和4年度は、近年判明した南吉に関する新しい情報を盛り込み、多言語にも対応した内容に
展示パネル
を全面リニューアルいたします。 また、ストップモーションアニメ「ごん」を多くの方に鑑賞いただき、「ごんぎつね」の世界観を感じてもらえるよう、館内をはじめ、
イベント等
で特別上映し、市内外に
南吉文学
をPRしてまいります。市民の南吉に対する関心を一層高め、作品に描かれた
ふるさと半田
への愛着と誇りを醸成するとともに、令和5年に迎える
新美南吉生誕
110年への機運を盛り上げてまいります。 2点目は、「地球に配慮しながら成長する 都市の活力を育むまち」であります。
産業振興
については、農業、商業、工業の
関係団体
、企業、行政等で構成する
産業振興会議
を立ち上げ、コロナのような
産業活動
に大きな影響を及ぼす
社会情勢
や日々変わる
経済状況
、雇用促進や労働に関する社会問題などに対応するため、必要な市独自の
経済活性化策
の検討を行ってまいります。
工業団地造成
については、石塚町地内での整備に向けて、愛知県をはじめとする
関係機関
と協議を進め、令和9年度の
分譲開始
を目指してまいります。また、中億田町地内については、
工業用地
を臨海部に求める企業もあることから、
民間主導
による工場立地を支援してまいります。
環境施策
については、2050年ゼロ
カーボンシティ
の実現に向けて、市民、事業者、行政など、あらゆる主体が協働で
二酸化炭素排出削減
に取り組む必要があり、その
ロードマップ
として策定した、
ゼロカーボンシティはんだビジョン
に沿って、
地球温暖化対策
を推進してまいります。 令和4年度は、
市民向け
の勉強会や
事業者向け省エネセミナー
などを開催し、ゼロ
カーボン
に向けた機運の醸成を図るとともに、新たに
住宅用太陽光発電設備
などの導入促進のため、
設置費等
に係る
補助金制度
を創設いたします。 また、
学校給食
の
残菜処理
を
民間事業者
が行う
バイオガス発電施設
に委託し、
再生可能エネルギー
の促進に協力するなど、ゼロ
カーボン
の取組を推進してまいります。
ごみ減量
と資源化の推進については、昨年4月から
家庭系ごみ
の有料化を導入させていただきました。市民の皆様の御理解と御協力により、
ごみ減量
と資源化は順調に進んでおり、改めて感謝を申し上げます。 4月からは、武豊町の
知多南部広域環境センター
が
供用開始
となります。
ごみ処理
の広域化により、半田市
クリーンセンター
での
ごみ処理
は3月末で終了しますが、引き続き同施設は、資源化の拠点として受入れを行ってまいります。持込みの
資源化対象品目
を拡大するなど、今後も一層の
ごみ減量
と
資源リサイクル
の推進を図ってまいります。
観光振興
では、本市の
醸造文化
と
経済発展
の象徴である
半田運河周辺
において、市制85周年の記念として、提灯行列をメインとする光や音楽を楽しめるイベントを開催し、市民と一緒にお祝いするとともに、
半田運河
の魅力を発信いたします。 また、第9回はんだ
山車まつり
については、コロナの影響で1年延期となりましたが、令和5年10月の開催に向け、市民、経済界、
半田山車祭り保存会
をはじめ、各
山車組関係者
、行政が連携して
実行委員会
を立ち上げ、準備を進めてまいります。 3点目は、「つながり助けあう 健康と笑顔を育むまち」であります。 新
半田病院
の建設については、
知多半島医療圏
における
中核病院
としての役割を継続的に担い、
高度医療
と良好な
療養環境
の提供、防災上も安全で安心できる病院とするため、令和7年春の開院を目指し、計画的に事業を進めてまいります。令和4年度は、
造成工事
と
本体工事
に着手いたします。 また、
常滑市民病院
との
地方独立行政法人化
による
経営統合
に向け、4月に
統合準備室
を開設するとともに、統合後を見据えた
組織体制
を整備し、
診療統合
、
機能分担
による新たな
地域医療
の構築を進めてまいります。 新病院への
アクセス道路
については、懸案であった阿久比町内の
島田橋耐震対策
について、昨年、私自身が直接
阿久比町長
と協議を行い、
耐震工事
の合意を得ました。
緊急車両等
の円滑な通行や利用者の利便性を確保するため、着実に命の道の整備を進めてまいります。
健康増進
については、4月から福祉部に新たに健康課を設置し、若い世代から高齢者まで幅広い世代に向けて、
生活習慣
の見直しや改善、社会で支える
健康づくり
など、
健康増進
に関する施策を総合的に実施してまいります。 また、高齢者の疾病予防と
生活機能維持
の両面において、効果的かつきめ細やかに対応するため、
保健事業
と
介護予防
を一体的に実施するなど、さらなる
健康寿命
の延伸を目指してまいります。あわせて、令和4年1月に
国立長寿医療研究センター
と締結した高齢者の
健康増進事業
に関する協定に基づき、高齢者を対象に
認知症予防
や
機能低下
を抑えるための取組を協働で実施してまいります。
スポーツ振興
については、昨年、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催され、本市でもその
聖火リレー
と
聖火フェスティバル
が行われました。これを契機に、これまで以上に市民が
スポーツ
に関心を持ち、そして、誰もが、いつでも、どこでも、いつまでも
スポーツ
に触れることができる機会を拡充するため、日本福祉大学と連携し、
総合型地域スポーツクラブ
の活動が持続可能となるよう、会員数の増加、指導者の確保といった課題を解決していくための研究や
実践事業
を展開いたします。
地域福祉
については、今年度から開始した
アウトリーチ等
を通じた
継続的相談支援
を推進し、複合化した
生活課題
をお持ちの方や
福祉制度
のはざまで支援が届いていない方に、必要な支援を届けます。また、
福祉サービス事業所
などを活用した
社会参加
に向けた支援や
地域づくり
に取り組み、包括的な
支援体制
の構築を進めてまいります。
生活困窮者
への支援については、コロナによる
日常生活
への影響が長期化しております。経済的な理由で生活に苦しむ市民への支援は、より重要度が増していくと見込んでいます。
コロナ禍
においても
生活困窮
から抜け出し、安定した生活を送ることができるよう、
くらし相談室
において、様々な制度を活用した
生活改善
への支援を行うとともに、職を失った方に対しては、早期の自立に向け、ハローワークと連携したきめ細かな
就労支援
を行ってまいります。 4点目は、「安心・安全で快適な生活 質の高い暮らしを育むまち」であります。 防災・
減災対策
については、今後発生が予想される大
規模災害
の備えとして、新たに
被災地ボランティア派遣事業
を実施いたします。現地での
ボランティア活動
による復旧、復興への貢献とともに、被災や復興の状況をじかに体感していただくことで、防災、減災に対する意識の向上、活発な
自主防災活動
や共助の
体制づくり
へとつなげてまいります。 また、災害時
医療拠点
となる新
半田病院
や、
物資集積拠点
となる
知多南部総合卸売市場
と連携しやすい近接地において、被災時に患者を搬送するためのヘリポートと、
支援物資
の一時保管や
防災備蓄品
を保管する大型倉庫を備えた
防災広場
を整備し、市の
災害対応力
を強化してまいります。令和4年度は、用地取得と
造成実施設計
を行います。 集中豪雨などへの備えとしては、浸水による被害の軽減を図るため、
雨水管理方針
に基づいた
下水道施設
や水路、ため池などの
排水施設
を活用した再
整備計画
を策定いたします。 次に、快適な住環境の整備についてであります。
JR武豊線連続立体交差化事業
については、令和9年度の
事業完了
を目指し、
事業主体
である愛知県や
東海旅客鉄道株式会社
と連携を図り、
高架本体工事
を進めてまいります。また、
高架下空間
の活用について、半田市
商店街連合会
など
地元関係者
と連携を図りながら、
整備コンセプト
や
利用形態
の方針等の
整備計画
を策定してまいります。
JR半田
駅前
土地区画整理事業
については、
鉄道高架
に合わせ、令和9年度の
工事完了
を目指し、建物の移転を進めるとともに、
区画道路
や
宅地造成等
の
区画整理工事
を進めてまいります。この地区は、
鉄道産業遺産
のある駅前と、醸造の歴史を感じる
半田運河
とをつなぐエリアであることから、新たに
地区計画
を策定するとともに、
景観形成重点地区
に定め、
中心市街地
としてふさわしいにぎわいある
土地利用
の誘導を図ってまいります。
半田乙川中部土地区画整理事業
における
都市計画道路環
状線について、引き続き
東海旅客鉄道株式会社
と連携して実施する跨線橋上部工事などを進めてまいります。国道247号に接続するための交差点改良工事が完了する令和5年度末までに、区域内の全面
供用開始
を目指してまいります。 市道生見高根線については、亀崎交番の移転に伴い一部供用を開始しており、令和4年度に全ての道路整備工事を完了し、全面
供用開始
をいたします。また、道路整備に合わせて駅駐輪場を整備し、駅周辺の適正な交通環境を確保してまいります。 景観形成については、ふるさと景観計画に基づき、半田らしい魅力ある景観づくりに取り組んでまいります。
景観形成重点地区
において、さらなる景観形成を図るため、市民主体の活動組織の設立を進めてまいります。 特に亀崎地区では、亀崎潮干祭の山車運行ルートである亀崎仲町通りの無電柱化、景観に配慮した道路整備を行うことで、良好な景観形成とまちへの愛着や誇りの醸成につなげてまいります。令和4年度は実施計画を行い、令和8年度の
事業完了
を目指します。 市民の移動手段の1つである地区路線バスについては、平成30年度の大幅再編以降、交通事業者や各地域のバス会との官民協働により、路線バス網は年々拡大しています。令和4年度は、市営路線の期間限定運賃無料キャンペーンや、地区路線Aにおける小学生運賃無料化など、利用促進に取り組んでまいります。 また、将来的な移動需要の高まりを見据え、路線バスがなじまない地域における新たな移動手段の確保を図るべく、有脇小学校区では、地域の実情に合わせ、通常よりも安価な料金で利用できるタクシーの新規制度化を進めてまいります。 5点目は、「互いを尊重し知恵と力を活かしあう 豊かさを育むまち」であります。 協働については、市民
チャレンジ
協働プランに基づき、これまで以上に市民や市民活動団体、事業者との連携、協力の裾野を広げ、多彩な協働を推進してまいります。 市民活動助成制度では、
チャレンジ
部門において教育・子育て分野の施策に関わる対象事業の助成率を引き上げ、市民活動に対する支援を強化してまいります。また、次代を担う若い世代に向けた取組として、高校生の市民協働や社会参画への意識の醸成をはじめ、市民活動団体への支援や、企業の社会貢献を併せて実現する若者市民協働意識醸成事業を展開してまいります。 共生社会の推進については、第3次男女共同参画推進計画である、みんなが輝く
チャレンジ
プランに基づき、女性活躍やワーク・ライフ・バランスをさらに推進するとともに、多様な価値観やライフスタイルを互いに認め、尊重し合えるよう、パートナーシップ制度の導入などの検討を進めてまいります。 また、多文化共生では、日本福祉大学と連携し、多文化コミュニケーションスキルを学ぶ留学生との協働により、新たに外国籍市民と日本人との地域交流を促すイベントを開催してまいります。 デジタル社会の推進については、情報技術の進展により、社会全体のデジタル化が加速しています。行政においても、既存業務の仕組みを変革し、市民サービスを向上していくことが求められており、4月から新設するデジタル課を中心に、全庁を挙げて取り組んでまいります。 令和4年度は、市民が市役所に足を運ばなくても手続が行えるよう、行政手続のオンライン化を進め、市民の利便性向上を図るほか、庁内のWi-Fi環境整備、管理職のパソコンをタブレット化するなど、自席以外でも必要な情報を取得できる環境を整え、業務の効率化を図ってまいります。 また、令和6年度から運用開始予定の第4次情報システム最適化事業については、国が示す情報システム標準化に対応したシステムを構築するため、令和4年度に委託事業者の選定を行ってまいります。 キャッシュレス決済の推進については、新たに市役所窓口での証明書発行手数料に
QRコード決済
を導入し、利用者の利便性向上を図ってまいります。 開かれた市議会の推進については、議会基本条例に基づき、市民に分かりやすい議会運営を目指し、議員一丸となって取り組んでいただいているところであります。議会との協議の下、令和4年度は本会議のネット中継を行うなど、広報広聴機能を強化するとともに、議員活動の効率化を図るため、議員にタブレット端末を配付いたします。議会
ICT化
の取組を通じ、市民に、市議会、そして市政を身近に感じていただけるよう努めてまいります。 以上が令和4年度に実施する主な事業であります。 結びに、長引く
コロナ禍
において、まちの発展のためには、ウイズコロナに対応して市政を動かしていかなければならないことは言うまでもありません。そのために、市民、事業者、行政がより一層の連携を図り、まちづくりを進めていく、そんな1年にしていきたいと思います。12万半田市民の幸せのために、全身全霊で
市政運営
に取り組んでまいる所存でありますので、市民の皆様のこれまで以上の御理解と御協力をお願い申し上げます。 以上で令和4年度の施政方針とさせていただきます。 (降壇) ○議長(
渡邉昭司議員
) 以上で令和4年度
市長施政方針
についてを終わります。 以上で本日の日程は全て終了しました。 本日はこれにて散会します。
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午後1時52分 散会...
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