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03月24日-07号

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  1. 半田市議会 2020-03-24
    03月24日-07号


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    令和 2年  3月 定例会(第1回)          令和2年3月24日 午前9時30分開議1.議事日程(第7号)                     |付託委員会 日程第1 議案第6号 令和2年度半田一般会計予算      |各常任委員会 日程第2 議案第7号 令和2年度半田乙川中部土地区画整理事業建設産業            特別会計予算              | 日程第3 議案第8号 令和2年度半田JR半田駅前土地区画整理建設産業            事業特別会計予算            | 日程第4 議案第9号 令和2年度半田駐車場事業特別会計予算 |総務 日程第5 議案第10号 令和2年度半田モーターボート競走事業特|総務            別会計予算               | 日程第6 議案第11号 令和2年度半田国民健康保険事業特別会計文教厚生            予算                  | 日程第7 議案第12号 令和2年度半田介護保険事業特別会計予算文教厚生 日程第8 議案第13号 令和2年度半田後期高齢者医療事業特別会文教厚生            計予算                 | 日程第9 議案第14号 令和2年度半田市立半田病院事業会計予算 |総務 日程第10 議案第15号 令和2年度半田水道事業会計予算    |建設産業 日程第11 議案第16号 令和2年度半田下水道事業会計予算   |建設産業 日程第12 議案第17号 半田市事務分掌条例一部改正について  |総務 日程第13 議案第18号 半田市職員定数条例一部改正について  |総務 日程第14 議案第19号 半田市市税条例一部改正について    |総務 日程第15 議案第20号 半田市手数料条例一部改正について   |建設産業 日程第16 議案第21号 半田市学校給食特別会計設置条例廃止につ|文教厚生            いて                  | 日程第17 議案第22号 半田市病院事業設置等に関する条例一部|総務            改正について              | 日程第18 議案第23号 半田市看護師等修学資金貸与条例一部改正|総務            について                | 日程第19 議案第24号 半田市廃棄物減量及び処理に関する条例|建設産業            一部改正について            | 日程第20 議案第25号 半田市が設置する一般廃棄物処理施設に係る|建設産業            生活環境影響調査結果縦覧等手続に関す|            る条例制定について          | 日程第21 議案第26号 半田市黒石墓地事業特別会計設置条例廃止|建設産業            について                | 日程第22 議案第27号 半田市国民健康保険税条例一部改正につい|文教厚生            て                   | 日程第23 議案第28号 知多都市計画半田乙川中部土地区画整理事業建設産業            施行条例等一部改正について      | 日程第24 議案第29号 半田市営住宅条例一部改正について   |建設産業 日程第25 議案第30号 半田乙川中部土地区画整理事業に伴う乙川浜|建設産業            田こ線橋新設工事に関する変更協定締結に|            ついて                 | 日程第26 議案第31号 和解及び損害賠償決定について   |建設産業 日程第27 議案第32号 市道路線廃止について         |建設産業 日程第28 議案第33号 市道路線認定について         |建設産業 日程第29 議案第34号 令和元年度半田一般会計補正予算第5号 |文教厚生 日程第30 常任委員会中間報告について            | 日程第31 議員派遣について                  | 日程第32 監査報告第1号 定例監査(建設部教育委員会、水道 |              部、市立半田病院)         |2.出席議員は次とおりである(22名)   1番  新美保博             2番  嶋崎昌弘   3番  小栗佳仁             4番  小出義一   5番  鈴木健一             6番  芳金秀展   7番  沢田 清             8番  水野尚美   9番  鈴木幸彦            10番  伊藤正興  11番  山田清一            12番  坂井美穂  13番  山本半治            14番  加藤美幸  15番  中川健一            16番  竹内功治  17番  澤田 勝            18番  岩田玲子  19番  渡辺昭司            20番  久世孝宏  21番  石川英之            22番  榊原伸行3.欠席議員は次とおりである(なし)4.地方自治法第121条により説明のため出席した者職氏名(26名)  市長         榊原純夫   副市長        堀嵜敬雄  企画部長       竹部益世   総務部長       山本卓美  市民経済部長     滝本 均   福祉部長       新村 隆  健康子ども部長    笠井厚伸   建設部長       大山仁志  水道部長       斉藤清勝   病院事務局長     竹内甲司  防災監        柘植信彦   財政課長       河合信二  環境課長       大嶽浩幸   クリーンセンター所長 加藤明弘  高齢介護課長     倉本裕士   国民年金課長     早川直樹  土木課長       村瀬浩之   市街地整備課長    奥田陽一  建築課長       神戸伸公   上下水道課長     大松季也  下水道課長      森下雅仁   病院管理課長     坂元照幸  教育長        鈴川慶光   教育部長       岩橋平武  学校教育課長     沼田昌明   学校給食センター主幹 森田知幸5.職務ため議場に出席した事務局職員職氏名(6名)  議会事務局長     小野田靖   議事課長       関 正樹  同副主幹       鳥居高宏   同主査        村上裕子  同主事        小池 淳   同書記        石原義士---------------------------------------     午前9時30分 開議 ○議長(石川英之議員) 皆さん、おはようございます。 ただいま、出席議員22名です。 直ちに本日会議開きます。 本日議事日程はお手元にお配りしたとおりですので、よろしくお願いします。--------------------------------------- △日程第1 議案第6号 令和2年度半田一般会計予算 △日程第2 議案第7号 令和2年度半田乙川中部土地区画整理事業特別会計予算 △日程第3 議案第8号 令和2年度半田JR半田駅前土地区画整理事業特別会計予算 △日程第4 議案第9号 令和2年度半田駐車場事業特別会計予算 △日程第5 議案第10号 令和2年度半田モーターボート競走事業特別会計予算 △日程第6 議案第11号 令和2年度半田国民健康保険事業特別会計予算 △日程第7 議案第12号 令和2年度半田介護保険事業特別会計予算 △日程第8 議案第13号 令和2年度半田後期高齢者医療事業特別会計予算 △日程第9 議案第14号 令和2年度半田市立半田病院事業会計予算 △日程第10 議案第15号 令和2年度半田水道事業会計予算 △日程第11 議案第16号 令和2年度半田下水道事業会計予算 △日程第12 議案第17号 半田市事務分掌条例一部改正について △日程第13 議案第18号 半田市職員定数条例一部改正について △日程第14 議案第19号 半田市市税条例一部改正について △日程第15 議案第20号 半田市手数料条例一部改正について △日程第16 議案第21号 半田市学校給食特別会計設置条例廃止について △日程第17 議案第22号 半田市病院事業設置等に関する条例一部改正について △日程第18 議案第23号 半田市看護師等修学資金貸与条例一部改正について
    △日程第19 議案第24号 半田市廃棄物減量及び処理に関する条例一部改正について △日程第20 議案第25号 半田市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果縦覧等手続に関する条例制定について △日程第21 議案第26号 半田市黒石墓地事業特別会計設置条例廃止について △日程第22 議案第27号 半田市国民健康保険税条例一部改正について △日程第23 議案第28号 知多都市計画半田乙川中部土地区画整理事業施行条例等一部改正について △日程第24 議案第29号 半田市営住宅条例一部改正について △日程第25 議案第30号 半田乙川中部土地区画整理事業に伴う乙川浜田こ線橋新設工事に関する変更協定締結について △日程第26 議案第31号 和解及び損害賠償決定について △日程第27 議案第32号 市道路線廃止について △日程第28 議案第33号 市道路線認定について △日程第29 議案第34号 令和元年度半田一般会計補正予算第5号 ○議長(石川英之議員) 日程第1、議案第6号から日程第29、議案第34号まで29議案一括議題とします。 以上案件については、各委員会に付託し、御審査お願いしてありますので、その経過と結果について各委員長から報告お願いします。 初めに、総務委員長からお願いします。     〔総務委員長 岩田玲子議員 登壇〕 ◆総務委員長岩田玲子議員) 当総務委員会に付託された案件については、3月16日は午後1時30分から、17日は午前9時30分から、18日は午後1時から、委員全員出席下、いずれも委員会室において慎重審査しましたので、その経過と結果御報告申し上げます。 初めに、議案第6号中、当委員会に分割付託された案件については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、歳出、2款 1項 1目 ふるさと納税事業について、入りが1,600万円、出が2億1,000万円と昨年度実績踏まえ業務委託化し、令和2年度から返礼品数大幅に増やすなどで寄附確保に努めるとことだが、目標額2,000万円とした根拠は。とに対し、事務手続委託化行い、新たな体制で取組として、前年度実績3割増し目標額に設定しました。この目標額は最低ラインと捉えており、今後も寄附額増に向け取り組んでまいります。とこと。 当該事業効果どう捉え、今後、市としてどのような方向性か。とに対し、この事業は増収となる自治体がある一方で、減収となる自治体が必ず生じる事業ですが、国は地方活性化事業として推進方向にあるため、半田市が実施せずに他市に税収奪われるだけとなるよりは、少しでも寄附得て、その増額に努めていくべきだと考えています。とこと。 同項 6目 シティプロモーション推進事業について、今まで様々な取組行い、令和2年度はオリジナル年賀状サイト作成やオリジナルメガホン作製など予定しているとことだが、成人へ名刺配布取りやめるなど、事業推進に苦慮しているように感じられる。過去実績から事業浸透度どう捉えて、今後どのように進めていくか。とに対し、試行錯誤中で様々な取組行い、うまくいったもの、いかなかったもの、それぞれありますが、今後進め方としては、シティプロモーション2本柱である市認知度向上と市民まちへ愛着高めること軸に、継続して取り組むことで浸透図っていきます。とこと。 オリジナルメガホン具体的な形状と作製数はどうか、また、どのような使用想定しているか。とに対し、ライメックスという石油や木材使用量大幅に削減した環境に優しい素材で2,000個作製します。折り畳み式でうちわにもなり、スポーツ全国大会などに出場する方が市長表敬に来ていただいた際に応援団用に配布し、使用していただくことで、市PR図っていきたいと考えています。とこと。 同項 9目 高齢者運転免許自主返納促進事業について、返納者へ記念品はバス利用券場合は1万8,000円、タクシー利用券は5,000円とことだが、金額、乗車できる回数換算や地区内路線有無など、市民へ公平性どのように考え設定したか。とに対し、この事業開始するときは、半田市が公共交通再編し、注力していく時期でもありました。バス利用促進図る目的もあり、自主返納者に対してもバスに重点置くこととしました。とこと。 また、前年度予算が683万2,000円に対し、令和2年度予算は271万9,000円と大幅に減額しているが、前年実績どのように検証し、翌年度予算立て行ったか。とに対し、前年度事業開始時は、運転免許自主返納者実績から申請件数推計しましたが、令和2年度予算につきましては、今年度申請実績に基づき計上した結果、減額となったものです。とこと。 同項 12目 多文化共生推進事業について、令和2年度で理解促進ため研修会開催するとことだが、目標値500人の対象、回数など、内訳はどのようか。とに対し、市職員対象が2回、教員・地域対象が5回、企業対象が1回です。とこと。 令和2年度に市として多文化共生にどう取り組んでいくか。各課が取り組む具体例はあるか。とに対し、初年度は、外国籍市民理解深めることと、窓口支援重点に市民協働課が取り組みます。全庁的な取組としては、庁内で各課等職員が課題等について意見交換行う会議新たに設け、事業検討していく予定です。とこと。 今年度の監査報告で、監査委員から事務改善点においてRPA推奨意見が出されているが、それ踏まえた令和2年度取組とその効果はどのようか。とに対し、RPAについては、今年度既に導入しており、一定効果得ています。来年度は適用業務拡大し、印刷文字データ化するOCR導入し、RPAと連携させることで、時間として600時間、人件費190万円程度縮減が図れると見込んでいます。とこと。 同款 2項 1目 固定資産税等一般事務家屋図面電子化業務委託料について、電子化することで大規模災害時被害調査効率化と図面保管省スペース化図るとことだが、被害調査に係る効果詳細はどのようか。とに対し、現在紙で保管している約15万件家屋図面電子化し、総合型GIS等管理、印刷が可能となることから、迅速に被害調査に着手でき、国示す災害発生後1か月以内罹災証明発行が可能となります。とこと。 令和2年度予算編成時には経済が安定しており、重点事業に厚く充て、そのほか事業においても必要な予算計上したとことだが、現在は経済先行きが不透明な状況となっている。税収減見通しと、既に予定している事業に対し、予備費充当等も含め、どのように対応していくか。とに対し、個人市民税は前年収入に対し課税するため、令和2年度には大きな影響はないと考えていますが、法人市民税については減収が見込まれます。この減収分は財政調整基金で手当てするなど、補正予算提出等も視野に入れ、必要な手だて講じていきます。とことでした。 その後、討論省略し、挙手により採決した結果、賛成多数をもって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第9号については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、雁宿駐車場管理運営事業について、エレベーター更新工事1,570万1,000円が予定されているが、その工事内容はどのようか。とに対し、エレベーター速度制御する制御盤改正行い、あわせて、エレベーターつるロープレール耐震化行います。とことでした。 その後、討論省略し、挙手により採決した結果、賛成多数をもって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第10号については、補足説明の後、慎重審査し、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第14号については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、資本的支出建設改良費で、新病院建設支援業務委託料が2,200万円計上されているが、業務内容はどのようなものか。とに対し、新病院設計や移転後運営等に際し、医療設備や機器配置、物品流れ、患者、スタッフなど人の動線、それに伴う人事配置、支出コスト計算など、総合コンサルティング委託するものです。とこと。 業務内容が多岐にわたるが、2,200万円内訳はどのようか。とに対し、当該事業は令和7年度まで総額1億2,000万円継続事業であり、令和2年度は現半田病院医療機器情報システム、物流、業務委託など現状把握行います。とこと。 慢性的に医師、看護師不足が生じている中、監査委員からも、半田病院は現在、順調かつ安定した経営ができており、職場環境整備にも必要なコストかけるべきと指摘がされている。新年度予算において職場環境改善観点で注力したものがあるか。とに対し、ダヴィンチなど高額な医療機器導入し、医師確保と医療業務負担軽減に努めるほか、労務職員退職に伴い手術室清掃等看護師が行い負担となっていたところ業者委託とする等改善図りました。とこと。 常滑市民病院経営統合について、現在常滑市民病院は医師不足による経営状況悪化が懸念されている。夜間救急診療休止するなど報道もされており、経営統合に対し不安感じる市民もいると考えるが、市民に対しどのように説明していくか。とに対し、まず、医師不足については、経営統合控えていることで常滑市へ医師派遣が困難になっている状況があると聞きましたので、両市長が一緒に医局派遣要望に行くなどし、医師確保と経営安定に努めていきます。また、市民には、経営統合により急性期半田病院、回復期常滑市民病院と機能分担がされ、急性期から回復期まで切れ目なく安心して治療受けられる体制が整うことで理解が得られると考えています。とこと。 現在、第三者機関に委託し実施している両病院経営状況調査結果受け、双方が合意に至らない場合は、経営統合取りやめる判断はあるか。また、その場合決定時期はいつ頃になるか。とに対し、取りやめる判断はあり得ます。その場合、現時点でいつ頃と決まってはいませんが、来年度中には答え出さなければいけないと考えています。とことでした。 その後、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第22号及び議案第23号5議案については、それぞれ補足説明の後、慎重審査し、討論省略し、それぞれ採決した結果、5議案とも委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 以上、御報告申し上げます。 ただいま報告において、収支コスト計算と申し上げるところ誤って支出コスト計算と申し上げました。おわびして、訂正いたします。     (降壇) ○議長(石川英之議員) 次に、文教厚生委員長からお願いします。     〔文教厚生委員長 小出義一議員 登壇〕 ◆文教厚生委員長(小出義一議員) 当文教厚生委員会に付託された案件については、3月16日は午後1時から、17日は午前9時30分から、いずれも全員協議会室において、18日は午後2時30分から委員会室において、委員全員出席下、慎重審査しましたので、その経過と結果御報告申し上げます。 初めに、議案第6号中、当委員会に分割付託された案件については、それぞれ補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、歳出、3款 1項 1目 地域生活支援事業について、半田市地域支援センター新たに半田市内に設置することになった経緯は何か。また、現在利用者は3名とことだが、新たな施設利用者はどの程度人数見込んでいるか。とに対し、半田市内に設置することとなった経緯は、現在施設は市外にあり利便性が悪く、第2期半田市障がい者保健福祉計画において、市内で整備するものといたしました。また、新たな施設利用者数については、1日10名程度見込んでいます。とこと。 同じく、生活困窮者自立支援事業うち、ひきこもり対策として新たにアウトリーチ支援員設置するが、この事業目的は何か。また、アウトリーチ支援員は具体的にどのような業務に取り組むか。とに対し、アウトリーチ支援員配置目的は、ひきこもりに関する各家庭様々な困り事解決することにあります。具体的な業務内容は、現在、教育委員会と連携して、中学校卒業する不登校生徒情報共有しており、今後、引き籠もっている生徒及びその家庭に対してアプローチするなど、切れ目ない支援行ってまいります。とこと。 同款 3項 2目 生活保護扶助事業について、就労自立による保護廃止世帯数目標値が前年度40件から25件に減少している理由は何か。とに対し、これまで生活保護世帯に対し、生活困窮者自立支援事業によって、就労支援積極的に行ってきたことで、就労自立可能な世帯数自体が年々減少しているためであります。とこと。 同款 2項 2目 地域子育て支援拠点委託事業について、市内4か所事業者へ委託費用は、いずれも同額であるとことだが、令和元年度では差額が生じているはなぜか。とに対し、令和元年度は、新規開設2か所について公募手続行う必要上、8月以降委託開始予定し、委託期間に応じて予算計上行ったためです。とこと。 市内4か所施設規模に大きな差があると思うがどうか。とに対し、国基準ではおおむね10組程度親子が集まることができるスペースであることと定められており、いずれ施設も基準満たしており、問題ないと考えています。とこと。 新たに2つ施設が開設したことで、地域子育て支援拠点整備進捗状況はどこまで進んだか。とに対し、今年度、新たに2か所開設したことで、5中学校区全て網羅できる状況になったため、地域子育て支援拠点整備は一旦完了したと考えております。とこと。 同款 2項 6目 子育て支援センター利用促進事業について、子育て支援センター利用する際駐車料金無料時間拡大は、施設が開設した当初から要望があったが、なぜ今タイミングで実施することになったか。また、ふるさと納税原資に実施するとことだが、事業継続性は確保できるか。とに対し、子育て支援センター専用駐車場ではなく、あくまで市営駐車場であることから、利用者に応分御負担お願いしてきましたが、近年実施したアンケートなどでも駐車料金負担軽減求める多く声が寄せられている一方、ふるさと納税制度で子育て支援ために毎年多く御寄附頂くようになりました。この事業に寄附金活用させていただくことにより、ニーズにお応えできると判断したものであります。なお、毎年寄附金額や寄附金積み立てた基金残高状況から、一定期間は事業継続性が見込まれるものと考えています。とこと。 同款 2項 4目 市立保育園管理運営事業について、保育園など公民連携在り方について、今後方針はどのようか。また、市民説明はどのように行っていくか。とに対し、今後は、市内保育園民営化と認定こども園化推進していきたいと考えています。令和2年度から10年間で民営化または認定こども園化する園個別施設計画定め、適宜、地域住民や保護者に説明を行ってまいります。とこと。 4款 1項 1目 母子健康増進事業について、こんにちは赤ちゃん訪問では、支援につながった事例は何件か。また、妊娠期から切れ目ない支援行うとしているが、具体的な取組は何か。とに対し、赤ちゃん訪問で伺った967人のうち122が支援につながっています。妊娠期から切れ目ない支援については、母子健康手帳交付時から見守り続けており、部署超えた情報共有や連携図っています。とこと。 同款 1項 2目 予防接種事業について、令和元年度風疹予防接種接種割合はどの程度か。また、今年度に予防接種行わなかった方へ対応は考えているか。とに対し、今年度は昭和47年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた6,528に対し、抗体検査と予防接種が無料でできるクーポン券配布いたしましたが、働き盛り忙しい年代であるためか、利用者は2割程度でした。次年度は昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた方対象に同様クーポン券配布することで、今年度、抗体検査と予防接種受けられなかった方にも御利用いただけるよう配慮いたします。とこと。 9款 6項 4目 半田運動公園改修事業について、半田運動公園陸上競技場は改修後も現在と同様に第3種陸上競技場公認目指すとことだが、その理由はなぜか。とに対し、半田運動公園陸上競技場では年間で17回陸上競技大会実施されていますが、陸上競技大会記録は公認競技場でないと公式記録として認められません。現在、知多地域公認競技場は半田市含め2か所しかなく、知多地域における陸上競技振興と競技会開催場所確保するため、引き続き第3種陸上競技場として整備行いたいとするものです。とこと。 同款 1項 3目 学校生活支援事業うち、支援が必要な児童・生徒へサポートについて、これまでは学校生活支援員、補助員増員行ってきたが、今後はほか対応も考えていく必要があると思うがどうか。とに対し、人員増以外対応として、特別支援経験が少ない教員向け研修や、校種超えた教員同士で研究事業実施するなど、ソフト面で支援充実も行ってまいります。とこと。 同じく、いじめ・不登校対策事業について、今後取組や方針はどのようか。とに対し、自ら声上げることができない生徒・児童救うため、こちらから出向いて状況把握するよう努めていきます。そのために、教育相談員1名追加で配置し、各中学校区に1ずつ相談対応に当たる人員確保します。ほかにも、新たな居場所づくり行うことで、不登校児童・生徒が選択できる内容増やす取組行ってまいります。とこと。 同款 5項 1目 旧中埜家住宅保存管理事業について、旧中埜住宅では、建物公開だけではなく、庭など外観活用するような取組行うべきと思うがどうか。とに対し、旧中埜家住宅庭にはバラはじめ季節ごとに花や実つける植物が植えてあり、市民や観光で訪れた方に見ていただけるよう整備しています。今後は庭から建物見て楽しんでいただけるような仕掛け行っていきたいと考えています。とこと。 同款 5項 7目 新美南吉童話賞事業について、魅力向上に向けて取組はどうか。とに対し、新美南吉童話賞ならでは取組として、オマージュ部門構想により磨きかけていきたいと考えています。また、応募者数増やすためにメディアへ積極的なPRや、学校先生から生徒に勧めてもらうために市内小・中学校や安城市学校に対してもPR活動行ってまいります。とこと。 総括的な質疑として、令和2年度予算では歴史や文化に関する事業は多くあるものの、市民には歴史と文化まち半田という意識が十分に醸成されていないと思うが、どのように考えているか。とに対し、近年では、半田歴史や文化に理解示してくれるも徐々に増えてきていると感じています。市民意識醸成には施策など効果がすぐに現れるものではありませんが、市内に住んでいるに半田市歴史や文化再認識してもらうことで、半田に住んでいること誇りに思ってもらえるよう取り組んでまいります。とことでした。 その後、議案第6号中、当委員会に分割付託された案件については、討論省略し、挙手により採決した結果、賛成多数をもって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第11号については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、ピロリ菌検査事業については、30歳、35歳新たに検査対象者に追加するとことだが、このこと市民に対してどのようにPRしていくか。とに対し、対象者へ受診券送付、市報やホームページへ掲載ほか、市内事業者チラシ広告欄に掲載してもらうことや、若い方にも見ていただけるようSNS活用し、PR行ってまいります。とこと。 国民健康保険支払準備基金繰入金について、現在、基金には約17億円積立てがあるが、毎年、約2億円ずつ基金切り崩しており、基金が底ついた後方針はどのように考えているか。とに対し、国民健康保険税税率検討しなければならない時期が収支状況から近づいてきていると考えており、二、三年以内には方針示す予定です。とことでした。 その後、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第12号については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、介護保険事業うち、第8期介護保険事業計画策定について、第7期計画と大きく変わる点はどこか。また、どのような課題想定しているか。とに対し、第8期事業計画では、これまで進めてきた地域包括ケアシステムさらなる強化、推進図っていくことはもちろんでありますが、2025年、2040年見据えたサービス基盤、人的基盤整備や、地域共生社会実現、介護予防・健康づくり施策充実など盛り込む予定です。また、本市でも介護人材不足が表面化してきているとことから、人材確保、支援が課題と捉えています。とことでした。 その後、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第13号、議案第21号、議案第27号については、それぞれ補足説明の後、慎重審査し、討論省略し、議案ごとに採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第34号については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、公民館管理運営事業について、住吉公民館空調がガス方式採用している理由はなぜか。また、電気式空調に変更する考えはなかったか。とに対し、住吉公民館は建物面積が広く、電気式空調整備するためにはキュービクル設置する必要があり費用が増えてしまうため、安価に整備できるガス方式採用したものです。電気式へ変更については、一部だけ電気式に変えることは技術的に困難で、管内全て空調変更するには夏までに工事が終わらないため、ガス式まま修繕実施したいとするものです。とことでした。 その後、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 以上、御報告申し上げます。 ただいま報告において、半田市地域活動支援センターと申し上げるところ、誤って半田市地域支援センターと申し上げました。おわびして、訂正いたします。     (降壇) ○議長(石川英之議員) 次に、建設産業委員長からお願いします。     〔建設産業委員長 中川健一議員 登壇〕 ◆建設産業委員長(中川健一議員) 当建設産業委員会に付託された案件については、3月16日及び17日は午前9時30分から、いずれも議会会議室で、18日は午後3時から、委員会室において、いずれも委員全員出席下、慎重審査しましたので、その経過と結果御報告申し上げます。 初めに、議案第6号中、当委員会に分割付託された案件については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、歳出、2款 3項 1目 個人番号カード交付事業について、マイナンバーカード交付計画で令和2年度中交付4万枚と見込んだ理由は何か。とに対し、マイナンバーカード普及促進ため、キャッシュレスで一定金額チャージまたは支払うと、最大5,000円分ポイントが還元される制度が令和2年度に実施されることから、令和4年度まで3年間交付計画うち、令和2年度最も交付枚数多い4万枚目標としました。とこと。 また、マイナンバーカード取得状況定期的に議会や市民に公表することは可能か。とに対し、進捗状況報告は可能です。本年1月中旬から2月末まで半田市交付率が全国10万都市中で1位と報告受けており、このような進捗状況も公表することで、市民取得意欲にもつながると思います。とこと。 4款 1項 3目 墓地管理事業について、市営墓地管理料受益者負担とする計画はあるか。とに対し、受益者負担観点から、管理料使用者に求めるは当然ことと考えます。今年度、使用者不明区画確認が終わり、ひとまず区切りがついたので、墓地管理在り方と並行しながら、管理料徴収についても令和6年度頃から行えるように体制整えていきます。とこと。 同じく、市営墓地利用者に対してアンケート実施した中に合葬墓について問いがあったが、合葬墓必要性について令和2年度はどのように考えていくか。とに対し、昨年実施したアンケート調査では、合葬墓へニーズ高まりがあることから、合葬墓設置は将来見据えた上でも必要と考えます。令和2年度に半田市墓地管理計画策定進める中で、合葬墓在り方十分検証し、判断していきます。とこと。 4款 1項 4目 畜産臭気監視事業について、いつまでにどのような状況にするか。とに対し、臭気については、現在、市内全畜産施設54か所敷地境界で年3回臭気測定実施し、規制基準値超過した事業所に対しては、大同大学と共同研究で作成した臭気低減マニュアルに基づき、経済課とともに改善指導行い、基準値以内事業所に対しては、現状維持するよう通知行っています。長期的プランはまだ計画できていませんが、超過している事業所が絞られてきましたので、改善まで目標時期定め、臭気問題解決に取り組んでいきます。とこと。 第2次半田市環境基本計画について、SDGs観点も含めて行っていくとことだが、畜産臭気に関してもいつまでにという期限定めて、畜産臭気が市民にとって気にならなくなるレベルにすることは、畜産農家ブランディング高めることにもつながるため、環境基本計画に含めていくこと期待するが、どのように考えるか。とに対し、畜産臭気については長年課題となっており、5年、10年後には臭気が軽くなったと思っていただける環境づくりために調査研究に努め、市政策として取り組んでいきます。とこと。 4款 2項 2目 家庭ごみ減量について、30年度と比較して、11日当たり47グラム減量目標としているが、具体的な施策はあるか。とに対し、令和2年度は、ごみ有料化の説明会に併せて、ごみ減量化についても説明を行う予定です。その際には、より具体的にイメージしていただけるように、実際に減量に成功した例紹介させていただき、効果あるごみ分別と減量周知に努めます。とこと。 同じく、4款 2項 2目 ごみステーション整備事業について、戸建て住宅建設する際事業主に求めるごみステーション設置について、自治区と話合いに基づき決定するではなく、ある程度強制力ある基準持つべきではないか。とに対し、条例施行規則では、区画数が10区画未満又は1,000平方メートル未満開発事業に際してごみステーション設置については規定がありませんので、ごみステーション設置する義務は現在ありません。今後は、市民こと考えながら、小規模開発についても意識持って調査研究してまいります。とこと。 同じく、4款 2項 2目 ごみ収集運搬事業備品購入費について、軽自動車購入で、高齢者などごみ出し困難世帯へ訪問する車両があるが、ごみ訪問収集はやりがいある仕事であるため、障がい者就労支援業務とすることについてはどう思われるか。とに対し、現在は正規職員2名で対応し、高齢介護課と連携しながら対象者安否確認役割も果たしており、個人情報保護に関わることでもありますので、就労支援業務とすることについては考えていませんが、検討課題として調査研究行ってまいります。とこと。 同じく、4款 2項 2目 半田市事業系ごみ排出割合は、一般で言われている量より少ないはなぜか。また、事業系ごみ袋に事業者名書いて排出していただくことはできないか。とに対し、事業系ごみ排出が少ない理由として、本来、ステーションには出せない事業系ごみが一般家庭ごみとして出されている可能性があります。事業系ごみ出し方マニュアル配布すると同時に、事業者が責任持って事業系ごみ処理していただくようにお願いしていきます。また、事業系ごみ袋に事業者名明記することについては、今後課題として調査研究行ってまいります。とこと。 6款 1項 2目 工業団地造成事業について、現在状況と課題はどうか。とに対し、工業団地造成に関わるニーズ調査結果、8ヘクタール事業予定面積に対して、8ヘクタール企業需要確認していますが、県企業庁より当該企業側用地取得希望単価では採算が取れないと言われており、対応に苦慮しているところです。とこと。 同じく、工業団地造成事業企業誘致について、開発が難航する場合はスピード感持って、政治的な判断でシフト変更進めることが自治体経営に求められるが、令和2年度決意はいかがか。とに対し、企業誘致につながる用地取得ことに関しましては、令和2年度第1四半期中には方針明確にしたいと思います。とこと。 同じく、中心市街地活性化事業について、知多半田駅前クラシティなど在り方について、10年後見据えた長期プラン計画がある中で予算なか。とに対し、商工会議所が策定した中心市街地活性化ビジョンでは、若手商業者が期待する中心市街地展望が組み込まれています。これら実現可能なものとするために、令和2年度はまちづくり支援事業商業施設助成金活用して、空き店舗活用したチャレンジショップ出店支援していきます。とこと。 観光事業について、予算における重点分野3本柱1つとして取り組んできたが、いつまで投資続けるか。また、半田市民ため観光位置づけはどのように考えるか。とに対し、まずは任期中はしっかりと取り組んでまいります。また、市民に歴史文化良さ知っていただくことは、観光PR訴求力にもつながりますので、費用対効果は別として、半田市に愛着持った市民が増えること望んでいます。とこと。 また、山車文化保存継承で、山車会館整備について、産業観光振興計画に入っているものの、令和2年度予算計画には何も載っていないは何ゆえか。とに対し、令和2年度においても具体化した動きはないため、予算には計上していませんが、次期総合計画策定と産業観光振興計画策定する中で、山車会館整備については一定方針示していけるように、現在、関係する担当課において意見交換行っております。とこと。 6款 1項 4目 観光振興事業について、観光振興進める上で、半田市内における経済効果はどのような状況か。とに対し、観光振興については、平成27年観光元年としてから経済効果得られるような観光地化目指していますが、平日集客はまだ弱く、イベントによる一時的な集客に頼っている面が強いため、日常的な商売に結びつくようになるためには道半ば状況です。とこと。 同じく、半田運河活性化推進事業で、半田市観光協会に委託しているものについて、観光協会が採算取れる自主事業として進めていくことは考えているか。とに対し、観光協会など民間が自立した事業展開していただけること意識はしていますが、今ところ、半田運河エリア集客はイベント事業が主で、持続可能な観光業となる環境が整っていない状況であるため、当面は投資続けていきます。とこと。 7款 2項 3目 新半田病院アクセス道路改良事業において、昨年度半田市議会、新半田病院交通アクセス調査特別委員会から、環状線整備など、新病院開院までにやるべきことについて提言したが、この提言どのように検討し、この事業が最適であると判断したか。とに対し、提言うち、環状線については、片側車線だけ整備であったとしても調整要する課題が多く、開院まで整備完了は困難であると判断しました。これにより、暫定道路整備することとしましたが、新たな橋架ければ今より便利になり、交通量増加が見込まれるため、現在、交互通行である名鉄アンダーパス対面通行に改良する必要があり、これには多額費用と相当な時間要します。このため、まずは救急車両通行が最低限費用で確保できる、既存道路や橋利用するルート案が最善と判断したものです。とこと。 7款 5項 1目 都市計画マスタープラン改定事業について、当建設産業委員会が閉会中テーマ「都市計画マスタープランから見た景観生かしたまちづくりと地域活性化について」と定め、行った提言に対し、マスタープラン策定プロセス中に組み込んだものはあるか。とに対し、マスタープラン策定については、地域別構想策定する前年度となる今年度から各地域自治区長などに現計画を説明し、御意見伺うとともに、来年度実施するワークショップ進め方等協議しております。なお、ワークショップについては、中学校区ごとに年3回、地域代表方から御意見伺うという形で進めていきます。とこと。 同じく、都市計画マスタープラン策定しても、市民に景観形成大切さ理解していただかないと始まらないので、景観形成とは何か市民に御理解いただき、自分たちまち景観生かしたまちづくりどうしていきたいか御意向伺うこと意識して行っていただきたいがどうか。とに対し、景観については、各景観形成重点地区中でまちづくり活動行う組織に出向き、今後景観形成取組方などについて御意見伺うことから始めています。あわせて、子供から大人まで幅広い御意見伺い、市民新たな考え取り入れることができるよう進めていきます。とこと。 同項 4目 公園整備・改修事業について、市内に公園が徐々に増えている傾向にある一方で、市内では戸建てが増えて緑地が減少傾向にあることが心配されていること踏まえ、公園整備と併せて緑被率も一定に保つ必要があると考えるがいかがか。とに対し、市内公園施設や民地も合わせて半田市全域比率調査したことはありませんが、他市状況なども踏まえ、半田市あるべき姿考えていきます。とこと。 同じく、(仮称)南廻間池公園整備事業について、公園設置理由は何か。とに対し、有脇地区行政実態点検実施した際に、児童館や有脇小学校などが集まる地区中心部に地域から公園整備要望があり、この周辺が公園ない地域であることと併せて、土地提供もしていただけることから、この地域に整備進めるものです。とこと。 同じく、(仮称)城ノ上公園整備工事について、公園設置理由は何か。また、地元住民から設置要望などはあったか。とに対し、地元住民から要望はありませんでしたが、城ノ上市営住宅跡地利用検討する際に、この周辺が公園ない地域であることから区長や町内会長など意向確認し、公園として整備進めるものです。とこと。 また、城ノ上公園整備については、区長や町内会長だけでなく、地元住民も交えて公園在り方計画段階から意見交換行い、情報共有図ること考えているか。とに対し、子育て世代など、公園よく利用される地域住民も交えて意見交換行うなど、地域に合った方法で進めてまいります。とこと。 7款 6項 1目 市営城ノ上住宅跡地利用について、良好な住宅地とするために民間へ売却計画しているとことだが、公共施設建て替えに入る時期なので、慌てて売却せずに、まとまった面積土地ある程度期間は残しておく考えはないか。とに対し、市営城ノ上住宅跡地につきましては、駅から近距離にある立地よいエリアにあることから、良好な住宅地と供給するに適していると捉えているため、公園、道路とする敷地以外は、計画どおり売却進めていく予定としております。とこと。 そのほか、建設産業委員会が所管する全体にわたる主な質疑として、令和2年度全体的な事業に関して、水道部ように職員一同が「みんなでいっしょに大作戦」思い持って進めている部署があること評価しているが、マイナンバーカード取得や生ごみコンポスト設置助成事業など、職員が取得していて当たり前ところから事業取り組むべきと考えるが、どのようか。とに対し、職員には熱く伝え、さらに周知することで普及させてまいります。とこと。 安心実感予算とことだが、建設産業委員会に関連する予算で、通学路整備などは積極的に進められていると実感できるが、ほかには何があるか。とに対し、道路や水路などは舗装や側溝破損等による事故が起こってからではなく、予防保全観点に基づく修繕ができるよう、必要な予算額継続して確保しています。また、災害時には避難場所となる公園整備実施する予算となっており、その辺りから安心・安全感じていただけるものと考えています。とことでした。 その後、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第7号について、補足説明の後、慎重審査し、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第8号については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、JR半田駅前周辺まちづくりについては、市民と一緒に駅前エリア在り方などについて話合いが進んでいるとことだが、ソフト面とハード面は現在どの辺りまで進んでいるか。とに対し、平成28年度から始まったJR半田駅前周辺まちづくり検討会、通称カタリバでは、まちイメージやエリアごと役割など話し合う中で、まちづくりコンセプトや方向性検討していただいており、今年度は、JR半田駅周辺エリアでイベントやプロジェクトなど企画し、実施していただいています。また、ハード面については、JR半田駅前周辺まちづくり検討委員会中に地域若手商業者などで組織する作業部会新たに設置し、跨線橋や蒸気機関車など鉄道資源活用した半田ならでは駅前実現するため原案作成し、検討委員会で協議している段階です。とこと。 JR半田駅前周辺まちづくり検討委員会作業部会について、まちづくりはづくりであり、住む方がいかに一緒に取り組んでいくかが大切であると思うが、どのように考えるか。とに対し、JR半田駅前周辺まちづくりに関しましては、若い方柔軟で個性的な意見も取り込めるものにし、半田らしさ出していきます。とことでした。 その後、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第15号については、補足説明の後、主な質疑として、上水道課では、事業改善などはきちんとやられていると感じるが、今後課題として、上水道事業委託したり他市町と協力して経営統合すること検討すべきと思うが、どのように考えているか。とに対し、上水道事業では、料金徴収や水道メーター検針などを包括的に委託し、実績も上げてきていることから、水道事業そのもの民営化する考えはありません。また、本市水道事業経営状況は良好であることから、近隣市町料金体系含む経営統合は、半田市民が一方的に不利益になることから慎重であるべきと考えます。しかしながら、水道メーター取替えは本市だけでも毎年6,000個余りにも及んでおり、これら水道メーター周辺市町と一括購入や水道施設共同利用などについては有効であることから、愛知県企業庁や包括委託事業者と協議してまいります。とことでした。 その後、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第16号については、補足説明の後、主な質疑として、下水道使用料審議会ではどのような課題について審議していくか。とに対し、現在使用料体系では、今後とも汚水処理費使用料収入で賄うことができないことから、基準外繰入れ含む一般会計から負担に頼らざる得ない状況となっています。このため、受益者に負担いただく適正な使用料について、経営面、公共性、使用者観点から調査、審議お願いするものです。とことでした。 その後、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第20号については、補足説明の後、慎重審査し、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第24号については、補足説明の後、主な質疑として、半田市廃棄物減量及び処理に関する条例一部改正について、条例中にごみ収集場所としてごみステーションや市指定ごみ袋使うことがきちんと明記されていないため、様々な問題が生ずることが予測されるが、どのように考えるか。とに対し、条例別表中、一般廃棄物部において、家庭生活から生ずる可燃ごみ及び不燃ごみ市が収集、運搬及び処分するとき「収集」とは、ごみステーション指しています。また、市指定ごみ袋は、「指定袋」と明記しています。とことでした。 その後、討論省略し、採決した結果、委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第25号、議案第26号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号及び議案第33号については、それぞれ補足説明の後、慎重審査し、討論省略し、議案ごとに採決した結果、8議案とも委員全員もって原案とおり可と認めることに決定しました。 以上、御報告申し上げます。     (降壇) ○議長(石川英之議員) 以上で各委員長報告は終わりました。 ただいまから質疑に入ります。 御質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑なしと認めます。 これで質疑終わります。 しばらく休憩します。---------------------------------------     午前10時25分 休憩     午前10時40分 再開--------------------------------------- ○議長(石川英之議員) 会議再開します。 これより討論に入ります。 議案第6号、第8号、第9号、第24号について、討論通告があります。 鈴木健一議員発言許します。     〔5番 鈴木健一議員 登壇〕 ◆5番(鈴木健一議員) 日本共産党議員として、議案第6号、令和2年度半田市一般会計、議案第9号令和2年度半田駐車場事業特別会計予算、議案第24号半田市廃棄物減量及び処理に関する条例一部改正について、反対立場から討論行います。 昨年10月から消費税が10%に引き上げられ、2019年10月から12月期国内総生産(GDP)改定値が実質年率換算で7.1%減となり、消費税増税強行したことにより家計冷え込ませ、株安、円高、原油安と日本経済は深刻な状態にあると言えます。そんな中、来年度が始まるわけです。 反対する理由としては大きく3つあり、1つ目は、リニア中央新幹線建設促進愛知県期成同盟会負担金です。 この工事には、長野県から岐阜県へ大型トンネル影響、排出される残土処理や地下水問題など、問題が山積しています。少ない金額ながらも、国、県など公共事業に関連するものであり、市民利益にならないとして、反対します。 2つ目は、1款 総務費中、2項 総務管理費9目 交通安全対策費高齢者運転免許自主返納促進事業です。 今半田市において、自動車は必須交通手段だと考えます。日々買物や、病院、市役所へ自動車なしで行くことは困難が伴います。しかも、免許返納するは高齢者であります。私が話聞いた方は、JR半田駅まで来て、そこから徒歩で市役所へ来るそうです。 免許返納促進するであれば、免許返納した方がその後、困ることがないように移動手段確保するも自治体役目だと考えます。その視点からいえば、現在予算ではとても足りません。もっと自由に行きたいときに行きたい場所へ行ける予算にするべきだと考え、反対します。 次に、2款 総務費 2項 徴税費 2目 賦課徴収費知多地域地方税滞納整理機構負担金ですが、半田市は県内トップ徴収率自治体であり、滞納整理が必要だとは思えません。もちろん、支払い能力があるに払わないという、一部、悪質滞納者解決することや、きめ細かい滞納整理努力で税収確保するは重要なことです。滞納者に対し、再び滞納することがないようにするためには、市民生活に寄り添い、相談に乗ることで、分割納付や徴税猶予、さらには、就労支援や生活保護はじめとした公的支援につなげ、生活再建サポートしていく必要があると考えます。 以上理由から、知多地域地方税滞納整理機構から脱退強く求めます。愛知県内では、知多、東三河除く地域では、地方税滞納整理機構についてやらない、もしくは検討中とことです。知多地域においても解散するように要望します。 次に、議案第9号、令和2年度半田市駐車場事業特別会計についてです。 反対理由としては、トイレ撤去が問題だと考えるからであります。 せっかく設置した施設いたずらが多いという理由で撤去というは、あまりに寂しい話です。また、いたずらが多いトイレというは、このトイレだけでしょうか。市民からあそこトイレはいつになったら使えるかという声もある中、もう一度検討すること求めます。 次に、議案第24号、半田市廃棄物減量及び処理に関する条例一部改正についてです。 そもそも、家庭系ごみ袋有料化として、反対立場から2度一般質問した議案でもあります。そして、この議案は市民にとって大きな問題であり、さらなる慎重な審議が必要だと考えます。新型コロナウイルス影響が議会にも及んでいる中、なぜ今なかという思いもあります。 そして、今回議案には準備行為という項目があるも見逃せません。この議案が通ってしまえば、準備行為という名下で、半田市は家庭系ごみ袋有料化さらなる前倒しも可能になるおそれがあります。 また、現在10億かけて処理している家庭系ごみですが、広域連合となり、処理費用は圧縮されるはずです。それにもかかわらず、市民に負担強いる条例には反対です。 東日本大震災が起こって、今年で9年がたちました。当時、国や県から指示待っている時間的余裕はなく、自治体自体が考え、行動することが求められました。そして、住民立場に立ち、住民とともに考え、行動するが自治体本来姿ではないでしょうか。 半田市はどうするべきか検討すること求め、反対討論終わります。     (降壇) ○議長(石川英之議員) 次に、加藤美幸議員発言許します。     〔14番 加藤美幸議員 登壇〕 ◆14番(加藤美幸議員) 議案第6号令和2年度一般会計予算一部について、反対立場から討論いたします。 榊原市長は、施政方針演説で重要施策3本柱に、防災・減災、教育・子育て、観光振興掲げました。そして、令和2年度予算については、安心実感予算であると明言されました。 しかし、私は、重要施策うち、市民にとって身近であり、半田市にとっては将来担う大切な教育・子育てについて、安心が実感できる予算となっていない部分があると考えています。 具体的に、母子健康増進事業で、妊娠期から切れ目ない支援実施するとされています。 子育て支援原点ともいうべき乳児家庭全戸訪問事業において、厚生労働省調査では、全1,701市町村93.7%、1,593市町村で、保健師による訪問相談が行われています。 ところが、半田市では事業開始以来、ずっと民生児童委員さんに委託してまいりました。お祝い品物以外、人的予算はゼロです。一般質問でも申し上げましたが、地域情報伝え、身近で温かく見守ってくださる民生児童委員さんとつながりは、地域に迎えられたようでうれしいと声もあり重要な役割です。 しかし、一方で、出産後2か月時期母乳や発育不安、夜泣きによる睡眠不足や精神面で不調など、産後鬱にもつながりかねない不安には、専門的なアドバイス早期に、そしてダイレクトに自宅で受けることができれば、今後、SOS自ら発信できる信頼関係生むと現場から声もあります。 他市事例では、保健師と民生児童委員と話合い重ね、保健師、助産師などによる新生児訪問生後ゼロから2か月頃に、乳児家庭全戸訪問事業と改善しました。民生児童委員による訪問は、時期ずらした生後2から4か月頃までと改善している事例もあります。東海市でも数年前に改善されたとことでした。 現在、新型コロナウイルスなど感染症こと、また、この4月1日にスタートする体罰禁止ことなど、新たな課題も多く出てきて、子育て不安は増大しています。若い世代が本当にこのまちに住んでよかった、半田市に住み続けたいと心から思うためには、子育て不安がなく、安心が実感できてこそと考えます。子育て支援体制改善ためには、市民意見交えた話合いが今こそ必要です。そして、何でも聞ける身近な地区担当保健師制度取り組むべきと考えます。 それら踏まえ、令和2年度一般会計予算一部について反対討論終わります。議員各位御賛同よろしくお願いいたします。     (拍手・降壇) ○議長(石川英之議員) 次に、中川健一議員発言許します。     〔15番 中川健一議員 登壇〕 ◆15番(中川健一議員) 令和2年度第1回半田市議会定例会に上程されております議案うち、次4議案、議案第6号令和2年度半田一般会計予算、議案第8号令和2年度半田JR半田駅前土地区画整理事業特別会計予算、議案第9号令和2年度半田駐車場事業特別会計予算、議案第24号半田市廃棄物減量及び処理に関する条例一部改正に対し、私は反対立場から討論行います。 今議会において市長より市議会へ承認依頼があった令和2年度予算関連議案は、これら大まかに評するであれば、大本営発表予算ということであります。 では、その心は何なか。 2019年6月発表「週刊東洋経済」住みよさランキング愛知県では、町村除いた市だけ順位は、大府市が4位、東海市が9位、常滑市は15位、半田市は13位ということでした。 2018年1月発表「週刊ダイヤモンド」伸びる街ランキング中京圏では、阿久比町が3位、大府市が11位、常滑市が14位、東海市は16位、武豊町40位、東浦町48位、半田市は圏外という順位でした。知多半島における現時点で半田市まち立ち位置はおおむねこのような状況です。 ところが、施政方針で述べられている、住みたい、住み続けたいまちとして選ばれる、都市間競争どう打ち勝っていくか、予算書どこ読んでも全く見えてきません。実はこの予算書には、競争戦略が欠落しています。 知多半島内など、近隣市町どこが競争相手かについて、代表質問で市長に所見伺いました。特定市町想定していないという答弁でありました。 一方で、施政方針最後部分では、も自治体も長所伸ばすことが重要であると発言がありました。実際には、絶対的な長所や短所などありません。ほかと比較して、比較優位があれば長所、比較優位がなければ短所というだけ話です。 施政方針には美辞麗句が並んでおりますが、中身は大した意味もなく、矛盾だらけで、空理空論となっています。その結果、半田市予算は、どこかと比較して評価するではなく、過去と比較するでもなく、これもやりました、あれもやりました、頑張りましたという自己満足オンパレード、大東亜戦争時大本営発表ということであります。 具体的に反対する予算と理由簡単に申し上げます。24項目あります。 1つ目、5年から10年にわたる中長期的な財政計画立案に関わる企画調整事務費約123万円についてです。 半田市財政計画は3か年実施計画より長い中長期財政計画がありません。これでは半田市が10年単位で合理的な予算配分、財政運営しているか、さっぱり分かりません。これまで何度も何度もこの問題指摘しましたが、できない言い訳ばかりで一向に改善が進みません。 関西学院大学稲沢克祐教授著作には、中期財政計画整備が進められていないようであれば、総括質問中で、今後方針確認していくことも必要と書かれています。 なお、人口8万9,000人の岐阜県関市では、10年後収入と支出予測公開しています。半田市が中長期的な財政計画つくっていないことほうがおかしいこと理解しておくべきです。 2つ目、公共施設等総合管理計画に関わる企画調整事務費約123万円についてです。 2060年には人口が13%減少すると、半田市は推計出しています。当然ことながら、公共施設床面積10%程度減らしていく方向で議論進めるということになるはずです。 ところが、今回予算作成では、市長と企画部は公共施設床面積減らすべきか増やすべきかについて、実質的な指示は何も出していません。その結果、小・中学校建て直しは教育部、保育園更新計画は健康子ども部、赤レンガとアイプラザ半田は市民経済部とばらばら、丸投げ状況です。そして、さらに問題なは、部またがる公共施設統廃合については全く議論がなされていません。まさに市長と企画部職務怠慢であります。 お隣常滑市は、2018年には既に全市的に公共施設アクションプラン策定し、2060年には公共施設25%縮減するという数値目標打ち出しています。常滑市役所にできることがなぜ半田市役所にできないか。 3つ目、シティプロモーション推進事業約518万円についてです。 シティプロモーション戦略目的は情報伝達と魅力づくりですが、そもそも、競争戦略ないシティプロモーション戦略など、やっても意味がありません。これは企画部頑張っているアピールのみです。このようなままごとようなシティプロモーション戦略など、早急にやめてください。 4つ目、市民交流センター管理運営事業約1億9,326万円及び子育て支援センター事業費約2,837万円についてです。 多く利用者が車で訪れるクラシティ子育て支援センター知多半田駅前に設置する必然性はありません。そして、クラシティ内店舗は、子育て支援とはほとんど関係ないものばかりであります。 加えて、中心市街地活性化ためには、知多半田駅前に商店もっと増やす施策商工会議所より求められています。 クラシティ3階からは市役所施設撤退させ、赤レンガ建物などに移動し、クラシティ3階には新たに商業施設誘致すべきと考えます。 5つ目、クラシティ市営駐車場経営に対する赤字補填約2,059万円についてです。 市営駐車場特別会計赤字ほとんどは、クラシティ市営駐車場が原因です。クラシティ駐車場はもうからず、金食い虫であるためです。赤字最大理由は、クラシティ駐車場稼働率が僅か20%程度ということです。民間企業であれば、既に倒産です。 加えて、委託先はんだ賑わいビル開発は、駐車場売上げが年間4,561万円もありながら、年間純利益は僅か62万円とことです。そして、この賑わいビル開発経費に含まれていないクラシティという建物大規模修繕費約2,059万円が別途、税金より支払われています。 前段で申し上げましたように、そもそも、知多半田駅前クラシティに市役所施設など必然性はありません。赤レンガ建物に移動させれば、駐車場は無料です。駐車場維持だけでも年間2,059万円も税金使うクラシティ費用対効果が悪過ぎるので、早急にほか市役所施設に移動させてください。 6、はんだまちづくりひろば運営事業約169万円についてです。 2017年3月開催総務委員会でも指摘しましたが、半田病院移転先案について職員駐車場とする市長とは考え異なる市民団体、高台移転派、クラシティ市民活動支援センターへ団体登録当時企画部長が拒否した事案がありました。 先日代表質問で同様問題指摘しましたが、市長からは方針変更も謝罪もありませんでした。市役所はいまだに市長考えとは異なる市民団体は、まちづくりひろばへ登録認めないという職権濫用続けているです。市長様考える政策とは異なる市民団体認めないという、市民下請、市民協働象徴であるはんだまちづくりひろば予算など、認められるわけがありません。 7つ目、まちづくり事業費約56万円についてです。 戦略部門である企画課がなぜか行う不思議な事業です。しかも企画課は、紺屋海道で市役所主導まちづくり失敗に懲りずに、再び市役所主導まちづくり事業行っています。企画課がまちづくり事業やる暇があるならば、公共施設削減計画立案に時間使うべきと考えます。 8つ目、市民参画センター管理事業約36万円についてです。 当事業がすばらしい事業であるならば、半田小学校以外小学校へもなぜ展開しないか疑問です。惰性で行っている、陳腐化した典型的な事業です。現状ように、半田小学校のみで行う程度ものであれば、ほか場所へ移すべきです。そして、半田小学校校内に学童保育所設置優先して考えるべきと考えます。 9つ目、市報等配布委託料152万円についてです。 自治区が市報全戸配布していないが分かっているにもかかわらず、市報全戸配布分委託費自治区に払っているは問題です。このことは2年6か月前、平成28年9月決算審査で、新美保博議員より同様指摘がありました。しかし、2年半たって、今日まで全く改善が進みません。なぜか。 自治区へ委託は早急に中止し、市報は市役所が直接、全戸配布すべきと考えます。委託費が減って困る自治区に対しては、別途、自治振興費交付金増額すべきと考えます。 10、自動車等管理事業ミライ関連予算についてです。 市長には公用車としてプリウスがあります。一方で、ミライ購入経緯は、市民へ環境啓発、水素エネルギー普及が主な目的でした。 ところが、昨年度市民に対するミライ使ったイベントはほとんど実施されていません。ミライはなぜか市長が使用しています。 当初予算説明の話とは全く違う話ではないか。そもそも、市長に公用車が2台も必要ありません。ミライほとんど市長が公用車として使うは話が違うので、ミライは売却し、収入教育予算へ回すべきと考えます。市長はプリウスに乗れば事足りるはずです。 市民はごみ袋大幅値上げ、市長は公用車2台も使用。市長3期目おごりがあるではないでしょうか。 11、市役所が経営する赤レンガ建物観光拠点化事業約6,403万円についてです。 赤レンガ建物は建物整備などに約23億円、平成30年度貸部屋利用率は僅か16.3%とことです。 そもそも、市民生活にほとんど関係ない半田市外観光客ために、なぜ6,400万円も税金使わなければならないか全く理解不能です。 加えて、赤レンガ観光拠点化事業は、開始後5年がたっても成果が上がりません。ところが、今予算で6年目予算も認めてほしいとことです。 考えてください。市民活動に対しては、市民活動助成金事業として3年間補助しか出していません。それは市民に対して、3年間で自立した活動してくれと趣旨です。市民には厳しく、市役所には優しい半田市役所です。 赤レンガ建物は観光拠点ではなく、図書館や芸術文化会館など、半田市民ために使うべきと考えます。 12、半田運河活性化推進事業約1,884万円についてです。 そもそも、にぎわい創出事業市役所がやるべきかどうか検討が今は必要です。経済課と観光課に多くある市役所主導にぎわい創出事業は、市役所能力超えています。 大体、いつまで税金投資すればにぎわいができるか見通しもない半田運河活性化推進事業は、今ところ、税金どぶに捨てているだけなが実態です。知多半田駅前にぎわいづくりが失敗していること、知多半田駅前土地区画整理事業失敗見れば明らかです。 加えて、にぎわいづくりは税金使い方としても公平性、妥当性が欠けていると考えます。 例えば、図書館前商店街は、ほとんど税金使わずに北二ツ坂カーニバル開催して、にぎわいづくり行っています。また、各自治区で行っている盆踊り大会も、事業費約80%程度は区費や町内会費、寄附金と、税金以外で賄っているが実態です。 一方で、この半田運河活性化推進事業であるキャナルナイトやほとり酒場は、事業費ほとんど、税金で賄っています。 半田運河活性化推進事業だけが税金湯水ごとく使っているはおかしくないでしょうか。一過性観光イベント事業に税金使うは、税金使い道としても優先順位が低いと考えます。まずはキッコウトミや春扇楼末廣など建築物保存など、景観整備に取り組むべきと考えます。 13、アイプラザ半田管理運営事業約5,330万円についてです。 平成30年度貸部屋利用率は僅か36.2%です。観光協会へ管理運営委託している意味が全く分かりません。観光事業とシナジー効果が見いだせないならば、委託先ゼロベースで見直すべきと考えます。 14、中心市街地活性化支援事業400万円についてです。 半田商工会議所が2019年3月に策定しました半田市中心市街地活性化ビジョン4、中心市街地活性化に向けた課題には、こう書いてあります。 「区画整理後土地利活用が進まず、低未利用地多いことが、にぎわいや街並み形成阻害となっています」ということです。 過去振り返ってみれば、2011年度決算審査意見書知多半田駅前土地区画整理事業評価として、総事業費280億円投資して、約27%が空き地となっている。空き地減らす方策至急検討されたい。これは監査委員所見であります。 9年過ぎてもいまだに解決されていない現状は、市長以下、市役所職員職務怠慢としか言いようがありません。知多半田駅前低利用地、未利用地問題は、一体いつになったら解決できるんでしょうか。 15、JR半田駅前土地区画整理事業含む現在進行中JR武豊線高架化関連事業についてです。総事業費約287億円、半田市役所負担分約102億円大型公共事業です。 そもそも、国道247号線ヤマダ電機前踏切最大遮断時間は僅か1.5分。1時間に往復4本しか走っていない単線JR武豊線高架化するのに巨額税金使う意味は全くありません。税金無駄遣いです。 また、JR武豊線高架化がにぎわいづくりに役立つとの説明もありました。これも間違いです。市民はだまされてはいけません。名鉄青山駅周辺高架化により、名鉄青山駅周辺にはにぎわいが生まれているでしょうか。 確かに、車で移動するには便利になりました。しかし、半田コロナからは映画館が撤退し、幸楽苑も撤退したというが実情です。鉄道高架だけで、まちにぎわいはできません。 16、雇用対策事業費約49万円についてです。 これだけ人手不足状況で、ヤング・ジョブ・キャラバン就職セミナーや、勤労団体事業費補助金が必要とは全く思えません。前例踏襲、惰性でやっている事業です。 また、勤労団体へ補助金も、特定団体へ補助金は理屈や説明がつきません。市民全体利益にも関係がありませんので、廃止してください。 17、畜産臭気監視事業費146万円についてです。 農務課から環境課へ臭気監視事業が移管されて、少しは状況は改善したと思いますが、それでもいまだに市内各所で畜産臭気が漂っているは周知事実と思います。 この問題はそもそも、畜産農家が近接する地域まで市街化区域に編入して、住宅建設許可した半田市都市計画失敗が生み出したことであります。 2008年決算審査意見書には既に、農務課臭気対策事業は見直しが必要、効果ある臭気対策改善一日も早く実施することと指摘しています。そして、2009年9月建設産業委員会では、榊原正幸議員が5億円使ってでも臭気対策やるべきと提言もありました。 2020年3月予算審査時点で、いまだに畜産臭気改善見通しは立っておりません。10年たってもなかなか改善ができません。確かに難しい事業です。しかし、ここでやり方変えなければ、大胆に変えなければ、また同じ失われた10年間費やすことにならないでしょうか。 政治はやはり結果責任です。政治家である市長結果責任であります。パフォーマンスとしてやっているだけ、前例踏襲畜産臭気対策には反対します。 18、地球温暖化対策事業中カーテン事業についてです。 緑カーテン育て方講座参加世帯数は、平成28年は20世帯、平成29年は25世帯、平成30年は20世帯です。 ちなみに、半田市町内会加入世帯は3万4,000世帯です。町内会加入世帯に対する僅か0.06%程度世帯にしか実施できない事業にどれだけ意味があるでしょうか。 加えて、地球温暖化対策で緑カーテン加入世帯僅か0.06%に対する事業行いながら、一方で、例えば、雁宿公園北面雑木林大規模住宅開発は許可し、町なか緑は大幅に減少しています。市内10%が空き家現状で、ちぐはぐな対応が続きます。 まともな地球温暖化対策するであれば、効果よく分からない緑カーテン事業やるよりも、町なかにある雑木林守る運動や、街路樹育成優先すべきと考えます。 19、家庭ごみ有料化条例、指定ごみ袋等購入事業1億3,773万円についてです。 この条例案には、条例自体に3つ大きな法的不備があります。 1つ目、ごみごみステーションへ出す際は、指定ごみ袋使用する義務規定がありません。したがって、指定ごみ袋以外使ってごみステーションへごみ捨てても、法的に対応できません。 2つ目、そもそもごみステーションという用語がこの条例には欠落しています。したがって、ごみステーション定義は何だか全く分かりません。条例読んでも、ごみはごみステーション収集なか、戸別収集なかさえ分かりません。 3つ目、現状で町内会に入っていようが入っていまいが、どこごみステーションにでも自由にごみが捨てられる条例となっています。その結果、町内会に入り、ごみステーション清掃している市民とトラブル多発招き、多く市民が嫌な気分になっています。 条例施行規則にはいろいろ書いてありますが、それは単なる市役所内ルールです。市民に対して強制力はありません。条例再提出求めます。 加えて、今回条例改正により半田市は、ごみ袋売却代金2億5,000万円からごみ袋作製費用7,000万円除いて、約1億8,000万円も収入増になるとことです。そして、この1億8,000万円使い道は、自由に使うということでした。実質的な増税です。 東海市と同じように、一定ごみ量に対するごみ袋は無料で市民に配布し、一定量以上ごみ袋については高いごみ袋で、市民はごみ袋購入するという手法なぜ取らないか。市民からお金ふんだくることしか考えていないとしか言いようがありません。 そのほか、建設産業委員会予算審査では、事業系ごみ減量化はほぼ未着手状況で、事業系ごみ減量化がまだ十分ではないという指摘もありました。家庭ごみ有料化以前にまだまだやるべきことがたくさんあるはずです。 20、生ごみ堆肥化容器等設置奨励補助金72万円についてです。 現状では、年間50基補助金出して、機械耐用年数5年として、5年間生ごみ機械は、実質稼働数、僅か250基という算定です。予算審査時に設置目標公表もありません。 半田市町内会加入世帯はおおむね3万4,000世帯ですが、僅か0.8%程度対象とした細々とした事業これまで10年以上も続けて、どんな意味や効果や公共性があるでしょうか。せめて半田市内10%以上、3,400世帯利用目標としたストーリーも描けないであれば、即刻廃止してください。ただやっているだけパフォーマンスなど、意味がありません。税金無駄遣いです。 半年前決算審査で、この件は既に同様指摘しておりますが、クリーンセンターは半年たってもまともな解決策選択、まともな解決策提案もできないは嘆かわしい限りです。 21、公共資源回収ステーション事業1,371万円についてです。 町内会や子供会がボランティアでやっている資源活動に対する奨励金は、令和2年度予算として、市内全体で約3,500万円です。 一方で、月にたった4回資源回収委託に約100万円以上、年間予算1,371万円も支払っています。しかも、この公共資源回収ステーション事業予定回収量は年間65トンです。 1,371万円投資することによって、ごみ処理費はどれだけ安くなるでしょうか。誤差範囲です。特に安くもなりません。しかも、町内会や子供会でやっている資源回収と違いは、公共資源ステーションは小型家電と木枝など集めていますが、ほかは町内会とか子供会が行っている資源回収と同じです。 それならば、町内会や資源回収業者に任せておくべきではないでしょうか。幾ら何でも費用対効果が悪過ぎます。公共資源回収ステーション事業は廃止してください。 22、城ノ上公園整備事業1,158万円についてです。 城ノ上公園整備事業は、地元住民から要望はないにもかかわらず、この周辺が公園空白地域というだけで、公園整備進めるとことです。 第1に、徒歩5分程度ところにはさま公園もある上、市民から要望もないのに、1,158万円もかけて街区公園整備する理由が全く理解できません。 第2に、形式的には区長さんや町内会長さんだけ意向は確認したとことですが、多く地域住民は公園整備ことすら知らないとことです。「みんなでいっしょに大作戦」、市民協働とは程遠い状況です。市役所主導ずさんな街区公園整備です。 なお、南廻間池公園整備事業は総事業費8,019万円については、地域住民要望に基づいて事業化しているとことでしたので、予算に反対まではいたしません。 しかし、公園空白地帯、地域住民要望があれば、8,000万円も公園整備費に税金使うというが都市計画課理屈です。私は今後、地域住民と、8,000万以内予算で公園空白地帯における公園整備に邁進する所存です。 23、景観形成推進事業補助金90万円についてです。 2019年9月に行いました建設産業委員会事業評価では、市役所主導景観まちづくり問題点指摘しました。つまり、景観形成重点地区にある亀崎地区、岩滑地区、半田運河周辺地区がなぜ景観形成重点地区に指定されているか理解が得られていないし、そもそも、景観形成重点地区に指定されていること少なからず市民が知らないこと改善すべきと提言しました。 さらに、建設産業委員会閉会中調査として、景観形成重点地区にある亀崎地区や岩滑地区景観優れた町並み形成遅れ指摘しました。そして、古民家改修する助成金使いやすい制度へ見直しや、残すべき古民家選定と保存ルールづくりなど、景観まちづくり改善について、2019年12月議会で提言行いました。 ところが、今回予算には、2つ提言に対する具体的な改善事業が全く予算化されていません。それどころか、平成30年度決算で約700万円あった景観建築物へ助成金額が今予算ではたった90万円です。本音では、建設産業委員会指摘は間違っていて、都市計画課これまで仕事ぶりが正しいと考えているから、このような建設産業委員会無視対応となるではないでしょうか。 公園整備ことといい、景観まちづくりこといい、都市計画課仕事やり方は問題が多過ぎると考えます。都市計画課抜本的な、解体的な見直し要求します。 24、旧中埜家住宅保存管理事業745万円についてです。 保存ため修理に税金約1億8,000万円費やしましたが、平成30年度実績で、利用されたは僅か16日間程度とことです。中埜邸は中心市街地にありながら、中心市街地活性化や観光事業と連動していません。地元町内会と市民協働も進めていません。これでは宝持ち腐れです。 大体、利用ため数値目標設定が不適切と誤った考えで運用されている問題事業です。だから、年間たった16日間しか利用されていない。このようないいかげんな利活用計画は認められません。 以上で、私反対討論終わります。半田市民皆様からと議員各位から御賛同心からお願い申し上げる次第です。御清聴ありがとうございました。     (降壇) ○議長(石川英之議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これで討論終了します。 これより日程順序に従って採決します。 議案第6号採決します。 本案は、原案とおり決定することに賛成議員起立お願いします。     〔賛成者起立〕 ありがとうございました。御着席ください。賛成議員多数です。よって、議案第6号は原案とおり可決しました。 次に、議案第7号採決します。 本案は、原案とおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案とおり可決しました。 次に、議案第8号採決します。 本案は、原案とおり決定することに賛成議員挙手お願いします。     〔賛成者挙手〕 ありがとうございました。賛成議員多数です。よって、議案第8号は原案とおり可決しました。 次に、議案第9号採決します。 本案は、原案とおり決定することに賛成議員挙手お願いします。     〔賛成者挙手〕 ありがとうございました。賛成議員多数です。よって、議案第9号は原案とおり可決しました。 次に、議案第10号、第11号、第12号、第13号、第14号、第15号、第16号、以上7議案一括採決します。 各議案については、原案とおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第10号から議案第16号まで7議案は原案とおり可決しました。 次に、議案第17号、第18号、第19号、第20号、第21号、第22号、第23号、以上7議案一括採決します。 各議案については、原案とおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第17号から議案第23号まで7議案は原案とおり可決しました。 次に、議案第24号採決します。 本案は、原案とおり決定することに賛成議員挙手お願いします。     〔賛成者挙手〕 ありがとうございました。賛成議員多数です。よって、議案第24号は原案とおり可決しました。 次に、議案第25号、第26号、第27号、第28号、第29号、第30号、第31号、第32号、第33号、以上9議案一括採決します。 各議案については、原案とおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第25号から議案第33号まで9議案は原案とおり可決しました。 次に、議案第34号採決します。 本案は、原案とおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第34号は原案とおり可決しました。--------------------------------------- △日程第30 常任委員会中間報告について ○議長(石川英之議員) 日程第30、常任委員会中間報告について行います。 会議規則第44条第2項規定により、文教厚生委員会から閉会中継続調査事項について中間報告行いたい旨申出がありましたので、これ許可します。     〔文教厚生委員長 小出義一議員 登壇〕 ◆文教厚生委員長(小出義一議員) 議長お許し頂きましたので、当文教厚生委員会が令和元年度閉会中調査テーマ「文化振興について」と定め、サブテーマ「生涯学習推進計画改定に向けた文化振興あり方について」とし、調査研究してまいりました内容について、御報告申し上げます。 国は2001年に文化芸術振興基本法制定し、国民権利と国責務ように記しています。 「文化芸術創造し、享受することが人々生まれながら権利であることに鑑み、国民がその年齢、障害有無、経済的な状況又は居住する地域にかかわらず等しく、文化芸術鑑賞し、これに参加し、又はこれ創造することができるような環境整備が図られなければならない」。 また、「文化芸術役割が今後においても変わることなく、心豊かな社会形成にとって極めて重要な意義持ち続けると確信する」ともあり、文化振興により活力あるまちづくり進める意図明確に示しています。 この文化芸術振興基本法は、2017年に文化芸術基本法と名称改め、省庁超えた連携によってさらに効果的な推進図るよう改定されています。 半田市における文化現状は、観光PRでも言われる山車・蔵・南吉・赤レンガはじめとした歴史的な文化が豊富にあり、文化芸術活動についても盛んで、半田市美術展、半田市民合唱祭、半田市民管弦楽団定期演奏会など、いずれも歴史重ねており、多く市民団体が活発な活動行っています。 これら半田市における文化は、どの分野においても他市に誇るべきすばらしいものであることには間違いありません。しかし、各分野において文化に関する活動が活発にあるがゆえに、これまで半田市として意思や方針が具体的に示されないまま、現在まで至っています。 さきに述べたように、国は文化振興が心豊かな社会形成に欠かせないものであるとしており、行政として取り組むべき方針示しています。この方針受けて、県下では既に18市で文化振興に関する計画など策定しており、人口10万以上自治体では、半田市含め4市残すだけ状況となっています。 現在半田市における文化振興取扱いは、第6次半田市総合計画うち、生涯学習推進一部として位置づけられており、個別計画においても生涯学習推進計画一部として記載がある程度で、国が示す方針とは随分乖離した取扱いとなっています。このように、行政として積極的に取り組むべき施策である文化振興が半田市として具体的な方針がないまま市民に丸投げされている状況ままで、「心豊かな社会形成」が達成できるか危惧されます。 このような本市状況踏まえ、当委員会は、県内では東海市と大府市、県外では福岡県春日市及び宗像市、そして兵庫県芦屋市視察してまいりました。この中で、東海市と芦屋市特徴的な内容御報告させていただきます。 初めに、東海市は、2014年3月から2023年まで10年期間とする東海市文化創造プラン策定していました。平成27年9月にオープンした総合型文化施設中心、東海市芸術劇場も、この振興プランに基づいて建設した施設です。 この劇場館長兼芸術監督に名古屋フィルハーモニーオーケストラで実績ある方迎え、専門性が求められるポジションには専門家招き、全体は市直営とし、文化振興方向明確にした特色ある事業に努めていました。事業所管部署教育委員会とし、その事業1つに東海市子どもオーケストラ育成があり、既に昨年9月、第1回定期演奏会行っています。 次に、兵庫県芦屋市文化振興について報告いたします。 芦屋市は、2012年から5年期間とした芦屋市文化振興基本計画策定したのを皮切りに、現在は第2次芦屋市文化推進基本計画に基づいて文化振興行っていました。 芦屋市は阪神間モダニズムと称し、大正から昭和にかけて風光明媚な六甲山南斜面鉄道沿線に快適な住環境創造目的に、郊外住宅開発とともに独自文化創り出してきた地域で、この思想が今も色濃く根づいている自治体でした。 芦屋市第2次計画に「文化まちアイデンティティーとして発展歴史重ね」とあるように、そのルーツ誇りにして、「全てライフステージに文化が行き届く文化政策推進」掲げた政策推進していました。 関連する事業は100以上に及び、多岐にわたる部署で文化振興行っており、市長本部長とする計画推進本部設置し、企画部政策推進課が評価報告書毎年取りまとめて、関連事業進行状況明確にしていました。また、事業内容や評価方法も毎年工夫した報告書作成しており、芦屋文化高さ感じました。 一連調査研究進めるに当たり、当委員会は名古屋芸術大学竹本義明学長講師にお招きし、研修会開催しました。 竹本学長はアートマネジメント研究第一者で、愛知県下数々自治体文化振興計画に関わっており、2007年4月から13年間にわたり、武豊ゆめたろうプラザ館長務められています。 この竹本学長から御助言頂き、半田市として、生涯学習計画改定に伴い、文化創造プランあるいは計画策定し、策定趣旨、計画概要定め、基本的な考え方として、基本理念、基本方針、事業概要、運営計画、予算や計画評価についても記載する必要がある、そして、文化振興については、教育委員会部局ではなく、市長部局として運営されている自治体取組が効果上げているとことでした。 このように、先進地視察し、調査研究した結果踏まえ、委員から出された意見は、次ような内容でありました。 まず、文化振興基本計画策定目的に関しては、半田市が誇る文化基盤とした半田創造目指すべきである、文化振興に関する明確な目標定めるなど、文化振興重要施策として位置づけるべきである、文化継承に関しては、幼い頃より様々な文化に触れ親しむ機会増やし、将来的に文化振興担い手となるよう、づくりに重点置いた文化振興計画策定すべきである、山車・蔵・南吉・赤レンガは、文化振興観点から評価明らかにした上で、継承、発展ため道筋つくるべきである。 文化振興基本計画策定イメージについては、文化振興では、幅広い分野対象とし、文化政策推進図り、まちづくり根幹となるよう政策進めるべきである、文化振興基本計画策定する際には、必ず市民アンケート実施して、意見や浸透具合調査すべきである、重点取組項目と施策体系が分かりやすい文化振興基本計画策定すべきである。 文化振興基本計画推進については、市民が自主的に行ってきた活動さらに充実させるために、半田市として関わる人の広げることや、多く市民に興味持ってもらう施策充実させるべきである、文化振興趣旨に沿って「心豊かな活力ある社会形成」が継続し、市民が文化に触れることにより一層豊かな人生になるよう、現状見直し、創意工夫加えるべきである、文化振興ため拠点施設は、雁宿ホール、アイプラザ半田など、既存公共施設有効活用基本とすべきである。拠点施設ほかに、図書館、博物館、赤レンガ建物、半田病院ロビー、議場など、様々な施設活用した行事開催行うべきである、文化振興拠点となる施設には、専門知識持った人材採用すべきである、文化振興評価は数値化が難しいが、趣旨に沿った創意工夫行うべきである。 以上経過踏まえ、当委員会は以下ように、文化振興について3つ提言します。 1、第7次半田市総合計画策定において、文化振興これまで生涯学習枠から外し、確実に推進するために位置づけ、文化振興基本計画策定すること。 1、文化振興基本計画策定においては、対象となる文化幅広く捉え、学識経験者や専門的な識見有する方々交えた会議設置し、関係者から幅広い意見踏まえて進めること。 1、文化振興所管部署については、文化振興は教育が目的でなく、まちづくり根幹担うべきものであることに鑑み、市長部局に置き、その求められる機能十分発揮するようにすること。 以上であります。 全て市民が本市に暮らしてよかったと実感していただけるよう、市民力豊かなまちづくり目指し、速やかに御対応くださるようお願いして、当文教厚生委員会閉会中調査事項について中間報告とします。 ただいま報告において、文化芸術振興基本法と申し上げるところ、誤って文化振興基本計画と申し上げました。また、東海市文化創造プランと申し上げるところ、誤って東海市文化振興プランと申し上げました。おわびして、訂正いたします。     (降壇) ○議長(石川英之議員) 以上で常任委員会中間報告は終わりました。 御質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑なしと認めます。 以上で常任委員会中間報告について終わります。--------------------------------------- △日程第31 議員派遣について ○議長(石川英之議員) 日程第31、議員派遣について議題とします。 本件については、お手元にお配りしたとおり、地方自治法第100条及び会議規則第159条規定により、議員派遣したいと思います。 なお、内容に変更が生じた場合は、議長に一任いただきたいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本件については、お手元にお配りしたとおり、議員派遣することに決定しました。--------------------------------------- △日程第32 監査報告第1号 定例監査(建設部教育委員会、水道部、市立半田病院) ○議長(石川英之議員) 日程第32、監査報告第1号議題とします。 鈴木幸彦監査委員報告お願いします。     〔監査委員 鈴木幸彦議員 登壇〕 ◆監査委員(鈴木幸彦議員) ただいま議題となりました令和2年監査報告第1号定例監査について御報告申し上げます。 地方自治法第199条第4項規定に基づき、建設部、教育委員会、水道部、市立半田病院について定例監査を実施いたしました。この結果は、同条第9項規定により既に議長お手元に提出いたしておりますが、その写しが議員各位に配付されていますので、その概要申し上げます。 令和元年度財務に関する事務執行全般にわたり、関係法令等に基づき適正かつ効率的に執行されているかどうか主眼として、書類等審査実施いたしました。また、昨年10月に実施した定例監査と同じく、重要リスクに対する内部統制整備状況及び運用状況主要テーマとして取り上げました。 さて、監査の結果、予算、物品管理や経理事務はおおむね適正かつ効率的に執行されていると認められましたが、実務上簡易な誤りが見受けられ、速やかな改善求めております。今後とも、細心注意払い、財務事務など執行に努められますようお願いいたします。 また、内部統制整備状況について、まだレベル差はあるものの、ある程度水準が保たれていると実感しています。しかし、本来、内部統制整備及び運用は、今回提示された内部統制整備、運用状況単なる監査資料として終わらせるではなく、組織全体で共有し、改善事項について話し合うなど、日々練磨されること切に要望いたします。 各小・中学校については、毒物劇物危害防止規定や金庫管理マニュアルに基づき、管理運用が浸透し、水準が維持できていると実感しています。今後も、各校実情に合わせた規定見直し実施し、適切な管理に努めていただくようお願いいたします。 3つ公営企業会計につきまして、上水道事業では、節水意識高揚や節水型機器普及、下水道事業では、ディーゼルエンジン分解整備やポンプ更新など影響により、厳しい経営状況に置かれておりますが、必要な事業実施に向けて一層経費削減や接続率向上など、職員全員で知恵出し合い、厳しい局面乗り越える積極的な経営改善要望いたします。病院事業では、医師はじめとする関係者全員成果により、業績は好調維持していますが、今後も健全経営持続していただきますようお願いいたします。新病院建設については、当初開院予定時期に向け、遅滞なく業務推進すること要望いたします。 また、個人情報取扱いについて、総務課による研修会実施や文書による注意喚起を通じて、意識高揚が図られていること願います。個人情報漏えいが発生した場合、市民信頼大きく失墜する事象であり、二度と繰り返されてはなりません。昨年12月にも申し上げましたが、再度、組織としてさらなる危機感認識し、常に公務員として自覚持ち、情報重み深く認識し、関係法令及び基準遵守していただくよう強くお願いいたします。 さらに、委託先や契約業者などの外部機関が業務に必要な個人情報収集している場合、その管理に内部統制が働いているか確認していただくようお願いいたします。 以上が監査の概要であります。 今回の監査で要望した事項については、積極的に対応されるよう切に望むものであり、議長におかれましてもよろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げ、監査報告といたします。     (降壇) ○議長(石川英之議員) 監査委員報告は終わりました。 御質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑なしと認めます。 これで本報告終わります。 以上で今期定例会に付議された事件議事は全て終了しました。 市長から発言申出がありますので、これ許します。 ◎市長(榊原純夫君) 議長お許し頂きましたので、令和2年第1回半田市議会定例会閉会に当たり、一言、お礼御挨拶させていただきます。 去る2月20日から始まりました今定例会では、臨時休会挟み、本日まで34日間にわたり、本会議、委員会などにおきまして慎重審議賜り、先ほどは令和2年度予算はじめ、御提案申し上げました多く議案に対し適切なる御議決賜り、誠にありがとうございました。 また、コロナウイルスへ対応業務にも御配慮いただき、委員会日程など変更していただきましたことにつきましても、重ねて御礼申し上げます。 会期中には、コロナウイルス感染拡大により、議会一時休会、全小・中学校臨時休校、市内公共施設閉鎖、市主催イベント中止など、これまで経験したことない非常事態になっております。まだまだ厳しい状況は続いておりますが、行政としてできること迅速かつ効果的に実施し、感染拡大防止に努めてまいります。議員皆様、市民皆様におかれましては、一日も早い収束に向けて、引き続き感染拡大防止に御理解、御協力お願い申し上げます。 さて、本定例会代表質問におきましては、多く御質問、御指摘頂きました。防災・減災、教育・子育て、観光振興3つ重点分野はじめ、全て事業におきまして職員全員がチャレンジする決意持って、住みやすいまち、住み続けたいまち目指し、向かうところ1年間、職務に当たってまいります。 その中でも本市が持つ環境に優しく災害に強いバイオマス産業都市として強み生かし、2050年までに市内CO2排出量ゼロ目指す取組に、市民皆様、企業皆様お力お借りしながら、力注いでまいります。 間もなく令和2年度がスタートいたします。東京オリンピック・パラリンピック関連事業はじめ、コロナウイルス被害状況によっては様々な事業が大幅に内容変更されることも予想されますが、この困難市民皆様とともに乗り越えてまいりたいと考えております。 結びに、長期間にわたる御審議に改めて御礼申し上げ、今定例会閉会に当たって御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ○議長(石川英之議員) これにて令和2年第1回半田市議会定例会閉会します。---------------------------------------     午前11時54分 閉会 地方自治法第123条第2項規定により、ここに署名する。   令和2年 月 日             半田市議会議長  石川英之             半田市議会副議長 沢田 清             会議録署名議員  伊藤正興             会議録署名議員  山本半治             会議録署名議員  久世孝宏...