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09月18日-04号

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  1. 半田市議会 1990-09-18
    09月18日-04号


    取得元: 半田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    平成 2年  9月 定例会(第6回)             平成2年9月18日 午後2時00分開議 1.議事日程(第4号)  日程第1 議案第72号 平成2年度半田一般会計補正予算第5号  日程第2 議案第73号 平成2年度半田食肉センター事業特別会計補正予算第1号  日程第3 議案第74号 平成2年度半田下水道事業特別会計補正予算第2号  日程第4 議案第75号 半田市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  日程第5 議案第76号 半田市公営住宅板山団地建設工事請負契約の締結について  日程第6 議案第77号 第4次総合計画基本構想について  日程第7 議案第80号 半田市立公民館条例の一部改正について  日程第8 認定第1号 平成元年度半田一般会計等歳入歳出決算の認定について  日程第9 認定第2号 平成元年度半田市立半田病院事業決算の認定について  日程第10 認定第3号 平成元年度半田水道事業決算の認定について  日程第11 請願第5号 義務教育費国庫負担制度の維持に関する請願  日程第12 請願第6号 NTT電話番号案内「104」有料化認可取り消しを求める請願  日程第13 意見書案第3号 義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書の提出について2.出席議員は次のとおりである(29名)  1番  坂元寛君          2番  石垣藤九郎君  3番  坂野義幸君         4番  北村明彦君  5番  新美舜三君         6番  榊原忠次君  7番  木場春雄君         8番  岩橋昌彦君  9番  杉浦武雄君         10番  竹内一君  11番  土井勝己君         12番  篠塚源太郎君  13番  村山義信君         15番  榊原孝子君  16番  後藤昌紀君         17番  石川明君  18番  石川勝彦君         19番  山口博己召  20番  伊藤守彦君         21番  大橋俊雄君  22番  柴田四郎君         23番  鈴木接士君  24番  大河原鋭治君        25番  近藤昭君  26番  竹内勝彦君         27番  山口信三君  28番  榊原昇君          29番  山本善久君  30番  新美良橘君3.欠席議員は次のとおりである(1名)  14番  本美正雄君4.地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(5名)  市長    山田耕市君    助役   竹内恒夫君  総務部長  竹内譲君     建設部長 渡辺芳弘君  教育長   山本勝君5.職務のため議場に出席した事務局職員職氏名(6名)  議会事務局長  大高健佑君  同次長  竹内昭二君  同主査     森下武博君  同主査  藤本哲史君  同主事     小野田靖君  同書記  坂元照幸君          �「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「              午後2時00分 開議 ○議長(山本善久君) ただいま出席議員29名であります。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、よろしくお願い申し上げます。 暫時休憩いたします。           �「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「              午後2時00分 休憩              午後3時21分 再開            �「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(山本善久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            �「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 △日程第1 議案第72号 平成2年度半田一般会計補正予算第5号 △日程第2 議案第73号 平成2年度半田食肉センター事業特別会計補正予算第1号 △日程第3 議案第74号 平成2年度半田下水道事業特別会計補正予算第2号 △日程第4 議案第75号 半田市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について △日程第5 議案第76号 半田市公営住宅板山団地建設工事請負契約の締結について △日程第6 議案第77号 第4次総合計画基本構想について △日程第7 議案第80号 半田市立公民館条例の一部改正について △日程第8 認定第1号 平成元年度半田一般会計等歳入歳出決算の認定について △日程第9 認定第2号 平成元年度半田市立半田病院事業決算の認定について △日程第10 認定第3号 平成元年度半田水道事業決算の認定について △日程第11 請願第5号 義務教育費国庫負担制度の維持に関する請願 △日程第12 請願第6号 NTT電話番号案内「104」有料化認可取り消しを求める請願 ○議長(山本善久君) 日程第1から日程第12までの12議案を一括議題といたします。 以上の議案につきましては、各委員会に付託、御審査をお願いしてありますので、その経過と結果について、各委員長から報告をお願いいたします。 初めに、総務委員長からお願いいたします。              〔総務委員長 北村明彦君 登壇〕 ◆総務委員長北村明彦君) 当総務委員会に付託されました案件につきましては、9月11日午前10時から委員会室におきまして、委員全員出席のもと、慎重審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに議案第72号中、当委員会に分割付託されました案件については、当局の補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、歳入では、民生費委託金中、国民年金事務所特別対策事業で20歳と35歳の者を対象として加入促進を図るということであるが、収入のない学生が加入することでは親の負担となり、二重、三重の父母の負担は大きいと考えるが、今回、半田市が新規にこの事業を行うこととなったのはなぜかの問いに対し、今回の国民年金特別対策事業は、社会保険事務所が設置されている県内の8市を対象にされ、特に半田市の加入率が悪いということではなく、法に基づいて特に20歳と35歳の方に加入の促進を図るものであります。また、平成3年4月からは学生についても強制加入が義務づけられ、35歳については60歳までの25年以上を掛金をする必要があるため、今回の特別対策事業の計画により未加入者リストを作成し、加入促進を図るとのことでした。 次に民生費県補助金中、新規事業介護支援センター運営費補助事業内容はどのようになっているかとの問いに対し、在宅介護支援センターは、厚生省が平成元年度に発表しました高齢者保健福祉推進10か年戦略で、全国に1万か所、将来に向けてセンターを設置するもので、今回、県より半田市に設置するよう強い要望がありました。この在宅介護支援センタ一の任務、性格でありますが、24時間体制で、いつでも相談、援助、指導等に応じるために、必要な職員としてソーシャルワーカーまたは保健婦看護婦または介護福祉士のいる施設で、必要に応じては入所の紹介等を行うことが基本で、設置者には限定があり、市町村、特別養護老人ホーム老人保健施設の3者が行うことができますが、たまたま本市には老人保健施設である希望ヶ丘知多が開所したので、委託でもってこの事業を行うこととし、在宅介護でお困りの方に、いつでも相談、援助等が受けられるよう高齢者福祉の向上を図るとのことでした。 次に歳出では、総務管理費文書広報費中、NHK公開放送事業に係る費用を負担するのは何かとの問いに対し、今回NHKが企画している「ひるのプレゼント」については、NHKよりこの事業を実施するには各市町に50万円程度の費用がかかるがどうかと話があり、本市としては全国に半田市の紹介をするよい機会であるからお願いすることにいたしました。また、この内容を少しでもよくするため、からくりや南吉を織り込んで地元の人たちに出演を依頼するため、この費用も予算計上したものであるとのことでした。 その後、討論を省略し採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決しました。 次に議案第75号につきましては、当局の補足説明を経て、慎重審査した後、討論を省略して採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決しました。 次に議案第77号につきましては、当局の補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、初めに今後半田市の将来10か年を計画する重要な基本構想であるのに、提案が緊急で、議会で検討する期間がないではないかとの問いに対し、総合計画審議会から7月30日に答申をいただき、議案用に急遽印刷いたしまして本会議に提出いたした次第で、早い時期に資料としてお配りして内容を明らかにすべきだったかと思いますが、事務処理上、精いっばいでありましたので御理解がいただきたいとのことでした。 次に、全体の計画そのものが総花的で、内容は国の進めている臨調、行革に沿って実施されようとしているが、実態から見てどうなのかとの問いに対し、総合計画そのもの市民生活全般にわたって半田市の将来像を明らかにするもので、すべてのことについて一定の内容を網羅するためには総花的にならざるを得ない面もあると御理解いただきたい。また内容については、議員の方を含めて市民総意総合計画審議会の中で御意見をいただき、半田市の将来像を基本構想としてまとめたもので、半田市独自の考え方を明確に打ち出したものであるとのことでした。 次に、平和を守るという重大な懸案問題に触れられておらず、また反平和産業をどのように考えるかとの問いに対して、特に項目は設けていないが温かい社会をつくるという大きな柱を基本とし、その精神は平和という考え方が基調となっています。また産業ではいろいろな産業を誘致して産業の活性化を図る中で、市民福祉の向上を図る観点でとらえるので、反平和的産業とは考えていないとのことでした。 次に、市民生活の現状の中で、労働時間の短縮、週休2日制といったことから、最近の労働者勤労実態から見るとどう考えているかとの問いに対して、現実の流れとしては、国民的課題だと理解いたしております。問題は、その時々の経済情勢の中で産業活動が活発となれば一部労働時間が延びたり労働者不足という現象はあるが、大勢としては、これから21世紀に向けて労働時間も短縮され、週休2日制も定着してくると考えているとのことでした。 次に高齢化社会の到来により、ひとり暮らしの老人、要介護老人が多くなる中、本来、地方自治体が行うべき福祉医療体制を民間にゆだねることを前提とした発言は差し控えるべきではないかとの問いに対して、高齢化福祉社会の中でどう構築していくかは、一つには、国、地方公共団体の責任ではありますが、すべてを国及び地方行政だけで賄うのは不可能ではないかと懸念される中で、民間、国、県、地方自治体が協調する中で、民間の福祉への関与は必要と考えています。今後は、社会福祉法人に対応していただかなければ高齢化社会に十分な対応はでき得ないとのことでした。 次に清潔で快適なまちづくりの中では、国の進める4全総を中心とした物の考え方、方針を取り入れているが、リゾート開発による自然破壊土地価格の高騰、勤労者住宅問題など、障害が生じている。実施計画を見直ししなければならないときに、国の4全総が地方自治体にとって非常に大きな障害となっているのではないか。上位計画に対する考え方について見解が伺いたいとの問いに対して、市民挙げてのまちづくりの中で、今まで検討を重ねてきた内容を集約して市民総意まちづくりとしての観点でとらえた内容となっているので、結果として国の4全総の考え方と一致する部分があるかもしれませんが、基本的には事業を進めていくに、国の計画、愛知県の計画を無視して進めていくことは、現実の問題としてはでき得ない。そこで、半田市の将来像を具体的にどういった形で進めるかが基本であって、市としては、審議会の答申を尊重し、答申どおり提案したもので、ぜひ御理解いただきたいとのことでした。 その後、討論を省略し、挙手により採決した結果、賛成多数により原案のとおり可と認めることに決しました。 次に請願第6号につきましては、初めに紹介議員である委員から趣旨説明があった後、各委員から、NTTも民営化され5年たった現在、あくまでも企業経営として考えたい。今回の有料化障害者など弱者には一部無料扱いもあり、特定な商業活動に使用されるなど有料化はやむを得ない等の意見があり、その後、討論を省略し、挙手により採決した結果、賛成少数により不採択とすることに決しました。 以上、御報告申し上げます。              (降壇) ○議長(山本善久君) 次に文教委員長からお願いいたします。           〔文教委員長 村山義信君 登壇〕 ◆文教委員長村山義信君) 当文教委員会に付託された案件については、9月11日午前10時から議会会議室において、委員全員出席のもと審査を行いましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに議案第72号中、分割付託された案件については、補足説明の後、質疑に入りました。 主な質疑として、宮池小学校改修工事について将来を見越して学級増を予測すべきではなかったかとに対し、区画整理による転入者増加は見込んでいたものの、昭和60年度に25学級で開校以来減少を続け、昭和63年度には21学級にまで減少した経緯を考慮すると、以後の児童急増の状況は予測が困難であった。今後は、40人学級、学区の再編成問題等十分に考慮して適切な対応をしていきたいとのことでした。 乙川中学校警備委託について、警備会社夜間巡回を実施するのかとに対し、設置後、警備会社が夜間の巡回を随時行うと同時に、異状のあった場合は即出動することになっているとのこと。また職員室を含む第一棟以外の防犯装置設置の予定と今後、他の学校への設置の対応はどうなっているのかとに対し、増設した場合の費用面については警備会社と詰めたが、整備体制面で現在交渉している段階であるとのこと。他の学校への防犯装置の設置については重点地域、あるいは全校への設置など、今後総合的に検討したとのことでした。 成岩中学校夜間照明施設の整備について、現在、電球切れの箇所が多いが、安定器取りかえと同時に整備するのか、また日常の管理体制はとうなっているのかとに対し、安定器取りかえに関係なく、電球切れや照度の弱いものについては発見次第業者に指示し取りかえを行っている。早急に全照明施設を点検し、不良箇所については交換して適切な管理に努めたいとのことでした。 その後、討論を省略し採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決しました。 なお、照明施設整備に関連して、昭和55年に成岩中学校ナイター施設が設置されて以来、市内4地区は既に整備が済んでいるが、いまだに乙川地区にはナイターのできる施設がない。対応がおくれているのではないかとの質疑が出され、乙川小乙川東小乙川中学校について設置の可能性について調査した結果、いずれも手挟であり、乙川中部区画整理事業において乙川中学校クラウンド拡張と同時に設置する計画であるとのことでした。これに対し、区画整理事業は予定よりおくれており、地域の方の設置要望も高まっているので改善策を打ち出す必要があるとの意見が出されたことを申し添えておきます。 次に議案第80号につきましては、当局の補足説明の後、慎重審査を行い、その後討論を省略し採決した結果、全員をもって原案のとおり可と認めることに決しました。 次に請願第5号につきましては、慎重審査の後、討論を省略し採決した結果、委員全員をもって願意妥当と認め、採択することに決しました。 以上、御報告由し上げます。              (降壇) ○議長(山本善久君) 次に建設委員長からお願いいたします。           〔建設委員長 新美舜三君 登壇〕
    建設委員長新美舜三君) 当建設委員会に付託されました案件につきましては、9月10日午後2時15分から議会会議室において、委員全員出席のもと審査を行いましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに議案第72号中、分割付託された案件については、当局の補足説明の後、質疑に入りました。 主な質疑として、7款 土木費 2項 道路橋梁費 2目 道路維持費について、当初予算編成時における見積もりに問題はなかったかとに対し、当初予算は市民からの要望、苦情等に随時対処するという性質上、実績から計上したが、要望箇所が予想以上に多かったため、今回増額補正することになったとのこと。また昨年の行政実態点検において指摘された箇所についての実施状況はどうかとに対し、80件ほどあったがほとんど施工しており、その後発生した案件についても随時処理し、即時施工できないものについては回答文書を出しているとのことでした。 その後、討論を省略し採決した結果、全員をもって原案のとおり可と認めることに決しました。 次に議案第74号について、当局の補足説明の後、慎重審査し、その後討論を省略し採決した結果、全員をもって原案のとおり可と認めることに決しました。 次に議案第76号について、当局の補足説明の後、質疑に入りました。 主な質疑として、建築資材坪当たり単価の上昇率はどれぐらい見込んでいるかとに対し、予算編成時に総額で8%程度の上昇を見込んでいるとのことでした。 その後、討論を省略し採決した結果、全員をもって原案のとおり可と認めることに決しました。 以上、御報告申し上げます。              (降壇) ○議長(山本善久君) 次に厚生委員長からお願いいたします。           〔厚生委員長 榊原昇君 登壇〕 ◆厚生委員長榊原昇君) 当厚生委員会に付託されました案件につきましては、9月10日午後2時15分から全員協議会室におきまして、委員全員出席のもと慎重審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに議案第72号中、当委員会に分割付託されました案件につきましては、質疑として、戸籍住民基本台帳費について、住民票、戸籍謄本等郵便局でも手続ができるようになるが、申請手続上複雑となる懸念があると思うがどうかとに対し、郵便局に専用の申請用紙と封筒を市で用意し、申請者所定事項と封筒にあて名を記載の上、証明手数料定額小為替返送用封筒をあわせ市役所に送付します。また9月11日に、郵便局趣旨徹底ができるよう話し合いを行い適切な処理に努めるとともに、9月25日号の市報に詳しく掲載し、市民に周知を図りますとのことでした。 次に在宅介護支援センターはどこでだれが行うものか、また委託料は相談料としてのものかとに対し、この事業は国が初めて実施するものであり、特別養護老人ホームまたは老人保健施設のどちらかで設置するもので、本市では老人保健施設として希望ヶ丘知多の1か所しかありませんので、今回お願いするものです。なお、当該施設にはソーシャルワーカーまたは保健婦が常駐していること、看護婦または介護福祉士で対応することとなっております。緊急性の確保を図るため24時間体制で相談に応じ、必要な保健福祉サービスが受けられるものです。また国の基準で、運営費は1か所年間885万円で、今回は10月から実施するため半年分を予算計上したもので相談料でもありますが、介護するための展示コーナーを設けなけれはなりませんので、これらを含めた金額ですとのことでした。 国民年金への未加入者はないと考えていたが、どの程度あるのかとに対し、毎月20歳到達者に対し他の年金加入の状況をアンケート調査を行い、未加入者に対し加入促進を図るものですが、回答の中で国民年金に加入すべき者は推計で20名程度あると思われますとのことでした。 (仮称)青山児童センターに、児童と老人の触れ合いのできる施設を設けるとのことであるが、既存の児童センターにも施設整備をする考えはあるのかとに対し、既存の児童センターにはこの目的とする施設はありませんが、今後、他の地域からも要望が出されると思いますので、施設整備をする考え方で検討しますとのことでした。 四九朝市について、利用者の駐車場の確保はできるのかとに対し、利用者の利便を図るため、出店者広場北側に駐車し、利用者は広場の中及び周辺道路もある程度駐車できると考えておりますとのことでした。 その後、討論を省略し採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決しました。 次に議案第73号につきましては、質疑として、井戸水を使用するため除鉄ろ過装置が必要となるが、水道水を使用できないか。またいずれ水道水を使用することになると思うがどうかとに対し、水の使用量は1日110トンを常時使うため、採算性を考慮すると井戸水を使用した方がよいと考えています。また、水量は十分あると考えていますとのことでした。 その後、討論を省略し採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決しました。 以上、御報告申し上げます。           (降壇) ○議長(山本善久君) 次に決算特別委員長からお願いいたします。         〔決算特別委員長 山口博己君 登壇〕 ◆決算特別委員長山口博己君) 決算特別委員会に付託されました認定第1号、認定第2号、認定第3号につきましては、本日午後1時4分から議会談話室におきまして、委員6名出席のもと審査したところ、さらに継続して慎重審査する必要があるとの意見により、諮った結果、いずれも出席委員全員をもって次期定例会まで継続審査とすることに決しました。 以上、御報告申し上げます。           (降壇) ○議長(山本善久君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 議案第77号及び請願第6号について、討論の通告がありますので発言を許します。 11番 土井勝己君の登壇、発言を許します。            〔11番 土井勝己君 登壇〕 ◆11番(土井勝己君) 私は、ただいま上程中の議案第77号に反対、請願6号に賛成し、その見解を申し上げ、議員各位の同意を心からお願いするものです。 初めに議案第77号第4次総合計画基本構想について述べます。 基本計画の作成に当たっては、多くの市民と関係職員の参加によって検討がなされ、作成されてきたことを心から敬意を表しております。 基本構想について、私は本会議や委員会の中で、総合計画策定に当たっての基本方針が、一つは地方行政の柱とされている都市経営論の理念に基づきとしている点を指摘してきました。都市経営論は、政府・自民党の進める臨調(行革)の中で自治体に押しつけてきた地方行革基本政策で、この経営の理論を自治体運営の基礎に置き、公共料金の引き上げ、臨職、パート職員の増加や保育園の統廃合など、減量経営受益者負担の強化、市民サービスの切り捨てが行われてきたところです。これを総合計画策定の重点の一つとして構想で位置づけていること、この点を申し上げてきました。 第2点目は、国の第4次全国総合開発計画及び中部圏基本開発計画、愛知21世紀計画、いわゆる第6次愛知県地方計画などと整合性を図るとしている点です。国の進める4全総は、計画の基本的な目標として安全で潤いのある国土の上に、特色ある機能を有する多くの極が成立し、特定の地域への振興や諸機能の過度の集中がなく、地域間、国際間で相互に補完し触発し合いながら交流している多極分散型の国土を形成することを掲げています。こうした多極分散型国土を言っている一方で、東京圏を環太平洋圏の拠点、世界の中枢都市としての位置づけ、国際金融機能等の都心部での展開に伴う要請に対応し、都心部及び東京臨海部での総合整備を進めるなどとして、東京への集中方向を積極的に推進するなと大きな矛盾を持っております。 こうした中で、東京圏を中心に地価の高騰を招き、市・町へも大きく波及してきたことは御承知のとおりです。また地域開発の戦略的なプロジェクトとしては、地方における産業、技術拠点の形成や大規模なリゾート地域の整備、高規格幹線道路、空港整備など、大企業本位の開発構想を重点としてるわけです。こうした国の総合計画を柱として県の第6次地方計画が進められていることは、国の4全総が策定され、それを踏まえて地域づくりを進めることが必要という立場をとっていることからも明らかです。半田市の基本構想をこうした国・県の開発計画に整合性を持たせようとするなら、市民のための市政から大きく踏み外す危険があります。 第3点目は平和の問題です。 構想での中で臨海部への航空機産業の進出を容認し期待しているとしていますが、半田市は終戦間際、中島飛行機工場の爆撃で大きな戦災に遭っています。今回、半田進出の富土重工は、前身がその被害をもたらした中島飛行機であるわけです。現在、富士重工は航空自衛隊のジェット練習機や対戦車フリコプターなどを生産している軍需産業であります。こうした危険な軍需産業の進出を規制し、平和産業と言われる企業の誘致こそが市民の願いであり、市民の生命を守る立場でもあることは言うまでもありません。 さらに重要な問題は非核平和都市宣言の実現の問題です。昭和20年8月6日、9日と、広島・長崎に原爆が投下され、多くの犠牲者を出し、45年たった現在も被爆者に対する国家補償もなく厳しい生活を余儀なくされています。毎年8月6日、9日は広島・長崎で犠牲者の冥福と世界の平和を願う式典が行われ、心新たに平和の大切さを祈念するものであります。私は議会、委員会を通して、半田市の非核都市宣言の実現をお願いし、市として市民に平和のとうとさを訴えることを要求してきました。平和憲法の精神を基本構想に生かし、非核平和都市宣言の実現方向を明確にすべきであります。 第4点目は、議会への早期提案の問題です。 この基本構想は半田市の10年間にわたる発展を目指す重要な構想になるわけです。こうした構想を議会開催直前に各議員に送付し、上程前日に説明し、審議を仰ごうとすることです。他市町では、この種の議案は早く議会に示し十分な検討の期間を保障しているとのことです。半田市も十分な検討期間を保障して審議を行えるよう配慮すべきであります。 以上、第4次半田市総合計画基本構想に反対の理由を申し上げます。 次に請願第6号 NTT電話番号案内「104」有料化認可取り消しを求める請願について賛成し、見解を申し上げます。 郵政省は、昨年12月27日、NTTから申請のあった電話番号案内「104」の有料化について、本年12月1日から有料化することを認可してきました。認可の内容は、一つ、案内1件につき3O円。二つ、視聴覚障害者の一部の方は無料扱いとする。三つ、専用末端機の自動検索1回3分10円とするなど主な内容ですが、NTTは記者会見などの場で、当面30円だが、その先値上げもあり得ることを示峻しています。この問題は受益者負担の原則的立場をとる限り、コストを理由にいくらでも値上げを行うこと。二つ目として、視聴覚者の一部を無料にするとしているが、高齢者でも電話帳の引けない人はみんな有料化になるなど、生活保護受給者、母子家庭などの低所得者に対する配慮が一切されていないこと。3. 電話帳はNTTの都合のよいように小分冊化を行い、隣の町を掲載されないこと、活字はますます小さくなり健康者でも引きにくくなる。4.コンピューターの案内のため声が聞きにくく、もう一度尋ねることもできない。再度かければまた30円取られる。5.電話の故障はどこへ連絡したらいいですかなど、NTT事業に対する案内も有料化になるわけです。6.「104」有料化による収益は通話料の値下げに回すと言われておりますが、基本料金の値下げではなく、企業がよく使う遠距離料金の値下げに回されるなど、一般市民にとっては負担の増につながるだけで何のメリットもないわけです。このような国民利用者を犠牲にする「104」有料化をやめさせ、有料化認可取り消しを求める請願の採択を心からお願いして、討論を終わります。              (降壇) ○議長(山本善久君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより日程の順序に従いまして採決いたします。 議案第72号、第73号、第74号、第75号、第76号、以上の5議案を一恬採決いたします。 各議案については原案のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第72号から第76号までの5議案は原案のとおり可決いたしました。 議案第77号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               〔賛成者挙手〕 ありがとうございました。挙手多数であります。よって、議案第77号は原案のとおり可決いたしました。 議案第80号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第80号は原案のとおり可決いたしました。 認定第1号、第2号、第3号を一括採決いたします。 以上の各案件に対する委員長の報告は継続審査であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、認定第1号から第3号までは継続審議と決しました。 請願第5号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、請願第5号は採択と決しました。 請願第6号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ありがとうございました。挙手多数であります。よって、請願第6号は不採択と決しました。      �「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 △日程第13 意見書案第3号 義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書の提出について ○議長(山本善久君) 日程第13、意見書案第3号を議題といたします。 議会運営委員長竹内勝彦君から提案説明を求めます。          〔議会運営委員長 竹内勝彦君 登壇〕 ◆議会運営委員長竹内勝彦君) ただいま上程されました意見書案第3号について提案説明を申し上げます。 先ほと請願第5号が採択されましたが、本請願の願意は、義務教育費国庫負担制度を堅持し、教育の機会均等とその水準の維持向上を求めることを内容とした意見書を国に提出されたいとするものであり、これを受けて、お手元に配付しました案文により意見書を提出したいとするものであります。何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案説明とさせていただきます。              (降壇) ○議長(山本善久君) 提案説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第3号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぷ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、討論を省略し、直ちに採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、意見書案第3号は原案のとおり可決いたしました。 これにて今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。 よって、平成2年第6回半田市議会定例会を閉会いたします。           �「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「             午後4時05分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  平成2年 9月18日           半田市議会議長  山本善久           会議録署名議員  石垣藤九郎           会議録署名議員  篠塚源太郎           会議録署名議員  伊藤守彦...