瀬戸市議会 2022-12-07
12月07日-04号
◎
経営戦略部長(
駒田一幸) 本年度に活用可能な
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、総額で7億9,722万8,000円でございまして、そのうち3億4,418万5,000円を子供の
生活支援に関する施策として予算措置し、所得の低い
子育て世帯に向けた
生活支援給付事業ですとか全ての
子育て世帯に対する
給付事業、あと学校や
保育所等の
給食材料費補助事業などを実施いたしております。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 今のところ、改めて伺います。 3億4,000万円程度を子供の
生活支援に関する施策に充てたと言われましたが、このうち瀬戸市の独自策として実施した事業について伺いたいので、国が主体となった事業を差し引いた額を伺います。
○
水野良一議長 政策推進課長。
◎
政策推進課長(久野崇) 先ほど答弁いたしました
生活支援の3億4,418万5,000円のうち瀬戸市の
独自事業、これは全て
独自事業となっておりまして、その総額が3億4,418万5,000円となってございます。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 瀬戸市の子供の
生活支援に関する
独自事業の額が分かりましたので、次に移ります。 小項目の2、今後、子供の
生活支援に対する瀬戸市独自の施策を実行するための課題について伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 本市の施策を進めるに当たりまして、支援が必要な世帯やお子様に対して、複合的かつ継続的な支援をするため、行政と
NPO等や地域による支援の輪を広げていくことが重要となります。そのためには、
情報共有をより密にし、地域の実情に応じた子供の
生活支援の課題や取り組むべき
支援方法などについて、議論を皆様と深めていくことが課題と考えております。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 今のところ、改めて伺います。 課題を答弁していただきましたが、そのとおりと思います。 一方、実行するための予算の確保については、それほど問題視していないということなのか伺います。
○
水野良一議長 こども未来課長。
◎
こども未来課長(
山井利明) こちら、今までのこういった取組をするに当たりまして、予算ということでございますけれども、まず、私どもといたしましては、地域で
民生委員、
児童委員さんとか地区社協の皆様、そういった方たちとの話合いをまずさせていただいて、その中で地域の課題であったり子育てとして何が必要なのかというところというのをきちんと明確にまずすることが一つだろうというふうに考えております。 その中から必要とする措置、そういったものにつきましては、今の予算の中でも十分やれるところはやっていきますが、今後、基金、そういったものもございますので、そういったものの活用を考えていきたいと思っております。 以上です。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 予算の問題については答弁いただきましたので、次に移ります。 小項目の3、
子ども食堂の活動に対する瀬戸市独自の支援は有効だと考えますが、令和4年度の具体的な
支援実績と、今後の支援について、見解を伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 本市は、令和4年11月末現在で、七つの
NPO等に対しまして、
運営費補助や
事業PR、
運営相談等の支援を行っております。 今後でございますけれども、
子供たちが安心して充実した時間を過ごせる「地域に見守り支え合える
居場所づくり」に向けて、
NPO等と意見交換をしながら
支援内容の充実を図ってまいりたいと考えております。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 今、七つのNPOに対し、
運営補助等を行っていると答弁いただきましたが、改めて伺います。 その具体的な金額について、現状の支援額で賄えているのか。今後、
子ども食堂に頼る
子供たちが増えた際、
運営費用を予測する上でも大切なことだと思いますので、お伺いをいたします。
○
水野良一議長 こども未来課長。
◎
こども未来課長(
山井利明)
子ども食堂等、そういったものについての支援というところでございますが、今のところ、七つの団体から御申請をいただいて、その中で活動をやっていけるというところで、今のところは何とかなっております。 ただ、今後、それこそNPOなどとお話をする中で、
子供たちが求めているもの、そういったものを実現していくとなりますと、今後ちょっと新しいものに取り組んだりとか、そういったものも増えてくるかと思います。そのときについては、何とか対応できるように検討していきたいと思っております。 以上です。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) もう一度改めて伺います。 七つの
NPO等に対して、
運営補助費、これについて額をお伺いしたわけですけど、具体的な額は分からなければいいですが、分かればお答えいただきたいと思います。
○
水野良一議長 こども未来課長。
◎
こども未来課長(
山井利明) 現時点で総額といたしまして、約220万円出しております。 以上です。
○
水野良一議長 中川昌也委員。
◆13番(
中川昌也)
運営補助費等の金額が分かりましたので、次に移ります。 小項目の4番、厳しい状況下に置かれている
子育て世代へ
地域振興券などを交付する市独自の対策を速やかに行う必要があると考えますが、見解を伺います。
○
水野良一議長 経営戦略部長。
◎
経営戦略部長(
駒田一幸) 議員御指摘のとおり、
子育て世帯をはじめ、長期化する感染症や原油価格、物価高騰などの影響を受けている方々に対する支援は速やかに行う必要があると考えておりまして、先ほど御答弁をさせていただいたとおり、市独自の施策、事業を実施しているところでございます。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 今のところ、改めて伺います。 私は現状の市独自の施策だけではやっぱり足りていないと感じておりますので、今回の質問をしております。
子供たちが楽しみにしている年末のイベント、クリスマスにサンタさんが来てくれなくなってしまう可能性のある家庭の
子供たちに対して、すぐにでも手を差し伸べる施策は、待ったなしだと考えております。 そこでいま一度お伺いしますが、現状の施策で十分だと判断しているということなのか、伺います。
○
水野良一議長 政策推進課長。
◎
政策推進課長(久野崇) これまで本市におきまして独自で実施してきました支援、施策につきましては、その検討段階におきまして、
社会情勢やそれに基づく国や県の方針、また、先ほど
健康福祉部長のほうからも御答弁ありましたが、相談窓口等で、そういった相談の状況だとか、そういったところから、困窮、困っているというような状況を把握するところもございます。 こういったニーズ等、また社会状況も踏まえて、施策を立案しているところでございまして、これらを実施することにより、困窮している
子育て世帯等への支援につながっていると、そのように認識しております。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 先ほど私が提案しました
地域振興券は、多くの自治体が実施をされております。これまでの答弁を踏まえると、瀬戸市は十分やっていますというように聞こえてきます。
地域振興券は効果の薄い施策だというようなことになってしまい、非常に残念です。 先ほど健康福祉部の積極的な答弁と、中枢の権限を持っている経営戦略部との考えに隔たりがあると誤解されてしまうこととならないよう指摘をさせていただき、次の中項目に移ります。 中項目の3、瀬戸市独自の取組を実現するための考え方と
推進体制について。 小項目の1、瀬戸市は、本年10月1日に施行された子どもの
権利条例を踏まえて、
実態把握や施策の検討を、どのような頻度で実施していくのか伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 子ども・若者会議などを通しまして、子供の皆様自身が生活の中で感じていること、悩んでいることなどの
実態把握、課題抽出を行い、子ども・子育て会議や、子ども・若者会議の意見をいただきながら、適宜関係課によります会議を開催し、施策、事業の検討を行ってまいりたいと考えております。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 今のところ、改めて伺います。 条例が施行されてから2か月しか経っておりませんが、これまでの会議実績について伺います。
○
水野良一議長 こども未来課長。
◎
こども未来課長(
山井利明) 条例を制定いたしまして、今までの動きというところでございます。 こちらにつきまして、条例でも、子供の安全・安心に生きる権利、そういったものを守ろうというところにつきましては、子ども・
若者センターでの相談というのをずっとやっておりますが、そちらのほう対応させていただいております。 あと自分らしく生きる権利、主体的に参加する権利、そういったところで、先ほども部長が御答弁させていただきました子ども・若者会議でございますが、12月の末に実施しようとして、今準備を進めております。 それと、あと条例の中で市の責務というところで、地域の皆様との協働をしながら、子供の権利を保障するための取組をしていくということにつきまして、先ほどからも御答弁させていただいているように、地域の方たち、また、NPOの方たちとの話合いを設ける準備を進めております。 以上です。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 状況が分かりましたので、次に移ります。 小項目の2、市独自の施策を実施するための
課題解消策として、子どもの今・
未来応援基金と
教育創造基金の使途の制約を見直すべきと考えますが、見解を伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 子どもの今・
未来応援基金につきましては、一人一人のお子様、若者の皆様が、それぞれの夢または自立に向けて育つことができる施策に活用していくという趣旨から、困難を有するお子様、若者の方々や、子供、若者の活躍を応援するために活用してまいりたいと考えております。 一方、
教育創造基金につきましては、瀬戸市
教育創造基金条例におきまして、学校教育の充実及び振興に資する事業を実施することと使途を定めております。基金は、こうした使途に賛同をしていただいた方々の寄附などを原資としていることから、役割分担を踏まえて、使途に応じた活用をすべきであると考えております。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 今のところ、改めて伺います。 この質問は6月にも同じような質問をさせていただきました。その際、今後検討していくという答弁をいただきましたが、現状何も変わっていません。どんな検討をされたのか伺います。
○
水野良一議長 こども未来課長。
◎
こども未来課長(
山井利明) 二つの基金、こちらにつきましてでございますけれども、基金の将来的な在り方などにつきましては、基金の設置趣旨や御寄附いただいた皆様の御意向を踏まえた活用実績や、実施結果などを基にして、健康福祉部と教育部の両部で検討を行っているところでございますが、その中でまず、瀬戸市子どもの今・
未来応援基金、こちらの活用というところをまず先に取り組むべきだろうというところで、今回活用させていただいて、9月の議会にも上程させていただいて、今運用しているというような状況でございます。 以上です。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 今のところ、再度伺います。 子どもの今・
未来応援基金と
教育創造基金と、二つの基金につきましては、寄附を受けての基金だと思います、多くが。それで現在、
教育創造基金のほうは2億円程度あると存じますが、この二つの多くは、ふるさと納税による寄附に該当すると思います。寄附名目にこの二つの項目を選択できるようになっておりますが、いずれも子供に関することなので、例えば、一つにまとめちゃって、条例の縛りを受けることなく、困窮者に対する支援にも使えるようにすべきと考えますが、見解を伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 先ほど、
こども未来課長からも答弁させていただきましたけれども、まず子供のためということで、そちらのほうについては、さきの議会で御指摘をいただいた以降すぐに、教育部と検討をいたしました。ですけれども、やはり基金の趣旨というのがあります。先ほど申し上げたとおり、まず、
教育創造基金については、まずは学校教育というのがあります。そこのところでうまくやはり合体するということはまず難しい。御寄附いただいた方にもちょっと説明がつきにくいということから、子どもの今・
未来応援基金については、即時に執行するという、困窮に要する、危機に瀕する子供、若者に、使途をそこに持っていくということもあり、そこはちょっと難しいということで、また、活用の用途によっては、その辺のところは一体化できるかもしれませんけれども、今のところ、やはり主体で考えると、そういった今の検討経緯になっております。 以上でございます。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 再度伺います。
教育創造基金は教育部の持ち物だと思いますが、教育部のほうではどのような検討をされたのか、今私の提案に対してどのような見解をお持ちなのか伺います。
○
水野良一議長 教育政策課長。
◎
教育政策課長(谷口塁) 教育部が所管しておりますこの瀬戸市
教育創造基金につきましては、現状におきまして、小中一貫教育の推進など、児童生徒の教育活動の充実を図る事業に今、活用しているところでございます。 議員から6月定例会で御質問いただいて、その後ということではなく、その前から今後の具体的な活用方策ですとか課題の整理などについては、教育部内において適宜協議を今、重ねているところでございます。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) いずれにしても使途先の自由度を、やっぱり高めていただけることを期待して、次の質問に移ります。 小項目の3、瀬戸市独自の
施策実現は、市長の強いリーダーシップがあってこそ実現ができると思います。そうした
政治判断と、いつまでにそれを実行するのかという意気込みを伺います。
○
水野良一議長 経営戦略部長。
◎
経営戦略部長(
駒田一幸) 物価高騰対策等につきましては、今後も、
社会情勢の変化や国の対応策などを踏まえ、必要な支援事業とその時期を判断してまいります。また、安心して子育てができ、子供が健やかに育つまちの実現に向けて、引き続き各種施策を推進してまいります。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 今の答弁では、様子を見ながら考えていきますというふうに私は聞こえてしまったわけですが、非常に心もとない感じに受け止めました。 この大変な時期だからこそ、責任を果たす意欲を市民にとって分かりやすく説明していくことが大切だと思います。 次の中項目に移ります。 中項目の4、保育園の使用済みおむつの
持ち帰りについて。 小項目1、瀬戸市内の保育園、公立及び民営における使用済みおむつの
持ち帰り状況について伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 民間保育園の一部の保育園を除きまして、市内の保育園では使用済みおむつは持ち帰っていただいております。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 状況が分かりましたので、次に移ります。 小項目の2、保護者が使用済みおむつを持ち帰っている保育園では、なぜ
持ち帰りとなっているのか理由を伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 保護者の皆様にそれぞれのお子様の健康状態やおむつの使用頻度による成長過程を一緒になって把握していただくということを目的に、お
持ち帰りいただいております。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 今のところ、改めて伺います。 保護者が子供の健康状態や成長過程を把握するのは、おむつの
持ち帰りによるものだけなのかということで、例えば連絡簿であったり、口頭で伝えるということがあると思いますが、その辺どうか伺います。
○
水野良一議長 保育課長。
◎
保育課長(水上弥生) 議員おっしゃられるとおり、実際には、お迎えに来られました保護者の方に口頭で詳細をお伝えしたり、あと、連絡帳などで状況などをお伝えしております。 ほかに、保育園では使用済みおむつの重さですとか、あと何枚ぐらい替えたというおむつ替えの頻度などで、例えば水分などちゃんと摂れているかとか、あるいは、脱水症状ぎみなのではないかというようなチェックも行っております。 そういったような子育てアドバイスといいますか、コツのようなものなども、併せて口頭などでもお伝えしているというような状況でございます。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 保護者への伝達方法は、おむつの
持ち帰りだけではないということが分かりましたので、次に移ります。 小項目の3、保護者が使用済みおむつを持ち帰ることについて、保護者及び保育園のメリット、デメリットについて伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 保護者の皆様にとってのメリットは、先ほど申し上げたとおり子供の健康状態が把握できることや、おむつが取れるまでの成長過程を認識しやすくなることであり、デメリットは御自宅まで
持ち帰り、処分する手間がかかることなどが考えられます。 保育園にとってのメリットは、子供の健康状態や成長過程を保護者の方と共有できることであり、デメリットは使用済みおむつの仕分に手間がかかることなどが考えられます。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 今の答弁は保護者、保育園側ともに、一長一短のところがあると思います。 正直私も、娘のお迎えをほぼ毎日のように保育園に行き、おむつの
持ち帰りをしています。しかしながら、おむつ入れからおむつを取り出して、その袋をそのまま封をして処分しているという状況で、おむつを改めて確認してその健康状態をということは、正直申し上げてやってないということ、一度も見たことはない状況です。 その状況をお伝えして、次に移ります。 小項目の4、保護者が使用済みおむつを持ち帰ることなく、保育園で処理する場合、保育園はどのような
処理方法となるのか伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 使用済みおむつを回収後、一旦園で保管し、事業系のごみとして一般廃棄物収集運搬業者などに処理を依頼する方法で対応することになると考えております。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也)
処理方法が分かりましたので、次に移ります。 小項目の5、市内全ての保育園で使用済みおむつを処理する際の費用は、どの程度かかると予測されているのか伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 市内全ての保育園での使用済みおむつの
処理費用は試算はしておりませんが、以前、公立保育園で廃棄するおむつの重量を計測いたしましたところ、1か月当たりおよそ1,800キログラムございました。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 今のところ、改めて伺います。
処理費用について試算をしてないという答弁をいただきましたが、これ通告していますので、参考値でもよいので持ち合わせていないですか。
○
水野良一議長 保育課長。
◎
保育課長(水上弥生) 参考までに、近隣の市でおむつの園回収を行っている場合についてお聞きしておりますので、御紹介させていただきます。 瀬戸市は公立民間合わせて29の保育施設がありますが、この市の場合は市内12園の保育所になっております。お聞きしたところ、年間およそ270万円の廃棄
処理費用を見込んでいるというお答えをいただきました。 そのほか、紙おむつの集積場所の設置ですとか、あと専用のごみ箱などの購入などの衛生管理費用がほかに加わるというふうに伺っております。 以上です。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 参考値が今聞けました。 これを基に、今聞いたのは12園、瀬戸市は29ということですので、掛け算をすれば、大まかなところは算出できるのかなと思います。 本当は瀬戸市のやはり処理費が今後の議論の検討に必要になってまいりますので、また改めて、もしお分かりになりましたら教えてください。 次に移ります。 小項目の6、今後瀬戸市は、保護者の使用済みおむつの
持ち帰りについて、どのようにしていこうと考えているのか伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 使用済みおむつの
持ち帰りにつきましては全国でも注目、実施されている自治体も多々出ておりますので、本市においても、このたび
官民連携をいたしましたので、
官民連携の下、他市の動向を参考に研究を始めております。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 研究を始めておられるということです。 次に移ります。 小項目の7、今後市内全ての保育園で処理することとなった場合、保護者より負担金は徴収せず、瀬戸市が
処理費用を負担することでよいのか伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 民間保育園を含めた市内保育園での処理状況なども含め、使用済みおむつの
持ち帰りにつきましては、先ほど申し上げたとおり、研究をし始めたところでございまして、
処理費用に関してお答えできる段階には至っておりません。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) これからの検討ということですので、次に移ります。 小項目の8、今後保育園で処理することとなった場合、公立及び民営全ての保育園の
処理費用及び
衛生管理初期費用、
回収ボックス等の購入費も瀬戸市負担と考えているのか伺います。
○
水野良一議長 健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
中桐章裕) 先ほどの御答弁と同じになりますけれども、この費用につきましても、現在調査研究をしておりますところですので、お答えできる段階には至っておりません。
○
水野良一議長 中川昌也議員。
◆13番(
中川昌也) 調査研究を始めたところということでしたので、調査研究のスピードを速めていただきたいと。このおむつの
持ち帰りの質問をさせていただいたのは、現在大きく話題として取り上げられており、保護者の関心度は高いものがあります。 全国的に、おむつの
持ち帰りを廃止する自治体が増えてきております。 瀬戸市がいずれおむつの
持ち帰りを廃止する際は、公立及び民営を含めて、
処理費用などの負担は全て瀬戸市が行うべきと考え、この質問をしました。 もし、公立保育園のみの
持ち帰りを廃止し、民営保育園は園に任せますよとなった場合には不公平が発生します。なぜなら、保護者及び子供は、入園したい保育園の希望はできますが、希望した園に入園できるとは限りません。よって、不公平が発生しないよう、市内全ての保育園を対象にしていただくことを指摘させていただき、質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
水野良一議長 これにて
一般質問を終了いたします。 この場合、暫時休憩いたします。 午前10時40分 休憩 午前10時49分 再開
○
水野良一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第2、第59号議案瀬戸市
勤労青少年ホームの設置及び管理に関する条例の廃止についてから日程第26、第83号議案令和4年度瀬戸市
下水道事業会計補正予算(第2号)までを一括して議題といたします。 これらの各議案については、去る11月30日の本会議において提案理由の説明がなされておりますので、これより質疑に入ります。 第62号議案、第65号議案、第67号議案、第69号議案、第72号議案及び第77号議案について質疑の通告がありますので、発言を許します。 初めに、第62号議案について発言を許します。26番原田学議員。
◆26番(原田学) それでは、上程されました第62号議案瀬戸市
個人情報保護法施行条例の制定について伺います。 まず、第1点は、自治体の個人情報保護制度は国に先行して条例が整備され、内容も発展させてきた点で、地方自治の象徴的な存在の一つということができる。今回の法改正は、自治体ごとの特徴ある条例が、データ流通の支障になるとして一旦リセットをさせ、全国的な共通ルールの下に一元化するものでありますが、自治体の個人情報保護にとってどのような影響があるのか伺います。
○
水野良一議長 行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) 今回、上程をさせていただいております瀬戸市
個人情報保護法施行条例につきましては、現行の瀬戸市個人情報保護条例による運用の変更点を最小限とするため、各種規定を整備するもので、法改正による影響はないものと考えております。
◆26番(原田学) それでは、続いて2点目、今回の条例リセットの最大の目的は、匿名加工情報制度(オープンデータ化)を自治体に行わせることと言われている。市の条例案では、現時点では、提案募集をしないことが前提になっておりますが、その背景を伺います。
○
水野良一議長 行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) 行政機関等匿名加工情報の提案募集の実施につきましては、改正法附則第7条の規定によりまして、都道府県及び指定都市以外の地方公共団体の機関については、当分の間任意とされていること、また、匿名加工情報の作成に当たっては、安全管理措置を講ずる必要があり、提案募集制度の導入については慎重に検討する必要があることから、現時点において、提案募集を実施しないことといたしました。 なお、瀬戸市
情報公開・個人情報保護審査会からも、同様の答申をいただいているというところでございます。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) 続いて3点目、自治体が保有する個人情報は、公権力を行使して取得したり、申請、届出に伴い義務として提出されたものである。住民サービスに関わる膨大な情報は、企業などから見れば個人情報の宝庫と言える。匿名加工したとはいえ、個人に関する情報を企業等に対し外部提供することについて、どのような認識か伺います。
○
水野良一議長 行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) 行政機関等匿名加工情報の提案審査においては、加工基準や安全管理の措置の基準に照らして適切な提案内容となっているかはもとより、提案された事業が新たな産業の創出、または活力ある経済社会もしくは豊かな国民生活の実現に資する、そういった観点から、妥当なものになっているかなどを法令の規定に従って適切に審査することによりまして、法改正の趣旨に合致しているものと考えております。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) 4点目、匿名加工情報の利活用の提案募集は、当分の間は都道府県と政令指定都市のみに義務づけられており、一般市区町村はできる規定となっておりますが、今後、自主的に提案募集を行っていく考えはあるのかどうか伺います。
○
水野良一議長 行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) 行政機関等匿名加工情報の提案募集の実施につきましては、先行して実施をされる国や都道府県等の状況を周知する中で、民間事業者等におけるニーズを把握するとともに、データ利活用の前提となる個人の権利利益を不当に侵害することのないよう、加工基準や安全管理措置に関するノウハウを研究していくことと考えております。 したがいまして、現時点では、提案募集を行う考えはございません。 以上です。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) 今のところで再質疑を行います。 できるという規定となっておりますが、個人情報を個人の了解もなく匿名加工することは、個人情報保護法の原則から考えて適正かどうか、市はどう考えるのか伺います。
○
水野良一議長 行政課長。
◎
行政課長(原貴徳) 今のお尋ねの件ですが、そもそも今回の匿名加工情報の対象となるファイルにつきましては、個人情報ファイル簿というものが、事前登録があります。そちらの個人情報ファイル簿につきましては、その収集が適法にまず収集されたことが前提となります。 その個人情報ファイル簿自体が公表することになってございますので、なので、匿名加工情報の対象となる情報については、市民の方に、これが対象になるよということが分かるようにやりますので、全て適法にやるということにおきまして、適切に対応されるものと考えております。
○
水野良一議長 次の議案に移ります。 第65号議案について発言を許します。6番新井亜由美議員。
◆6番(新井亜由美) 第65号議案
地方公務員法の一部改正等に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について。 まず、一つ目に、市長の補助機関である職員定数を、新たな条例では現在の515人から567人とし、消防職員を現在の132人から143人とした根拠を伺います。
○
水野良一議長 行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) 定年引上げに伴い、60歳超えの常勤職員は条例定数の対象となるため、現在の職員数及び定年引上げ期間における60歳超えの最大常勤職員数の総数を根拠として、条例定数を定めたところでございます。
○
水野良一議長 新井亜由美議員。
◆6番(新井亜由美) 最大でということで、今回12人と11人なので全部で23人、最大で増員されるということですけれども、この増員分は、定年延長の職員のみで増えていくのか、それとも新規採用の職員も含まれるのか伺います。
○
水野良一議長 人事課長。
◎
人事課長(大岩三明) 今回の改正につきましては、定年引上げ期間中における60歳超えの最大常勤職員数の総数を根拠としております。 以上です。
○
水野良一議長 新井亜由美議員。
◆6番(新井亜由美) 次の質問に移ります。 職員の男女比、年齢構成、技術職や技能職など、将来の職員体制を総合的に見据えて定数を考える必要がありますが、どのように考えたか伺います。
○
水野良一議長 行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) 行政サービスを将来的にわたり安定的に提供できる体制を確保するためには、職員の年齢構成、それから各職種の職員数等の見通しを踏まえた定数管理が必要であるという考えに基づき、条例定数を定めているというところでございます。
○
水野良一議長 新井亜由美議員。
◆6番(新井亜由美) 再質を行います。 具体的な職種についてお伺いしますが、保育士不足の常態化が瀬戸市は深刻であると考えますけれども、例えば東浦町では、保育士職を38名増やすことを目標に、2018年に職員定数条例を改正して、抜本的な保育士不足解消に取り組んでいます。 本市でも職員定数が増加するに当たり、保育士不足解消になるような改善も具体的に考えられているか伺います。
○
水野良一議長 人事課長。
◎
人事課長(大岩三明) 今御指摘のありました、保育士を含めた各職種の職員数につきましては、既に今後の見通しを踏まえた中で、採用を行っているところでございます。 以上です。
○
水野良一議長 新井亜由美議員。
◆6番(新井亜由美) 次に移ります。 本市は人口に対する職員の割合が県内で一番低いため、職員体制の充実こそ必要と考えますが、今後の採用計画はどのように考えているか伺います。
○
水野良一議長 行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) 年度ごとに必要な各職種の職員数及び新規採用職員数に係る採用計画につきましては、中長期的な観点に立った上で、各年度の新規採用を継続的に行うということで、必要な職員数の確保に努めてまいります。
○
水野良一議長 新井亜由美議員。
◆6番(新井亜由美) 再質を行います。 今回定数の増加で、人口1,000人に対する職員定数が現在最下位のこの現状から、改善されていく見込みはあるんでしょうか、伺います。
○
水野良一議長 人事課長。
◎
人事課長(大岩三明) 今回の条例定数の引上げにおきまして、一定の職員数の増加が見込まれるというふうに考えておりますが、順位等他市町との比較につきましては、他市町の状況により変動するものであるというふうに認識をしております。 以上です。
○
水野良一議長 新井亜由美議員。
◆6番(新井亜由美) 次に移ります。 人事院勧告によって、大卒及び30代半ばまでの職員(5級まで)について、給与の引上げが実施されますが、6級以上の者については引上げがありません。全体のバランスを考えて引き上げる必要があると考えますが見解を伺います。
○
水野良一議長 行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) 今回の給与の改定につきましては、人事院の給与勧告の骨子に示されているとおり、民間企業における初任給の動向等を踏まえ、20歳代半ばに重点を置き、初任の係長級の若手職員にも一定の影響が及ぶように改定するものでございます。 本市におきましても、
地方公務員法におけます情勢適応の原則及び均衡の原則に基づきまして、人事院勧告を考慮した給与改定を行ってまいります。 以上でございます。
○
水野良一議長 新井亜由美議員。
◆6番(新井亜由美) 再質を行います。 民間との給与の乖離を解消することが目的ということですけれども、それ以外にも、若い職員の公務員離れを防ぐ目的も含まれていると聞いています。 これによって、本市でも若い職員の離職の改善される見込みがあるかどうか伺います。
○
水野良一議長 人事課長。
◎
人事課長(大岩三明) 給与の引上げにつきましては、こういった若い世代の人材確保につながる一つの要素であるというふうに認識をしております。 以上です。
○
水野良一議長 次の議案に移ります。 第67号議案について発言を許します。6番新井亜由美議員。
◆6番(新井亜由美) 第67号議案
瀬戸市議会の議員の
議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部改正について。 一つ目に、人事院勧告を考慮して、議員の
期末手当の支給割合を年間0.05月のアップを図るものですが、一般職員や
任期付職員に比べて、議員は労働時間や労働の形態が異なります。なぜ今回、
期末手当の支給割合を同様に増加するのか、考えを、根拠を伺います。
○
水野良一議長 行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) 特別職の職員等々につきましては、人事院勧告に伴います国の指定職棒給法の適用を受ける職員に係る給与改定に準ずるものとしております。 県内各市の改定状況などを総合的に勘案し、
期末手当の支給割合を今回改めるものでございます。
○
水野良一議長 新井亜由美議員。
◆6番(新井亜由美) 次に移ります。 現在、食料品及び日用品など諸物価の高騰に伴い、生活保護費が不足しているなどの声も届いている中で、議員や特別職の、すみません、今回これ68号も同様ですので、特別職について、ここで特別職というふうに言いますけれども、議員や特別職の
期末手当の支給割合が増加されることについてどう考えているか伺います。
○
水野良一議長 行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) 先ほども御答弁をさせていただきましたとおり、人事院勧告及び県内各市の改定状況などを総合的に勘案し、
期末手当の支給割合を今回改めるものでございます。
○
水野良一議長 新井亜由美議員。
◆6番(新井亜由美) 再質を行います。 独自の人事委員会を持っていない自治体では、本市も含めて、人事院勧告に従っているようですけれども、コロナと物価高騰を根拠に、労働時間や労働形態の違う議員や特別職は人事院勧告に従わず据置きにすることを検討してもよいと考えますが、見解を伺います。
○
水野良一議長 人事課長。
◎
人事課長(大岩三明) 繰り返しの御答弁となりますが、今回につきましては、人事院勧告及び県内各市の改定状況など総合的に勘案し、
期末手当の支給割合を改めるということでございます。
○
水野良一議長 次の議案に移ります。 第69号議案について発言を許します。26番原田学議員。
◆26番(原田学) それでは、上程されました第69号議案瀬戸市
指定ごみ袋の買入れについて伺います。 1点目、契約方法について、指名競争入札とした理由は何か伺います。
○
水野良一議長 市民生活部長。
◎
市民生活部長(藤井邦彦)
指定ごみ袋の安定供給と、不測の事態に迅速に対応できることなど、一定の条件を満たす製造業者または販売業者による指名競争入札とさせていただいたものでございます。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) 2点目、契約金額について、当初1億円を超える額と伺っておりましたが、見積額と契約額との差は何か伺います。
○
水野良一議長 市民生活部長。
◎
市民生活部長(藤井邦彦) 債務負担行為の限度額は、
指定ごみ袋を国産で調達をした場合の参考見積額から算出をいたしました。 入札の結果、落札価格が限度額よりかなり低価格となったものでございます。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) 3点目、市民の利用するごみ袋の強度など、基準はどのように設定をされましたか、伺います。
○
水野良一議長 市民生活部長。
◎
市民生活部長(藤井邦彦)
指定ごみ袋の基準につきましては、包装用ポリエチレンフィルム及びポリエチレンフィルム製袋に係るJIS日本産業規格に準拠することといたしており、厚さにつきましては、現在のごみ袋の厚さを参考に設定をさせていただいたものでございます。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) 続いて4点目、45リットル、30リットル、20リットルなど、燃えるごみ3種の注文枚数は、どのように考えられましたのか伺います。
○
水野良一議長 市民生活部長。
◎
市民生活部長(藤井邦彦) まず、年間のごみ排出量組成調査の結果から得ましたごみ袋1袋当たりの平均重量で割り返し、年間のごみ袋使用枚数を算出いたしました。 既に有料化制度を導入されておみえになる他の自治体の販売実績を参考にさせていただき、各サイズの枚数を算出いたしました。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) 5点目、年度途中で3種の注文枚数の変更はどのように考えられますか、伺います。
○
水野良一議長 市民生活部長。
◎
市民生活部長(藤井邦彦) 年度途中であっても、販売状況に応じまして、購入枚数を変更できる、そのことを仕様書に明記をさせていただいており、契約の相手方と協議を行った上で、入札時に提示をしたごみ袋の単価を用いまして、購入金額を再計算するとなってございます。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) 6点目、袋の販売額から製造費などを差し引いた額は、年間どれほどになりますか。それはどのように活用されるのか伺います。
○
水野良一議長 市民生活部長。
◎
市民生活部長(藤井邦彦)
指定ごみ袋の販売額から今回の袋の購入金額、流通、保管、収納管理に係る業務委託の費用、販売店手数料を差し引くと、全て完売した場合、約2億円となる見込みでございます。 ごみ減量アクションプランに掲げました事業をはじめとしたごみに関する事業に活用してまいります。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) ただいまのお答えに再質疑をいたします。 ごみ減量化の取組は、住民そして行政が協力、協働で進める中身になります。 そして、ごみ減量に関わる費用は、今回のような手数料ではなく、これまでのように一般会計で実施すべきではないかと思いますがいかがでしょうか。
○
水野良一議長 環境課長。
◎
環境課長(加藤守幸) ごみの処理に関しては、たくさんの費用が現在もかかっておるわけでございます。今回この有料化制度を導入したのは、ごみの量を減らすために導入をさせていただいたものでございまして、やっていることはごみを減らすための施策の実施というふうに御理解をいただければと思います。
○
水野良一議長 次の議案に移ります。 第72号議案について発言を許します。22番臼井淳議員。
◆22番(臼井淳) それでは、議会に提出されました第72号議案瀬戸蔵及び
瀬戸蔵ミュージアムに係る
指定管理者の指定についてお尋ねします。 まず、1番、
指定管理者となるこの団体、株式会社ケイミックスパブリックビジネスという会社ですけど、この会社は現在、全国48自治体の公共、特に文化施設中心に、
指定管理者として実績があるということで、今回管理運営を行っている団体を指名したわけですけど、新しく
指定管理者の候補者となった当該団体の、選定委員会で選ばれたわけですから、所管課としてはどういったところに期待をされるのかについて伺います。
○
水野良一議長 地域振興部長。
◎
地域振興部長(中島宗仁) 公共文化施設の管理運営を、先ほど議員からも御紹介ございました、全国48自治体71施設で行っている専門企業としてのノウハウ、こういったものを発揮していただき、市民サービスの向上はもとより、施設の効率的な管理運営及び本市の魅力を発信する事業の展開を期待しております。
○
水野良一議長 臼井淳議員。
◆22番(臼井淳) 2番目、選定委員会では、
瀬戸蔵ミュージアムについて、
指定管理者と役所の学芸員の関わり方を少し考えたほうがいいというアドバイスがありました。当該施設の魅力が伝わる企画などの工夫が必要ではないかといった御意見があったみたいです。 今後取り組むべき課題として、どう所管課としては改善を図っていくつもりなのかお尋ねします。
○
水野良一議長 地域振興部長。
◎
地域振興部長(中島宗仁) 毎月の定例会議等において、
指定管理者と
情報共有を図っておりますが、新たな
指定管理者から、
瀬戸蔵ミュージアムと共同で行う自主事業、こういったものが提案をされておりますので、今後は
指定管理者との関わりを一層深め、相互協力による企画、それからイベントを実施することで、施設の魅力を高めてまいりたいというふうに考えております。
○
水野良一議長 臼井淳議員。
◆22番(臼井淳) 次、3番目です。上記質疑と同じく、選定委員会での議論の中で、こういったのが発言ありました。 ジブリパーク開園を観光の起爆剤に考えているようだが、開園に伴い瀬戸蔵がどう変わるのかについて明確に説明ができていないとして、瀬戸市全体の観光施策をどう進めるのか、コンセプトをきちんと示すべきではないかという御意見がありました。 指摘された課題について、所管課ではどのように取り組んでいかれるのか、現状の考え方についてお尋ねします。
○
水野良一議長 地域振興部長。
◎
地域振興部長(中島宗仁) 本市の観光施策につきましては、令和2年度に策定をいたしました、せと・まるっとミュージアム観光推進アクションプラン、こちらに基づき実施をしております。 開園をしましたジブリパークや、それから今後、瀬戸蔵近隣のホテルの開業、こういったものを見据えて、観光拠点施設としての役割が果たせるよう、
指定管理者と一体となって取り組んでまいりたいというふうに考えております。
○
水野良一議長 臼井淳議員。
◆22番(臼井淳) もう一度再質疑させていただきますけれども、この選定委員会での議論、委員さんから先ほどコンセプトをきちんと示すべきだということで、改めて私も考えたわけですけれども、この契約内容の仕様書を見ますと、やっぱり
指定管理者の一番の仕事は、公共施設の管理をきちんとやるべきことがまず第一、というふうにされていますので、つまり、公共施設の管理を、利用される人たちができるだけ満足のいく、利便性の高い利用、それに導いていくのが、多分管理者としての仕事かなと思います。 その上で、所管課としては、そこをきちっと企画を含めたものを考えていくことが、多分観光課の一番の、ここの施設のうまく利活用を増やしていく、その工夫が一番必要かなと思います。 当然、地元の人たちの、住民の人たちがよりよくこの瀬戸蔵を利用がしやすいことを、まず一番に考えるべきじゃないかなということで、そのため、所管課としては、そういったことについて、
指定管理者についても含めて、どういうふうにお考えかを伺いたいと思います。
○
水野良一議長 観光課長。
◎
観光課長(川原知佐栄) 瀬戸蔵施設利用者に実施しておりますアンケート結果を見ますと、現在利用者の方の満足度は高い評価を受けており、新規利用者、リピーターともに増加傾向にあることから、引き続き貸し館を中心とした施設利用者の満足度を高められるように、新たな
指定管理者とも一緒になって取り組んでまいりたいと思っております。
○
水野良一議長 臼井淳議員。
◆22番(臼井淳) 最後、4番目です。当該施設の
指定管理者への委託費について、現在、年間約1億4,124万8,000円が計上されております。 しかし、物価高騰の影響で、人件費や水道光熱費などの増額により、委託費が増えることが想定されますが、今回この補正には、債務負担行為というものが来年度にかかるので載っていないんですけれども、多分この委託費が、債務負担行為ですけれども、これはやむを得ず増えていくことかなという、それが想定されるわけですけれども、その点、所管課としてはどういうふうに想定されておりますか伺います。
○
水野良一議長 地域振興部長。
◎
地域振興部長(中島宗仁) 現
指定管理者とほぼ同額の指定管理料、こういったものを見込んでおりますけれども、光熱水費等が高騰しておりますので、
指定管理者の努力だけでは補えない費用、こういったものが発生してまいるというふうに想定がされております。 そうした指定管理料の増額を含めまして、検討が必要であるというふうに認識をしておるところでございます。
○
水野良一議長 次の議案に移ります。 第77号議案について発言を許します。26番原田学議員。
◆26番(原田学) それでは、上程されました第77号議案令和4年度瀬戸市
一般会計補正予算(第10号)について、そのうち、第3表、債務負担行為補正中、ごみ袋流通等管理業務委託について伺います。 1点目、委託会社の基準、さらに契約の方法はどのようか伺います。
○
水野良一議長 市民生活部長。
◎
市民生活部長(藤井邦彦) ごみ袋流通等管理業務は、ごみ袋の保管、配送及び処理手数料の徴収業務を考えており、契約等に関することは現在検討中でございます。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) 続いて2点目、委託料3,000万円の内訳はどのようか伺います。
○
水野良一議長 市民生活部長。
◎
市民生活部長(藤井邦彦) さきの答弁と重なりますが、委託料は、ごみ袋の保管、配送費用と販売店との注文、請求、収納管理等の費用で総計3,000万円といたしたところでございます。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) それでは、3点目、ごみ袋を販売する小売店は、買取り方式なのか、または委託販売方式なのかどちらか伺います。
○
水野良一議長 市民生活部長。
◎
市民生活部長(藤井邦彦) 販売をしていただきます小売店は、手数料徴収に関する業務委託となります。
○
水野良一議長 原田学議員。
◆26番(原田学) だから、もう一回ちょっと今のところ確認ですけれども、だからその小売店さんが一定の枚数を買い取るのか、それとも置いておくだけでいいのかということです。
○
水野良一議長 環境課長。
◎
環境課長(加藤守幸) 委託販売とはちょっと違いますけど、先ほど答弁あったように、手数料の徴収に関する業務の委託ですから、置いていただくということで御理解ください。
○
水野良一議長 以上で質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております各議案は、議案付託表のとおり所管の各委員会にそれぞれ付託いたします。 日程第27、請願第2号障がい者の
生活支援を求める請願を議題といたします。 本請願につきましては、去る11月30日の本会議において趣旨の説明がなされておりますので、これより質疑に入りますが、期限までに質疑の通告はございませんでしたので、これをもちまして質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております請願第2号は、請願付託表のとおり厚生文教委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、請願第2号は厚生文教委員会に付託することに決しました。 日程第28、請願第3号介護・福祉・医療など
社会保障の
施策拡充についての請願を議題といたします。 本請願につきましては、去る11月30日の本会議において趣旨の説明がなされておりますので、これより質疑に入りますが、期限までに質疑の通告はございませんでしたので、これをもちまして質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております請願第3号は、請願付託表のとおり総務生活委員会及び厚生文教委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、請願第3号は総務生活委員会及び厚生文教委員会に付託することに決しました。 以上で本日の
議事日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 委員会審査のため、12月8日から12月19日までの12日間休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、12月8日から12月19日までの12日間休会することに決しました。 なお、次の本会議は12月20日午前10時から再開いたします。 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。 午前11時25分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する
瀬戸市議会議長
瀬戸市議会議員
瀬戸市議会議員...