瀬戸市議会 > 2022-09-22 >
09月22日-05号

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  1. 瀬戸市議会 2022-09-22
    09月22日-05号


    取得元: 瀬戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 4年 9月定例会           令和4年瀬戸市議会9月定例会会議録第5号                             令和4年9月22日(木曜日)     議事日程 第18号 令和4年9月22日(木曜日)午前10時開議日程第1 第48号議案 瀬戸市職員の育児休業に関する条例の一部改正について日程第2 第49号議案 瀬戸市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について日程第3 第50号議案 瀬戸市消防団条例の一部改正について日程第4 第51号議案 瀬戸市子どもの権利条例の制定について日程第5 第52号議案 瀬戸市手数料徴収条例の一部改正について日程第6 第53号議案 市道路線の認定について日程第7 第55号議案 令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第7号)日程第8 第56号議案 令和4年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)日程第9 認定第1号 令和3年度瀬戸市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第10 認定第2号 令和3年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第11 認定第3号 令和3年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第12 認定第4号 令和3年度瀬戸市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第13 認定第5号 令和3年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第14 認定第6号 令和3年度瀬戸市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について日程第15 認定第7号 令和3年度瀬戸市下水道事業会計決算の認定について日程第16 第57号議案 令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第8号)日程第17 同意第2号 瀬戸市教育長の任命について日程第18 同意第3号 瀬戸市教育委員会委員の任命について日程第19 同意第4号 瀬戸市公平委員会委員の選任について日程第20 同意第5号 瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第21 同意第6号 瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第22 同意第7号 瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第23 同意第8号 瀬戸市監査委員の選任について日程第24 議員派遣について     本日の会議に付した事件日程第1 第48号議案 瀬戸市職員の育児休業に関する条例の一部改正について日程第2 第49号議案 瀬戸市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について日程第3 第50号議案 瀬戸市消防団条例の一部改正について日程第4 第51号議案 瀬戸市子どもの権利条例の制定について日程第5 第52号議案 瀬戸市手数料徴収条例の一部改正について日程第6 第53号議案 市道路線の認定について日程第7 第55号議案 令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第7号)日程第8 第56号議案 令和4年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)日程第9 認定第1号 令和3年度瀬戸市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第10 認定第2号 令和3年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第11 認定第3号 令和3年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第12 認定第4号 令和3年度瀬戸市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第13 認定第5号 令和3年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第14 認定第6号 令和3年度瀬戸市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について日程第15 認定第7号 令和3年度瀬戸市下水道事業会計決算の認定について日程第16 第57号議案 令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第8号)日程第17 同意第2号 瀬戸市教育長の任命について日程第18 同意第3号 瀬戸市教育委員会委員の任命について日程第19 同意第4号 瀬戸市公平委員会委員の選任について日程第20 同意第5号 瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第21 同意第6号 瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第22 同意第7号 瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第23 同意第8号 瀬戸市監査委員の選任について日程第24 議員派遣について出席議員(24名)  2番 高 島   淳           3番 西 本   潤  4番 松 原 大 介           5番 三 宅   聡  6番 新 井 亜由美           7番 小 澤   勝  8番 水 野 良 一           9番 宮 薗 伸 仁 10番 冨 田 宗 一          11番 馬 嶋 みゆき 12番 石 神 栄 治          13番 中 川 昌 也 14番 高 桑 茂 樹          15番 池 田 信 子 16番 浅 井 寿 美          17番 柴 田 利 勝 19番 山 田 治 義          20番 三 木 雪 実 21番 長 江 公 夫          22番 臼 井   淳 23番 藤 井 篤 保          24番 伊 藤 賢 二 25番 長 江 秀 幸          26番 原 田   学欠席議員(2名)  1番 朝 井 賢 次          18番 戸 田 由 久説明のため出席した者の職氏名    市長      伊 藤 保 徳    教育長     横 山   彰    行政管理部長  松 崎 太 郎    市民生活部長  藤 井 邦 彦    健康福祉部長福祉事務所長            中 桐 章 裕    都市整備部長  大 森 雅 之    消防長     勝 股   淳    代表監査委員  鈴 木 洋 子    行政委員会事務局長            熊 谷 由 美    会計管理者会計課長            戸 田 仁 司事務局出席職員氏名    局長      水 野   守    議事課長    長 谷 一 憲    議事調査係長  内 藤 寛 之    書記      山 下 梨 乃                         午前10時00分 開議 ○水野良一議長 ただいまの出席議員は24名であります。 これより本日の会議を開きます。 なお、傍聴の方におかれましては、会議中は静粛にしていただきますようお願いを申し上げます。 本日の議事日程は、議事日程第18号のとおりであります。 なお、議長は、市長をはじめ関係理事者の出席を求めておきましたので、御了承願います。 会議録署名議員は、12番石神栄治議員及び17番柴田利勝議員を指名いたします。 これより日程に入ります。 日程第1、第48号議案瀬戸市職員の育児休業に関する条例の一部改正についてから日程第15、認定第7号令和3年度瀬戸市下水道事業会計決算の認定についてまでを一括して議題といたします。 これらの各議案については、去る9月6日の本会議において各常任委員会に付託してありますので、この場合、各常任委員長の報告を求めます。 まず、総務生活委員長よりお願いいたします。16番浅井寿美議員。              〔16番浅井寿美登壇〕(拍手) ◆16番(浅井寿美) それでは、去る9月6日の本会議におきまして当総務生活委員会に御付託になりました議案について、9月8日午前10時より委員全員出席の下、委員会を開催し、審査を行った経過と結果について御報告いたします。 初めに、第48号議案瀬戸市職員の育児休業に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行いました。 「育児休業取得回数制限の緩和などがあるが、実際、取得のしやすさや取得しやすい環境について、どのように配慮しているのか伺う」との質疑に対し、「出産を控えた職員と配偶者に面接を行い、出産休暇制度について説明をするとともに、育児休業についても積極的に取得するよう促している」との答弁がなされました。 その後、討議はなく、採決の結果、第48号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第49号議案瀬戸市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行いました。 「多機能端末機を導入することで、外国の方々の利便性が向上するということだが、どのような機能があるのか伺う」との質疑に対し、「多言語対応として、日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語ポルトガル語の6か国語の表示が可能であり、利便性が上がると考えている」との答弁がなされました。 その後、討議はなく、採決の結果、第49号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第50号議案瀬戸消防団条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、特に質疑、討議はなく、採決の結果、第50号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当総務生活委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○水野良一議長 総務生活委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、厚生文教委員長よりお願いいたします。25番長江秀幸議員。              〔25番長江秀幸登壇〕(拍手) ◆25番(長江秀幸) 議長より御指名をいただきましたので、去る9月6日の本会議におきまして当厚生文教委員会に御付託になりました議案について、9月9日午前10時より委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 第51号議案瀬戸市子どもの権利条例の制定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「子どもの権利条例を実行させていくには、庁内の壁をなくして取り組む必要があると考えるが、権利条例を策定する過程の庁内の連携はどうだったか」との質疑に対し、「庁内の政策会議、企画会議を活用し、コンセンサスを固めた上で今回提案している。今後の進行管理については、施策については、庁議、政策会議、企画会議において、細かな事業レベルについては、中期事業計画等の個別計画にその考えは乗っているかどうかということ、庁内の議論を尽くした上で提案していく」との答弁がなされ、また、「子どもの権利擁護委員の選任はどのような方法か」との質疑に対し、「子どもの権利擁護委員については、先進市の事例では、弁護士や学識経験者、心理士などの専門家が多いため、先進市等の例を参考にして選定していく」との答弁がなされ、また、「子どもの権利の周知について、地域住民など市民全体に関わるが、どのように周知していくのか」との質疑に対し、関係者や学校だけでなく、地域や事業者も含め、子どもの権利条例について広く知っていただけるよう、パンフレットの作成等、子供たちの意見を参考にして取り組んでいく。また、機会があれば説明もし、子どもの権利条例について理解していただくような活動をしていく」との答弁がなされ、また、「市の附属機関として、子どもの権利擁護委員の独立を担保するため、近隣市町の条例に定められている市の機関は、擁護委員の独立性を尊重し、その仕事を積極的に支援しなければならないというような一文が本市の条例にはないが、権利擁護委員の独立性をどのように担保していくのか」との質疑に対し、「子どもの権利擁護委員が独立した機関であるということは非常に重要なポイントであるため、第三者機関としての独立性を保つように手続を進めていく」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第51号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の御報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○水野良一議長 厚生文教委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、都市活力委員長よりお願いいたします。3番西本潤議員。              〔3番西本潤登壇〕(拍手) ◆3番(西本潤) 議長より御指名をいただきましたので、去る9月6日の本会議におきまして当都市活力委員会に御付託になりました議案について、9月12日10時より委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告いたします。 初めに、第52号議案瀬戸手数料徴収条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「既存住宅についても、長期優良住宅としての認定を行うものだが、その背景はどのようか」との質疑に対し、「長期優良住宅の認定促進などによる住宅の質の向上に加え、既存住宅を安心して購入できる環境をさらに整備し、既存住宅流通市場を活性化させるためである」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第52号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第53号議案市道路線の認定についてを議題とし、理事者の説明を受け、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第53号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当都市活力委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○水野良一議長 都市活力委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、予算決算委員長よりお願いいたします。2番高島淳議員。              〔2番高島淳登壇〕(拍手) ◆2番(高島淳) 議長より御指名をいただきましたので、去る9月6日の本会議におきまして当予算決算委員会に御付託になりました議案について、慎重に審査を行いました経過と結果について御報告いたします。 9月6日の本会議終了後、委員25名出席の下、委員会を開催し、初めに、議案審査を議題とし、当予算決算委員会に御付託になりました第55号議案令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第7号)をはじめ、9件の議案等を審査するに当たり、三つの分科会を設置し、議案を割り振り、審査を行いました。 次に、一般会計決算の総括等についてを議題とし、決算の総括、財政状況及び主要財政指標に関する質疑を行い、質疑の中で、「負担金補助費等の中の負担金について、当初予算よりも負担金がかなり減少している。陶生病院の負担金だが、どのような状況か」との質疑がなされ、「陶生病院への負担金が減額となった理由については、令和2年度に陶生病院に対し、新型コロナウイルス感染症の影響による経営状況の悪化を防ぐため負担金の増額を行いましたが、結果として余剰となったため、令和3年度分として充当し、負担金負担額を減額したもの」との答弁がなされました。また、「令和3年度は、実質収支額約23億円ということで、2年度を約3億円上回っている。これは歳出抑制があったのが要因か」との質疑に対し、「実質収支は、前年度と比較して2億8,000万円の増加となっている。増額の主な理由は、令和3年度に概算交付された住民税非課税世帯臨時特別給付金子育て世代臨時特別支援事業費補助金執行未済分で、今年度に返還する予定の約3億4,000万円が含まれていることや、令和3年度に新型コロナ感染症拡大防止対策事業に充当するために予算計上いたしました財政調整基金の繰入金が全額含まれていることによるものであり、歳出抑制により増額したものではない」との答弁がなされ、質疑を終了し、特に意見もなく、審査を終了いたしました。 その後、9月8日に総務生活分科会、9月9日に厚生文教分科会、9月12日に都市活力分科会を開催し、割り振られた議案について慎重に審査を行いました。 それを踏まえ、9月16日午前10時より予算決算委員会全体会を開催し、委員全員出席の下、各分科会長から報告を受け、報告に対する質疑、討議、採決を行いました。 初めに、第55号議案令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第7号)を議題とし、総務生活分科会では、「ジブリパーク事業は県の事業である。県との連携はどのように図っているのか、今後の方向性も含めて伺う」との質疑に対し、「県が中心になり、ジブリパーク周辺市とで構成するジブリパーク構成地域連携協議会がある。その中で、県、各市の事業の情報共有がなされていく」との答弁がなされた。また、「4款3項3目資源リサイクルセンター費について、市役所に電気自動車用充電スタンドを設置するとのことであるが、その経緯と電気自動車購入の意義を伺う」との質疑に対し、「カーボンニュートラルの取組として昨年12月に指示を受けて検討してきたところ、今回、充電スタンド電気自動車の購入を補正予算で計上した」との答弁がなされ、その後、意見交換もなく、質疑は終了した。 次に、厚生文教分科会では、「3款2項1目民生費、児童福祉費児童福祉総務費、子ども・若者総合支援金について、子ども・若者センター総合支援センターに相談に来た子供、若者で、現行の制度ではカバーし切れない課題に対応する費用を充てるとのことだが、具体的にどのような費用が想定されているのかをこれまでの実態と併せて伺う」との質疑に対し、「子ども・若者センター総合支援センター、また要対協等でフォローしていても現行制度だけでは支援できない部分、例えば制服代や校内の上履き等の費用に充てる」との答弁がなされ、その後、意見交換もなく、質疑は終了した。 次に、都市活力分科会では、「7款1項1目商工政策費企業団地環境整備について、穴田企業団地下水処理施設が廃止になるとのことだが、その背景を伺う」との質疑に対し、「穴田企業団地下水処理施設については、運用開始から約50年が経過しており、機器の劣化など大規模修繕が必要な時期を迎えた。今後の処理方針について、穴田企業団地協議会や施設処理に接続する地元住民の皆様と協議を重ね、個別浄化槽に切り替えることにした」との答弁がなされた。また、「7款1項4目道の駅費、道の駅管理運営について、道の駅も10年が経過しているが、今後の修繕の見通しについて伺う」との質疑に対し、「厨房内の機器や物販スペースのショーケースなど不具合が生じているものや更新時期を迎えているものがあるため、指定管理者とも協議をしながら計画的な修繕を取り替えていきたい」との答弁がなされ、その後、意見交換もなく、質疑は終了した。 各分科会長の報告に対し、特に質疑、討議はなく、採決の結果、第55号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決した。 次に、第56号議案令和4年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、厚生文教分科会長より、特に質疑等なかったとの報告を受け、報告に対し、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第56号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、認定第1号令和3年度瀬戸市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、総務生活分科会長より、「2款1項34目シティプロモーション費について、令和3年度の予算審議にて、シティプロモーション庁内推進会議にて各課連携をして事業に当たるとの説明を受けたが、この庁内推進会議の成果とはどんなものか伺う」との質疑に対し、「会議ではアクションプランを連携して策定することができたこと。そして、全課全職員が広報マインドを持つ意識ができたことや、SNS推進への拍車がかかり、情報連携を密にすることができたことなどがある」との答弁がなされた。また、「9款1項1目常備消防費について、住宅用火災警報装置について、独居、後期高齢者世帯を全て訪問した結果、火災報知器設置世帯が76%、条例どおりの設置が49.9%とのことである。この調査を踏まえて、今後どのように設置促進を行っていくのか伺う」との質疑に対し、「警報器未設置の住戸、設置から10年経過している住戸と併せて、火災警報器の地域で共同購入の支援や共同住宅への立入検査などを行い、継続的に住宅防火を訴えていく」との答弁がなされた。 次に、「10款5項2目地区公民館費について、令和3年度の公民館の修繕について、要望があったものは計画どおりに行われたのか伺う」との質疑に対し、「要望のあったもの全てというわけではなく、人命とか館の運営や維持に関し、緊急を要するところから優先的に対応を行っている」との答弁がなされた。 次に、「2款1項5目情報政策費について、AIを活用した総合案内サービスチャットボットの業務委託についての評価を伺う」との答弁に対し、「令和3年度6月の開始から1万4,769件の問合せがあり、市民の皆さんにとって、時間や場所に関係なく知りたい情報を得ることができ、また職員にとっても、電話や窓口での対応が減り、作業効率が上がった」との答弁がなされた。 次に、「4款3項1目清掃総務費について、今回ごみ組成調査を業務委託したが、調査の目的は何か伺う」との質疑に対し、「家庭から排出される燃えるごみの組成を分析することによって、ごみ排出の現状を把握するためである。調査の結果はごみ処理行政の基礎資料として活用するほか、市民の皆さんに実績や結果、効果をお知らせする啓発資料としても活用する」との答弁がなされ、次に、意見交換を行い、「公共施設の修繕について、後回しにされがちな公共施設の修繕について考えていくべきである」や、「各地域でまちづくり協働の拠点となる公共施設の整備は、地域の皆さんが安心して集まっていただくためには不可欠である」との意見があった。 次に、厚生文教分科会長より、「3款1項2目民生費、社会福祉費障害福祉費について、障害者手当廃止後の取組である真に効果のある障害者施策社会福祉課の事業の6項目のうち、5項目が未執行であるがどうだったか」との質疑がなされ、「真に効果のある障害者施策の中の障害理解の促進については、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、別の事業で作成した障害理解ハンドブックというものを配布したが、予定していたまっとつながろ祭やハートフルフェスタなどの催事については実施できなかった。相談機能を充実するためのネット環境整備については、光回線が導入できていないお宅に対し、安定性の高い固定回線を導入するための費用を一部助成する制度をつくり周知したが、利用者はなかった。障害者の緊急一時保護については、適用するべき緊急的な事案がなく、利用者がなかった」との答弁がなされた。 次に、「3款2項11目民生費、児童福祉費児童発達支援センター費について、真に効果のある障害者施策児童発達支援センター分障害児保育巡回療育支援の拡充について、どのように拡充できたか」との質疑がなされ、「従来の巡回療育支援専門スタッフとして、心理職員、そして言語聴覚士が随時帯同し、助言、アドバイスを行っていたが、今回の拡充で作業療法士が対応できるようになり、支援機関の方々たちへの助言、アドバイスの幅が広がった」との答弁がなされた。 次に、「10款1項4目教育費、教育総務費教育指導費適応指導推進について、スクールカウンセラーの相談件数が令和元年度、令和2年度と約2,400件だったが、令和3年度は約2,800件と増えている。スクールカウンセラーの配置については十分だったか、また不足していたか」との質疑に対し、「相談予約待ちの期間が短縮されたことや、年に複数回相談する方の相談回数を増やすことができた。相談の在り方について、小中の各中学校ブロックで同じスクールカウンセラーと相談できる体制も整えており、現在の配置体制の中で、状況を把握している。今後そのようなことも見据えながら、さらなる増員については検討していく」との答弁がなされ、その後、意見交換もなく、質疑は終了しました。 次に、都市活力分科会長より、「2款1項15目文化費、アーティスト活動支援補助金について、申請状況はどうだったか。また、不採択としたものの理由について伺う」との質疑に対し、「予算額1,000万円に対し、申込み総額が1,238万8,000円、交付決定額が946万9,000円、決算額が812万円であった。申請数が39件、採択事業が31件、不採択が7件、申請取下げが1件であった。7件の不採択のうち、5件が自ら主催または共催等、自主的な実施もしくは出演するものではなく、単なる参加にとどまるもの、1件が展示物、制作物等を販売することのみを目的にしたもの、1件が文化芸術活動により対価を得ており、過去1年以上継続して文化芸術活動を行っていないものであった」との答弁がなされた。 次に、「7款1項2目商工政策費、瀬戸サイト跡地活用について、令和2年9月時点において民間活力を導入する手法も検討していくとしていた。2年が経過するところだが、現状と経過について伺う」との質疑がなされ、「関係部局が連携して検討を行っており、民間事業者からは数社の問合せをいただいているが、方針は定まっていない」との答弁がなされた。 次に、「8款4項3目輸送対策費、公共交通維持活性化について、収支率について、コミュニティバスの合計収支率は、計画値15%に対して実績値10%であったが、利用状況についてどのように評価しているのか伺う」との質疑に対し、「基幹バスは年間約47万5,000人から約52万3,000人に増加しているが、コミュニティバスは7万8,945人から7万8,631人とほぼ横ばいとなっている。基幹バスは通勤通学の回復が要因と考えており、コミュニティバスは買物や通院利用が主となっていることから、外出控えが要因となって変わらなかったと考えている」との答弁がなされ、その後、意見交換もなく、質疑は終了したとの報告であった。 これら3分科会における報告において、質疑、討議はなく、認定第1号は賛成多数で原案のとおり認定することになった。 次に、認定第2号令和3年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、厚生文教分科会長より、「2款6項1目保険給付費、傷病手当金について、国保加入者への傷病手当金の支給が、令和2年度療養分3件、令和3年度療養分は、現時点で約20件に増えている背景からも、コロナに感染した事業主への市独自での傷病手当金支給の必要性は検討したか」との質疑に対し、「本年度は国の示した基準に合わせ、国民健康保険加入者中の給与所得者を対象として給付を行っており、財源は国の負担で賄っている。国の基準を超えて拡充すると、全額市の負担となることから、現状を変更することは検討していない」との答弁がなされ、その後、意見交換もなく、質疑は終了した。 厚生文教分科会長の報告に特に質疑も討議もなく、認定第2号は賛成多数で原案のとおり認定することとなった。 次に、認定第3号令和3年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、総務生活分科会長より報告を受け、特に質疑等なかったとの報告を受け、報告に対し、特に質疑、討議もなく、採決の結果、認定第3号は全会一致で原案のとおり認定することに決しました。 次に、認定第4号令和3年度瀬戸市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、厚生文教分科会長より、「1款1項1目総務費、総務管理費、一般管理費について、障害者控除認定書は、令和元年度までは対象者全員に市から送付しており、交付数は5,200通だったが、令和2年度からは申請者のみへの交付となり、1,272通になっていた。令和3年度の交付数を伺う。また、周知は十分だったのか。周知の強化が必要だったと考えるがどうだったか」との質疑に対し、「申請は977件であり、交付数は962枚であった。周知については、前年度に認定を交付した方には翌年度分の申請書を送っている。また、新たに介護認定を受けた方に対しても併せて申請書を送っている。市のホームページ、広報1月15日号でも周知を行っている」との答弁がなされた。 次に、「4款1項1目保健福祉事業費、高齢者見守りシステム構築について、他の市町が採用しているシステムとの違いや効果について伺う」との質疑に対し、「冷蔵庫にセンサーを設置することで生活のリズムが習得できること。また、テスト段階で冷蔵庫の開閉回数は1日10回程度と判明したため、健常な生活が営めている手法をつかめた。また、見守り対象者の生活リズムを継続的に観測することで、不在確認や安否確認が可能となり、孤独死の防止に大きく貢献すると捉えている」との答弁がなされた。 その後、意見交換もなかったとの報告を受け、厚生文教分科会長の報告に特に質疑、討議もなく、認定第4号は賛成多数で原案のとおり認定することとなった。 次に、認定第5号令和3年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、厚生文教分科会長より報告を受け、「歳入1款1項1目後期高齢者医療保険料について、滞納者と無保険者の状態が令和2年度よりも増えていたが、コロナ感染拡大の下、保険証が手元にないということは治療の遅れや感染拡大につながると考えるが、保険証を届けるためにはどのような努力をされたか、具体的に伺う」との質疑に対し、「電話や文書による催告や督促などにより、接触機会の増加に努めている」との答弁がなされた。 その後、意見交換もなく、報告において質疑、討議もなく、認定第5号は賛成多数で原案のとおり認定することとなった。 次に、認定第6号令和3年度瀬戸市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題とし、都市活力分科会長より報告を受け、「有収率について、令和3年度は89.67%であり、前年比2.5%増だった。原山浄水場を休止し、定期放水が減少したことが有収率増加の主因としているが、具体的にどれぐらいの放水量と考えているのか伺う」との質疑に対し、「原山浄水場は令和2年12月から休止しており、令和3年度は通年で使用がなかった。維持管理放水は、令和3年度は8万トンであったが、令和2年度は50万トンであったため、42万トン程減少している。これが直接的な要因として有収率が約2.5%増となった」との答弁がなされた。 報告に対し、質疑、討議もなく、初めに、認定第6号のうち、利益の処分について採決を行い、採決の結果、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 引き続き、認定第6号のうち、決算の認定について採決を行い、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定することに決しました。 次に、認定第7号令和3年度瀬戸市下水道事業会計決算の認定についてを議題とし、都市活力分科会長より報告を受け、質疑の中で、「水洗化率について、水洗化人口は前年比1.36%増、接続戸数は前年比3.17%増となっているが、水洗化率は86.22%であり、前年度とあまり変わらない。その理由は何かを伺う」との質疑に対し、「水洗化率は、ここ数年85%程度で大きく変わっていない。既成市街地で下水道の整備を行うことで供用区域を拡大していることが要因の一つと考えている。令和3年度の水洗化率向上に関する取組については、850件のお宅に出向き接続推奨を行った」との答弁がなされ、特に意見もないとの報告であった。 報告に対し、特に質疑、討議もなく、採決の結果、全会一致で認定第7号は原案のとおり認定することとなりました。 以上をもちまして、当予算決算委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果の報告であります。これをもちまして、予算決算委員長報告といたします。御清聴ありがとうございました。 ○水野良一議長 予算決算委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これより討論に入ります。 第49号議案、第51号議案、第55号議案、認定第1号、認定第2号、認定第4号及び認定第5号について、討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 発言を許します。26番原田学議員。              〔26番原田学登壇〕(拍手) ◆26番(原田学) 私は、日本共産党瀬戸市議団を代表いたしまして、第49号議案瀬戸市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について、第55号議案令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第7号)、続いて認定第1号令和3年度瀬戸一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 第49号議案については、これまで市内各地のコンビニで印鑑登録及びその証明書の発行は既に行われております。今回は、市庁舎内にその機能を持つ多機能端末機を設置する目的で条例の改正をするものです。身近なコンビニで、しかも日祝祭日も夜間でも印鑑の登録と証明書が可能なものをわざわざ市庁舎に設置する必要はありません。その本当の目的は、マイナンバーカードの普及率が頭打ちとなっていることへの国の打開策であることは明白です。国は、今後、マイナンバーカードを保険証や図書カードなどへと結びつきを拡充し、個人の病歴、思想、信条まで把握しようとしております。国による個人情報の把握の違法性を指摘し、同条例の改正に反対をするものであります。 続いて、第55号議案については、この議案については、特別支援学校への大型提示装置の導入、さらには子ども・若者総合支援金の創設などの前進面もありますが、以下の2点で反対をするものです。 2款1項4目企画費、シャトルバス運行実証実験では、この事業の目的はジブリパーク開園に合わせ、最適な移動方法を検討するため、市内とジブリパークを結ぶシャトルバスを実験的に運行し、利用状況を調査するためとしています。しかし、ジブリパークのチケットは、全てエリアごとの日時指定の予約制となっており、1,150万円もかかるシャトルバス運行の検討は、予約状況の推移や来場者の来場前後の動向等について、11月の先行オープンの後に状況調査を行い、平日4日のシャトルバス運行が必要とされるのか、判断の方法こそ適切と考えるものであります。 次に、2款1項19目住宅管理費、木造市営住宅移転補助金については、この事業は、木造市営住宅の縮小、廃止に向けて、常に移転の勧奨を行い、勧奨に応じた住民に対し、1件50万円の補助金を支給するというものです。しかし、コロナ禍に加え、物価高騰が所得の低い市民の暮らしを大きく圧迫する中で、安価な市営住宅の縮小、廃止に向けた施策は市民の実態を見ないものであり、抜本的に見直すべきときに来ているものと考えます。現在、労働者の実質賃金は、1996年から2021年までの25年間に65万円もマイナスになり、現役世代にも貧困が広がっております。所得の低い若い世帯も安心して瀬戸市で暮らしていけるような、安価で住みやすい市営住宅こそ、今ますます充実させるべきと考えます。 以上、二つの事業の問題点を指摘し、反対するものです。 最後に、認定第1号決算認定については、この10月から愛知県の最低賃金は986円・パー・時間となり、令和3年度の955円から時間当たりで31円増えましたが、G7、先進7か国の中で最低賃金が一番低いのが日本の労働者の賃金実態です。 仮に、令和3年度955円の最低賃金での生活は、1か月16万8,000円程の収入となりますが、家賃や水光熱費を差し引くと、手元に残るのは12万円を切る額となり、1人で暮らすのがやっとの状況となります。突然の病気になっても医者にかかるのも思いやられる状態かと思います。健康で文化的とは程遠く、ここまで低い日本の最賃制度の抜本的改善は緊急の課題と考えるものです。 令和2年度のコロナ緊急事態をピークに瀬戸のハローワークへの相談件数は減ったものの、とりわけ、非正規の労働者や低年金で働かざるを得ない高齢者の相談も多いと聞いております。 政府の企業への支援はデジタル化に特化し、デジタル人材育成のため、令和4年から6年の3か年で4,000億円を投じる計画が出されました。 一方、最低賃金の引上げに向けた中小企業支援策の一つとして、業務改善助成金を増額要求しておりますが、IT機器の活用で生産性の向上を支給の条件としており、赤字経営でそんな設備投資のできない多くの中小企業は対象にはなりません。 また、労働者派遣法の改正により、有期雇用労働者が無期雇用に転換する際の雇い止め問題に関して、労働者の周知徹底を国は図ることこそ必要と考えますが、厚労省は僅か4,000万円の予算要求しか要求しておりません。低賃金を温存するような厚労省の姿勢こそ問われなければなりません。 長引くコロナ禍で、低額の年金者の暮らしや非正規のシングルマザーの女性が、三つの仕事を掛け持ちで働いても食べていくのが精いっぱいの実態が先日もテレビ放映されていました。その中で、福祉の向上を図るとされる地方自治体の果たす役割はますます大きいと考えるものです。 それらの観点から、令和3年度の一般会計決算を見ますと、総務生活分科会においては、2款1項13目人事管理費については、令和3年度の職員数は754人となり、令和2年度に比べ6人増となりましたが、しかし、県内では人口1,000人当たりの職員数の比較では、依然として瀬戸市は最も少ない職員数となっています。しかも、技師などの専門職も少なく、再任用の職員であり、正規の技師の採用こそ必要です。職員数の少ないことから業務が多忙であり、人間関係の悩みを抱える職員も多数出ています。 その結果、令和3年度では、病休の職員6名全員がメンタル不調によるものとされております。働く職員の精神的な健康を取り戻し、職員が育つ職場づくりや体制のためにも、正規職員の計画的な採用こそ急務の課題と考えます。 次に、4款3項2目塵芥処理費について、瀬戸市は、令和3年度末に手数料の条例改正を行い、令和5年度からのごみ処理に係る手数料の値上げを決定しました。理由は、市の決定したごみ減量計画に対し、市民の出すごみ量が計画値より多いための措置とされています。 そこで、令和3年度に排出された家庭系ごみの組成調査を見ると、全体の12%が容器包装プラスチックでした。また、12%はミックスペーパーを含む紙類であり、6%が布類となっております。これらの合計は30%、全体の3分の1にも及ぶことから、真のごみ減量の手だてとしては、市民の理解と協力を求めながら、値上げを図る前に市として容器包装プラスチックごみの資源化、尾張旭市、長久手市では、既に実施の具体化と、今までの紙や布のさらなる資源化の推進こそ必要であったことは明らかであり、ごみの排出量の多い責任を市民へのペナルティとして経済的負担を課す施策の推進、環境衛生審議会の答申を図ったことは、到底容認できるものではありません。 2款3項1目戸籍住民基本台帳費中個人番号カードについては、令和3年度末までに本市において発行された個人番号カードは5万7,440枚とされ、普及率は44.7%になりました。個人番号は、それを扱う全ての関係者に、取得、収集、保管、利用、提供、委託、消去、廃棄の各場面で安全管理措置を義務づけ、漏えいを防止しています。もちろん漏えいについては、罰則が科せられます。つまり、それは、漏えいはあってはならないことが前提となっています。 そして、個人番号は、原則として一生変わらない識別子とされ、当の個人が生まれて死ぬまでのあらゆる情報がひもづけされています。もう既に多くの行政機関や企業で個人番号は活用されています。それは、特定の個人の様々なデータは、個人番号の漏えいによって連続的にひもづけされる危険性を私たちは認識することが重要です。 本市で個人番号カードが進む一方で、1日数件の再発行がされています。市民の利便性や窓口業務の簡素化のため、個人番号カードが活用されているとされておりますが、1人の一生分の個人情報が漏えいするリスクを考えた場合、あえてこの事業を進める合理的な根拠はないと考えるものであります。 次に、厚生文教分科会では、3款1項2目社会福祉費中真に効果のある障害者施策について、令和2年9月に廃止された障害者への現金給付、瀬戸市障害者手当は年間約1億3,000万円の事業でしたが、その役割は終えたとして廃止し、新たに計画された真に効果のある障害者施策は全庁を挙げて実施されましたが、令和3年度の予算規模は大幅に縮小され、僅か6,700万円とされ、その実績は3,200万円、執行率は47%でした。 計画された事業の中には、利用者もなく未執行の事業もありました。障害者と一くくりにできない様々な事情を抱えた方の中には、各個人に最適な障害者福祉サービスがない障害者も多いことから、現金給付という形だからこそ、市独自の福祉サービスとして真に活用される内容となっていました。 全ての障害者が誰一人置き去りにされることなく、納得できる真に効果のある障害者施策の実現に向けて、未執行であった事業の検証と見直しなど、常に当事者の声を聞き、施策の検討を続けるべきと考えます。 次に、3款2項10目児童福祉費中公立保育所費、令和3年度は、保育士不足によって障害児や支援の必要な児童を担当する統合担当の保育士が配置できなかった園がありました。障害児や支援の必要な園児は毎年数名ずつ増えており、真に効果のある障害者施策を掲げる瀬戸市において、統合保育の充実は優先課題と考えるものであります。全ての園児の命と発達を保障する保育の実施のために、保育士不足を解消し、保育者がゆとりを持って働き、瀬戸市の保育園で働き続けたいと言える保育環境の整備や充実こそ、最優先課題であると考えます。 10款1項4目教育総務費適応指導推進学校支援、令和2年度に引き続き、コロナ禍の影響もあり、不登校児童が増え続けている中、市は相談しやすい体制づくりの推進や、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの拡充を進めてきました。しかし、増え続ける不登校や悩みを抱える児童生徒、保護者の中には、相談支援につながっていない方や、相談日までの待ち時間が長いという課題も残されたままの状態もあります。各小中学校にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーが常勤で配置され、毎日いつでも気軽に相談できる体制の整備こそ、緊急な課題と考えます。 10款1項4目教育総務費教育指導費、市内中学校の養護教諭が複数配置される愛知県の基準は、小学校では児童は851人以上、中学校では801人以上の場合であり、現在、南山中学校では養護教諭が2名配置されています。 この基準を超えないが、市が適正としている12から18学級の学校規模を超える学校が、小学校では市内16校のうち7校が適正規模を超えています。 一方で、県の基準に満たないが、独自で養護教諭を加配している自治体は県内54市町村の半数、27市町村に上ります。新型コロナ感染症の拡大以降、養護教諭の業務は増えており、加えて、不登校児童生徒や保護者への対応も充実させなければなりません。そのためには、市独自の養護教諭の加配を早急に進める必要があることを指摘するものであります。 続いて、都市活力分科会では、8款4項1目都市計画総務費では、令和3年度、立地適正化計画が策定されました。人口増により膨張した都市を人口減に合わせ、効率のよいコンパクトシティーを目指すものとされています。計画の概要は、愛環鉄道の中水野駅と瀬戸口及び名鉄瀬戸線の新瀬戸駅から尾張瀬戸駅を含む周辺を都市機能誘導区域と設定し、医療、福祉、商業系の機能を誘導する区域とし、さらに、行政サービス機能の公民館や支所などの機能誘導を行うとしておりますが、支所や公民館は、現在地に建てられた歴史的位置づけや住民の活用しやすさなどもあり、住民の声を取り入れた検討こそ必要です。さらに、居住の誘導区域の設定もされています。 一方で、公共施設の総合管理計画では、古くなった公共施設の統廃合も計画され、2中学校、5小学校の統廃合が実施されました。学校は、地域コミュニティの重要な核として、子供と親、そして、地域自治会をつなぐ役割を果たしてきました。今回の立地適正化計画による機能誘導、人口誘導によるまちづくりは、総合管理計画によるまちづくり計画と相まって、人口減少地域から学校の機能までをも失いかねないと考えるものです。それこそ、地域コミュニティの消滅となり、地域の衰退につながることを指摘するものであります。 続いて、8款4項3目交通対策費については、各コミュニティバスによる陶生病院への乗り入れは市民に喜ばれていますが、下半田川、曽野線など病院行きは、朝の1便だけでは十分とは言えません。また、陶生病院のハブ化を見直し、路線バスの本数を増やし、各路線の陶生病院への乗り入れをすべきです。 さらに、長根区域などバスの空白地域からは、バスを走らせてほしいなどの声も寄せられています。本地線などは、必要なときに買物や病院に行けるよう毎日運行の要望もあります。 高齢化の時代、今後、ますます免許を返納する高齢者が増えてきます。安心して移動できるまちづくりがますます必要な時代を迎えており、予算の抜本的見直しこそ必要であることを指摘するものです。 以上で、第49号、第55号及び認定第1号の反対討論を終えるものであります。(拍手) ○水野良一議長 次に移ります。6番新井亜由美議員。             〔6番新井亜由美登壇〕(拍手) ◆6番(新井亜由美) 日本共産党瀬戸市議団を代表して討論を行います。 初めに、子供の権利を守り、子供の最善の利益の保障を目的に制定される第51号議案瀬戸市子どもの権利条例の制定について、賛成の立場から討論を行います。 1989年に国際連合で採択。その後、1990年に国際条約として発効された児童の権利に関する条約を、日本では1994年に批准し、28年が経過しています。ところが、我が国では、約30年経過した現在においても、虐待や体罰など子供の命や権利を侵害するような深刻な事件は増え続け、子供の権利に関する認識が不十分なままです。 瀬戸市でも、権利の主体である子供たちに市がアンケートを実施した結果、差別や虐待、貧困、いじめ、自由な意思の表現が抑えられることなどに悩み苦しむ子供たちが存在していることが報告されており、権利の侵害を受けている子供たちを救済するためにも、本条例は大きな役割を果たすと考えます。 理念的な条例の制定にとどまらず、子供の権利侵害からの救済や回復のための具体的な施策として実効性のあるものにしていくために、次の三つのポイントが重要と考えます。 一つ目に、子どもの権利擁護委員の独立性の担保です。市の機関は、権利擁護委員の職務の遂行に関し、独立性を尊重するとともに、積極的に協力し及び援助しなければなりません。第三者機関としての独立性を尊重した活動ができるよう、市の理解と担当職員の充実が必要と考えます。 二つ目に、子どもの権利擁護委員の相談体制です。学校や行政機関など、既存の相談窓口とは別に、子供たちが安心して気軽に相談し、助けてほしいと言える公的な第三者機関として、相談室を設置することが必要と考えます。 三つ目に、子どもの権利擁護委員の選任です。擁護委員に求められる知識や経験を持つ人は多くないと聞いています。先進市に学ぶことと同時に、瀬戸市子ども・子育て会議の委員や、児童の権利に関する条約や、子どもの権利条例を研究する専門家、また権利擁護委員の経験者などとの連携や情報共有を行った上で選任することが大切と考えます。 以上の三つの点を踏まえ、本条例制定に関わった子供、若者や関係者、そして職員の思いを制定後も引き継ぎ、豊かに発展させていくことを願うものです。 瀬戸市子どもの権利条例を制定することで、瀬戸市に関わる全ての子供たちが、年齢や発達段階、病気や障害の有無に関わらず、思っていることを自由に言うことができる意見を表明する権利や、自らの意思によって休むことも含む参加する権利など、子供たちが本来守られるべき権利が守られ、最善の利益が当たり前に保障される瀬戸市になることを心から願い、日本共産党瀬戸市議団を代表し、私からの賛成討論とします。 次に、認定第2号令和3年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 歳入1款1項1目国民健康保険料、令和3年度、滞納世帯数は、加入世帯数1万5,611に対して12.3%の1,923世帯あり、短期保険証も含めて、手元に保険証のない方が408世帯、475名でした。新型コロナ感染症拡大の収束が見通せない中で、全ての国保、国民健康保険加入者に保険証の郵送をすることで、体調不良時には直ちに受診でき、感染拡大の防止にもなるため、新型コロナ対応として分納計画が立たない方や来庁要請に応じていない方にも保険証を郵送するべきと考えます。 次に、認定第4号令和3年度瀬戸市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 5款1項1目基金積立金、介護保険給付準備基金積立金、令和3年度末、11億8,266万3,626円、約12億円の基金が積み立てられました。介護保険は3年を1期として保険料を算定するため、初年度となった令和3年度は、余剰金が出るのは想定内と考えます。2年目の令和4年でとんとんとなり、3年目の最終年、令和5年では赤字になることが予測され、そこに初年度の余剰金を充当する仕組みです。 令和3年度からの第8期介護保険料は、基準額の方で月額305円を引き下げるために、介護保険給付準備基金を予算の段階で4億円繰り入れる計算ですが、予定どおり繰り入れたとしても、8億円の基金が残る計算になります。介護保険給付準備基金は、65歳以上の被保険者が納めた保険料の余った分であり、全額保険料引下げに投入するべきと考えます。 最後に、認定第5号令和3年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 歳入1款1項1目後期高齢者医療保険料、令和3年度は、制度創設時に数々設けられた低所得者に対する負担軽減の仕組みは全てなくなってしまった1年目でした。具体的には、均等割の軽減特例の廃止、所得割の軽減廃止、元被扶養者に対する負担増があり、これら全ての負担増を負ったのは低所得者でした。 こうした背景もあり、滞納者と無保険の状態の方が令和2年度よりも増えており、国民健康保険と同様に、コロナ感染拡大の下、保険証が手元にないということは、治療の遅れや感染拡大につながると考えます。繰り返される年金額の減額に物価高騰が高齢者の生活を苦しめており、さらに、10月からは窓口負担の2倍化が実施されます。短期保険証の発行をやめ、全ての加入者に保険証を手渡すべきと考えます。 以上、私からの討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○水野良一議長 これにて討論を終了いたします。 この場合、暫時休憩いたします。                         午前11時12分 休憩                         午前11時28分 再開 ○水野良一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより採決に入ります。 初めに、第48号議案瀬戸市職員の育児休業に関する条例の一部改正について採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、第48号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第49号議案を採決いたします。 この採決は表決システムにより行いたいと思います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 第49号議案瀬戸市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第49号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第50号議案瀬戸消防団条例の一部改正について、第51号議案瀬戸市子どもの権利条例の制定について、第52号議案瀬戸手数料徴収条例の一部改正について及び第53号議案市道路線の認定についての4議案を一括して採決いたします。 以上の4議案に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 各委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、第50号議案、第51号議案、第52号議案及び第53号議案の4議案はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、第55号議案を採決いたします。 この採決は表決システムにより行いたいと思います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 第55号議案令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第7号)に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第55号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第56号議案令和4年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、第56号議案は原案のとおり可決されました。 次に、認定第1号及び認定第2号の2案件を採決いたします。 以上の2案件の採決は表決システムにより行いたいと思います。 以上の2案件に対する委員長の報告はいずれも認定であります。 初めに、認定第1号令和3年度瀬戸市一般会計歳入歳出決算の認定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、認定第1号は認定することに決しました。 次に、認定第2号令和3年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、認定第2号は認定することに決しました。 次に、認定第3号令和3年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 委員長の報告のとおり認定することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、認定第3号については委員長の報告のとおり認定されました。 次に、認定第4号及び認定第5号を採決いたします。 以上の2案件の採決は表決システムにより行いたいと思います。 以上の2案件に対する委員長の報告はいずれも認定であります。 初めに、認定第4号令和3年度瀬戸市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、認定第4号は認定することに決しました。 次に、認定第5号令和3年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、認定第5号は認定することに決しました。 次に、認定第6号令和3年度瀬戸市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを採決いたします。 本案及び本決算に対する委員長の報告は、利益の処分については可決、決算については認定であります。 利益の処分及び決算について、分けて採決をいたします。 この採決は表決システムにより行いたいと思います。 初めに、利益の処分について、賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成全員であります。よって、認定第6号のうち利益の処分については原案のとおり可決されました。 次に、決算について認定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成全員であります。よって、認定第6号のうち決算については認定することに決しました。 次に、認定第7号を採決いたします。 この採決は表決システムにより行いたいと思います。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 認定第7号令和3年度瀬戸市下水道事業会計決算の認定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成全員であります。よって、認定第7号は認定することに決しました。 日程第16、第57号議案令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 理事者の説明を求めます。行政管理部長。 ◎行政管理部長(松崎太郎) それでは、第57号議案令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第8号)について御説明を申し上げます。 今回の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に係る費用の追加のほか、小学校における施設修繕費の追加といった歳出の補正と、それに伴います歳入予算の補正を行うものでございます。 予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ2億4,296万9,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ425億9,224万1,000円とするものでございます。 歳出から説明をさせていただきますので、10ページを御覧いただきたいと存じます。 3歳出、4款1項3目予防費の2億3,906万9,000円の追加は、オミクロン株に対応した新型コロナウイルスワクチンの追加接種に必要な費用の追加、それから、インフルエンザの発症や重症化を予防することで新型コロナウイルス感染症との同時流行を抑制し、市民の健康の維持、増進と医療機関への負担軽減を図るため、高齢者の方等に対するインフルエンザ予防接種の助成額を引き上げ、自己負担を無料とする費用の追加になってございます。 次の10款2項小学校費、3目学校建設費の390万円の追加は、小学校における施設の修繕に対応するため、修繕料の増額を行うものになってございます。 次に、歳入を説明させていただきますので、8ページにお戻りください。 2歳入、15款1項2目衛生費、国庫負担金の1億2,629万1,000円の追加と、2項3目衛生費、国庫補助金の6,731万5,000円の追加は、新型コロナウイルスワクチン接種に係るものになってございます。 19款2項1目財政調整基金繰入金は、同基金を4,546万3,000円取り崩すものでございます。 20款1項1目繰越金の390万円の追加は、前年度繰越金になってございます。 以上で第57号議案の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
    水野良一議長 理事者の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております議案は、議案付託表のとおり予算決算委員会に付託いたします。 この場合、委員会審査のため暫時休憩いたします。                         午前11時41分 休憩                         午後1時18分 再開 ○水野良一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に予算決算委員会が開催され、委員長より審査終了の申出がありましたので、この場合、委員長の報告を求めます。 予算決算委員長よりお願いいたします。2番高島淳議員。              〔2番高島淳登壇〕(拍手) ◆2番(高島淳) 議長より御指名をいただきましたので、本日の本会議におきまして当予算決算委員会に御付託になりました議案について、13時より委員24名出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 第57号議案令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第8号)を議題とし、補正予算の主な内容としては、オミクロン株に対応した新型コロナウイルスワクチンの追加接種を円滑に実施するための経費の計上、高齢者などのインフルエンザ予防接種の助成額を引き上げ、自己負担額を無料とするものなどであり、質疑を行い、幾つかの質疑があり、質疑を打ち切り、次に、討議を行い、特に討議の申出もなく、採決の結果、第57号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当予算決算委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果の報告とさせていただきます。 ○水野良一議長 予算決算委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これより討論に入りますが、期限までに討論の通告はございませんでしたので、これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 第57号議案令和4年度瀬戸市一般会計補正予算(第8号)について採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、第57号議案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第17、同意第2号瀬戸市教育長の任命についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 ◎市長(伊藤保徳) 同意第2号は、瀬戸市教育長の任命についてでございまして、現在教育長であります横山彰さんは、令和4年9月30日をもって任期が満了いたしますので、その後任として加藤正彦さんを任命いたしたいと存じます。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議賜りたいと存じます。 ○水野良一議長 理事者の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第2号瀬戸市教育長の任命については、これに同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、同意第2号瀬戸市教育長の任命については、これに同意することに決しました。 次に、日程第18、同意第3号瀬戸市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 ◎市長(伊藤保徳) 同意第3号は、瀬戸市教育委員会委員の任命についてでございまして、現在同委員であります中根志保さんは、令和4年9月30日をもって任期が満了いたしますので、その後任として稲垣遼さんを任命いたしたいと存じます。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議賜りたいと存じます。 ○水野良一議長 理事者の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第3号瀬戸市教育委員会委員の任命については、これに同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、同意第3号瀬戸市教育委員会委員の任命については、これに同意することに決しました。 次に、日程第19、同意第4号瀬戸市公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 ◎市長(伊藤保徳) 同意第4号は、瀬戸市公平委員会委員の選任についてでございまして、現在同委員であります日比剛さんは、令和4年12月14日をもって任期が満了いたしますので、その後任として柴田朋子さんを任命いたしたいと存じます。 地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○水野良一議長 理事者の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第4号瀬戸市公平委員会委員の選任については、これに同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、同意第4号瀬戸市公平委員会委員の選任については、これに同意することに決しました。 次に、日程第20、同意第5号瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 ◎市長(伊藤保徳) 同意第5号は、瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございまして、現在同委員であります竹本弘司さんは、令和4年9月30日をもって任期が満了しますので、引き続き同人を選任いたしたいと存じます。 地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議賜りたいと存じます。 ○水野良一議長 理事者の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第5号瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任については、これに同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、同意第5号瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任については、これに同意することに決しました。 次に、日程第21、同意第6号瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 ◎市長(伊藤保徳) 同意第6号は、瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございまして、現在同委員であります鈴木洋子さんは、令和4年12月20日をもって任期が満了しますので、引き続き同人を選任いたしたいと存じます。 地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議賜りたいと存じます。 ○水野良一議長 理事者の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第6号瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任については、これに同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、同意第6号瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任については、これに同意することに決しました。 次に、日程第22、同意第7号瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 ◎市長(伊藤保徳) 同意第7号は、瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございまして、現在同委員であります伊藤昌幸さんは、令和4年12月20日をもって任期が満了しますので、引き続き同人を選任いたしたいと存じます。 地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議賜りたいと存じます。 ○水野良一議長 理事者の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第7号瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任については、これに同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、同意第7号瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任については、これに同意することに決しました。 次に、日程第23、同意第8号瀬戸市監査委員の選任についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 ◎市長(伊藤保徳) 同意第8号は、瀬戸市監査委員の選任についてでございまして、現在同委員であります伊藤勝朗さんは、令和4年9月30日をもって任期が満了いたしますので、引き続き同人を選任いたしたいと存じます。 地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議賜りたいと存じます。 ○水野良一議長 理事者の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第8号瀬戸市監査委員の選任については、これに同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、同意第8号瀬戸市監査委員の選任については、これに同意することに決しました。 次に、日程第24、議員派遣についてを議題といたします。 本件につきましては、地方自治法第100条第13項及び会議規則第121条の規定により、令和4年11月1日から11月11日までに道泉地域交流センターほかで開催されるせとまちトークに全議員を派遣することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○水野良一議長 御異議なしと認めます。よって、せとまちトークに全議員を派遣することに決しました。 なお、その後の情勢の変化により内容に変更が生じた場合には、議長に御一任いただきたいと思います。 以上で、今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 閉会に当たり、市長より発言を求められておりますので、発言を許します。市長。                〔市長伊藤保徳登壇〕 ◎市長(伊藤保徳) 議長のお許しをいただきましたので、閉会に当たり、お礼を兼ね一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提出をいたしました条例の制定及び一部改正、市道路線の認定並びに令和4年度補正予算の議案につきまして、慎重に御審議をいただき、全て原案どおり議決を賜りました。 また、令和3年度瀬戸市一般会計歳入歳出決算をはじめ、7会計の決算につきましても、全て認定を賜りました。 また、本日上程いたしました令和4年度補正予算に係る追加議案も議決を賜り、人事案件に関しましても決定をいただき、心より厚く御礼を申し上げます。 議決を賜りましたそれぞれの議案につきましては、本会議及び各委員会でいただきました御意見、御要望等を十分に尊重し、適正な執行に努めてまいります。 今後とも御支援、御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○水野良一議長 これにて令和4年瀬戸市議会9月定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。                         午後1時39分 閉会       地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する       瀬戸市議会議長       瀬戸市議会議員       瀬戸市議会議員...