瀬戸市議会 > 2021-03-16 >
03月16日-04号

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  1. 瀬戸市議会 2021-03-16
    03月16日-04号


    取得元: 瀬戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 3年 3月定例会           令和3年瀬戸市議会3月定例会会議録第4号                             令和3年3月16日(火曜日)     議事日程 第4号 令和3年3月16日(火曜日)午前10時開議日程第1 第1号議案 市有財産(土地)の売払いについて日程第2 第2号議案 瀬戸市職員定数条例の一部改正について日程第3 第3号議案 瀬戸市火災予防条例の一部改正について日程第4 第4号議案 瀬戸市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について日程第5 第5号議案 瀬戸市子どもの今・未来応援基金条例の制定について日程第6 第6号議案 瀬戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第7 第7号議案 市有財産(土地及び建物)の貸付について日程第8 第8号議案 交通事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について日程第9 第9号議案 瀬戸市子ども医療費助成条例の一部改正について日程第10 第10号議案 瀬戸市国民健康保険条例の一部改正について日程第11 第11号議案 瀬戸市手数料徴収条例の一部改正について日程第12 第12号議案 名古屋都市計画八床工業用地地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について日程第13 第13号議案 倒木による物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について日程第14 第14号議案 瀬戸市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について日程第15 第15号議案 市道路線の認定について日程第16 第16号議案 市道路線の変更について日程第17 第17号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第16号)日程第18 第18号議案 令和2年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)日程第19 第19号議案 令和2年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計補正予算(第2号)日程第20 第20号議案 令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第7号)日程第21 第21号議案 令和2年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)日程第22 第22号議案 令和2年度瀬戸市下水道事業会計補正予算(第2号)日程第23 第23号議案 令和3年度瀬戸市一般会計予算日程第24 第24号議案 令和3年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計予算日程第25 第25号議案 令和3年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計予算日程第26 第26号議案 令和3年度瀬戸市介護保険事業特別会計予算日程第27 第27号議案 令和3年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計予算日程第28 第28号議案 令和3年度瀬戸市水道事業会計予算日程第29 第29号議案 令和3年度瀬戸市下水道事業会計予算日程第30 第30号議案 新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について日程第31 第31号議案 瀬戸市職員の給与に関する条例の一部改正について日程第32 第32号議案 瀬戸市介護保険条例の一部改正について日程第33 第33号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第17号)日程第34 承認第1号 専決処分の承認について日程第35 第34号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第18号)日程第36 第35号議案 令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第8号)日程第37 第36号議案 令和3年度瀬戸市一般会計補正予算(第1号)     本日の会議に付した事件日程第1 第1号議案 市有財産(土地)の売払いについて日程第2 第2号議案 瀬戸市職員定数条例の一部改正について日程第3 第3号議案 瀬戸市火災予防条例の一部改正について日程第4 第4号議案 瀬戸市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について日程第5 第5号議案 瀬戸市子どもの今・未来応援基金条例の制定について日程第6 第6号議案 瀬戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第7 第7号議案 市有財産(土地及び建物)の貸付について日程第8 第8号議案 交通事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について日程第9 第9号議案 瀬戸市子ども医療費助成条例の一部改正について日程第10 第10号議案 瀬戸市国民健康保険条例の一部改正について日程第11 第11号議案 瀬戸市手数料徴収条例の一部改正について日程第12 第12号議案 名古屋都市計画八床工業用地地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について日程第13 第13号議案 倒木による物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について日程第14 第14号議案 瀬戸市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について日程第15 第15号議案 市道路線の認定について日程第16 第16号議案 市道路線の変更について日程第17 第17号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第16号)日程第18 第18号議案 令和2年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)日程第19 第19号議案 令和2年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計補正予算(第2号)日程第20 第20号議案 令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第7号)日程第21 第21号議案 令和2年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)日程第22 第22号議案 令和2年度瀬戸市下水道事業会計補正予算(第2号)日程第23 第23号議案 令和3年度瀬戸市一般会計予算日程第24 第24号議案 令和3年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計予算日程第25 第25号議案 令和3年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計予算日程第26 第26号議案 令和3年度瀬戸市介護保険事業特別会計予算日程第27 第27号議案 令和3年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計予算日程第28 第28号議案 令和3年度瀬戸市水道事業会計予算日程第29 第29号議案 令和3年度瀬戸市下水道事業会計予算日程第30 第30号議案 新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について日程第31 第31号議案 瀬戸市職員の給与に関する条例の一部改正について日程第32 第32号議案 瀬戸市介護保険条例の一部改正について日程第33 第33号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第17号)日程第34 承認第1号 専決処分の承認について日程第35 第34号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第18号)日程第36 第35号議案 令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第8号)日程第37 第36号議案 令和3年度瀬戸市一般会計補正予算(第1号)出席議員(26名)  1番 朝 井 賢 次           2番 高 島   淳  3番 西 本   潤           4番 松 原 大 介  5番 三 宅   聡           6番 新 井 亜由美  7番 小 澤   勝           8番 水 野 良 一  9番 宮 薗 伸 仁          10番 冨 田 宗 一 11番 馬 嶋 みゆき          12番 石 神 栄 治 13番 中 川 昌 也          14番 高 桑 茂 樹 15番 池 田 信 子          16番 浅 井 寿 美 17番 柴 田 利 勝          18番 戸 田 由 久 19番 山 田 治 義          20番 三 木 雪 実 21番 長 江 公 夫          22番 臼 井   淳 23番 藤 井 篤 保          24番 伊 藤 賢 二 25番 長 江 秀 幸          26番 原 田   学欠席議員    な   し説明のため出席した者の職氏名    市長      伊 藤 保 徳    教育長     横 山   彰    経営戦略部長  水 野 典 雄    行政管理部長  尾 島 邦 彦    地域振興部長  涌 井 康 宣    市民生活部長  藤 井 邦 彦    健康福祉部長福祉事務所長            中 桐 章 裕    都市整備部長  大 森 雅 之    消防長     松 井   繁    教育部長    林   敏 彦    政策推進課長  篠 田 康 生    財政課長    伊 藤 哲 成事務局出席職員氏名    局長      鈴 木 達 也    議事課長    長 江   敬    議事課課長補佐庶務係長            印 藤 祐 子    書記      山 下 梨 乃                         午前10時00分 開議 ○冨田宗一議長 ただいまの出席議員は26名であります。 これより本日の会議を開きます。 なお、傍聴の皆様方におかれましては、会議中は静粛にしていただきますようお願いいたします。 また、マスクの着用をお願いいたします。 本日の議事日程は、議事日程第4号のとおりであります。 なお、議長は、市長をはじめ関係理事者の出席を求めておきましたので、御了承願います。 会議録署名議員は、先日同様13番中川昌也議員及び14番高桑茂樹議員を指名いたします。 これより日程に入ります。 日程第1、第1号議案市有財産(土地)の売払いについてから日程第33、第33号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第17号)まで及び日程第34、承認第1号専決処分の承認についてを一括して議題といたします。 これらの各議案については、去る3月8日の本会議において、各常任委員会に付託してありますので、この場合、各常任委員長の報告を求めます。 まず、総務生活委員長よりお願いいたします。2番高島淳議員。              〔2番高島淳登壇〕(拍手) ◆2番(高島淳) おはようございます。 議長より御指名をいただきましたので、去る3月8日の本会議におきまして、当総務生活委員会に御付託になりました議案について、3月9日午前10時より委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 第1号議案市有財産(土地)の売払いについてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、先着順売払いによる随意契約とのことであるが、経緯を伺うとの質疑に対し、経緯は、昨年7月1日から一般競争入札により土地購入希望者を8月31日まで募集したが、購入希望者が不在であった。このため、地方自治法施行令第167条の2第8号の規定に基づき、先着順の販売を昨年10月1日から実施した。期間は、本年5月までとしていたが、昨年11月の終わりに一般の買手から購入申込みを受け、条件つき仮契約を行ったものであるとの答弁がありました。その後、質疑を打ち切り、討議もなく、採決の結果、第1号議案全会一致で可とすることに決しました。 次に、第2号議案瀬戸職員定数条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、派遣職員について、この条例を改正する理由は何かとの質疑に対し、改正前の規定では、地方自治法第252条の17に基づき、職員の派遣先として尾張東部衛生組合瀬戸旭看護専門学校組合の二つの団体に限定していたが、これと同じ一部事務組合である公立陶生病院組合になかったことや、被災地に派遣が必要となった際に速やかに対応できるようにするとの答弁があり、また、なぜ派遣が公立陶生病院はなかったのかとの質疑に対し、これについて調べたが、派遣は30年以上続いているが、理由は分からないとの答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議もなく、採決を行い、第2号議案全会一致で可とすることに決しました。 次に、第3号議案瀬戸火災予防条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、電気設備が火災になったときの体制が必要であるが、その際、どのような装備を用意しておくのかとの質疑に対し、設備が火災になったときの対応は電気であるから、主電源を切り、安全を確保した上で火災対応となり、耐電手袋等を装備して、設備への直接の放水を避け、延焼防止に主眼を置いた噴霧消火が活動となる。また、小規模であれば電気火災に対応した消火器を用いた消火活動が考えられるとの答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議もなく、第3号議案全会一致で可とすることに決しました。 次に、第30号議案新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを議題とし、理事者の説明を受け、特に質疑も討議もなく、採決を行い、第30号議案全会一致で可とすることに決しました。 次に、第31号議案瀬戸市職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、職員が市長の承認を得て、正規の勤務時間中に勤務しないとき給与を減額するということであるが、これまで条例がなかったのはどうしてかとの質疑に対し、今回の条例の改正の目的は、育児部分休業者から早期退職の相談があり、通常の勤務時間では子供の送迎が間に合わないとのことから、それに対応するため、小学3年生まで特に必要と認める職員に限り、1日1時間まで職務専念義務を免除できる制度を検討している。現行条例では、養育を理由に給与を減額する規定ではないからとの答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議もなく、採決を行い、第31号議案全会一致で可とすることに決しました。 以上で当総務生活委員会に御付託になりました議案の審査と経過の報告といたします。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 総務生活委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、厚生文教委員長よりお願いいたします。1番朝井賢次議員。              〔1番朝井賢次登壇〕(拍手) ◆1番(朝井賢次) それでは、議長より御指名をいただきましたので、去る3月8日の本会議におきまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案について、3月10日午前10時より委員9名全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告いたします。 初めに、第4号議案瀬戸行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、今までマイナンバーカードの個人情報をどのように利用していたのか伺うとの質疑に対し、社会福祉課としては、障害者手当の支給に必要な所得調査のため利用しており、また、保育課としては、市立幼稚園就園奨励費補助金所得調査のため利用したとの答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、別に討議もなく、討議を打ち切り、採決を行い、採決の結果、第4号議案全会一致で可とすることに決しました。 次に、第5号議案瀬戸子どもの今・未来応援基金条例の制定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、この基金の財源をどのように考えてみえるか伺うとの質疑に対し、市民の方、企業の皆様のお力をお借りし、市民の方の寄附に関しては、ふるさと納税から御寄附をお願いしたいと考えているとの答弁がなされ、次に、この基金は、子育てや生活に困難を抱える家庭に使用していくとのことであるが、生活に困難を抱える家庭の判断はどのような基準を設けていかれるのか伺うとの質疑に対し、判断基準は難しいところであるが、要綱等の基準を定めた上で運用していきたいと考えているとの答弁がなされた。その後、質疑を打ち切り、討議を行い、別に討議もなく、採決の結果、第5号議案全会一致で可とすることに決しました。 次に、第6号議案瀬戸家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、別に質疑もなく、質疑を打ち切り、討議を行い、別に討議もなく、採決の結果、第6号議案全会一致で可とすることに決しました。 次に、第7号議案市有財産(土地及び建物)の貸付についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、別に質疑もなく、質疑を打ち切り、その後、討議を行い、別に討議もなく、採決の結果、第7号議案全会一致で可とすることに決しました。 次に、第8号議案交通事故に係る損害賠償の額の決定及び和解についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、別に質疑もなく、質疑を打ち切り、討議を行い、別に討議もなく、採決の結果、第8号議案全会一致で可とすることに決しました。 次に、第9号議案瀬戸子ども医療費助成条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、その後、質疑を行い、質疑の中で、今回は通院のみであるが、その間、どのような議論があったのか伺うとの質疑に対し、今日まで市の施策として子育て支援を行ってきたが、県内の情報収集を行い、さらなる支援を目指して、今回の入院に関しての議案上程に至ったものであるとの答弁がなされ、また、今後、通院医療費も拡大した場合の試算は行ってみえるのか伺うとの質疑に対し、中学生の通院医療費を参考にすると約1億円程度必要かと考えるとの答弁がなされ、また、4件の関連条例の改正が上程されるまでの間、市民生活に影響を及ぼすことはないのか伺うとの質疑に対し、市民の方々に不利益を及ぼすことは一切ないと考えるとの答弁がなされ、その後、質疑を打ち切り、討議を行い、別に討議もなく、採決の結果、第9号議案全会一致で可とすることに決しました。 次に、第10号議案瀬戸国民健康保険条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、別に質疑もなく、質疑を打ち切り、討議を行い、別に討議もなく、採決の結果、第10号議案全会一致で可とすることに決しました。 次に、第32号議案瀬戸介護保険条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、基金4億円の取崩しも含めて、第8期計画では、基準額で月額305円の引下げと聞いている。年度末で10億円になる見込みの基金から今回4億円を取り崩し、6億円残る見込みと聞いている。この6億円を使って、さらに引下げが可能だったのではと考えるがどうか伺うとの質疑に対し、介護保険の基金は、介護保険事業の健全かつ円滑な運営を図るためのもので、全国一律見える化システムにより取崩し額も2025年、2040年を見据えて適正な金額を算出している。将来にわたり持続性のある制度として維持していくため、第8期だけではなく、将来推計を見据えて算出し、運営しているとの答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、別に討議もなく、採決の結果、第32号議案全会一致で可とすることに決しました。 以上で当厚生文教委員会に御付託になりました議案の審査は全て終了いたしました。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 厚生文教委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、都市活力委員長よりお願いいたします。14番高桑茂樹議員。              〔14番高桑茂樹登壇〕(拍手) ◆14番(高桑茂樹) 議長より御指名をいただきましたので、去る3月8日の本会議におきまして、当都市活力委員会に御付託になりました議案について、3月11日午前10時より委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告いたします。 初めに、第11号議案瀬戸手数料徴収条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第11号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第12号議案名古屋都市計画八床工業用地地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第12号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第13号議案倒木による物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、菱野団地内はほぼ同時期に植栽を行っており、全体の対策が必要と考えるがとの質疑に対し、団地内の樹木は樹齢が今回の倒木と重なるところもあり、事故後、直ちに現場周辺の点検を行い、倒木の危険のある樹木は剪定、伐採を行っているとの答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第13号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第14号議案瀬戸市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、歩行者利便増進を図る道路とはどのようなところが該当するのか伺うとの質疑に対し、地域を豊かにする歩行者を中心の道路空間を構築するものとして、安全、快適に通行、また滞留する空間を構築することを可能にすることとなっており、国土交通省の通知によると、地域のシンボルロードや駅前通り、また、観光地へのアクセスルートなど、沿道、店舗での買物や飲食、休憩などのため、歩行者が快適に滞在、回遊できる空間の整備を図る道路を指定していることになっているとの答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第14号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第15号議案市道路線の認定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、103路線の認定に至った経緯について伺うとの質疑に対し、今年度、窓口に来訪しなくてもインターネット等道路幅員等の閲覧ができるよう、道路台帳システム改良作業に着手しており、この作業を進める中で、市全体における路線認定状況が把握できたことから、市道路線認定基準を検討することが可能となり、基準に従い、市道路線の認定を行うこととなったとの答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第15号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第16号議案市道路線の変更についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第16号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当都市活力委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 都市活力委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に予算決算委員長よりお願いいたします。3番西本潤議員。              〔3番西本潤登壇〕(拍手) ◆3番(西本潤) 議長より御指名をいただきましたので、去る3月8日の本会議におきまして、当予算決算委員会に御付託になりました議案について、慎重に審査を行いました経過と結果について御報告いたします。 3月8日の本会議終了後、委員全員出席の下、委員会を開催し、初めに議案審査を議題とし、当予算決算委員会に御付託になりました第17号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第16号)をはじめ12件の議案等を審査するに当たり、三つの分科会を設置し、議案を割り振り、審査を行いました。その後、3月9日に総務生活分科会、3月10日に厚生文教分科会、3月11日に都市活力分科会を開催し、割り振られた議案について慎重に審査を行いました。それを踏まえ、3月15日午前10時より予算決算委員会全体会を開催し、委員26名出席の下、各分科会長から報告を受け、報告に対する質疑、討議、採決を行いました。 初めに、第17号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第16号)を議題とし、総務生活分科会では、2款1項13目人事管理、当初15名の退職者の予定であったが、30名になっている。その内容、理由はとの質疑に対し、退職者で12月補正時点から新たに10名の退職を計上した。普通退職6名、任期満了2名、旧嘱託職員2名、合計10名であるとの答弁がなされたとの報告であった。 次に、厚生文教分科会では、特に質疑、意見もなく、終了したとの報告であった。 次に、都市活力分科会では、7款1項2目商工政策費、新型コロナウイルス感染症対策協力金に対する1億6,000万円の減額理由について伺うとの質疑に対し、補正予算として4億2,500万円を認めていただいたが、県と市の協力金50万円の支給者が520件、県と市の協力金に間に合わず、市独自の協力金25万円の支給者が20件で2億6,500万円となった。理由として、愛知県が事業者数を経済センサスベースに業種ごとに事業数を割り出したが、業態によっては休業の対象にならなかった事業者があったことから、申請者数が少なくなったとの答弁がなされたとの報告であった。その後、全体会にて特に質疑、討議はなく、採決の結果、第17号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第18号議案令和2年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題とし、厚生文教分科会長より審査の報告を受け、特に質疑、意見もなく、審査を終了したとの報告であった。その後、全体会にて、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第18号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第19号議案令和2年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、総務生活分科会長より報告を受け、特に質疑、意見もなく、審査を終了したとの報告であった。その後、全体会にて特に質疑、討議もなく、採決の結果、第19号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第20号議案令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第7号)を議題とし、厚生文教分科会長より審査の報告を受け、特に質疑、意見もなく、審査を終了したとの報告であった。その後、全体会にて、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第20号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第21号議案令和2年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)を議題とし、厚生文教分科会長より審査の報告を受け、特に質疑、意見もなく、審査を終了したとの報告であった。その後、全体会にて、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第21号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第22号議案令和2年度瀬戸市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とし、都市活力分科会長より審査の報告を受け、特に質疑、意見もなく、審査を終了したとの報告であった。その後、全体会にて、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第22号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第23号議案令和3年度瀬戸市一般会計予算を議題とし、初めに、総務生活分科会長より審査の報告を受け、質疑の中で、2款1項29目まちづくり協働費、未組織地域の現状はどのように捉えているかとの質疑に対し、未組織地域の現状としては、地域力推進活動についての理解が進んでいない部分や高齢化などによる人材不足などの課題があると認識しているが、未組織地域においても自治会や公民館をはじめ、各種団体による従来からの地域活動をなされている。市としては、各地域におかれている状況や意識の醸成なども考慮しながら、地域市民の団体がつながり、支え合う関係を持続されるよう地域自治の確立を目指して、引き続き丁寧に働きかけていきたいと考えているとの答弁がなされた。 2款1項30目男女共同参画推進費、瀬戸市における各種協議会や審議会などへの女性参画を進めることは、要綱の見直しなどもされたが、さらに具体的に改善する計画はあるかとの質疑に対し、各種協議会や審議会などにおける女性の登用については、平成27年度に制定した瀬戸市審議会等委員への女性の登用促進要綱に沿って、各関係機関に協力をお願いしているところである。昨年12月に閣議決定された第5次男女共同参画基本計画においても、地域の実情に応じて、組織、団体の長となる女性リーダーを増やすよう取り組むとの基本方向が示されたところであるが、SDGsの実現にも不可欠とされる事項であるから、今後も引き続き積極的な女性登用を働きかけていく。女性が全くいない団体もあるので、強引に数値目標をつくっていくような考え方ではなく、地域の実情に合わせた形で考えていきたいとの答弁がなされた。 2款1項28目地域防災、避難所である体育館について、今年度開設と合わせて、感染症対策も訓練項目に取り入れられており、額の検温が実施されたが、令和3年度も含めて感染症対策をどう取り入れ、体育館の避難所の在り方を考えていくのかとの質疑に対し、今年度7月に避難所開設運営マニュアルの新型コロナウイルス対策編を作成し、実施すべき対策やレイアウトなど様々な対応を示している。また、各避難所には、パーティションをはじめとした感染症対策資機材を配備しており、このマニュアルと資機材を活用して、市の職員の地域の方が一緒になって感染症対策に配慮した避難所の開設、運営を進めていきたいと考えているとの答弁がなされた。 9款1項1目常備消防費、名古屋市との消防指令業務共同運用について、通信指令員を名古屋に派遣するが、署員の定数が減少するが、どう対応するか。現在の指令室はどうなるのかとの質疑に対し、名古屋市との消防指令業務の共同化により、消防署に新たに通信所を設置するが、名古屋と通信所に必要な人員を確保できている。若干削減できると考えているとの答弁がなされた。歳入の中で、11款1項1目地方交付税、令和3年度の地方交付税が28億4,000万円となっているが、基本財政需要額がどれほど引き下げられたのかとの質疑に対し、地方交付税におけるトップランナー方式は、地方自治体において民間委託等の業務改革に取り組んでいる事業に係るものについては、それを反映した経済水準で基準財政需要額の算定を行うものである。学校用務員の算定基準でいうと、平成27年度では給与費で307万7,000円であったものが、段階的見直しを経て、令和2年度では委託料298万1,000円となっており、トップランナー方式導入による減少額は72万6,000円となっているとの答弁がなされた。 2款1項3目ふるさと納税、現時点での実績については、寄附額、件数、また市民の方々が他市町村にされた寄附額を伺うとの質疑に対し、今年度については、昨日、3月8日現在で寄附の受入額が3,622万2,000円、件数は1,130件となっている。また、今年度課税分に係る他市町村への寄附額は約1億4,700万円であるとの答弁がなされた。 2款1項5目次世代クリエーター、CGキッズプログラムが10年を迎えて節目となる。10年目でいろいろなゲストからメッセージが届いているが、10年間の成長度合いとか、どのように分析しているかとの質疑に対し、10年前には、プログラミング教育が一般的でなかったが、ここへ来て時代に合ったものになってきたと思う。受講生は都度変わっていくが、その時代に合わせた最新技術を駆使した講座ができたので、この10年しっかりと進めてこられたと思っているとの答弁がなされた。 2款1項13目人事管理、人口1,000人当たり職員比率について、令和2年と令和元年とは県下でも最低と言われるが、令和3年は、具体的にどれほどかとの質疑に対し、人口1,000人当たり、一般行政部門の職員数ですが、令和2年、3.75人で県内で最も少ない。平均が5.294人で大きく下回っている。令和3年度では多少増減はあるが、大きく変動はないと見込んでいるとの答弁がなされ、質疑を終了し、特に意見もなく、審査を終了したとの報告でした。 次に、厚生文教分科会長より審査の報告を受け、3款1項1目社会福祉総務費、学習支援、昨年から2か所になったわけですが、コロナ禍の中で役割について伺うとの質疑に対し、子供たちの居場所づくりなど、保護者から必要であり、可能な限り継続を期待されている事業と認識しておりますとの答弁がなされた。 3款1項2目障害者福祉費、七つの視点による事業を進める中で十分なもの、不十分なものが出てくると思うが、必要であれば新たに事業に取り組んでいくのか伺うとの質疑に対し、PDCAにより事業の進行管理を行い、必要に応じて事業の見直しを図り、新たなニーズに対応した施策の立案も取り組んでまいりますとの答弁がなされた。 3款1項3目高齢者福祉費、高齢者移動支援推進、県の委託を受け、3か年事業ですが、予算の委託料の内容を伺うとの質疑に対し、令和3年度は、2地域で実施を行う予算として各100万円、その成果を取りまとめる費用として100万円を予定しておりますとの答弁がなされた。 3款2項3目児童健全育成費、放課後学級運営、児童クラブ運営、事業の在り方ということで、アンケートは就学前の子供の保護者が対象であり、多くの方が放課後児童クラブと放課後学級の違いや現状を正確に把握できていないまま回答されていることも想像される。実際に就学している事業の保護者向けアンケートの実施を行い、PDCAサイクルでいうところのチェックのところをする必要性を感じるがどうかとの質疑に対し、現在は利用の子供さんと御家族の全員にアンケートを行っております。今年度、2年目になりますが、現在アンケート集計しておりますので、その結果も踏まえ、今後より広い保護者を対象とすべきとの指摘も検討いたしますとの答弁がなされた。 3款2項10目公立保育所費、保育補助者雇用強化では、保育士ではなく、保育補助員の雇用に対して人件費を補助するもので、保育士の負担軽減にもつながると思いますが、保育士雇用のため、人件費補助の必要についてどのように考えているか伺うとの質疑に対し、保育士を雇用するために経費を補助するというものはしっかり考えていかなければならない部分もございますので、今後精査をして検討してまいりたいと考えておりますとの答弁がなされた。 4款1項2目母子保健事業費、一般不妊治療費等助成金。昨年度は予算が足りず、ほかから流用して58件助成を行ったが、今年度についても助成数が予算額を上回った場合、断るのではなく、流用してでも助成を行うということでよいかとの質疑に対し、助成枠を超えても申請があれは助成の対象として考えていきますとの答弁がなされた。 10款1項2目国際未来教育特区学校審議会委員、審議会の審査範囲として、法律、教育内容、経済状況を審議されるわけですが、審査内容と年2回ほど開催される具体的な内容を伺うとの質疑に対し、審査会の内容は、法令事項、教育内容、経済状況を3本の柱として行います。法令事項は、学級編制や教育課程及び教材に関することや、教育内容は、学校の特色を生かした教育課程に関することや学校指導に関すること。経営状況は、経営診断として直近の事業年度に係る法人税の確定申告書の控え一式や決算報告書などの資料を基に、経済状況に必要となる分析資料を作成します。各評価項目30項目ほどありますが、これを審議会において審議及び評価を行ってまいりますとの答弁がなされた。 10款1項4目教育指導費、基礎学力向上、学力審査の結果をどのように学力向上に取り組み、生かしているのか伺うとの質疑に対し、基礎学力向上を確認するために、学力テストにつきましては、実施後の結果を分析し、子供たちの学びの状況を把握するとともに、教員、指導方法の工夫や改善に生かしてまいりたいと考えておりますとの答弁がなされ、質疑を終了し、特に意見もなく、審査を終了したとの報告であった。 次に、都市活力分科会長より報告を受け、質疑の中で、2款1項15目文化費、瀬戸市文化振興財団補助金、これまでに9,800万円の補助金を交付していたが、今回減額している。推察すると、コロナによって、コンサート、展示会、勉強会などの催物が減っている現状から査定されたのか伺うとの質疑に対し、御指摘のとおり、コロナによる事業収入分の減額と職員の退職で再任用となったためとの答弁がなされた。 6款1項4目畜産業費、豚コレラ経営支援資金利子補給補助金、3月20日に瀬戸豚復活祭ということで、瀬戸豚がしっかりと売り出されるということだが、その内容はどのようなものか伺うとの質疑に対し、3軒、4農場で、今年2月、ようやく豚の出荷が始まり、出荷再開を記念してフェアを行う。当日は、これまでの苦労などを話していただき、今回新しい加工品として開発しているチャーシューや新メニューのショウガ焼き定食などをお披露目させていただくとの答弁がなされた。 7款1項2目商工政策費、市内企業再投資促進補助金、新型コロナウイルスの関係で業績の伸びたところもあれば、業績不振で困っている企業もあると思うが、どのような状況をつかんでいるのかを伺うとの質疑に対し、昨年5月をピークに徐々に改善してきたが、今年3月、今回の第3波によって、5月の状況ほどではないが悪化傾向にあり、いまだ収束のめどが立っていないところで経営の影響が引き続きあると考えているとの答弁がなされた。 企業創業支援、地域産業の発展と雇用の創出を目的としているということで、213名の卒塾生の中で123名が開業され、現在107名の方が継続されているが、どれぐらいの雇用につながっているのか伺うとの質疑に対し、平成30年度の創業された方への調査は、大体150名ほどの雇用が生まれているような状況をつかんでいるが、次年度以降は創業している方々とコミュニティなどを創造し、その中でいろいろな情報をつかんでいきたいとの答弁がなされた。 7款1項10目まるっとミュージアム推進費、まるっとミュージアム推進。今回、新規でものづくりロボットキャンプが上がっているが、一種のイベントだと感じるが、この扱いについてどう考えるか伺うとの質疑に対し、ものづくりの楽しさをロボットを通じて子供たちに伝えたいということ、また、初めて来訪される方もあり、瀬戸の魅力発信の一つと捉えているとの答弁がなされた。 8款1項2目建設総務費、民間建築物耐震化促進補助金、障害者手当廃止後の取組として、真に効果のある障害者施策の実施のために各部連携して事業を精査し立案したとのことだが、その理由を伺うとの質疑に対し、障害者枠の補助金は、いつ起こるか分からない震災において、容易に避難ができない障害者の安全対策であり、障害特性によっては、不特定多数の集団生活となる避難所には避難できないという声もあり、今回対応するものであるとの答弁がなされた。 8款4項1目都市計画総務費、菱野団地再生計画推進、補正で工事費の減額があったが、新年度については570万円しかついていない。減額した工事費はどうなるのか。委託が450万円で話合いをされてこられたが、3年度、次のステップはどのように取り組んでいるのかとの質疑に対し、補正予算の減額は、コロナの影響で会の活動が停滞していたことなどを踏まえ見直しをしたものの。今年度は最低限の活動ができるよう、まず、トイレとエアコン工事をすることにした。来年度は活動拠点を利用して、お困り事の相談や販売会など人が集まるような仕掛けを行うとともに、何か活動を起こすというところに重点を置いて進めていくとの答弁がなされた。 公共交通維持・活性化、予算上は1億7,200万円だが、今回の補正と現年度トータルで2億4,000万円となっており、予算との差が非常に大きいがどう考えるかとの質疑に対し、今回の補正で主なものはコロナ対策のバスの増便であるが、来年度については、コロナの状況で変わってくるものと考える。ただ、利用者の減少が回復することは難しいと考えており、運賃収入の減少は非常に厳しい。引き続き運行事業者と共に利用促進に努めていきたいと考えるとの答弁がなされたとの報告であった。 その後、全体会にて、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第23号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第24号議案令和3年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計予算を議題とし、厚生文教分科会長より報告を受け、質疑の中で、1款1項1目一般被保険者国民健康保険料、愛知県は国民健康保険料の1人当たり納付金額の引下げを決定し、1人当たりの保険給付費は上がっていますが、納付金額は今年度より約1,000円減額されています。コロナ禍の下、保険料の値上げを抑えたいという市町村の意向も踏まえてのことと把握しています。確定はまだ先だと思いますが、来年度の国民健康保険事業の保険料はどのようになっていく見込みか伺いますとの質疑に対し、愛知県から示されました来年度の納付金は、県平均1人当たり額がマイナスというふうになっております。 一方、医療費は依然と増加傾向にありますことと、また、県が定めております標準保険料率と本市の保険料率のとの間にいまだ乖離がございますので、こういった状況と指摘の新型コロナウイルス感染症の影響も考慮して、来年の算定の際には決定していく必要があるというふうに考えておりますとの答弁がなされたとの報告であった。 その後、全体会にて、特に質疑、討議はなく、採決の結果、第24号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第25号議案令和3年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計予算を議題とし、総務生活分科会長より報告を受け、質疑の中で、平成30年に条例改正を行い、墓地永代使用料が補正で引下げ、来年度の予算も引下げになっている。具体的には、償還計画がどう変化しているのか、背景とか原因を伺うとの質疑に対し、現状、平成30年度の条例改正で、墓地区画の申請に際しては、遺骨が不要であったり、3年以内に墓石を建てる状況をなくしたことで契約数が増加し、平成30年度、50区画、平成31年度、47区画となった。昨年との比較は平均値を踏まえて44区画を想定していたが、今年度、感染症の拡大防止により行動抑制もあり、墓地を求める行為が不急のものとみなされた可能性もあり、感染症の収束も見通しも止まらない部分もあるので、新規募集の利用も20区画としたため、減額となったとの答弁がなされたとの報告であった。その後、全体会では、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第25号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第26号議案令和3年度瀬戸市介護保険事業特別会計予算を議題とし、厚生文教分科会長より報告を受け、質疑の中で、3款3項5目認知症総合支援事業費、認知症総合支援、指標1の訪問回数だが、実績値として、平成30年で122回、令和元年で83回、昨年の指標比で全て130回であったが、今年度以降60回としている理由について伺う。また、指標と予算の関連性についても伺うとの質疑に対し、月5回となりますが、きめ細かな対応を心がけて訪問しております。また、予算については大きく変わっておりませんとの答弁がなされた。 特に意見もなく、審査を終了したとの報告をされ、その後、全体会にて、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第26号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第27号議案令和3年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計予算を議題とし、厚生文教分科会長より報告を受け、特に質疑、意見もなく審査を終了したとの報告であった。その後、全体会にて、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第27号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第28号議案令和3年度瀬戸市水道事業会計予算を議題とし、都市活力分科会長より報告を受け、質疑の中で、平成9年4月から水道料金の改定を行っていないが、今後の見通しについて伺うとの質疑に対し、料金改定については、中期事業計画や水道事業の経営戦略において、純利益が構造的、継続的に赤字になったと判断されたときに料金会計の検討に入りたいと考えているとの答弁がなされ、特に意見もなく、審査を終了したとの報告がなされた。その後、全体会で、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第28号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第29号議案令和3年度瀬戸市下水道事業会計を議題とし、都市活力分科会長より報告を受け、質疑の中で、第4条予算の西部処理場増設に対する見通しについて伺うとの質疑に対し、処理現場改良費委託料1億550万円のうち、西部処理場増設の設計は9,170万円で、水処理施設の新規増設の設計を予定している。令和4、5、6年度で工事を行い、令和7年度の新規稼働、建設の実績から20億円を予想しているとの答弁がなされた。特に意見もなく、審査を終了したとの報告がなされた。その後、全体会にて、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第29号議案は、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第33号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第17号)を議題とし、総務生活分科会では、2款1項31目交流費、コロナウイルスに対し、外国の方へ国際センターがいろいろな情報を伝えることであるが、一つは、ホームページを通じて情報を伝えること。二つ目は、24時間対応で15の言語で使える業者と契約して、外国の方のコロナウイルス情報を出すことがあるが、どのような内容で幾ら払うかとの質疑に対し、国際センターに対する負担は、日本語が不便な外国人のためのホームページの構築、ウェブ構築から係る運営費として158万円程度、翻訳を行う費用として528万円で、合計686万円程度、また、24時間電話対応については、コロナウイルスで不安の外国の方から相談を受けた際、間に通訳がサービスを挟み、3者での相談業務で、初期費用、月額基本料金、通訳料を含め、年間465万3,000円の見込みであるとの答弁がなされたとの報告であった。 次に、厚生文教分科会では、4款1項1目保健衛生総務費、医療機関等支援金、コロナ禍で地域医療を支えてきた医療機関への支援金が給付されますが、金額設定の基準について伺うとの質疑に対し、緊急事態制限発令中も医療体制を堅持いただいた医療機関に対し感謝の意の支援金と、今後始まる新型コロナウイルスワクチンに対する支援をするため接種に係る資機材や人材等の費用として金額を設定させていただきましたとの答弁がなされた。 次に、都市活力分科会では、8款4項3目輸送対策費、対象車両と新型コロナウイルス感染症対策の効果について伺うとの質疑に対し、対象車両は、コミュニティバス5台と、住民バス2台の計7台を予定している。効果について、制菌加工を予定しており、メーカー説明によると、3年ほどの効果が持続性があるとの答弁がなされたとの報告にあった。その後、全体会にて、質疑、討議はなく、採決の結果、第33号議案全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、承認第1号専決処分の承認についてを議題とし、厚生文教分科会長より審査の報告を受け、特に質疑、意見もなく、審査を終了したとの報告であった。その後、全体会にて、特に質疑、討議もなく、採決の結果、承認第1号は全会一致で原案のとおり承認することと決しました。 以上が当予算決算委員会に御付託になりました議案審査の経過と報告であります。 これをもちまして、委員長報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これより討論に入ります。 第23号議案、第24号議案、第26号議案及び第27号議案について、討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 発言を許します。26番原田学議員。              〔26番原田学登壇〕(拍手) ◆26番(原田学) 私は、日本共産党瀬戸市議団を代表いたしまして、第23号議案令和3年度瀬戸市一般会計予算に対する反対の討論を行います。 現在、新型コロナウイルスによる感染症は、国全体、愛知県全体で陽性者こそ減少していますが、感染力がより強いと言われる変異株による感染が市中感染として広がっていることが大変憂慮されています。感染を押さえ込み、長引くコロナ禍で苦しむ事業者や非正規労働者、ひとり親などの命と暮らしを守るために、国や県待ちになることなく、市独自に先手を打った対策を進めることこそ今求められております。 しかし、この視点が令和3年度の本市の一般会計予算には、残念ながら欠けていると言わざるを得ません。この後上程される予定の補正予算に新年度のコロナ対策が含まれていると議案質疑では答弁をされましたが、地方創生臨時交付金の額の決定後に対策の事業選定が行われるというスケジュールでは、市民の実態の調査や、それに基づいた庁内での対策の検討が不十分ではなかったかと推察いたします。 気を緩めれば、第4波が到来しかねない状況の中で、検査体制の抜本的拡充など、感染防止対策の徹底と啓発、コロナの影響を大きく受けた事業所や市民の救済、経済や社会活動を推進するための社会機能の維持という行政の役割を改めて本市の最優先の政策として位置づけ、令和3年度当初予算の中で具体化するべきであると考えます。 しかし、新型コロナウイルスの感染がいまだ収束の見通しの立たない中で、行政と議会は共に市民の暮らしの安全確保と生業の応援を第一に、今後の対策に労を惜しまず尽力すべきことは言うまでもありません。 それでは、第23号議案令和3年度瀬戸市一般会計予算について、それぞれの分科会における問題点を指摘するものです。 初めに、総務生活分科会においては、2款1項13目人事管理費では、現在、瀬戸市の条例定数は761名ですが、不足しており、定数の見直しが必要です。とりわけ保育の現場では、令和3年度、79のクラス担任のうち正規担任は76.7%、ほかは会計年度職員が補っています。同じ内容の仕事であり、正規職員として採用すべきです。この事例のように、市の総事業に対し、実人員は現在748名と、フルタイムの会計年度職員、ほかに再任用で職務に当たっている職員の合計は実質805名となります。その結果からも、761名の条例定数を引上げ、正規職員の増員を求めるものであります。 2点目は、2款3項1目戸籍住民基本台帳費のマイナンバーカードについては、2月1日現在、瀬戸市の交付率は23.6%とされ、令和3年度では約10%の増を見込んでおられます。政府は、令和3年度からは、カードに保険証をひもづけし、カードの交付率の伸長を図ろうとしております。コロナ禍で、リモートでの職域が増え、従業員が家庭でどれほどIT機器に取り組んで仕事をしているかを監視するソフトまで現在売られているとされる中で、今後、各種データをマイナンバーカードにひもづけすることによって、国家が国民を監視する社会こそ政府の狙いと考えるものです。よって、マイナンバーカードの抜本的な見直しを求めるものであります。 3点目は、4款3項2目の塵芥処理費では、地球環境の問題として、プラスチックごみが大きな問題として取り上げられています。瀬戸市の場合もごみの組成成分のうち、六、七%がプラスチックのごみとされ、サーマルリサイクル、燃料としているよでは済まされない課題とされています。EUなど、デポジット制度の採用、また、製造販売業者などの引取り金額のアップなどを国に求めることと併せて、市独自にも廃プラスチックの回収を積極的に実施すべきことを指摘するものです。 4点目は、9款1項1目常備消防費、消防力は、人力、機械力、推理力とされておりますが、中でも市の人力、消防署員については、国の基準の62%と低く、その充実が求められます。近年、各地の防災訓練が行われ、地震の場合を想定し、各地で防災マップづくりが実施されております。その際、各地では、担当の消防署員が住民のマップづくりの指導に当たっています。さらに、これまでの発災に対する地震対策から予防も含めた防災対策に重点が置かれる中で、人力としての消防署員の増員こそ必要と考えるものであります。 次に、厚生文教分科会では、初めに3款2項9目民間保育所費、3款2項10目公立保育所費中、保育所における乳幼児の保育は、コロナ禍の下で3密の全てを回避することは困難ですが、緊急事態宣言の下でも社会機能を維持するために事業をやめることはできない状況です。感染者や濃厚接触者が発生してから感染を押さえ込むことは時間がかかり、保護者の就労にも支障を来すと考えます。無症状の感染者を早期に発見し、保育士の健康を守り、保育所での感染拡大、クラスターの発生を防ぐための社会的検査は喫緊の課題です。そして、子供たちの命を守り、発達を保障することは、同時に保護者の就労を保障し、社会機能を維持することとなります。 また、常態化している保育士不足の解消はされず、間もなく迎える新年度も待機児童が発生したままスタートすることは問題です。さらに、平日保育の充実や保育士の休み確保のために、一部の公立保育園では、土曜保育の合同保育を実施する予定です。今いる子供たちと保育士にとっての最善を考えた末の対策と思われますが、根本的な正規保育士不足の解消こそ必要と考えます。 次に、10款2項1目小学校費、10款3項1目中学校費、学校における新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を求める保護者や教育関係者の世論に押されて、国は、本年度から5か年かけて小学校を35人学級に移行していくことを発表しました。瀬戸市では、4月からこれまでの2年生までの35人学級が3年生までに拡充します。どの学年の子供たちも新型コロナウイルスの感染から守られるべきであり、愛知県の動向を待たずに瀬戸市独自でも小中学校の少人数学級を推進していくべきと考えるものであります。また、保育所と同様に集団生活が基本の小中学校の感染拡大やクラスターの発生を防がなければなりません。校内で感染者が確認された際には、保健所が濃厚接触者の特定をいたしますが、濃厚接触者にならないが、不安のある教職員や子供たちには、市として、社会的検査の検査費用を負担し、子供たちの学びと教職員の健康を守るべきと考えます。 最後に、都市活力分科会では、7款1項2目商工政策費、7款1項5目商工振興費について、この間、中心市街地の活性化の取組は様々な他の事業とのコラボレーションの中で展開されてきました。ツクリテ支援、起業創業支援、また、IT企業誘致などを中心市街地の空き店舗対策に結びつけたことが活性化の契機となるとともに、本市の観光資源としても新たな魅力を創出する期待値も高まっていると考えます。 しかし、その一方で、中心市街地にも多く現存する未耐震の木造住宅の対策については、いまだ多くの課題が残されています。 8款1項2目建築総務費中民間木造住宅耐震診断及び民間建築物耐震化促進補助金については、これまでの耐震改修促進計画では、令和2年度までに耐震化率95%を目指しましたが、到達は83.2%にとどまり、このたび旧計画を改定し、目標を令和7年度まで5か年スライドさせましたが、計画策定に当たりアンケートを行った結果、未耐震と思われる住宅の所有者の7割以上が70歳代以上、3割以上がその危険性を認識していない、また、5割が補助金制度の拡充を要望しておられます。4割が無料耐震診断の制度を知らないなどなどの課題が明らかになりました。耐震性がないと思われる木造住宅がいまだに約6,800戸も存在する中、耐震診断を周知し、監視をするためのローラー作戦は3小学校区にとどまり、今後も毎年1小学校区ずつの計画になっています。また、耐震改修補助の実態も目指す耐震化の目標数値とは乖離しております。各市で中規模、大規模な地震が頻発する中、今こそ南海トラフ地震を想定した取組が様々な分野で求められています。ローラー作戦の規模を拡大し、耐震工事補助金を増額することによって、啓発とともに実質的な耐震化を進め、最低でも命を守る耐震シェルターの設置などが普及するような抜本的な予算の拡充が必要と考えます。 8款4項3目輸送対策費、公共交通維持活性化、今回の補正予算で輸送対策費として約9,500万円の計上がされており、主な要因としては、新型コロナウイルス感染拡大の中で、基幹バス、コミュニティバスともに大きく減収したことに加え、にじの丘学園への基幹バスのコロナ対策として、増便したことが上げられています。これによって、本年度の事業費は予算ベースで約2億6,500万円となりますが、来年度の予算は約1億7,000万円と、本年度の当初予算とほぼ同じとなっています。来年度予算にコロナによる減収や感染対策が現段階で見込まれていない状況を憂慮するものです。また、今年度は、立地適正化計画が策定されます。コミュニティバスは、今こそ交通戦略の中で、高齢者や交通弱者の暮らしと健康と生きがいを支える乗り物として位置づけられ、それに見合った事業計画、事業予算とすることが求められています。 本年度は、コロナによる減収などから輸送対策費は想定外の赤字となりました。しかし、3月交付予定の特別交付税には、赤字分として約1億9,000万円が想定されております。市は、特別交付税を十分に活用しながら、高齢者の皆さんが安心して免許返納ができるよう、暮らしのための移動を保障すべきと考えるものです。 以上、各分科会の問題点を指摘し、日本共産党瀬戸市議団を代表しての反対の討論を終えるものであります。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○冨田宗一議長 次に、移ります。6番新井亜由美議員。             〔6番新井亜由美登壇〕(拍手) ◆6番(新井亜由美) 日本共産党瀬戸市議団を代表し、第24号議案令和3年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計予算、第26号議案令和3年度瀬戸市介護保険事業特別会計予算、第27号議案令和3年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場から討論を行います。 まず、令和3年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計予算について。令和3年度からは、子供の医療費窓口負担の無償化が、入院のみではありますが、15歳から18歳へと拡充されることになります。しかし、長引くコロナ禍の下で、非正規労働や学生など、低所得の国民健康保険加入者の多くが一層暮らしにくくなっています。18歳以下の子供の均等割の減免の実施で、子育て世帯の負担軽減をさらに図るべきと考えます。 また、短期保険証の郵送は、コロナ感染拡大防止の観点から、前年度よりも約200件多く郵送され、受診の遅れによる重症化の防止など、必要なときに医療が受けやすく改善されてきました。 市は、短期証の発行は、滞納者に定期的に連絡を取り、生活状況を把握する有効な手段と考えているようですが、正規の保険証を発行した場合でも、滞納者への定期的な連絡は継続できると考えます。長引くコロナ禍において、いよいよ短期保険証の発行を廃止すべきと考えます。 次に、令和3年度瀬戸市介護保険事業特別会計予算について。4月からの第8期介護保険事業計画において、介護保険給付準備基金4億円を投入して、基準額の方で介護保険料が月額305円の引下げとなります。65歳以上の高齢者の皆さんが切に願ってきた保険料の引下げが実施されます。しかし、今年度末で約10億円となる見込みの介護保険給付準備基金は6億円も残したままとなります。基金は、65歳以上の1号被保険者からの徴収した介護保険料のうち、使わずに済んだ保険料が積み上げられてきたものです。保険料を納めた65歳以上の1号保険者の皆さんに還元し、介護保険料を引き下げて、より利用しやすい介護保険制度とすべきです。 また、現在13段階の所得段階をさらに細分化して、最高所得額の引上げを実施することで、低所得者の負担軽減を図るべきと考えます。 最後に、令和3年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計予算について、後期高齢者医療制度発足時に設定された低所得者向けの軽減特例は、この5年間で次々と廃止や縮小が実施されてきました。高額療養費も現役並みへと引き上げられました。そして、今回、2021年度予算では、僅かに残っていた低所得者の均等割額の7.75割軽減の特例の部分も廃止し、7割にするとのことです。これで制度発足時に設けられた軽減特例は全てなくなります。 そして、今、窓口負担を倍にするという議論まで始まっており、高齢者への負担がさらに大きくなっていくことで、高齢者の皆さんは大きな不安を抱えています。これまで実施された軽減特例の廃止をはじめとした負担増に反対をし、私からの討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○冨田宗一議長 これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 初めに、第1号議案市有財産(土地)の売払いについて、第2号議案瀬戸職員定数条例の一部改正について、第3号議案瀬戸火災予防条例の一部改正について、第4号議案瀬戸行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、第5号議案瀬戸子どもの今・未来応援基金条例の制定について、第6号議案瀬戸家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、第7号議案市有財産(土地及び建物)の貸付について及び第8号議案交通事故に係る損害賠償の額の決定及び和解についての8議案を一括して採決いたします。 以上の8議案に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、第1号議案、第2号議案、第3号議案、第4号議案、第5号議案、第6号議案、第7号議案及び第8号議案8議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、第9号議案瀬戸子ども医療費助成条例の一部改正について、第10号議案瀬戸国民健康保険条例の一部改正について、第11号議案瀬戸手数料徴収条例の一部改正について、第12号議案名古屋都市計画八床工業用地地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について、第13号議案倒木による物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について、第14号議案瀬戸市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について、第15号議案市道路線の認定について及び第16号議案市道路線の変更についての8議案を一括して採決いたします。 以上の8議案に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、第9号議案、第10号議案、第11号議案、第12号議案、第13号議案、第14号議案、第15号議案及び第16号議案の8議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、第17号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第16号)、第18号議案令和2年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、第19号議案令和2年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計補正予算(第2号)、第20号議案令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第7号)、第21号議案令和2年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)及び第22号議案令和2年度瀬戸市下水道事業会計補正予算(第2号)の6議案を一括して採決いたします。 以上の6議案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、第17号議案、第18号議案、第19号議案、第20号議案、第21号議案及び第22号議案の6議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、第23号議案及び第24号議案を採決いたします。 以上の2議案の採決は表決システムにより行いたいと思います。 以上の2議案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。 初めに、第23号議案令和3年度瀬戸市一般会計予算に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、第23号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第24号議案令和3年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計予算に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、第24号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第25号議案令和3年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計予算について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、第25号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第26号議案及び第27号議案を採決いたします。 以上の2議案の採決は、表決システムにより行いたいと思います。 以上の2議案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。 初めに、第26号議案令和3年度瀬戸市介護保険事業特別会計予算に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第26号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第27号議案令和3年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計予算に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、第27号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第28号議案令和3年度瀬戸市水道事業会計予算、第29号議案令和3年度瀬戸市下水道事業会計予算、第30号議案新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、第31号議案瀬戸市職員の給与に関する条例の一部改正について、第32号議案瀬戸介護保険条例の一部改正について及び第33号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第17号)の6議案を一括して採決いたします。 以上の6議案に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、第28号議案、第29号議案、第30号議案、第31号議案、第32号議案及び第33号議案の6議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、承認第1号専決処分の承認について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は承認であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、承認第1号は原案のとおり承認されました。 日程第35、第34号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第18号)から日程第37、第36号議案令和3年度瀬戸市一般会計補正予算(第1号)までを一括して議題といたします。 理事者の説明を求めます。 行政管理部長
    行政管理部長(尾島邦彦) それでは、ただいま御上程になりました第34号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第18号)につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、介護保険事業特別会計における事業費の増加に伴いまして、一般会計から介護保険事業特別会計への繰出金を増額するとともに、基金への積立金を減額するものでございます。 予算書の1ページを御覧ください。 第1条歳出予算の補正を行うものでございます。なお、一般会計につきましては、予算総額の変更はございません。 6ページを御覧ください。 2歳出2款1項10目財政管理費の1,223万1,000円の減額は、財政調整基金への積立てを減額し、それに伴って発生いたします一般財源の余剰分を増額する繰出金の財源とするものでございます。 3款1項3目高齢者福祉費の1,223万1,000円の追加は、介護保険事業特別会計への繰出金を増額するものでございます。 以上で第34号議案の説明とさせていただきます。 続きまして、第35号議案令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第8号)につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、介護サービスの利用増加により保険給付費を増額し、それに伴う歳入予算を増額するとともに基金への積立てを減額するものでございます。 それでは、1ページを御覧ください。 第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ7,360万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ107億1,699万8,000円とするものでございます。 8ページを御覧ください。 2歳入3款国庫支出金、1項1目介護給付費負担金は1,910万4,000円の追加でございます。 2項1目調整交付金は315万1,000円の追加でございます。 4款1項1目介護給付費交付金は2,641万9,000円の追加でございます。 5款県支出金、1項1目介護給付費負担金は1,269万6,000円の追加でございます。 次に、10ページを御覧ください。 6款1項1目介護給付費一般会計繰入金は1,223万1,000円の追加でございます。 12ページを御覧ください。 3歳出2款1項1目居宅介護サービス給付費を7,687万円追加し、2目施設介護サービス給付費を930万3,000円追加するものでございます。 2項1目介護予防サービス給付費を1,167万6,000円、追加するものでございます。 14ページを御覧ください。 5款1項1目介護保険給付準備基金積立金は、同基金への積立てを2,424万8,000円減額するものでございます。 以上で第35号議案の説明とさせていただきます。 続きまして、第36号議案令和3年度瀬戸市一般会計補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策に係る費用の追加のほか、国の令和2年度補正予算(第3号)による国庫補助金を受け、令和3年度に予定をしておりました道路、公園の整備や小中学校の校舎大規模改造等を令和2年度に前倒しをして実施することに伴います事業費の減額、また、県補助金を受けて実施をいたします高齢運転者の安全運転支援装置の設置費に対する補助金の追加などが主なものでございます。 それでは、予算書の1ページを御覧ください。 第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ7億3,067万円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ397億5,067万円とするものでございます。 第2条は地方債の補正でございます。 表に基づいて御説明のほうさせていただきますので、4ページを御覧ください。 第2表地方債補正の変更といたしまして、道路橋りょう予防保全をはじめ4件につきまして、表のとおり限度額を変更するものでございます。 それでは、歳出から説明をさせていただきます。 14ページを御覧ください。 3歳出2款1項10目財政管理費の9,653万7,000円の追加は、事業の前倒し等により差し引きされました一般財源を財政調整基金に積み立てるものでございます。 15目文化費の1,020万円の追加は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市内のアーティスト等を支援するため、感染症対策を行いながら実施する文化芸術活動に対しまして交付をいたします補助金の追加と支給に係る事務費の追加でございます。 7項1目交通安全対策費の872万円の追加は、県の補助金を受けまして、高齢運転者が後づけの自動車安全運転支援装置を購入、設置する費用の一部を国の補助制度に上乗せして交付をいたします補助金の追加でございます。 3款1項2目障害者福祉費の763万円の追加と、16ページ上段に移っていただきまして、3目高齢者福祉費の1,959万6,000円の追加は、コロナ禍の中で福祉や介護のサービス提供に当たっておられます障害者施設や高齢者施設の従事者を応援するため、市内の飲食店で利用可能な弁当引換券を配布いたします応援金の追加、市内の障害者施設や高齢者施設におきまして、新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者が発生した場合に当該施設の職員及び職員と同居されている御家族に対しまして、自主的に実施をした抗原検査費用の一部を助成するために交付をいたします補助金の追加と支給に係る事務費の追加でございます。 2項1目児童福祉総務費の310万円の追加は、市が相談や面接、家庭訪問等の支援を行っております困難を有する子供、若者の家庭等に対し、必要に応じて、食料品や生活必需品を提供いたします子供、若者の生活支援に係る費用の追加と、コロナ禍により必要性が高まっている子ども食堂や子ども宅食など、子供、若者やその家庭を支援する民間団体等に対しまして支給いたします応援金の追加でございます。 8目保育総務費の50万円の追加は、分散保育などによって不足する絵本を補充するため、図書カードを購入し、市内の保育園及び幼稚園に配布するものでございます。 10目公立保育所費の400万6,000円の追加は、公立保育園におきまして分散保育を実施するに当たり、不足する机や絵本の購入費を追加するものでございます。 次に、18ページを御覧ください。 4款1項1目保健衛生総務費の2,052万6,000円の追加は、コロナ禍の中で医療の提供に当たっておられます医療従事者応援するため、市内の飲食店で利用可能な弁当引換券を配布いたします応援金の追加と、支給に係る事務費の追加でございます。 3目予防費の8億3,462万7,000円の追加は、新型コロナウイルスのワクチン接種に係る費用を追加するものでございます。 7款1項2目商工政策費の9,580万1,000円の追加は、産業支援センターせとにおきまして、テレワーク環境を整備し、新型コロナウイルス感染症の影響下における事業者の課題解決や事業拡大につなげるために実施をいたしますフリーワークスペースの整備及び運営に係る瀬戸市地域産業振興会議への負担金の追加のほか、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市内の中小企業者等に対する支援金といたしまして、感染防止のために行う事業に対する補助金、新分野展開や業態転換、事業業種転換等の取組に対する補助金、生産性向上のためのIT導入事業に対する補助金の追加及び補助金の支給に係る会計年度任用職員の人件費や事務費の追加でございます。 次に、20ページを御覧ください。 5目商工振興費の4,570万円の追加は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている地域経済への支援といたしまして、瀬戸焼関連事業者及びツクリテによるオンライン販売に伴う送料に対する補助金や市内事業者が瀬戸焼関連事業者から瀬戸焼を購入する費用に対する補助金の追加と支給に係る事務費の追加でございます。 8款2項1目道路橋りょう総務費の3,300万円の追加は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う雇用情勢の悪化により失業された方や採用の内定を取り消しされた方を支援し、雇用を創出するために実施をいたします道路、河川、公園など、市内公共空間附帯施設の安全点検及び簡易清掃に係る委託料を追加するものでございます。 3目道路橋りょう維持費の1億円の減額は、令和2年度に前倒しをして実施いたします道路の舗装整備工事に係る事業費の減額でございます。 4項4目街路事業費の1億127万5,000円の減額は、令和2年度に前倒しをして実施いたします陣屋線整備に向けた事業用地取得に係る事業費の減額でございます。 22ページを御覧ください。 5目公園事業費の1,050万円の減額は、令和2年度に前倒しをして実施いたします都市公園の遊具更新工事に係る事業費の減額でございます。 9款1項1目常備消防費の53万9,000円の追加は、消防車及び救急活動における新型コロナウイルスの感染防止のため、手指消毒器や救急車内の前席と患者室とを区画するシートの購入費を追加するものでございます。 10款1項4目教育指導費の7,173万8,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症の対策といたしまして、分散学習における教科指導や感染拡大に伴う休校等で学習内容の定着が不十分な児童生徒に対する学習支援などを行うために追加配置いたします学習指導員に係る人件費と通勤に係る交通費として支給をいたします旅費の追加のほか、ICTを活用した指導に向けての教員研修に係る費用の追加、また、修学旅行等が中止になった際のキャンセル料を公費で負担するため、キャンセル料としての補償費を追加するものでございます。 次に、24ページを御覧ください。 2項小学校費、3目学校建設費の1億1,400万円の減額は、令和2年度に前倒しをして実施いたします長根小学校の校舎大規模改造工事に係る事業費の減額でございます。 3項中学校費、2目学校施設費の577万5,000円の減額は、令和2年度に前倒しをして実施いたします電子教科書の購入に係る事業費の減額でございます。 3目学校建設費の1億9,000万円の減額は、令和2年度に前倒しをして実施いたします幡山中学校の校舎大規模改造工事に係る事業費の減額でございます。 次に、歳入を御説明させていただきますので、10ページへお戻りください。 2歳入15款1項2目衛生費国庫負担金の1億8,518万円の追加と2項3目衛生費国庫補助金の3億4,413万3,000円の追加は新型コロナウイルスワクチン接種に係るものでございます。 6目土木費国庫補助金の3,868万1,000円の減額と8目教育費国庫補助金の7,559万7,000円の減額は、いずれも令和2年度に前倒しをして実施いたします事業に係るものでございます。 12ページを御覧ください。 16款2項1目総務費県補助金の436万円の追加は、高齢者安全運転支援装置設置費補助に係るものでございます。 19款2項1目財政調整基金繰入金は、同基金を6億1,187万5,000円取り崩すものでございます。 3目公共施設等整備基金繰入金の6,500万円の減額は、令和2年度に前倒しをして実施いたします事業に係るものでございます。 22款1項市債でございます。5目土木債の8,190万円の減額及び7目教育債の1億5,370万円の減額は、いずれも令和2年度に前倒しをして実施いたします事業につきまして、第2表で説明をさせていただきましたとおり、補正を行うものでございます。 なお、26ページから33ページにかけまして、補正予算給与費明細書、継続費調書、地方債調書をつけさせていただいておりますので、後ほど御覧いただければと思います。 以上で第36号議案の説明とさせていただきます。 以上、第34号議案から第36号議案までの説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○冨田宗一議長 理事者の説明は終わりました。 ただいま議題となっております各議案につきましては、本日は、提案理由の説明にとどめることといたします。 以上で本日の議事日程は終了いたしました。 次の本会議は3月17日午前10時から再開いたします。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。                         午前11時50分 散会       地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する       瀬戸市議会議長       瀬戸市議会議員       瀬戸市議会議員...