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12月18日-05号

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  1. 瀬戸市議会 2020-12-18
    12月18日-05号


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    令和 2年12月定例会          令和2年瀬戸市議会12月定例会会議録第5号                             令和2年12月18日(金曜日)     議事日程 第24号 令和2年12月18日(金曜日)午前10時開議日程第1 2年市長提出     第93号議案 瀬戸西陵地域交流センターに係る指定管理者の指定について日程第2 第94号議案 瀬戸品野台地域交流センターに係る指定管理者の指定について日程第3 第95号議案 瀬戸水野地域交流センターに係る指定管理者の指定について日程第4 第96号議案 市有財産(土地)の売払いについて日程第5 第100号議案 指定金融機関の指定について日程第6 第101号議案 瀬戸福祉保健センター(瀬戸老人デイサービスセンターに限る。)に係る指定管理者の指定について日程第7 第102号議案 瀬戸高齢者生きがい活動施設に係る指定管理者の指定について日程第8 第103号議案 瀬戸水野在宅福祉センター(瀬戸水野地域包括支援センター(運営)を除く。)に係る指定管理者の指定について日程第9 第104号議案 瀬戸家庭児童相談室に関する条例の全部改正について日程第10 第105号議案 瀬戸福祉保健センター(瀬戸老人デイサービスセンター、瀬戸保健センター(運営)及び瀬戸やすらぎ地域包括支援センター(運営)を除く。)に係る指定管理者の指定について日程第11 第106号議案 (仮称)瀬戸市立小中一貫校建設(建築)工事(その1)請負契約の変更について日程第12 第107号議案 市有財産(物品)の売払いについて日程第13 第108号議案 道の駅瀬戸しなの(地域振興施設に限る。)に係る指定管理者の指定について日程第14 第109号議案 道の駅瀬戸しなの(地域振興施設を除く。)に係る指定管理者の指定について日程第15 第110号議案 瀬戸世紀工芸館に係る指定管理者の指定について日程第16 第111号議案 瀬戸染付工芸館に係る指定管理者の指定について日程第17 第112号議案 尾張東部(瀬戸)地域文化広場に係る指定管理者の指定について日程第18 第113号議案 瀬戸定光寺野外活動センターに係る指定管理者の指定について日程第19 第114号議案 瀬戸自然児童遊園に係る指定管理者の指定について日程第20 第115号議案 瀬戸都市公園に係る指定管理者の指定について日程第21 第116号議案 瀬戸駐車場条例の一部改正について日程第22 第117号議案 駐車場に係る指定管理者の指定について日程第23 第118号議案 市道路線の認定について日程第24 第119号議案 市道路線の変更について日程第25 第121号議案 令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第13号)日程第26 第125号議案 令和2年度瀬戸介護保険事業特別会計補正予算(第5号)日程第27 第127号議案 令和2年度瀬戸後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)日程第28 第129号議案 令和2年度瀬戸水道事業会計補正予算(第3号)日程第29 請願第2号 介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願日程第30 第131号議案 令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第14号)日程第31 第132号議案 令和2年度瀬戸介護保険事業特別会計補正予算(第6号)日程第32 瀬戸選挙管理委員及び補充員の選挙日程第33 2年議員提出     第3号議案 防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書日程第34 2年議員提出     第4号議案 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書     本日の会議に付した事件日程第1 2年市長提出     第93号議案 瀬戸西陵地域交流センターに係る指定管理者の指定について日程第2 第94号議案 瀬戸品野台地域交流センターに係る指定管理者の指定について日程第3 第95号議案 瀬戸水野地域交流センターに係る指定管理者の指定について日程第4 第96号議案 市有財産(土地)の売払いについて日程第5 第100号議案 指定金融機関の指定について日程第6 第101号議案 瀬戸福祉保健センター(瀬戸老人デイサービスセンターに限る。)に係る指定管理者の指定について日程第7 第102号議案 瀬戸高齢者生きがい活動施設に係る指定管理者の指定について日程第8 第103号議案 瀬戸水野在宅福祉センター(瀬戸水野地域包括支援センター(運営)を除く。)に係る指定管理者の指定について日程第9 第104号議案 瀬戸家庭児童相談室に関する条例の全部改正について日程第10 第105号議案 瀬戸福祉保健センター(瀬戸老人デイサービスセンター、瀬戸保健センター(運営)及び瀬戸やすらぎ地域包括支援センター(運営)を除く。)に係る指定管理者の指定について日程第11 第106号議案 (仮称)瀬戸市立小中一貫校建設(建築)工事(その1)請負契約の変更について日程第12 第107号議案 市有財産(物品)の売払いについて日程第13 第108号議案 道の駅瀬戸しなの(地域振興施設に限る。)に係る指定管理者の指定について日程第14 第109号議案 道の駅瀬戸しなの(地域振興施設を除く。)に係る指定管理者の指定について日程第15 第110号議案 瀬戸世紀工芸館に係る指定管理者の指定について日程第16 第111号議案 瀬戸染付工芸館に係る指定管理者の指定について日程第17 第112号議案 尾張東部(瀬戸)地域文化広場に係る指定管理者の指定について日程第18 第113号議案 瀬戸定光寺野外活動センターに係る指定管理者の指定について日程第19 第114号議案 瀬戸自然児童遊園に係る指定管理者の指定について日程第20 第115号議案 瀬戸都市公園に係る指定管理者の指定について日程第21 第116号議案 瀬戸駐車場条例の一部改正について日程第22 第117号議案 駐車場に係る指定管理者の指定について日程第23 第118号議案 市道路線の認定について日程第24 第119号議案 市道路線の変更について日程第25 第121号議案 令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第13号)日程第26 第125号議案 令和2年度瀬戸介護保険事業特別会計補正予算(第5号)日程第27 第127号議案 令和2年度瀬戸後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)日程第28 第129号議案 令和2年度瀬戸水道事業会計補正予算(第3号)日程第29 請願第2号 介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願日程第30 第131号議案 令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第14号)日程第31 第132号議案 令和2年度瀬戸介護保険事業特別会計補正予算(第6号)日程第32 瀬戸選挙管理委員及び補充員の選挙日程第33 2年議員提出     第3号議案 防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書日程第34 2年議員提出     第4号議案 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書出席議員(26名)  1番 朝 井 賢 次           2番 高 島   淳  3番 西 本   潤           4番 松 原 大 介  5番 三 宅   聡           6番 新 井 亜由美  7番 小 澤   勝           8番 水 野 良 一  9番 宮 薗 伸 仁          10番 冨 田 宗 一 11番 馬 嶋 みゆき          12番 石 神 栄 治 13番 中 川 昌 也          14番 高 桑 茂 樹 15番 池 田 信 子          16番 浅 井 寿 美 17番 柴 田 利 勝          18番 戸 田 由 久 19番 山 田 治 義          20番 三 木 雪 実 21番 長 江 公 夫          22番 臼 井   淳 23番 藤 井 篤 保          24番 伊 藤 賢 二 25番 長 江 秀 幸          26番 原 田   学欠席議員    な   し説明のため出席した者の職氏名    市長      伊 藤 保 徳    副市長     青 山 一 郎    教育長     横 山   彰    経営戦略部長  水 野 典 雄    行政管理部長  尾 島 邦 彦    地域振興部長  涌 井 康 宣    市民生活部長  藤 井 邦 彦    健康福祉部長福祉事務所長            中 桐 章 裕    都市整備部長  大 森 雅 之    消防長     松 井   繁    教育部長    林   敏 彦    政策推進課長  篠 田 康 生    財政課長    伊 藤 哲 成事務局出席職員氏名    局長      鈴 木 達 也    議事課長    長 江   敬    議事調査係長  内 藤 寛 之    書記      山 下 梨 乃                         午前10時00分 開議 ○冨田宗一議長 ただいまの出席議員は26名であります。 これより本日の会議を開きます。 なお、傍聴の皆様方におかれましては、会議中は静粛にしていただきますようお願いいたします。 本日の議事日程は、議事日程第24号のとおりであります。 なお、議長は、市長はじめ関係理事者の出席を求めておきましたので、御了承願います。 会議録署名議員は、先日同様、12番石神栄治議員及び15番池田信子議員を指名いたします。 これより日程に入ります。 日程第1、第93号議案瀬戸西陵地域交流センターに係る指定管理者の指定についてから日程第28、第129号議案令和2年度瀬戸水道事業会計補正予算(第3号)までを一括して議題といたします。 これらの各議案については、去る12月7日の本会議において、各常任委員会に付託してありますので、この場合、各常任委員長の報告を求めます。 まず、総務生活委員長よりお願いいたします。2番高島淳議員。              〔2番高島淳登壇〕(拍手) ◆2番(高島淳) おはようございます。 議長より御指名をいただきましたので、去る12月7日の本会議におきまして、当総務生活委員会に御付託になりました議案について、12月9日午前10時より、委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 第93号議案瀬戸西陵地域交流センターに係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「西陵地域力推進会議指定管理者とされたが、指定の方法は非公募である。非公募とされた理由は何か」との質疑に対し、「西陵地域交流センターの運営に当たっては、センターが地域住民の交流の活発化、地域力向上を目指した施設であることから、地域の住民や地域団体が主体的に管理運営に当たっていただく必要があると考えている。そうした観点から、これまでの実績等を踏まえ、公募によるのではなく、西陵地域力推進会議に担当していただくことが最適と考えている」との答弁がなされ、また、「西陵地域力推進会議によって、地域課題をどう掘り起こして、どんな解決がなされているのか」との質疑に対し、「指定管理先である西陵地域力推進会議の取組の実績ということでどう掘り起こされているかであるが、設立当初に策定したアクションプランを基に、防災・減災活動を進めておられ、活動する中で、関連する新たな課題などが出てきますと随時見直しを図り、取り組んでおられる」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、討議の中で、「朝9時から夜9時までの労働の時間が長い中で、それを支える職員の賃金が最賃プラスアルファではあまりにも低過ぎる。一定の拘束をするならきちんと払って気持ちよくやってもらう。そうでないと、最賃プラスアルファでは地域の人は育たない」との意見があり、また、「地域は工夫しながら上手にやっている。本当に皆さんのためにという気持ちでやっている。それに対して気持ちをお金に換算するのはよくないのではないか。地域の人は一生懸命やっているし、それで地域の人はそれなりに満足している」などの意見があり、討議を打ち切り、採決の結果、第93号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第94号議案瀬戸品野台地域交流センターに係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「これも非公募である。地元を知った組織がいいとのことであるが、逆に、公募して違うところが指定を受けてやってしまうと不都合な点や問題を考えてのことか」との質疑に対し、「不都合なことはない。指定管理に当たり、満たしてほしい要件が三つほどある。一つ目は、地域住民が主体的に参画しており、かつ、地域住民の意向が十分に反映される組織であること。二つ目は、地域住民の意向を反映した事業を行い、地域内の各種団体とも連携することが可能な組織であること。三つ目は、地域住民から信頼される組織であること。それらが満たされる団体や会社があるのであれば、これを否定するものではない」との答弁。また、「地域課題についてどのようなことに取り組んでいるのか」との質疑に対し、「指定管理先である品野台地域力向上委員会の事業の取組実績は、高齢者支援、子育て支援、防災・防犯、公共交通の四つの課題に対してグループを設けている。高齢者グループでは井戸端会議や健康教室など、子育てグループでは体験学習や里山整備、防災・防犯グループでは救命講習会、防災マップ作成など、公共交通グループでは都市計画課と連携しコミュニティバスについて協議などをしている」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、採決の結果、第94号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第95号議案瀬戸水野地域交流センターに係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「水野地域交流センターは古いため、修理費がかかり、700万円では大変だ。昨年度である一番直近の修理費用についてはどれくらいかかっていたのか」との質疑に対し、「細かな金額は出してはいないが、地元とが双方負担しながら修繕した部分は、昨年度では和室のクーラーが故障したことと電球を替えるなどの修繕を実施している」との答弁がありました。また、「選定委員会で、利用者満足度アンケートについて質疑がなされているが、この三つのセンターの中で水野が低いと感じている委員があり、それに対してまちづくり協働課は、建物、施設が古いからというのが主な原因と説明しているが、建物が古いということではなく、サービスに関することで利用者が満足していないということではないか」との質疑に対し、「サービスの点で特段のクレーム等はいただいていないが、駐車場が狭いなどから使い勝手のよさという点では満足度の低さにつながっている可能性があると考える」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、採決の結果、第95号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第96号議案市有財産(土地)の売払いについてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「土地の実測は大小するが、この土地は山や崖などではあるが、面積は公図よりも広かったのか小さかったのか。価格鑑定でどのように見積りをやったのか」との質疑に対し、「今回の売払いについては、登記面積を基本に行っている。実際の測量は行っていない。しかし、このずれについては僅差であり、取引における社会通念上の許容範囲である。鑑定については、公益社団法人愛知不動産鑑定士協会に所属している鑑定士に依頼している。近隣土地の取引事例及び市内地価公示を参考に価格を設定した」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、採決の結果、第96号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第100号議案指定金融機関の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「3年間指定金融機関とするが、続けて瀬戸信用金庫である。この辺はどう考えたのか」との質疑に対し、「指定金融機関として、指定代理、収納代理金融機関を総括していること、公金の責任を担っていること、歳入歳出の公金処理を迅速かつ正確に処理をしていること。また、利便性、地域貢献の観点からも申し分ない」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、採決の結果、第100号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当総務生活委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 総務生活委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、厚生文教委員長よりお願いいたします。1番朝井賢次議員。              〔1番朝井賢次登壇〕(拍手) ◆1番(朝井賢次) 議長より御指名をいただきましたので、去る12月7日の本会議におきまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案について、12月10日午前10時より、委員9名全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 第101号議案瀬戸福祉保健センター(瀬戸老人デイサービスセンターに限る。)に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「やすらぎ会館の一部を利用していることから、やすらぎ会館の休館日(祝日、年末年始)は、デイサービス事業を休まなければならないと聞いており、介護が必要な高齢者や家族は困ると思うが、開所日について事業者からの相談や要望はないか。もし、要望があったら、検討は可能かどうか伺う」との質疑に対し、「現在、要望は聞いていない。施設の設置条例に基づいて休館日や開館時間を設定していくため、それに従って事業を実施していただく。それ以外は、双方の協議で対応していく」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、討議の中で、「介護には休日がないので、日、祭日の介護環境の保障が必要ではないか」との意見がありました。その後、討議を打ち切り、採決を行い、採決の結果、101号議案は全会一致で可とすることに決しました。 次に、第102号議案瀬戸高齢者生きがい活動施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「非公募の理由を伺う」との質疑に対し、「施設は高齢者に作業の場を提供するとともに、健康の増進と地域社会との交流を図り、生きがい活動を推進するためのものであり、施設の趣旨に合う事業を行っている団体はシルバー人材センターのみであることから非公募とした」との答弁がなされ、その後、質疑を打ち切り、別に討議もなく、採決の結果、第102号議案は全会一致で可とすることに決しました。 次に、第103号議案瀬戸水野在宅福祉センター(瀬戸水野地域包括支援センター(運営)を除く。)に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、「の建物を使用するに当たり、施設と運営の役割について伺う」との質疑に対し、「施設としてはが設置をして、管理運営は事業者に指定管理として委託している」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、別に討議もなく、採決の結果、第103号議案は全会一致で可とすることに決しました。 次に、第104号議案瀬戸家庭児童相談室に関する条例の全部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「子ども・若者センターについてもう少し具体的なイメージが欲しいが、例えば、3歳の子供の発達速度に不安を感じているお母さんが相談に来た場合は、具体的にどのような流れでの案内となるのか。また、30代男性が職を失い、メンタルヘルスに関して相談に来た場合ではどうか。また、虐待に関する相談に来た場合ではどうか伺う」との質疑に対し、「一つのケースでは、まず、相談者のお話から何に困っておられるのかを聞き取り、子供さんの現状を見たり、これまで関わってきた機関などから相談者の同意を得て情報収集しアセスメントを行う。その結果を踏まえて対処法をアドバイスするなど、必要に応じ健康課や発達支援室につないでいく。二つ目のケースでは、同様に、丁寧に聞き取りをし、本人の状況を把握した上でメンタルクリニック受診関係庁内機関への同行、地域若者サポートステーションの就労相談につないでいく。また、児童虐待では、通告後48時間以内に児童の安全確認を行い、アセスメントに基づき支援を行うか県の児童相談所に送致する」との答弁がなされた。また、「相談に来られない場合やひきこもりの方の対応について伺う」との質疑に対し、「御本人からの相談が無理でも家族の方の相談をお受けしたり、出張相談も含めて対応している。また、ひきこもりの方の把握については学校関係機関と連携して対応していく」との答弁がなされ、また、「今回、条例の全部改正であるが、11月の虐待防止月間の推移を伺う」との質疑に対し、「前年同月の3.3倍の状況で通告が大幅に増加した。件数が増えたことは早期発見、早期対応ができるという意味では意義のあることと捉えている」との答弁がなされ、また、「専門員の皆さんと相談者との問題点を伺う」との質疑に対し、「問題点が発生する可能性を想定し、チームとしての対応が必要と考えている」との答弁がなされ、その後、質疑を打ち切り、別に討議もなく、採決の結果、第104号議案は全会一致で可とすることに決しました。 次に、第105号議案瀬戸福祉保健センター(瀬戸老人デイサービスセンター、瀬戸保健センター及び瀬戸やすらぎ地域包括支援センターを除く。)に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「非公募で選定されたがとの連携について伺う」との質疑に対し、「コロナ禍の影響も含め、多岐にわたる事業内容に応じて、各課と連携して事業を実施している」との答弁がなされ、その後、質疑を打ち切り、別に討議もなく、採決の結果、第105号議案は全会一致で可とすることに決しました。 次に、第106号議案(仮称)瀬戸市立小中一貫校建設(建築)工事(その1)請負契約の変更についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「駐車場の増設について、保護者及び学校利用者の利用状況を踏まえた上でということで了解しているが、新たな駐車台数を25台とした根拠について伺う」との質疑に対し、大きな増設をしない場所と必要台数として25台を考えたものである」との答弁がなされた。また、「モニュメントについて、学校内や中庭などに7校の歴史を物語るモニュメントを設置するということであるが、特別に部屋を確保しての対応は検討されたのか伺う」との質疑に対し、「各校のモニュメントを設置し、地域の方や子供たちなど、多くの方の目に触れる場所を考え、設置場所を設定している」との答弁がなされ、その後、質疑を打ち切り、別に討議もなく、採決の結果、第106号議案は全会一致で可とすることに決しました。 以上をもちまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 朝井賢次議員に申し上げます。 第105号議案でございますけれども、瀬戸福祉保健センター(瀬戸老人デイサービスセンター、瀬戸保健センター(運営)及び瀬戸やすらぎ地域包括支援センターの、この運営という言葉が抜けていましたけれども、もう一度議案だけ言っていただけますか。 ◆1番(朝井賢次) 第105号議案瀬戸福祉保健センター(瀬戸老人デイサービスセンター、瀬戸保健センター(運営)及び瀬戸やすらぎ地域包括支援センター(運営)を除く。)に係る指定管理者の指定について、大変失礼いたしました。 ○冨田宗一議長 厚生文教委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、都市活力委員長よりお願いいたします。14番高桑茂樹議員。              〔14番高桑茂樹登壇〕(拍手) ◆14番(高桑茂樹) 議長より御指名をいただきましたので、去る12月7日の本会議におきまして、当都市活力委員会に御付託になりました議案について、12月11日午前10時より、委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告いたします。 初めに、第107号議案市有財産(物品)の売払いについてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「今回の売払いは、なぜ今、このタイミングなのか伺う」との質疑に対し、「瀬戸土地開発公社が実施してきた産業拠点創出整備事業の品川カントリークラブ跡地及び新瀬戸デジタルリサーチパーク構想整備事業では合計3社と契約があり、本年8月末に、3社目の契約が締結された。最終的に、瀬戸土地開発公社の決算を見込むことができた。資金的な部分と経営の健全性の側面から議論されたのち、11月の理事会において瀬戸土地開発公社の買受けの事業が決定され、成果物の買受依頼があったもので、本として売払いをすべしと判断したものである」との答弁がなされ、また、「今回の売払いについて、鑑定評価はどうなっているのか。金額に妥当性はあるのか」との質疑に対し、「もともとこの成果物は、測量の設計、文化財の調査など、もろもろの設計業務であり、実際にかかった金額がベースとなっている。平成19年、20年にその事務を行うときにかかった経費や人件費、その後の利子の合計約1億7,000万円と同額で今回売り払うため、鑑定評価は行わない。また、実際にかかった金額ということで、当時、瀬戸土地開発公社の支出した金額であるので妥当性はあると考える」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第107号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第108号議案道の駅瀬戸しなの(地域振興施設に限る。)に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「今回、事業者に負担金を負担していただくとのことだが、年間どれほどの負担金なのか伺う」との質疑に対し、「地域振興施設に関しては、指定管理料はなく、利用料金制ということになっており、納付金方式の形態を取り、年間400万円をに納めてもらう。5年間で2,000万円となるが、その費用は施設の修繕などに充てていきたい」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、108号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第109号議案道の駅瀬戸しなの(地域振興施設を除く。)に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「指定管理者の委託料は、前回に比べ約490万円減額となっているが、今後どのようなことを期待しているのか伺う」との質疑に対し、「収益面と公益性の二つに分けたことで、税込み上約500万円ほど減額ができました」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第109号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第110号議案瀬戸世紀工芸館に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「非公募とした理由について伺う」との質疑に対し、「瀬戸世紀工芸館については、陶磁器、陶芸、ガラス工芸をテーマとして、人材育成、企画展示、体験事業を行う施設であり、幅広い知識や人材育成に関するノウハウを有し、継続的に事業を実施するための安定した経営能力が求められる。また、ガス窯やガラスの溶解炉といった専門的な設備を有しているため、維持管理についても専門的な知識が必要であり、専門的な知識と人材、関係機関や団体等のネットワークを有しているのは瀬戸文化財振興財団のみであることから非公募とした」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第110号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第111号議案瀬戸染付工芸館に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「令和元年度の実績で、責任者は非常勤で、あとの2名は嘱託職員であるが、専門の技術職の方はこの中にいるのか伺う」との質疑に対し、「2名の職員のうち、1名が学芸員の資格を有しており、もう一名が染めつけの専門職として採用されている」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第111号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第112号議案尾張東部(瀬戸)地域文化広場に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「審査会の中で、単に貸し館業務だけではサービスは向上しないが、財団としての事業展開、貸し館業務の先を見据えた施設の有効活用の提案も期待したいとあったが、今後について伺う」との質疑に対し、「コロナ禍において、アーティストの活躍の場が制限されており、新しい生活様式と持続可能な舞台芸術として、長久手市と連携して、感染予防を施し、3密を避けるため人数制限を行った上で、相互にゆかりのあるアーティストがそれぞれの会場で演奏するソーシャルディスタンシング・ステージを開催し、来場者にも好評を得ているところで、今後の感染拡大の状況にもよるが、さらに新しい近隣自治体を加え、実施の提案がなされているところである」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第112号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第113号議案瀬戸定光寺野外活動センターに係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「先般の9月の決算でも、修繕などの課題が懸念されるところであるが、今後、指定管理者とどのように連携していくのか伺う」との質疑に対し、「年度当初に事業計画を定め、月1回の連絡調整、事業の進捗状況を確認しつつ整備等を進めているところで、50万円以下の小修繕については指定管理者が行うものとし、それ以上のものは本が行うものとなっており、適切に進めている」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第113号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第114号議案瀬戸自然児童遊園に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「冬季のキャンプ施設の利用形態を社会ニーズに合った形にすべきと考えるが、その見解について伺う」との質疑に対し、「瀬戸自然児童遊園は児童厚生施設であり、児童の安全面の確保等、考えられる課題について、指定管理者と協議してまいりたい」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第114号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第115号議案瀬戸都市公園に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「指定管理者に公園の維持管理を求めるのはもちろんであるが、そのほかに期待するものはあるのか伺う」との質疑に対し、「ワークショップの開催や地域でのイベント開催等地域貢献について提案がなされていることに期待している」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第115号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第116号議案瀬戸駐車場条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「定期券を導入する理由と、利用可能な駐車場を瀬戸口駅北とした理由について伺う」との質疑に対し、「瀬戸口駅北駐車場は、愛知環状鉄道を利用したパークアンドライド利用に対応した駐車場となっており、現在、1日当たり500円という料金設定をしていることから単発的な利用に対応しており、常時利用には利用しづらい料金設定となっており、今回、1か月当たり6,000円の料金設定をすることにより、定期的なパークアンドライド利用を促進するためである」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第116号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第117号議案駐車場に係る指定管理者の指定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「今回、同じ指定管理者であるが、指定管理料が増加している。どのような理由か伺う」との質疑に対し、「今回から耐用年数が経過している駐車場の駐車券の発行機や料金の精算機、また、カーゲート、これらの駐車場の設備を指定管理者の持込みにより管理していただくことになっており、これらの設備のリース料等が加算され、管理料が増加となっている」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第117号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第118号議案市道路線の認定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第118号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第119号議案市道路線の変更についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第119号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当都市活力委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 都市活力委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、予算決算委員長よりお願いいたします。3番西本潤議員。              〔3番西本潤登壇〕(拍手) ◆3番(西本潤) 議長より御指名をいただきましたので、去る12月7日の本会議におきまして、当予算決算委員会に付託になりました議案について、慎重に審査を行いました経過と結果について御報告いたします。 12月7日午後3時50分より、委員全員出席の下、委員会を開催し、初めに、議案審査を議題とし、当予算決算委員会に御付託になりました第121号議案令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第13号)をはじめ3件の議案等を審査するに当たり、三つの分科会を設置し、議案を割り振りいたしました。 その後、12月9日に総務生活分科会、12月10日に厚生文教分科会、12月11日に都市活力分科会を開催し、割り振られた議案について慎重に審査を行いました。それを踏まえ、12月15日午前10時より予算決算委員会全体会を開催し、委員25名出席の下、各分科会長から報告を受け、報告に対する質疑、討議、採決を行いました。 初めに、第121号議案令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第13号)を議題とし、総務生活分科会では、歳入、18款1項2目ふるさと応援基金積立金について、「ふるさと応援基金積立金32万円について、11件となっており、寄附金の使い道についても多岐にわたっている。今年度の寄附は返礼品も充実し増加していると思うが、寄附の増加の理由はどのようなものがあると考えているか」との質疑に対し、「今年度のふるさと納税による寄附額の増加の主な要因は、より多くの方の目に留まるように、周知を幅広く行ったことにあると見ている。これまでふるさとチョイスというポータルサイトを行っていたが、楽天ふるさと納税を加えた。また、今年度の取組として、東京の地下鉄のフリーペーパー、メトロガイドという冊子への掲載、読売新聞への掲載、シティプロモーション課との連携としておでかけCLIPというサイトへ掲載を行っている。これに加え、返礼品を見直し、返礼割合を引上げ3割に増加したこと。品数も増やしていることで寄附が増加した」との答弁がなされた。 第3表債務負担行為補正について、「債務負担行為について年額700万円では水野地域交流センターなど建物も古く、修繕費を考慮すると少ないと考えるが、どのように工夫されているか」との質疑に対し、「700万円は、あくまでも基礎ベースとなっている指定管理料であり、それ以外の収入等で賄って修理してもらうことになる。これに加え、も修繕代より支出できる範囲で共同で支出する」との答弁がなされた。 その後の意見交換では、「700万円を5年分で3,500万円の債務負担行為では建物が古いため、修繕や取組の大変さなどで負担が大きいと思う。基本的に修繕等は公が責任を持つことであり、予算の通りを図るべきである」との意見があった。その他の意見もなく、審査を終了したとの報告であった。 次に、厚生文教委員会では、歳出、3款1項3目老人福祉センター運営について、「老人福祉センターの浴室のろ過装置の故障時期と、現在の入浴サービスがどのようになっているのか」また、「修繕完了の時期を伺う」との質疑に対し、「ろ過装置の故障は本年7月31日に発生し、現在はシャワーのみの使用で、改修時期は令和3年4月末を予定している」との答弁がなされた。 3款2項2目母子・父子福祉費について、「児童扶養手当の内容と対象市民にどのような変化が生じるか伺う」との質疑に対し、「児童扶養手当法の改正では、児童扶養手当と障害年金の併給調整の方法を見直すもので、改正前は障害年金額と児童扶養手当を比較し、年金額が児童扶養手当額を下回る場合に差額を支給していたが、改正後は、障害年金の加算分のみと児童扶養手当を比較し、加算分が児童扶養手当額を下回る場合に差額分を支給するものです。これにより児童扶養手当を受けられる方が拡大することになりますが、現在把握している限りでは、その人数は6名です」との答弁がなされた。その後の意見交換では、特に意見もなく、審査を終了したとの報告であった。 次に、都市活力分科会では、8款2項2目道路新設改良費について、「幡中南菱野線整備の工事請負費2,300万円について、9月定例会で2,174万円の変更契約が行われた折りにも、今後、こうした粘土層の撤去などの可能性があるとの答弁があったが、今回の工事請負費のうち粘土層の撤去費はどの程度か、また今後もこうした可能性があるか伺う」との質疑に対し、「根混じり土の処分費として約1,700万円を計上している。今後の補正については、現在、6割程度進捗しているが、今後も変更の可能性は全くないわけではない」との答弁がなされた。「今回補正となったが、本事業は現在幾らになっているのか伺う」との質疑に対し、「当初、1億5,785万円で契約しており、9月において1億7,959万8,100円で変更契約をしている。今般、2,300万円補正を行うことで約2億300万円となる」との答弁がなされたとの報告であった。その後の意見交換では、特に意見もなく、審査を終了したとの報告であった。 各分科会の報告に対し、特に質疑はなく、採決の結果、第121号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第125号議案令和2年度瀬戸介護保険事業特別会計補正予算(第5号)を議題とし、厚生文教分科会長より審査の報告を受け、特に質疑、討議はなく、採決の結果、第125号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第127号議案令和2年度瀬戸後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題とし、厚生文教分科会長より審査の報告を受け、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第127号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、令和2年度瀬戸水道事業会計補正予算(第3号)を議題とし、都市活力分科会長より審査の報告を受け、特に質疑、意見もなく、採決の結果、第129号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上が、当予算決算委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果の報告であります。 これをもちまして、委員長報告といたします。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 西本潤議員に申し上げます。 最後の第129号議案という言葉が抜けたと思いますけれども、第129号議案令和2年度瀬戸水道事業会計補正予算(第3号)でよろしいでしょうか。 ◆3番(西本潤) はい。第129号議案令和2年度瀬戸水道事業会計補正予算(第3号)で結構でございます。失礼いたしました。 ○冨田宗一議長 予算決算委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これより討論に入ります。 第93号議案、第94号議案、第95号議案及び第121号議案について、討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 発言を許します。26番原田学議員。              〔26番原田学登壇〕(拍手) ◆26番(原田学) 私は、日本共産党瀬戸市議団を代表いたしまして、第93号議案瀬戸西陵地域交流センターに係る指定管理者の指定について、第94号議案瀬戸品野台地域交流センターに係る指定管理者の指定について、第95号議案瀬戸水野地域交流センターに係る指定管理者の指定について及び第121号議案令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第13号)について、反対の立場からの討論を行います。 それぞれの地域の地域力向上組織が指定管理者となることの是非が問われるものです。 現在、公の施設管理は、直営または指定管理者とされ、その場合、施設のみならず運営まで任されることになります。赤字が出た場合は、自力で設けることや維持管理費を削減するなどの経営努力が求められています。これが地域力の活動スタイルとされています。 その目的は、地域の課題を住民の地域力で解決することとされ、多くの課題を地域力の組織で解決するための学習会やイベントには多くの費用がかかり、当然、85万円の範囲、地域力のの助成金では不足との各地からの意見も出されています。 この85万円の助成金の考え方は、各事業費については地域で集めることが原則とされ、85万円はあくまで活動の一部とされています。地域によっては栽培した野菜を販売するなどの活動をしておられますが、それでも不足が出ています。 また、地域活動のためには、本来は、社会教育主事を配置して、地域の分析、住民のアンケートなどへの取組や地域での議論を通じ、地域課題を掘り起こし、具体化することが大切です。しかし、財政的には無理な課題となっています。 現在は、地元であいさつ運動や高齢者の健康づくりなど活発に行われ、交流センターの利用者は2019年度では、西陵5万6,000人、品野台1万6,000人、水野地域交流センター約2万人の多くの方が活用されています。 また、それらの利用者やクラブを支え、調整する事務職員の方の賃金については最低賃金にプラス上乗せとされていますが、公の施設で働く方であり、一定の賃金の保障こそ必要と考えます。その場合には、年間700万円のからの指定管理料ではとても足りません。 西陵地域交流センターでは、年間約1,100万円を収入とし880万円の支出をされていますが、賃金は、この場合でも最低限プラス上乗せの額です。これらの事例からも、700万円の範囲ではとても運営できないことは明らかです。 当局は、支出した助成金は活動費の一部であり、不足する分は地域活動で補填すべきとしておりますが、現在、自治会においても従来とは異なり、役員の成り手がいないことや組の活動ができないなど地域コミュニティの崩れも出ているとの話も伺います。 だからこそ財源の保障も含め、公としての責任をどう果たすかが今問われているのです。地域活動に住民が財源も運動も取組も心配することのない仕組みで地域のコミュニティをとして立て直す公的な責任こそ発揮すべきことを訴え、第93号、第94号、第95号議案の反対といたします。 併せて、年間700万円掛ける5か年の指定管理料が一般会計補正予算(第13号)の別表3に組み込まれており、121号議案にも反対をし、討論を終えるものであります。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○冨田宗一議長 これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 初めに、第93号議案、第94号議案及び第95号議案の3議案を採決いたします。 以上の3議案の採決は、表決システムにより行いたいと思います。 以上の3議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 初めに、第93号議案瀬戸西陵地域交流センターに係る指定管理者の指定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第93号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第94号議案瀬戸品野台地域交流センターに係る指定管理者の指定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第94号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第95号議案瀬戸水野地域交流センターに係る指定管理者の指定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第95号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第96号議案市有財産(土地)の売払いについて、第100号議案指定金融機関の指定について、第101号議案瀬戸福祉保健センター(瀬戸老人デイサービスセンターに限る。)に係る指定管理者の指定について、第102号議案瀬戸高齢者生きがい活動施設に係る指定管理者の指定について、第103号議案瀬戸水野在宅福祉センター(瀬戸水野地域包括支援センター(運営)を除く。)に係る指定管理者の指定について、第104号議案瀬戸家庭児童相談室に関する条例の全部改正について、第105号議案瀬戸福祉保健センター(瀬戸老人デイサービスセンター、瀬戸保健センター(運営)及び瀬戸やすらぎ地域包括支援センター(運営)を除く。)に係る指定管理者の指定について、第106号議案(仮称)瀬戸市立小中一貫校建設(建築)工事(その1)請負契約の変更についての8議案を一括して採決いたします。 以上の8議案に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 異議なしと認めます。よって、第96号議案、第100号議案、第101号議案、第102号議案、第103号議案、第104号議案、第105号議案及び第106号議案の8議案はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、第107号議案を採決いたします。 この採決は、表決システムにより行いたいと思います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 第107号議案市有財産(物品)の売払いについてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第107号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第108号議案道の駅瀬戸しなの(地域振興施設に限る。)に係る指定管理者の指定について、第109号議案道の駅瀬戸しなの(地域振興施設を除く。)に係る指定管理者の指定について、第110号議案瀬戸世紀工芸館に係る指定管理者の指定について、第111号議案瀬戸染付工芸館に係る指定管理者の指定について、第112号議案尾張東部(瀬戸)地域文化広場に係る指定管理者の指定について、第113号議案瀬戸定光寺野外活動センターに係る指定管理者の指定について、第114号議案瀬戸自然児童遊園に係る指定管理者の指定について、第115号議案瀬戸都市公園に係る指定管理者の指定について、第116号議案瀬戸駐車場条例の一部改正について、第117号議案駐車場に係る指定管理者の指定について、第118号議案市道路線の認定について及び第119号議案市道路線の変更についての12議案を一括して採決いたします。 以上の12議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 異議なしと認めます。よって、第108号議案、第109号議案、第110号議案、第111号議案、第112号議案、第113号議案、第114号議案、第115号議案、第116号議案、第117号議案、第118号議案及び第119号議案の12議案はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、第121号議案を採決いたします。 この採決は、表決システムにより行いたいと思います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 第121号議案令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第13号)に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、第121号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第125号議案令和2年度瀬戸介護保険事業特別会計補正予算(第5号)、第127号議案令和2年度瀬戸後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)及び第129号議案令和2年度瀬戸水道事業会計補正予算(第3号)の3議案を一括して採決いたします。 以上の3議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 異議なしと認めます。よって、第125号議案、第127号議案及び129号議案の3議案はいずれも原案のとおり可決されました。 日程第29、請願第2号介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願を議題といたします。 本請願につきましては、去る12月7日の本会議において、総務生活委員会及び厚生文教委員会に付託してありますので、この場合、各委員長の報告を求めます。 まず、総務生活委員長よりお願いいたします。2番高島淳議員。              〔2番高島淳登壇〕(拍手) ◆2番(高島淳) 議長より御指名をいただきましたので、去る12月7日の本会議におきまして、当総務生活委員会に御付託になりました請願について、12月9日、委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 令和2年請願第2号介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願を議題とし、当総務生活委員会に係る部分について、意見交換を行い、委員から、理事者に対して「差押えなどの滞納部分については、法令に従い適切に執行していることを確認し、委員の意見として、税の差押え、滞納問題は、として適切に対応しているということであり相談業務を行っていると認識している。また、が適切に行っており、この請願は、瀬戸向けの請願とは考えられない」また、別の委員からは、「として適切に執行しているし、徴収についても納税者と相談しながら徴収していて、収納率も向上しているということであるから、納税者の意向が反映されていると考える」さらに別の委員からは、「ほかに困っていることを含めて、減免、滞納対策を行っていくべき」との意見が出た。 その後、採決を行い、採決の結果、令和2年請願第2号は賛成少数で不採択と決しました。 以上で、当総務生活委員会に御付託になりました請願のうち当総務生活委員会に係る部分の審査の経過と結果の報告といたします。御清聴ありがとうございました。
    冨田宗一議長 総務生活委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、厚生文教委員長よりお願いいたします。1番朝井賢次議員。              〔1番朝井賢次登壇〕(拍手) ◆1番(朝井賢次) それでは、議長より御指名をいただきましたので、去る12月7日の本会議におきまして、当厚生文教委員会に御付託になりました請願について、12月10日、委員9名全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告いたします。 請願について、令和2年請願第2号介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願を議題とし、まず、提出者より説明を受け、その後、質疑を行い、質疑の中で、「瀬戸では、介護給付費準備基金が、今年度末、10億円を超えると予想されているが、他の市町村で、介護給付費準備基金の本来の役割を果たすべく活用している自治体はどのような使い方をしているか伺います」との質疑に対し、提案者より、「3年ごとの介護保険事業計画の1年目は、保険料をならす関係で余剰金の発生が予想されるが、それを管理するために設定できるのが介護給付費準備基金である。最終年度に残高がある場合は、次の事業年度の保険料設定の際に基金残高を取り崩して保険料に充てるのが基本的な考え方であり、ほとんどの自治体が次期保険料に充てる。想像以上に増えており、保険料算出方法を見直すことを考えている自治体が多いのが特徴である」との答弁があり、その後、質疑を打ち切り、各委員より意見を聞き、意見として、「決して持続不可能ではなく、コロナ禍の危機も重なって、他の自治体では拡充も広がっているところもあり、感染したら重症化しやすい高齢者の方々の介護保険、医療、また、子育て支援に力を入れる瀬戸あれば重要な内容であると考え採択とする」また、別の意見として、「本市では、国や県の法令に準じた施策に対応し助成を実施しており、今後の各種福祉事業の中期計画に取り入れるなどの取組を行っており、今後においても財源を視野に取り組む必要があり、この請願については不採択と考える」との意見があり、その後、意見も出尽くしたので採決を行い、令和2年請願第2号は挙手少数で不採択とすることに決しました。 以上をもちまして、当厚生文教委員会に御付託になりました請願の経過の結果と報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 厚生文教委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 発言を許します。6番新井亜由美議員。             〔6番新井亜由美登壇〕(拍手) ◆6番(新井亜由美) 日本共産党瀬戸市議団を代表し、請願第2号介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願に、賛成の立場から討論を行います。 請願趣旨にもあるように、政府が2013年から7年間で4.3兆円の社会保障予算を削減してきた上での新型コロナ危機は、国民生活の不安、市内事業者の経営危機、医療介護の危機を招き、社会保障、公衆衛生の脆弱さを明らかにしました。 低所得の高齢者、貧困層、社会的弱者と言われる人々は、新型コロナの影響でより一層困難な暮らしが強いられています。新型コロナを乗り越えた先には、社会保障を拡充し格差と貧困が克服できる社会こそ必要と考えます。 幾つかある要望の中でも介護保険準備基金を活用した介護保険料の引下げを求める要望については、来年度からの8期介護保険事業計画策定に当たり非常に重要性が高いと考えます。 低所得の高齢者が増えていることも社会問題となっている中、介護給付費準備基金の思い切った取崩しで保険料の引下げが求められています。介護給付費準備基金は65歳以上の市民から徴収した保険料です。請願者の説明にもあったようになるべく早く被保険者にお返しする、つまり、次期介護保険料の引下げにより市民へ還元することが最も適切で喜ばれる方法であるという考え方には大いに賛同します。 また、介護の必要な高齢者やその家族に大変喜ばれていた障害者控除認定書の発行方法の変更については、請願者も周辺自治体への影響も心配されています。対象者へ一斉送付をするという先進的な方法を取っていた瀬戸が申請者のみへの発行に切り替えることで、申請漏れなど不利益が生じないかということについては、請願者と同じように考えます。 そして、子ども医療費助成制度の拡充に関する要望についても、県内では拡充されてきており重要と考えます。他の自治体でも財政的に厳しい中、子供への支援が拡充されている背景は、子育て支援の優先順位が高い自治体において、少子化の中で少しでも子供を産み、育てやすい自治体にしたいとの自治体の思いが施策に反映されているということを伺いました。瀬戸で安心して子育てができる環境に医療制度の拡充は欠かせないと考えます。 そのほかにも、国民健康保険など、多くの要望が出されており、どれもコロナ禍の今、市民にとっては大変重要な要望ばかりです。 本請願の社会保障を拡充し新型コロナを乗り越えた先には、格差と貧困が克服できる社会を実現するという趣旨、全ての要望に賛同することを述べ、私からの賛成討論とします。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○冨田宗一議長 これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 この採決は、表決システムにより行いたいと思います。 本請願に対する各委員長の報告はいずれも不採択であります。 請願第2号介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願を採択することに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成少数であります。よって、請願第2号は不採択とすることに決しました。 次に、日程第30、第131号議案令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第14号)及び日程第31、第132号議案令和2年度瀬戸介護保険事業特別会計補正予算(第6号)を一括して議題といたします。 理事者の説明を求めます。行政管理部長。 ◎行政管理部長(尾島邦彦) ただいま御上程になりました第131号議案令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第14号)につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症の対策といたしまして、感染拡大防止対策の徹底と、新しい生活様式の実践につながる取組の拡充に係る費用の追加、ICTの活用による市民の利便性向上と行政事務の効率化の推進に係る費用の追加、国の施策によりますひとり親世帯臨時特別給付金の再支給に係る費用の追加、介護保険事業特別会計における新型コロナウイルス感染拡大防止対策に係る繰出金の追加といった歳出予算の補正と、それに伴う歳入予算の補正及び繰越明許費の追加を行うものでございます。 予算書の1ページを御覧ください。 第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ5億4,461万円を追加し、歳入歳出の総額を、それぞれ560億2,875万4,000円とするものでございます。 第2条は繰越明許費の補正でございます。 表に基づいて御説明させていただきますので、予算書の4ページを御覧ください。 第2表繰越明許費補正の追加は、2款総務費、1項総務管理費デジタルリサーチパークセンター管理運営事業をはじめ11件の事業につきまして、表のとおり設定するものでございます。 それでは、歳出から御説明させていただきますので、予算書の10ページを御覧ください。 3歳出、2款1項6目デジタルリサーチパークセンター費の2,006万9,000円の追加は、デジタルリサーチパークセンターにおける感染防止のために実施をいたします空気清浄機能を強化した空調機器の整備に係る工事費でございます。 8目庁舎維持費の206万円の追加は、庁舎における感染防止のため、市民課窓口の増設に必要な備品や感染防止対策に係る物品の購入に係る費用を追加するものでございます。 9目契約管理費の3,693万5,000円の追加は、電子入札の対象を拡大し、人の接触機会を軽減することによる感染リスクの低減と契約事務の効率化を図るために実施をいたします契約管理システムの導入に係る委託料でございます。 13目人事管理費の1,820万5,000円の追加は、人事考課のオンライン処理化等による事務の効率化と、職場内の接触の機会を減らすことによる感染リスクの低減を図るために実施をいたします人事考課システムの導入に係る委託料でございます。 3項1目戸籍住民基本台帳費の3,298万2,000円の追加は、感染リスクの低減と利便性向上を図るため、個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードを活用し、コンビニエンスストアにおいて新たに戸籍証明書、戸籍附表及び所得証明書を取得できるように実施をいたしますシステムの追加導入やネットワークの設定に係る委託料の追加のほか、マイナンバーカードの交付待ち時間における密状態を回避し感染リスクの低減を図るため実施をいたします予約システムの導入や、市民窓口の増設に伴う窓口案内システムの整備に係る費用でございます。 12ページを御覧ください。 3款1項3目高齢者福祉費の671万2,000円の追加は、介護保険事業特別会計において実施をいたします感染拡大防止対策に係る繰出金の追加でございます。 2項1目児童福祉総務費の20万2,000円の追加と、3目児童健全育成費の461万6,000円の追加は、感染防止のため養育支援訪問事業や放課後学級及び児童クラブにおいて実施をいたします物品購入や網戸の設置工事に係る費用の追加でございます。 10目公立保育所費の2,585万3,000円の追加は、公立保育園において感染防止のため分散保育で使用する遊具や、電解水発生機及び自動手指洗浄消毒器の購入費用を追加するほか、園児の登園管理や業務連絡等のICT化により保育士の事務負担軽減を図り、感染予防を踏まえた保育業務に注力するために実施をいたします保育業務支援システムの導入に係る使用料及び賃借料でございます。 11目児童発達支援センター費の44万3,000円の追加は、のぞみ学園において感染防止のために実施をいたします網戸の設置工事や定期的な消毒作業等に係る費用の追加でございます。 14ページを御覧ください。 13目ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費の4,489万円の追加は、国の予備費による国庫補助金を受け、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている低所得の独り親世帯に対し、1世帯当たり5万円と、第2子以降の児童1人につき3万円のひとり親世帯臨時特別給付金を再支給するものでございます。 4款1項3目予防費の3,680万6,000円の追加は、新型コロナウイルスワクチンの接種に向けて必要な体制を整備するため、システム改修や超低温フリーザーの購入、クーポン券発行等に係る費用の追加をするものでございます。 7款1項10目まるっとミュージアム推進費の197万4,000円の追加は、ボランティアガイドによる街路活動を実施する際の感染リスク低減を図るため、フェースシールドやワイヤレスガイドシステムに係る購入費用を追加するものでございます。 16ページを御覧ください。 9款1項1目常備消防費の614万8,000円の追加と、3目消防施設費の2,251万8,000円の追加は、消防、救急活動における感染防止のため、防火フードや空気呼吸器面体、滅菌装置及び防火衣ランドリーシステムの購入費用を追加するものでございます。 10款2項小学校費、1目学校管理費の54万9,000円の追加は、瀬戸市立の小学校における感染防止のため衛生用品の購入に係る費用を追加するものでございます。 3目学校建設費の1億3,505万8,000円の追加は、瀬戸市立の小学校において特別教室を分散事業等に活用し感染リスク低減を図るために実施をいたします音楽室及び理科室の空調機器整備に係る費用でございます。 3項中学校費、1目学校管理費の35万4,000円の追加は、瀬戸市立の中学校における感染防止のため、衛生用品の購入に係る費用を追加するものでございます。 3目学校建設費の1億1,866万2,000円の追加は、瀬戸市立の中学校において特別教室を分散事業等に活用し、感染リスク低減を図るために実施をいたします音楽室及び理科室の空調機器整備に係る費用でございます。 18ページを御覧ください。 4項特別支援学校費、1目学校管理費の9万7,000円の追加は、瀬戸市立の特別支援学校における感染防止のため、衛生用品の購入に係る費用を追加するものでございます。 5項2目地区公民館費の594万円の追加は、公民館等における感染防止のために実施をいたします網戸の設置に係る工事費でございます。 3目図書館費の1,392万6,000円の追加は、図書館における感染リスク低減を図るために実施をいたします利用者自身で図書の貸出し、返却ができるサービスの導入に係る備品の購入費用を追加するほか、感染リスクの低減を図るとともに、来館が困難な方でも図書館サービスを利用できる環境を整備するため、電子書籍の貸出しを実施いたします非来館型図書館サービスの導入に係る費用を追加するものでございます。 6項3目体育施設費の961万1,000円の追加は、体育施設における感染防止のため実施をいたします手洗い場の自動水洗への切替工事や、換気設備の整備として実施をいたします体育館の高窓開閉装置の改修及び武道館の網戸設置に係る工事費でございます。 次に、歳入を御説明させていただきますので、8ページへお戻りください。 2歳入、15款2項2目民生費国庫補助金の4,489万円の追加は、ひとり親世帯臨時特別給付金に係るものでございます。 19款1項7目財政調整基金繰入金は、同基金を4億9,972万円取り崩すものでございます。 以上で第131号議案の説明とさせていただきます。 続きまして、第132号議案令和2年度瀬戸介護保険事業特別会計補正予算(第6号)について御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を図るために実施をいたします介護認定審査会のICT化に係る介護認定審査会費の追加と、それに伴う歳入の補正を行うものでございます。 1ページを御覧ください。 第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ671万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ102億8,830万4,000円とするものでございます。 8ページを御覧ください。 2歳入、6款1項4目その他一般会計繰入金を671万2,000円追加するものでございます。 10ページを御覧ください。 3歳出、1款3項1目介護認定審査会費を671万2,000円追加するものでございます。 以上で第132号議案の説明とさせていただきます。 以上、補正予算に係る議案の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○冨田宗一議長 理事者の説明は終わりました。 これら2議案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております各議案は、議案付託表のとおり、予算決算委員会に付託いたします。 この場合、委員会審査のため、暫時休憩いたします。                         午前11時32分 休憩                         午後3時13分 再開 ○冨田宗一議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 休憩中に予算決算委員会が開催され、委員長より審査終了の申出がありましたので、この場合、委員長の報告を求めます。 予算決算委員長よりお願いいたします。3番西本潤議員。              〔3番西本潤登壇〕(拍手) ◆3番(西本潤) 議長より御指名をいただきましたので、本日の本会議において当予算決算委員会に御付託になりました議案について、慎重に審査を行いました経過と結果について御報告いたします。 本日、委員全員出席の下、委員会全体会を開催し、初めに、第131号議案令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第14号)を議題とし、「今回の補正予算の中に、市民や事業者への直接支給、あるいは検査体制、医療体制の強化などに対する視点がないように思うがどうか」との質疑に対し、「直接支給については国や県の施策を注視しながら対応している。今回は、まず、コロナ感染症を抑制することが重要であり、必ず必要となってくるポストコロナ社会の対応をいち早く行っていくものである」との答弁がなされた。 特に討議もなく、採決の結果、第131号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第132号議案令和2年度瀬戸介護保険事業特別会計補正予算(第14号)を議題とし、1款3項1目介護認定審査会費について、「介護認定の会議をリモートで行うようにするということだが、その理由は」との質疑に対し、「介護認定には、医師や看護師、薬剤師などの医療関係者、また、福祉や介護の関係者などが多く関わっており、コロナ感染の防止策として有効であり、また、電子化により事務の改善にもつながると考えている」との答弁がなされた。 特に、討議はなく、採決の結果、第132号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上が、当予算決算委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果であります。 これをもちまして、委員長報告とさせていただきます。 ○冨田宗一議長 西本潤議員に申し上げます。 第132号議案令和2年度瀬戸介護保険事業特別会計補正予算(第6号)でよろしいですね。 ◆3番(西本潤) 失礼いたしました。第6号を議題としました。 ○冨田宗一議長 予算決算委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これより討論に入ります。 第131号議案について、討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 発言を許します。16番浅井寿美議員。              〔16番浅井寿美登壇〕(拍手) ◆16番(浅井寿美) それでは、私は、日本共産党瀬戸市議団を代表して、第131号議案令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第14号)について、反対の立場から討論をいたします。 今回は、合計27事業、総額5億円を超える追加補正となっています。 この中には全額国庫負担となる事業が幾つか含まれており、それらを除けばほぼ全て地方創生臨時交付金の瀬戸割り振り分に充当できるものと思われます。 現在、新型コロナウイルスの感染状況はどの数値も過去最高となり、特に医療現場の逼迫は日を追うごとに深刻さを増しています。場合によっては再び市民生活や市内事業者に大きな困難を強いることになりかねない状況です。 は、今回の追加議案の提案に際し、新型コロナウイルス感染症対策施策の考え方についてという文書を出され、その中で、補正に関する二つの趣旨を示されました。 一つは、感染拡大防止対策の徹底と新しい生活様式の実践につながる取組の拡充、もう一つは、ICTの活用による市民の利便性向上と行政事務の効率化の推進となっています。 市民の利便性向上や行政事務の効率化推進を決して否定するわけではありませんが、この文書の中にコロナ禍の下で苦しむ市民や事業者、学生への直接支援の視点が示されていないことに強い違和感を感じ、また、同時に残念でなりません。 提案された事業の中には、消防救急分野における備品や学校の特別教室へのエアコンの設置、放課後学級や児童クラブへの衛生用品調達など、現在の感染状況に照らし必要不可欠な施策がある一方、契約管理システムや人事考課システムの新たな導入、また、観光で使うワイヤレスガイドシステムや電子書籍の貸出しシステムの導入など、事務の効率化や快適な市民サービスに寄与する事業があっても、困難に直面する中小事業者や低所得者層へ直接届く支援は、国の施策である独り親世帯への特別給付金以外は皆無となっています。 地方創生臨時交付金の枠ありきの事業を多く予算化したと考えざるを得ません。 重症化リスクの高い高齢者を守るための利用者や職員への社会的検査、帰省してくる学生への検査費用の助成、介護、障害者施設などへの直接支援、中小業者への継続支援の対象の拡大、水道基本料金の無料化など、市民や事業者の命と暮らしを守る対策を今こそ最優先すべきと考えます。 なお、個人番号カードを使ってコンビニで取得できる書類を増やすことについては、個人情報保護の観点から実施すべきではないと考えます。 以上の理由により、本議案に反対をするものです。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○冨田宗一議長 これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 第131号議案及び第132号議案の採決は、表決システムにより行いたいと思います。 以上の2議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 初めに、第131号議案令和2年度瀬戸一般会計補正予算(第14号)に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第131号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第132号議案令和2年度瀬戸介護保険事業特別会計補正予算(第6号)に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成全員であります。よって、第132号議案は原案のとおり可決されました。 日程第32、瀬戸選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法については、指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名することといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 瀬戸選挙管理委員には、瀬戸品野町2丁目131番地、戸田千里さん、瀬戸東洞町108番地の28、上川和子さん、瀬戸東郷町13番地、井上順子さん、瀬戸みずの坂2丁目41番地、佐野嘉崇さん、同補充員には、瀬戸赤津町10番地、寺田康孝さん、瀬戸中品野町107番地、齋藤俊郎さん、瀬戸安戸町73番地、中島道代さん、瀬戸東明町97番地、鈴木哲雄さん、以上の諸君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました諸君を瀬戸選挙管理委員及び補充員の当選人と定めることとし、補充員の順序については指名順と定めることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君が瀬戸選挙管理委員及び補充員に当選されました。 なお、補充員の順序については、指名順と定めることに決しました。 日程第33、議員提出第3号議案防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書を議題といたします。 この場合、提案理由の説明をお願いいたします。9番宮薗伸仁議員。              〔9番宮薗伸仁登壇〕(拍手) ◆9番(宮薗伸仁) それでは、自民新政クラブを代表して私から、令和2年議員提出第3号議案防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書の提出について提案説明をさせていただきます。 最後のページ下段に理由がございます。この案を提出いたしますのは、防災・減災、国土強靭化の推進のため必要があるからであります。 それでは、内容につきましては、文案を朗読することで、説明に代えさせていただきます。 令和2年議員提出第3号議案防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書。 現在、世界は異常な気候変動の影響を受け、各地で甚大な自然災害が発生している。我が国においても、台風の大型化や想定外の集中豪雨により、河川堤防の決壊や越水による水害が激甚化、頻発化している。また、中部圏では、今後30年以内に高確率で発生すると言われる南海トラフ地震に備え、防災・減災、国土強靭化に関しては重要性が増しており、喫緊の課題となっている。 こうした状況を受け、国においては重要インフラの点検や、過去の災害から得た知見を踏まえ、「国土強靱化基本計画」を見直すとともに、重点事業を推進するための「防災・減災・国土強靱化のための3か年緊急対策」を策定し事業を進めている。その期間は令和2年度末とされているが、さらに追い打ちをかけるように新型コロナウイルス感染症拡大により、人々の健康や暮らしや経済活動など、あらゆる分野において多大な影響が予想されるなど、国民生活において最も重要な安全安心の確保がままならない状況となっている。 本としても、災害から市民の生命、財産を守るため「瀬戸地域強靭化計画」を令和2年8月に策定し、強靭化対策を推進しているところである。今後は国と地方公共団体、市民が団結し計画的に強靭化対策を加速化していくことを念頭に、下記事項について特段の措置を講じられるよう強く要望するものである。 記。 1、令和2年度末期限の「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」のさらなる延長と拡充を行うこと。 2、災害復旧、災害関連予算の確保や補助対象の拡大を図るとともに、国土強靭化のための財源を安定的に確保すること。 3、既存インフラの有効活用の観点から、進行する都市インフラの老朽化への対策と防災への整備を効率的、効果的に行うための予算を確保すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年12月18日。 愛知県瀬戸市議会。 なお、意見書の提出先につきましては、衆議院議長大島理森殿、参議院議長山東昭子殿、内閣総理大臣菅義偉殿、財務大臣麻生太郎殿、総務大臣武田良太殿、国土交通大臣赤羽一嘉殿、国土強靱化担当大臣小此木八郎殿、内閣府特命担当大臣小此木八郎殿となっております。 以上、防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書の説明とさせていただきます。ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 提案理由の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 議員提出第3号議案防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、議員提出第3号議案は原案のとおり可決されました。 日程第34、議員提出第4号議案不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書を議題といたします。 この場合、提案理由の説明をお願いいたします。25番長江秀幸議員。              〔25番長江秀幸登壇〕(拍手) ◆25番(長江秀幸) それでは、ただいま御上程されました、令和2年議員提出第4号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書につきまして、私のほうから趣旨説明をさせていただきます。 提案理由でございますが、不妊治療への保険適用の拡大を図るため、必要があるからであります。 それでは、文案について、朗読をさせていただきます。 日本産科婦人科学会のまとめによると、2018年に不妊治療の一つである体外受精で生まれた子どもは5万6,979人となり、前年に続いて過去最高を更新したことが分かった。これは実に16人に1人が体外受精で生まれたことになる。また晩婚化などで妊娠を考える年齢が上がり、不妊に悩む人々が増えていることから、治療件数も45万4,893件と過去最高となった。 国においては2004年度から、年1回10万円を制限に助成を行う「特定不妊治療助成事業」が創設され、その後も助成額や所得制限などを段階的に拡充してきている。また、不妊治療への保険適用もなされてきたが、その範囲は不妊の原因調査など一部に限られている。保険適用外の体外受精や顕微授精は、1回当たり数十万円の費用がかかり何度も繰り返すことが多いため、不妊治療を行う人々にとっては過重な経済負担になっている場合が多い。 厚生労働省は、不妊治療の実施件数や費用などの実態調査を10月から始めているが、保険適用の拡大および所得制限の緩和も含めた助成制度の拡充は、早急に解決しなければならない喫緊の課題である。 そこで、政府におかれては、不妊治療を行う人々が、今後も安心して治療に取り組むことが出来るよう、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。 記。 1、不妊治療は一人一人に最適な形で実施することが重要であるため、不妊治療の保険適用の拡大に当たっては、治療を受ける人の選択肢を狭めることがないよう十分に配慮すること。具体的には、現在、助成対象となっていない人工授精をはじめ、特定不妊治療である「体外受精」や「顕微授精」さらには「男性に対する治療」についてもその対象として検討すること。 2、不妊治療の保険適用の拡大が実施されるまでの間については、その整合性も考慮しながら、所得制限の緩和や回数制限の撤廃など既存の助成制度の拡充を行うことにより、幅広い世帯を対象とした経済的負担の軽減を図ること。 3、不妊治療と仕事の両立できる環境をさらに整備するとともに、相談やカウンセリングなど不妊治療に関する相談体制の拡充を図ること。 4、不妊治療に対する法整備の推進を図ること。 5、不育症への保険適用や、事実婚への不妊治療の保険適用、助成についても検討すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年12月18日。 愛知県瀬戸市議会。 意見書の提出先でございますが、内閣総理大臣菅義偉殿、厚生労働大臣田村憲久殿、以上でございます。 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○冨田宗一議長 提案理由の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 議員提出第4号議案不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、議員提出第4号議案は原案のとおり可決されました。 ただいま議決されました意見書は、後刻、関係方面に提出してまいります。 以上で、今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 閉会に当たり、市長より発言を求められておりますので、発言を許します。市長。                〔市長伊藤保徳登壇〕 ◎市長(伊藤保徳) 議長のお許しをいただきましたので、閉会に当たり、一言お礼を兼ねまして御挨拶申し上げます。 本定例会に提出をいたしました条例の一部改正及び全部改正、指定管理者の指定、市有財産の売払い、指定金融機関の指定、工事請負契約の変更、市道路線の認定及び変更並びに令和2年度補正予算の議案につきまして、慎重に審議をいただき、全て原案どおり議決を賜りました。 さらに、本日上程いたしました令和2年度補正予算に係る追加議案も議決を賜り、心より厚く御礼を申し上げます。 議決を賜りましたそれぞれの議案につきましては、本会議及び各委員会におきましていただきました御意見、要望等を十分に尊重し、適正な執行に勤めてまいります。 今後とも御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ○冨田宗一議長 これにて令和2年瀬戸市議会12月定例会を閉会いたします。御苦労さまでございました。                         午後3時41分 閉会       地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する       瀬戸市議会議長       瀬戸市議会議員       瀬戸市議会議員...