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09月25日-05号

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  1. 瀬戸市議会 2020-09-25
    09月25日-05号


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    令和 2年 9月定例会           令和2年瀬戸市議会9月定例会会議録第5号                             令和2年9月25日(金曜日)     議事日程 第19号 令和2年9月25日(金曜日)午前10時開議日程第1 2年市長提出第68号議案 地方税法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について日程第2 第69号議案 瀬戸市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について日程第3 第70号議案 瀬戸市職員の給与に関する条例の一部改正について日程第4 第71号議案 瀬戸市市税条例の一部改正について日程第5 第72号議案 瀬戸市老人憩いの家の設置及び管理に関する条例の廃止について日程第6 第73号議案 瀬戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第7 第74号議案 瀬戸市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第8 第75号議案 東山小学校大規模改修(建築)工事請負契約の変更について日程第9 第76号議案 瀬戸市ホテル等の建築の規制に関する条例の一部改正について日程第10 第77号議案 幡中南菱野線外路線道路改良工事請負契約の変更について日程第11 第78号議案 瀬戸市道路占用料条例の一部改正について日程第12 第79号議案 市道路線の認定について日程第13 第80号議案 市道路線の変更について日程第14 第81号議案 瀬戸都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部改正について日程第15 第83号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第9号)日程第16 第84号議案 令和2年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)日程第17 第85号議案 令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)日程第18 第86号議案 令和2年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第19 第87号議案 令和2年度瀬戸市水道事業会計補正予算(第1号)日程第20 認定第1号 令和元年度瀬戸市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第21 認定第2号 令和元年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第22 認定第3号 令和元年度瀬戸市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第23 認定第4号 令和元年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第24 認定第5号 令和元年度瀬戸市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第25 認定第6号 令和元年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第26 認定第7号 令和元年度瀬戸市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について日程第27 請願第1号 新型コロナウイルス感染症から障害者を守るための請願日程第28 報告第14号 専決処分の報告について日程第29 報告第15号 専決処分の報告について日程第30 第88号議案 瀬戸市遺児修学手当支給条例の一部改正について日程第31 第89号議案 倒木による物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について日程第32 第90号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第10号)日程第33 第91号議案 令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)日程第34 第92号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第11号)日程第35 同意第14号 瀬戸市教育委員会委員の任命について日程第36 同意第15号 瀬戸市教育委員会委員の任命について日程第37 2年議員提出第2号議案 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について     本日の会議に付した事件日程第1 2年市長提出第68号議案 地方税法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について日程第2 第69号議案 瀬戸市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について日程第3 第70号議案 瀬戸市職員の給与に関する条例の一部改正について日程第4 第71号議案 瀬戸市市税条例の一部改正について日程第5 第72号議案 瀬戸市老人憩いの家の設置及び管理に関する条例の廃止について日程第6 第73号議案 瀬戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第7 第74号議案 瀬戸市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第8 第75号議案 東山小学校大規模改修(建築)工事請負契約の変更について日程第9 第76号議案 瀬戸市ホテル等の建築の規制に関する条例の一部改正について日程第10 第77号議案 幡中南菱野線外路線道路改良工事請負契約の変更について日程第11 第78号議案 瀬戸市道路占用料条例の一部改正について日程第12 第79号議案 市道路線の認定について日程第13 第80号議案 市道路線の変更について日程第14 第81号議案 瀬戸都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部改正について日程第15 第83号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第9号)日程第16 第84号議案 令和2年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)日程第17 第85号議案 令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)日程第18 第86号議案 令和2年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第19 第87号議案 令和2年度瀬戸市水道事業会計補正予算(第1号)日程第20 認定第1号 令和元年度瀬戸市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第21 認定第2号 令和元年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第22 認定第3号 令和元年度瀬戸市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第23 認定第4号 令和元年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第24 認定第5号 令和元年度瀬戸市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第25 認定第6号 令和元年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第26 認定第7号 令和元年度瀬戸市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について日程第27 請願第1号 新型コロナウイルス感染症から障害者を守るための請願日程第28 報告第14号 専決処分の報告について日程第29 報告第15号 専決処分の報告について日程第30 第88号議案 瀬戸市遺児修学手当支給条例の一部改正について日程第31 第89号議案 倒木による物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について日程第32 第90号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第10号)日程第33 第91号議案 令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)日程第34 第92号議案 令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第11号)日程第35 同意第14号 瀬戸市教育委員会委員の任命について日程第36 同意第15号 瀬戸市教育委員会委員の任命について日程第37 2年議員提出第2号議案 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について出席議員(26名)  1番 朝 井 賢 次           2番 高 島   淳  3番 西 本   潤           4番 松 原 大 介  5番 三 宅   聡           6番 新 井 亜由美  7番 小 澤   勝           8番 水 野 良 一  9番 宮 薗 伸 仁          10番 冨 田 宗 一 11番 馬 嶋 みゆき          12番 石 神 栄 治 13番 中 川 昌 也          14番 高 桑 茂 樹 15番 池 田 信 子          16番 浅 井 寿 美 17番 柴 田 利 勝          18番 戸 田 由 久 19番 山 田 治 義          20番 三 木 雪 実 21番 長 江 公 夫          22番 臼 井   淳 23番 藤 井 篤 保          24番 伊 藤 賢 二 25番 長 江 秀 幸          26番 原 田   学欠席議員    な   し説明のため出席した者の職氏名    市長      伊 藤 保 徳    教育長     横 山   彰    経営戦略部長  水 野 典 雄    行政管理部長  尾 島 邦 彦    地域振興部長  涌 井 康 宣    市民生活部長  藤 井 邦 彦    健康福祉部長福祉事務所長            中 桐 章 裕    都市整備部長  大 森 雅 之    消防長     松 井   繁    教育部長    林   敏 彦    政策推進課長  篠 田 康 生    財政課長    伊 藤 哲 成    代表監査委員  加 藤 多喜雄    行政委員会事務局長            加 藤 都志雄    会計管理者兼会計課長            戸 田 仁 司    産業政策課長  駒 田 一 幸    高齢者福祉課長 井 村 厚 仁    こども未来課長 磯 村 玲 子    健康課長    田 中 伸 司    教育政策課長  松 崎 太 郎    学校教育課長  此 下 明 雄事務局出席職員氏名    局長      鈴 木 達 也    議事課長    長 江   敬    議事課課長補佐兼庶務係長            印 藤 祐 子    議事調査係長  内 藤 寛 之                         午前10時00分 開議 ○冨田宗一議長 ただいまの出席議員は26名であります。 これより本日の会議を開きます。 なお、傍聴の皆様方におかれましては、会議中は静粛にしていただきますようお願いいたします。 本日の議事日程は、議事日程第19号のとおりであります。 なお、議長は、市長をはじめ関係理事者の出席を求めておきましたので、御了承願います。 会議録署名議員は、先日同様、11番馬嶋みゆき議員及び16番浅井寿美議員を指名いたします。 次に、出資法人等に係る経営状況を説明する書類のうち、令和元年度公益財団法人瀬戸市開発公社の経営状況を説明する書類について、市長より訂正の申出がありましたので、御報告いたします。 訂正内容につきましては、既に全議員にデータにて配信しておりますので、御確認ください。 これより日程に入ります。 日程第1、第68号議案地方税法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてから日程第26、認定第7号令和元年度瀬戸市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてまでを一括して議題といたします。 これらの各議案については、去る9月8日の本会議において、各常任委員会に付託してありますので、この場合、各常任委員長の報告を求めます。 まず、総務生活委員長よりお願いいたします。2番高島淳議員。              〔2番高島淳登壇〕(拍手) ◆2番(高島淳) おはようございます。 それでは、議長より御指名をいただきましたので、9月8日の本会議におきまして、当総務生活委員会に御付託になりました議案について、9月10日午前10時より、委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 第68号議案地方税法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑、討議もなく、採決の結果、第68号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第69号議案瀬戸市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「今回、警備員と国保推進員がフルタイム会計年度任用職員になったが、それらの待遇はどう変わるか」との質疑に対し、「従来の嘱託職員の多くがもともと雇用契約により期末手当や退職手当の支給対象になっていて、フルタイム会計年度任用職員となったことにより体系が大きく変わることはないが、今回、地域手当の対象としたことにより、若干改善している」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、討議の中で、「市がいろいろ公表すべき事項のうち、待遇や身分が違う正規職員でない職員を正規としてカウントするのは問題である」との意見がなされたが、それ以上の討議もなく、討議を打ち切り、採決の結果、第69号議案は賛成多数で可とすることに決しました。 次に、第70号議案瀬戸市職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「新しく新型コロナウイルス感染症に従事した人に手当を出すが、具体的に新たに感染症への対応というのはどういう場合なのか」との質疑の中で、「新型コロナウイルス感染症または感染症の疑いのある者に対して行う問診や検診作業に従事した場合、感染者などが使用した物品等の消毒作業、身体等に直接接触して行う作業、長時間にわたり至近距離で行う作業など、職員が著しく不健康で特殊な場合について、支給の対象としている」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、討議を打ち切り、採決の結果、第70号議案は全会一致で可とすることに決しました。 次に、第71号議案瀬戸市市税条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「基本的に文化、芸術、あるいはスポーツ活動への支援の後押しということでの寄附行為ですが、事務の流れ、手続はどのような経緯を踏まえることとなるのか」との質疑に対し、「チケット購入者対象イベント主催者に払戻しを受けないことを連絡し、その後、主催者から入手した指定行事証明書払戻請求権放棄証明書を税務申告の際に提示してもらうことになる」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、討議を打ち切り、採決の結果、第71号議案は全会一致で可とすることに決しました。 以上をもちまして、当総務生活委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 総務生活委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、厚生文教委員長よりお願いいたします。1番朝井賢次議員。              〔1番朝井賢次登壇〕(拍手) ◆1番(朝井賢次) それでは、議長より御指名をいただきましたので、9月8日の本会議におきまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案について、9月11日午前10時より、委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 第72号議案瀬戸市老人憩いの家の設置及び管理に関する条例の廃止についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「今後の代替施設の一つとして、予定をされているやすらぎ会館までの移動手段を伺う」との質疑に対し、「憩いの家の廃止の代替施設のやすらぎ会館には、当館の巡回バスを利用していただくよう考えている」との答弁がなされた。また、「現行の運営は、瀬戸市開発公社が指定管理として行っているが、今後の運営はどう考えているか伺う」との質疑に対し、「やすらぎ会館の老人福祉センターは、社会福祉協議会に指定管理を行っていただいている。施設の一体的な活用と老人福祉の観点から、同協議会に運営を行っていただくのが適当かと考えている」との答弁がなされた。また、「本市の行政範囲の広域さから、老人福祉の観点から小学校跡地等を第2やすらぎ会館東部地域として利用する方法もあると思うが、考えを伺う」との質疑に対し、「御意見としてお聞きをして、公共施設管理部署と検討していきます」との答弁がなされた。また、「廃止の場合の代替施設として、公民館等を検討されているが、同等のサービスが確保できるのか伺う」との質疑に対し、「公民館等は、高齢者の方の集いの場として活用していただき、今までのサービスはやすらぎ会館を利用していただきたいと考えている」との答弁がなされた。 その後、質疑を打ち切り、別に討議もなく、採決の結果、第72号議案は賛成多数で可とすることに決しました。 次に、第73号議案瀬戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「保育士として同等の知識と経験を有すると市長が認める者とは、どのような基準か伺う」との質疑に対し、「愛知県などが実施する子育て支援員研修を受講した者を市長が認めるものとするとなります」との答弁がなされた。また、「公立保育園にもこの要件で認めた保育士を配置していくのか伺う」との質疑に対し、「異年齢交流では活用するが、クラス担任では引き続き、現行の保育士を配置していく」との答弁がなされた。 その後、質疑を打ち切り、別に討議もなく、採決の結果、第73号議案は賛成多数で可とすることに決しました。 次に、第74号議案瀬戸市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑もなく、別に討議もなく、採決の結果、第74号議案は全会一致で可とすることに決しました。 次に、第75号議案東山小学校大規模改修(建築)工事請負契約の変更についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「増額に至る金額の誤差が生じた入札時点からの流れを伺う」との質疑に対し、「増額につながる箇所は、足場を組めない箇所の打診調査による設計が行われ、入札されたが、入札後に想定より劣化状態が進んでいることが分かり増額となった」との答弁がなされた。また、「担当課として、該当箇所の状態を適正かどうかをどのように確認されたのか伺う」との質疑に対し、「本市の工事監督員が足場に上り、増額につながる変更箇所の現場を確認して同意をした」との答弁がなされ、その後、質疑を打ち切り、別に討議もなく、採決の結果、第75号議案は全会一致で可とすることに決しました。 以上をもちまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 厚生文教委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、都市活力委員長よりお願いいたします。14番高桑茂樹議員。              〔14番高桑茂樹登壇〕(拍手) ◆14番(高桑茂樹) 議長より御指名をいただきましたので、去る9月8日の本会議において、当都市活力委員会に御付託になりました議案について、9月14日午前10時より、委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告いたします。 初めに、第76号議案瀬戸市ホテル等の建築の規制に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、特に質疑も討議もなく、採決の結果、第76号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第77号議案幡中南菱野線外路線道路改良工事請負契約の変更についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「今回、埋め戻しに適さない土が出たということだが、今後も埋め戻しに適さない土が出る可能性はあるのか」との質疑に対し、「地質による変更契約であるが、地質や埋設物等の状況については掘削をしてみないと分からないところがある。今回の変更数量については掘削地周辺で試掘を行い、土質を確認した想定数量である。今後、工事を進める中で、土質の状況によっては数量の変更の可能性もある」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第77号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第78号議案瀬戸市道路占用料条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、特に質疑も討議もなく、採決の結果、第78号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第79号議案市道路線の認定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「進陶4号線が生活道路ということで、地元や開発業者から陣屋線との接続で支障を来す懸念があるとの意見があることは把握しているか」との質疑に対し、「平成26年当時、陣屋線着手の説明会で、開通したほうがよい、しないほうがよいという双方の意見があることは把握している」との答弁がなされ、また、「住宅が73戸ほど開発されることにより、自動車の混み具合が予想される懸念について認識はあるのか」との質疑に対し、「陣屋線を開通させて、通過交通が生活道路へ流れ込む懸念と、周辺地域への支障を考慮した結果、地域の交通安全を最優先して、当面は通行止めにして運用いただきたいと考えている」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第79号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第80号議案市道路線の変更についてを議題とし、理事者の説明を受け、特に質疑も討議もなく、採決の結果、第80号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第81号議案瀬戸都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、特に質疑も討議もなく、採決の結果、第81号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当市都市活力委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 都市活力委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、予算決算委員長よりお願いいたします。3番西本潤議員。              〔3番西本潤登壇〕(拍手) ◆3番(西本潤) 議長より御指名をいただきましたので、去る9月8日の本会議におきまして、当予算決算委員会に御付託になりました議案について、慎重に審査を行いました経過と結果について御報告いたします。 9月8日の本会議終了後、委員全員出席の下、委員会を開催し、初めに、議案審査を議題とし、当予算決算委員会に御付託になりました第83号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第9号)をはじめ12の議案等を審査するに当たり、三つの分科会を設置し、議案を割り振り、審査を行いました。 次に、一般会計決算の総括等についてを議題とし、決算の総括、財政状況及び主要財政支出に関する質疑を行い、質疑の中で、「健全化判断比率の部分で、実質公債費比率が元年度で1.6%、前年度より0.9ポイント上がって悪化したということになっているが、実質公債費比率について徐々に上がっていくことが予想されていたが、こういう状況の中で、何年後かにピークを迎える時期があるが、実質公債費比率の予測を伺いたい」との質疑に対し、「実質公債費比率については、平成30年度より悪化しているが、一番の要因は、陶生病院の公債費に充てた負担金が増加していることである。これは、負担金の額が多く増えたことではなく、陶生病院の新棟の建設の際に負担金の多くを建設費用に充てていたが、施設の整備終了に伴い、公債費に充てる負担金の割合が増えたことによるものである。今後の見通しとしては、本来の財政規律ガイドラインで、実質公債費比率の運用を基準としている全国市町村平均6.1%に対してはまだ余裕があり、現時点では、健全化が保たれていると認識しているが、今後も小中一貫校整備にかかる市債の元金償還が始まったり、晴丘センターの焼却炉の延命工事に関して借り入れた地方債の償還に伴って一般会計からの負担が増加するなど、しばらくの比率の上昇悪化が続くと見込んでいるので、市債の計画的な借入れと公共施設等整備基金の有効活用により、公債費負担の軽減を図りながら、健全な財政運営に努めてまいりたいと考えている」との答弁がなされ、次に、「2年連続して実質単年度収支が赤字だったが、その要因の一つに、翌年度に繰り越すべき財源の影響があったと考えるが、どのように分析しているか」との質疑に対し、「実質単年度収支の令和元年度決算が2億円の赤字になった要因は、歳入歳出差引額が約1億円減額になったことと、翌年度に繰り越すべき財源が約1億円増額になったことによるものである」との答弁がなされ、特に意見もなく、審査を終了いたしました。 その後、9月10日に総務生活分科会、9月11日に厚生文教分科会、9月14日に都市活力分科会を開催し、割り振られた議案について慎重に審査を行いました。それを踏まえ、9月18日午前10時より、予算決算委員会全体会を開催し、委員全員出席の下、各分科会長から報告を受け、報告に対する質疑、討議、採決を行いました。 初めに、第83号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第9号)を議題とし、総務生活分科会では、2款7項1目交通安全対策費では、「補正予算で500万円組んだが当初予算の執行率はどうか。2種類のタイプがあるとしたらどのような種類か。また、補助金は全体のどれぐらいか」との質疑に対し、「予算執行は4月15日から受付開始時、8月末現在、予算720万円に対し451万4,000円で62.7%に達している。車の安全装置タイプは障害物検知機能付で、車両のバンパー前後にセンサーを取り付け、障害物を検知するものとともに、急発進の際のアクセル制御をするもの。もう一つは、アクセルを急激に踏み込んだ際、アクセルの機能を抑制し急発進を制御する装置である。金額については、障害物検知機能付は8万円から10万円で、そのうち国から4万円、その差額のうち5分の4で上限3万2,000円を補助する。同様に障害物機能なしがおよそ4万円から5万円で、国から2万円、その差額の5分の4で上限1万6,000円を市の補助金にするもの」との答弁がなされたとの報告であった。 次に、厚生文教分科会では、特に質疑、討議もないとの報告であった。 次に、都市活力分科会では、8款4項2目区画整理事業費では、「年度途中での測量について、委託する理由について伺う」との質疑に対し、「昨年度末に仮同意書が85%取得できたことで、令和4年度の事業認可を目指して取り組んでいきたい」との答弁がなされた。 3目輸送対策費では、「愛知環状鉄道災害復旧費の負担金と新型コロナウイルスによる経営への影響について伺う」との質疑に対し、「新型コロナウイルス感染症の影響で、輸送収入が8月末で対前年比58.4%、金額として7億8,000万円の収入減を見込んでいるところで、7月8日の豪雨による土砂災害での豊田市内の永覚、末野原駅間ののり面崩落があり、鉄道の安全、安定輸送を継続するために、愛知県と沿線4市で工事費の一部を支援するものである。また、愛知環状鉄道の経営として、借入額や借入枠の増額を行い、今年度予定の設備投資も一部先送りして経営状況についても見直している」と聞いているとの答弁がなされた。 4目街路事業費では、「陣屋線の取組状況と見通しについて伺う」との質疑に対し、「陣屋線の事業進捗を図るためであり、公有財産の購入で6件、物件調査費で5件を計上し、いずれも物件調査に協力をいただいており、今後、用地取得をしていきたいと考えている」との答弁がなされたとの報告であった。 報告に対し、各分科会とも質疑、討議はなく、採決の結果、第83号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第84号議案令和2年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、厚生文教分科会長より、特に質疑、討議もなかったとの報告を受け、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第84号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第85号議案令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、厚生文教分科会長より、特に質疑、討議もなかったとの報告を受け、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第85号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第86号議案令和2年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とし、厚生文教分科会長より特に質疑、討議もなかったとの報告を受け、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第86号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第87号議案令和2年度瀬戸市水道事業会計補正予算(第1号)を議題とし、都市活力分科会長より特に質疑討議もなかったとの報告を受け、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第87号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、認定第1号令和元年度瀬戸市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、初めに、総務生活分科会長より審査の報告を受け、質疑の中で、2款1項28目災害対策費では、「昨年から防災訓練が各地域で実施されるように変わったが、訓練の成果や課題をどのように把握しているのか」との質疑に対し、「昨年、総ぐるみ防災訓練について、全連区参加の下で訓練、報告、検証会を行い、大きな点では、より実践的な訓練に転換したことで地域の防災意識の醸成につながり、自らの命を守る、地域は地域で助け合う、自助、共助の重要性に対する理解が進んだこと」また、「具体的には安否札や防災マップの効果、確認、要配慮者支援の問題等が共有された」との答弁がなされた。 2款1項5目情報政策費では、「ロータリー・コンピューター・グラフィックス・アワードを得られ、取り組んでいるが、受講された人に対し新しい動きに具体的に把握しているか。これらの考え方を含めて伺う」との質疑に対し、「受講された方の動向は確認している。デジタルコンテンツ関係の業界に就職した方2名、アワード受賞者でデジタルコンテンツ関連の大学へ進学しているなど一定の成果が得られ、今後も就職や進学のタイミングなどで、今後も動きを注視していく考えである」との答弁がなされた。 2款1項4目ふるさと納税では、「寄附金の使い道として、オオサンショウウオの保護・普及事業で、目標額を達成し人道橋を設置したが、その他で目標を達成した事業はあったか」との質疑に対し、「昨年中においていただいた寄附金は1,383万5,000円であった。ふるさと応援基金に指定してもらうためのうち、保育園に遊具、玩具のなどを設置する事業、ものづくりロボットキャンプ事業において目標を上げる寄附を頂いたので、それらを事業の実施を行う検討をしているところである」との答弁がなされた。 4款3項2目塵芥処理費では、「令和元年度ごみの資源化について、可燃ごみの組成調査でミックスペーパーはどれほど混入していたか」との質疑に対し、「元年度は7%であった。ミックスペーパーの混入で多い年は10%を超えるときもあった」との答弁がなされたとの報告であった。 意見交換では、「ごみ減量化、1、ごみ減量化、資源化については強力に進める必要がある。特にミックスペーパーについて提言を行っていくことで具体的な対策を取り、資源化していくことを市として行うべきである。2、いろいろ勉強会からミックスペーパーの分別ははっきりしているから具体的対策を取るべき。市民の意識も高まるし焼却場の延命も図れる。3、ごみの減量は喫緊の課題であるが、いろんな方法があるからそれについて考える時間が必要である等の意見がなされた」との報告であった。 報告に対する質疑、討議はなく、提言事項については討議を行いました。 「ごみ減量化、資源化可能な紙類、特にミックスペーパー対策について、ごみ問題は、身近で切実な緊急性の高いものであり、ごみの減量化、資源化を図ることをさらに推し進めていくことが重要であり、中でも令和元年度のごみ組成調査では、ミックスペーパー等の紙類の混入割合が12%(ミックスペーパー7%、新聞、紙類5%)であり、これを資源化することでごみ減量に多くつながることとなる。ミックスペーパーなど、分別を図り、資源化する意識啓発として資源ごみ用ごみ袋を製作されるなど、具体策を講じられるよう求める」との提言があり、賛同者による意見が出されましたが、採決の結果、否決されました。 次に、厚生文教分科会長より報告を受け、3款1項3目敬老事業補助金では、「敬老会の出席率は地域により多少の違いはありますが、低水準で今後の式典の在り方を考える必要があると考えますが、どのように受け止めてみえるかを伺う」との質疑に対し、「対象者は年々増加していき、式典を運用される地区社協や自治会のほうも高齢化現象で、費用対効果も含め敬老会の在り方を地区社協の方たちと考える時期と考え、今後は関係各位と検討を進めていきたいと考えております。また、市としての助成は廃止も含めて検討してまいります」との答弁がなされた。 3款2項1目子育て総合支援センター運営では、「今後、子ども・若者総合支援センターの拠点づくりを推進するに当たり、体制と人員の強化はどのように構築されているのか伺う」との質疑に対し、「相談件数が増加している中、類似の法改正で相談支援業務が県から市の業務へ移行し、市の責任が増加することになりました。介入、支援に抵抗のある保護者に変わる必要があり、専門性や経験が要求されるものであり、今後、拠点の整備を考える中で体制強化を考えていく必要があると思います」との答弁がなされた。 4款1項2目一般不妊治療助成では、「昨年度は不用額が発生したが、今年度は58組に対して助成を行い、不用額が発生していないが、希望に沿えず助成を行えなかったことはないか伺う」との質疑に対し、「令和元年度の一般不妊治療助成金については、必要な助成を行うために一部の予算をほかの事業費から流用して対応してまいりました。今後も申込みに応じて必要な助成が行えるよう、適切に対応してまいります」との答弁がなされた。 10款1項3目小中一貫校整備では、「教育の公平性という観点から、また、市の政策として適正規模、適正配置は予算がないから次の期計画はありませんでは済まされないことで、今回の一貫校整備にかけた妥当性はどうか」との質疑に対し、「にじの丘学園をはじめとした小中一貫校教育は、将来的な教育を目指す一環として、廊下をワークスペースとしての活用や地域に根差した学校づくりとしての地域活動室の活用などを進めてまいります。今後も、国、県の補助を視野に入れた計画、また、今後の学校整備についても統廃合や長寿命化工事を取り入れた整備を行ってまいりたいと考えております」との答弁がなされたとの報告であった。 意見交換では、「保育士不足の解消に向けて、保育業務の充足支援策について、敬老会の今後の在り方などについて意見が出された」との報告であった。 報告に対する質疑もなく、討議もなく、次に、都市活力分科会長より報告を受け、質疑の中で、2款1項15目文化費では、「創造都市推進では、創造都市ネットワークに加入するメリットは何か。今後も加入は継続していくのか」との質疑に対して、「古い歴史的な施設を使ってアートを取り入れたまちづくりを行っている自治体などを参考にしたい。将来、ユネスコの創造都市ネットワークへの参加を目指して、今後も国内の創造都市先行事例を調査研究していく」との答弁がなされた。 次に、オオサンショウウオ保護では、オオサンショウウオの保護について、今後、生息種の上流にメガソーラーが建設されると水温や水質の変化が心配されるがどうか」との質疑に対し、「環境課と連携して、毎年、蛇ケ洞橋、花川橋でモニタリングをして水質等を調べている。上流に貯水池があり、そこで変化等は確認できるが、何かあった場合は至急に対応できるようしていきたい」との答弁がなされた。 7款1項2目商工対策費、瀬戸サイト跡地利用では、「産業拠点施設整備計画の方針転換があり、瀬戸サイト整備運営事業は見直すこととなったが、方向性が変わった理由は何か」との質疑に対し、「平成26年度に国から建物を有償、土地を無償で取得し、その後、地域産業の拠点施設としてPFIを活用する方針があったが、30年度に政策推進課で補助採択を受け、利活用調査をしたところ、整備費用に課題があることが分かり、昨年度産業政策課で引継ぎ、さらなる民間活力の活用も含め、このエリアが果たす地域全体の役割を踏まえ全庁的な検討を進めていく」との答弁がなされた。 7款1項5目商工振興費、ツクリテ支援では、「委託料が650万円が支出され、地方創生交付金でコーディネーターなどの支援が行われているがどのような補助か」との質疑に対し、「ツクリテがいるまちづくり、ツクリテの活動がまちを元気にするということで補助をいただいている」との答弁がなされた。 8款1項2目建設総務費、住宅建設土砂災害対策補修補助金及び崖地近接等危険住宅移転事業補助金では、「これらの事業の補助金執行がされていない。対象が土砂災害法の土砂災害特別計画区域に限られているということだが、対象者への周知や啓発には関連部局との連携が必要ではないか。また、説明会などは行うのか」との質疑に対し、「愛知県とも連携しながら対象区域の方々に周知していきたいと考えている。瀬戸市単独で補助金の説明会は考えていないが、愛知県が土砂災害等特別警戒区域に指定する際には説明を行う」との答弁がなされた。 8款4項1目都市計画総務費、菱野団地再生計画推進では、「取組としてはソフトとハードがあり、ソフトの部分はボランティア活動の延長でも可能だが、センタービルや駐車場の課題などハードの部分はみんなの会では不可能と思うが、行政としてはどう対応していくのか」との質疑に対し、「今回の再生計画では、ソフト、ハードの両面から計画されている。現在、愛知県の所有となっている松坂屋ストア跡地や駐車場についてもみんなの会も含めて協議し、県に働きかけていきたい」との答弁がなされたとの報告であった。 報告に対する質疑、討議はなく、採決の結果、認定第1号は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、認定第2号令和元年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、厚生文教分科会長より報告を受け、質疑の中で、歳入、1款1項1目国民健康保険料では、「短期保険証窓口で受け取るための約束をしていても、支払いが困難などで約束どおりに取りに来られない方もいると伺いましたが、短期保険証の受け取りは支払いが条件かどうか伺う」との質疑に対し、「短期保険証の受け取りは、支払いが条件ではなく、窓口に来ていただければお渡ししており、医療を受ける権利を妨げておりません」との答弁がなされたとの報告であった。 報告に対し、特に質疑、討議はなく、採決の結果、認定第2号は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、認定第3号令和元年度瀬戸市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、都市活力分科会長より報告を受け、質疑の中で、2款1項2目公共下水道建設事業費西部処理区管渠整備についてでは、「公共下水の新設について計画どおりということでよいか」との質疑に対し、「西松山町地区の管渠整備を行い、令和2年4月1日の供用開始、29.3ヘクタールとなっている。人口普及率が66.1%となっている」との答弁がなされた。 下水道事業計画策定では、「老朽管の修繕計画についてはどうなっているか」との質疑に対し、「菱野団地の30.6キロ、水野団地の20.6キロが昭和48年以前に施工した陶管で、平成30年からこの調査をしてきた。具体的な修繕計画は令和2年度に策定する」との答弁がなされたとの報告であった。 報告に対し、特に質疑、討議もなく、採決の結果、認定第3号は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、認定第4号令和元年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、総務生活分科会長より報告を受け、質疑の中で、「昨年度の墓じまいの件数、内容状況を伺う」との質疑に対し、「元年度の還付金は40件、ここ数年30件前後で、件数としては、若干増えた。世代交代により墓守がいなくなっている傾向である」との答弁がなされたとの報告であった。 報告に対し、特に質疑、討議もなく、採決の結果、認定第4号は、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、認定第5号令和元年度瀬戸市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを決算の認定についてを議題とし、厚生文教分科会長より報告を受け、3款1項1目介護予防生活支援サービス事業では、「事業概要で要支援者等に対する効果的な支援を行っているとあるが、要支援者等とは誰が対象とするのか。また、効果的な支援はどのようなものが支援なのか」との質疑に対し、「対象者は介護認定の要支援1、2の方と基本チェックリストによる事業対象者です。効果的な支援とは、利用者の求める支援としてケアプランを立てた利用者にとって、より効果的な支援になるよう取り組んでいます」との答弁がなされた。 5款1項1目介護保険給付準備基金積立金では、「5億7,200万円という準備基金が積み立てられている理由を伺う」また、「8期介護保険事業計画策定時に、介護保険料引下げのための取崩しは可能か。不測の事態に備える準備基金の額は基準があるのかを伺う」との質疑に対し、「県繰越金が準備基金として積立てができたこと。7期では、サービス利用の見込みに対して実際の給付が下回ったため、次の第8期作成時に取り崩すことは可能かと考えます」また、「準備基金を蓄えるに当たり、基準とするものはありません」との答弁が出されたとの報告であった。 報告に対し、特に質疑、討議もなく、採決の結果、認定第5号は、賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、認定第6号令和元年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、厚生文教分科会長より、特に質疑、討議もなかったとの報告を受け、報告に対しての質疑、討議もなく、採決の結果、認定第6号は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、認定第7号令和元年度瀬戸市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題とし、都市活力分科会長より報告を受け、質疑の中で、「瀬戸市の水道ビジョンが終盤に来ているが給水収益が若干減少している。その原因と状況を伺う」との質疑に対し、「大口使用先が減ったが約2,200万円の黒字は計上できた。しかし、人口減少や節水機器の普及などによる給水量の減少などで厳しい状況経営状況が続くと予想される。計画的な施設更新を行い、経営努力をしつつも収支不均衡になったときは料金の値上げも検討せざるを得ないと考えている」と答弁がなされたとの報告であった。 報告に対して、特に質疑、討議もなく、初めに、認定第7号のうち、利益の処分について採決を行い、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 引き続き認定第7号のうち、決算の認定について採決を行い、採決の結果、賛成多数で認定することに決しました。 次に、その他のところで、「決算に係る主要な施策の成果に関する報告書が分かりづらいので、歳入歳出決算附属資料に沿って款、項、目の順に並べ替え、分かりやすくしてはどうか」との意見が出され、ほかの3人からも同様の意見が出されたため、議長に報告することとした。 以上が当予算決算委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果の報告であります。 これをもちまして、委員長報告といたします。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 予算決算委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これより討論に入ります。 第69号議案、第72号議案、第73号議案、認定第1号、認定第2号、認定第3号、認定第5号、認定第6号及び認定第7号について、討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 発言を許します。6番新井亜由美議員。             〔6番新井亜由美登壇〕(拍手) ◆6番(新井亜由美) 日本共産党瀬戸市議団を代表し、第69号議案瀬戸市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について、第72号議案瀬戸市老人憩いの家の設置及び管理に関する条例の廃止について、第73号議案瀬戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、反対の立場から討論を行います。 まず、69号議案について、今回の改正は会計年度任用職員の中のフルタイムの会計年度任用職員を正規職員の数に数えて加えて公表できるようにするものです。 今年度から、これまでの臨時や嘱託の職員を新たに会計年度任用職員と位置づけました。期末手当などをはじめとし、各種手当が保障されるようにはなりましたが、勤勉手当などは保障されず、待遇に大きな差が生じています。このように、正規職員と待遇の違うフルタイム会計年度任用職員を正規職員の人数に加えることは問題です。 瀬戸市の場合、全職員の4割が非正規職員であり、業務の多くが非正規職員により支えられています。計画的に正規職員を採用し、非正規職員の割合を減らしていくことこそ必要であると考えます。 正規職員とは待遇に大きな差のあるフルタイム会計年度任用職員を、正規職員として公表できるようにすることには反対するものです。 次に、第72号議案瀬戸市老人憩いの家設置及び管理に関する条例の廃止について、施設の老朽化や立地面から利便性が悪いため現在の施設が閉鎖されることに対する地域や利用者の願いがどうであるか把握しないまま廃止の手続を進めていくことに大きな疑問を持たざるを得ません。 年間利用者は延べ約5,500人、繰り返し利用している方もみえます。当事者への廃止になった後の説明や意見聴取はありません。本来であれば、現在の場所では利用が困難だった周辺地域の高齢者のニーズも把握し廃止後の政策に生かしていくべきです。 ところが、今回は、地域の公民館利用と既存のやすらぎ会館の利用というだけで、代替施設の検討は十分に行われていません。地域の公民館活動は地域住民に任されており、憩いの家閉鎖後の役割を期待しながらも、瀬戸市はそのために設備投資をする計画もありません。 やすらぎ会館の利用は現行の送迎バスの利用か、自力で通うことができる方のみに利用が限定されてしまいます。老人の心身の健康の増進を図るという目的のために設置された老人憩いの家が果たす役割を、今の場所と施設では果たすことができないならばどうすべきか、根本的な問題を解決せず廃止にするのみでは、単なる利用者の切捨て、予算の削減でしかないと考え、反対するものです。 次に、第73号議案瀬戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、今回の条例一部改正は、2015年に既に改正されていた厚生労働省令に準じて保育士配置の規制緩和を行うものであり、具体的には、一定の条件を満たせば保育士資格がなくても保育士として配置することができるようにするものです。 瀬戸市では、厚生労働省令の改正後5年間、保育の質を確保するという目的で、小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内保育所にはこの規制緩和を適用してこなかったことは大変評価すべきです。 乳幼児の発達と命を守る保育の現場で保育の質を維持する努力を続けることは、保育の実施主体である瀬戸市の責任と考えます。規制緩和により、保育園で働ける対象者が保育士以外にも広がります。 しかし、新型コロナウイルスのような感染症の危機のときにも事業の継続が求められた保育現場には、一人一人の子供の発達段階に応じた育ちの援助と命を守るための高い専門性が求められました。 このような危機的な状況に耐え得るだけの専門職として、保育士確保と定着こそ必要なときに規制緩和をするべきではないと考え、反対するものです。 以上で、私からの反対討論を終わります。(拍手) ○冨田宗一議長 次に移ります。16番浅井寿美議員。              〔16番浅井寿美登壇〕(拍手) ◆16番(浅井寿美) それでは、私は、日本共産党瀬戸市議団を代表し、認定第1号令和元年度瀬戸市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論をいたします。 まず、総務生活分科会の分野では、2款1項30目男女共同参画推進について、市役所における行政職についてはほぼ全国平均並みですが、審議会、協議会などにおいては、女性の参画は24.1%と全国平均28.4%より低い状況にあり、その改善が求められます。 2款1項1目一般管理費、人件費では、正規の市職員数は全体で746人となりましたが、市民1,000人当たりの職員数は県内でも低い水準となっています。 さらに、非正規職員は488人と全体の約4割を占め、多くの事業が非正規職員で支えられています。計画的な正規職員の増員を図るべきと考えます。 2款1項10目財政管理費では、本市の公共施設等総合管理計画では、一部事務組合の所有する施設についても本計画の対象となっており、この間は陶生病院の建て替えや晴丘センターの焼却炉延命化工事が実施されています。これに大規模な小中一貫校建設が重なり、これらの建設費は本市の財政計画にも大きな影響を及ぼすことが予想されます。 公共施設等総合管理計画全体の執行状況、進捗状況等を検証し、計画自体の見直しも含めて検討すべきと考えます。 4款3項2目塵芥処理費では、既に、市内各地でごみ収集の有料化と併せてミックスペーパー、食品ロスなどごみの減量化について説明会が行われましたが、市として進めるべきは、尾張旭市、長久手市で実施されている容器包装プラスチックも併せて回収し、さらなるごみの減量化を図り、また、市民の利便性向上のために、リサイクルセンターなどを建設することと考えます。 厚生文教分科会の分野では、3款2項10目公立保育所費、瀬戸市全体で、障害の疑いも含め、支援の必要な園児は99名でした。公立10園のうち8園で障害児保育を実施しており、支援の必要な園児のほとんどを公立保育園で保育をしています。支援の必要な園児に丁寧な保育の実践が保障でき、保育現場に常にゆとりが持てるよう、思い切った保育士の増員を実施すべきと考えます。 10款1項4目教育指導費、適応指導推進、近年、増加傾向である不登校児童生徒数が、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、さらに増加していくことが危惧されています。 コロナ対策として今年度、スクールソーシャルワーカーが増員されましたが、昨年度は、相談支援にたどり着いていない子供や家庭が残され、今相談したいのに予約が何か月も先というように、十分な相談支援体制とは言えませんでした。 義務教育における子供の豊かな学びを保障するためにも、さらなる体制の強化が必要と考えます。 10款1項3目小中一貫校整備費、今回の学校統廃合に当たり、小規模校の問題が取り上げられましたが、結果的に小規模校から大規模校への転換となり、大規模校での問題点が危惧される状況となりました。 ほかにも市内にはクラス数の多過ぎる中学校も存在しており、さらにコロナ禍の下、学校統廃合についての考え方の抜本的な見直しが求められています。 都市活力分科会の分野では、昨年度、7款1項2目商工政策費、7款1項5目商工振興費の中の幾つかの事業、例えば、中小企業への相談活動、ソフトウエア企業の誘致、起業・創業支援、ツクリテ支援、空き店舗活用の推進などに相乗的な効果が見られるようになりました。 今後は、雇用や生産人口だけでなく、地域の活性化や瀬戸市のブランド力を高める政策としてさらに機能することが求められると考えます。 一方で、8款1項2目建築総務費では、市民の安全な暮らしを守るまちづくりにとって重要な民間木造住宅の耐震化診断及び耐震工事は目標に届いていません。 今年度は、瀬戸市建築物耐震改修促進計画の最終年度となっており、これに先駆け、2018年度には瀬戸市住宅耐震化緊急促進アクションプログラムが策定されましたが、耐震化率95%を目指す取組をどのように実施したのか、今後どのように強化していくのか大きく問われています。 また、8款4項3目輸送対策費では、高齢者の運転免許返納後の暮らしを支える公共交通において、新しい計画がスタートしました。 しかし、コミュニティバスの現行コースの改善や陶生病院への全便乗り入れは、現状の予算のままでは減便なしには実現できないという深刻な課題が明らかになりました。 公共交通は、今や高齢者の交通事故を減らし、高齢者の暮らしや健康を支え、まちづくりの在り方を決定するという、行政の様々な分野に関わる施策を一体的に推進することが求められています。 今ここで、政策立案にも欠ける予算にも相応の対応を行い、政策としてのステージを1段階引き上げなければ住み続けたいまちの実現を大きく妨げることになるのではないでしょうか。 以上、令和元年度一般会計決算の認定について、私からの反対の討論を終わりたいと思います。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○冨田宗一議長 次に移ります。26番原田学議員。              〔26番原田学登壇〕(拍手) ◆26番(原田学) 私は、日本共産党瀬戸市議団を代表いたしまして、認定第2号令和元年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号令和元年度瀬戸市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号令和元年度瀬戸市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号令和元年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号令和元年度瀬戸市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、反対の立場からの討論を行います。 認定第2号については、現在の国民健康保険制度は、加入者の多くは高齢者、無職の方、そして非正規労働者など多くが低所得者です。しかし、保険料負担率は協会けんぽなど会社負担のある保険と比べ、国保は大変高いという構造的な矛盾を抱えています。 令和元年度の瀬戸市の場合は、歳入、1款1項1目一般被保険者保険料は子供の多い世帯にとっては負担の重い制度となっており、無収入の子供にもかかる均等割については廃止すべきです。 低所得者への軽減制度は、医療分を見ると、全世帯約1万5,900世帯のうちの8,800世帯が対象となり、実に55%にもなります。いかに低所得者層の多い保険であるかは明らかです。そして、実に令和元年度の保険料の滞納世帯は15%にもなっております。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、名古屋市では資格証明書の発行をやめ、短期保険証を郵送するなど医療を受ける権利を最優先するための対応が取られています。 瀬戸市においては短期証の郵送による交付が実施されましたが、今年の6月1日現在ではまだ手元に保険証の届けられていない方が477名も残されており、至急解決すべきです。 保険証のないことから医療機関への利用を控え、感染症の拡大を招いたり病気が重篤化することのないように保険証を積極的に届けるべきと考えます。 国保制度は相互扶助の制度ではなく、公的な社会保障の制度であることから、より利用しやすい制度の在り方こそ、子供は保険料無料など、必要と考えます。 次に、認定第3号については、2款1項2目公共下水道建設事業では、令和元年度は、西部処理区の西松山地区の管渠整備が実施され、令和元年度の供用開始は29.3ヘクタールとなり、これまでの全体は1,503ヘクタールになっています。人口での普及率は66.1%に達しています。 市域の区域の中には、人口密度の低い地域もあり、今後の都市計画との関連から下水道の普及の遠く及ばない地域では、合併浄化槽の普及を計画的に進めるなど、下水道一辺倒ではない、適切な汚水処理方法についても検討を進めるべきと考えます。 また、そのためにも職員の充実が必要ですが、この10年間では15人の下水道課職員が令和元年度では13名と減少しており問題です。今後の下水道の進展と管渠対策の充実のため、職員の増員を求めるものであります。 続いて、認定第5号については、令和元年は第7期事業計画の中間年に当たります。現在、9億1,000万円もの介護保険準備基金はこれまで例がありません。なぜ、このように基金が増えているか、その原因の一つが、歳入、1款1項1目の高い保険料にあると考えられます。 今期基準とされる保険料は、1か月平均で5,527円とされ、それは第1期、約20年前の保険料のおよそ2倍もの高さになっています。保険料の高さは利用料の抑制にもなり、その結果は、予防サービスも含めた給付費が、2款1項1目居宅介護サービス事業で約2,200万円、2款4項1目高額の介護サービス事業で約3,000万円、2款1項3目福祉用具サービス事業では、約4,500万円の不用額となって表れているではありませんか。市は、介護予防の実績で利用者が減ったとされますが、その実、保険料や利用料の高さが原因と考えます。 そこで、第8期の介護保険事業においては、介護保険準備基金の抜本的な取崩しを行い、被保険者が利用しやすいように保険料の引下げを行うべきと考えます。 また、とりわけ市民、市民税非課税の方からの保険料の徴収は、税社会保障の整合性が図られるよう、低所得者層への対応を図るべきことを指摘するものであります。 次に、認定第6号議案については、歳入、1款1項1目後期高齢者医療保険料は、令和元年度から保険料軽減特例の見直しが実施され、9割軽減が8割軽減となり、そのため年間の保険料は4,500円が9,000円へと2倍に引き上げられました。 しかし、対象となる年金収入は年間80万円とされておりますが、生活保護の方の保護費以下でも、保険料を賦課される制度こそ問題です。さらに、国は、8割軽減を7割に引き下げようと計画をしております。 一方、現在、2,500世帯の方が滞納をしておられますが、その額は、現年分、過年度分合わせて実に約5億円にもなり、後期高齢者の厳しい生活実態が現れています。 今回の軽減特例の見直しによって、さらなる滞納者の増加が懸念されます。直ちに軽減特例を元に戻すよう、国や広域連合に働きかけることを指摘するものであります。 最後に、認定第7号議案については、水道課では、平成29年度には全体で15人の技能員が令和元年では13人に減員されています。 技能員は、工事終了後の開栓に当たり、管路の水圧を考え、弁の僅かな調整によって赤水の流出を防止する役割を果たしています。一定期間の経験と職員の体制こそ必要です。 また、水道課では、安全で安心な水をつくることが必要とされています。 そのためには、漏水箇所を発見し、計画的な老朽管の取替えこそ必要です。 ところが、令和元年の有収率は86.9%と県下でも低く、県の平均は93%です。企業会計だから独自にではなく、市として漏水を防止するため、一般会計からの繰入れも含め、有収率のアップを積極的に図ることが必要であることを指摘し、利益の処分及び決算の認定に反対をするものです。 以上令和元年度国民健康保険事業特別会計をはじめ、四つの特別会計及び水道企業会計の決算認定に反対の討論を終えるものであります。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○冨田宗一議長 これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 初めに、第68号議案地方税法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 異議なしと認めます。よって、第68号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第69号議案瀬戸市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 この採決は、表決システムにより行いたいと思います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 第69号議案瀬戸市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、第69号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第70号議案瀬戸市職員の給与に関する条例の一部改正について及び第71号議案瀬戸市市税条例の一部改正についての2議案を一括して採決いたします。 以上の2議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 異議なしと認めます。よって、第70号議案及び第71号議案の2議案はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、72号議案及び第73号議案の2議案を採決いたします。 以上の2議案の採決は、表決システムにより行いたいと思います。 以上の2議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 初めに、第72号議案瀬戸市老人憩いの家の設置及び管理に関する条例の廃止についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、決定します。 賛成多数であります。よって、第72号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第73号議案瀬戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第73号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第74号議案瀬戸市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、第75号議案東山小学校大規模改修(建築)工事請負契約の変更について、第76号議案瀬戸市ホテル等の建築の規制に関する条例の一部改正について、第77号議案幡中南菱野線外路線道路改良工事請負契約の変更について、第78号議案瀬戸市道路占用料条例の一部改正について、第79号議案市道路線の認定について、第80号議案市道路線の変更について、第81号議案瀬戸都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部改正について、第83号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第9号)、第84号議案令和2年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、第85号議案令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、第86号議案令和2年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び第87号議案令和2年度瀬戸市水道事業会計補正予算(第1号)の13議案を一括して採決いたします。 以上の13議案に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。 各委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 異議なしと認めます。よって、第74号議案、第75号議案、第76号議案、第77号議案、第78号議案、第79号議案、第80号議案、第81号議案、第83号議案、第84号議案、第85号議案、第86号議案及び第87号議案の13議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、認定第1号、認定第2号及び認定第3号の3案件を採決いたします。 以上の3案件の採決は、表決システムにより行いたいと思います。 以上の3案件に対する委員長の報告はいずれも認定であります。 初めに、認定第1号令和元年度瀬戸市一般会計歳入歳出決算の認定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、認定第1号は認定することに決しました。 次に、認定第2号令和元年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、認定第2号は認定することに決しました。 次に、認定第3号令和元年度瀬戸市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、認定第3号は認定することに決しました。 次に、認定第4号令和元年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 委員長の報告のとおり認定することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 異議なしと認めます。よって、認定第4号については委員長の報告のとおり認定されました。 次に、認定第5号及び認定第6号を採決いたします。 以上の2案件の採決は、表決システムにより行いたいと思います。 以上の2案件に対する委員長の報告は、いずれも認定であります。 初めに、認定第5号令和元年度瀬戸市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、認定第5号は認定することに決しました。 次に、認定第6号令和元年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、認定第6号は認定することに決しました。 次に、認定第7号令和元年度瀬戸市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを採決いたします。 本案及び本決算に対する委員長の報告は、利益の処分については可決、決算については認定であります。 利益の処分及び決算について、分けて採決を行います。 この採決は、表決システムにより行いたいと思います。 初めに、利益の処分について賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、認定第7号のうち利益の処分については原案のとおり可決されました。 次に、決算について認定することに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、認定第7号のうち、決算については認定することに決しました。 この場合、暫時休憩いたします。                         午前11時28分 休憩                         午前11時43分 再開
    冨田宗一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第27、請願第1号新型コロナウイルス感染症から障害者を守るための請願を議題といたします。 本請願につきましては、去る9月8日の本会議において、厚生文教委員会に付託してありますので、この場合、厚生文教委員長の報告を求めます。1番朝井賢次議員。              〔1番朝井賢次登壇〕(拍手) ◆1番(朝井賢次) それでは、議長より御指名をいただきましたので、9月8日の本会議におきまして、当厚生文教委員会に御付託になりました請願について、9月11日午前10時より、委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 令和2年請願第1号新型コロナウイルス感染症から障害者を守るための請願を議題とし、初めに、請願者より内容説明を受け、次に、質疑を行い、質疑の中で、「コロナ禍において、障害を持つお子さんを抱えてみえる父兄の方が今一番問題としていることは何か伺う」との質疑に対し、「コロナで精神的に不安定になり、暴力を振るう子も出てきていると聞く。生活態度が一変するということがあり、これから先、年金生活者の父兄が多いので、支援金がなくなるなど、生活上の経済的不安が多くなってきている」との回答がありました。 その後、質疑を終了し、次に、意見交換を行い、委員の意見として、「コロナ禍において、様々な影響が弱者である障害者の皆様にしわ寄せがきていることを考えれば、徐々には改善されているかもしれないが、抜本的には支援が足りてきていないと考える。他市も個別の対応をしており、恒常的ということではなく、この時期だからこそスポット的に思いやりの支援を行っていくべきである」また、「今回の請願は大変重要な課題であると捉え、様々な調査を行い、市内事業者と担当課との協議内容も伺った。今後は、第2波、第3波の備えとしての対応も行っていかなければならないと考える。国の補正予算や現在の市の対応等、持続可能な支援を考えると、今定例会でこの請願を上げるのは時期尚早と考える。今後、状況が変わっていった場合に新たに議論をする事案であると考える」また、別の意見として、「現在までに、市で独自で行ってきたコロナ支援施策はほかにあるのに、なぜ障害者に対しては、国、県、市で行っていくことのみなのか。障害者の方に対しての施策は優先度が非常に高いものばかりであるし、財源の問題も取り沙汰されるが、障害者の方々のためにある基金が市にはあり、今助けてほしいという声を聞くのであれば、そこに拠出をするべきではないか」また、「現在、瀬戸市としては、事業所等に独自に支援を行っていないと担当課から説明があった。愛知県の多くの自治体では、事業所に独自で支援をしていると聞くし、障害者の方に支援金を出している自治体もあると聞く。今回の請願は緊急性のある要望であると考えるので、支援を行っていくべきである」また、別の意見として、「障害者の方がいろんな意味で影響を受けているというのは想像に難くはないが、世界的にこの状況がいつまで続くのかという中での国の財政的な問題もある。その中において、本市も想像できない形の中で、今年度進んできている。国からの補正も鑑みながら、優先順位を決めていくということが重要であると考える。今後は、担当課と関係各位が密に連携を取っていくということが重要であり、今ここで独自に支援を出していくということは慎重になるべきと考える」との意見が出た。 その後、意見交換を終了し、採決を行い、採決の結果、請願の採択に対しての可否が同数であったため、瀬戸市議会委員会条例第14条第1項の規定により、委員長が決することとなり、委員長は、「提出の説明と各委員の意見、議論を聞き、現時点で必要なことは、担当課と障害者の方が密に連携をしていく中で情報共有を徹底し、課題に当たることが重要である。スポット的に支援を行っていくのではなく、現施策を徹底し支援を行っていくことが重要である。支援施策には財源が必要であり、持続可能な行財政運営を行っていくことが重要である。この9月議会にて請願を上げていくのは時期尚早と判断する」といった理由から、委員会として、令和2年請願第1号を不採択とすることに決しました。 以上で、当厚生文教委員会に御付託なりました請願審査の経過と結果の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 厚生文教委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 発言を許します。14番高桑茂樹議員。              〔14番高桑茂樹登壇〕(拍手) ◆14番(高桑茂樹) 私は、本定例会において、請願第1号新型コロナウイルス感染症から障害者を守るための請願について、紹介議員として賛成討論を行います。 日本全国がコロナ禍の下、瀬戸市内でも9月25日現在、54名の方が新型コロナウイルス感染症に罹患されております。一日も早く回復されることを願うばかりであります。 新型コロナウイルス感染症が発生して約半年が過ぎました。緊急事態発令の緊迫した状況からは、少し落ち着いたようにも感じられますが、いつ停滞中の第2波、第3波が襲いかかってくるかは誰にも分かりません。国、県、我が瀬戸市でも各種対策を講じておりますが、まだまだ残念ながら十分な対応とは言えない状況であります。市民生活でも深刻な生活を余儀なくされている方がたくさんいらっしゃいます。 中でも、とりわけ、障害者とその家族、障害者を支えていただいている施設、事業所の方々の状況は、さらに厳しい状況にあります。 今回の請願には、より具体的な要望はされておりませんが、しかし、市の単独支給制度の廃止をされることによる窮状が一段と深まることは想像できます。 私たちも、今すぐ効果的な実効性のある具体的な施策を御提示はできませんが、皆様の御心情に寄り添い、早急に支援策を講じてまいりたい、そのような思いであります。同僚議員の皆様も、この点については御賛同いただけるはずです。 どうか今回の請願には御理解いただき、御賛同いただけますようお願い申し上げまして、賛成討論を終わらせていただきます。(拍手) ○冨田宗一議長 次に移ります。9番宮薗伸仁議員。              〔9番宮薗伸仁登壇〕(拍手) ◆9番(宮薗伸仁) 私は、自民新政クラブを代表して、請願第1号新型コロナウイルス感染症から障害者を守るための請願について、反対の立場から討論をいたします。 本請願は、新型コロナウイルス感染症から障害者を守る会の代表新井嘉久氏から提出されたものであり、請願内容としては、障害者の生活支援と障害福祉事業の事業継続支援を要望されているものと認識いたしております。 このことは、当然ながら本市の行政施策として重要であり、市民社会が一丸となって新型コロナウイルス感染症と闘っている現状下で注視しなければならない課題であります。 この課題についての執行機関当局の対応は、限られる予算を念頭に、今後不安視されている第2波、第3波、あるいはインフルエンザとの同時流行への対応、基幹的医療機関への支援策、また、自然災害と感染が重なった場合への対応など、多様なケースが関係部署において政策検討が進行されている中に含まれております。 実際、担当課としては、マスク、消毒液など衛生用品の流通状況、本市障害者地域自立支援協議会、就労支援部会へのヒアリングを実施し、課題に対応すべく情報収集や精査をいたしております。 ただ、実施している施策の情報拡散や市民の皆様への周知方法については改善する余地はあると考えております。 さらに国家政策において、2次補正予算により、障害福祉施設及び事業所における感染症対策支援、減収となった就労継続支援事業所に対し、1事業者当たり最大50万円の給付や職員1人当たり20万円または5万円の就労金支給が予定されております。 本市の新型コロナウイルス感染症対策は、国、県と連携し推進していくことを基本とし、その上で本市特有の課題ケースが発生した場合、その状況を見極め、きめ細かい市民への対応するために予算措置をすべきと考えます。 これらのことを総合的に判断すれば、本請願については今定例会において採択する時期ではないと判断しているところであります。 以上の理由で、請願第1号新型コロナウイルス感染症から障害者を守るための請願について、反対を表明いたします。 議員各位の御理解、御賛同いただきますようお願い申し上げ、反対討論を終えるものであります。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○冨田宗一議長 次に移ります。6番新井亜由美議員。             〔6番新井亜由美登壇〕(拍手) ◆6番(新井亜由美) 日本共産党瀬戸市議団を代表し、新型コロナウイルス感染症から障害者を守るための請願に、賛成の立場から討論を行います。 新型コロナウイルスという戦後最悪の感染症拡大の下で、命の危険と隣り合わせの障害者と、日々の暮らしと命を支える障害福祉事業所への支援を求める請願署名は、昨日の夕方の時点で個人723筆に加え、14の障害者団体や事業所からの署名も寄せられました。 9月11日、本請願が付託された厚生文教委員会では、委員長の報告もありましたように、障害者への支援は時期尚早という理解し難い理由で不採択となりました。 今年の3月定例会において、瀬戸市障害者手当が打ち切られることが決まったそのとき、国内の新型コロナウイルスの感染が拡大し、瀬戸市でも市民の暮らしは先行きの見えない大きな不安に覆われました。 例えば、視覚障害者は、点字や音声に変換しなければ情報を受け取ることができません。ラジオやテレビから流れてくる情報だけでは不十分であり、不安が募る一方です。 コロナ禍の中でスピーディーに正確で詳細な情報を得る必要がありますが、紙面やデータを音声にするのは簡単なことではありません。 多くの障害者は、病気や障害の特性からコロナに感染しても、家族と離れて安心して入院できる保証はありません。透析の必要な障害者は透析設備が必要であり、入院するための条件がより厳しくなります。 また、家族は、自分が感染したら障害を持つ子供を自宅に残して入院することはできないと悩んでいます。このような障害者と家族をコロナ禍の下、必死に支援し続けているのが障害福祉事業所の職員の皆さんです。自身も感染しないよう、また、感染源とならないよう細心の注意を払い、今もなお、外出や買物は最小限に自粛し、見えないプレッシャーと共に事業を続けています。精神的にも疲弊している職員がモチベーションをキープし、この先もやりがいを持って働いてもらうにはメンタルを支える支援も必要です。 ある事業所では職員の家族がコロナに感染しました。愛知県からは、職員の検査結果が分かるまでは感染者が発生したときと同じ対応を要請され、数日間事業を休みました。職員の陰性が確認された後も、利用者は念のために利用を控え収入が減少しました。いつまで事業の継続ができるかという不安を抱えながら支援を行っている事業所もあります。 コロナ禍の下、障害者の前に立ちはだかる社会の中の障害はさらに大きくなっており、これらを取り除き障害者に配慮した社会にしていくのが自治体の責任ではないでしょうか。 しかし、現在のような危機的な状況においても、瀬戸市はさきの厚生文教委員会で、国民の命を守るのは国の責任であり、瀬戸市は情報提供、状況把握をしっかり行うというのみでした。 県内12の市町村では、国の支援策に加えて障害福祉事業所に対して独自の財政支援を行っています。 また、感染防止のための物品支給や財政支援は5割の27市町村で行われています。 さらに、障害者に対して、現金や商品券の支給をしている自治体もあります。 今年度の瀬戸市障害者手当は、下半期分に当たる約6,750万円が福祉基金として積み立てられています。 また、国からはコロナ禍対策として使用できる地方創生交付金が瀬戸市には約11億円配分されました。 戦後最悪の感染症危機の下、私たち議員は市民の皆さんの切実な声や願いをしっかりと受け止め、瀬戸市に届けなければなりません。 そして、財源をいかに使うべきか。行政と共に見極めていく役割があります。障害者の支援は時期尚早どころか遅いくらいです。 これまで述べた状況から、新型コロナウイルス感染症から障害者を守るための請願を否定する根拠はなく、一刻も早く障害者や事業者への支援を行う必要があると考え、私からの賛成討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○冨田宗一議長 これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 この採決は、表決システムにより行いたいと思います。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 請願第1号新型コロナウイルス感染症から障害者を守るための請願を採択することに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成少数であります。よって、請願第1号は不採択とすることに決しました。 この場合、暫時休憩いたします。                         午後0時06分 休憩                         午後1時09分 再開 ○冨田宗一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第28、報告第14号専決処分の報告について及び日程第29、報告第15号専決処分の報告についてを議題といたします。 これらにつきましては、市長から既に提出されております報告書をもって説明に代えることといたします。 これより質疑に入ります。 これら2件について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようでありますので、これにて質疑を終了いたします。 日程第30、第88号議案瀬戸市遺児修学手当支給条例の一部改正についてから日程第34、第92号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第11号)までを一括して議題といたします。 順次、理事者の説明を求めます。 初めに、第88号議案についてお願いいたします。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(中桐章裕) それでは、88号議案瀬戸市遺児修学手当支給条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の1ページ及び2ページになります。 2ページに理由がございますが、この案を提出いたしますのは、災害その他、やむを得ない理由により遺児修学手当の受給資格の認定申請が遅延した場合に対応するため、支給開始月の特例を設けるに当たり、瀬戸市遺児修学手当支給条例中、所要の事項を改正するためでございます。 改正の内容でございますが、災害その他やむを得ない理由により遺児修学手当の受給資格の認定申請ができなかった場合におきまして、理由がやんだ後15日以内に当該申請をしたときは、手当の支給は認定申請をすることができなくなった日の属する月の翌月から開始するものでございます。 その他、所要の事項を改正し、施行期日を公布の日といたしまして、所要の経過措置を設けるものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○冨田宗一議長 次に、第89号議案についてお願いいたします。地域振興部長。 ◎地域振興部長(涌井康宣) 私からは、第89号議案倒木による物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について御説明を申し上げます。 議案書の3ページ及び4ページになります。 3ページから4ページにかけて理由がございますが、この案を提出いたしますのは、本市が当事者である倒木による物損事故に係る損害賠償の額を決定し及び和解するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるためでございます。 事故の概要でございますが、令和2年7月7日穴田町地内において、相手方小型乗用自動車が駐車中、隣接する市管理地にある樹木が倒れ、当該車両が損傷した物損事故でございます。損害賠償の額につきましては89万7,042円でございます。 和解の要旨でございますが、本市と相手方は、本件事故に係る損害が89万7,042円であること及び同金員は全て本市において支払い済みであることを認め、並びに本件事故に基づく損害に関し、本和解に定めるもののほか何らの債権債務のないことを相互に確認するものというものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 次に、第90号議案から第92号議案について、お願いいたします。行政管理部長。 ◎行政管理部長(尾島邦彦) ただいま御上程になりました第90号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第10号)につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、中小企業者等が行う感染防止事業やIT導入事業に対する補助金の追加、同感染症対策に伴い小学校の電気設備容量を増設するための費用の追加、愛知県教育委員会からの委託事業として実施をいたしますキャリア教育の視点を取り入れた体験学習に係る費用の追加が主なものでございます。 それでは、補正予算書の1ページを御覧ください。 第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ4,465万8,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ551億4,351万4,000円とするものでございます。 それでは、歳出から御説明させていただきますので、10ページを御覧ください。 3、歳出、7款1項2目商工政策費の3,023万4,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、中小企業者等が行う感染防止のための事業や生産性向上のためのIT導入事業に対しまして、新たに交付をいたします補助金の追加と、交付に係る会計年度任用職員の人件費でございます。 10款1項4目教育指導費の7万円の追加は、愛知県教育委員会からの委託事業といたしまして、幡山西小学校におきましてキャリア教育の視点を取り入れた体験学習を行うものでございます。 2項小学校費、3目学校建設費の1,435万4,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策に伴う電気設備機器の使用量の増加に対応するため、小学校4校に置いて実施をいたします電気設備の容量増設にかかる費用でございます。 次に、歳入を御説明させていただきますので、8ページを御覧ください。 2、歳入、16款県支出金、3項6目教育費委託金の7万円の追加は、キャリアスクールプロジェクト推進に係るものでございます。 19款1項7目財政調整基金繰入金は、同基金を4,458万8,000円取り崩すものでございます。 なお、12ページに補正予算給与費明細書をつけさせていただいておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で、第90号議案の説明とさせていただきます。 続きまして、第91号議案令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、国庫補助金の追加とそれに伴います保健福祉事業費及び基金積立金の追加を行うものでございます。 それでは、1ページを御覧ください。 第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ3,271万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ102億5,054万1,000円とするものでございます。 それでは、8ページを御覧ください。 2、歳入、3款2項4目保険者機能強化推進交付金を670万8,000円追加し、5目介護保険保険者努力支援交付金を2,601万1,000円追加するものでございます。 続きまして、10ページを御覧ください。 3、歳出、4款1項1目保健福祉事業費を450万円追加するものでございます。 5款1項1目介護保険給付準備基金積立金を2,821万9,000円追加するものでございます。 以上で、第91号議案の説明とさせていただきます。 続きまして、第92号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第11号)について御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行を抑制するために実施をいたしますインフルエンザ予防接種費用に対する一部助成に係る歳出の追加と、それに伴います財政調整基金取崩しに係る歳入の追加でございます。 予算書の1ページのほうを御覧ください。 第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ4,491万3,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ551億8,842万7,000円とするものでございます。 それでは、歳出から御説明をさせていただきますので、10ページを御覧ください。 3、歳出、4款1項3目予防費の4,491万3,000円の追加は、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症との同時流行を抑制し、市民の健康の維持、増進と医療機関への負担軽減を図るため、妊婦や生後6か月から中学校3年生までの子供及び60歳未満の基礎疾患を有する方を対象にインフルエンザ予防接種に係る費用の一部を助成することに伴います医療機関への委託料と市外で接種をされた方に対する扶助費の追加でございます。 次に、歳入を御説明させていただきます。8ページを御覧ください。 2、歳入、19款1項7目財政調整基金繰入金は、同基金を4,491万3,000円取り崩すものでございます。 以上で、第92号議案の説明とさせていただきます。 以上、補正予算に係る説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○冨田宗一議長 理事者の説明は終わりました。 これら5議案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております各議案は、議案付託表のとおり、所管の各委員会にそれぞれ付託いたします。 この場合、委員会審査のため、暫時休憩いたします。                         午後1時22分 休憩                         午後3時29分 再開 ○冨田宗一議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 休憩中に、厚生文教委員会都市活力委員会及び予算決算委員会が開催され、委員長より審査終了の申出がありましたので、この場合、各委員長の報告を求めます。 初めに、厚生文教委員長よりお願いいたします。1番朝井賢次議員。              〔1番朝井賢次登壇〕(拍手) ◆1番(朝井賢次) それでは、議長より御指名をいただきましたので、本日の本会議におきまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案について、本日午後1時38分より、委員9名全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 第88号議案瀬戸市遺児修学手当支給条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「遺児修学手当の受給資格の認定申請が9月1日に遡って行えるようになるが、8月以前に受給資格が発生したが申告漏れしていた場合は対象外ということか伺う」との質疑に対し、「そのとおりであり、8月以前は対象外となる」との答弁がなされた。また、「この制度を利用される方々への周知は、広報、ホームページ以外に学校や発達支援室などでも制度についての情報提供ができるようにするべきと考えるが、周知方法や連携体制を伺う」との質疑に対し、「ひとり親世帯の小中学生対象の手当であることから、小中学校の入学説明会での資料の配布を行い、転入者については、こども未来課窓口での案内等を行っているところですが、引き続き、本制度改正についても周知を行っていく」との答弁がなされた。 その後、質疑を打ち切り、別に討議もなく、採決の結果、第88号議案は全会一致で可とすることに決しました。 以上をもちまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 厚生文教委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、都市活力委員長よりお願いいたします。14番高桑茂樹議員。              〔14番高桑茂樹登壇〕(拍手) ◆14番(高桑茂樹) 議長より御指名をいただきましたので、本日の本会議におきまして、当都市活力委員会に御付託になりました議案について、午後2時より、委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告いたします。 第89号議案倒木による物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「倒れた木が枯れ木であったら管理の問題もあるが、今回の場合は生木だったのか枯れ木だったのか伺う」との質疑に対し、「倒れた木は松の木で一部は枯れていたが、ほぼ生木の状態だった」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第89号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当都市活力委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の御報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 都市活力委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、予算決算委員長よりお願いいたします。3番西本潤議員。              〔3番西本潤登壇〕(拍手) ◆3番(西本潤) 議長より御指名をいただきましたので、本日の本会議におきまして、当予算決算委員会に御付託になられました議案について、慎重に審査を行いました経過と結果について報告いたします。 本日、委員全員出席の下、委員会全体会を開催し、初めに、第90号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第10号)を議題とし、質疑を行い、質疑の中で、3款7項1目感染防止生産性向上事業費補助金の中で、「IT導入事業関連の予算が10事業者、上限50万円とのことだが、このような予算立てにした理由は」との質疑に対し、「感染を防止しつつ事業活動を継続するための取組に対して、国が実施する支援助成制度を補完する形で、本市独自の支援を実施するための予算とした」との答弁がなされた。 特に討議もなく、採決の結果、第90号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第91号議案令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、質疑を行い、質疑の中で、3款2項4目保険者機能強化交付金では、「介護保険事業に対する評価として交付されるものと聞いているが、具体的にどのような事業が評価されたのか」との質疑に対し、「在宅医療や介護連携、認知症対策などの取組が評価されたものである」との答弁がなされ、特に討議もなく、採決の結果、第91号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第92号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第11号)を議題とし、質疑を行い、「例年インフルエンザの流行期途中でワクチンの不足が伝えられることがあるが、今回この事業を実施するに当たり、ワクチンの確保はできているのか」との質疑に対し、「現時点では確実な確認はできていないが、国の情報や動向などを注視しながら各機関との連携を図っていきたい」との答弁がなされ、特に討議もなく、採決の結果、第92号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上が、当予算決算委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告であります。 これをもちまして、委員長報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 予算決算委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これより討論に入りますが、期限までに討論の通告はございませんでしたので、これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 第88号議案瀬戸市遺児修学手当支給条例の一部改正について、第89号議案倒木による物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について、第90号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第10号)、第91号議案令和2年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)及び第92号議案令和2年度瀬戸市一般会計補正予算(第11号)の5議案を一括して採決いたします。 以上の5議案に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 各委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、第88号議案、第89号議案、第90号議案、第91号議案及び第92号議案の5議案はいずれも原案のとおり可決されました。 日程第35、同意第14号瀬戸市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 ◎市長(伊藤保徳) 同意第14号は、瀬戸市教育委員会委員の任命についてでございまして、現在、同委員であります寺田康孝さんは、令和2年9月30日をもって任期が満了いたしますので、その後任として、瀬戸市共栄通5丁目2番地、小澤慎太郎さんを任命いたしたいと存じます。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議賜りたいと存じます。 ○冨田宗一議長 理事者の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第14号瀬戸市教育委員会委員の任命については、これに同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、同意第14号瀬戸市教育委員会委員の任命については、これに同意することに決しました。 日程第36、同意第15号瀬戸市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 ◎市長(伊藤保徳) 同意第15号は、瀬戸市教育委員会委員の任命についてでございます。 現在、同委員であります二宮あづささんは、令和2年9月30日をもって任期が満了いたしますので、その後任として、瀬戸市五位塚町11番地の512、竹川典子さんを任命いたしたいと存じます。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。よろしく御審議賜りたいと存じます。 ○冨田宗一議長 理事者の説明は終わりました。 本案について御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第15号瀬戸市教育委員会委員の任命については、これに同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、同意第15号瀬戸市教育委員会委員の任命については、これに同意することに決しました。 日程第37、議員提出第2号議案新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。 この場合、提出理由の説明を議会運営委員長よりお願いいたします。20番三木雪実議員。              〔20番三木雪実登壇〕(拍手) ◆20番(三木雪実) それでは、私から令和2年議員提出第2号議案新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書の提出について、提案説明をさせていただきます。 3ページ目、下段に提出の理由がございますが、この案を提出いたしますのは、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財源の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求めるためでございます。 それでは、内容につきましては、文案を朗読することで、説明に代えさせていただきます。 令和2年議員提出第2号議案新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても地方税・地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応はじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。 記。 1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 3、令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め、弾力的に対応すること。 4、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。 5、とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。さきの緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月25日。 愛知県瀬戸市議会議長、富田宗一。 なお、意見書の提出先につきましては、衆議院議長大島理森殿、参議院議長山東昭子殿、内閣総理大臣菅義偉殿、内閣官房長官加藤勝信殿、総務大臣武田良太殿、財務大臣麻生太郎殿、経済産業大臣梶山弘志殿、経済再生担当大臣西村康稔殿、まち・ひと・しごと創生担当大臣坂本哲志殿となっております。 以上、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書提出の説明とさせていただきます。 ○冨田宗一議長 提案理由の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 以上で質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 議員提出第2号議案新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○冨田宗一議長 御異議なしと認めます。よって、議員提出第2号議案は原案のとおり可決されました。 ただいま議決されました意見書は、後刻、関係方面に提出してまいります。 以上で、今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 閉会に当たり、市長より発言を求められておりますので、発言を許します。市長。                〔市長伊藤保徳登壇〕 ◎市長(伊藤保徳) 議長のお許しをいただきましたので、閉会に当たり、一言お礼を兼ねて御挨拶を申し上げたいと思います。 本定例会に提出をいたしました条例の制定、一部改正及び廃止、工事請負契約の変更、市道路線の認定及び変更並びに令和2年度補正予算の議案につきまして、慎重に御審議をいただき、全て原案どおり議決を賜りました。 また、令和元年度瀬戸市一般会計歳入歳出決算をはじめ7会計の決算につきましても、全て認定を賜りました。 さらに、本日上程いたしました条例の一部改正、損害賠償の額の決定及び和解並びに令和2年度補正予算に係る追加議案も議決を賜り、最後に、人事案件につきましても、同意をいただき、心より厚く御礼を申し上げます。 議決を賜りましたそれぞれの議案につきましては、本会議並びに各委員会でいただきました多くの意見、あるいは要望等を十分に尊重をいたしまして、適正な執行に相勤めてまいりまいりたいと思います。 今後とも御支援、御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○冨田宗一議長 これにて令和2年瀬戸市議会9月定例会を閉会いたします。御苦労さまでございました。                         午後3時54分 閉会       地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する       瀬戸市議会議長       瀬戸市議会議員       瀬戸市議会議員...