一宮市議会 > 2020-02-28 >
02月28日-01号

  • 618(/)
ツイート シェア
  1. 一宮市議会 2020-02-28
    02月28日-01号


    取得元: 一宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 2年  3月 定例会          会議に付された件名 1 会期決定について 2 令和2年度市政運営について 3 議案第1号 令和2年度愛知県一宮市一般会計予算 4 議案第2号 令和2年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計予算 5 議案第3号 令和2年度愛知県一宮市後期高齢者医療事業特別会計予算 6 議案第4号 令和2年度愛知県一宮市介護保険事業特別会計予算 7 議案第5号 令和2年度愛知県一宮市公共駐車場事業特別会計予算 8 議案第6号 令和2年度愛知県一宮市外崎土地区画整理事業特別会計予算 9 議案第7号 令和2年度愛知県一宮市病院事業会計予算10 議案第8号 令和2年度愛知県一宮市水道事業会計予算11 議案第9号 令和2年度愛知県一宮市下水道事業会計予算12 議案第10号 令和元年度愛知県一宮市一般会計補正予算13 議案第11号 令和元年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算14 議案第12号 令和元年度愛知県一宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算15 議案第13号 令和元年度愛知県一宮市水道事業会計補正予算16 議案第14号 令和元年度愛知県一宮市下水道事業会計補正予算17 議案第15号 一宮市職員定数条例の一部改正について18 議案第16号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について19 議案第17号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について20 議案第18号 一宮市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について21 議案第19号 特別職員の給与に関する条例の一部改正について22 議案第20号 一宮市地域振興基金の設置及び管理に関する条例の廃止について23 議案第21号 一宮市市民活動支援基金の設置及び管理に関する条例の制定について24 議案第22号 一宮市手数料条例の一部改正について25 議案第23号 一宮市市税条例の一部改正について26 議案第24号 一宮市保育所条例の一部改正について27 議案第25号 一宮市保育所条例及び一宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について28 議案第26号 一宮市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について29 議案第27号 一宮市障害者手当支給条例の一部改正について30 議案第28号 一宮市国民健康保険税条例の一部改正について31 議案第29号 一宮市道路占用条例等の一部改正について32 議案第30号 尾張都市計画事業一宮外崎土地区画整理事業施行規程の一部改正について33 議案第31号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について34 議案第32号 一宮市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について35 議案第33号 一宮市公営簡易水道給水条例の廃止について36 議案第34号 一宮市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例及び一宮市病院事業職員の退職手当に関する条例の一部改正について37 議案第35号 和解及び損害賠償の額の決定について38 議案第36号 ツインアーチ138の管理に係る指定管理者の指定について39 議案第37号 中核市の指定に係る申出について40 議案第38号 市道路線の廃止及び認定について41 報告第1号 専決処分の報告について42 報告第2号 一般財団法人一宮市学校給食会の経営状況の報告について43 報告第3号 一宮市土地開発公社の経営状況の報告について44 報告第4号 一宮地方総合卸売市場株式会社の経営状況の報告について45 一般質問について46 請願書(第7号)について47 議案第18号(一宮市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について)の撤回について48 議案第19号(特別職員の給与に関する条例の一部改正について)の撤回について49 請願書第7号 「全国一律最低賃金制度の実現による最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める件50 委員会提出議案第1号 市長の専決処分事項の指定についての一部改正について51 委員会提出議案第2号 選択的夫婦別姓制度についての議論を求める意見書52 委員会提出議案第3号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書53 委員会提出議案第4号 新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書54 継続審査について55 同意第 1号 教育委員会委員の任命について56 一宮市選挙管理委員及び同補充員の選挙について               議事日程(第1号)                   2月28日(金曜日)午前9時37分 開議 1 会期決定について 2 令和2年度市政運営について 3 議案第1号 令和2年度愛知県一宮市一般会計予算 4 議案第2号 令和2年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計予算 5 議案第3号 令和2年度愛知県一宮市後期高齢者医療事業特別会計予算 6 議案第4号 令和2年度愛知県一宮市介護保険事業特別会計予算 7 議案第5号 令和2年度愛知県一宮市公共駐車場事業特別会計予算 8 議案第6号 令和2年度愛知県一宮市外崎土地区画整理事業特別会計予算 9 議案第7号 令和2年度愛知県一宮市病院事業会計予算10 議案第8号 令和2年度愛知県一宮市水道事業会計予算11 議案第9号 令和2年度愛知県一宮市下水道事業会計予算12 議案第10号 令和元年度愛知県一宮市一般会計補正予算13 議案第11号 令和元年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算14 議案第12号 令和元年度愛知県一宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算15 議案第13号 令和元年度愛知県一宮市水道事業会計補正予算16 議案第14号 令和元年度愛知県一宮市下水道事業会計補正予算17 議案第15号 一宮市職員定数条例の一部改正について18 議案第16号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について19 議案第17号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について20 議案第18号 一宮市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について21 議案第19号 特別職員の給与に関する条例の一部改正について22 議案第20号 一宮市地域振興基金の設置及び管理に関する条例の廃止について23 議案第21号 一宮市市民活動支援基金の設置及び管理に関する条例の制定について24 議案第22号 一宮市手数料条例の一部改正について25 議案第23号 一宮市市税条例の一部改正について26 議案第24号 一宮市保育所条例の一部改正について27 議案第25号 一宮市保育所条例及び一宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について28 議案第26号 一宮市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について29 議案第27号 一宮市障害者手当支給条例の一部改正について30 議案第28号 一宮市国民健康保険税条例の一部改正について31 議案第29号 一宮市道路占用条例等の一部改正について32 議案第30号 尾張都市計画事業一宮外崎土地区画整理事業施行規程の一部改正について33 議案第31号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について34 議案第32号 一宮市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について35 議案第33号 一宮市公営簡易水道給水条例の廃止について36 議案第34号 一宮市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例及び一宮市病院事業職員の退職手当に関する条例の一部改正について37 議案第35号 和解及び損害賠償の額の決定について38 議案第36号 ツインアーチ138の管理に係る指定管理者の指定について39 議案第37号 中核市の指定に係る申出について40 議案第38号 市道路線の廃止及び認定について41 報告第1号 専決処分の報告について42 報告第2号 一般財団法人一宮市学校給食会の経営状況の報告について43 報告第3号 一宮市土地開発公社の経営状況の報告について44 報告第4号 一宮地方総合卸売市場株式会社の経営状況の報告について出席議員(38名) 1番  本山廣次   2番  東渕正人   3番  渡部晃久 4番  木村健太   5番  大津乃里予  6番  市川智明 7番  小林けいめい 8番  尾関 哲   9番  後藤美由紀 10番  宇山祥子   11番  島津秀典   12番  長谷川八十 13番  井上文男   14番  鵜飼和司   15番  森 ひとみ 16番  河村弘保   17番  水谷千恵子  18番  中村かずひと 19番  高橋 一   20番  彦坂和子   21番  八木丈之 22番  竹山 聡   23番  岡本将嗣   24番  則竹安郎 25番  高木宏昌   26番  柴田雄二   27番  平松邦江 28番  西脇保廣   29番  森 利明   30番  伊藤裕通 31番  花谷昌章   32番  横井忠史   33番  渡辺之良 34番  浅井俊彦   35番  京極扶美子  36番  太田文人 37番  松井哲朗   38番  服部修寛欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により出席した者   市長        中野正康   副市長       福井 斉   総合政策部長    皆元洋司   総合政策部参事上席危機管理監)                              竹内和彦   総務部長      長谷川伸二  財務部長      大宮恒紀   市民健康部長    前里秀成   福祉部長      石原秀雄   こども部長     伊藤祐幸   環境部長      佐藤裕昭   経済部長      服部宙史   まちづくり部長   山田芳久   まちづくり部参事建築担当部長) 建設部長      今井浩策             松川貴広   建設部参事(管理担当部長)    会計管理者     加藤滋記             岩田 勝   教育長       高橋信哉   教育文化部長    野中裕介   水道事業等管理者  小塚重男   上下水道部長    青木 勉   病院事業管理者   内藤和行   病院事業部長    古田幸康   消防長       西尾欣孝   代表監査委員    和家 淳事務局職員出席者   議会事務局長    岩田貞二   議会事務局次長(兼庶務課長)                              山田 均   議事調査課長    脇田佳彦   議事調査課専任課長 石井宏美   議事調査課課長補佐 片岡 崇   議事調査課課長補佐 岩田直仁   議事調査課主査   鈴木章平   議事調査課主事   牧 健太---------------------------------------                             午前9時37分 開会 ○議長(太田文人君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまより、令和2年一宮市議会3月定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第101条の規定により、9番、後藤美由紀さん、10番、宇山祥子さんを指名いたします。 この際、御報告を申し上げます。 まず、地方自治法第121条の規定により、市長以下関係職員に対し出席を求めましたので御報告いたします。 次に、地方自治法第100条第13項及び会議規則第102条の規定により、閉会中、議長において決定した議員派遣については、お手元に配付しましたので、これをもって御報告にかえます。 次に、本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって御報告にかえます。 これより日程に入ります。 日程第1、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例市議会の会期は、本日から3月24日までの26日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 日程第2、令和2年度市政運営を行います。 市長、中野正康君。     (市長 中野正康君 登壇) ◎市長(中野正康君) 令和2年度施政運営方針。 令和の時代になり、2年目を迎えます。私自身も、新しい時代の幕開けとともに、市長としての2期目をスタートして、2年目となります。 令和3年、2021年に、一宮市は市制施行100周年を迎え、そして中核市へと移行します。令和2年度は、新たなスタートに向けて、市政も重要な局面を迎えます。職員のみならず、議員の皆様、そして市民の皆様と心を一つにして邁進したいと願っております。それでは、予算及び緒案件を御審議いただくに当たり、市政運営の方針並びに予算の概要について、御説明を申し上げます。 1、基本姿勢。 「第7次一宮市総合計画」の「前期基本計画」に示された「5つのプラン」と「2つのマネジメント」に沿って、令和2年度も引き続き、各事業への取り組みを続けてまいります。 令和元年、日本は様々な災害に見舞われました。また、愛知県は交通事故により亡くなられた方について、全国ワーストワンを脱したとはいえ、まだまだ痛ましい事故は後を絶ちません。 市民の皆様の安全・安心が最重要課題であることは言うまでもありません。継続して進めています、通学路を初めとする交通安全対策、そして国が進める国土強靱化政策を活用して、治水対策などによる地域の防災力向上を推進します。 近年、夏の猛暑が続いています。一昨年、ほかの自治体に先んじて、しかも経済的に全ての小・中学校の教室にエアコンを整備することができました。保育園については、乳児・年少児の保育室はエアコンの整備が完了したので、今後は年中・年長児の保育室への整備を急ぎます。 また、小・中学校のトイレの洋式化については、令和2年度をもって、洋式化率の目標を達成します。加えて、新たな給食センターの整備については、用地取得など、具体的な取り組みに着手します。引き続き、快適な学習環境の整備に力を注いでまいります。 令和元年8月には、「使用料・手数料の見直しに関する基本方針」を定め、市民の皆様の公平かつ適切な負担を実現すべく、4月から各種の見直しをお願いしています。放課後児童クラブについても、3年間で段階的に利用料を改定しますが、併せて令和元年度から実施した6年生までの対象拡大に加え、待機されている方たちにも向けた施設整備と定員増などを進め、一層の学童保育の充実を図ります。 先進的な技術の活用についても、積極的にチャレンジします。次世代の通信システムとなる第5世代「5G」の利活用について、救急や火災の分野での実証事業を行います。 また、一宮市はRPAと呼ばれるコンピューターを使った事務処理の自動化、事務ロボットの活用について、先進的な取り組みを続けています。令和2年度もさらに多くの業務へ導入することで、事務の効率化と経費の圧縮につなげます。 新たな一宮市を目指し、限りある財源の適切な配分が今まで以上に求められています。まさに「選択と集中」です。予算や事業の見える化への取り組みも一層充実させ、様々な世代の方々に、未来の一宮市への希望、期待を感じていただけるよう、施策の実現に取り組んでまいります。 2、予算規模。 まず、歳入についてでございます。市税は前年度と比較し、4億5,000万円、0.9%の増額となり、過去最高の予算額となりました。 法人市民税は、税率改正の影響などで減額となりましたが、給与所得の伸びなどによる個人市民税の増額、家屋の新築、増築分による固定資産税の増額などが市税全体の増額につながりました。しかしながら、新型コロナウイルス米中貿易摩擦など、日本を取り巻く状況に目を向けると、決して楽観できる状況ではないと感じております。 そのほかの歳入ですが、増額となるものでは去る10月の消費税率の引き上げに伴う、地方消費税交付金で10億円、歳出における福祉分野などの各種給付費の大きな伸びなどによる国、県支出金で約14億2,000万円、また、市債では、国の国土強靱化政策を活用して、治水対策を進めることなどから、約14億9,000万円の増額となりました。 減額の主なものは繰入金であります。財政調整基金繰入金の減額により、約12億2,000万円の減額となりました。 次に歳出における増額の主なものです。民生費が約24億9,000万円と大きくふえています。障害者福祉、児童福祉などで、給付費を初め扶助費で大幅な増額となったことによるものです。また、衛生費では、昨年11月に発生したリサイクルセンターの火災による復旧工事費などの影響で、約8億8,000万円の増額となりました。 減額の主なものは教育費であります。プログラミング教育など教育環境の整備を進めてまいりますが、一方で、いちのみや中央プラザの整備が完了したことなどにより、約7億円の減額となりました。商工費では、令和元年度に実施された、国のプレミアム付商品券事業に係る経費が減額となったことなどにより約3億2,000万円の減額となりました。 その結果、一般会計の予算規模は1,159億7,000万円となり、前年度に比べ25億4,000万円の増額、率にして2.2%の増となりました。 また、特別会計・企業会計ですが、国民健康保険事業においては、被保険者数の減少の影響で約6億6,000万円の減額、一方で後期高齢者医療事業では、被保険者数の増加により約7億円の増額となりました。介護保険事業においては、介護サービス給付の伸びなどにより約7億9,000万円の増額となりました。水道事業会計では、老朽管対策事業の増額などにより約6億円の増額となっています。 一般会計と特別会計・企業会計を合わせた全会計の令和2年度予算額は約2,387億6,000万円となり、前年度に比べ約41億4,000万円、率で1.8%の増額となりました。 以上、令和2年度予算の規模について御説明を申し上げましたが、続いて、主な施策の概要について、御紹介させていただきます。 3、事業方針。 (1)健やかにいきる。 ①健康寿命の長いまちづくりに取り組みます。 各種健診の受診率の向上に努めるとともに、健康マイレージアプリを利用して、若年層から高齢者まで幅広く健康意識を高め、健康寿命の延伸を図ります。 中核市移行に向けて、地域における保健衛生分野の専門的・技術的拠点となる市保健所の設置を準備します。 ②安心して子育てができる環境をつくります。 母子健康包括支援センター事業を初め、妊産婦及び乳幼児健康診査事業などの母子保健事業により、安心して子育てができる環境を整えます。また、3つの保健センターで実施する、3歳児健康診査に目の屈折検査機器を導入して弱視の早期発見を図り、早期治療につなげます。 乳児を預かる小規模保育事業所を新たに2カ所開設し、乳児保育の充実を図るとともに、医療的ケアを必要とする子供を公立保育園で受け入れる課題などを検討するため、モデル事業を実施します。 放課後の子供の居場所づくりについては、放課後児童クラブ待機児童対策として、4つの小学校区で施設整備を行い、待機児童削減を加速化させます。また、小学校の教室を利用する放課後子ども教室では、要望の多い2小学校で定員をふやします。 ③適切な医療を受けられる体制を整えます。 地域医療支援病院である一宮市立市民病院では、「地域医療連携ネットワークシステム」を導入し、医療機関との連携をさらに深めて、地域住民に安全・安心な医療を提供できるよう努めてまいります。 ④高齢者が安心していきいきと暮らせるよう支援します。 高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、介護予防や認知症施策の推進、高齢者の居場所づくりなどの生活支援体制のさらなる充実に取り組みます。 木曽川いこいの広場で実施している認知症予防事業を浅野いこいの広場でも展開します。 また、高齢者福祉施策介護保険事業を総合的に推進するため、令和3年度から5年度までの「第8期一宮市高齢者福祉計画」を策定します。 ⑤障害者福祉の充実を図ります。 市独自のグループホームの建設補助は、補助要件を見直し、昼夜を問わず支援体制が確保されるグループホームの建設を促進します。 また、令和3年度に始まる「第3次一宮市障害者基本計画」並びに「第6期一宮市障害福祉計画」及び「第2期一宮市障害児福祉計画」の策定に取りかかります。 (2)快適にくらす。 ①ごみの適正処理や資源リサイクルを推進し、地球温暖化防止に取り組みます。 令和元年11月に発生したリサイクルセンターの火災により、現在停止している設備の早期復旧を進めます。今後も引き続き、ごみの減量と効率的なごみ処理、資源化を進め、最終処分場の延命を図ります。 地球温暖化防止に向けて、令和2年度から始まる「いちのみや気候変動対策アクションプラン2030」に基づき、エネルギーの有効活用や省エネルギー型ライフスタイル・事業活動の普及促進、環境に関する情報発信など、各種施策を推進します。 ②水と緑を活かしたまちをつくります。 木曽川河川敷公園については、引き続き遊歩道・自転車道などの整備を進めるとともに、名神高速道路から下流の一部区間について遊歩道・自転車のルート選定を行います。また、冨田山公園でのPark-PFI活用の検討や官民連携により木曽川の利活用を促進し、にぎわいを創出して、魅力的なまちづくりを進める「ミズベリング」に引き続き取り組みます。さらに補修が必要なツインアーチ138展望室において、森林環境譲与税を活用し、国産木材を使った改修を行い、タワー入館者の増加を図ります。 そのほか、奥村井筋及び森上井筋の上部や青木川の堤防道路を活用した遊歩道の整備、さらに「一宮市公園施設長寿命化計画」に基づき、老朽化した遊具などの公園施設の計画的な補修・更新を進めます。 ③良好な生活環境を確保します。 健全な水環境をつくるため、公共下水道の整備や合併処理浄化槽の普及に努めます。 また、中核市移行に向けて、大気汚染防止法に基づく規制・監視体制の整備を進めます。 下水道事業については持続可能な汚水処理システムの構築のために単独公共下水道の流域下水道への編入による広域化を進めるとともに、公共下水道への早期接続を促進します。 ④総合的な住宅対策に取り組みます。 木造住宅の無料耐震診断や耐震改修費及び解体費の補助等を引き続き実施し、民間木造住宅の耐震化を進めます。また、空き家等対策事業では、周辺に悪影響を及ぼす老朽空き家の解体費補助についても引き続き実施します。 また、高齢者を初めとする住民が安心して暮らせるよう、公共交通機関と連携した、コンパクトなまちづくりを推進します。 外崎地区では、土地区画整理事業を推進します。 ⑤公共交通網の整備を進めます。 路線バスの運行支援やi-バスミニの運行を引き続き行います。また、バス事業者との協働により、市内全バス路線で利用できるバス1日乗車券を発行するなど、引き続きバスを利用しやすい環境の整備に取り組みます。 ⑥歩行者や自転車が安全に通行できる交通環境を整備します。 通学路の安全を確保するため、カラー塗装や横断歩道橋の長寿命化を計画的に進めます。また、安全で快適に自転車を利用できるよう自転車通行空間を計画的に整備します。 ビッグデータを活用して危険箇所を把握し、必要な交通安全施設を整備します。 光明寺二ツ屋線と五城森上線などの歩道を広げるとともに、安全上必要な箇所にカーブミラーや道路照明灯などを設置し、歩行者が安全で快適に通行できる歩行空間の確保に努めます。 「改良すべき踏切道」として指定された今伊勢地区の2カ所の踏切については、効果的な踏切対策を関係機関などとともに進めてまいります。 (3)安全・安心を高める。 ①災害に強い社会基盤整備を進めます。 避難所となる中学校19校の屋内運動場に、Wi-Fi機器を設置し、避難所の機能や環境を向上させます。 浸水被害を軽減させるため、総合治水計画に基づき、ハード事業・ソフト事業を組み合わせて実施します。ハード事業では、小・中学校のグラウンドを利用した流域貯留施設の整備、準用河川の改修事業などを継続して実施するとともに、新たな遊水地の整備などを進め、国や愛知県が進める河川整備などに積極的に連携協力します。 ソフト事業では、民間での雨水貯留浸透施設に対する設置補助の利用を促すとともに、河川等水位情報などを有効活用して、洪水時における防災体制の早期確立や想定し得る最大規模の雨に対する洪水ハザードマップを作成し、市民への情報提供を積極的に行います。 大規模災害による工作物の倒壊がないように、第3次緊急輸送道路に指定されている市道0138号線で無電柱化を進めます。また、ブロック塀等撤去費補助金交付事業を継続して実施します。 水道事業については、基幹管路の耐震化を計画的に進めます。また、今年度は、指定避難場所である2つの小学校に、応急給水栓の設置を進めます。 佐千原浄水場の第2ポンプ棟建設事業については、引き続き進めて令和4年度末の稼働を目指します。 下水道事業については、大和幹線雨水管布設工事を令和4年度までの継続事業として行うとともに、合流区域の主要幹線の耐震化を進めてまいります。 ②火災や救急に対する体制の強化を進めます。 聴覚・言語機能障害者がスマートフォンなどを使用して文字による会話形式で円滑な緊急通報を行うことができるNet119緊急通報システムを構築します。 中核市移行に向けて、高度救助資機材を整備し、多様化する災害への備えを充実させます。救命救急士の育成を継続して、救急業務の高度化を図ります。 加えて、消防車両については化学消防ポンプ自動車、水槽付消防ポンプ自動車及び高規格救急自動車などを更新して、消防力を強化します。 ③防犯対策を進めます。 犯罪件数は減少しているものの、依然として住宅を狙った侵入盗犯罪は多く発生しております。犯罪多発地域における深夜巡回パトロールの実施や、青色防犯パトロール隊車両へのドライブレコーダー配備など、犯罪を起こさせない環境づくりに引き続き取り組みます。 また、町内会などが設置する防犯カメラや防犯灯への補助制度も継続し、安全・安心なまちづくりを進めます。 (4)活力を生みだす。 ①既存産業や次世代産業の育成を支援します。 スタートアップ支援として、市内で開業する事業者に対し、初期投資の負担軽減を図り、スピーディーな助成を行います。 繊維産業については、一宮地場産業ファッションデザインセンターと緊密に連携し、展示会やプロモーション、人材育成や海外展開の支援を継続するとともに、尾州マーク認証制度の運用により、尾州テキスタイルのブランド化を推進します。次代を担う人材の発掘・育成をテーマとするジャパン・テキスタイル・コンテストについては、技術力・デザイン力・マーケティング力の強化を図り、ビジネスチャンスの拡大を目指します。 企業の誘致については、都市計画法に基づく指定地区への立地を促進するとともに、企業立地奨励制度などを活用し、事業所の新設や増設及び雇用の創出を図り、産業の多角化や高度化を推進します。 ②意欲を持って働けるよう就労支援を進めます。 ハローワーク一宮と連携して、若者、女性、高齢者、障害者向けに合同企業説明会や就職支援セミナーなどを盛り込んだ就職イベントを開催するとともに、障害者の雇用に対する各種助成・奨励金事業を継続し、就職の支援を行います。 ③女性の活躍できる環境をつくります。 第3次一宮市男女共同参画計画に基づき、愛知県等と連携しながら、女性の就労支援、仕事と子育て・介護の両立支援を推進します。 ④魅力があり持続的発展性のある農業を支援します。 農業の担い手や後継者の育成のため、国の各種補助制度の活用や市独自の支援事業を進めます。引き続き、JA愛知西と連携した「はつらつ農業塾」を開講し、就農者の確保に努めます。 一宮(138)の野菜(831)プロジェクトを実施することにより、農業の6次産業化・地産地消を推進するとともにブランド化を進め、一宮市の魅力的な農産物を様々な方法でPRしていきます。 ⑤幹線道路の整備を進めます。 名岐道路の整備については、国において高速化に向けた対応方針案が示されました。引き続き岐阜市など関係市町や経済界と連携協力し、国や愛知県に対して早期事業化をより一層働きかけていくとともに、市としてできる対応なども検討していきます。 また、名鉄苅安賀駅付近の鉄道高架事業、仮称ではありますが、西尾張インターチェンジ、新濃尾大橋や北尾張中央道の早期完成、萩原多気線の早期事業化に向け、事業主体である愛知県とともに事業を進めます。 福塚線と今伊勢北方線は、令和2年度末の供用開始に向けて整備を進めるとともに、道路ネットワークの強化により、都市交通の利便性の向上に努めます。 (5)未来の人材を育てる。 ①学校教育施設を整備します。 昨年度に引き続き、小・中学校のトイレの改修工事を行います。これにより、校舎内の全てのトイレで洋式化率は50%以上になるとともに、災害時に避難場所となる屋内運動場の洋式トイレ設置率は100%となります。 また、現在ある2つの学校給食共同調理場を更新するため、新たな学校給食共同調理場の用地取得を進めます。 ②特色ある教育活動を実施します。 学校教育については、1人1人を大切にしたきめ細やかな指導を進めるために、特別支援協力員を増員します。また、一宮市の未来を担う児童・生徒の育成を目指し、ロボットを全ての小・中学校に1台ずつ配備し、プログラミング教育の一環として活用します。 一方、中核市移行に向けて、教職員の研修の拠点となる一宮市教育センターの充実を図ります。 ③する・みる・ささえるスポーツ活動を支援します。 東京2020オリンピック聖火リレーのルート自治体として、リレーを大いに盛り上げ、開催気運の醸成を図り、さらなるスポーツ振興に取り組みます。同じく、パラリンピック聖火リレーの採火イベントを行い、障害者スポーツへの理解を深めていただけるよう啓発を行います。 ④歴史・文化に親しめる環境を整えます。 博物館では、全国巡回展として近年発掘され、特に注目された出土品を中心に展示する「発掘された日本列島」展を開催します。また、三岸節子記念美術館では、特別展として丸木位里展などを開催します。 国登録有形文化財・旧林家住宅と尾西歴史民俗資料館は、木曽川や美濃路起宿の歴史を後世に伝える活動の拠点や歴史・伝統文化を学ぶ場として幅広く活用します。 (6)人を呼び込む~シティプロモーション~ ①子育て世代に選ばれるまちをつくります。 子育て世代の移住・定住を促進するため、PR動画を効果的に情報発信します。東京23区から移住し、かつ地元企業に就業し、または起業した場合の移住に要する費用などについて助成します。 ②訪れてみたいまち、交流が盛んなまちをつくります。 市制施行100周年を、一宮市にゆかりある多くの方々と喜び祝うとともに、次の100年に向けた飛躍・発展の契機となるよう、いちのみや市100周年記念事業基本方針に基づき、令和3年の事業実施に向けて準備を進めます。 「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」を初めとする集客イベントは、さらに観光客の呼び込みを図るため、新しい発想や趣向を取り入れていきます。一宮市の魅力をより多くの方に知っていただくため、ウエブサイトやSNS、フィルムコミッション事業を活用し、観光情報を発信します。また、関係者と協力し観光資源の魅力アップに取り組むとともに、愛知県や他市町村とも連携し、年間を通じた観光客の誘致にも力を入れます。 ウオーカブル推進都市として、一宮駅を中心としたエリアにおいて、「居心地がよく、歩きたくなるまちづくり」を目指し、中心市街地の活性化に向けた官民連携の取り組みを推進します。 (7)持続可能で未来につなげる。 ①健全な財政運営に努めます。 人口減少や高齢化などの課題に対応し、住みやすく、より質の高い行政サービスを自主的・自立的に提供するため、中核市移行基本計画に基づき、令和3年4月の中核市移行に向け、優秀な人材の確保や組織の充実など、準備を進めます。 人員や歳出の削減を中心とする「量の改革」、人と予算の効率性を高めた上で質の高い市民サービスを提供する「質の改革」という2つの改革の精神を引き継ぎながら、「ICT・情報化による革新」「財政・資産の改革」「人材・組織の改革」「官民連携・コミュニティー力の強化」を柱として、一層の改革を推進します。 市税の納期内納付を推進するとともに厳正な滞納整理を進めます。また、「使用料・手数料の見直しに関する基本方針」に従い、適切な受益者負担と市民負担の公平性の確保に努めます。加えて、中期財政計画に従い、市債残高の圧縮と財政調整基金の残高確保に努めてまいります。 ②公共施設の適切な維持管理に努めます。 計画的な保全・更新等を進めるために平成28年度に策定した「一宮市公共施設等総合管理計画」を基にして、個別施設の管理計画、保全計画等を策定します。公立保育園については、一宮市保育所等施設総合管理計画に基づいて適正配置を進めます。 ③情報通信技術(ICT)を積極的に利活用します。 第5世代移動通信システム、5Gの早期普及と行政分野での利活用を進めるため、安全・安心をテーマに官民共同の実証実験を行います。 インターネットを介して人工知能(AI)と会話をする、いわゆるAIチャットボットを活用し、入力された市民からの問合せにAIが自動で回答する総合案内サービスにつきましては、愛知県と県内市町村で連携して、共同調達により効率的に導入します。 また、昨年度、市民税賦課業務に導入し、併せて他業務への利用拡大を進めてきたRPA、事務ロボットについて、さらなる利用拡大を進め、事務の効率化を図ります。 ④適切な情報発信を行います。 開かれた市政を推進し、適切に行政の説明責任を果たすため、市民が必要な情報を入手できるよう、市のウエブサイトやSNSを活用した積極的な情報発信を行うほか、情報公開制度等に基づき行政情報の提供を行います。 また、市民や事業者が新たなサービスや新たな事業分野に進出しやすくするため、市が保有している公共データを電子的に2次利用が可能なルールで公開する、いわゆるオープンデータを積極的に公開していきます。 ⑤市民との協働を進めます。 引き続き「地域づくり協議会」の支援に努め、地域コミュニティーの推進と、明るく住みやすいまちづくりを進めます。 アダプト・プログラムなど、ボランティアによる美化及び清掃を通じ、居住環境及び都市環境に対する市民意識の高揚を図り、市民との協働によるまちづくりを推進します。 4、結び。 以上、令和2年度の主な施策につきまして、重点事業、新規事業などを中心に御紹介いたしました。 予算の編成に当たっては、年々増加する医療給付など社会保障費への対応や、将来に向けた、公共施設の維持・改修経費の増大など、山積する課題に立ち向かうとともに、持続可能な未来の一宮市のために、今まで以上に事業の効果、優先順位を見極め、真に必要な施策、行政サービスの充実に取り組みました。 従来のような予算の定率カットは行わず、施策の内容を丁寧に精査し、必要な事業に必要な財源を配分する作業を徹底しました。その結果、令和2年度の一般会計総額は、令和元年度から25億円余りふえて過去最大となりましたが、不足する一般財源を補うための財政調整基金の取り崩し金額は、前の年度から12億円減らして予算を編成することができました。市民の皆様の安全・安心が一番と冒頭でも申し上げました。財政調整基金は万が一の災害への備えであり、また次年度以降、次世代への責任を持った財政運営の指標ともなることから、基金残高の確保も重要な課題だと捉えております。 2021年の市制施行100周年、そして中核市となる、令和の時代の新たな一宮市として価値、ブランド力を高めるべく、市議会議員の皆様をはじめ、各企業や団体の皆様、そして市民の皆様、1人1人に御協力をいただきながら、一宮市の持つ潜在的な力を開花させたいと願っております。そして、その魅力を市の内外に発信できるよう、努力を惜しまない覚悟でございます。 ひとりでも多くの皆様が「一宮に住んで、よかった」、そして、市制施行100周年のキャッチフレーズである「いちばんだいすき。一宮」と実感していただけるよう、チャレンジし続けることをお約束いたしまして、令和2年度の市政運営方針の結びといたします。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(太田文人君) 以上をもちまして、令和2年度市政運営を終わります。 暫時、休憩をいたします。                            午前10時11分 休憩                            午前10時20分 再開 ○議長(太田文人君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第3から日程第44まで、すなわち議案第1号から議案第38号まで、及び報告第1号から報告第4号までを一括議題といたします。 当局より、提案理由の説明を求めます。 ◎市長(中野正康君) ただいま御上程いただきました各議案について、私から概要を御説明申し上げます。 令和2年度予算でございますが、市政運営方針と重なる箇所がございますけれども、御容赦いただければと思います。 引き続き、第7次一宮市総合計画に沿って各種の事業への取り組みを続け、2021年度中核市移行と市制施行100周年に向けて準備を整えてまいります。予算の編成に当たっては、これまで私が行ってきた定率でのカットは行わず、改めて事業の効果、優先順位を精査し、選択と集中を徹底しました。 一般会計の予算規模は、前年度比で25億4,000万円、率にして2.2%の増となり、1,159億7,000万円となりました。特別会計・企業会計では、国民健康保険事業特別会計においては、被保険者数の減の影響などで約6億6,000万円の減額となった一方、後期高齢者医療事業特別会計では約7億円の増、介護保険事業特別会計では約7億9,000万円の増となっております。水道事業会計では、老朽管対策事業の増額などにより約6億の増額となっております。結果、一般会計と特別会計・企業会計を合わせた全会計の予算額は、2,387億6,000万円余、前年度比で約41億4,000万円の増、率にして1.8%の増額となりました。 一般会計の歳入歳出における主なものを申し上げます。 まず、歳入でございます。 市税は前年度予算と比較して4億5,000万円の増、0.9%の増で過去最高の税収額となっております。法人市民税は税率改正の影響が大きく、減額となりましたが、個人市民税、固定資産税は前年度に引き続いて増額となりました。しかしながら、新型コロナウイルスの影響など、本当に懸念材料も多いと考えております。 そのほか、地方消費税交付金が消費税率引き上げに伴う10億円の増額、国県支出金はふえ続ける社会保障費の影響で約14億2,000万円の増額。市債は国の国土強靱化政策に伴う有利な制度の活用などで、約14億9,000万円の増額となりました。繰入金は、財政調整基金からの繰り入れを20億円としたことで、約12億2,000万円の減額となっております。 歳出においては民生費が大きく増加しており、約24億9,000万円の増額となりました。障害者福祉、児童福祉などで扶助費が大きくふえており、衛生費では、11月に発生したリサイクルセンターの火災による復旧工事の影響などで約8億8,000万円の増額ともなっております。 減額の主なものは教育費で、いちのみや中央プラザの整備が完了したことなどで、約7億円の減額となっております。 次に、令和元年度3月補正予算案を御説明申し上げます。 国の補正予算に伴う各種事業費の計上が主な内容となっております。 土木費では、道路橋梁費、水路費、都市計画費で約5億5,000万円の増額、教育費では、小・中学校のトイレの洋式化、職員室などのエアコン設備改修で約3億3,000万円の増額補正をお願いいたします。また、リサイクルセンターの火災対応の予算としては、不燃ごみを破砕機の賃借、レンタルでお借りしまして処理をすることとしましたので、処理手数料などで7,000万円ほどの減額ができることになりました。 加えまして、この補正予算で財政調整基金に11億円を積み立てることとさせていただきたく存じます。その結果、補正予算案の規模は、一般会計で20億1,591万1,000円の増額、特別・企業会計を合わせた全会計では21億2,413万2,000円の増額となっております。 次に、単行議案の主なものを御説明申し上げます。 まず、令和3年4月1日の中核市移行に向けて、地方自治法の規定に基づき、指定に係る議案を御提案申し上げております。中核市の指定を受けるには、市議会の議決、県議会の議決、県知事の同意を経て、市が国に申し出を行う必要があり、国は市の申し出に基づき、中核市の指定を行うということになっております。 そのほか、条例の新規制定案件としましては、令和2年度実施事業分をもって現行の市民が選ぶ市民活動支援制度は終了いたしますが、今後の新たな制度の構築に向けて市民活動支援基金を引き続き管理するための、一宮市市民活動支援基金の設置及び管理に関する条例がございます。 また、条例の一部改正案件を申し上げます。中核市移行及び再任用職員の採用により職員定数を増員する一宮市職員定数条例、入所児童数や入所希望児童数の地域的な変動に合わせて保育所の定員を変更する一宮市保育所条例、幼児教育・保育の無償化に関連し食材料費が無償化の対象外となることなどを規定する一宮市保育所条例及び一宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例、市の障害者手当の支給対象から65歳以降での身体障害者手帳等の新規取得者を対象外とする一宮市障害者手当支給条例、国民健康保険税の所得割率の引き下げと賦課限度額の引き上げを行う一宮市国民健康保険税条例などがございます。 なお、今会期中に追加提案を予定しているものに、教育委員会委員の人事同意案件がございますので、あらかじめお含みおきくださいますようお願い申し上げます。 これから、各議案の詳細につきまして、予算案については財務部長、単行議案については総務部長から、それぞれ御説明を申し上げます。よろしくお願いいたします。 ◎財務部長(大宮恒紀君) それでは、私からは各予算案について説明を申し上げます。 令和2年度愛知県一宮市一般会計予算書(案)及び予算説明書の1ページをお願いいたします。このページは、各会計の歳入歳出予算総括表になっております。 本年度の一般・特別・企業会計の予算総額は、本年度予算額の最下段のとおり2,387億6,002万1,000円で、前年度に比べ41億4,350万3,000円の増となっております。 19ページ、議案第1号、一般会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出それぞれ1,159億7,000万円とするものでございます。 25ページ、第2表債務負担行為につきましては、総合行政システム賃借料以下13の事項につきまして、表のとおり期間及び限度額を定めるものでございます。 26ページ、第3表地方債については、令和2年度に借り入れを予定しております市債の一覧でございます。起債の目的は、木曽川庁舎改修事業以下18の事業で、限度額の合計はここに記載はございませんが、86億3,080万円となるものでございます。 27ページ、一般会計の歳入歳出予算事項別明細書の1、総括のうちの歳入について、前年度予算と比較しながら説明を申し上げます。市長の市政運営方針と重なる部分など省略させていただくところもございますので、よろしくお願いいたします。 まず、1款市税につきましては、市税全体で4億5,000万円の増額となっておりますが、その主な要因は、現年課税分において、給与所得の伸びなどによる個人市民税が3億5,000万円、家屋の新築・増築などによる固定資産税が3億3,000万円余、市たばこ税で2億円の増額となった一方で、法人市民税が税制改正の影響などで5億4,000万円の減額となったことなどによるものでございます。 5行下の6款法人事業税交付金につきましては、地方法人課税の偏在是正のため令和2年度から新設されたもので、1億7,000万円を見込んでおります。 その下、7款地方消費税交付金につきましては、昨年10月の消費税率等の引き上げに伴い、10億円の増額となっております。 1つ飛んで、9款環境性能割交付金につきましては、自動車取得税の廃止に伴い昨年度新設されたもので、令和2年度は2億6,000万円を見込んでおります。 11款地方交付税につきましては、3億3,000万円増の100億3,000万円を見込んでおります。 13款分担金及び負担金につきましては、幼児教育・保育の無償化により、保育園の利用者負担金が大幅に減り、4億6,000万円余の減額となっております。 15款国庫支出金及びその下の16款県支出金につきましては、歳出において福祉分野などの各種給付費が大きく伸びたことなどにより、それぞれ4億8,000万円余と9億3,000万円余の増額となっております。 19款繰入金につきましては、財政調整基金の繰入金の減額により、12億2,000万円余の大幅な減額となっております。 22款市債につきましては、先ほど申し上げましたように、26ページの第3表地方債のとおりでございますが、国の国土強靱化政策に伴う緊急自然災害防止対策事業債やリサイクルセンター火災普及事業債に係る市債の発行などにより、14億8,000万円余の増額となっております。 以上で歳入を終わりまして、歳出について説明申し上げます。 102、103ページ、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、105ページ、8節旅費、10節需要費及び18節負担金、補助及び交付金におきまして、中核市移行に関する情報を広く発信し、中核市移行への準備を進める経費を計上しております。 なお、中核市移行に伴い、愛知県から移譲される事務を行うための個別準備経費につきましては、それぞれ担当する部署において計上させていただいております。 108、109ページ、3目人事管理費、1節報酬の3つ目の丸、会計年度任用職員報酬でございますが、昨年度まで7節賃金で計上しておりました臨時職員の賃金につきまして、令和2年度からは会計年度任用職員制度が導入されることに伴い、1節の報酬での計上となっております。 また、会計年度任用職員へ支給することになります期末手当につきましては、3節職員手当等の最下段のとおり、会計年度任用職員期末手当として計上しております。さらに、賃金に含めて支給しておりました通勤費につきましては、次の111ページ、8節旅費において会計年度任用職員通勤費として計上しております。 なお、令和2年度から賃金という節区分がなくなり、これまでの8節報償費が7節になるなど、以降の節番号が1つずつ繰り上がっておりますので、よろしくお願いいたします。 122、123ページ、8目企画費、125ページ、表の一番下、18節負担金、補助及び交付金の上から2つ目の丸、市制施行100周年記念事業実行委員会負担金及びその下の丸、市制施行100周年記念事業関係団体助成金につきまして、令和3年度の市制施行100周年記念事業に向けた準備経費を計上しております。 126、127ページ、中ほどの11目情報管理費、12節委託料の上から4つ目の丸、5G利活用調査研究委託料につきましては、次世代の通信システムとなる第5世代移動通信システム、いわゆる5Gを利活用するため、救急・消防など安全・安心をテーマに、官民協働による実証実験を行うものでございます。 129ページ、13節使用料及び賃借料の下から3つ目の丸、RPA利用料につきましては、昨年度導入したRPAのシナリオを、それぞれの業務に合わせて職員自らが作成することができるソフトウエアの利用拡大を進め、さらなる事務の効率化と経費の削減を図るものでございます。その下の丸、AI-OCR利用料と一番下の丸、AI総合案内サービス利用料につきましては、人工知能AI技術を活用し、業務の効率化や市民サービスの向上を図るために県内自治体と共同で導入するものでございます。 144、145ページ、中ほどの16目災害対策費、149ページ、17節備品購入費の一番下の丸、避難所資機材購入費におきまして、医療救護所の機能強化のため、中保健センターと8つの中学校へ簡易ベッドを7台ずつ配備する経費や、避難所機能の向上を図るために、避難所となる中学校19校の屋内運動場にWi-Fi機器を整備する経費などを計上しております。 150、151ページ、下段の表、2項徴税費、1目税務総務費、153ページ、表の中ほど13節使用料及び賃借料の2つ目の丸、RPA利用料につきましては、昨年度に引き続き市民税賦課業務で事務ロボットを活用し、事務の効率化を進めるものでございます。 180、181ページ、下段の表、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、185ページ、下段の13節使用料及び賃借料の一番下の丸、福祉相談記録システム賃借料につきましては、中核市移行に向けた準備に係るものでございます。 186、187ページ、2目障害者援護費、191ページ、18節負担金、補助及び交付金の上から3つ目の丸、グループホーム建設補助金につきましては、グループホームの整備を行う民間事業者などに対し市が補助金を交付するものでございます。 193ページ、19節扶助費におきましては、以降195ページまで51に及ぶ各種給付費を計上しておりますが、これらにつきましては自立支援給付等事業、地域生活支援事業、障害児通所支援事業等給付費などに係るもので、それぞれサービス量の見込みにより計上しております。なお、この節だけで対前年度比13億円余の増となっております。 202、203ページ、2項老人福祉費、3目いきいきセンター費、17節備品購入費の事業用備品購入費につきましては、平成30年度に木曽川いこいの広場に導入した認知トレーニング機器コグニバイクの効果検証を令和元年度に実施したところ、一定の効果が認められたことから、浅野いこいの広場へコグニバイクを2台設置する経費でございます。 最下段の4目高齢者の生きがいと健康づくり推進事業費、205ページ、18節負担金、補助及び交付金の下から2つ目の丸、地域密着型サービス施設等整備補助金及び一番下の丸、地域密着型サービス施設等開設準備経費補助金につきましては、小規模多機能型居宅介護、定期巡回随時対応型訪問介護・看護を行う事業所を整備する民間業者などに補助金を交付するものでございます。 206、207ページ、下段の表、3項児童福祉費、1目児童福祉総務費、211ページ、12節委託料の一番下の丸、設計委託料につきましては、放課後児童クラブの待機児童の解消を図るため、末広小学校の敷地内に児童クラブ棟を建設するための設計を行うものでございます。 14節工事請負費の1つ目の丸、児童厚生施設整備工事請負費につきましては、老朽化した葉栗、西成、北方児童館の改修を行うとともに、待機児童の解消を図るため、児童クラブ室を増築するものでございます。一番下の丸、放課後児童健全育成事業施設整備工事請負費につきましては、萩原小学校の敷地内に児童クラブ棟を建設する工事と、今伊勢西小学校下第2児童クラブにおいて、トイレの増築工事を行うものでございます。 216、217ページ、4目乳幼児期教育保育費、219ページ、10節需要費の下から3つ目の丸、施設修繕料におきまして保育園の年中と年長児保育室へエアコンを整備する経費を計上しております。 220、221ページ、最下段、18節負担金、補助及び交付金の下から2つ目の丸、認定こども園運営補助金につきましては、現在市内に2園ある認定こども園に対して、運営費の補助を行うものでございます。223ページの上から7つ目の丸、認定こども園施設整備補助金につきましては、令和3年4月に認定こども園の移行を予定している幼稚園2園に対し、移行のための施設整備に要する経費を補助するものでございます。 238、239ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、241ページ、12節委託料、17節備品購入費、18節負担金、補助及び交付金などにおきまして、中核市移行に向け、検査機器の購入費など保健所の設置準備に係る経費を計上しております。 243ページ、上から6つ目の丸、骨髄移植ドナー支援事業助成金につきましては、骨髄等移植ドナーの方及びドナーの方が勤務している事業所への助成事業を令和2年度から新たに創設するものでございます。 2目予防費、247ページ、17節備品購入費の1つ目の丸、事業用備品購入費につきましては、3歳児健康診査時に導入する目の屈折検査機器の購入費でございます。 258、259ページ、下段の9目環境保全費、263ページ、14節工事請負費の自動車排出ガス測定局設置工事請負費及びその下、17節備品購入費の1つ目の丸、事業用備品購入費につきましては、中核市移行に伴うもので、大気汚染の状況を常時監視するために必要な施設の設置工事費及びその測定局に備える大気汚染の測定機器などを購入するものでございます。 266、267ページ、2項清掃費、2目塵芥処理費、273ページ、13節使用料及び賃借料の一番下の丸、不燃・粗大ごみ破砕機賃借料につきましては、令和元年11月に発生しましたリサイクルセンター火災により処理できなくなった不燃ごみなどを処理するため、移動式破砕機を賃借する費用でございます。 その下、14節工事請負費のリサイクルセンター復旧工事請負費につきましては、火災により現在停止しているリサイクルセンターの設備の復旧に係る工事費でございます。 290、291ページ、6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費、10節需要費及び12節委託料におきまして、一宮市産の農産物を活用し、地産地消の推進と市民の皆様の健康増進を図ることを目的とした、138野菜プロジェクトを実施する経費を計上しております。 312、313ページ、8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路橋梁維持費、12節委託料、315ページ、14節工事請負費及び17節備品購入費におきまして、令和元年度に引き続き交通ビッグデータを活用し、生活道路交通安全対策の検討や分析を行い、速度抑制対策としてハンプと呼ばれる人工的な舗装段差を設置するなど、社会実験を行う経費を計上しております。 14節工事請負費にお戻りいただきまして、上から4つ目の丸、自転車通行区間整備工事請負費につきましては、安全で快適に自転車を利用できるよう、自転車専用通路帯の設置などを進めるものでございます。その下の丸、緊急交通安全対策工事請負費につきましては、通学路の安全を確保するためのカラー塗装などを進めるものでございます。 318、319ページ、表の一番下、5目橋梁新設改良費、12節委託料及び321ページ上段の表、14節工事請負費につきましては、橋梁の定期的な点検と計画的な予防保全的修繕の実施により、橋の安全性を確保するとともに、ライフサイクルコストの低減を図るものでございます。 322、323ページ、3項水路費、2目水路新設改良費、325ページ、中ほど12節委託料一番上の丸、洪水ハザードマップ作成業務委託料につきましては、従来の計画規模の雨に加え、想定し得る最大規模、千年に一回の雨に対する洪水ハザードマップを作成するものでございます。 表の一番下、14節工事請負費の1つ目の丸、準用河川改良工事請負費につきましては、千間堀川と川崎川の水路護岸工事に係るものでございます。 332、333ページ、4項都市計画費、2目街路事業費、335ページ、14節工事請負費、16節公有財産購入費、21節補償、補填及び賠償金などにおきまして、令和2年度末の供用開始に向けた福塚線と今伊勢北方線の道路改築に係る公共街路の整備工事費や用地購入費などを計上しております。また、五城森上線及び光明寺二ツ屋線の歩道を拡幅する工事費も14節工事請負費で計上しております。 少し戻っていただきまして、12節委託料の上から2つ目の丸、ラウンドアバウトサミット運営業務委託料及び13節使用料及び賃借料の2つ目の丸、会場使用料につきましては、災害時や交通事故減少に効果のあるラウンドアバウト(環状交差点)を全国に普及させるため、ラウンドアバウトについて情報発信や意見交換を行うラウンドアバウトサミットを、令和2年11月に一宮市で開催する経費でございます。 さて、もう一度12節委託料でございますが、上から3つ目の丸、測量設計業務委託料におきまして、第3次緊急輸送道路に指定されております市役所本庁舎と市民病院を結ぶ市道0138号線で無電柱化を進めるため、測量及び設計に係る経費を計上しております。 336、337ページ、3目公園維持費、14節工事請負費のツインアーチ138展望階内部改修工事請負費につきましては、国から配分される森林環境譲与税を活用し、老朽化による補修が必要な展望室を、国産木材を使用して改修するものでございます。 338、339ページ、4目公園新設改良費でございますが、341ページ、14節工事請負費の1つ目の丸、特殊公園新設改良工事請負費につきましては、木曽川沿線緑地の遊歩道、自転車道などの整備及び青木川河川敷公園の遊歩道整備に係るものでございます。 346、347ページ、5項都市開発費、2目再開発費、12節委託料のまちなかウオーカブル推進事業委託料につきましては、一宮駅を中心としたエリアにおいて、居心地がよく歩きたくなるまちづくりを目指し、まちづくりの専門知識・経験を持ったコーディネーターとともに、官民連携してまちの活性を推進する事業に係るものでございます。 358、359ページ、9款消防費、1項消防費、1目常備消防費、361ページ、12節委託料、363ページ、上から2つ目の丸、Net119緊急通報システム構築委託料につきましては、聴覚・言語機能に障害のある方が、スマートフォンなどを使用して文字による会話形式で円滑な通報ができるシステムの構築に係るものでございます。 17節備品購入費の上から2つ目の丸、事業用備品購入費におきまして、令和3年4月の中核市移行に向けて必ず置かなければならない高度救助隊の設置に必要な資機材などを購入する経費を計上しております。 366、367ページ、3目消防施設費、369ページ、上段の表、17節備品購入費の2つ目の丸、自動車購入費につきましては、救助資機材搬送車1台の新規購入と、化学消防ポンプ自動車、水槽付消防ポンプ自動車、高規格救急自動車及び小型動力ポンプ付積載車、それぞれ各1台の更新をするものでございます。 372、373ページ、10款教育費、1項教育総務費、3目学校給食調理場費、379ページ、16節公有財産購入費、21節補償、補填及び賠償金などにおきまして、新たな学校給食共同調理場の整備に向けた経費を計上しております。 380、381ページ、下段の表、2項小学校費、1目学校管理費、385ページの中ほど、14節工事請負費の2つ目の丸、校舎等大規模改造工事請負費及び390、391ページ、下段の表、3項中学校費、1目学校管理費、393ページ、14節工事請負費の一番下の丸、校舎等大規模改造工事請負費につきましては、小・中学校の校舎及び屋内運動場のトイレの洋式化などの工事に係るものでございます。 4枚お戻りいただきまして、384、385ページ、2項小学校費、最下段の2目教育振興費、387ページ、7節報償費、389ページ、13節使用料及び賃借料の2つ目の丸、器具賃借料におきまして、一宮市の未来を担う人材育成を目指し、これまで行ってきたプログラミング教育の一環としてロボットを活用したプログラミング教育を市内全小・中学校に拡大するとともに、小学5、6年生を対象としたわくわくプログラミング教室を開催する経費を計上いたしております。 402、403ページ、4項社会教育費、2目公民館費、407ページ、12節委託料の最下段の丸、(仮称)朝日公民館改修設計業務委託料、409ページ、14節工事請負費において、丹陽公民館空調設備等改修工事など、公民館の改修に係る経費を計上しております。 414、415ページ、4目博物館費でございますが、417ページ、12節委託料、419ページ上から2つ目の丸、特別展等展示場設置委託料などにおきまして、全国巡回展として近年発掘された特に注目された出土品を中心に展示する「発掘された日本列島展」を開催する経費を計上しております。 428、429ページ、8目美術館費、431ページ、12節委託料、下から2つ目の丸、特別展等展示場設置委託料などにおきまして、特別展として丸木位里展などを開催する経費を計上しております。 434、435ページ、5項保健体育費、1目保健体育振興費、437ページ、18節負担金、補助及び交付金の3つ目の丸、東京2020オリンピック聖火リレー実施負担金などにおきまして、東京2020オリンピック聖火リレー及びパラリンピック聖火リレーの採火イベントを行う経費を計上しております。 この冊子の最後の470ページ、地方債の平成30年度からの各年度末における現在高の見込みに関する調書でございます。 右から2列目、3列目につきましては、令和2年度中の増減見込みでございますが、令和2年度中の起債見込額は、表の右から3列目の一番下の合計欄のとおり86億3,000万円余であり、その右、令和2年度中の元金償還見込額は90億1,000万円余となっておりますので、令和2年度末の一般会計の市債の現在高見込につきましては、その右の1,076億3,000万円余となるものでございます。 以上で一般会計の説明を終わりまして、別冊の特別会計・企業会計予算書(案)予算説明書をお願いいたします。 それでは、1ページ、議案第2号、国民健康保険事業特別会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出それぞれ346億9,813万円とするものでございます。 4ページ、第2表債務負担行為につきましては、国民健康保険税賦課関係帳票打出業務委託料以下、4つの事項につきまして、表のとおり期間及び限度額を定めるものでございます。記載はございませんが、被保険者数を7万5,713人とし、前年度と比較して3,405人の減少を見込んでおります。 5ページ、歳入の1款国民健康保険税でございます。 後ほど単行議案でも説明がございますが、令和2年4月1日から国民健康保険税に係る基礎課税額の所得割額を引き下げ、及び地方税法施行令の一部改正に伴い、基礎課税額の限度額を引き上げる条例改正につきまして、本会議に提案させていただいております。 47ページ、議案第3号、後期高齢者医療事業特別会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出それぞれ53億8,908万2,000円とするものでございます。記載はございませんが、被保険者数を5万6,000人と見込み、前年度と比較して1,400人の増加を見込んでおります。 67ページ、議案第4号、介護保険事業特別会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出をそれぞれ301億64万円とするものでございます。 70ページ、第2表債務負担行為でございますが、介護保険料賦課徴収関係帳票打出業務委託料につきまして、表のとおり期間及び限度額を定めるものでございます。こちらも記載はございませんが、第1号被保険者数を10万2,795人とし、前年と比較して776人の増加を見込んでおります。 127ページ、議案第5号、公共駐車場事業特別会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出をそれぞれ1億491万8,000円とするものでございます。一般管理費、公債費の減などによりまして、一般会計繰出金を計上しております。 141ページ、議案第6号、外崎土地区画整理事業特別会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出をそれぞれ8,875万円とするものでございます。仮換地指定のための資料作成を行う換地業務委託料や道路整備に向けた測量設計業務委託料などが主な経費でございます。 161ページ、議案第7号、病院事業会計につきましては、予算額といたしまして別冊の一般会計予算書(案)の1ページ、総括表にございますが、予算としては270億2,553万4,000円となるものでございます。病院事業における予定損益は、市民病院につきましては14億7,000万円余の赤字、木曽川市民病院につきましても1億4,000万円余の赤字で、合わせて16億1,000万円余の赤字となっております。 主な事業としまして、市民病院では北館・南館などの既存病棟の改修や市民病院で治療を受けた患者の診療情報を、地域の開業医がインターネットを介して閲覧できる地域医療連携ネットワークシステムを構築する経費を計上しております。 また、木曽川市民病院では、地域包括ケア病床への転換を図るため病室を改修する費用を計上しております。 239ページ、議案第8号、水道事業会計につきましては、予算額といたしましても、これも一般会計の予算書(案)の1ページのとおり、99億9,182万8,000円となるものでございます。予定損益につきましては6,400万円余の黒字となっております。 主な事業としましては、佐千原浄水場第2ポンプ棟の令和4年度末完成を目指し、佐千原浄水場第2ポンプ棟電気設備設置工事と、佐千原浄水場内配管工事を令和2年度から4年度まで継続して計上しております。 また、利用者へ安全で安定的な水の供給を継続するため、老朽管の布設かえや基幹管路などの耐震化を行う経費を計上しております。 287ページ、議案第9号、下水道事業会計につきましては、予算額といたしまして、これも一般会計の予算書(案)の1ページのとおり、153億9,113万9,000円となるものでございます。 予定損益につきましては、一般区域につきましては1億8,000万円の黒字、特定区域につきましては2億2,000万円余の赤字となっております。 主な事業としまして、一般区域で令和4年度までの継続事業として行う中町1丁目地内ほか、大和幹線水管布設工事費を計上しております。 以上で令和2年度予算案の説明を終わりまして、別冊の令和元年度愛知県一宮市各会計補正予算書(案)及び補正予算説明書の1ページをお願いいたします。 議案第10号、一般会計補正予算につきましては、第1条におきまして、歳入歳出それぞれ20億1,591万1,000円の増額補正をいたしまして、補正後は1,178億8,012万5,000円となるものでございます。 4ページ、第2表繰越明許費をお願いいたします。表のとおり15の事業を掲げておりますが、国の補正予算に伴うもの、年度内での完了が見込めないものにつきまして、繰越明許費の設定をさせていただくものでございます。 右側5ページ、第3表債務負担行為補正をお願いします。上段の表、当年度分追加につきましては、都市計画道路福塚線道路改築事業の用地購入につきまして、期間を令和元年度から令和2年度まで、限度額を9,752万7,000円とするものでございます。その下、過年度議決分変更とあります表の2つの事項につきましては、いずれも期間を令和6年度まで、5年間延長させていただくものでございます。 6ページの第4表地方債補正をお願いします。 上段の表、追加とあります。一番上のほう農業水利施設災害防止事業につきましては、単独土地改良事業、用排水路改良事業など、既存の治水事業に対して充当率、交付税算入率などが有利な緊急自然災害防止事業対策債を充てることとしたものでございます。その下の交通安全緊急対策事業から一番下の中学校校舎等大規模改造事業につきましては、国の補正予算に伴う事業費の追加によるものでございます。 下段の表、変更にあります9つの事業につきましては、国の補正予算に伴う事業費の追加、事業費等の確定や決算見込などによる補正でございます。 10、11ページ、歳入の内訳について説明申し上げます。 最上段の表、1款市税、1項市民税、中段の表、4項市たばこ税及び最下段の表、6項事業所税につきましては、いずれも決算見込みにより増収を見込むものでございます。 12、13ページ、最上段の表、13款使用料及び手数料、2項手数料、3目衛生手数料、2節清掃手数料の環境センターごみ処理手数料の減額につきましては、昨年11月13日のリサイクルセンターの火災により稲沢市の不燃ごみの受け入れができなくなったことによるものでございます。 中段の表、14款国庫支出金、1項国庫負担金、3目諸支出金国庫負担金、1節繰出金負担金の国民健康保険基盤安定負担金及び14、15ページ、上から2番目の表、15款県支出金、1項県負担金、3目諸支出金県負担金、1節繰出金負担金の国民健康保険基盤安定負担金につきましては、国の算定に基づく増額でございます。 12、13ページにお戻りいただきまして、最下段の表、14款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、2節戸籍住民登録費補助金の個人番号カード交付事業費補助金につきましては、マイナンバーカードの交付に係る事業費の増額に伴うものでございます。 5目土木費国庫補助金の右ページの3つの防災安全交付金につきましては後ほど歳出で説明いたしますが、橋梁保全工事や横断歩道橋保全工事など、いずれも国の補正予算に伴うものでございます。 7目教育費国庫補助金、1節小学校費補助金及びその下2節中学校費補助金の学校施設環境改善交付金につきましては、こちらも国の補正予算に伴うもので、小・中学校の職員室などの空調設備改修工事と、校舎及び屋内運動場のトイレの洋式化などの工事に係るものでございます。 14、15ページ、上から3番目の表、16款財産収入、2項財産売払収入、1目不動産売払収入、1節土地売払収入につきましては、宅地などの売却4件に係るものでございます。 最下段の表、17款寄附金、1項寄附金、1目いちのみや応援寄附金、1節いちのみや応援寄附金につきましては、一宮伝法寺土地区画整理組合の解散による清算に伴う残余財産からの寄附金5,000万円のほか、ふるさと納税の増加によるものでございます。 16、17ページ、中段の表、20款諸収入、5項雑入、7目雑入、2節保険等収入の一番上の丸、市有物件災害共済会収入につきましては、平成30年9月4日の台風21号により被害を受けた公共施設の修繕費用や、職員の交通事故による車両修繕料などに係る保険収入でございます。一番下の丸、全国市長会市民総合保険収入につきましては後ほど歳出で説明いたしますが、環境センターでの車両損傷事故に係るものでございます。 5節雑入の環境部不用品売却代金につきましては、リサイクルセンターの火災により破砕鉄及び破砕アルミを選別できなくなったことによるものでございます。 最下段の表、21款市債につきましては、先ほど第4表地方債補正で説明いたしましたので、省略させていただきます。 歳入については以上でございます。 次に歳出の説明でございます。 20、21ページ、最上段の表、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、8節報償費のいちのみや応援寄附金記念品代及びその下の12節役務費の手数料につきましては、いちのみや応援寄附金の増加により、寄附に伴う記念品代及びクレジットカードの手数料の不足が見込まれることに対する増額でございます。 次に、6目財産管理費、22節補償、補填及び賠償金の交通事故賠償金につきましては、車両の修理代金など賠償を伴う交通事故件数の増加によるものでございます。 16目災害対策費、9節旅費の普通旅費につきましては、昨年の台風19号で被害を受けた長野市へ派遣した職員2名に係るものでございます。 中段の表、3項戸籍住民登録費、1目戸籍住民登録費、19節負担金、補助及び交付金の通知カード・個人番号カード関連事務交付金につきましては、マイナンバーカードの作成などを行う地方公共団体情報システム機構、いわゆるJ-LISに支払う交付金を増額するものでございます。 22、23ページ、最下段の表、4款衛生費、2項清掃費、2目塵芥処理費、11節需要費の燃料費、12節役務費の不燃物収集処理手数料及び14節使用料及び賃借料の不燃・粗大ごみ破砕機賃借料につきましては、令和元年11月のリサイクルセンターの火災により処理できなくなった不燃物を、現在市外の民間業者に収集処理を委託しておりますが、より費用負担を抑える方法として移動式破砕機を賃借し、自前で処理する方法に変更することに伴う増額または減額で、その結果、差し引きとしては6,200万円余の節減となるものでございます。 同じ表の上から3番目、13節委託料のリサイクルセンター管理運営委託料の減額につきましては、リサイクルセンターの火災により、稲沢市の不燃ごみの受け入れができなくなったことなどが主な理由でございます。 24、25ページ、最上段の表、22節補償、補填及び賠償金の損害賠償金につきましては、環境センターにおいて粗大ごみ受入れ作業時に職員が利用者の車を傷つけたことに係るものでございます。 次からの8款土木費につきましては、いずれも国の補正予算に伴うものとなっておりますが、中段の表、2項道路橋梁費、2目道路橋梁維持費、15節工事請負費の1つ目の緊急交通安全対策工事請負費につきましては、交通ビッグデータを利用し対策内容や分析を行い、速度抑制対策としてハンプなどを設置するものなど、交通安全施設を設置し、生活道路の交通安全対策を講じるというものでございます。2つ目の横断歩道橋保全工事請負費につきましては、緊急性の高い横断歩道橋1橋の保全工事を行うものでございます。 5目橋梁新設改良費、15節工事請負費の橋梁保全工事請負費につきましては、緊急性の高い2つの橋、愛宕橋、和田東橋の保全工事を行うものでございます。 最下段の表、3項水路費、2目水路新設改良費、13節委託料の1つ目の建物等調査業務委託料、15節工事請負費の一番上の丸、準用河川改良工事請負費及び22節補償、補填及び賠償金の支障物件移転補償金につきましては、国の補助金を活用して準用河川千間堀川改良事業のさらなる進捗を図るものでございます。 同じ表の13節委託料の2つ目の丸、測量・設計業務委託料及び15節工事請負費の一番下の丸、流域貯留施設築造工事請負費につきましては、流域貯留施設築造事業として奥小学校の実施設計及び北部中学校の築造工事を行うものでございます。 15節工事請負費の2つ目の丸、用排水路護岸工事請負費につきましては、未就学児の転落防止や通行者の安全確保のため、明地地内の水路を改修し蓋を設置するものでございます。 26、27ページ、最上段の表、4項都市計画費、2目街路事業費、15節工事請負の公共街路整備工事請負費につきましては、国の補助金を活用して今伊勢北方線道路改築事業及び五城森上線歩道拡幅事業のさらなる進捗を図るものでございます。 最下段の表、9款消防費、1項消防費、1目非常備消防費、8節報償費の報償金につきましては、消防団員の退職者の増に係るものでございます。 28、29ページ、最上段の表、10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、15節工事請負費の1つ目の丸、各校営繕工事請負費とその下の表、3項中学校費、1目学校管理費、15節工事請負費の1つ目の丸、各校営繕工事請負費につきましては、国の補正予算に係るもので、小・中学校の職員室等の空調設備の改修を行うものでございます。同じく工事請負費の校舎等大規模改造工事請負費につきましては、小・中学校で校舎及び屋内運動場のトイレの洋式化などの工事を行うものでございます。 30、31ページ、上段の表、12款諸支出金、2項繰出金、1目特別会計繰出金につきましては、各会計の決算見込みなどの補正に対応するものでございます。 下段の表、4項基金費、いちのみや応援基金費、25節積立金のいちのみや応援基金積立金につきましては、歳入で説明いたしましたいちのみや応援寄附金の増加に伴うものでございます。 2目財政調整基金、25節積立金の財政調整基金積立金につきましては、次年度以降の財政需要に備え、財政調整基金を11億円積み立てるものでございます。 以上で一般会計の概要説明を終わりまして、次に特別会計・企業会計について説明申し上げます。 37ページ、議案第11号、国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出それぞれ1,811万2,000円を減額いたしまして、補正後の予算額は361億3,895万3,000円となるものでございます。 歳出の一般被保険者療養費など医療給付費の決算見込みによる補正となっております。 57ページ、議案第12号、後期高齢者医療事業特別会計補正予算につきましては、歳入においてプラスマイナス同額の補正のみのため、補正額はゼロとなっております。後期高齢者医療広域連合補助金が交付されることに伴い、一般会計繰入金を同額減額する補正となっております。 63ページ、議案第13号、水道事業会計補正予算につきましては、145万5,000円を増額いたしまして、補正後の予算額は93億1,618万2,000円となるものでございます。今回の補正につきましては、下水道事業から職員1名を配置換えしたことに伴う給与費等の増額でございます。 77ページ、議案第14号、下水道事業会計補正予算につきましては、1億2,487万8,000円を増額いたしまして、補正後の予算額は155億3,667万3,000円となるものでございます。 主なものとしましては、一般区域公共下水道の資本的支出において、国の補正予算による事業として令和元年度から4年度までの継続事業で、中町1丁目地内ほか大和幹線雨水管布設工事を計上させていただいております。 また、特定区域公共下水道では、令和元年度に予定していた西部浄化センターの修繕工事が入札不調により年度内に実施することができなくなったことによる減額補正でございます。 以上をもちまして、補正予算の説明を終了させていただきます。 次に、単行議案について、総務部長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◎総務部長(長谷川伸二君) 続きまして、単行議案について御説明申し上げますので、別冊の一宮市議会定例会議案単行をお願いいたします。 1ページ、議案第15号、一宮市職員定数条例の一部改正については、中核市への移行や再任用職員の採用などによる増員と、労務職員の退職不補充による減員など、職員の定数を差し引きし、増員するものでございます。 3ページ、議案第16号、職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正については、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、パートタイム会計年度任用職員の服務の宣誓について、任用形態や任用手続がさまざまであることから、それぞれの職員に応じた方法で行うことができるようにするものでございます。 5ページ、議案第17号、議会の議員その他の非常勤職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正については、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、フルタイム会計年度任用職員の公務災害補償に係る補償基礎額を規定するものでございます。 7ページ、議案第18号、一宮市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正については、特別職報酬等審議会の答申に基づき、市議会議員の議員報酬月額を引き上げるものでございます。 9ページ、議案第19号、特別職員の給与に関する条例の一部改正については、こちらも特別職報酬等審議会の答申に基づき、特別職員の給与月額を引き上げるものでございます。 11ページ、議案第20号、一宮市地域振興基金の設置及び管理に関する条例の廃止につきましては、市民の連携強化や地域振興に要する経費に充てることを目的とする本基金について、令和2年3月に該当事業への充当をもって残高がなくなるため、本条例を廃止するものでございます。 13ページ、議案第21号、一宮市市民活動支援基金の設置及び管理に関する条例の制定につきましては、現行の市民が選ぶ市民活動支援制度は令和2年度をもって終了し、新たな制度の構築に向けて引き続き市民活動支援基金を管理するために、必要な事項を定めるものでございます。 15ページ、議案第22号、一宮市手数料条例の一部改正については、建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令及び建築物に係るエネルギーの使用の合理化の一層の促進、その他の建築物の低炭素化の促進のために誘導すべき基準の一部改正に伴い、建築物エネルギー消費性能基準の適合認定と消費性能向上計画認定及び低炭素建築物新築などの計画認定基準の見直しが行われ、住宅の省エネ性能などの評価方法において、新たに簡易な評価方法が追加されたため、これらに係る認定申請手数料を規定するものでございます。 17ページ、議案第23号、一宮市市税条例の一部改正につきましては、販売業者が展示している中古の軽自動車や原動機付自転車、オートバイなどに係る課税免除を廃止するものでございます。 19ページ、議案第24号、一宮市保育所条例の一部改正については、入所児童数や入所希望児童数の地域的な変動に合わせた定員とするため、4カ所の保育所において増員し、8カ所の保育所を減員するものでございます。 21ページ、議案第25号、一宮市保育所条例及び一宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部改正に伴い、食材料費が原則として無償化の対象外となることから、保護者から徴収することができる費用とすることを規定するものでございます。 30ページ、議案第26号、一宮市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員の資格要件となる研修は、これまで都道府県知事が行うもののみでございましたが、これに政令指定都市の市長が行うものを追加するものでございます。 32ページ、議案第27号、一宮市障害者手当支給条例の一部改正につきましては、65歳以降での身体障害者手帳などの新規取得者について、障害手当の支給対象外とするものでございます。 34ページ、議案第28号、一宮市国民健康保険税条例の一部改正につきましては、保険税賦課の適正化を図るため、基礎課税額の所得割額の引き下げと賦課限度額の引き上げを行うものでございます。 36ページ、議案第29号、一宮市道路占用条例等の一部改正につきましては、愛知県道路占用料条例等の一部改正に伴い、市道や準用河川に係る占用料と都市公園の占用に係る使用料の一部を引き上げるものでございます。 48ページ、議案第30号、尾張都市計画事業一宮外崎土地区画整理事業施行規程の一部改正につきましては、土地区画整理法施行令の一部改正に伴い、外崎土地区画整理事業における清算金の分割交付と分割徴収に係る利子の利率について改定するものでございます。 50ページ、議案第31号、地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理については、地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例の中に引用している同法の字句の変更を反映させるものでございます。 52ページ、議案第32号、一宮市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正については、公共下水道事業計画の変更に伴い、下水道事業に係る排水人口及び1日最大汚水処理量を引き上げるものでございます。 54ページ、議案第33号、一宮市公営簡易水道給水条例の廃止につきましては、馬引簡易水道事業を一宮市水道事業へ統合することに伴い、全ての公営の簡易水道事業が終了するため、本条例を廃止するものでございます。 56ページ、議案第34号、一宮市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例及び一宮市病院事業職員の退職手当に関する条例の一部改正につきましては、病院事業において再任用職員の採用に当たり、給与及び退職手当について規定するものでございます。 58ページ、議案第35号、和解及び損害賠償の額の決定については、昨年7月に執行されました参議院選挙の啓発業務で公用車を運転中、誤って狭い道に侵入し、転回が必要となり後進した際に相手方敷地内の車庫の柱に接触し、柱を破損した事故に係る相手方の損害について、賠償金を支払うものでございます。 59ページの議案第36号、ツインアーチ138の管理に係る指定管理者の指定については、ツインアーチ138の指定管理者を一般財団法人公園財団とし、指定期間を令和2年4月からの5年間とするものでございます。 60ページ、議案第37号、中核市の指定に係る申出については、令和3年4月1日の中核市移行に向けて、地方自治法の規定に基づき、総務大臣に対して指定の手続を行うものでございます。 61ページ、議案第38号、市道路線の廃止及び認定については、2路線を廃止し、新たに2路線を市道に認定するものでございます。 72ページ、報告第1号、専決処分の報告については、市が賠償責任を負わない交通事故2件に関する和解契約の締結、市が賠償責任を負う交通事故など4件に関する和解及び損害賠償の額の決定について、専決処分させていただきましたので、御報告するものでございます。 74ページ、報告第2号から90ページの報告第4号までにつきましては、一般財団法人一宮市学校給食会及び一宮市土地開発公社一宮地方総合卸売市場株式会社、それぞれの令和2年度事業計画及び事業後会計予算の状況を報告させていただくものでございます。 以上をもちまして、各議案の御説明を終了させていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(太田文人君) ただいま議題となっております各議案につきましては、本日は提案理由の説明にとどめることといたします。 お諮りいたします。 議事の都合により、本日はこの程度にとどめ、明日より3月4日までは休会とし、5日午前9時30分より会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日はこれをもって散会いたします。                            午前11時41分 散会...