岡崎市議会 > 2006-06-13 >
06月13日-13号

  • "岡崎市立看護専門学校増改築工事"(/)
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  1. 岡崎市議会 2006-06-13
    06月13日-13号


    取得元: 岡崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-19
    平成18年  6月 定例会               平成18年            岡崎市議会会議録第13号                       平成18年6月13日(火曜日)本日の出席議員(46名)     1番  中根 薫     2番  加藤繁行     3番  大原昌幸     4番  柵木 誠     5番  柳田孝二     6番  木全昭子     7番  鈴木雅子     8番  鈴木雅登     9番  園山康男    10番  梅村順一    11番  山崎泰信    12番  山崎憲伸    13番  田口正夫    14番  蜂須賀喜久好    15番  加藤 学    16番  三宅健司    17番  竹下寅生    18番  太田俊昭    19番  内藤 誠    20番  井手瀬絹子    21番  畔柳敏彦    22番  新海正春    23番  鈴木 豊    24番  中根義金    25番  柴田 泉    26番  深瀬 稔    27番  杉浦立美    28番  安形光征    29番  清水 勇    30番  髙野克一    31番  原田範次    32番  清水克美    33番  米村賢一    34番  野澤幸治    35番  岡崎冨雄    36番  村越恵子    37番  坂井一志    38番  山本雅宏    39番  稲垣良美    40番  野村康治    41番  加納吉久    43番  永田 寛    44番  小野政明    45番  中根勝美    46番  澤  豊    47番  近藤隆志--------------------------------------欠席議員(なし)--------------------------------------議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 報告第3号 外15件   報告第3号「平成17年度岡崎市一般会計継続費繰越計算書について」   報告第4号「平成17年度岡崎市一般会計繰越明許費繰越計算書について」   報告第5号「平成17年度岡崎市下水道特別会計繰越明許費繰越計算書について」   報告第6号「平成17年度岡崎市水道事業会計予算繰越計算書について」   報告第7号「株式会社岡崎情報開発センターの経営状況について」   報告第8号「岡崎市土地開発公社の経営状況について」   報告第9号「財団法人岡崎技能開発公社の経営状況について」   報告第10号「財団法人岡崎市勤労者共済会の経営状況について」   報告第11号「ふれあい施設管理販売株式会社の経営状況について」   報告第12号「株式会社ふれあいドーム岡崎の経営状況について」        (以上10件 報告、質疑)   報告第13号「損害賠償の額を定める専決処分について」   報告第14号「損害賠償の額を定める専決処分について」   報告第15号「損害賠償の額を定める専決処分について」   報告第16号「損害賠償の額を定める専決処分について」   報告第17号「損害賠償の額を定める専決処分について」   報告第18号「損害賠償の額を定める専決処分について」        (以上6件 報告) 日程第3 承認第1号 外2件   承認第1号「岡崎市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について」   承認第2号「岡崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例の専決処分について」   承認第3号「岡崎市保健所の設置等に関する条例の一部を改正する条例の専決処分について」        (説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) 日程第4 第75号議案 外19件   第75号議案「特定事業の契約について」   第76号議案「公の施設に係る指定管理者の指定について(岡崎げんき館)」   第77号議案「財産の取得について(市道丸岡線用地)」   第78号議案「工事請負の契約について(岡崎市シビックコア地区整備事業人工地盤築造工事)」   第79号議案「工事請負の契約について((仮称)岡崎市図書館交流プラザ建築工事)」   第80号議案「工事請負の契約について((仮称)岡崎市図書館交流プラザ機械設備工事)」   第81号議案「工事請負の契約について((仮称)岡崎市図書館交流プラザ電気設備工事)」   第82号議案「工事請負の契約について(岡崎市立梅園小学校屋内運動場改築工事)」   第83号議案「工事請負の契約について(岡崎市立岩津中学校屋内運動場改築工事)」   第84号議案「工事請負の契約について(岡崎市立看護専門学校増改築工事)」   第85号議案「工事請負の契約について(岡崎市体育館耐震改修整備工事)」   第86号議案「工事請負の契約について(岡崎市東庁舎通信指令システム整備工事)」   第87号議案「岡崎市市税条例の一部改正について」   第88号議案「岡崎市老人医療費助成条例等の一部改正について」   第89号議案「岡崎市総合老人福祉センター条例及び岡崎市地域福祉センター条例の一部改正について」   第90号議案「岡崎市げんき館条例の制定について」   第91号議案「岡崎市都市公園条例の一部改正について」   第92号議案「岡崎市消防団員退職報償金条例の一部改正について」   第93号議案「平成18年度岡崎市一般会計補正予算(第1号)」   第94号議案「平成18年度岡崎市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」        (説明、総括質疑) 日程第5 委員会付託及び送付   第75号議案外19件、請願第2号外1件、陳情第7号外2件--------------------------------------本日の会議に付した事件 1 会議録署名議員の指名 2 報告第3号「平成17年度岡崎市一般会計継続費繰越計算書について」 3 報告第4号「平成17年度岡崎市一般会計繰越明許費繰越計算書について」 4 報告第5号「平成17年度岡崎市下水道特別会計繰越明許費繰越計算書について」 5 報告第6号「平成17年度岡崎市水道事業会計予算繰越計算書について」 6 報告第7号「株式会社岡崎情報開発センターの経営状況について」 7 報告第8号「岡崎市土地開発公社の経営状況について」 8 報告第9号「財団法人岡崎技能開発公社の経営状況について」 9 報告第10号「財団法人岡崎市勤労者共済会の経営状況について」 10 報告第11号「ふれあい施設管理販売株式会社の経営状況について」 11 報告第12号「株式会社ふれあいドーム岡崎の経営状況について」 12 報告第13号「損害賠償の額を定める専決処分について」 13 報告第14号「損害賠償の額を定める専決処分について」 14 報告第15号「損害賠償の額を定める専決処分について」 15 報告第16号「損害賠償の額を定める専決処分について」 16 報告第17号「損害賠償の額を定める専決処分について」 17 報告第18号「損害賠償の額を定める専決処分について」 18 承認第1号「岡崎市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について」 19 承認第2号「岡崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例の専決処分について」 20 承認第3号「岡崎市保健所の設置等に関する条例の一部を改正する条例の専決処分について」 21 第75号議案「特定事業の契約について」 22 第76号議案「公の施設に係る指定管理者の指定について(岡崎げんき館)」 23 第77号議案「財産の取得について(市道丸岡線用地)」 24 第78号議案「工事請負の契約について(岡崎市シビックコア地区整備事業人工地盤築造工事)」 25 第79号議案「工事請負の契約について((仮称)岡崎市図書館交流プラザ建築工事)」 26 第80号議案「工事請負の契約について((仮称)岡崎市図書館交流プラザ機械設備工事)」 27 第81号議案「工事請負の契約について((仮称)岡崎市図書館交流プラザ電気設備工事)」 28 第82号議案「工事請負の契約について(岡崎市立梅園小学校屋内運動場改築工事)」 29 第83号議案「工事請負の契約について(岡崎市立岩津中学校屋内運動場改築工事)」 30 第84号議案「工事請負の契約について(岡崎市立看護専門学校増改築工事)」 31 第85号議案「工事請負の契約について(岡崎市体育館耐震改修整備工事)」 32 第86号議案「工事請負の契約について(岡崎市東庁舎通信指令システム整備工事)」 33 第87号議案「岡崎市市税条例の一部改正について」 34 第88号議案「岡崎市老人医療費助成条例等の一部改正について」 35 第89号議案「岡崎市総合老人福祉センター条例及び岡崎市地域福祉センター条例の一部改正について」 36 第90号議案「岡崎市げんき館条例の制定について」 37 第91号議案「岡崎市都市公園条例の一部改正について」 38 第92号議案「岡崎市消防団員退職報償金条例の一部改正について」 39 第93号議案「平成18年度岡崎市一般会計補正予算(第1号)」 40 第94号議案「平成18年度岡崎市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」 41 委員会付託及び送付--------------------------------------説明のため出席した者 市長      柴田紘一 助役      真木宏哉 助役      川嶋直樹 収入役     相川惠彦 教育長     藤井孝弘 市民病院長   平林憲之 企画政策部長  太田恒治 総務部長    坂田吉久 財務部長    萩原利元 市民文化部長  牧野嘉明 額田支所長   平川賢次 福祉保健部長  天野俊光 保健所長    宮澤孝彦 環境部長    柴田宗男 経済振興部長  鈴木保宏 土木建設部長  小野博章 都市整備部長  三浦千秋 下水道部長   荻野 享 病院事務局長  林 義伸 消防長     平山雅之 水道局長    髙橋利明 教育委員会         佐野邦明 教育部長 教育委員会         山本 悟 教育監 監査委員         小笠原盛久 事務局長 企画政策部 次長兼     仲条紳一 IT推進課長 財務部次長         市川 博 兼市民税課長 市民文化部 次長兼     近藤 勉 安全安心課長 福祉保健部 調整監兼    髙島 徹 福祉総務課長 保健所次長兼         牧原正直 総務課長 環境部調整監   兼     山本惠一 環境総務課長 経済振興部 次長兼     岸田孝一 商工労政課長 経済振興部 次長兼     酒井功二 観光課長 土木建設部 次長兼     加藤修平 道路維持課長 都市整備部 次長兼     三上俊雄 都市計画課長 都市整備部         高田 力 参事 消防次長    杉山 勉 水道局調整監         小山時彦 兼総務課長 教育部次長兼         鈴木幸二郎 康生地区拠点 開設準備室長 総務文書課長  寺田雄司--------------------------------------職務のため出席した者 議会事務局長  小田一三 議会事務局 次長兼     市川博幸 議事課長 庶務課長    鈴木清治 議事課 議事調査班   小田成孝 班長 議事調査班 主任主査    近藤秀行 (議事) 議事調査班 主任主査    野々山浩司 (調査) 議事調査班         鈴木久美子 主査 議事調査班         天野正徳 主査 議事調査班         畔柳康弘 主査 速記士     永井千鶴子               午前10時開議 ○議長(永田寛) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。 なお、本日の議事日程は、席上に配付の印刷物により御承知願います。-------------------------------------- ○議長(永田寛) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、13番 田口正夫議員、32番 清水克美議員の御両名を指名いたします。-------------------------------------- ○議長(永田寛) 日程第2、報告第3号「平成17年度岡崎市一般会計継続費繰越計算書について」外15件を議題とし、理事者の報告を求めます。 報告第3号及び第4号、萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 「報告事項」とあります冊子をお取り出しいただきたいと思います。1ページをお願いいたします。報告第3号「平成17年度岡崎市一般会計継続費繰越計算書について」御報告を申し上げます。 おめくりをいただきまして、4款4項の新一般廃棄物中間処理施設用地造成事業は、平成17年度から19年度の3カ年の継続事業として進めているものでございます。継続費の17年度予算計上額6,200万円から支出済額2,859万2,900円を差し引きました3,340万7,100円を平成18年度へ逓次繰り越しいたすものでございます。 以上、地方自治法施行令第145条第1項の規定によりまして御報告申し上げます。 引き続き、5ページをお願いいたします。報告第4号「平成17年度岡崎市一般会計繰越明許費繰越計算書について」御報告申し上げます。 おめくりいただきまして、2款1項の中岡崎駅西公衆便所移設事業を初め10件の繰越明許費でございまして、それぞれ17年度の補正予算として御議決いただいたものでございます。翌年度の繰越額計欄に記載のとおり、総額で9億2,679万600円を18年度へ繰り越しいたすものでございます。 以上、地方自治法施行令第146条第2項の規定によりまして御報告申し上げるものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、報告第5号、荻野下水道部長。 ◎下水道部長(荻野享) 9ページをお願いいたします。報告第5号「平成17年度岡崎市下水道特別会計繰越明許費繰越計算書について」御説明申し上げます。 おめくりいただきまして、3款1項の公共下水道管渠築造事業を初め15件の繰越明許費でございまして、それぞれ17年度の補正予算として御議決いただいているものでございます。翌年度繰越額計欄に記載のとおり、総額で4億9,352万5,950円を18年度に繰り越しいたすものでございます。 以上、地方自治法施行令第146条第2項の規定によりまして御報告申し上げるものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、報告第6号、髙橋水道局長。 ◎水道局長(髙橋利明) 13ページをお願いいたします。報告第6号「平成17年度岡崎市水道事業会計予算繰越計算書について」御報告申し上げます。 おめくりをいただきまして、水道事業会計予算繰越計算書によりまして御説明申し上げます。本繰り越しは、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰り越しでございまして、1款1項配水管整備事業でございますが、関連工事でございます下水道の管渠築造等工事に日時を要し、年度内完成ができなかったため繰り越しさせていただくものでございます。 以上、地方公営企業法第26条第3項の規定により御報告申し上げるものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、報告第7号、太田企画政策部長。 ◎企画政策部長(太田恒治) 17ページをお願いいたします。報告第7号「株式会社岡崎情報開発センターの経営状況について」御報告申し上げます。 おめくりいただきまして、19ページをお願いいたします。平成17年度の事業の概要でございます。主な事業内容は、定期講座及びシステム開発業務等でございます。講座の受講者数は、定期講座660名、集合講座232名、合わせて892名となっております。また、17年度における業務委託数は、システム開発業務等75件でございます。発行済株式総数は180株、うち岡崎市所有が90株となっております。 おめくりいただきまして、20ページをお願いいたします。平成17年度貸借対照表でございます。これは、平成17年度末現在における会社の財産状況をあらわしたもので、資産、負債及び資本の状況については、記載のとおりでございます。 21ページは、平成17年度損益計算書で、営業成績をあらわしたものでございます。内容といたしましては、営業損益、営業外損益、経常利益、特別損益、当期利益、当期未処分利益をあらわしたものでありまして、当期利益は97万2,002円で、前期繰越利益と合算した当期未処分利益は7,161万5,975円となっております。この当期未処分利益は、次期繰越利益金として処分することとされております。 おめくりいただきまして、22ページをお願いいたします。平成18年度の事業計画でございます。事業といたしましては、教育事業及び業務処理事業を記載のとおり計画いたしております。 23ページは、平成18年度予算書でございます。内容は、事業計画の実施に伴います収入支出の予定額を計上したものでございます。 以上、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき御報告を申し上げるものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、報告第8号、萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 25ページをお願いいたします。報告第8号「岡崎市土地開発公社の経営状況について」御報告申し上げます。 おめくりいただきまして、平成17年度事業報告書でございます。用地取得事業の概要は、公有用地として都市計画道路岡崎環状線用地を初め7用地を取得し、一般国道1号岡崎環境整備事業用地を初め9用地を岡崎市及び国へ処分しております。代行用地は、都市計画道路岡崎環状線用地を初め6用地を取得し、都市計画道路岡崎環状線用地を初め4用地を岡崎市に処分しております。 以上、それぞれの用地の取得、処分の面積及び金額並びに期末残高は記載のとおりでございます。 28ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。これは、平成17年度末現在における岡崎市土地開発公社の財政状況をあらわしたものでございまして、資産、負債、資本の状況は記載のとおりでございます。 31ページをお願いいたします。損益計算書でございます。平成17年度の経営成績は、35万357円の純利益でございます。この当期純利益は、定款の定めるところにより、準備金として整理をいたします。 おめくりをいただきまして、32ページをお願いいたします。平成18年度事業計画書でございます。用地取得計画は、公有地取得事業といたしまして、土木事業を初め6事業用地で、面積は5万9,162平方メートル、金額は31億4,756万2,000円を予定しております。用地処分計画は、公有地処分でございまして、土木事業を初め3事業用地で、面積は1万3,383平方メートル、金額は6億8,343万7,000円を予定しております。 おめくりをいただきまして、34ページをお願いいたします。平成18年度予算書でございます。内容は、事業計画の実施に伴います収入支出の予定額を計上しております。 以上、岡崎市土地開発公社の経営状況につきまして地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき御報告申し上げるものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、報告第9号から第14号、鈴木経済振興部長。 ◎経済振興部長(鈴木保宏) 37ページをお願いいたします。報告第9号「財団法人岡崎技能開発公社の経営状況について」御報告申し上げます。 おめくりいただきまして、39ページ、40ページにつきましては、平成17年度の事業報告でございます。事業といたしましては、岡崎地域職業訓練センター施設管理運営事業、公社自主事業、受託事業、職業訓練に関する調査・相談事業等を実施いたしました。 39ページ、中段の表、施設運営事業の状況でありますが、合計で4,030回、7万9,610人の利用があり、地域住民を対象とした自主事業は7種16コースで実施されました。 40ページの受託事業は、国の緊急経済対策による雇用・能力開発機構からの委託を受けて、IT学習支援事業のパソコンの無料開放を実施いたしました。職業に関する援助相談等も行いました。 続きまして、41ページから43ページにかけましては、正味財産増減計算書、貸借対照表及び財産目録でございます。これらは、開発公社の資産、負債及び財産の状況をあらわしたものでございます。内容につきましては、記載のとおりでございます。 おめくりいただきまして、44ページをお願いいたします。平成18年度の事業計画でございますが、施設管理運営事業、公社自主事業等を行ってまいります。 おめくりいただきまして、46ページから48ページにかけましては、平成18年度予算書でございます。内容につきましては、前ページの事業計画の実施に伴う収入支出の予算額を計上させていただいたものでございます。 以上、財団法人岡崎技能開発公社の経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき御報告申し上げるものでございます。 続きまして、49ページをお願いいたします。報告第10号「財団法人岡崎市勤労者共済会の経営状況について」御報告申し上げます。 おめくりいただきまして、51ページ、52ページにつきましては、平成17年度の事業報告でございます。事業の対象となります会員の加入状況は、696事業所、6,360人となっております。事業といたしましては、給付事業、融資あっせん事業、福利厚生事業、施設管理運営事業を実施いたしました。 続きまして、53ページから56ページにかけまして、正味財産増減計算書、貸借対照表及び財産目録でございます。これは、共済会の資産、負債及び財産の状況をあらわしたものでございます。内容につきましては、記載のとおりでございます。 続きまして、57ページをお願いいたします。平成18年度の事業計画でございますが、中小企業に働く会員の福利厚生の増進を図るため、記載のとおり、給付事業を初め、融資あっせん事業及び福利厚生事業の各事業を推進いたしてまいります。 おめくりいただきまして、58ページから64ページにかけましては、平成18年度予算書でございます。内容につきましては、前ページの事業計画の実施に伴う収入支出の予算額を共済事業に関する一般会計と勤労文化センター管理特別会計に分け、それぞれ計上させていただいたものでございます。 以上、財団法人岡崎市勤労者共済会の経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき議会に御報告申し上げるものでございます。 続きまして、65ページをお願いいたします。報告第11号「ふれあい施設管理販売株式会社の経営状況について」御報告申し上げます。 おめくりいただきまして、67ページをお願いいたします。事業の概要でございますが、平成17年度における主な事業内容、事業所の所在地及び株式の状況につきましては、記載のとおりでございます。 おめくりいただきまして、68ページをお願いいたします。貸借対照表でございますが、これは、平成17年度末現在における会社の資産、負債、資本の状況をあらわしたものでございます。 69ページをお願いいたします。平成17年度の損益計算書でございますが、内容といたしましては、営業損益、営業外損益、経常損益、当期損失、当期未処分利益等をあらわしたものでございます。 以上、ふれあい施設管理販売株式会社の経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき議会に御報告申し上げるものでございます。 なお、おかざき農遊館を管理するため設立された当ふれあい施設管理販売株式会社は、岡崎市の指定管理者制度の導入に伴い、平成18年3月31日をもって解散し、現在解散の手続を進めております。展示即売施設は4月1日から指定管理者のあいち三河農業協同組合により運営されております。 おめくりいただきまして、71ページをお願いいたします。報告第12号「株式会社ふれあいドーム岡崎の経営状況について」御報告申し上げます。 おめくりいただきまして、73ページをお願いいたします。事業の概要でございますが、平成17年度における主な事業内容、事業所の所在地及び株式の状況につきましては、記載のとおりでございます。 おめくりいただきまして、74ページをお願いいたします。貸借対照表でございますが、これは、平成17年度末現在における会社の資産、負債及び資本の状況をあらわしたものでございます。 75ページをお願いいたします。平成17年度の損益計算書でございますが、内容といたしましては、営業損益、営業外損益、経常利益、当期利益、当期未処分利益等をあらわしたものでございます。 以上、株式会社ふれあいドーム岡崎の経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき議会に御報告申し上げるものでございます。 なお、当株式会社ふれあいドーム岡崎につきましても、岡崎市の指定管理者制度の導入に伴い、平成18年3月31日をもって解散し、現在解散の手続を進めております。ふれあいドーム岡崎も4月1日からは指定管理者のあいち三河農業協同組合により運営をしていただいております。 77ページをお願いいたします。報告第13号「損害賠償の額を定める専決処分について」を御説明申し上げます。 79ページをお願いします。専決処分書に記載の事故は、平成18年4月9日午後2時55分ごろ、岡崎市明大寺本町2丁目23番地先の県道岡崎幸田線明大寺本町信号交差点において、家康行列に伴う交通規制看板が強風により転倒し、停車中の相手方自動車に接触し、損害を与えたものでございます。 示談が成立しましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分させていただき、同条第2項の規定により報告をいたすものでございます。 金額につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。 この賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会から補てんされるものでございます。 引き続き、81ページをお願いいたします。報告第14号「損害賠償の額を定める専決処分について」を御説明申し上げます。 83ページをお願いします。専決処分書に記載の事故は、平成18年4月9日午後3時30分ごろ、岡崎市吹矢町16番地先の市道竜美丘1号線吹矢信号交差点において、家康行列に伴う交通規制看板が強風により転倒し、停車中の相手方自動車に接触し、損害を与えたものでございます。 示談が成立いたしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただき、同条第2項の規定により報告をいたすものでございます。 金額につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。 この賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会から補てんされるものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、報告第15号、小野土木建設部長。 ◎土木建設部長(小野博章) 85ページをお願いいたします。報告第15号「損害賠償の額を定める専決処分について」御説明を申し上げます。 87ページをお願いいたします。専決処分書に記載のこの事故は、平成18年4月6日午前7時50分ごろ、相手方車両が岡崎市福岡町字下高須48番地先の市道福岡下高須3号線において、左側後輪が排水ますの鉄板に乗り上げた際、鉄板が外れたため左側の田へ転落し、当該自動車のフロントガラス及びバンパー周辺を損傷し、損害を与えたものでございます。 示談が成立いたしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただきました。同条第2項の規定により御報告を申し上げるものでございます。 金額につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。 なお、この賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会から補てんされるものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、報告第16号、林病院事務局長。 ◎病院事務局長(林義伸) 89ページをお願いいたします。報告第16号「損害賠償の額を定める専決処分について」御説明申し上げます。 専決処分書に記載のこの事故は、平成18年1月25日午後3時ごろ、岡崎市桜形町字日面地内の県道主要地方道岡崎設楽線と市道学校橋上日陰線の交差点内におきまして、患者宅に向かう額田北部診療所の公用車が右折する際に、左方向から直進してきた相手方自動車に接触し、損害を与えたものでございます。 示談が成立いたしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただきました。同条第2項の規定により御報告いたすものでございます。 金額につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。 なお、この賠償金につきましては、財団法人全国自治協会から補てんされるものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、報告第17号及び第18号、平山消防長。
    ◎消防長(平山雅之) 93ページをお願いいたします。報告第17号「損害賠償の額を定める専決処分について」御説明申し上げます。 おめくりをいただきまして、95ページをお願いいたします。専決処分書に記載のこの事故は、平成18年3月26日午前9時5分ごろ、岡崎市中園町字郷中58番地先の三差路におきまして、矢作消防団第5部の消防車が右折するために後退した際、後続停車中の相手方自動車に接触し、損害を与えたものでございます。 示談が成立いたしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただきました。同条第2項の規定により御報告いたすものでございます。 金額につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。 なお、この賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会から全額補てんされるものでございます。 続きまして、97ページをお願いいたします。報告第18号「損害賠償の額を定める専決処分について」御説明申し上げます。 おめくりをいただきまして、99ページをお願いいたします。専決処分書に記載のこの事故は、平成18年3月22日午後3時ごろ、岡崎市藤川町字西町北13番地先の県道市場福岡線上におきまして、東消防署の消防車が対向車とすれ違った際、駐車していた相手方自動車に接触し、損害を与えたものでございます。 示談が成立いたしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただきました。同条第2項の規定により御報告いたすものでございます。 金額につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。 なお、この賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会から全額補てんされるものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 報告は終わりました。 これより報告第3号から第12号について質疑を行います。 なお、報告第13号から第18号は、地方自治法第180条に基づく議会の委任による市長の専決処分であります。よって、質疑はありませんので、御承知ください。 議員並びに理事者の皆様方に申し上げます。季節柄大変暑くなってまいりましたので、上着の着用は御自由にしていただいて結構ですので、よろしくお願いいたします。 これより質疑に入ります。 報告第3号、これに御質疑ありませんか。報告第4号、これに御質疑ありませんか。報告第5号、これに御質疑ございませんか。報告第6号、これに御質疑ございませんか。   (以上いずれも「なし」の声あり) ○議長(永田寛) 報告第7号、これに御質疑ございませんか。 7番 鈴木雅子議員。 ◆7番(鈴木雅子) 情報開発センターの経営状況について何点かお伺をしたいと思います。 まず初めに、情報開発センターの平成17年度及び18年度の社員の構成はどのようになっていますか、お聞かせください。 それから、幾つかの定期講座が開かれていますけれども、定員に対する利用率は現在どのようになっていますか。 次に、昨年の6月議会で柳田議員が情報開発センターの本来の目的についてお伺いをいたしました。その際、岡崎市が発注している四つの業務、駐車場案内システム保守運用管理、情報ネットワークセンター受付案内管理、下水道台帳システム保守運用管理、失礼しました五つですね、道路統合管理システム保守運用管理などは、情報開発センターが再度、受けたものを別の民間会社に安い金額で委託に出しているということがわかりました。これについては、トンネル会社になっているのではないか、あるいは市が直接民間に発注すればコスト削減ができるという指摘をさせていただきました。これに対して、常駐をしているので即時対応ができるとか、金額の差は直に行う業務もあるなどという当時答弁がございました。1年たちましたわけですが、これらについて何らかの検討や見直しはされたのかどうか、伺います。 それから、報告書の21ページになりますが、17年度決算の中で情報開発センターが受けた委託業務収入8,199万4,114円のうち、岡崎市が発注をしている金額は幾らでしょうか。また、そのうち外部委託に出しているものは幾らなのか、お答えください。 ○議長(永田寛) 太田企画政策部長。 ◎企画政策部長(太田恒治) 初めに、社員の構成はということですが、平成17年度では、社員が8名、パソコンの講座の講師としてパートが2名、派遣社員が1名であります。 次に、講座等の定員に対する利用率ということでございますが、市民向け講座、定員20名の講座を延べ91回開催しておりまして、延べ638人の参加でございました。1講座当たり平均受講人数は7人であります。もう一つ、定員5人のシニア向け講座がありまして、これは5回開催をいたしまして、22人の参加がありまして、ほぼ定員に近い参加があったということでございます。 次に、情報開発センターが行っている業務、外部委託している業務の検討、見直しは行ったかということでございますが、これにつきましては、基本的にはそれらの業務の主たる業務につきましては、情報開発センターが行い、周辺機器の点検とか、あるいは来庁者対応とか、臨時的なシステムの修正等については外注をしているというふうに聞いております。基本的にはこの方向で情報開発センターの方で外注に出してみえるというふうに聞いております。 それから、システムの金額でございますが、業務委託のうち、岡崎市から委託しておりますのが7,051万円でありまして、その主なものとしまして、システム開発関連では学校保健体育統計処理で600万円、受益者負担金等管理システム追加導入で300万円、また保守運用管理では地図情報システム運用管理で500万円、駐車場案内システム保守運用管理で1,300万円、情報ネットワークセンター受付案内で1,300万円、固定資産地図情報システム保守運用管理で250万円、給食事務OAシステム保守運用管理で130万円、下水道台帳システム保守運用管理で400万円、道路統合管理システム保守運用管理で300万円でございます。このような状況になっております。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 7番 鈴木雅子議員。 ◆7番(鈴木雅子) 社員の数ですけれども、今平成17年度はいただきましたけれども、平成18年度もこれと変わりなくということで理解をしていいかどうかということが1点。 それから、定期講座ですけれども、約3分の1ぐらいの利用なのかなと思うんですが、ある面、これは市民にとっても使いやすい講座ということも聞いております。それで、利用者を上げるための方策などは市として何か支援をされているのか、お聞かせをいただきたいと思います。 それから、今各事業について数字をいただきましたけれども、これは受託をした金額でいいですか。外注金額ではなく、受託金額ですね。そうしますと、岡崎市から受けたのは7,051万円なんですが、今ざっと計算をしてもおよそ3,000万ぐらいしかないんですね。ちょっとこの違いについて、もう一度各事業について、岡崎市から幾らで受託をしたか。それから、それをまた外部委託に出したものはどれだけかということを個々にお伺いをしたいと思います。 ○議長(永田寛) 太田企画政策部長。 ◎企画政策部長(太田恒治) まず、社員の関係ですが、平成18年度もこの状態でいかれると思っております。 それから、委託の関係でございますが、基本的には今申し上げたのは主なものの岡崎市からの委託分でありまして、センターが岡崎市から受けた分ということになります。ここの中で再外注、外注している分ですね、これにつきましては、駐車場案内システム、情報ネットワークセンター受付案内管理、下水道台帳システム、道路統合管理システムの四つを外注に出している状況でございます。 それと、定期講座を上げる方策ということですが、基本的には17年度より、リピーターに対し割引制度等を設けまして、多くの方に利用していただくような形で努めているところでございます。結果として、若干ですが利用者の人数がふえたというふうに認識をいたしております。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 7番 鈴木雅子議員。 ◆7番(鈴木雅子) 主な業務と言われましたが、やっぱり足し算をしても3,000万、4,000万あるかないかなんですね。全体が7,000万ですので、半分近くのものが入ってないんですけれども、今言われた業務は、恐らく22ページの主なものがあると思うんですね。もう少し大きなものがあるのではないか。もう一度全部ちょっと計算をして、7,051万になるかどうか。主なものがたかだか半分で、22ページに書かれているものが今大体挙げていただいたと思うんですね。ほかにも大きなものがあると思うんですが、それをお聞かせいただきたいと思います。 それから、今四つの外部委託に出しているものがありましたが、これの外注金額をお答えいただきたい。そして、昨年のお答えの中では、この差額については、直に業務を行っているんだという部分がありましたけれども、それぞれについて、この四つの業務について、直に業務をしている、どういう仕事をしているのかということを具体的にお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(永田寛) 太田企画政策部長。 ◎企画政策部長(太田恒治) 委託の関係ですが、岡崎市からの委託が7,051万6,000円でございます。そのうちのある一部分につきまして委託をしておるわけでありまして、例えば、駐車場案内システムであれば、先ほど冒頭に申しましたように、主たる業務の日常操作やシステムの障害及び周辺機器の定期点検につきましては情報開発センター、会社が行いまして、周辺機器の定期点検について再委託、外注に出している。これは株式会社NTTデータに外注に出しています。それから、情報ネットワークセンター受付案内管理では、これも主たる業務のデータ入力管理は情報開発センターが行いまして、補助的なネットワークセンターの来館者の対応について委託をしている。それから、下水道台帳システムにつきましては、やはり主たる業務の日常のデータ管理あるいはシステム障害、定期点検については会社が行いまして、臨時的なシステム修正等につきまして委託をしています。これは株式会社オオバ、先ほどの情報ネットワークセンターの受付はコニックス株式会社に外注に出しております。それから、下水道台帳システムにつきましては、株式会社オオバに外注。それから、道路統合管理システムにつきましては、やはり主たる業務の日常のデータ管理あるいはシステム障害対応、定期点検につきましては、会社が行いまして、臨時的なシステムの修正については外注に出しています。これは外注先は株式会社パスコであります。 外注金額につきましては、これは会社の内部数値でありますので、特に把握をいたしておりませんので、よろしくお願いいたします。 ○議長(永田寛) 報告第8号、これに御質疑ございませんか。報告第9号、これに御質疑ございませんか。報告第10号、これに御質疑ございませんか。   (以上いずれも「なし」の声あり) ○議長(永田寛) 報告第11号、これに御質疑ございませんか。 7番 鈴木雅子議員。 ◆7番(鈴木雅子) 報告第11号「ふれあい施設管理販売株式会社の経営状況について」、1点伺います。 これは農遊館の経営ですけれども、売り上げについて平成15年の5億9,635万円をピークに、ここ2年連続して売り上げが下がっています。その理由は何なのか、お聞かせください。 ○議長(永田寛) 鈴木経済振興部長。 ◎経済振興部長(鈴木保宏) 売り上げが下がった理由という形で御質問ですが、農遊館の来館者数は85万2,922人で、前年対比6.6%の減です。売り上げも5億4,803万円で6.2%減になっております。売り上げが前年度を下回った理由としては、なかなか分析は難しいところでございますが、市として一番原因であると想像しておるのは、17年度は天候もよく全国的に豊作傾向で、産地の市場出荷がふえたため、農産物の価格の低迷が響き、産直販売金額として1,973万円ほど減少しております。特に8月から11月に影響があったと聞いております。 また、安全安心な農作物の販売のため、ことしの5月のポジティブ制度などに向けて、出荷者に栽培記録簿の作成をお願いしたことによる出荷量の減少も一因の一つにあるのかなという形で考えております。 ○議長(永田寛) 報告第12号、これに御質疑ございませんか。 7番 鈴木雅子議員。 ◆7番(鈴木雅子) 前報告と同じことをお聞きするわけですけれども、ふれあいドームについても、平成14年度以降大きく売り上げを伸ばしてみえました。平成17年度は売り上げはふえているんですけれども、伸び率が下がっています。この理由が何なのか、お聞かせをいただきたいと思います。 それから、農遊館もふれあいドームもともに、ことしから指定管理者制度に移行したことで、議会への報告が今後義務づけられなくなります。しかし、市が持っている施設でもありますし、最終的には市が運営管理に責任を持つものですから、その経営状況は常に明らかにしておく必要があると考えます。今後の議会への経営状況の報告はどのように行われるのか、お聞かせください。 ○議長(永田寛) 鈴木経済振興部長。 ◎経済振興部長(鈴木保宏) ふれあいドームにつきましては、来館者数は71万8,325人で前年度対比1.2%増で、過去5年間で伸びは一番低くなっております。売り上げも5億5,357万4,383円で、1.2%の増でした。この理由としましては、農遊館の理由と同じく、天候がよく全国的にも豊作傾向で農産物価格の低迷が響いたと考えられます。 また、16年度との比較では、近隣の類似施設、幸田の憩いの農園の休業や、開園・開業の影響もあったと聞いております。農遊館とふれあいドームは市が建設した農業者や消費者のための農業振興施設であり、市や農協利用者などの関係者を含めた展示即売施設管理運営協議会を設置して、その中で今後とも市民の方に愛される、利用される施設となるように努力してまいりたいと考えております。 2点目でございますが、今後の議会への報告はということでございますが、地方自治法第243条の3第2項の規定により、法人についての経営状況の報告はこれで最後になります。解散後の清算による出資金と剰余金は、一般会計の歳入の決算で議会承認をいただくことになります。また、次年度以降は、指定管理者からの協定に基づく業務の実績や収支に関する報告書により、的確な指導に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(永田寛) 7番 鈴木雅子議員。 ◆7番(鈴木雅子) 売り上げをお聞きしたのは、指定管理になって、売り上げが下がっている理由が、価格の低迷以外のところにもあるとしますと、結局は市が最終的には責任を持つものですので、売り上げ減の原因というのは明らかにしなければならないというふうに考えてお聞きをしたわけです。今、主な理由は価格の低迷ということなんですけれども、やはり3年間きちっと経営をしていただくためにも、きちんと経営がなされているかという指導というか、管理もされなければならないと思います。だから、今回の売り上げの伸びていない理由、あるいは下がっている理由というのは、ほかには大きな理由というのは考えられませんか、その点を確認させていただきます。 それから、もう1点ですけれども、議会への報告の義務づけがなくなったということで、今部長は明確には御答弁がなかったんですけれども、指定管理であっても、議会に対して最低限、同様の経営状況などを報告するべきと考えますが、どのような形で報告をするというふうなことをお考えか、お聞かせをください。 ○議長(永田寛) 鈴木経済振興部長。 ◎経済振興部長(鈴木保宏) 先ほど御答弁申し上げたように、ふれあいドームについては、近隣の幸田町の憩いの農園の開設だとか、そういう形の影響が、併設した中で開始をしておった部分が、消費者がドームの方に流れた中で、数としては非常に伸びた。おととしの分は伸びたと。去年の分については、通常のベースに戻ったということが考えられるというふうに思っております。 それと、議会への報告ですが、先ほど申し上げたように、議会の報告という自治法の関係で義務づけられたことがなくなります。ですが、先ほど申したように、経営状態を的確に報告書を求めながら、管理しながら、その把握の中で、議会等に御質問があれば明快にお答えをしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(永田寛) 御質疑は終わりました。-------------------------------------- ○議長(永田寛) 日程第3、承認第1号「岡崎市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について」外2件を会議規則第35条の規定により一括議題とし、理事者の説明を求めます。 承認第1号、萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 議案書の1ページをお願いします。承認第1号「岡崎市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について」を御説明申し上げます。 今回の市税条例の改正は、地方税法等の一部を改正する法律が平成18年3月31日に公布され、同年4月1日に施行されたことに伴いまして、専決処分をさせていただいたものでございます。 おめくりをいただきまして、専決処分書中第21条は、個人市民税均等割の非課税基準の見直しにより均等割を課さない場合の政令で定める基準額が改正されたことに伴い、条例で定める加算額「19万8,000円」を「18万9,000円」に改めるものでございます。 第30条第2項につきましては、2項の表中、法人等の均等割の税率区分に係る用語が改められたため、字句の整備をするものでございます。 第48条の2第2項につきましては、固定資産税の不均一課税を規定するもので、地方税法の引用条項を整理するものでございます。 附則第5条の3につきましては、固定資産税の減額の適用について規定するもので、第4項の特定優良賃貸住宅の減額措置が廃止されたことに伴う条項の整理、耐震改修促進税制の創設に伴い、新たに第5項として耐震改修した既存住宅の減額措置の適用を受ける者がすべき申告について規定するものでございます。 おめくりをいただきまして、4ページをお願いいたします。附則第6条は、固定資産税及び都市計画税の特例に関する用語の意義を規定するもので、評価替えに伴い、見出し中「平成15年度から平成17年度まで」を「平成18年度から平成20年度まで」に改めるとともに、地方税法の引用条項の整理をするものでございます。 附則第6条の2につきましては、固定資産税の評価額は原則として基準年度の価格を3年間据え置くこととされておりますが、価格を据え置くべき平成19年度及び平成20年度において、さらに地価に関する指標から下落傾向が見られる場合には、価格に修正を加えることができる特例措置を継続するものでございます。 附則第7条につきましては、宅地等に対する固定資産税の負担調整措置について、地価公示価格等の7割評価を継続し、負担水準の低い土地について課税の公平及び制度の簡素化の観点から見直しがされたことに伴い、その特例の適用期間を平成20年度までに改めるものでございます。 6ページをお願いします。附則第7条の2につきましては、改正前の規定を改正後の附則第7条第6項に規定することで、改正前の附則第7条の3を地方税法の引用条項の整理及び適用年度を改め、新たに附則第7条の2とするものでございます。 附則第8条につきましては、一般農地に対する負担調整措置を継続するもので、附則第8条の2、第8条の3につきましては、市街化区域農地に対する負担調整措置の特例について、附則第7条と同様に規定するものでございます。 7ページの下から5行目の附則第12条から9ページの附則第12条の2、附則第13条、附則第13条の3につきましては、都市計画税の宅地等に対する課税の特例等を規定するもので、固定資産税の改正に伴い所要の改正を行うものでございます。 11ページをお願いいたします。附則第14条につきましては、特別土地保有税が課税の停止のため課税の特例を平成20年度まで延長することに伴い、字句を整備するものでございます。 附則でございますが、附則第1項は施行期日を規定するもの。附則第2項は市民税、第3項は固定資産税、第4項は都市計画税についてそれぞれ経過措置を規定するものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、承認第2号、牧野市民文化部長。 ◎市民文化部長(牧野嘉明) 議案書の13ページをお願いいたします。承認第2号「岡崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例の専決処分について」御説明申し上げます。 今回の国民健康保険条例の改正は、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が平成18年3月10日に交付され、同年4月1日に施行されたことに伴いまして、専決処分させていただくものです。 おめくりをいただきまして、15ページをお願いいたします。内容といたしまして、平成16年度税制改正における年金課税の見直し及び老年者控除の廃止により、国民健康保険料の負担が増加する被保険者について、急激な負担を緩和するため、平成18年度及び平成19年度に特例措置を講ずることとしたものでございます。 16ページの附則第4項及び第5項につきましては、減額措置の判定の基準となる総所得金額から一定の金額を控除することとするもので、17ページの附則第6項から18ページの附則第9項までにつきましては、所得割額の算定の基礎となる市民税所得割額から一定の金額を控除することとするものでございます。 また、他の項につきましては、字句その他所要の整備を行うものでございます。 施行期日は、平成18年4月1日から施行するものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、承認第3号、宮澤保健所長。 ◎保健所長(宮澤孝彦) 議案書の19ページをお願いいたします。承認第3号「岡崎市保健所の設置等に関する条例の一部を改正する条例の専決処分について」御説明申し上げます。 承認議案の内容につきましては、おめくりいただきまして、21ページをお願いいたします。人の生命、身体または財産に害を加えるおそれがある動物として、政令で定める動物、以下特定動物と言いますが、この飼養等の規制及びペットショップなどの動物取扱業の規制に関する手数料を規定したものでございます。手数料額につきましては、愛知県と同額でございます。 この承認議案は、動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律の施行にあわせて、愛知県事務処理特例条例の一部を改正する条例が平成18年3月28日に公布され、特定動物の飼養等に関する規制及び動物取扱業の規制に関する事務処理権限が本市に委任されることに伴い、これらの事務に係る手数料を定めるため、専決処分をさせていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 承認第1号、これに御質疑ございませんか。 7番 鈴木雅子議員。 ◆7番(鈴木雅子) 今回の条例改正は、個人市民税の均等割の非課税の上限、固定資産税及び都市計画税の負担調整措置の変更、固定資産税に係る耐震改修促進税制の創設の3件の条例改正と聞いています。 その中でお伺いをしますが、まず市民税の均等割の非課税の限度を決める金額に加算する額を19万8,000円から18万9,000円に引き下げることによって、今まで非課税だった人が課税となりますが、その影響する人数と影響額は幾らでしょうか。19万8,000円から18万9,000円に引き下げる理由は何でしょうか。 次に、固定資産税について伺いますが、国は平成6年から税制改正で課税標準額を評価額の7割に近づけていくための措置として、負担水準という考え方を導入して、土地の急上昇や急下落を緩和させながら、7割に近づけていく方法をとってきましたが、なかなか7割に達しないという、その速度を上げるために今回の改正で評価額の5%を前年課税額に加算していくという方法をとったと考えられます。 そこで伺いますが、今回の改正による固定資産税及び都市計画税への影響は幾らでしょうか。旧計算方法よりも新計算方法になることによって、課税額がふえるのはどういう場合でしょうか。また、その課税額がふえる割合は固定資産税全体の何割くらいになりますか。 さらに、その中で最もその負担の増加が大きくなるのはどういう土地の場合でしょうか。 次に、耐震改修促進税制は、補強工事を実施した場合に、120平米を上限にして30万以上の耐震改修を行った場合に3年あるいは2年、1年と固定資産税額を2分の1減額するという内容ですけれども、まず、対象件数を年間何件と見込んでいますか。 それと、減額となった税収に対して国や県からの補てんはありますか。 三つ目、耐震改修を行ったマンションに対しても対象になりますか。 ○議長(永田寛) 萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 何点かの御質問に順次お答えさせていただきます。 まず1点目の均等割加算額の改正の影響額及び影響人員というお尋ねかと思いますが、当初賦課時点におきまして、19万8,000円から18万9,000円への変更に伴います影響は、61名で、額は13万1,000円でございます。 次に、均等割加算額の改正理由をお尋ねかと思うんですが、個人市民税の非課税限度額は従来から生活保護世帯に対する扶助額との整合が図られておりまして、今回生活扶助額が引き下げられたことに伴いまして、非課税基本額に加算される額が改正されたと。具体的には、生活扶助基準額が256万円から248万円に改正され、政令で定める加算額が22万円から21万円になりました。 なお、岡崎の場合ですが、生活保護規定による地域の級地区分で定める率は0.9でございますので、21万円に0.9を掛けました18万9,000円という改正になります。 それから、固定資産の関係でございますが、今回の税制改正による影響額はというお尋ねでございますが、税制改正による増額は、固定資産税の土地が4,450万円、都市計画税910万円を見込んでおります。 次に、耐震改修の関係でございますが、改修による減額申告はどのくらい見込んでいるかというお尋ねでございます。建築指導課への耐震改修補助申請の見込み等から、およそ100件くらいあるものと見込んでおります。これに伴いまして、減額に対して国や県からの補てんはあるのかというお尋ねでございますが、こちらにつきましては、ございません。 次に、耐震改修された既存住宅の固定資産税の減額措置の内容、それから、マンション、アパート等の共同住宅にも適用されるのかというお尋ねでございますが、耐震改修を施した住宅に対する減額措置でございますが、昭和57年の1月1日以前から所在する住宅につきまして、平成18年から平成27年度の10年間に一定の耐震改修が完了した場合、改修工事が完了した翌年度から一定の期間、120平米相当分までを固定資産税の税額が2分の1に減額される制度で、お尋ねのマンション、アパート等の共同住宅についても適用されます。 適用対象となる耐震改修住宅に対する具体的な要件といたしましては、前段でもお話ししましたように、昭和57年1月1日以前から所在する専用住宅や併用住宅であること、それから、耐震改修に要した費用の額が30万円以上であること、共同住宅等にあっては、全体の費用を区画ごとに案分した額が30万円以上であること。ただし、この場合、増築、改築、リフォーム等に要した費用については、この額には含まれません。 減額期間でございますが、改修工事が完了した年の翌年分から工事完了時期に応じまして、平成18年1月1日から平成21年12月31日までに改修した場合においては3年度間、それから、平成22年1月1日から24年12月31日までに改修した場合は2年度間、平成25年1月1日から27年12月31日までに改修した場合が1年度間というふうになってございます。 次に、税金が上がる負担水準が60%以下の土地の関係だと思うんですが、負担水準が60%以下の商業地の割合につきましては、固定資産税が全体の面積の10.3%、都市計画税が全体の面積の9.7%でございます。また、主な対象の土地は、新たに評価の見直しをされた幹線道路沿いで評価額が上昇した土地ということでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 7番 鈴木雅子議員。 ◆7番(鈴木雅子) 今最後に御答弁いただいたのはちょっとわかりづらいんですけれども、それは固定資産税の前のところで、負担水準の変更のところの2番目の問題だと思うんですけれども、要するに、旧計算方法より新計算方法による方が課税がふえるのは、負担水準が0.6より低い人たちで、今答弁いただいたように、その人たちの割合はおおむね固定資産税でいうと10.3%、都市計画税でいうと9.7%、すべてがこれに当てはまるというふうに私も思いませんが、おおむねこの方たちが前の計算方法よりも今回変えられた方法によると課税額が高くなると理解をしてよろしいですか。 ○議長(永田寛) 萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 御指摘のとおりでございます。 ○議長(永田寛) 承認第2号、これに御質疑ございませんか。 6番 木全昭子議員。 ◆6番(木全昭子) 承認第2号の国民健康保険条例の一部改正について、幾つか伺います。 まず、今回の改正の主なものについて挙げていただきたいということ。それから、今回の改正の中で、一つには、65歳以上の老年者控除の廃止と公的年金控除の見直しによって急激な負担増、この2年間に限って緩和をするという措置でありますけれども、公的年金等控除適用者ですね、それから、老年者控除の適用者の対象人数と控除額についてお聞かせください。 そして、これは国民健康保険の加入者にどれぐらいの世帯の割合になるのか、お聞かせをいただきたいということ。 それから、今回の激変緩和による財源は、今回は国民健康保険の加入者全員で見るということになっていると思うんですけれども、総額どれぐらいになるのかということ。 それから、このことによりまして、国保加入者の保険料への影響はどのようになっていくのか、全体がですね。 それから、もう一つは、今回の改正というのは、国の税制改革の影響によるものだと思うんですが、そういう点でいえば、本来は国が財政補償をすべきだと考えるんですけれども、今回の一部改正について国からの財政的なお金は、どれについてどのように来るのか、お聞かせをいただきたいということ。 それから、もう1点は、今回の税制改革で、全般的には現役世代の市民税が上がり、そして国保でいえば、例年どおりの100分の307の料率を徴収するということになりますと、保険料の取り過ぎになると考えるんですけれども、この料率についてはどのようにしていくのか、その検討についてお聞かせをいただきたいということ。 それから、もう一つ、16ページの4項、5項についてなんですが、18年度、19年度において、公的年金等所得に係る減額賦課の特例について、具体的に7割、5割、2割という軽減制度がありますが、これについてどうなるかということです。特に7割、5割というのは、申請をしなくてもこの制度を受けることができるんですが、2割軽減というのは、申請をしなくてはこの制度を対応することはできませんので、それぞれについて現在の対象者の増減をどういうふうに予測をしているかということと、特に2割軽減についてどのような周知をしていくのかということについてお聞かせください。 ○議長(永田寛) 暫時、休憩をいたします。             午前11時6分休憩--------------------------------------             午前11時15分再開 ○議長(永田寛) 休憩前に引き続き会議を開きます。 牧野市民文化部長。 ◎市民文化部長(牧野嘉明) 国民健康保険条例の改正に伴う具体的な内容の主なものという御質問でございます。 今回の改正は、国民健康保険料の所得割額の算定における公的年金等の控除の改正に伴いまして、主に激変緩和措置を講ずるものでございます。税制改正により、高齢者の住民税が急激に増大する場合がございます。それに伴いまして、国民健康保険料も大きく増加しますので、平成18年度と19年度の2年間にわたり、保険料の激変緩和措置を講ずるというものでございます。平成18年度から、年金所得等を算出する際に控除する額が削減されます。したがって、その分所得がふえるわけで、住民税が増加します。同様に、今まで65歳以上に適用されていた老年者控除、住民税の場合は48万円ということですが、これが廃止され、税が増加するということで、国民健康保険料を計算する際に、公的年金控除適用者の方は、平成18年度は4,000円、19年度4,000円を市民税所得割額から控除して計算することといたします。同様に、老年者控除の適用を受けた方は、18年度9,000円、19年度1万円を控除して計算するというものであります。19年度の方が控除額が1,000円多いのは、19年度から市民税の定率控除が廃止されることにより、税額の増加を考慮したものであります。 次に、緩和措置の対象者という御質問でございます。私どもの資料によりますと、老年者控除適用者数が2,500人、老年者控除及び公的年金等控除適用者数が9,700人、合計約1万2,200人の方が対象になるものと思っております。 それから、財源の総額ということでございます。一般質問でもお答えを申し上げたように、国民健康保険料は医療費の総額を定めて、これは予想して定めるわけですが、そこからそれぞれの各被保険者のさまざまな構成される方々の所得階層に応じて総額を割り返して負担していただくというものでございます。 したがって、もう一つの関連の質問でございますが、国からの補助金というものもございませんし、結果的には今回の場合は、高齢者の方の負担が賦課が多くなり、現役世代、年金受給に至っていない方々の負担がむしろ今度は軽くなるという影響でございます。先ほどの100分の307という計算式で計算してみますと、4億5,000万ぐらいの保険料が1万2,000人ほどの方に賦課がかかるという影響があるかと思っております。 それから、軽減措置につきましてですが、7割、5割は所得に応じて機械的に実は計算しておりますので、修正はないわけですが、2割につきましては、国からの明確な指導がございまして、この指導は、2割軽減の場合は、現在働ける可能性もありまして、将来的に所得がふえる可能性もあって、実情をよく把握するようにという指導で、みずから申請をしていただくと。機械的に我々の方から該当ですということで適用していくと、応能な負担の能力があるのかないのかという境目のところというとらえ方をしておりますので、しかもそれは国の補助もこれにつきましてはありますので、9月末までに本人の申請と。広報や何かは、市政だよりやホームページで紹介をしておりますが、個々の方々に直接ということは現在行っておりません。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 6番 木全昭子議員。 ◆6番(木全昭子) 4億5,000万ぐらいの影響で対象としては1万2,000人だということなんですが、先ほどの質問の中で、現在の国保でいえば、100分の307の料率ということなんですけれども、このままでいくと大変保険料を取り過ぎではないかなと思うもんですから、この307をどれぐらいにしていくように今回考えているのか、お聞かせいただきたいということ。 それから、7割、5割、2割についてなんですが、今回の改正によって、今現在どれぐらいの対象者がいて、どれぐらいの対象者になっていくかということですね。増減をお聞かせいただきたいということ。 もう一つは、今回の制度というのは18、19の2年間の緩和制度ですけれども、これでいくと、20年というのは大変保険料が、特に高齢者にとっては、65歳以上の人にとっては引き上がると思うんです。先ほど部長が言われたように、全体のパイをどこで分けるかという部分で計算をすれば、広くみんなに高く引き上げるということになると思うんですけれども、こういうのを岡崎市としては平成20年ですね、こういう大変な保険料が上がるということに関しては、今の一般会計の繰り入れをさらに引き上げるという必要性も、私は一定の保険料を抑えるという点では必要だと思うんです。 特に国保の問題でいうと、1割からの人たちが滞納しております。滞納したくてしている人たちというのは本当にいないと思いますし、あわせて岡崎の資格証明書というのは大変厳しく、県下でも一、二を争うぐらいの発行率をしておりますので、そういう点でいうと、私は20年の国保の問題についても、あわせて今から考えておくべきではないかなと思うもんですから、お聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(永田寛) 牧野市民文化部長。 ◎市民文化部長(牧野嘉明) 非常に基本的な問題で、所得割額から保険料率を計算しておりますが、100分の307という負担をどう今後考えていくかという御質問でございます。 私どもは、平成18年度の特別会計の予算で、国民健康保険料の皆さん方からいただいておる保険料は100億4,000万円、パーセントでいうと41%、あとほとんどは公的負担なわけです。この前もお話を申し上げたように、医療費分で平均、世帯当たりの負担が年間15万3,000円前後と、これは県下でも2番目か3番目という数字でございます。したがって、そこには公的負担が随分我々としては、市にしても、国、県と合わせて6割近い負担をしておるという中での保険料でございますので、最初に申し上げたように、307というものをどう見るかというのは、今回の国民健康保険条例の改正は、各所得階層における負担の応分のあり方を税に伴って是正したという考えですので、307については、今すぐ見直すとか変えるという考え方は私の方にはございません。ただし、国民健康保険料の被保険者の公的負担のあり方というものは、今後も研究、勉強していきたいとは思っております。 それから、軽減措置の対象者ということで、平成17年は7割が1万5,396世帯、5割の方が2,007世帯、2割の方が822世帯という数字になっております。増減ということですが、平成16年度が……。済みません、この増減というのは、今回の改正に伴う影響での増減ということでしたら、私どもの方、今数字は把握しておりません。基本的に今申し上げた数字が現状の軽減措置の対象者ということになります。 それから、滞納の関係も、今私ども91%程度ということでございます。先ほど議員おっしゃられたように、やりたくて滞納しておるわけじゃない、好きで滞納しておるわけではないという方もおられると思いますが、随分可処分所得が高額なのに滞納しておられる方もございますし、私ども今直接資料を持っておりませんけれども、払わないと逆貯金ということになるかもしれませんが、例えば、年間30万だとか50万の増減は、介護納付金を入れると61万円ぐらいになると思うんですが、リピーターというか、毎回支払っていただけないという方も随分おるわけです。我々としては、滞納をいかに減らしていくか、それが公平な負担ということで、もう一つ大きな問題だと思っております。 以上です。 ○議長(永田寛) 承認第3号、これに御質疑ございませんか。 5番 柳田孝二議員。 ◆5番(柳田孝二) 承認3号について6点伺います。最初、まず三つお願いします。 先ほど説明でもありました。今回の提案は動物の愛護と管理に関する法律の改正に伴い条例も改正するということでありました。若干触れてはいたと思うんですが、この法律の改正の趣旨や主な改正点について、もう一度御説明いただきたいということが1点です。 二つ目は、現在岡崎市では、象とかワニのいわゆる危険な特定動物の飼育の許可の申請の業務はやっていますが、今回新たに四つ、県から業務を移譲します。動物取扱業者の登録申請、再更新、3年に1回の更新の申請、特定動物の保管の変更の許可、動物の取扱証の交付の、なくしたとか期日が変更するときの再変更、この四つを合わせて五つの業務が来るわけですけれども、そのことによって市民サービスの向上や動物愛護精神の涵養、また適正管理、こういう点からどのようなメリットあるいは住民に対しての利益というかメリットがあるのかどうか、お答えいただきたいと思います。 三つ目に、現在の市内で特定動物飼育許可、危険な動物ですね、何件あるのか、個人、団体、業者別で答えていただきたいと思います。 また、今後この許可の申請件数の見込みはどのように考えているのか。 まず、以上3点お願いします。 ○議長(永田寛) 宮澤保健所長。 ◎保健所長(宮澤孝彦) 改正動物愛護管理法に関連した幾つかの御質問にお答えさせていただきます。 動物の愛護及び管理に関する法律、通称動物愛護管理法と言っておりますが、この法律は平成11年12月、第146回国会において改正され、さらに平成17年6月22日に改正、交付されております。平成11年の改正では、動物取扱業の届け出制、周辺の生活環境の保全に係る措置などが織り込まれ、この法の施行後5年を目途として、国、地方公共団体等における取り組み状況等を勘案して、法の施行の状況について検討し、必要に応じて見直しをすることとされておりました。平成17年度は、現行法の施行から5年経過した年に当たるということで、見直し、改正を行ったものであります。 なお、今回の改正法につきましても、5年を目途に見直しを行う旨の規定がございます。 改正の内容は、次のようなものであります。1番として、都道府県への動物愛護管理推進計画の策定義務が課せられたこと。2番としまして、動物取扱業の規制が届け出制から登録制に改正されたこと。3番としまして、特定動物の飼養に関する規制が各自治体の条例によるものから、法に基づく許可に改正されたこと。4番としまして、罰則の強化などでございます。 次に、新たに事務がふえることにより、どのような市民サービスにつながるのかという御質問でございますが、従来豊田市にあります愛知県動物保護管理センターで行っておりました当該業務を当市で行うことにより、営業者に対する監視指導等、速やかな対応が可能となります。また、ペットに関する担当窓口を一元化でき、市民からの相談、苦情等への対応を迅速に行うことができるなど、市民サービスの向上を図ることができます。業者、市民とより身近な立場で接することにより、動物愛護精神のさらなる普及啓発につながるものと考えております。 次に、特定動物飼養許可の実際と今後の動向でございますが、特定動物につきましては、平成18年5月31日現在、市条例による飼養許可件数は10件、4施設で、飼養されている動物は、アジアゾウ、ニホンザル、メガネカイマンなど53頭でありました。法改正に伴い新たに1施設が許可を受けておりますので、現在は5施設となっております。特定動物は、人に対して危害を及ぼす可能性の高い危険動物でありますので、新規の許可取得者は非常に少ないものと考えております。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 5番 柳田孝二議員。 ◆5番(柳田孝二) あと三つお願いします。 今の答弁は大体おおむね理解をいたしました。 四つ目ですけれども、今度は動物取扱業者の登録件数は現在何件なのか、年間どのぐらい登録の実績があるのか、これについて数値をお示しください。 5点目に、条例が改正されていくということで、登録業者に条例改正の趣旨とか中身を直接今説明して回っていると聞きました。業者からは、この改正についてどのような意見や質問あるいは要望が寄せられているのか、声を聞かせてください。 最後ですけれども、動物取扱業の登録申請手数料が4,200円から1万5,000円、3.57倍に上がっています。これはもちろん岡崎市が上げたわけではなくて、県が決めた額をそのまま今度業務を引き継ぐということで、岡崎市が適用しているわけですけれども、一方では、岡崎の条例をつくるわけですから、岡崎市として決めればいいわけであります。その意味で、この1万5,000円という金額を出した積算根拠というですか、そのあたりについてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(永田寛) 宮澤保健所長。 ◎保健所長(宮澤孝彦) まず、1点目の動物取扱業の実態と今後の動向ということでございますが、動物取扱業につきましては、改正前の愛知県への登録は82件、70施設でありました。また、岡崎市内の新規の登録は年平均5件程度でございました。 次に、動物取扱業者からの声としましては、「書類がふえて書き方が難しくなった」といったもののほかに、「もっと規制を厳しくして悪質な業者を締め出してほしい」、「自分たちももっと勉強して業界のレベルアップを図りたい」等の声が聞かれております。 次に、法改正前の愛知県における動物取扱業登録手数料は4,200円であったものが1万5,000円になっているが、その積算根拠はという御質問でございますが、法改正前の愛知県における動物取扱業登録事務は、書類審査だけでありました。改正後の事務では、申請施設の立入検査を行いますので、その点が最も大きく異なりますが、施設基準が変更され、また業者、飼養保管者の遵守事項もふえており、それに伴い申請書の添付書類もふえております。手数料の積算は、申請に当たっての事前相談から事務が完結するまでの1件当たりの事務時間を算出し、人件費換算した額に消耗品費等を加算して算出しております。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 御質疑は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております承認第1号から第3号は、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(永田寛) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決しました。 討論の通告がありますので、発言を許します。 7番 鈴木雅子議員。     (7番 鈴木雅子 登壇) ◆7番(鈴木雅子) 日本共産党岡崎市議団を代表して、ただいま議題となっております承認第1号に対しては反対の立場から、承認第2号、第3号については意見を付して賛成の立場から討論を行います。 承認第1号「岡崎市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について」。 今回の税制改正により、耐震補強工事減免が創設され、耐震工事を促進するものであり、これについては賛成をするところですが、市税の均等割、非課税の上限額が引き下げられ、新たに課税となる低所得者が生まれてきます。固定資産税では、今後評価額の5%の連続した増税となり、地価が下がっているのに固定資産税が上がり続けている状況に変わりはなく、さらなる固定資産税の重税となります。 以上の理由から、国の地方税制の改正による条例改正ではありますが、長引く不況の中で多くの社会保障負担が増し、所得の格差が広がる庶民への負担増になることから、反対をいたします。 承認第2号「岡崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例の専決処分について」。 これも国の税制改正によるものであって、公的年金等控除額の引き下げ、老年者控除の廃止により、所得税が増額となり、そのため国民健康保険料が急激な負担増となることに対する緩和措置です。承認第1号の耐震減免と同様に、本来国が財源措置を行うべきものです。国保料については、減額分を保険料に反映させるもので、他の被保険者に負担をかぶせるものです。国が対応しないのであれば、市の一般会計で見るべきです。また、減額対象者には漏れなく対応できるようお願いをいたします。 承認第3号「岡崎市保健所の設置等に関する条例の一部を改正する条例の専決処分について」。 現在、一部悪質業者による動物虐待やペットの飼育、交配の不適正な管理が問題になっており、是正を求める声が広がっています。登録申請を更新制にし、より詳しい申請内容とすることで指導や援助を岡崎市として直接行えることは理解します。しかし、同時に業者申請手数料の引き上げは扱い動物数が少ない小さな業者にとっては負担が軽くありません。こうした業者への適切な支援を求めます。 岡崎市議会での専決処分としての取り扱いですが、こうした地方税法の改正は、国会が3月末に決するという理由で4月1日より適用されるため、岡崎市議会では専決処分にしています。しかし、こうした市民の生活に直接かかわる条例改正を施行されてから2カ月もたった議会にかかるのでは遅過ぎます。まさに議会の軽視です。西三河では、安城市、刈谷市、西尾市、知立市、碧南市の5市は4月中旬までに臨時議会を開き、豊田市では5月の臨時議会でこの議案は審議をされています。岡崎市議会でも労をいとわず、4月に臨時議会を開いて審議をすべきと理事者の皆様、議員の皆様にもお願いを申し上げ、討論といたします。     (7番 鈴木雅子 降壇) ○議長(永田寛) 以上で討論は終結いたしました。 これより採決いたします。 お諮りいたします。 承認第1号は、これを承認することに賛成の議員の起立を求めます。       (賛成者起立) ○議長(永田寛) 起立多数。 よって、承認第1号は、承認することに決しました。 次に、お諮りいたします。 承認第2号及び第3号は、これを承認することに賛成の議員の起立を求めます。       (賛成者起立) ○議長(永田寛) 起立全員。 よって、承認第2号及び第3号は、承認することに決しました。-------------------------------------- ○議長(永田寛) 日程第4 第75号議案「特定事業の契約について」外19件を会議規則第35条の規定により一括議題とし、逐次理事者の説明を求めます。 第75号議案及び第76号議案、天野福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(天野俊光) 議案書の23ページをお願いいたします。第75号議案「特定事業の契約について」御説明申し上げます。 本案は、昨年12月にPFI法第7条の規定に基づく民間事業者の選定を行い、本年1月に選定結果等を公表しております岡崎げんき館整備運営事業につきまして、民間事業者が設立いたしました特別目的会社、岡崎げんき館マネジメント株式会社とPFI事業契約を締結するものでございます。 事業期間終了日、契約金額につきましては、議案書記載のとおりでございます。 おめくりいただきまして、25ページをお願いいたします。第76号議案「公の施設に係る指定管理者の指定について」御説明申し上げます。 本案は、岡崎げんき館の指定管理者をPFI事業契約にあわせて指定するものでございまして、指定管理者の所在地、名称、指定の期間につきましては、議案書のとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、第77号議案、小野土木建設部長。 ◎土木建設部長(小野博章) 議案書の27ページをお願いいたします。第77号議案「財産の取得について」御説明を申し上げます。 本案は、市道丸岡線道路改良事業の用地として岡崎市土地開発公社を経由して買い入れるものでございます。 買い入れる土地の所在、面積、金額につきましては、議案書記載のとおりでございます。 なお、買い入れる土地の位置は、28ページの付図に添付してございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、第78号議案から第85号議案、三浦都市整備部長。 ◎都市整備部長(三浦千秋) 議案書29ページをお願いいたします。第78号議案「工事請負の契約について」御説明申し上げます。 本案は、岡崎市シビックコア地区整備事業人工地盤築造工事でございまして、去る5月16日、建築準市内・市外特定建設工事共同企業体5社による指名競争入札の結果、矢作・小原木材特定建設工事共同企業体が4億5万円で落札したものでございます。 工事の概要、完成期限につきましては、議案書のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 おめくりいただきまして、31ページをお願いします。第79号議案「工事請負の契約について」御説明申し上げます。 本案は、(仮称)岡崎市図書館交流プラザ建築工事でございまして、去る5月16日、建築市外特定建設工事共同企業体6社による指名競争入札の結果、鴻池・小原・酒部特定建設工事共同企業体に54億3,900万円で落札したものでございます。 工事の概要、完成期限につきましては、議案書のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 おめくりいただきまして、33ページをお願いいたします。第80号議案「工事請負の契約について」御説明申し上げます。 本案は、(仮称)岡崎市図書館交流プラザ機械設備工事でございまして、去る5月16日、管市外特定建設工事共同企業体8社による指名競争入札の結果、東熱・大冷・加納特定建設工事共同企業体に15億45万円で落札したものでございます。 工事の概要、完成期限につきましては、議案書のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 おめくりいただきまして、35ページをお願いいたします。第81号議案「工事請負の契約について」御説明申し上げます。 本案は、(仮称)岡崎市図書館交流プラザ電気設備工事でございまして、去る5月16日、電気準市内・市外特定建設工事共同企業体10社による指名競争入札の結果、川北・清水・第一特定建設工事共同企業体に13億725万円で落札したものでございます。 工事の概要、完成期限につきましては、議案書のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 おめくりいただきまして、37ページをお願いいたします。第82号議案「工事請負の契約について」御説明申し上げます。 本案は、岡崎市立梅園小学校屋内運動場改築工事でございまして、去る5月16日、建築市内A10社による指名競争入札の結果、太田建設株式会社に2億5,609万5,000円で落札したものでございます。 工事の概要、完成期限につきましては、議案書のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 おめくりいただきまして、39ページをお願いいたします。第83号議案「工事請負の契約について」御説明申し上げます。 本案は、岡崎市立岩津中学校屋内運動場改築工事でございまして、去る5月16日、建築市内A特定建設工事共同企業体12社による指名競争入札の結果、杉林・三幸特定建設工事共同企業体に4億9,875万円で落札したものでございます。 工事の概要、完成期限につきましては、議案書のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 おめくりいただきまして、41ページをお願いいたします。第84号議案「工事請負の契約について」御説明申し上げます。 本案は、岡崎市立看護専門学校増改築工事でございまして、去る5月16日、建築市内A10社による指名競争入札の結果、丸ヨ建設工業株式会社に2億3,940万円で落札したものでございます。 工事の概要、完成期限につきましては、議案書のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 おめくりいただきまして、43ページをお願いいたします。第85号議案「工事請負の契約について」御説明申し上げます。 本案は、岡崎市体育館耐震改修整備工事でございまして、去る5月16日、建築市内A10社による指名競争入札の結果、株式会社中根組に2億790万円で落札したものでございます。 工事の概要、完成期限につきましては、議案書のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、第86号議案、平山消防長。 ◎消防長(平山雅之) おめくりをいただきまして、45ページをお願いいたします。第86号議案「工事請負の契約について」御説明を申し上げます。 本案は、岡崎市東庁舎通信指令システム整備工事でございまして、去る5月16日、企業2社によります指名競争入札の結果、NECネッツエスアイ株式会社が4億4,730万円で落札したものでございます。 工事の概要、完成期限につきましては、議案書記載のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、第87号議案、萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 議案書47ページをお願いいたします。第87号議案「岡崎市市税条例の一部改正について」を御説明申し上げます。 本案は、現下の経済財政状況等を踏まえつつ、持続的な経済社会の活性化を実現するため、あるべき税制の構築に向け、地方分権推進の一環として財源面での具体化である三位一体改革による所得税から住民税への税源移譲、定率減税の廃止、地方たばこ税の税率の引き上げなどにより、地方税法が改正されたことに伴いまして、関係規定の改正をするものでございます。 第25条第1項中及び第31条の3第1項中につきましては、平成20年度課税から地震保険料控除が創設されることに伴い、損害保険料控除額を地震保険料控除額に改めるとともに、条項並びに字句の整備をするものでございます。 第32条は、税源移譲に伴い現行の所得割の税率3%、8%、12%の3段階の税率区分を一律6%に改めるものでございます。 第32条の3及び第33条につきましては、条項の整備をするものでございます。 第34条は、新たに所得割の調整控除を規定するもので、所得税と住民税と合わせ、負担増とならない措置として、所得税と個人住民税の人的控除額の差額に基づく負担増を調整するための減額措置を講ずるものでございます。具体的には、合計課税所得金額が200万円以下の場合、所得税との人的控除額の差額の合計額と合計課税所得金額のいずれか少ない金額の100分の3に相当する金額を所得割の額から控除し、合計課税所得金額が200万円を超える場合は、人的控除額の差額の合計額から合計課税所得金額のうち200万円を超えた金額を控除した金額、ただし、その金額が5万円を下回る場合には5万円とし、その100分の3に相当する金額を所得割の額から控除するものでございます。 48ページ中段の第43条の2につきましては、分離課税に係る所得割の税率を定めるもので、第32条と同様に一律6%の税率に改めるものでございます。 第93条は、たばこ税の税率を規定するもので、市たばこ税の本則税率を1,000本につき「2,743円」を「3,064円」に引き上げるものでございます。 附則第3条の2から49ページ上段の附則第3条の4につきましては、改正に伴い引用条項等を整理するものでございます。 附則第3条の5は、配当控除における控除率を税源移譲後の県と市の税率割合等に合わせるため、控除率を改めるものでございます。 附則第3条の6は、税源移譲に伴う所要の措置として平成20年度から平成28年度分の個人市民税に限り、平成19年度分以降の所得税において住宅借入金等特別税控除額の適用があるもののうち、平成11年から平成18年度までに入居した者について、所得税の住宅借入金特別控除による控除額が減少した場合に、本人の申請に基づき翌年度の住民税から減少分相当額を控除する規定を設けるもので、この措置による減収分は国費で補てんされるものでございます。 附則第4条第2項は、肉用牛の売却による事業所得に係る市民税の課税の特例について税源移譲後の県と市の税率割合に合わせ、税率を1%から0.9%に改めるとともに、適用条項の整理をするものでございます。 附則第5条は、分離課税に係る所得割の額の特例等を定めたもので、税源移譲に伴い、条項等、所要の整備をするものでございます。 50ページ5行目からの附則第13条の5は、たばこ税の税率の特例を規定するもので、平成18年7月1日以後、売り渡し等が行われた製造たばこ等の税率を当分の間それぞれ1,000本につき「2,977円」を「3,298円」、「1,412円」を「1,564円」に引き上げるものでございます。 続きまして、附則第14条の4から53ページ中段の附則第17条の2までは、分離課税に係る土地、株式等の譲渡所得等の課税の特例を規定するもので、税源移譲に伴い、県と市の税率割合等を税源移譲後の税率割合に合わせるため、それぞれ税率を改めるとともに、字句等の整備をするものでございます。 附則第17条の3は、地方税法の引用条項の整備でございます。 附則第18条は、個人の市民税の負担軽減に係る特例を定めたもので、平成11年度の税制改正において景気回復対策に特例措置として定率減税が導入されましたが、経済状況が改善していることから、平成18年度限りで廃止され、また別表の退職所得に係る特別徴収税額表については、税源移譲により所得割の税率が一律化されたことに伴い廃止するものでございます。 附則につきましては、第1条は施行期日を規定するもの。第2条から第3条につきましては、市民税に関する経過措置を定めるもの。第4条は市たばこ税に関する経過措置を定めるもので、平成18年7月1日前に売り渡し等が行われた製造たばこを同日に販売のため所持する卸売販売業者等及び小売業者に対して手持ち品課税を実施することに伴い、税率申告義務並びに納付期日等を規定するものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、第88号議案から第90号議案、天野福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(天野俊光) 59ページをお願いいたします。第88号議案「岡崎市老人医療費助成条例等の一部改正について」御説明申し上げます。 本案は、病院施設等に入院あるいは入所などしたことにより住所を市外の病院施設等の所在する場所に変更した者に継続して医療費の自己負担分を助成できることとし、反対に住所を市外から市内の病院施設等の所在する場所に変更した者には助成しないこととする、いわゆる居住地特例を適用するため、岡崎市老人医療費助成条例を初め4条例の関係規定を改正するものでございます。 続きまして、65ページをお願いいたします。第89号議案「岡崎市総合老人福祉センター条例及び岡崎市地域福祉センター条例の一部改正について」御説明いたします。 本案は、介護保険法の一部改正により、新たに認知症対応型通所介護及び介護予防認知症対応型通所介護が創設され、また、要支援者に係る通所介護サービスが介護予防、通所介護と定義づけられたことにより、岡崎市総合老人福祉センター及び岡崎市地域福祉センターの老人デイサービスセンターに係る使用料に関する関係規定を改正するものでございます。 おめくりいただきまして、67ページをお願いいたします。第90号議案「岡崎市げんき館条例の制定について」御説明申し上げます。 本案は、第1条の趣旨のとおり、市民のげんきと活力を創造する健康づくりの拠点施設の設置及び管理並びに使用料に関し必要な事項を定めるものでございます。 第3条は、施設の名称を岡崎げんき館とし、位置を岡崎市若宮町二丁目1番地1とするものでございます。 第4条は、げんき館で行う四つの構成事業を定めており、第5条は、利用時間を午前8時から午後10時までとするものでございます。 おめくりいただきまして、第6条では、休業日を年末年始と定めております。 第7条は、利用者に対する利用の制限または禁止について、第8条は、施設の利用の承認について、第9条は、利用の条件について、それぞれ定めております。 第10条は、有料施設の使用料について定めており、70ページ及び71ページの別表において、プール、トレーニングジム、フィットネススタジオ及びその他の施設として、和室や市民活動室などの使用料について、利用区分及び金額を定めております。 第11条は、利用の取り消しの承認、第12条は、使用料の不還付、第13条は、使用料の減免、第14条は、特別の設備等の承認について、それぞれ定めております。 第15条は、利用の承認の取り消しについて、第16条は、損害賠償についての規定でございます。第17条では、指定管理者によるこの施設の管理の代行等に関して定めております。 第18条は、規則への委任規定。 第19条は、罰則規定でございます。 おめくりいただきまして、附則の第1項は、施行期日を平成20年3月1日とし、経過措置として、第2項では利用の承認を、第3項では使用料の徴収をいずれも施行日前においてできることとするものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、第91号議案、小野土木建設部長。 ◎土木建設部長(小野博章) 73ページをお願いいたします。第91号議案「岡崎市都市公園条例の一部改正について」御説明申し上げます。 本案は、南公園遊戯施設を整備するため、子供汽車及びサイクルモノレールを廃止し、あわせて同施設に関する使用料の規定を削除するものでございます。 附則につきましては、この条例の施行期日を定めるものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 次、第92号議案、平山消防長。 ◎消防長(平山雅之) おめくりをいただきまして、75ページをお願いいたします。第92号議案「岡崎市消防団員退職報償金条例の一部改正について」御説明を申し上げます。 本案は、退職報償金を支給するのにふさわしくない者に対しての制限及び消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部改正に伴い改正させていただくものでございます。 改正の内容につきましては、退職報償金の支給制限の対象に、退職報償金を支給することが不適当と認められる者を加えること及び消防団員の在職中の階級、勤務年数に応じた退職報償金の額をそれぞれ議案書記載のとおりに改正させていただくものでございます。 附則につきましては、この条例は公布の日から施行する旨を規定するものでございます。また、経過措置等につきましては、議案書記載のとおりとするものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 昼食のため、休憩をいたします。             正午休憩--------------------------------------             午後1時再開 ○議長(永田寛) 休憩前に引き続き会議を開きます。 第93号議案「平成18年度岡崎市一般会計補正予算(第1号)」歳出より逐次款を追って説明を願います。 萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 議案書の77ページをお願いいたします。第93号議案「平成18年度岡崎市一般会計補正予算(第1号)」につきまして御説明申し上げます。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出にそれぞれ2,505万円を追加いたしまして、補正後の額を1,057億505万円とするものでございます。これは、前年度同期と比較いたしますと、111.8%となります。ちなみに、特別会計では105%、企業会計では101.1%となりまして、3会計の総合計では108.2%となります。 それでは、補正予算説明書によりまして逐次御説明してまいりますので、説明書をお取り出しいただきたいと思います。順次歳出から説明をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。 補正予算説明書の8ページをお願いいたします。 3款1項1目社会福祉総務費は、寄附金を福祉基金へ積み立てるものでございます。2目国民年金事務費は、国民年金法改正による保険料の申請免除区分の細分化に伴い、国民年金システム改修委託料を補正させていただくものでございます。 次に、4款2項3目簡易水道費の簡易水道事業特別会計繰出金は、決算における消費税及び地方消費税を納付するため、一般会計から繰り出すものでございます。 おめくりをいただきまして、10款5項5目教育研究所費は、愛知県からの学校づくり推進研究事業の追加によりまして、子供たちの生きる力及び命を大切にする心をはぐくむ教育の推進並びにキャリア教育、あいち・出会いと体験の道場に係る委託料を増額補正するものでございます。 6項3目文化財保護費は、国指定重要文化財、伊賀八幡宮初め3件の屋根吹きかえ等保存修理事業が国及び県の補助事業として採択されること、また新たに市指定文化財になりました甲山寺本堂及び保久八幡宮舞台の防災施設を整備することに伴い、補助金を補正計上するものでございます。 引き続き、歳入の御説明を申し上げますので、4ページまでお戻りいただきたいと思います。14款3項2目民生費委託金は、国民年金システムの改修事業に対する事務交付金を増額補正するものでございます。 15款3項6目教育費委託金は、命を大切にする心をはぐくむ教育推進事業等、学校づくり推進研究事業委託金の増額でございます。 おめくりをいただきまして、17款1項2目民生費寄附金は、社会福祉費への指定寄附でございます。 19款1項1目繰越金は、前年度繰越金でございます。 以上で、一般会計補正予算の説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(永田寛) 次、第94号議案、髙橋水道局長。 ◎水道局長(髙橋利明) 議案書81ページをお願いいたします。第94号議案「平成18年度岡崎市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出にそれぞれ278万8,000円を追加しまして、補正後の額をそれぞれ3億6,219万9,000円とするものでございます。 歳出から御説明申し上げますので、補正予算説明書の18ページをお願いいたします。歳出の1款1項1目維持管理費は、旧額田町簡易水道事業の平成17年12月末の合併に伴う打ち切り決算による消費税及び地方消費税額の確定により補正するものでございます。 お戻りをいただきまして、16ページをお願いいたします。歳入の3款1項1目は、一般会計繰入金の増額、5款1項1目雑入は、18年1月から3月までの消費税及び地方消費税額の確定に伴う還付相当額を補正するものでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 説明は終わりました。 これより総括質疑に入ります。 なお、理事者の皆様には、答弁は簡潔明瞭に行っていただき、答弁漏れのないよう御協力をお願いいたします。 7番 鈴木雅子議員。 ◆7番(鈴木雅子) 総括質疑を行います。 議案第78号及び79号から81号について質問いたします。 まず、議案第78号「工事請負の契約について」ですが、これは岡崎駅東口に新たに歩道橋、デッキをつくる計画の工事請負費です。このデッキをおりるのに3本足が出るといいますか、地面に着くところがあるんですが、駅側は今北側におりるだけ、それから、新しくできる乗用車のところには南側にできるだけ、それから、図面を見ますと、一番端の駅から遠いところもやはり南側におりる階段しかありません。これについて、それぞれ両側へ、真ん中のところはいいんですが、両端の部分については南北両方向へおりるような階段を設置する予定がないのかどうか、お聞かせください。 それから、兵庫県明石市の花火大会で、長さ100メートル幅員6メートルのデッキの上で通行人が将棋倒しになり大きな事故となりました。今後大きなイベント会場などが岡崎駅周辺に建設されたとした場合に、一どきに多数の人がこのデッキ上を通行することも考えられます。改札口の混雑も考えて、その安全性をどのように確保されるのか、伺います。 3点目、岡崎駅東口は整備途中ということで、特に雨の日などは大変な乗用車の混雑があり危険だということは、私も議会で何回も取り上げさせていただきまして、南側に暫定的なロータリーをつくったことで、乗用車の混雑がやや解消されました。この工事によって、今回のデッキの工事によって、駅前広場の形状もおおよそ決まってくるものでありますが、まず北のシビック方面及び東方向の緑丘方面から、それぞれ大体どれぐらいの車が流入し、また流出していくのか、シミュレーションをしているのかどうか、お聞かせください。 それから、せっかく整備をしても朝夕慢性的に渋滞をして事故が起きては困ります。そのことは考慮されているのか、お聞かせください。 次に、(仮称)図書館交流プラザの建設にかかわる79号から81号、あわせて質問をさせていただきます。 まず、この入札については、先日一般質問も行いましたが、談合情報がありましたけれども、入札を行ったという件です。これについて、そのときに97%の落札率は適切だというふうなお答えもあったわけですけれども、一般的にはオンブズマンも日弁連も90%あるいは95%のものについては、談合の可能性が高いということを出していることは御存じだと思うんです。それについて、安城市ですとか、あるいは豊橋市ですとか、全国的にも横浜市ですとか仙台市だとか、いろんなところで80%台に落札率を落としているところがあります。岡崎市は97%が適切だと、それはそれで部長、市長のお考えだと思うんですけれども、では、そうやって安城市さんが80%に落としていること、あるいはオンブズマンが90%以上は談合の可能性が高いということに対しては、どういう見解を持っておられるのか、これに関連してお聞かせをいただきたいと思います。 次に、今回三つの議案に分かれておりますが、まだまだ今後も事業がかさむと思いますが、全体の総事業費について、(仮称)図書館交流プラザの事業総額と財源の内訳についてお答えください。 それから、今回で建設が着手をされるわけでして、いろんな康生の地域に影響が出てきます。まず、活性化について伺いたいと思います。この施設は拠点施設として中心市街地の活性化の先導的役割を果たすものだとこの間ずっと言われてまいりました。それでは、先導的な役割というのは、どういう意味なのか、具体的にどういうことを果たすのが先導的役割なのか、例えば集客するということが役割なのか、文化的な役割なのかということです。 それから、全体の防音構造についてお聞きをします。図書館があります。ほかの施設から音が響いてやかましくなるようなことが絶対にあってはなりません。ホール及びスタジオの防音機能で何デシベル、何ヘルツの音を防音できますか。防音についてどのような特別な措置がされていますか、お聞かせください。そういった意味で、このホール、多目的ホールというふうなんですけれども、具体的にはどういう利用方法を想定していますか。 次、活性化のための滞留や集客に大きく影響してくるのが駐車場です。駐車場について伺います。今現在全部で何台の駐車場を確保していますか。当初、図書館だけで200台の計画を立てていますが、ホールが使用されるときには満車になることも容易に想像ができます。その際どのように対応されますか。 平日、休日の来客予定者の人数をどのように見込んでいるのか、お聞かせください。 それから、駐車場については、有料にしている図書館もありますが、今回この図書館交流プラザの駐車場についてはどのように考えていますか。 次に、コンセプト、機能について伺います。ここは複合施設として、国際交流、男女参画、市民活動、生涯学習の四つの機能を持っていると言われてきました。これらは施設の具体的な1階、2階、3階の図面の中でどのように位置づけられていますか。4機能の交流のコーディネートはどのようにされるのでしょうか。それぞれに四つのセンター的機能、相談活動というのがそれぞれのコンセプトの中に入っています。ところが、2階にある相談室というのは二つしかありません。これで本当に十分機能が果たせるのか、スペースの問題として伺います。また、その相談のための職員を配置されるのでしょうか。 私たち市議団は、財政厳しき折と言うならば、市民に必要な施設の建設に絞り、むだな施設はつくらないようにと、この間一貫して質問をしてまいりました。ところが、図面を見ましたところ、岡崎むかし館やジャズコレクション館の中のドクタースタジオの再現などは、かなりイベント性の強い展示に感じました。 まずこの2点に絞って伺いたいと思いますが、岡崎むかし館の古い民家の再現について、この間14年あたりから基本計画、構想を立ててきた中で、二転三転をしているんですね。しかし、むかし館というののコンセプトは、基本構想の中のどこに当たるのか、どういう経過をたどってこの展示の設置に至ったのか、お聞かせください。 また、むかし館の中の偉人たちの路についてですが、志賀重昂など多くの岡崎の偉人たちの展示については、以前から、これはコンセプトの中にありました。名誉市民38人の展示というのは、最終段階、ことしの1月になって初めて突然出てきたものです。これについても、名誉市民38人の展示がどういうコンセプトの中で出てきたのか、またどういう経過をたどって展示に至ったのか、お聞かせください。 ジャズコレクション館について、貴重な内田ジャズコレクションを市民の文化の発展に生かしていくことは、私どもも大切だと思います。しかし、内田コレクションのテープやCDなど、一般の訪問者がいつでも聞いて楽しむことができるようになっているのか、それは1階、2階、3階のどのスペースに当たるのか、お聞かせください。 ジャズコレクションの機能の中に人材育成というコンセプトがあります、基本構想の中に。この中には、関連機器の充実したスタジオの整備というふうにありますが、このドクタースタジオで生のバンドが演奏したり、勉強や研修をしたりする、そういう人材育成の機能を持ったものなのでしょうか。このドクタースタジオの再現はどういうコンセプトの中から出てきて、どういう利用をされるのか、お聞かせください。 ○議長(永田寛) 坂田総務部長。 ◎総務部長(坂田吉久) 図書館交流プラザの落札の関係のお尋ねでございます。 この件につきましては、さきの一般質問でもお答えをしてまいりましたが、落札率が高いことについての考えはということでございますが、あくまでこの前に申しましたように、この落札につきましては、企業倫理に基づいた競争の結果というふうに理解をしています。ただ、行政といたしましては、やはり市税等の貴重な財源を活用させていただきながら事業を執行しているということでございますので、あくまで工事の品質あるいは履行の確保がされるのであれば、やはり安いにこしたことはないということは、御承知のとおりでございます。その上で、我々といたしましては、落札といいますか、適正な競争といいますか、企業が多くの競争をしていただくように、入札制度の改正もこの間図ってきておりますし、今後も改正を続けてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 三浦都市整備部長。 ◎都市整備部長(三浦千秋) まず、災害時の、例えば明石市の例をおとりになって、自由通路ができた場合の安全対策はどのように考えておられるかという御質問でございます。 歩道幅員につきましては、歩行者2名と車いす2台がすれ違うことを考慮しまして、幅員を6メートルとしたところでございます。また、人工地盤築造にあわせて、新たに幅員2から2.5メートルの階段を2カ所設置するということでございまして、既存の東階段と合わせると3カ所になります。 したがいまして、災害時の避難路としての役割は十分果たせるのではないかというふうに考えております。 続きまして、駅前広場が非常に混雑するのではないかということで、その混雑状況をどのように考えておられるかという質問でございます。駅前広場計画については、限られた広場面積を有効かつ効率的に歩道、車道、バス乗降場、駐車スペース等で構成される交通空間と広場機能を持たせるための環境空間を配慮して配置計画を検討しております。その中で、流入台数の想定は行っておりませんが、駅前広場の交通処理は人と車の交錯を最小限とした動線計画とし、車は右回りの一方通行とし、スムーズな流れを確保しております。また、通過交通の抑制については、手前の交差点に制御案内看板を設置するなど、事前対応をしていく予定でおります。 それから、図書館の関係でございますけれども、ホールやスタジオの防音についてどのように対処されておるかという御質問でございます。 ホールやスタジオにおいては、楽器演奏が行われた場合、音の大きさで110デシベル程度のことは生じるというふうに想定して遮音設計をしております。遮音構造としては、床は浮き床とし、壁は二重壁、各出入り口に遮音空間を設けることで、外部への音漏れ対策をしております。この遮音構造では、ホールやスタジオ内にて発生する音の強さを70デシベル程度遮音しまして、ロビーでは40デシベル程度の音に下げる設計をしております。これは50ヘルツを基準にしたものであり、太鼓などの低音域の楽器については不向きと考えます。振動については、床が浮き床になっているため、躯体に振動が伝わる影響は少ないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 佐野教育委員会教育部長。 ◎教育委員会教育部長(佐野邦明) たくさんの御質問ですので、順次お答えをさせていただきます。 まず、新図書館の関係でございますけれども、事業費ですが、建築費としては88億円を予定しております。そのほかに、周辺の外構工事も含めますと、約100億円になるのではないかと想定をしております。その財源でございますけれども、建築関係で申し上げますと、基金が50億、まちづくり交付金で15億、起債で10億、一般財源で10億と、そのような予定をしております。これは実施計画上の財源でございます。 続きまして、2番目の中心市街地の活性化の果たす役割でございますけれども、中心市街地活性化における考え方としましては、従来商業中心から幅広く市民生活とかかわりのあるまちづくりへの展開によって、にぎわいを生み出すのではないかというふうに考えております。人と人が出会い、交流することによって、学習だとか創造、意欲、そういうものが活性化や文化が目覚めるものではないかと思っております。この施設の整備運営につきましては、市民協働で行って活性化の先導的役割を果たしていきたいと考えております。 続きまして、駐車場は有料か、長い時間滞在される方は無料にならないか、また満車のときはどうするかという御質問かと思います。 駐車場の有料・無料化につきましては、今後管理運営計画策定の中で検討していきたいと考えております。交流プラザの駐車場が満車の場合は、民間の駐車場も活用させていただきたいと考えておりますが、その場合は、交流プラザの駐車場利用者とも同じ扱いをしていきたいと思っております。 それから、年間の利用者ということでございますけれども、年間では約100万人を予想しております。図書館部分が76万人、その他が24万人と、そんなふうに考えております。 5番目でございますけれども、四つの市民活動のセンターの機能とか四つが統一されることによってのメリットは何かという御質問かと思います。 生涯学習センター、市民活動センター、国際交流センター、男女共同参画センターの機能を一本化して市民活動総合支援センターとして果たしていきたいと考えております。この施設で行われる事業とか各市民センターにかかわる各種相談、関係講座の開催、情報提供など、市民活動支援をしていきたいと思っております。 複合的に整備するメリットでございますけれども、まず効率化が図れると思います。それから、多様な交流が生まれ、受付とか相談窓口の一本化による効果的な市民活動の拠点となるものと考えております。 岡崎むかし館や偉人たちの路の必要性の御質問かと思います。名誉市民の関係も入っておりました。 歴史資料展示施設につきましては、この施設の基本構想段階から検討されておりました。基本計画策定時におきましても、郷土の歴史や文化を再認識する場所として必要とされたものでございます。また、17年度におきましては、学校の先生を中心としまして、歴史資料検討委員会を設置し、検討を重ねた結果、今の展示計画ができたものでございます。この施設の目的としましては、現在の岡崎の姿をより深く知っていただくために、歴史資料のみならず、地域に伝わる伝承とかお祭り、そして父母とか祖父母が子供のころの人々の暮らしの移り変わりとか、郷土の偉人、こういう方も御紹介させていただいて、岡崎の歴史文化について考えるきっかけとなるような施設を目指してまいりたいと思います。 それから、ジャズコレクションです。市の将来を見据えたものか、それともどういうふうに発信していくのか、そのような御質問だと思います。 ジャズコレクションは、この施設の基本計画のメーンテーマである「『楽・習・交流』を育む魅力ある生涯学習拠点の形成」にあると思います。文化の創造資産の一つとして、将来にわたって継承し、市民の自己実現、市民の活動、情報発信の拠点を目指しております。現在のシビックセンターにはジャズコレクションがございます。これはスペース的な問題もありますので、これを交流プラザに設置することによりまして、ジャズを通じまして音楽の楽しさを感じていただき、「知る人ぞ知る」から「みんなが知っている音楽の町岡崎」となり、多様な交流文化が生まれてくるのではないかと考え、市の活性化につながっていくのではないかと思っております。 それから、相談室の件ですけれども、2室を一応予定しております。曜日とか時間につきましては、これから調整をしてまいりたいと考えております。 それから、職員の配置につきましては、専門相談員などを配置したいと考えております。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 三浦都市整備部長。 ◎都市整備部長(三浦千秋) 先ほど一つ答弁漏れがございましたので、説明させていただきます。 岡崎駅東の自由通路の関係ですが、今の既存の自由通路の北側には階段があるんですが、南側に設置したらどうかということと、それからもう一つは、民地側、延伸した到達点の部分に、さらにシビックコアの方向に向けて階段を設けてはどうかということでございます。駅前広場の南には、交流拠点の建設や駐車場の配置計画といったものがございます。したがって、南向きの階段の設置につきましては、交流拠点や駐車場の施設内容や建設時期などを考慮して、今後、駅前広場との関連もございまして、その辺を考慮して対応すべきではないかというふうに考えております。 それからもう一つ、自由通路到達点の方の、これは南側には階段、エスカレーターがあるんですが、それをシビックコアの方へ向けてというお話ですが、計画するに際して人の動線を考えたとき、高齢者等の弱者に対してどういう動線を確保すべきかということをよく検討しました結果、用地的な問題もあるんですが、シビックセンターの方へはエレベーターで対応させていただくということで計画させていただいております。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 7番 鈴木雅子議員。 ◆7番(鈴木雅子) 図書館の件について再度お伺いをいたします。 活性化についてなんですが、これで建設と駐車場が決まってくるわけです。今活性化に寄与ということで、人と人との出会いの交流というのが一番のキーポイントかなと思ったんですが、回遊性、要するに周辺に対する活性化については、駐車場をここに置いて、ここというのはB街区に置いて、A街区にこれを建てることで回遊性というのはどう考えるのか。あわせて、駐車場については今検討中ということなんですけれども、言われたように、満車になった場合は民間の駐車場を使われますよね。民間の駐車場と合わせるとしたら、民間を無料にしてもらうか、岡崎市が民間に合わせて、今3時間まで無料で、それから料金をつけていく、どっちかに合わせるということですよね。どっちが今可能性としては高いのかということをお聞かせいただきたいと思います。 その際に、基本構想の中で、まずそもそも図書館というのは、くつろぎ・交流のスペースで、ゆとりやくつろぎのある快適な空間の中で、個人やグループが交流する。ゆとりやくつろぎのある、それから、だれでも訪れた人が長時間快適にくつろげる場所を提供するというのが図書館の基本構想の中にあるんですよ。それを有料にして、早く出ないとお金がかかるようなことでいると、この基本構想そのものにも合ってこなくなってくるわけです。ですので、もう一度駐車料金について、有料化について、どちらに合わせていくのか、お伺いしたいと思います。 それから、四つのセンター機能について、なぜ私がこだわるかというと、そもそも拠点施設が出てきたときには、子供たちの子育て支援だとか青少年との交流だとか、そういう部分や、図書館だけでなく、科学館や博物館、いろんな市民が本当に欲しいものが入っていたのが、いろいろ変遷していって、最終的にすっと出てきたのが、男女参画、国際交流など四つのセンター機能なんですよ。ということは、複合施設としたら、図書館とメーンの四つの交流センターなんですね。ところが、センターの役割がこの建物の中では十分に果たし切れていない。3階には貸し館がずらっと並んでいるだけで、2階の部分でも、今言われたみたいに四つセンターを置くのに、一括してやれるからいいと。相談室は二つでいい。これではおかしいんじゃないですか。男女参画についていえば、DVの問題があるし、国際交流にはそれぞれ通訳の必要な方たちの相談窓口があり、生涯学習も市民活動もそれぞれ専門性を持った相談が必要なのに、相談場所が二つしかないというのは、いかにこの四つの機能が、この建物の中で軽視されているのではないかということなんですね。 だから、もう一度改めてお伺いしたいのは、相談のために、今部屋はそういうふうなんですけれども、具体的に専門的なそれぞれについて相談ができるような職員あるいはなごみんのように今NPO設立に頑張っていますが、そういうような専門的な方たちが、その交流の場所に配置をされなければならないんですが、それについて考えた上で、あそこの位置に設置をすると言われているのかどうか、お聞かせください。 それから、名誉市民についてお答えがなかったので、改めて伺いたいと思います。これも歴史資料館という最初持っていた機能は、図書館の中にあったんですよ。図書館機能の中にあったのが、最後にぼこんと出てきた、16年の3月に突然あらわれた計画の中で、文化創造ゾーンの中に入れられて、これが歴史資料展示スペースとなって岡崎むかし館になっていったと。そもそもこれは学びの場にあった歴史資料館がこっちに移ったことでイベント性がかなり強くなってきたと思うんです。ですから、名誉市民38人が本当に市民に受け入れられてこの38人が選ばれているわけではないわけですから、やはりこの38人を展示するという過程に至った経過をもう一度お聞かせいただきたいと思います。 それから、ジャズコレクションについても、私たちは文化の発信としては大事だということは考えています。隣側につくられるスタジオあるいは小ホールというのは、ジャズの文化を発信するために利用されるための小ホールやスタジオだという説明も一時あったわけですが、今は多目的ホールでいろいろ使えると。しかし、やっぱり隣にある以上は、有効に活用していかなきゃいけません。そういう意味で、ジャズの演奏に対して今言われた音の大きさですね、これで本当に演奏して、扉をあけたてしても図書館の方に影響しないものなのかどうかということですね。本来、私はそう思うんですけれども、まずジャズの演奏についてどうなのかということ。 それから、今お答えがなかったんですが、一般の人たちが立ち寄って、こういう音楽が聞いてみたい、なるほどドクターはこういう音楽を集めていたのかということが選択を持って聞ける、今シビックセンターにあるものは、それが聞けません。自分が取り出してきて聞くことができる、そういう空間や、コレクションがいつでも用意をされているのかどうか、これについてお伺いをしたいと思います。 そういう意味で、ドクタースタジオというのは、何ができるところなのか、そこで演奏をしたり、あるいはジャズについての研修をしたり学習をしたりすることができる場所なんでしょうか、そういうふうな構造になっていますか。 ○議長(永田寛) 佐野教育委員会教育部長。 ◎教育委員会教育部長(佐野邦明) まず、活性化でございますけれども、活性化につきましては、プロムナードもありますので、そことの交流というんですか、そういうものを含めて総合的に考えていきたいと思っております。 それから、駐車場につきましては、当然民間では3時間無料というふうになっております。ですから、図書館も3時間ぐらいお越しいただくということになれば、また有料・無料化については、そういうものを含めて検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それから、図書館の関係ですけれども、これは運営の協議会というんですか、そういうところでこれから細部を詰めていきたいと思います。 それから、4センター、これはやはりばらばらでそれぞれセンター化しますと、じゃどちらへ行ってください、あちらへ行ってくださいという案内とか、それから受付等も不便ですので、一本化すると、ここへ来れば4センターの内容についてはすぐわかるという、そういう機能もありますので、効率的な運営を図っていく意味でも、それから人との交流もありますので、そういう面も含めて、4センター化をしていきたいと思っております。 それから、相談員の関係でございますけれども、それぞれセクションというんですか、市役所の機能も分かれておりますので、そういうところと検討させていただいて、相談員の設置とかそういうものも含めて考えていきたいと思っております。 それから、名誉市民の件でございますけれども、確かに今38名ですか、名誉市民に登録されてみえます。産業から、自治から、いろんな方がおみえになります。こういう方たちをより広く市民に知っていただくためにも、たくさんの資料はないんですけれども、そういう資料を一括して展示することによって、古い人は明治のお生まれの方からおみえになりますので、そういう古い時代の方も知っていただくという意味で、岡崎むかし館ということで展示をさせていただきたいと思っております。 それから、ジャズの演奏でございますけれども、これはオープン前に実際に測定したりとか、そういうものも含めて検討させていただいて、どのぐらいのあけ閉めによって音が外に漏れるのか、そういうものも含めて、多分構造上では問題ないんですけれども、そこら辺も含めて検討させていただきたいと思います。 それから、ドクタースタジオは、今はシビックセンターではイヤホンだけで聞いていただいて、音は外に漏れないようになっていると思います。このドクタースタジオの方では、イヤホンをつけなくても、ヘッドホンというんですか、そういうのをつけなくても音が聞けるような場所も提供させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
    ○議長(永田寛) 7番 鈴木雅子議員。 ◆7番(鈴木雅子) 今防音の問題については、オープンの前に確認をしていたら、とても間に合わないというか、やっぱりシビックというか、コロネットのように、リハーサル室で太鼓を使うとホールが使えない、逆ですね、ホールを使っているときにはリハーサル室で太鼓の練習ができないというような事態が、せっかく高い施設をつくったのに起きてはならないわけですよ。ここはとりわけ、前々から図書館が横にあるということで、防音についてはかなり市民の皆さんからも言われていたと思うんです。それが今になって、オープン前に調べてみるでは、ちょっと心もとないと思うんです。きちっと電気音響を使った場合にも、あるいは振動も言いましたけれども、本当に振動にどれだけ耐えられるのか、どれだけ響かないのかということも含めて、つくり切ってしまってからではなくて、きちんと建設前に確認をすることが必要なのではないかなと思いますけれども、お考えをお聞かせください。 それから、エスカレーターが中央部分につきます。エスカレーターは常時はとめていると思うんです。人が乗ると動くんですね。その起動のときには、やっぱり大きな音がする、振動がするんですね。私はこの施設は、図書館がある以上、できるだけ静かに図書館の方に余分な音が行かないようにするのが必要だと思うんですが、このエスカレーターの起動についての防音がどうなっているのか、お聞かせください。 それから、やっぱり交流の四つの機能についてはっきりしないんですね。複合施設のメーンの一つが、私はこれが四つの機能だと思うんです。センター機能があるからこそ、複合施設だと。ジャズコレクション館や、あるいは岡崎むかし館というのは、後から出てきたコンセプトなんです。だから、本来は生涯学習機能としては、こっちの方が大切なのに、全部一括にすれば効果があると言うんですね。でも、DVの相談に来た人と、外国人の通訳をしている人と、市民活動でいる人たちと、生涯学習についての相談というのは、それぞれ専門性を持って違う相談を受けるべきだと思うんです。ところが、今相談のための専門的な四つの職員を配置されるようではないですし、主には情報提供であって、そうした機能にこたえられないものじゃないかと思うんです。改めて、私は今こういうスペースができない部分であれば、もちろん3階は貸し館であいているわけですから、スペースをふやすことも含めて、この部分をもう少し充実させるべきではないかと思いますけれども、もう一度、この4センターをどう機能させ……。今現に働く婦人会館とか国際交流センターとかあるわけですから、これが一まとめになったら大変なスペースだと思うんです。その充実についてもう一回お聞かせをいただきたいと思います。 それから、もう一度きちんと確認をします。ジャズの文化を発信するためには、だれもが最低この場所で好きなジャズを楽しめる、ジャズを聞いて好きだなと思えるようなスペースが必要だと思うので、まず内田コレクションが整備されたものだと思うんですが、自分たちが選択して、聞きたいときにそのものがその場所で聞くことができるのかどうか、将来ここをどういうふうにジャズの文化を広げていく発信地として機能させていくのか、その2点、ジャズについて伺います。 最後にもう一つですけれども、指定管理者制度について、今管理運営を民間委託にする指定管理者制度が3年以内に決めなさい、建てられたときに決めなさいというふうにあるんですけれども、この図書館について、私はこうした長期に高度のサービスを提供するものについては行うべきではないというふうに考えますけれども、今民間への指定管理の可能性も考えておられるかどうか、お聞かせください。 ○議長(永田寛) 佐野教育委員会教育部長。 ◎教育委員会教育部長(佐野邦明) たくさんの御質問で順序がそれぞれ違うかと思いますけれども、よろしくお願いします。 まず、防音対策でございますけれども、先ほどちょっと答弁がありましたように、防音対策については、特に太鼓の場合は、低音というようなこともあって、当然その場で、ホールでの演奏は難しいのではないかというふうに思っております。ただ、振動とかそういうものに対しては、そういう対策もとっておりますので、ジャズの演奏会とか、そういうものについての使用は可能だと思っております。 それから、エスカレーターですけれども、エスカレーターにつきましては当然、今市民課から上がっていくところにもエスカレーターがついております。自動感知で動くわけでございますけれども、当然ほかのデパートなんか見ましても、そんなに騒音が出ているとは私は個人的には考えていないんですけれども、そういう機能もある程度生かした装置というんですか、そういうものがされていますし、豊田の図書館でもエスカレーターがあるんですけれども、特に騒音があるというようなことは聞いておりません。 それから、4センター化ですけれども、議員おっしゃるように、それぞれが別々で受付だとか相談をした方がいいというお話なんですけれども、私どもとしましては、やはり交流の場というのが拠点の一つのコンセプトというんですか、そういうものも考えておりますので、そういう面では、センター機能、例えば生涯学習センターとか、地域交流センターとか、それをまとめる総合支援センターとしての機能を位置づけておりますので、御理解をいただきたいと思います。 それから、会議室ですけれども、これは2,000平米ありまして、市民活動用としていろんな会議とか、例えば展示的なものもできれば、そのようなものとか、打ち合わせとか、あくまでも貸し館でございますので、自主的な運営というですか、事業をやっていただくような、そんなふうに考えております。 それから、内田コレクションのジャズですけれども、これはやはり中の機能にはジャズの曲を選んで聞いていただけるような施設も考えていきたいと思いますので、お願いしたいと思います。 それから、指定管理者制度でございますけれども、新図書館とセンター機能とか、今言ったジャズコレクション、岡崎むかし館とか、いろんな複合施設が一緒になった施設でございますので、やはり開館当時の運営につきましては、そういうたくさんの団体がございますので、そういうところと調整を図って、これからもオープンに向けて努力していきたいと思います。そういう面ではある程度いろんな調整をしながらやっていかなければいけないと思っておりますので、そういう面ではすぐに指定管理というのは難しいではないかと思います。ある程度軌道に乗りまして、そういう指定管理が正しいというですか、選択枠としてやっていけるということになれば、また検討しなければならないと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(永田寛) 三浦都市整備部長。 ◎都市整備部長(三浦千秋) 演奏中の音についての御質問でございますが、基本的には演奏中は出入りはさせないというふうに考えております。しかしながら、入り口が幾つか外周部にありますので、状況を確認して、可能な扉から出入りを認めるようなことも考えてまいりたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(永田寛) 以上で、総括質疑は終結いたしました。-------------------------------------- ○議長(永田寛) 日程第5、委員会付託及び送付を行います。 第75号議案外19件は、席上に配付の議案付託表により、また請願2件は、請願文書表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 次に、受理いたしました陳情3件は、所管の委員会あて送付し、審査を依頼いたします。 なお、委員会の招集につきましては、議案付託表記載の委員会開催日程表のとおりとし、招集通知は各委員長からこれをもってかえる旨の申し出がありましたので、御承知ください。          平成18年6月岡崎市議会定例会議案付託表◯総務企画委員会  第87号議案「岡崎市市税条例の一部改正について」  第93号議案「平成18年度岡崎市一般会計補正予算(第1号)」    第1条 歳入歳出予算の補正     (歳入) 全款◯福祉病院委員会  第75号議案「特定事業の契約について」  第76号議案「公の施設に係る指定管理者の指定について(岡崎げんき館)」  第88号議案「岡崎市老人医療費助成条例等の一部改正について」  第89号議案「岡崎市総合老人福祉センター条例及び岡崎市地域福祉センター条例の一部改正について」  第90号議案「岡崎市げんき館条例の制定について」  第93号議案「平成18年度岡崎市一般会計補正予算(第1号)」    第1条 歳入歳出予算の補正     (歳出) 3款 民生費          4款 衛生費◯環境教育委員会  第86号議案「工事請負の契約について(岡崎市東庁舎通信指令システム整備工事)」  第92号議案「岡崎市消防団員退職報償金条例の一部改正について」  第93号議案「平成18年度岡崎市一般会計補正予算(第1号)」    第1条 歳入歳出予算の補正     (歳出) 10款 教育費◯経済建設委員会  第77号議案「財産の取得について(市道丸岡線用地)」  第78号議案「工事請負の契約について(岡崎市シビックコア地区整備事業人工地盤築造工事)」  第79号議案「工事請負の契約について((仮称)岡崎市図書館交流プラザ建築工事)」  第80号議案「工事請負の契約について((仮称)岡崎市図書館交流プラザ機械設備工事)」  第81号議案「工事請負の契約について((仮称)岡崎市図書館交流プラザ電気設備工事)」  第82号議案「工事請負の契約について(岡崎市立梅園小学校屋内運動場改築工事)」  第83号議案「工事請負の契約について(岡崎市立岩津中学校屋内運動場改築工事)」  第84号議案「工事請負の契約について(岡崎市立看護専門学校増改築工事)」  第85号議案「工事請負の契約について(岡崎市体育館耐震改修整備工事)」  第91号議案「岡崎市都市公園条例の一部改正について」  第94号議案「平成18年度岡崎市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」       平成18年6月岡崎市議会定例会委員会開催日程表委員会名開催日時場所経済建設6月15日(木) 午前10時3階議会会議室福祉病院6月15日(木) 午後1時環境教育6月16日(金) 午前10時総務企画6月16日(金) 午後1時1 議案の審査2 請願・陳情の審査委員会名開催日時場所議会運営6月22日(木) 午前10時3階議会会議室最終日の議会運営について                              平成18年6月13日番号受付年月日件名紹介議員提出者の住所・氏名要旨付託委員会2平成18年5月30日現図書館を分館として残すことについて木全昭子 柳田孝二 鈴木雅子岡崎市竜美中2丁目4番地 現図書館を分館として残すことを求める会 代表 山田昌生現在の図書館を分館として残されたい。環境教育3平成18年5月30日小泉首相に靖国参拝の中止を求める意見書の提出について木全昭子碧南市若宮町4-10 平和を求める愛知宗教者の集い 石川勇吉 外1名小泉首相が靖国参拝を中止することを求める意見書を提出されたい。総務企画 ○議長(永田寛) 以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、6月26日(月曜日)午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。             午後1時47分散会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         議長   永田 寛         署名者  田口正夫         署名者  清水克美...