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12月04日-21号

  • "積極型予算編成"(/)
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  1. 岡崎市議会 2000-11-08
    12月04日-21号


    取得元: 岡崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-19
    平成12年 12月 定例会 ◎事務局長磯谷敏也) ただいまから平成12年12月岡崎市議会定例会の開会式を行います。 初めに、中根議長あいさつ。     (議長 中根勝美 登壇) ○議長(中根勝美) 皆さん、おはようございます。 12月定例会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 師走に入り、平成12年も残り少なくなってまいりました。 本日、議員各位には、公私極めてお忙しいところ御参集をいただき、ここに12月定例会を開会することができますことに、心より厚くお礼を申し上げます。 本議会には、「土地区画整理事業に伴う字の区域の設定及び変更について」を初め条例の一部改正等諸議案が提出されております。議員各位には、当面する市政の諸問題を含め、十分な御審議をいただき、適切な御議決をされますよう希望するものであります。 また、議会運営につきましても、格別な御協力をいただきますようお願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。     (議長 中根勝美 降壇) ◎事務局長磯谷敏也) 引き続きまして、柴田市長あいさつ。     (市長 柴田紘一 登壇) ◎市長(柴田紘一) おはようございます。 本日ここに12月定例市議会が開催されるに当たりまして、私からも一言ごあいさつを申し上げます。 師走に入りまして、議員の皆様におかれましては、公私とも極めて御多忙の中を御出席賜りまして、厚く御礼を申し上げます。 本定例市議会におきまして御審議をお願いいたします議案は、条例の制定及び条例の一部改正並びに平成12年度補正予算などでございます。各議案の内容につきましては、それぞれ御説明をさせていただきますが、何とぞよろしく御審議をいただき、御議決賜りますようお願いを申し上げ、簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いをいたします。     (市長 柴田紘一 降壇) ◎事務局長磯谷敏也) これをもちまして開会式を終わります。 続きまして、11月8日に就任されました助役、収入役よりごあいさつがあります。 最初に、真木助役。     (助役 真木宏哉 登壇) ◎真木宏哉助役 お許しをいただきましたので、大変貴重なお時間をおかりしまして、一言ごあいさつを申し上げます。 私、去る11月8日付をもちまして助役を拝命いたしました真木宏哉と申します。拝命に先立つ11月7日には、臨時市議会におきまして選任の御同意を賜りまして、まことにありがとうございました。この御同意の意義とその重さをしっかり踏まえまして、誠心誠意助役の職責を全うしてまいる覚悟でございます。 もとより微力、未熟の者ではございますが、議員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして、市長を補佐し、「人が輝く、活気に満ちた美しい都市岡崎」の実現、さらに市民サービスの向上のために一生懸命専念するつもりでございます。 どうかよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。     (助役 真木宏哉 降壇) ◎事務局長磯谷敏也) 次に、三宅収入役。    (収入役 三宅 卓 登壇) ◎収入役(三宅卓) 皆さん、おはようございます。 貴重なお時間をいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。 私は、去る11月の臨時市議会におきまして選任の御同意を賜りました、11月8日付で収入役を拝命いたしました三宅 卓でございます。 もとより微力でございますが、職務の重要性を十分認識いたしまして、誠心誠意職務に専念いたしたいと存じます。議員の皆様方の一層の御指導と御鞭撻を心よりお願い申し上げまして、甚だ簡単でございますけれども、ごあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。    (収入役 三宅 卓 降壇)--------------------------------------             午前10時5分開会 ○議長(中根勝美) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから平成12年12月岡崎市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。 本日の議事日程は、お手元に配付の印刷物により御承知願います。 この際、諸般の報告をいたします。 議案の受理、請願・陳情の受理、閉会中に開催された委員会の結果報告、出納検査の結果報告の受理状況は、お手元に配付した印刷物のとおりであります。 以上、報告いたします。---------------------------------------------------------------------------- ○議長(中根勝美) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、2番 北村浩二君、39番 渡辺五郎君の御両名を指名いたします。-------------------------------------- ○議長(中根勝美) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から20日までの17日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(中根勝美) 御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から20日までの17日間と決しました。-------------------------------------- ○議長(中根勝美) 日程第3、第105号議案「土地区画整理事業に伴う字の区域の設定及び変更について」外25件を上程し、市長の提案理由の説明を求めます。 市長。     (市長 柴田紘一 登壇) ◎市長(柴田紘一) 12月定例会の開催に当たり、所信の一端を申し上げるとともに、今議会に提案いたしました議案の大要について御説明をさせていただきます。 さきの市議会議員選挙により初当選をされました新議員の皆さん、さらにこれまで市議会議員として市政の発展に御尽力をいただき、再び市民の代表として選出されました皆様に、まずもって心からお祝いを申し上げます。 そして、20世紀最後の議会と新しい世紀に向けて決意も新たに今議会に臨んでおられることと御拝察いたします。議員の皆様には、広い見識の上に、大所高所から21世紀の本市のあるべき姿を大いに論じていただき、市民サービスの向上と分権時代にふさわしい市民主導型市政に心がけてまいりたいと考えております。 師走に入り、ことしもあとわずかで暮れようとしており、何かと慌ただしい年の瀬となってまいりました。市長に就任させていただき、はや3カ月になろうといたしております。この間、本市行政の抱えるさまざまな課題と現況を把握すべく、日々努力研さんの毎日でございますが、より豊かで住みよい町となりますよう、市議会を初めとする市民の皆様の御意見、御協力をいただきながら、全知全能を注いでまいる所存でございますので、よろしくお願いをいたします。 地方分権の推進、情報通信革命、国・地方を通ずる行政改革財政構造改革の推進、市町村合併など、21世紀を目前に市町村を取り巻く社会の形態そのものが大きく方向転換しようとしております状況にあります。本市がこれまで進めてまいりました各種の計画策定、課題等につきましては、住民との確かな信頼関係のもとに、市民福祉の向上とその視点と自治意識に基づいた責任ある市民参加が求められているところでありまして、市民参加の機会のあり方、住民の意思の反映の方策等につき研究しつつ、順次見直し、検討をいたしてまいりたいと考えております。 その課題の中で、一つにあります中核市移行につきましては、岡崎市の将来を見据えて、独自性のある個性的なまちづくり市民サービスの拡充に向けて、平成15年4月をめどに推進いたしてまいりたいと考えております。 さらに、旧市立病院の跡地利用と中心市街地活性化の問題につきましても、早急に市民の皆様の御意見、御参加をいただきながら、前進させる手がかりを見つけてまいりたいと考えております。議員各位を初め市民の皆様の一層の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。 さて、先ごろ発表されました景気の自律的回復と未来社会の構築をねらいとする新経済対策日本新生のための新発展政策における政府の経済見通しでは、我が国経済は、過去の緊急経済対策経済新生対策などの効果の浸透やアジア経済の回復の影響などで、企業部門を中心に緩やかな改善を続けております。しかし、雇用情勢はなお厳しく、消費動向も一進一退の状況であり、経済全体としては、民間需要を中心とした自律的回復には至っていないとしているところであります。 このような状況の中、急激な公共需要の落ち込みを避け、景気を確実に自律的回復軌道に乗せることが急務であるとして、情報技術革命の推進、環境問題への対応、高齢化対策都市基盤整備日本新生4分野を中心に、約11兆円規模の補正予算を決定いたしたところでございます。 本市におきましても、企業部門において若干の回復傾向は見られるものの、総じて不透明さは払拭できる状況に至っておらず、極めて厳しい状況となっており、国の補正予算を受けた的確な対応が必要であろうと考えております。 また、国は来年度の予算編成に向けて基本的な方針を発表したところであります。その中で、これまでの景気回復のための財政出動の結果、財政状況は一段と厳しさを増しており、今後は景気回復に留意しつつ、財政の効率化、質的改善に取り組む必要性を挙げているところであります。 さらに、21世紀の国づくりを進めるための行政システムの改革に伴い、平成13年1月より新省庁体制が発足いたします。そして、施策の融合化や事業間の連携を図るとともに、新たな発展基盤の構築に向けて、日本新生プランの重要4分野を中心に、新産業創造の観点を踏まえた人材育成、そして福祉、在宅分野などの非公共事業高度情報通信社会基盤づくり、環境対策、少子・高齢化社会に対応したまちづくり、施策整備などの公共事業にそれぞれ特別枠を、また生活関連等公共事業重点化枠を設けまして、公共事業予算全体の重点化をより促進するとしているところであります。 このような中、一般会計要求総額は、前年度0.2%減の84兆8,300億円でありますが、景気への配慮から、別に増額枠も予定されており、要求総額ではプラスの積極型予算編成が見込まれております。国、地方を通じて大幅な財源不足の状況と、急激な情報化社会の進展、少子・高齢化の進行、経済構造の変化、価値観や生活様式の多様化など、課題に地方公共団体として的確に対応し、活力ある豊かな社会づくりに向けて主体的な役割を担うことが求められている状況であります。 本市といたしましても、厳しい状況をなお脱していない経済情勢を踏まえ、景気対策等に適切な対応を心がけるとともに、健全財政のための効率的財政運営と最小の経費で最大の効果を上げるべく、行政改革への努力は怠ることのできないところでございます。 新年度に向けた予算編成方針にも示しておきましたが、市税収入の落ち込み、国庫補助負担金一般財源化県補助金の削減など、歳入状況は一段と厳しい状況にあります。このため、財源確保の一層の努力と全職員一丸となって英知を結集し、社会経済情勢に呼応して、多様・高度化する財政需要の増大に対し、新しい発想と柔軟な思考に基づき進めなければなりません。そして、あらゆる角度からの施策検討により、重点的、効率的予算配分に配慮してまいりたいと考えております。 議員各位の御意見、御提案、市民の皆様からの御要望など広く反映させながら、21世紀にふさわしい諸施策の展開を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解をいただきますようお願いを申し上げたいと存じます。 それでは、本議会に提案いたしております議案についての御説明を申し上げます。 まず、条例案でございます。 制定条例といたしまして、市長の給与について、現在の支給額から3割を減ずることとする「岡崎市長の給料の月額の特例に関する条例」、中央省庁等の改革による省庁、大臣などの名称の変更に伴い関係条例の規定を一括して整理する「中央省庁等の改革に伴う関係条例の整理に関する条例」、藤川荒古及び蓑川新町の新設に伴い関係条例の規定を整理する「町の新設に伴う関係条例の整理に関する条例」、中堅所得者層のための特定公共賃貸住宅の設置及び管理について定める「岡崎市特定公共賃貸住宅条例」の4件でございます。 次に、一部改正条例といたしましては、国家公務員給与改定に準じて職員の給与改定を行う「岡崎市職員の給与に関する条例」、議員の期末手当の支給割合を改める「岡崎市議会の議員の報酬等に関する条例」、青少年問題審議会及び地方青少年問題協議会法の一部改正に伴い所要の改正を行う「岡崎市青少年問題協議会条例」、北野、城南、竜美丘及び緑丘の児童育成センターの新設に伴い、その名称及び位置を定める「岡崎市児童育成センター条例」、福祉の村を構成する施設として身体障害者デイサービスセンターにじの家を加えるなどの改正を行う「岡崎市福祉の村条例」、粗大ごみの定義を定めるとともに、当該ごみの排出方法及び処理手数料を定める「岡崎市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例」の6件がございます。 その他の議案といたしましては、小針地域における土地区画整理事業に伴う字の区域の設定及び変更、シビックセンター立体駐車場の建設工事にかかわる工事請負の契約、少年自然の家拡張用地に係る財産の取得、損害賠償の額を定めることなど5件でございます。 続きまして、補正予算でございますが、一般会計は2億360余万円の増額補正特別会計5億6,730余万円の減額、企業会計では1億2,660余万円の減額補正でございます。 それでは、主な内容につきまして御説明をいたします。 まず、総務費では、特別職の給与の減額調整のほか、国の公共事業等予備費対象事業として愛知環状鉄道活性化事業国庫補助対象事業として前倒しをされたため、沿線各市と歩調を合わせて補助金の増額を、また住民基本台帳の事務の簡素化、効率化のための国の住民基本台帳ネットワークシステム構築に関連して、本市の住民オンラインシステムへの影響調査費の増額もお願いをいたしております。 民生費では、寄附金を福祉基金へ積み立てするほか、介護保険事業の実施により老人短期保護費などの扶助費の減額や児童手当認定児童数の増に伴う増額補正などを行っております。 次に、衛生費では、粗大ごみの収集方法の変更に伴う事務費や収集用車両の購入費の増額補正を、農林業費におきましては、県営ほ場整備事業の事業量の増に伴う土地改良区への補助金の増額補正をいたしております。 続きまして、土木費の道路新設改良費橋りょう新設改良費街路事業費では、各事業の進捗状況に合わせて、工事費、用地費、用地購入費などの補正を行っております。また、岡崎駅東土地区画整理事業では、建物移転補償事業が国の公共事業等予備費対象事業として補助採択をされたため、補償金の増額補正もいたしております。 消防費では、防災拠点施設整備事業の推進のための基金への積み増しなどをお願いいたしております。 次に、債務負担行為でございます。 美術博物館におきまして、本年度から来年度初めにかけて実施する企画展に要する経費のほか、年度間の事業量の平準化と計画的かつ円滑な事業の実施に向けた道路整備事業の経費、広幡幼稚園園舎老朽化に伴い、国庫補助事業として実施いたします改築工事について、工事期間の関係から本年度中の工事発注が必要であるため、それぞれ債務負担行為を設定いたすものでございます。 以上が一般会計歳出予算などの主なものでございますが、今回の補正財源といたしましては、国庫支出金、寄附金、繰越金、市債などにより収支の均衡を図っております。 引き続き、主な特別会計補正予算の内容について御説明を申し上げます。 下水道関係では、矢作川流域下水道事業負担金の確定による増額補正のほか、事業の進捗に合わせ事業費の組み替え補正などを行っております。 農業集落排水事業会計では、霞川地区の建設事業について、県補助金の確定に伴い、増額補正とあわせ繰越明許費などをお願いいたしております。 国民健康保険事業会計では、人間ドック、歯科検診の受診者の増と11年度療養給付費等国庫負担金の確定による負担金の返納金の増額補正などを行っております。 老人保健会計では、介護保険への移行に伴い、療養費の大幅な減少による減額補正などをいたしております。 次に、企業会計でございます。 病院事業会計では、管理運営経費の合理的、効率的執行による節減で減額補正を、また医療事故に係る賠償金の増額補正などをいたしております。 水道事業会計では、自動車事故賠償金増額補正のほか、老朽石綿管更生事業補助対象として内示を受けたことに伴う建設改良費増額補正を、また愛知県営水道と受水契約に係る債務負担行為の設定などをお願いいたしております。 以上のほか、各会計にわたり人事院勧告に基づく国家公務員給与改定に準じた職員給与の改定を初めとした給与関係経費の補正をお願いいたしております。 以上が、今議会に提案いたしました議案の大要でございます。よろしく御審議をいただきまして、御議決賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 以上でございます。     (市長 柴田紘一 降壇) ○議長(中根勝美) 以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、明5日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。             午前10時25分散会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         議長   中根勝美         署名者  北村浩二         署名者  渡辺五郎...