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03月27日-06号

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  1. 豊橋市議会 2020-03-27
    03月27日-06号


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    最終取得日: 2023-05-14
    令和 2年  3月 定例会議事日程(第6号)                      令和2年3月27日 午後1時開議第1 議案第1号 令和2年度豊橋一般会計予算第2 議案第2号 令和2年度豊橋競輪事業特別会計予算第3 議案第3号 令和2年度豊橋国民健康保険事業特別会計予算第4 議案第4号 令和2年度豊橋総合動植物公園事業特別会計予算第5 議案第5号 令和2年度豊橋公共駐車場事業特別会計予算第6 議案第6号 令和2年度豊橋母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算第7 議案第7号 令和2年度豊橋後期高齢者医療特別会計予算第8 議案第8号 令和2年度豊橋水道事業会計予算第9 議案第9号 令和2年度豊橋下水道事業会計予算第10 議案第10号 令和2年度豊橋病院事業会計予算第11 議案第15号 豊橋市職員定数条例一部改正する条例について第12 議案第16号 豊橋市長等損害賠償責任一部免責に関する条例について第13 議案第17号 豊橋市市税条例一部改正する条例について第14 議案第18号 豊橋市手数料条例一部改正する条例について第15 議案第19号 豊橋市市費負担教員給与等に関する条例について第16 議案第20号 豊橋市民館設置及び管理に関する条例一部改正する条例について第17 議案第21号 豊橋市少年愛護センター設置及び管理に関する条例廃止する条例について第18 議案第22号 穂国とよはし芸術劇場条例一部改正する条例について第19 議案第23号 豊橋市児童福祉法施行条例一部改正する条例について第20 議案第24号 豊橋市子ども医療費助成に関する条例一部改正する条例について第21 議案第25号 豊橋市旅館業法施行条例及び豊橋市公衆浴場法施行条例一部改正する条例について第22 議案第26号 豊橋市食品衛生条例一部改正する条例について第23 議案第29号 豊橋市国民健康保険税条例等一部改正する条例について第24 議案第30号 豊橋市営住宅条例一部改正する条例について第25 議案第31号 東三河都市計画事業豊橋牟呂坂津土地区画整理事業施行に関する条例一部改正する条例について第26 議案第32号 豊橋市消防団条例一部改正する条例について第27 議案第33号 市道路線廃止について         (石巻本町115号線以下62路線)第28 議案第34号 市道路線認定について         (石巻本町511号線以下62路線)第29 議案第35号 工事請負契約締結について         (玉川小学校南校舎規模改造工事長寿命化))第30 議案第36号 工事請負契約締結について         (谷川小学校北校舎規模改造工事長寿命化))第31 議案第37号 工事請負契約締結について         (豊南小学校北校舎規模改造工事長寿命化))第32 議案第38号 工事請負契約締結について         (飯村小学校北校舎規模改造工事)第33 議案第39号 工事請負契約締結について         (二川南小学校北校舎規模改造工事)第34 議案第40号 工事請負契約締結について         (本郷中学校北校舎規模改造工事)第35 議案第41号 包括外部監査契約締結について第36 議案第43号 令和2年度豊橋一般会計補正予算(第1号)第37 議案第44号 令和2年度豊橋下水道事業会計補正予算(第1号)第38 議案第45号 令和元年度豊橋一般会計補正予算(第8号)第39 議案第46号 令和元年度豊橋下水道事業会計補正予算(第4号)第40 2請願第1号 新アリーナ建設求める請願第41 議案第27号 豊橋市産業廃棄物処理施設及び汚染土壌処理施設設置に係る紛争予防及び調整に関する条例一部改正する条例について第42 議案第28号 豊橋市病院事業設置等に関する条例及び豊橋市水道事業及び下水道事業設置等に関する条例一部改正する条例について第43 報告第1号 専決処分報告について         (議決事項中変更について)第44 報告第2号 専決処分報告について         (訴え提起について)第45 報告第3号 専決処分報告について         (損害賠償和解及び額決定について)第46 報告第4号 債権放棄報告について第47 報告第5号 令和元年度豊橋競輪事業特別会計弾力条項適用について第48 議案第47号 令和2年度豊橋一般会計補正予算(第2号)本日会議に付した事件1 日程第1.議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算から、日程第48.議案第47号令和2年度豊橋一般会計補正予算まで48件2 議案会第2号 PCB廃棄物等に関する取組強化求める意見書3 議案会第3号 中高年ひきこもりに対する実効性ある支援と対策求める意見書4 議案会第4号 ライドシェア導入慎重な検討求める意見書出席議員 36     本多洋之             伊藤哲朗     石河貫治             宍戸秀樹     梅田早苗             及部克博     古池もも             山本賢太郎     二村真一             近藤修司     中西光江             鈴木みさ子     川原元則             長坂尚登     尾崎雅輝             近藤喜典     松崎正尚             市原享吾     小原昌子             山田静雄     向坂秀之             尾林伸治     星野隆輝             斎藤 啓     堀田伸一             伊藤篤哉     豊田一雄             坂柳泰光     古関充宏             田中敏一     近田明久             沢田都史子     鈴木 博             廣田 勉     芳賀裕崇             寺本泰之欠席議員 なし説明のため出席した者     市長        佐原光一   副市長       金田英樹     副市長       有野充朗   危機管理統括部長  白井住昌     総務部長      吉原郁仁   財務部長      黒釜直樹     企画部長      木和田治伸  市民協創部長    古川尋久     文化・スポーツ部長 伊藤紀治   福祉部長      西尾康嗣     こども未来部長   鈴木教仁   健康部長      犬塚君雄     環境部長      小木曽充彦  産業部長      稲田浩三     建設部長      山本 晋   都市計画部長    古池弘人     総合動植物公園長  瀧川直史   市民病院事務局長  山本和敏     上下水道局長    金子隆美   消防長       土田弘人     教育長       山西正泰   教育部長      大林利光職務ため出席した者     事務局長      小田恵司   議事課長      前澤完一     庶務課長      鈴木信明   議事課長補佐    杉浦寿実     議事課主査     権田 功   議事課主査     鳥居宗克     書記        飛田珠妃   書記        目 美菜子     書記        安形義光     行政課長      前田 出   財政課長      朽名栄治                              午後1時開議 ○豊田一雄議長 ただいまから本日会議開きます。----------------------------------- 日程に入る前に、御報告申し上げます。 去る3月9日本会議において、委員会に送付しました陳情について、予算特別委員会委員長から、当局において慎重に検討し、処置されるよう要望することに決定した旨、報告がありました。----------------------------------- これより日程に入ります。 日程第1.議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算から、日程第40.2請願第1号新アリーナ建設求める請願まで以上40件一括議題といたします。 さきに審査付託いたしました委員会委員長報告求めます。 予算特別委員会伊藤篤哉委員長。     〔伊藤篤哉予算特別委員長登壇〕 ◆伊藤篤哉予算特別委員長 本委員会に付託されました議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算初めとする39議案につきましては、3月23日に審査終了いたしましたので、その審査経過概要及び結果御報告いたします。 今定例会におきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、審査区分細分化、定期的な換気、委員及び理事者座席距離とるなど対策とった上で、審査行いました。 御協力いただきました皆様に対して、心から感謝申し上げます。 ありがとうございました。 各議案につきましては、7日間にわたり委員会開催し、当局から順次説明を求め、質疑応答が交わされた後、賛否意見表明がなされました。 では、採決結果申し上げます。 初めに、議案第1号については、起立採決結果、起立多数をもって原案とおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第2号、議案第5号及び議案第6号、議案第8号から議案第10号まで以上6件については、いずれも全員異議なく、原案とおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第3号及び議案第7号以上2件については、起立採決結果、起立多数をもって原案とおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第4号については、起立採決結果、起立多数をもって原案とおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第43号及び議案第44号以上2件については、いずれも全員異議なく、原案とおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第45号については、起立採決結果、起立多数をもって原案とおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第46号については、全員異議なく、原案とおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号、議案第17号、議案第18号、議案第20号、議案第21号、議案第23号から議案第26号まで、議案第30号から議案第41号まで以上21件については、いずれも全員異議なく、原案とおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第16号、議案第19号、議案第22号及び議案第29号以上4件については、起立採決結果、起立多数をもって原案とおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○豊田一雄議長 次に、総務委員会近田明久委員長。     〔近田明久総務委員長登壇〕 ◆近田明久総務委員長 本委員会に付託されました請願1件につきましては、去る3月24日に委員会開催し、審査終了しましたので、その審査経過概要及び結果御報告申し上げます。 2請願第1号新アリーナ建設求める請願については、審査必要から紹介議員に対して出席求め、紹介議員に対する質疑及び当局に対する質疑後、討論に入りました。 初めに、斎藤 啓委員から『日本共産党豊橋市議団代表して、不採択立場で討論する。 豊橋市アリーナ計画については、民間企業と協議が不調に終わったことで当初建設予定も大きくずれ込み、新年度においては多目的屋内施設基本計画策定に向けた基礎調査進めていくという段階にある。 従来アリーナ計画は、建設資金提供や運営・興行中身などについても民間企業が行うということ踏まえたものであり、市民皆さんスポーツに対する要望、新アリーナ在り方意見などもなかなか協議俎上に乗ることなく進められてきたことへ批判があった。 翻って、今後多目的屋内施設検討では、事業そのもの狙いやその狙いに基づいた施設在り方についても、市民参加で検討が期待されていると思う。 我々日本共産党豊橋市議団としては、現在市が前提としている、豊橋公園において、5,000規模で、という2点についても異論持っているが、新たなスポーツ必要性と、何より市民参加による検討さらに深め、進めていくということについては否定するものではなく、大いに市民参加議論行っていく必要があると考える。 本請願趣旨にもある、人口減少前提としたまちづくりに取り組む、多目的な運用と大規模な集客が可能なアリーナ活用、東三河地域交歓拠点、スポーツ・文化・芸能で地域振興に寄与し、国内外来訪者による地域経済波及効果、東三河地域活性化、防災拠点という事柄について、中には賛同できるものもあるが、新アリーナ建設に当たって認めるわけにはいかない事柄もあると考える。とりわけ大きい地域経済波及効果という部分である。意見陳述中で、箱物行政というものはもう時代にそぐわないという御発言があった。しかし、箱つくってイベントやれば、地域経済にさまざまな効果があるという理屈は、既に20世紀に破綻した、あの時代箱物行政推進最も大きな理由として進められてきたことであり、現在、国内各地でその後維持について大変な経費強いられるという状況がずっと続いている箱物が全国にある。こうした多数施設と同じ道歩んでいくことにもなりかねない。 今後、市民皆さん方参加もとで新しい屋内施設在り方については大いに議論していく必要があり、さまざまな考え方が反映されていくことと思われるが、本請願趣旨に基づいて多目的施設推進という立場に、私ども日本共産党豊橋市議団として立てないという考え方により不採択ということである。』旨意見表明がなされました。 次に、伊藤篤哉委員から『私は、採択立場で討論する。 本市における新アリーナこと多目的屋内施設については、いまだその事業計画については、概要、目的、予算、規模、立地、事業手法、財源確保など全てが具体的に示されていない。 新アリーナ建設早期に進めるために、当局においては、まずこれら事項明らかにする新アリーナ事業計画案示し、市民や市議会意見に耳傾けながら十分な議論重ねてほしいと考える。 一方で、本請願にあるように、全国から多く方が本市訪れ、スポーツ初めとしたさまざまなイベント楽しむことが可能な施設は、本市初め、東三河地域活性化起爆剤になると考えられる。 さらに、近年、多く災害が全国各地で頻繁に起きている状況から、好立地、高度な防災機能備えた施設が必要な状況にあると考えられる。 これら課題解決する、新アリーナ求める会 川西代表初めとする2万8,270人の請願者声については、十分理解するところである。 さらに、意見陳述された豊橋市総合体育館過密化解消初め、老朽化対策として大規模改修は喫緊課題であるとも言える。 よって、本請願については採択すべきものであると考える。』旨意見表明がなされました。 次に、鈴木 博委員から『私は、公明党豊橋市議団代表して、趣旨採択立場で討論する。 本市における大規模スポーツ、イベントや文化行事など開催する施設として豊橋市総合体育館アイプラザ豊橋などがあり、日々多く利用者でにぎわっている。特に豊橋市総合体育館については、利用状況過密化によって予約困難な日があるなど、利用客から改善声が多く挙がっている。これら施設は建設より一定期間過ぎ、近い将来大規模な改修が必要となっており、その間における代替会場確保が求められている。 あわせて、近年、その発生が危惧されている南海トラフ地震に対する防災力強化も求められ、その防災拠点となる高度な防災機能備えた施設重要性も以前にも増して高まってきている。 また、東三河玄関として本市役割として、多く人々が集う拠点整備も地域活性化一助として重要と考え、これら諸課題解決するためにも、新アリーナ建設が必要であると考えるところである。 一方、多く観客数擁する新アリーナ建設に向けては、多額費用やそのため財源確保、立地における課題などもあり、豊橋市公共施設等総合管理方針に基づき、予算、規模、立地、事業手法についてなど、今後十分な議論重ねる必要があると考える。 よって、本請願については趣旨採択すべきものと考える。』旨意見表明がなされました。 次に、長坂尚登委員から『豊橋だいすき会は、不採択立場より討論する。 一番大きな理由は、現在、新アリーナ検討は、より慎重さが求められる状況になってきたと認識している。大きく理由は三つあり、一つは、人口減少前提とした新しいまちづくりについて認識である。人口減少前提としている中で最も考えなければならないは、公共施設どのように最適化していくか。具体的に言えば、量どのように減らしていくかだと認識している。今回、新アリーナ早期建設求めるという趣旨請願いただいている。しかし、私は、新アリーナ検討に当たっては、総合体育館大規模改修以外選択肢も含め検討進めていかなければならないと考える。 したがって、人口減少前提としたまちづくり認識について考えると、新しい公共施設、大規模な公共施設つくっていくというは慎重にならないといけない。それにふさわしい、豊橋市全体として量減らしていく中で、ではどうするかというところもあわせて考えなければならないと思っている。 二つ目理由は、公衆衛生に関することである。新型コロナウイルスが非常に世界的な猛威振るっていることに伴い、国内イベントに関しては非常に厳しい状況が迫られている。これは公衆衛生・感染防止観点からもそうであるし、イベント主催者経営状況も含め厳しい状況だと認識している。 いずれ新型コロナウイルスは、何か月先か何年先かはわからないが、終息すると思っている。 しかし、今後、感染症に関するリスクということ想定していかなければならないということは、公共施設つくっていく上で一つ大きな検討事項がふえたと思っている。これは、防災拠点、避難所など行政が考えていく上でも同じであり、大きいところ1か所に、たくさんの人を集めるということがよいかどうかということもあわせて考えなければならないと考えている。 三つ目は、世界的な経済状況である。新型コロナウイルスに関する影響については、世界的な経済状況が、株価大暴落含めて非常に不安定な状況になってきている。新年度歳入含めて、令和3年度以降歳入・財政状況見通しは、非常に厳しいものになるではないかと認識している。過去に、非常に厳しい財政状況、過去にないほど厳しい現状ということが理由で新美術博物館構想が延期されたということもあった。そのようなことも踏まえ、新年度・令和3年度以降財政難ということも、もう一度考え直して、将来見通しも含めて、新アリーナについては検討していかなければならないと思っている。 以上3点により、新アリーナについては、より一層慎重な検討が求められている現状になっていると認識し、早期建設については採択しがたい、賛同しがたいと思っている。』旨意見表明がなされました。 次に、星野隆輝委員から『まちフォーラム代表して、趣旨採択立場で討論する。 現在、新アリーナ核としたまちづくり基本計画では、豊橋公園内に新アリーナ建設候補地設定する一方で、豊橋市新アリーナ建設・運営に関する民間提案募集における協議対象者と詳細協議打ち切りにより白紙状態となっている。新アリーナ構想は、そのスタート時点からさまざまな問題含有し、まさに紆余曲折絵に描いたようなどたばた劇末、今日に至っているが、会派として、その有効性、期待される効果について一定理解しつつも、人口減少下にある豊橋市における限られた財源中、その建設・管理運営手法についても慎重な議論が必要と考えてきたところである。 本日質疑する中で、これまで当局が示してきた内容と相違というものも幾つか確認した。一番大きなものについては、防災拠点在り方だと思っている。11月委員会中では、今回請願にある、市民安全に収容することができるということではなく、情報や物資拠点として防災拠点というような範囲だったかと思う。御答弁いただいたように、今後在り方は十分に今後議論中で進めていく余地も含めてあると思う。ただ一方で、今回こうして豊橋市民が新アリーナ活用したまちづくりや地域振興に大きな期待寄せているということも確認しているし、その方向性否定するものではない。 以上ことから、趣旨採択すべきものと考える。』旨意見表明がなされました。 では、採決結果申し上げます。 本請願は、起立採決結果、趣旨採択すべきものと決定いたしました。 以上、報告といたします。 ○豊田一雄議長 ただいま委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 質疑なしと認め、以上で質疑終わります。 これより討論に入ります。討論通告がありますので、発言許します。 初めに、鈴木みさ子議員。     〔鈴木みさ子議員登壇〕 ◆鈴木みさ子議員 私は、日本共産党豊橋市議団代表して、ただいま上程されております諸議案について、討論いたします。 最初に、各議案に対する態度であります。議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算、議案第3号令和2年度豊橋国民健康保険事業特別会計予算、議案第7号令和2年度豊橋後期高齢者医療特別会計予算、議案第16号豊橋市長等損害賠償責任一部免責に関する条例について、議案第19号豊橋市市費負担教員給与等に関する条例について、議案第22号穂国とよはし芸術劇場条例一部改正する条例について、議案第29号豊橋市国民健康保険税条例等一部改正する条例について、議案第45号令和元年度豊橋一般会計補正予算、以上8議案について、反対です。その他諸議案については、賛成です。 以下、その理由について述べます。 景気動向について、予算あらましにおいては、緩やかな景気回復基調としていますが、昨年10月時点で内閣府が作成した景気動向指数に基づく基調判断は悪化であり、さらに、消費増税が追い打ちかけ、昨年10月から12月期実質GDPは年率マイナス7.1%となりました。さらに、新型コロナウイルス感染拡大により、1月から3月期も、4月から6月期も、マイナス成長になると予測がされております。 リーマンショックが起きた翌年2009年実質GDPはマイナス5.2%でしたが、それ上回る落ち込みとなっている状況中、株価急落も加わり、日本経済は、かつて経験したことない苦境に直面しております。 県内雇用情勢においても、愛知労働局がことし2月1日に発表した昨年12月有効求人倍率は下降しており、特に製造業では新規求人数が12か月連続で前年同月割れとなっており、基調判断引き下げに踏み切ったという状況にあります。 こうした背景反映し、新年度一般会計歳入見込みにおいて、法人市民税が前年度比マイナス28.9%と顕著な落ち込み見せているにもかかわらず、緩やかな景気回復基調と判断に基づき、過去最大予算組んで大型事業推進するとした新年度予算ですが、本来なら、こういう状況だからこそ国保税や介護保険料など、社会保障市民負担ふやさないこと、事業継続ためさまざまな支援策充実させること、あわせて、これまで支援施策継続と拡充図るなど、市民生活最優先する予算とすることが必要ではなかったでしょうか。 しかし、この間佐原市政は、イマージョン教育やICT戦略、5,000規模アリーナ建設計画推進など、議会や市民的議論軽視、市長トップダウンとも言える政治姿勢が顕著で、予算随所からもそのことが読み取れます。 ただ、こうした中でも、市民要求背景に、子ども医療費助成制度拡充、インフルエンザワクチン接種に対する助成、若者呼び込むため奨学金支援事業増額、私立高等学校授業料補助金拡充、国が既に制度化はしておりましたけれども、放課後児童クラブ障害児対応支援員へ補助などが行われたことは、若者や子育て世帯へ支援につながるものとして評価するものです。 以下、反対する各議案について申し述べます。 まず、一般会計予算についてです。 設楽ダム建設に伴う水源地域整備事業負担金についてですが、不要不急ダム建設事業に負担金拠出することに、日本共産党豊橋市議団は、これまでも反対表明してきました。事業期間が令和2年度までとされていましたが、今回、債務負担行為として令和3年度から令和8年度まで水源地域整備事業負担金について、新たに1億7,182万2,000円予算が追加されました。 ダム本体工期が令和2年度末から令和8年度末に延びたことによるものということでしたが、水源地域対策特別措置法に基づく設楽ダムに係る水源地域整備計画において、経費概算総額は約560億円、予定工期は、おおむね平成20年度から平成32年度までとされていたにもかかわらず、今回、経費や工期が変更されたことに対しては、事業計画変更手続も踏まえる必要があったではないかということ指摘させていただきたいと思います。 次に、マイナポイント付与などマイナンバーカード交付条件として進めようとしており、その具体化が予算に盛り込まれている点です。 このマイナポイントは、現在、キャッシュレスポイント還元で使われているカードやスマホに2万円チャージすれば5,000円分政府が付与する制度です。まさにプレミアム商品券マイナンバーカード版とも言えるものですが、5,000円分が景気対策効果として有効なか、消費にすぐ使われる保証はないと言えるではないでしょうか。 来年4月からマイナンバーカードが健康保険証と兼用できるようになりますが、医療や介護データひもづけしていくことも考えられており、新年度マイナンバーカード交付予定枚数が13万枚、マイナポイント予約支援が約3万件という数字も3月1日現在普及枚数実績4万4,249枚から見ても過大な目標であると言わざる得ません。マイナンバーカード普及が進まないは、国民が必要性感じておらず、何よりも情報漏えい不安があるからです。マイナンバーカード普及追随姿勢は改めるべきです。 同様理由により、議案第45号令和元年度一般会計補正予算戸籍住民基本台帳等サービス事務費、マイナンバーカード交付1,597万5,000円追加についても反対です。 次に、イマージョン教育についてです。 八町小学校で取り組まれる、英語につかるイマージョン教育コースは、96人の児童でスタートすることとなりましたが、新年度は、市費で教員含めて12名スタッフ、人件費1億円弱が投入されることとなります。 また、イマージョン教育コース開設に伴う校舎整備等には2,700万円余がかけられます。豊橋市教育現場では、特別支援や発達障害、低学年支援、外国籍児童支援など、現在でも人的支援が不足している子どもたちがたくさんいます。市教育分野への人の配置としてはバランス著しく欠いたものとなっています。 豊橋市公教育として行うイマージョン教育コースは、指導要領に基づいて行われる教科習得際に英語につかる環境つくるため、児童と保護者に多大な負担となります。 また、日本語による思考力や言語習得に与える影響も定かにはなっておりません。2019年度にモデル事業として行った3年生算数授業における検証も行われていない中で、こうしたもの実施することについて、反対です。 議案第19号豊橋市市費負担教員給与等に関する条例についても、同様理由により、反対するものです。 次に、放課後児童対策事業、学童保育についてです。 急激にふえているニーズに応え切れない状況が生まれています。高学年児童が入所断られるなど、学童保育待機者が生まれています。新年度も公設、民営とも新規設置がありますが、支援員確保が困難な状況も見受けられます。支援員確保と必要な配置早急に進め、待機児童等なくす取り組みが必要です。 また、運営補助金出しながら、面積基準下回る環境改善ため施設整備計画している民営クラブには、補助要綱に沿って市補助きちんと予算化することが求められます。 次に、給食費改定についてです。 今回給食費改定によって、1食当たり小学校は10円、中学校は15円値上げとなり、保護者負担がふえることになります。食材価格値上がりによって、おかず内容等見直すなど対応してきたが、子ども栄養考えると値上げはやむを得ないと答弁でした。愛知県内では保護者へ何らかの補助している実態が17市、31%に広がっています。豊橋市として給食内容充実には保護者負担とせず、市が値上げ分補助することも検討すべきであったと考えます。 次に、AI、IoTなどICT先端技術活用についてです。 予算見どころ中でも、種々事業中で位置づけ、活用アピールしています。例えば、下水道マンホールふたにセンサーつけて、クラウドでリアルタイムに水位はかるというは、マンホールから逆流が生じる状況つかむという点で有用な事業と考えます。 また、防災情報得るSpecteeについても、大量に流れるSNS記事から必要な情報拾い出すこともAIならでは事業と考えます。しかし、開発から自治体が行い、この先も使えるかどうかも含めて地域で検討図る、ごみ収集ルート自動修正する収集業務課仕事は、市民税金投じるようなものではないと考えます。 AI、IoTなどICT先端技術活用が市民利便性向上や業務効率化に役立つこと願いますが、その導入目的化することがあってはならないと考えます。AIやIoTは行政諸課題解決する夢アイテムではなく、あくまで道具として、その有用性と費用対効果が見込まれれば使うというものであるべきです。また、業務効率化により生み出される時間市民対応に振り向けることで、さらなる市民サービス向上につなげると立場で進めていただくこと求めます。 次に、議案第3号令和2年度豊橋国民健康保険事業特別会計予算及び議案第29号豊橋市国民健康保険税条例等一部改正する条例について、いずれも反対です。 加入世帯数約4万7,000世帯平均所得は約130万円であり、加入者圧倒的多数は低所得者といっていい状況となっております。本市一当たり保険税額が令和2年度においては276円引き下げとなっているものの、子育て世帯においては、所得400万円4家族で7,800円程度負担増加となると試算も出されています。もともと高過ぎる国保税が加入者にとって大きな負担となっています。 課税区分における賦課割合について、豊橋市独自に実施していた均等割40と平等割60賦課割合、県示す均等割70、平等割30に近づけて、毎年順次調整していく考えによって、年々均等割割合が引き上げになっています。協会けんぽなどにはない均等割考え方は、家族がふえれば子どもにも保険税が加算される仕組みとなっており、全国知事会、全国市長会など、地方団体からは子ども均等割軽減求める要望が再三出されてきました。県内でも大府市、一宮市で子ども均等割軽減が実施されており、東三河でも田原市、設楽町が軽減に踏み切っています。豊橋市は国保税引き下げため一般会計から法定外繰り入れはしないという方針とっています。 平成30年度から国保都道府県化に伴い、各自治体が行っている国保税引き下げため法定外繰り入れ解消国が自治体に指示しており、本市もこれに従っているという状況です。しかし、今年度は5億円財政調整基金積み立てており、市判断で国保税引き下げや子ども均等割減免行っていただくことも、ぜひ検討していただきたいと思います。 次に、後期高齢者医療特別会計予算についてです。 75歳以上対象とする医療制度は、高齢者同士年齢で区分けし、年齢重ねれば当然病気になりがちな高齢者に大きな自己負担強いる最たるものとなっております。来年度は2年ごと保険料改定年に当たり、均等割、所得割とも保険料が大幅に引き上げとなっています。また、保険料軽減特例見直しにより、豊橋市被保険者5万うち、約1万8,000人の保険料に影響すると答弁がありました。国民年金方など、特に低所得者負担がさらにふえることになります。 高齢社会進行中で、他保険から支援するという形で、国民同士負担ふやすことで制度維持していくことは限界となっており、やはり国支援ふやす制度改革求めていくべきというように考えます。 議案第22号穂国とよはし芸術劇場条例一部改正についてです。 平成29年度に公施設使用料等改定によって初めて減価償却費加えて使用料算定することとされ、大幅な値上げになりました。改定前平日使用料1.5倍、土日・祝日料金が新たに導入され、激変緩和措置として平日2倍上限として設定しています。今回、穂国とよはし芸術劇場使用料改定について、他市類似施設参考に算定し、負担増緩和したとことです。 しかし、主ホール平日全日使用料が約2万円値上げ、土日・祝日については約3万円値上げです。自主グループや文化団体活動に大きな痛手となることは認めることができません。 次に、議案第16号豊橋市長等損害賠償責任一部免責に関する条例についてです。 この条例は、地方制度調査会において、地方公共団体における住民訴訟制度について、訴訟対象となる長や職員等が個人で多額な損害賠償責任追及されることに対する心理的負担から、職務執行において萎縮が生じていると議論があり、善意で、かつ重大な過失がないときは、その賠償責任額軽減するというものです。この条例により、住民訴訟制度持つ違法な財務会計是正効果や抑止効果減殺が生じることも考えられ、住民訴訟制度根幹にかかわる重大なものであるというように考えます。 もともと長や職員等には、住民チェックに耐え得る適正な権利行使が求められていること、訴訟に先立つ監査においても、監査委員が、長から任命されるもとで、純粋な第三者機関でなく、独立性も十分でないことから、免責条例制定するなら、厳正な監査を担保する監査制度見直しも同時に行われなければならないと考えます。 また、条例制定は自治体任意であることからも、本市が今時期に制定する必要性はなく、条例制定には反対いたします。 その他一般会計、病院会計予算について言及しておきますと、まず、フードバンク事業と映画づくり補助金財源として、ふるさと寄附金制度によるクラウドファンディングという手法が初めて採用されました。新たな歳入確保手段として取り組みとことでしたが、寄附に頼るというは、事業歳入確保見通しが確たるものではない面があるということでもあります。事業性格や予算規模など、見きわめる必要があるものと考えます。新年度事業取り組み中で注視してまいりたいと思います。 児童相談事業費についてです。 豊橋市児童相談所設置含めた児童相談体制について、有識者検討会議開催し、検討していくこととなりました。新年度は児童虐待に関する専門的な知見有する大学教授や弁護士、医師など5名メンバーに意見・助言求め、最終的なまとめに反映させていくとことです。 中核市で児童相談所設置が認められておりますが、人材確保・育成や財政負担が大きい課題であり、豊橋市としてどのような水準児童相談所つくっていくかも問われることになります。本市においても、ふえ続ける児童虐待相談対応に相談体制充実は重要であり、児童相談所設置検討含めた取り組みについて注視してまいります。 次に、まちなか広場(仮称)整備事業費3億7,217万2,000円についても述べておきたいと思います。 まちなか広場は、再開発ビルと一体感持たせ、多く市民が集い、交流して滞在し、新たなにぎわい創出拠点としてさまざまな用途に使用可能な多目的空間とし、整備する計画となっていたということですが、まちなか図書館から眺望という観点から、大屋根設置見送るという案が浮上したことで、まちなか広場吹き抜けるビル風に対する懸念声が市民から出されております。 建設予定地は、もともと大変風が強い地区になっており、建設後も建物から吹きおろしや東棟と西棟谷間風により影響受けるという調査結果も出されているということで、市民が集う多目的空間として十分機能できるよう必要な対策しっかりと講じられることが必要であること指摘させていただきます。 次に、消防救急体制充実についてです。 救急車運用体制が8台から9台体制に強化されます。従来から負担かかる運用になったではと見ておりましたが、緊急出動需要増と今後予想からも必要という判断したとことで、それについては評価ができるものです。しかし、今回、人員増は行わず、日勤から振りかえや消防隊から乗りかえによって救急隊員確保していくということです。今後実際運用中でスタッフにかかる負担などもしっかりと見きわめ、人的増強も、必要であれば行うようにしていただきたいと思います。 市民病院看護師働き方についてです。 この3年、夜勤回数が月に8.2回と、日本看護協会定めたガイドライン月8回上限平均でも超えたまま下げどまっています。負担軽減ため病棟看護補助者採用や薬剤師病棟配置によるタスクシフティング、夜勤準夜帯における4体制など取り組みも進めているとことでしたが、人員確保に努め、現場で働く職員要望にしっかりと沿った形で対策とられること期待いたします。 以上をもちまして議案へ討論終わりますが、最後に、この3月もって豊橋市退職される職員皆さんに一言申し述べさせていただきます。 豊橋市職員皆さん、日頃から市民に寄り添い、暮らしと文化、産業向上に力注いでくださっている姿勢には心から敬意表させていただきます。特に、近年災害頻発や、直近では、かつてなかった新型コロナウイルス感染症という事態に対し、先頭に立って尽力されてこられたことに感謝申し上げます。 この4月から新たな人生に踏み出す皆様に、この先も、これまで培われてきた経験、新たな世界で、皆様御家族、そして、地域ために発揮されますこと心から御祈念いたしまして、私討論結び言葉といたします。 以上です。 ○豊田一雄議長 次に、松崎正尚議員。     〔松崎正尚議員登壇〕 ◆松崎正尚議員 私は、自由民主党豊橋市議団代表して、ただいま議題となっております議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算初めとする各議案に対して、全て賛成する立場から討論いたします。 本年度は、平成から令和へと新しい時代迎え、天皇皇后両陛下御即位により、多く国民祝福と歓喜に包まれました。一方では、近年気候変動や異常気象等影響により、大型台風や豪雨等による大規模な災害が全国各地で頻発しております。それらにより多く人命や財産が奪われ、早期生活再建や改善、復旧、復興が望まれるところでございます。 また、ことしに入ってから新型コロナウイルス感染症が世界的に流行しており、幸い本市では感染者はまだ確認されておりませんが、早期に終息してほしいと願うばかりであります。 国令和2年度予算においては、経済財政運営と改革基本方針2019踏まえ、Society5.0実現や全世代型社会保障へ転換など、真に必要な施策に予算大胆に重点化し、力強い経済成長と財政健全化実現に向けた取り組み加速させていこうとしております。 本市新年度は、第5次豊橋市総合計画計画期間最終年度となります。また、新たな行政課題抽出や対応・検討、SDGsに沿ったまちづくり実現など踏まえ、次期総合計画策定行っていく重要な1年ともなります。 さらには、豊橋市行財政改革プラン2016に基づき歳出抑制に努めるとともに、歳入確保へ取り組み一層進めることも必要であります。 新年度予算編成に当たり掲げられた、人口減少対応、未来へ投資、行政効率化重点課題に積極的に取り組んでいかれることは、持続可能なまちづくり実現に向けて、我々自由民主党豊橋市議団も同様な認識持っております。 本定例会で坂柳団長代表質問や委員会で質疑等踏まえて、主な施策について所見述べさせていただきたいと思います。 切れ目ない子育て支援取り組みについては、我が団が予算要望した1歳から中学生及び高校3年生インフルエンザ予防接種費用へ助成や児童クラブ待機児童解消目的としたクラブ増設や定員増加など、引き続き、子育て世代応援する取り組み充実に期待しております。 次に、未来担うづくり取り組みについては、小学校部活動廃止見据えた放課後新たな学び場として「のびるんdeスクール」開設や、若者が政策提案行う「わかば議会」開催などを通じて、未来豊橋担う人材育てる取り組みに期待します。 一方、八町小学校に開設する英語用いて学ぶイマージョン教育コースについては、予算特別委員会でさまざまな議論が交わされました。公立小学校で実施は、全国初取り組みとなる未知教育であります。これまでも補正予算組み、本定例会では豊橋市市費負担教員給与等に関する条例も提案され、市として大きな投資していこうとするものであります。今後は、検証や評価について、議会にしっかりとお示しいただくこと望みます。 次に、環境守り未来へつなぐため取り組みについてでは、530運動発祥地である本市といたしましては、プラスチックごみ削減、再生可能エネルギー利用100%まちづくり、地域新電力事業化へ向けた調査実施など、高い目標掲げた取り組みであり、今後に注視してまいります。 次に、交流とおもてなし取り組みについては、来週から始まりますNHK連続テレビ小説「エール」活用した地域活性化やナショナルサイクルルート指定目指すサイクルツーリズムへ取り組み、豊橋へ人を呼び込むおもてなし取り組みなど、これら展開に期待いたします。 以上、申し述べてきましたが、このほか各会計予算初め、関係諸議案についても予算特別委員会審査を通じて考え方や不明な点など確認させていただきましたが、適正かつ必要なものであり、十分理解できるものであります。 今後財政運営に向けて、歳入については、税制改正影響で法人市民税が減少しています。普通交付税は不交付団体になる見込みではあるものの、国、県から補助金獲得や市債活用などにより財政健全化に努めております。 しかしながら、今後、新型コロナウイルスが本市企業経済活動に与える影響がどれほどものになるか、いまだにわからない状態であります。 一方、歳出については、今後見通しとして、公共施設など維持・更新経費などにより歳出予算は過去最大規模で増大していくことが想定されております。財政調整基金残高が減少し、市債は増加傾向にあることから、豊橋市行財政改革プランに掲げた取り組み着実に実施し、健全な財政運営がなされるように望みます。 最後に、本年度末をもちまして退職されます職員皆様方におかれましては、これまで市勢発展に対する功績に心より感謝申し上げるとともに、今後御健勝とこれからますます御活躍心から御祈念申し上げまして、私賛成討論といたします。 ○豊田一雄議長 次に、長坂尚登議員。     〔長坂尚登議員登壇〕 ◆長坂尚登議員 私、豊橋だいすき会、長坂尚登は、議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算、議案第4号令和2年度豊橋総合動植物公園事業特別会計予算について、反対立場より討論いたします。 以下、理由について述べます。 議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算について。ページ数は、断りがなければ令和2年度一般会計予算説明書からです。 まず、129ページ、2款総務費、1項12目シティプロモーション費、1(1)(オ)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会応援事業費141万1,000円、あわせて、149ページ、2款総務費、7項5目スポーツ大会誘致事業費、(2)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会応援事業費4,010万2,000円など、東京2020オリンピック・パラリンピック関連予算について。 オリンピック延期が決定し、予定どおり開催としておりました予算正当性が今はございません。間違っても、延期に係る予算に豊橋市税金が使われることがありませぬよう。 同じく、129ページ、2款1項12目シティプロモーション費、1(1)(カ)ええじゃないかとよはし映画祭事業費補助金1,050万円。豊橋市に既に同様市民イベントがあるにもかかわらず、豊橋市が実施する必要性がありません。 同じく、12目シティプロモーション費、1(1)(キ)「エール」活用した地域活性化事業費2,733万円。こちら、不思議なモニュメントつくるような話側聞しております。「エール」活用した地域活性化全体否定しませんが、佐原市政遺産とならないよう、無駄は厳に慎んでください。 続いて、229ページ、4款衛生費、2項9目ごみ減量推進費、1(2)(ア)マイボトル・マイカップ利用促進。豊橋市オリジナルマイボトル製作・販売は必要ありません。 続いて、257ページ、7款商工費、1項3目産業創出費、1新事業創出事業費9,502万円など、株式会社サイエンス・クリエイトへ非公募で委託などは厳に慎み、各事業について競争性確保し、効果最大化に努められてください。あわせて、株式会社サイエンス・クリエイト将来前向きに懸念し、対応されてください。 同じく、261ページ、7款商工費、1項8目観光費、2(2)豊橋まつり開催費補助金5,200万円。毎年同じこと言っておりますが、成果が不明で、企画書や報告書もつくらない総合プロデューサーは不要であり、豊橋市優秀な職員力量等もってすれば十分である点。そして、補助金交付審査に不透明な点があるため、申請する者と審査される者と線引きしっかりされ、客観性、透明性、説明責任確保すること。また、新型コロナウイルス影響リスク事前、事前に見積もり、判断され、無駄な費用発生されませぬこと。 同じく、7款商工費、1項9目観光情報発信費、2(2)(ア)多目的スペース整備。サイクリスト着がえなど場所として、自転車通行できない東西自由連絡通路沿いは不適当です。 続いて、313ページ、10款教育費、2項1目教育環境整備費、4(1)八町小学校校舎増築等事業費9,695万円。人口減少、少子化が進み、公共施設総量削減に向け、イバラ進まねばならぬ中、それに反して、恒常的な校舎増築してまで八町小学校でイマージョン教育推進する合理的な理由がありません。 以上が主な反対理由です。 また、新型コロナウイルスによる昨今社会情勢、世界経済踏まえ、例えば、既に中止が決定された257ページ、7款商工費、1項3目産業創出費、1(7)「ものづくり博2020in東三河」開催費補助金200万円など、こちらは当然、議会通過しておりませんので、補助金交付も未決定と思われますが、このような事業に予算が執行されたりすることがないよう努めてください。 新年度は非常に際どい判断繰り返しになります。市民健康、安全はもちろんこと、キャンセル料など、無駄になってしまう費用発生させないように、早目早目御判断されてください。 ほかにも疑問点がある予算があることは、既に予算特別委員会で申したとおりです。同様に、応援し、期待したい事業についても、同じく予算特別委員会で申したとおりです。今、私が主な反対理由とした事業についても、私反対理由はねのけるほど大きな成果期待します。 以上で、議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算について反対理由とします。 続いて、議案第4号令和2年度豊橋総合動植物公園事業特別会計予算。 象群れ飼育含むリニューアル事業は、新年度で終了が予定されていました。今後、仮に新市政において実現できなかった計画一部進める可能性があるとしても、一度リニューアル事業は終了させ、佐原市政、これまで清算すること。 最後に、この3月に豊橋市退職される職員方々に一言申し述べます。 長い間、豊橋市ため、本当にお疲れさまです。そして、5年間、大変お世話になりました。ありがとうございます。多く方々が引き続き何らかの形で、そして、きっとこれまでよりも自由な立場で豊橋市に関わり、興味、関心抱き続けてくださること願います。 同じく、少し早いですが、11月に任期満了迎えられ、就任前より3期12年間掲げておられた佐原市長も、最後予算編成、お疲れさまでした。 以上、私討論終わります。 ○豊田一雄議長 次に、尾林伸治議員。     〔尾林伸治議員登壇〕 ◆尾林伸治議員 私は、公明党豊橋市議団代表し、ただいま議題となっております議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算初めとする全議案に対し、賛成立場で討論いたします。 本市令和2年度予算は、元年度並み歳入見込んでいる一方で、予算特別委員会中でも質疑させていただきましたが、基準財政収入額が基準財政需要額5億円ほど上回る見通しため、普通交付税が交付されない見込みとことであります。 歳出にあっては、事業選択と重点化に努めたが、大型事業推進に伴い、一般会計予算規模が過去最大となっております。 予算大綱では、我が国における人口減少、少子高齢化進行に対し、国Society5.0実現ため仕組みづくり取り組み踏まえ、本市においても、人口減少対応と未来投資キーワードに、子育て支援、づくり、環境、交流とおもてなし四つ取り組み重点的に推進し、持続可能なまちづくりに力注いでいくことが示されました。 そこで、新年度諸施策について意見述べさせていただきます。 まず、初めに、子育て支援では、本市独自取り組みとして、子どもインフルエンザワクチン予防接種費用助成やおたふく風邪ワクチン予防接種2回目費用助成、入院医療費に係る助成18歳まで拡充、特定不妊治療費所得制限撤廃など、負担軽減策として大いに評価いたしたいと思います。また、児童クラブ増設も大変に心強い取り組みであると期待いたします。 続いて、づくり取り組みでは、部活動廃止受けて放課後新たな学び場として、「のびるんdeスクール」が小学校2校で開校されます。今後、ほか小学校へも拡充されていくものと思われます。公営児童クラブスタッフなども含めて、人材確保対策も必要になろうかと考えますが、期待できる取り組みと評価させていただきます。また、八町小学校イマージョン教育については、英語教育に対する需要に応える取り組みであるものと、一定理解するものであります。 そして、外国児童に対する初期支援コース「きぼう」開設は、定住傾向が増加している外国人の方々にとって、住みやすいまちとして本市選んでいただく際重要なポイントになるものと期待するところであります。 若者に対する取り組みとしては、元年度わかば補助金に続き、新年度はわかば議会が開催されることになっております。若者中でも、市民課窓口以外にはほとんど市役所と関わりがないといった方にとっては、少しでも市役所機能や役割知ることができる貴重な体験になるではないでしょうか。 続いて、環境取り組みでは、マイボトル・マイカップ利用促進ということで、地下1階コンビニからとよっすいが消えてしまったことは寂しいですが、世界的な流れであるとともに、SDGs未来都市、そして、530運動発祥地として本市取り組みであり、理解するところであります。 また、再生可能エネルギー普及とエネルギー地産地消推進に向けた取り組みも予算計上されており、「世界首長誓約/日本」誓約へ取り組みとして期待いたします。 続いて、交流とおもてなし取り組みでは、連続テレビ小説「エール」活用した地域活性化事業としてさまざまなイベント等が予定されております。 報道などされておりますが、東京2020オリンピック・パラリンピックは1年程度延長が決まりました。その分だけ長期間にわたって本市プロモーション活動は可能になるではと考えると、決して悪いことばかりではないような気がいたします。 同じく、東京2020オリンピック・パラリンピック関係では、パラスポーツ通じた共生社会実現に向けた活動にもじっくり取り組めるではないでしょうか。 また、ナショナルサイクルルートゲートウエイ目指す取り組みも、地球温暖化対策とともに、観光や健康面からも期待が持てます。 次に、その他取り組みとして何点か述べさせていただきます。 代表質問で取り上げさせていただきました学校施設利用計画についてでありますが、新年度では、春導入に向けた教職員向け研修会や施設利用計画活用した取り組み実施とことでありました。また、乳児用液体ミルク備蓄に関しても、保健所やこども未来館、保育所などで分散備蓄検討しているとことで、どちらも大いに評価させていただきます。 予算特別委員会中では、多機関協働による包括的支援体制充実について質疑させていただきました。重層的支援体制整備事業新たに創設すること柱とする社会福祉法等改正法案、施行は令和3年度からでありますが、今国会で提出が検討されており、これは、市町村手挙げ方式となっております。令和2年度にモデル事業として多機関協働による包括的支援体制構築事業実施する本市においても、令和3年度以降新事業実施も見据えた新年度取り組みに期待するところであります。 また、港湾技能研修センター移転に伴う施設利活用調査事業費については、本市にとって最適な判断材料に資する調査となるよう期待いたします。 そして、自然史博物館調査研究活動充実については、学術レベル向上とともに、文部科学省研究機関目指す成果については市民にも還元していきたいとことで、新年度においては、絶滅危惧種調査やモロッコで恐竜発掘調査が行われる予定となっております。 また、動植物公園においてはWAZAへ加入目指す予定となっており、総合動植物公園として今後に期待するものです。 そして、国令和元年度補正予算関連で追加議案として上程されました本市補正予算から、GIGAスクール構想実現に向けた事業費について述べさせていただきます。 今回補正では、対象学校における校内通信ネットワーク整備費が計上されましたが、国は、パソコンやタブレット端末については、小学5年生・6年生、中学1年生へ導入最優先とし、2023年度までに全学年へ順次配備予定としております。2019年3月時点で学校におけるパソコン配備状況は、全国平均で5.4に1台で、最も整備されている佐賀県は1.9に1台、最も低い県では7.5に1台とデータもあり、格差解消が図られると思います。本市において、今まで実施されておりましたが、プログラミング教育や遠隔教育など活用が大きく拡充されるではないかと思います。また、支援や配慮必要とする子どもたちにとって、デジタル教科書が役立つことなど、今後に期待できます。 これら以外にも、会派予算要望にあった対面型個別相談窓口お悔やみコーナー設置、動物愛護ため取り組み初め、多く事業が実施されることとなり、大いに評価させていただきます。 また、新年度は、現在第5次総合計画最終年度であるとともに、第6次総合計画初めとして、開始年度あわせたさまざまな計画策定や改定年でもあります。SDGs未来都市や「世界首長誓約/日本」誓約など、本市果たす役割は大変重要であり、新年度中計画策定においては、市民理解得ながら実効性ある取り組みに期待いたします。 現在、新型コロナウイルスによる感染者や死亡者が世界各国で拡大している状況が毎日報道されております。国においても、3月2日から全国小中学校や高校へ休校要請や改正特別措置法成立、緊急対応策など支援強化に向けた取り組みが次々と打ち出され、関係する部署皆様方奮闘に頭が下がる思いであります。全市一丸となって、この状況乗り越えていかなくてはならないと強く思います。 そして、最後に、今月末で退職されます職員皆様方、長年、市民ために常に御尽力いただきましたこと、心より感謝申し上げますとともに、今後御健勝・御多幸御祈念申し上げ、私討論とさせていただきます。 ○豊田一雄議長 次に、寺本泰之議員。     〔寺本泰之議員登壇〕 ◆寺本泰之議員 紘基会、寺本は、ただいま上程されています議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算、第8款5項都市計画費、5目中心市街地再開発費、まちなか広場(仮称)整備事業費3億7,217万2,000円について、反対立場で討論します。他議案は、賛成であります。 以下、理由申し上げます。 豊橋市は、平成27年3月、豊橋駅前大通二丁目地区第一種市街地再開発事業において、狭間児童広場、再開発エリア内に多くの人が集い、交流し、滞在すること促すために、まちなか広場(仮称)として再整備していくこと決定し、基本計画策定しております。 屋根で覆われ、日常はおしゃべりや飲食等でが集う憩い空間として、また、音楽やスポーツ、イベントなどハレ場として多種多様に使われることが可能な空間にすると計画されております。 しかし、当該計画策定に至る段階で意見交換複数回開催されていますが、それら意見中に、特にビル風対策考える必要があるという意見がありました。まちなか広場は同再開発事業で建設される高層マンションに東西挟まれる型でつくられます。このことから、まちなか広場通り抜けるビル風強さはかなりなものになることは容易に推測できます。 本市も、駅前大通二丁目地区及びその周辺は風が強い地区であり、建設後もその状況は同様であることは認めており、強風対策に関しては、来年度に予定されている実施計画において、風環境シミュレーション実施し、対応検討しますと基本計画で述べております。 ところが、平成28年度に行われたはず風環境シミュレーション結果が公表されておりません。実施設計結果も公表されておらず、果たして基本計画が実現可能なかどうか、判断するに足る情報が議員、市民に知らされておりません。予算議決するに必要な情報が公表されていません。このことから、当該予算に対しては、反対です。 なお、まちなか広場等価交換は、不動産鑑定評価依頼要綱にのっとらず、公正な不動産鑑定評価が行われていない不正等価交換であることつけ加えておきます。 そして、結びに、3月で退職されます職員皆様におかれましては、長年、大変御苦労さまでございました。今後とも経験生かされた御活躍期待し、願っております。 討論とさせていただきます。 ○豊田一雄議長 次に、星野隆輝議員。     〔星野隆輝議員登壇〕 ◆星野隆輝議員 私は、まちフォーラム代表して、ただいま上程されております議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算初めとする全議案に対し、賛成立場で討論いたします。 今日、我が国は長引く政治不信ほか、経済状況は、近年、断続的に日本各地で発生したさまざまな自然災害復興ままならぬ中、さらに、世界規模新型コロナウイルス感染拡大で訪日外国人の激減、東京2020オリンピック・パラリンピック延期に伴う影響が懸念されております。 当然、本市においても、こうした影響受けつつ、人口減少に突入した状況で市政運営、地方創生に資する政策展開推進することとなりますが、そこにこそ、地方自治体持つ独自性、地方創生施策真価が問われるものと考えます。 さて、こうした中、佐原市長は、本定例会における予算大綱説明では、新年度は、子育て支援、づくり、環境、交流とおもてなし四つ重点的に推進されること表明されました。中でも環境に関しては、大大人が目くじら立て、我が国小泉進次郎環境大臣もが異論唱えたと報じられておりますが、昨年9月、国連気候行動サミットで若者代表として演説した当時16歳環境活動家思いに応えるべく、佐原市長は、できることから始めなければならないと改めて思い強くしたとことでした。 ちなみに、国連気候行動サミットで、日本政府は安倍晋三首相演説要望したが国連側から断られており、国連は、美しい演説ではなく、具体的な計画用意するよう求めていたと報じられております。まさしく、今後環境問題に必要なは、ポーズではなく、成果が求められるものだと考えます。 新年度組織機構改革により、温暖化対策推進室が再生可能エネルギーまち推進課となり、結果出せる取り組み推進することに大いに期待しつつ、豊橋市環境方針にのっとり、環境実践都市標榜する豊橋市環境部各課が、これまでにない積極的な事業推進、業務遂行に努められること切に願うばかりです。 次に、子育て支援については、これまで切れ目ない子育て支援取り組み拡充強化確認しております。ライフスタイル変化や将来不安に対し、安心して子ども産み育てることできる社会実現するために、百百様課題に対し、行政としてどのように向かい合うか。その姿勢は、やはりそれぞれ市民にいかに寄り添うかということだと考えます。枠組みや小手先取り組みではなく、本質理解した上で取り組み、事業推進に期待いたします。 また、これまで子ども・子育て支援については、既に子どもいる家庭へニーズ調査に基づくものですので、結婚前若者子ども・子育てに対する意識調査することで、潜在する課題顕在化させ、そこから次世代人口動向へ先手打つことにつなげる必要性も申し添えておきます。 づくりについては、わかば議会やガクラボ、小学校初期支援コース「きぼう」など、まさに、未来担うづくり取り組みも確認できますが、これまで佐原市長が子ども自己実現ため環境づくり大事にしてきたこと集大成かと理解します。国籍や生活、経済環境に関係なく、自分夢に向かって進むこと支援することはもちろん、次世代担う若者たちが今社会どう評価し、未来に対し、どんな問題意識持っている理解し、今後行政運営に反映することが必要であると考えます。国連で演説した16歳環境活動家声と同様に、豊橋市若者声にも思い寄せ、問題解決、課題解決に向け、真摯に取り組む姿勢若者に見せていただきたいと思います。 交流とおもてなしについては、新年度内外に本市PRする交流とおもてなし年と位置づけておりましたが、冒頭に述べました世界規模新型コロナウイルス感染拡大により、入国制限に伴う訪日外国人の激減、東京2020オリンピック・パラリンピック延期と、出ばなくじかれるような事態となっております。 しかし、ピンチときにこそ必要なもの、それが「エール」であります。豊橋市は、朝ドラ誘致実現から、今後シティプロモーション含め、これまでチャンスつくる取り組み進めてきたはずです。国内外から豊橋市へ来訪者がとまった期間有効に使い、豊橋市おもてなしいま一度見詰め直し、この先、最高おもてなしで迎えられるよう、多言語対応や道初めとするシティプロモーション取り組み進めるべきだと考えます。しっかりとチャンス勝利に結びつけられるよう、最大限取り組みと豊橋市応援したいと思います。 さて、新年度予算審議に当たっては、予算編成過程見える化一部実施に始まり、これまで会派として要望してまいりました業務効率化や働くこと軸とする安全・安心社会実現に向けたさまざまな施策、あるいは各種学校施設整備についても確認しております。 その一方で、財政状況は楽観視できる状況にないことは明白です。また、新アリーナ構想や焼却炉問題など、計画先送りせざる得なくなった事案もありますし、第6次豊橋市総合計画策定も大詰め迎えることとなります。向こう10年間豊橋市未来図ですので、議会としても豊橋市未来に責任持って議論しなくてはなりません。「あすありと思う心仇桜 夜半に嵐吹かぬものかは」と言います。ことし秋にどんな嵐が吹くか、昨日、少し見えてきましたが、現在社会状況から見ても、先送りできない問題がふえる可能性は十分にあります。新年度は、これまで以上に慎重な市政運営が求められると考えますので、緊張感持った職員各位業務遂行望むとともに、予算計上した各事業に対し、責任持って取り組んでいただくことに大いに期待しつつ、しっかりと注視してまいります。 最後に、「生者必滅、会者定離は世習い」と申します。豊橋市役所が憂い浮世であったかどうかはそれぞれだと思いますが、本年度末をもって退職、あるいはそれぞれ立場で新たな人生に進まれる職員皆様に、今後御健勝と御活躍心より祈念申し上げます。 以上、私討論といたします。 ○豊田一雄議長 次に、川原元則議員。     〔川原元則議員登壇〕 ◆川原元則議員 私、元輝会、川原元則は、ただいま上程されております議案第1号令和2年度豊橋一般会計予算初めとする全議案に対し、賛成立場から、若干要望添えて、以下、討論いたします。 佐原市長は、予算大綱説明の中で、づくりは、未来(あす)豊橋市担っていく子どもたちが、未来(あす)生き抜くために一人の可能性引き出し、個性や能力に応じたきめ細やかな教育一層推進するとともに、地域社会しっかりと支えるや、日本、そして世界舞台に最前線で活躍するなど、多様な人材育ててまいります。そして、こうした本市未来(あす)見据えたづくりについて、地域と学校が一体となった取り組み加速してまいりますと述べておられます。 そこで、私は、令和2年度豊橋一般会計予算において、200前後新規事業中から、本市未来(あす)見据えたづくり観点から今回予算見てみました。 事詳細にわたっては述べませんけれども、各款ごと若者に対する、また、地域人材育成という点から、幾つか新規事業挙げてみますと、まず、2款総務費については、新規事業うち、若者政策提案事業として、中学校卒業から25歳まで若者対象とした豊橋わかば議会開催、市民協働推進課が取り組む女子生徒興味や関心高めて理系分野へ進むこと後押しするため、豊橋市内大学と連携してセミナー開催するリケジョ魅力発信事業、地域安心・安全確保すべく防災危機管理課が取り組む子どもへ防災教育向上目指したボウサイマン育成事業、7款商工費では、産業政策課が取り組む大学生、高校生意欲的な自主活動支援する学生学びと交流空間南部窓口センター2階に開設するガクラボ運営、10款教育費では、学校教育課、教育政策課が取り組むもので、外国初期支援コース開設ということで、小学校3年生から6年生まで対象とした「きぼう」岩西小学校内に開設するとか、八町小学校に開設されるイマージョン教育コース、学校教育環境整備、ICT活用した授業充実、生涯学習課が取り組む放課後小学校利用した「のびるんdeスクール」開設などがあります。 ただ一つ、つけ加えさせていただきたいことがあります。それは、元高校教員として経験から述べさせていただきますが、今回私立高等学校授業料無償化に向けて私立高等学校授業料補助金についてです。今回、国、県に加えて、市も独自補助金上乗せする形で、年収720万円未満世帯が実質無償化になったという点と、また、その対象枠年収910万円未満程度まで拡大したということに関しては評価できるところではありますが、いかんせん、いまだ完全無償化になっていない、特に、年収幅においては、かなり負担になっている御家庭が依然としてあるという点においては、教育機会均等という点からも、いま一度、御検討・御尽力いただきたいということ一言つけ加えさせていただきたいというように思います。 一方、高齢者へ優しい取り組みも多々ありますので二、三紹介させていただきますと、消防予防課が取り組む火災予防費として、市営住宅取り壊しによって出てきた使用可能な住宅用火災警報器高齢者宅へ無償で取りつけるという施策です。これは、現場消防職員から挙がってきた声しっかり吸い上げる形で出てきた施策というようにも聞いておりますので、取り組むことになったきっかけも含めまして、すばらしい取り組み一つと考えます。 また、健康増進課も別視点で取り組みますが、長寿介護課が取り組む健康寿命延伸目的としたフレイル対策です。この施策は、市民健康寿命延伸といった観点からも、実に大切な取り組み一つと考えます。 ほかにも優しい施策が多く盛り込まれています。出生から高齢者まで、住んで優しいまち豊橋目指して取り組む施策に期待するところ大であります。今回、世代網羅した取り組みについて、大いに期待し、賛成いたします。さらには、全体を通して、産業創出、発展、強靱な地域づくり観点からも、具体的な提案がされており、本年度にも増して希望と期待持てるたくさん内容となっています。 その他、各会計予算初め、関連諸議案につきましても、予算特別委員会で慎重審議する中で多方面から確認させていただきましたが、その必要性については十分理解するところであります。令和2年度は第5次総合計画最後年でもあり、第6次総合計画策定する年でもあります。我がまち豊橋市が目指す未来像が行政当局、議員各位それぞれ中でどのように描かれているか、その理想郷に向い、これからも議会でしっかりと議論し合い、互い引っ張り合いではなくて、手綱上手に手繰りながら、長期ビジョン中で一歩一歩前進していくことができる土壌が、この豊橋市にはあると信じています。本市が引き続き、東三河8市町村においてリーダーシップとりながら、持続的に安定した成長遂げるためにも、全職員が一丸となって次年度施策に邁進されること強く願い、その成果にも大いに期待します。 続きまして、2請願第1号新アリーナ建設求める請願についてでありますが、この請願は、先ほどありましたように、総務委員会に付託され、去る3月24日総務委員会で審査後、趣旨採択となりました。私は、本請願は、採択すべきであると立場で賛成討論いたします。 以下、理由述べます。 この間、新アリーナ建設においては、さまざま議論されてきました。もちろん場所問題、建設方法及び運営方法等も含めて、議論しなければならない問題は多々あります。それでも、現在本市総合体育館利用状況について述べますと、例えば、各競技団体が集まって毎年実施している体育館利用者調整会議です。私は、この会議にこの数年、ずっと出させていただいているですが、必ず利用団体が重複し、それも二重、三重、時には四重に重複し、年々苦しくなり、そのような状況中においても、互いに譲り合いながら、そして、時には大会中止することも含めて調整しているといった状況です。 本市がスポーツまち豊橋標榜していくであれば、今後、スポーツ愛する市民、団体増加とともに、大会等もふえ、施設問題として、スポーツ施設過密化がますます進んでいくことが容易に想像されます。それゆえ、その経済効果も想定して組み込みながら、新アリーナ建設は向き合わなければならない課題と考えます。 また、今回請願中身確認させていただいて以降、先日総務委員会で確認したことといたしまして、昨年11月19日に総務委員会で出されたときアリーナとは別物であるという点、文中イベント恒常的に提供するという点についても、開催主催者は特定企業団体意味するものではない、多種多様な主催者想定している点、ただ単に箱物行政肯定しているというわけではないという観点、費用負担においても、今後、補助金や民間活力有効に生かしていくという点、そして、スポーツする、見る、支える、そして、学ぶという実に多面的な観点から捉えられている点、以上点からも、それぞれについて納得いくものと捉えました。 また、本請願「早期」という言葉ですが、請願する立場に立つ者として、一般的に、早期にと願うはごく自然思いではないでしょうか。この言葉については、思いとして捉えたいというように思いますし、しかも、具体的な期限は設定していません。 加えて、私もこの間、ずっと言い続けていますが、危険が叫ばれている南海トラフへ災害対応として新たな多機能型防災拠点として必要性という点です。 一方、昨今ウイルス対策も含めて、建設に当たっては考慮しなければならない点もありますが、その対策講じつつも、新アリーナ建設必要はあるというように思います。 そして、何より、今回要望は、是が非にでもと願う競技団体及び市民2万8,270名切なる声でもあるという点です。これ機に、今後、市民アリーナ建設意識醸成がさらに高まっていくことにも期待するところであります。 以上が賛成討論です。 終わりに当たりまして、今年度におきまして退職される職員皆様型に一言述べさせていただきます。 私自身、この5年間、議員として実に多く方々から御教授いただきました。皆様方長年にわたる昼夜兼行御努力に感謝申し上げると同時に、皆様方豊橋市民へ迅速果断な対応と熱い志しっかりと受け継ぎ、「初心忘るべからず」心で市民笑顔求めて今後も努力していきますことお誓いしたいと思います。皆様方には、これからも豊橋市へ思い届けてくださいますようお願いするとともに、今後皆様方ますます御健勝と御活躍心よりご祈念申し上げまして、私討論といたします。
    豊田一雄議長 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 討論なしと認め、以上で討論終わります。 これより採決に入ります。 初めに、議案第1号起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は、可決であります。 本案は、委員長報告とおり、決定することに賛成起立求めます。     〔賛成者起立〕 ○豊田一雄議長 起立多数であります。したがって、本案は、原案とおり可決されました。 次に、議案第2号、議案第5号、議案第6号、及び議案第8号から議案第10号まで以上6件一括採決いたします。 各案に対する委員長報告は、可決であります。 各案は、委員長報告とおり、決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認めます。したがって、各案は、原案とおり可決されました。 次に、議案第3号及び議案第7号起立により一括採決いたします。 両案に対する委員長報告は、可決であります。 両案は、委員長報告とおり、決定することに賛成起立求めます。     〔賛成者起立〕 ○豊田一雄議長 起立多数であります。したがって、両案は、原案とおり可決されました。 次に、議案第4号起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は、可決であります。 本案は、委員長報告とおり決定することに賛成起立求めます。     〔賛成者起立〕 ○豊田一雄議長 起立多数であります。したがって、本案は、原案とおり可決されました。 次に、議案第43号及び議案第44号一括採決いたします。 両案に対する委員長報告は、可決であります。 両案は、委員長報告とおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認めます。したがって、両案は、原案とおり可決されました。 次に、議案第45号起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は、可決であります。 本案は、委員長報告とおり、決定することに賛成起立求めます。     〔賛成者起立〕 ○豊田一雄議長 起立多数であります。したがって、本案は、原案とおり可決されました。 次に、議案第46号採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案は、委員長報告とおり、決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は、原案とおり可決されました。 次に、議案第15号、議案第17号、議案第18号、議案第20号、議案第21号、議案第23号から議案第26号まで、及び議案第30号から議案第41号まで以上21件一括採決いたします。 各案に対する委員長報告は、可決であります。 各案は、委員長報告とおり、決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認めます。したがって、各案は、原案とおり可決されました。 次に、議案第16号、議案第19号、議案第22号及び議案第29号以上4件一括起立により採決いたします。 各案に対する委員長報告は、可決であります。 各案は、委員長報告とおり、決定することに賛成起立求めます。     〔賛成者起立〕 ○豊田一雄議長 起立多数であります。したがって、各案は、原案とおり可決されました。 次に、2請願第1号新アリーナ建設求める請願起立により採決いたします。 本請願に対する委員長報告は、趣旨採択であります。 本請願は、趣旨採択することに賛成起立求めます。     〔賛成者起立〕 ○豊田一雄議長 起立多数であります。したがって、本請願は、趣旨採択とすることに決定いたしました。----------------------------------- 次に、日程第41.議案第27号豊橋市産業廃棄物処理施設及び汚染土壌処理施設設置に係る紛争予防及び調整に関する条例一部改正する条例について及び日程第42.議案第28号豊橋市病院事業設置等に関する条例及び豊橋市水道事業及び下水道事業設置等に関する条例一部改正する条例について両件一括議題といたします。 直ちに、提案者から提案理由の説明を求めます。環境部長。 ◎小木曽充彦環境部長 議案つづり64ページお願いいたします。 議案第27号豊橋市産業廃棄物処理施設及び汚染土壌処理施設設置に係る紛争予防及び調整に関する条例一部改正する条例についてでございます。 本案は、汚染土壌処理業に関する省令一部改正する省令施行に伴い、規定整備するため、現行条例一部改正するものでございます。 施行日は、公布日からでございます。 以上でございます。 ◎山本和敏市民病院事務局長 それでは、条例案66、67ページお願いいたします。 議案第28号豊橋市病院事業設置等に関する条例及び豊橋市水道事業及び下水道事業設置等に関する条例一部改正する条例でございます。 本案は、地方自治法一部が改正され、条例で引用する法条が繰り下げられたことに伴い、規定整備図るため、現行条例一部改正するものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○豊田一雄議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 質疑なしと認め、以上で質疑終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております両案については、会議規則第36条第3項規定により、委員会へ付託省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 討論なしと認め、以上で討論終わります。 これより採決いたします。 両案は、原案とおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認めます。したがって、両案は、原案とおり可決されました。----------------------------------- 次に、日程第43.報告第1号専決処分報告についてから、日程第47.報告第5号令和元年度豊橋競輪事業特別会計弾力条項適用についてまで以上5件一括議題といたします。 直ちに、報告求めます。財務部長。 ◎黒釜直樹財務部長 それでは、報告第1号につきまして御説明いたしますので、報告5ページお願いいたします。 報告第1号専決処分報告についてでございます。 これは、地方自治法第180条第1項規定に基づき、専決処分したものでございます。 6ページお願いします。 専決処分内容でございますが、1工事請負契約でございます。 (1)は、平成31年第49号議決いただいております水路改良工事(産業拠点形成関連)30につきまして、契約価格1億5,120万円から1億4,265万5,040円に変更したものでございます。 (2)は、令和元年第43号議決いただいております豊橋総合スポーツ公園諸施設築造工事4につきまして、契約価格2億6,048万円から2億6,797万5,400円に変更したものでございます。 (3)は、平成31年第50号議決いただいております中消防署前芝出張所移転新築工事につきまして、契約価格2億4,624万円から2億4,739万600円に変更したものでございます。 7ページ参考資料に変更理由、主な変更内容等が記載してございますので、御照覧いただきたいと思います。 続きまして、報告第4号債権放棄報告について説明をしますので、報告14ページから15ページお願いいたします。 豊橋市債権管理条例第6条規定によりまして、債権放棄しましたので、御報告いたします。 14ページお願いいたします。 1債権内訳及び放棄事由でございます。 こども発達センターで診療収入が3,100円、住宅課で住宅使用料などが375万5,451円。 15ページお願いします。 医事課で入院収益などが1,837万9,298円、営業課で水道料金が272万8,934円、保健給食課で学校給食費が22万2,035円となっております。 なお、放棄事由につきましては、表右側欄に記載しております。 2債権放棄日は、令和元年12月24日でございます。 次に、追加報告議案1ページお願いいたします。 報告第5号令和元年度豊橋競輪事業特別会計弾力条項適用についてでございます。 地方自治法第218条第4項規定によりまして、令和2年3月1日付で弾力条項適用しましたので、同項規定により報告するものでございます。 3ページお願いします。 第1条第1項は、歳入歳出予算弾力条項適用する総額6億537万6,000円とするものでございます。 同条第2項につきましては、明細書により御説明しますので、8ページ、9ページお願いいたします。 まず、歳入でございます。1款1項2目勝者投票券売上金でございますが、場外発売拡充及び多く売り上げが見込める開催日程組むことができたことにより、普通競輪売り上げが当初予定上回ったことから、弾力条項適用したものでございます。 10ページ、11ページお願いします。 歳出でございますが、売り上げ増に伴いまして、説明欄に記載とおり、勝者投票券払戻金につきましては、当初予定上回ることになりましたことから、弾力条項適用したものでございます。 以上でございます。よろしくお願いします。 ◎山本晋建設部長 報告6ページお願いいたします。 報告第1号専決処分報告うち、2工事委託協定についてでございます。 専決処分内容でございますが、(1)は、平成30年第58号議決いただいております工事委託協定締結(小池11号踏切における交通安全施設整備事業に係る工事)につきまして、委託金額1億7,571万3,600円から1億6,168万6,000円に変更したものでございます。 8ページ参考資料に、変更理由、主な変更内容等が記載してございますので、御照覧いただきたいと思います。 次に、9ページお願いいたします。 報告第2号専決処分報告についてでございます。地方自治法第180条第1項規定によりまして、訴え提起について、専決処分いたしましたので、御報告いたします。 10ページお願いいたします。 1市営住宅家賃等支払につきましては、1相手方には、市から再三にわたる催告にもかかわらず滞納している多額家賃等支払い求めるため、2相手方には、1相手方保証債務履行求めるため、令和元年12月27日付で、専決処分により訴え豊橋簡易裁判所へ提起したものでございます。 11ページお願いいたします。 2市営住宅家賃等支払及び明渡しにつきましては、1から3相手方は、市から再三にわたる家賃支払催告にもかかわらず多額家賃等滞納しているため、令和2年1月24日及び30日付で、専決処分により市営住宅明渡し及び滞納家賃等支払い求める訴え名古屋地方裁判所豊橋支部へ提起したものでございます。 以上でございます。 ○豊田一雄議長 なお、報告第3号につきましては、既に報告書配付してありますので、報告省略いたします。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 質疑なしと認め、以上で質疑終わります。 これをもちまして、報告終わります。----------------------------------- 次に、日程第48.議案第47号令和2年度豊橋一般会計補正予算議題といたします。 直ちに、提案者から提案理由の説明を求めます。財務部長。 ◎黒釜直樹財務部長 追加補正予算案について御説明しますので、追加提案予算案1ページお願いいたします。 議案第47号令和2年度豊橋一般会計補正予算(第2号)でございます。 第1条は、歳入歳出予算総額に、歳入歳出それぞれ3億1,900万円追加し、予算総額1,300億3,201万4,000円とするものでございます。 それでは、内容につきまして御説明しますので、追加補正予算説明6ページ、7ページお願いいたします。 歳出から御説明いたします。 7款商工費、1項6目中小企業支援費、説明欄に記載各事業についてでございますが、新型コロナウイルス感染症発生に伴う中小企業等へ支援としまして、制度融資件数増加が見込まれますことから、関係する経費増額するとともに、新たに愛知県融資制度利用する場合助成制度創設するものでございます。 以上、歳出合計としまして3億1,900万円となるものでございます。 次に、歳入について御説明しますので、4ページ、5ページにお戻りください。 21款繰越金でございますが、今回補正財源として計上するものでございます。 22款諸収入でございますが、歳出で計上しております経営安定資金預託金元金収入計上しております。 以上、歳入合計は3億1,900万円となるものでございます。 以上で議案第47号の説明を終わらせていただきます。 よろしくお願いいたします。 ○豊田一雄議長 これより質疑に入ります。質疑通告がありますので、発言許します。 初めに、近藤修司議員。 ◆近藤修司議員 ただいま追加提案されました予算案、議案第47号令和2年度豊橋一般会計補正予算(第2号)、7款商工費、中小企業支援費3億1,900万円について、一問一答にてお聞きいたします。 先ほど来、お話が出ておりますけれども、連日報道から、世界的に見ても新型コロナウイルス感染症拡大がとまらず、その影響受けている中小企業が自分周りでも非常に多くなってきております。既に3月2日から中小企業向け新型コロナウイルス感染症対策融資補助金受付が始まっておりますけれども、今回、追加補正に至った経緯と概要について、お伺いいたします。 ◎稲田浩三産業部長 国によるセーフティネット保証4号と危機関連保証発動に伴いまして、新型コロナウイルス感染症影響受けた本市小規模事業者多くが、本市既存制度であります豊橋市経営安定資金対象となりまして、1,250万円上限額とする融資及び信用保証料補助金並びに融資額1%相当特別対策補助金大幅な増加が見込まれることになりました。 実際に3月2日以降、新型コロナウイルス感染症影響による融資お問い合わせが相次ぎ、セーフティネット保証4号中心に、5号や危機関連保証も含め、認定申請が数多く寄せられております。 こうした多く方が厳しい資金繰り余儀なくされる中、本市産業持続性守るため、豊橋市経営安定資金で小規模事業者支援することに加え、新たな制度設け、愛知県経済環境適応資金「サポート資金」など活用する中小企業者も同じように支援することが急がれていると考え、今回、既存制度件数増加及び新たな制度創設に伴う補正予算追加でお願いするものでございます。 以上です。 ◆近藤修司議員 お答えいただきました。 経緯と概要については理解いたしました。 今までは、不景気ながら無借金で経営してきた中小企業も、今回コロナショックによりまして、資金繰りが悪化した中小企業も多いというように聞いております。 感染症対策融資や補助金受けるためには、さまざまな手続が必要になるというように思います。先日も、電話ほうで手続が面倒だという問い合わせもありました。 そこで、基本的なことですけれども、具体的にそのセーフティネット保証と危機関連保証というはどういうものなか、お伺いいたします。 ◎稲田浩三産業部長 セーフティネット保証4号とは、中小企業信用保険法に基づき、自然災害など突発的事由により経営安定に支障が生じている地域中小企業に対し、通常一般保証とは別枠で、借入債務100%国が保証するものでございます。基本的には、売上高が前年同月比20%以上減少場合に認定受けられます。 次に、セーフティネット保証5号は、中小企業信用保険法、同じ法律定めにより、不況業種に指定された業種に属する事業行う中小企業者に対し、国が別枠で借入債務80%国が保証するもので、基本的には売上高が前年同月比5%以上減少場合に認定受けられます。 今回、令和元年度第4四半期におきまして、2回にわたる業種見直しが行われ、計356業種が追加され、今は508業種が対象となっております。 最後に、危機関連保証ですが、同じく中小企業信用保険法定めによりまして、我が国中小企業につきまして、著しい信用収縮が全国的に生じている場合に国が発動するものでございます。一般保証、セーフティネット保証とは別枠で、借入債務100%保証する制度でございまして、基本的には売上高が前年同月比15%以上減少する場合に認定受けられます。 以上です。 ◆近藤修司議員 お答えいただきました。 セーフティネット保証4号、5号、そして、危機関連保証融資については理解させていただきました。 さまざまな職種がある中で、多く方から融資求め、問い合わせがふえるというように考えます。先ほどもそういった答弁がありましたけれども、今回融資対象となる方について、お伺いいたします。 ◎稲田浩三産業部長 これまで豊橋市経営安定資金対象者は小規模事業者でございまして、建設業・製造業は20以下、小売・卸売・サービス業は5以下でございます。新たな制度お願いします愛知県経済環境適応資金対象者は中小企業者でございまして、建設業・製造業は300以下、小売業50以下、卸売・サービス業100以下としております。以上は全国信用保証協会で統一されている条件となっております。 また、従業員ですが、正規雇用従業員はもちろん、常時雇用パート、アルバイトはカウントとなります。一方、派遣社員や繁忙期だけ臨時雇用はカウントしないものとなっております。 以上です。 ◆近藤修司議員 お答えいただきました。 融資対象者については理解いたしました。 また、従業員は正規雇用と常時雇用パート、アルバイトはカウントして、派遣社員や繁忙期だけ臨時雇用はカウントしないということでございました。 今現在、職種によってもさまざまなですけれども、飲食業ですとか宿泊業、観光業など、大打撃受けている職種も多くありまして、融資に対しては、本当に緊急要するというように思っております。 そこで、融資申請流れと融資実行までにかかる時間について、お伺いいたします。 ◎稲田浩三産業部長 事業者皆様様子はさまざまだと思いますので、まずは、お取引ある金融機関に御相談いただき、より適した融資選んでいただきたいと思っております。豊橋市経営安定資金、セーフティネットでございます愛知県経済環境適応資金サポート資金「大規模危機対応」については、本市において、先ほど少し御説明させていただきましたセーフティネット保証4号、同じく5号、危機関連保証三ついずれか認定が事前に必要となります。認定後は金融機関へ融資お申し込みしていただき、その後、信用保証協会における審査経まして、融資実行となります。 本市認定は、おおむね1週間程度見込んでいただきたいと思っております。その後金融機関へ融資お申し込みから融資実行までにかかる時間については、おおむね半月程度と聞いております。 以上です。 ◆近藤修司議員 お答えいただきました。 おおむね認定ほうが大体1週間程度、そして、融資まで流れについては、そこからまたさらに半月程度ということですので、おおむね大体申請から、うまくいけば3週間ぐらいで融資受けられるということだというように思います。 それでは、最後になりますけれども、この制度知ってもらうため周知方法について、お伺いいたします。 ◎稲田浩三産業部長 事業者皆様が最初に資金繰り相談されるは、取引先金融機関が最も多いと思いますので、金融機関に対しては説明開催し、漏れないよう十分に周知図ってまいります。 このほか商工会議所や信用保証協会など関係機関へ情報提供、本市ホームページや広報とよはし、あるいはエフエム豊橋といったさまざまな媒体活用など、幅広い周知に努めてまいります。 以上です。 ◆近藤修司議員 お答えいただきました。 資金繰り相談先であります金融機関に対しまして説明会と周知図る、そしてまた、関係機関へ情報提供やホームページや広報とよはしなどでしっかりと周知していくとことでございました。 あらかじめお伺いしたところ、国ほうでも、融資ということで、日本政策金融公庫が無利子無担保で貸し出ししてくれるというものがあるものの、今現在、その問い合わせが殺到して、融資していただけるかどうかわからないといったような状況でございます。 ぜひともこの豊橋市独自融資制度しっかりとPRしてもらって、今回、この補正予算によりまして、これまで本当に豊橋市支えてきた中小企業皆さんが多くいらっしゃいますので、その多く中小企業に対する資金繰り対策になること期待しまして、私から質疑は終わります。 ○豊田一雄議長 次に、中西光江議員。 ◆中西光江議員 それでは、議案第47号令和2年度豊橋一般会計補正予算(第2号)、7款商工費補正予算について質疑させていただきます。一問一答でお願いします。 地域小、中業者は、昨年10月から消費税増税による消費減影響に加え、追い打ちかけるようにして新型コロナウイルス感染拡大と感染防止対策により、さまざまな業種で深刻な経営困難に直面しております。豊橋市においても、学校一斉休校対応に伴い、給食食材関連事業者へ影響、また、観光、ホテル、飲食店などで団体予約キャンセルによる収入減、建設業では中国から材料が入ってこないため工事が完了しないということで、請求もできないし、収入も見込めないという、そういったことで資金繰り不安声が私ところにも及んでおります。 こうしたこと状況中で、今回、新型コロナウイルス感染症影響受ける中小企業等へ強力な資金繰り対策実施目的として3億1,900万円新年度追加補正予算が計上されました。 そこで、今回補助制度は、県制度融資にも対応できるようになったということでありますが、県と市制度が同時に利用可能か、お伺いします。 ◎稲田浩三産業部長 要件満たす融資であれば、県と市制度融資併用も複数制度融資併用も可能でございます。複数融資受けた場合につきましても、融資額上限1,250万円とさせていただきますが、信用保証料相当額補助と融資額1%相当特別対策補助受けることが可能でございます。 ◆中西光江議員 お答えいただきました。 県と市制度が同時に利用可能かということ確認させていただきました。 引き続きまして、この予算額根拠について、お伺いいたします。 ◎稲田浩三産業部長 豊橋市経営安定資金につきましては、実績に基づきまして、一月当たり平均申請数32件、一件当たり平均融資額800万円と想定しました。その4月から6月まで3か月分としまして、金融機関へ預託金2億5,000万円、信用保証料補助金1,700万円、特別対策補助金800万円合計2億7,500万円算出しました。 愛知県制度融資に関しましては、窓口などで得ました情報から、一月当たり平均申請件数50件と想定しまして、4月から6月まで3か月分信用保証料補助金2,500万円と特別対策補助金1,900万円合計4,400万円算出しました。 以上により、合計3億1,900万円計上したものでございます。 ◆中西光江議員 予算額根拠については確認させていただきました。 4月から6月まで3か月分という金額でございました。 それでは、現在申請状況でありますが、その状況と、新型コロナウイルス対策へ影響で、どのような中小企業実態になっているか、その影響について、お伺いいたします。 ○豊田一雄議長 今、年内とおっしゃいましたか。 ◆中西光江議員 年内ではなくて。 ○豊田一雄議長 年度内ですか。 ◆中西光江議員 申請状況と、そうした中小企業へ申請から、その影響実情どのように把握しているお伺いします。 ○豊田一雄議長 産業部長。 ◎稲田浩三産業部長 受付開始以来、おととい3月25日までで、セーフティネット保証4号認定申請件数は95件、セーフティネット保証5号認定申請件数は6件、危機関連保証件数は5件で、合計106件となっております。 影響実情でございますが、業種内訳見ますと、建設業が28件、卸売業と小売業で24件、製造業20件、サービス業15件、飲食業10件、その他9件となっており、実情は、幅広い業種で影響が出ているものと考えております。 ◆中西光江議員 お答えいただきました。 申請状況は、セーフティネット保証4号、5号、危機関連保証申請件数が100件余申請になっているということで、その影響実情については、幅広い業種で影響が出ているということ把握されていること確認させていただきました。 続きまして、今後、申請が多く、予算が不足した場合について対応について、お伺いいたします。 ◎稲田浩三産業部長 今回は、4月から6月3か月分補正予算お願いするものでございまして、様子見ながら、事業者皆様が困ることがないよう、適切に対応してまいります。 以上です。 ◆中西光江議員 お答えいただきました。 今後、新型コロナウイルス感染症対策が続くとなれば、さらに経営困難な事業者が拡大することとなると思います。今回は3か月分補正予算ということでは、今後、適切な対応が必要になってくるではないかと思います。困難に陥った事業者に対して、必要な事業者に必要な対応ため、その予算措置していっていただきたいと思います。 次に、県制度利用した場合、従来と手続が異なると思いますが、どのような違いがあるか、お伺いいたします。 ◎稲田浩三産業部長 県愛知県経済環境適応資金「サポート資金」セーフティネットと同サポート資金「大規模危機対応」は本市保証認定が必要でございまして、従来から豊橋市経営安定資金手続と同じでございます。 他方、愛知県経済環境適応資金「新型コロナウイルス感染症対策緊急つなぎ資金」と、愛知県経済環境適応資金サポート資金「経営あんしん」につきましては、本市における保証認定申請することなく、御相談いただいた金融機関でそのまま融資お申込みしていただくことができます。 以上ような違いがございます。 ◆中西光江議員 お答えいただきました。 県制度融資中には、市認定が必要ないものもあるということで理解いたしました。 最後です。 こうした融資制度、知っている方も事業者中でも多いと思われますが、今回対応受けて、県制度も使えるというような措置が市でも図られておりますが、融資受けることができたとしても、返済していくことができるかなという、そういった不安声もあります。市内小、中業者中には、融資受けることちゅうちょしている事業者も多いではないかと思われます。 こうした公的な融資制度というものは、後押ししてくれるということで、有用な制度だとは思っております。しかしながら、もし制度利用して融資受けても、計画期間内に返済できない場合、どういう対応がなされるかについて、お伺いいたします。 ◎稲田浩三産業部長 国は、金融機関に対しまして、これは政府系も民間もですが、既存融資条件変更など配慮要請しています。 具体的には、取引先金融機関と相談になるということでございます。 ◆中西光江議員 お答えいただきました。 国ほうからも、計画どおりにいかなかった場合、条件変更等配慮要請もされているということで、取引先金融機関と相談となるということです。 新型コロナウイルス感染症による影響が、今後どこまで続くかという不安中で商売されている方々が、こうした公的な制度活用することで、不安な経済状況ときには安心できるものとしては本当に重要だと思っております。必要な事業者に早急に認定手続とっていただき、さらに、今後引き続き、この新型コロナウイルス感染症影響実態調査・把握に努めていただき、市としてできること行っていっていただきたいと思います。 以上で質疑終了します。 ○豊田一雄議長 以上で、通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 質疑なしと認め、以上で質疑終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、会議規則第36条第3項規定により、委員会へ付託省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 討論なしと認め、以上で討論終わります。 これより採決いたします。 本案は、原案とおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は、原案とおり可決されました。 ただいま近藤修司議員ほか9名から、議案会第2号PCB廃棄物等に関する取組強化求める意見書、議案会第3号中高年ひきこもりに対する実効性ある支援と対策求める意見書及び議案会第4号ライドシェア導入慎重な検討求める意見書が提出されました。 お諮りいたします。この際、これ日程に追加し、議題としたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 直ちに、各案議題といたします。 事務局書記に各案要旨朗読させます。議事課長。 ◎前澤完一議事課長 (要旨朗読)     〔全文は以下とおり〕議案会第2号  PCB廃棄物等に関する取組強化求める意見  書 PCB廃棄物等期限内に確実かつ適正に処理するためにはPCB廃棄物等漏れなく把握する必要がありますが、PCBに関する法制度等について十分な理解、認識がされていない事業者及び国民が存在し、その把握漏れが懸念されます。また、PCB廃棄物等所有者による調査分析、収集運搬、処分行うにおいてはその費用負担が大きく、その対応も不十分です。さらに、期限内に処分されなかったPCB廃棄物は都道府県市が行政代執行により処分しなければならないとされており、PCB廃棄物処分費用等初め行政代執行等による事務負担や財政負担が懸念されます。 また、特別処分計画過ぎてから発見された場合には、事業者がみずから処理するまで適切に保管すると定められてはいますが、処理には多大な設備・高度な技術等が必要で事業者による処理は非常に困難なため、保管長期化や永久保管に至ることが懸念されます。 低濃度PCB使用製品に関しては、処分期間こそ令和9年3月末までと定められていますが、廃棄義務づけ等詳細が定められていないことから把握作業が困難です。負担軽減制度は高濃度PCB廃棄物が対象であり、低濃度PCB廃棄物は対象になっていないなど課題もあります。 よって、下記事項について早急に取り組むこと強く要望します。            記 1 国において、マスメディア等活用し、PCBに関する法制度等について事業者及び国民理解・認識向上させるため、継続的に広範囲な広報・啓発実施すること 1 国民へPCB廃棄物等保有有無に対する調査分析、収集運搬、処分全て工程における費用補助制度、並びに実際に事務処理作業行う都道府県市に対する交付金等さらなる財政支援行うこと 1 低濃度PCB使用製品等に関する規制と、使用・保管実態把握し処分期間内に適正処理するため法整備及びさらなる財政支援行うこと 以上、地方自治法第99条規定により意見書提出します。  令和2年3月27日                              豊橋市議会衆議院議長 +参議院議長 |内閣総理大臣|財務大臣  |あて総務大臣  |環境大臣  +議案会第3号  中高年ひきこもりに対する実効性ある支援と対策求める意見書 従来、ひきこもりは主として若年・青年層課題としてイメージされてきました。しかし最近では、就職氷河期世代も含め中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされてきています。 政府が中高年層対象に初めて実施した全国規模調査が、昨年3月公表されましたが、40~64歳ひきこもりが全国で約61万に上るという推計は社会に大きな衝撃与えました。ひきこもり期間長期化や高齢化により、高齢者親とともに社会的に孤立するケースも少なくありません。本市においても、国推計値から3,000以上はいるものと思われます。これまでもさまざまな取り組み実施している現状でありますが、さらに各市町村が取り組みやすくなるよう、国政策として後押しが必要であると考えます。 政府としては、これまで都道府県・政令市へ「ひきこもり地域支援センター」設置や「ひきこもりサポーター養成研修・派遣事業」行ってきましたが、今後はより身近な場所で相談支援実施や社会参加充実など、就職氷河期世代も含めた中高年ひきこもりに対して、これまで以上に実効性ある支援と対策講じるべきであります。 よって国におかれましては、中高年ひきこもりは、個々人やその家族だけ問題ではなく、社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え、下記事項について早急に取り組むこと強く求めます。            記 1 「8050問題」など世帯複合的なニーズやライフステージ変化に柔軟に対応できるよう、「断らない相談支援」や「伴走型支援」など、市区町村がこれまで制度越えて包括的に支援することができる新たな仕組み構築すること 1 中高年ひきこもりにある者に適した支援充実図るため、市区町村による「ひきこもりサポート事業」さらなる強化図ること。具体的には、中高年が参加しやすくなるような居場所づくりやボランティア活動など就労に限らない多様な社会参加確保や、さらには家族に対する相談や講習会など取り組み促進すること 1 より身近な場所で相談支援行うため、自立相談支援機関窓口にアウトリーチ支援員配置し、同行相談や信頼関係構築といった対本人型アウトリーチ支援実施すること。また、自立相談支援機能強化に向けたアウトリーチ等行うため経費については、新たな財政支援仕組み創設すること  令和2年3月27日                              豊橋市議会衆議院議長 +参議院議長 |内閣総理大臣|財務大臣  |あて総務大臣  |厚生労働大臣+議案会第4号  ライドシェア導入慎重な検討求める意見書 人口減少による鉄道・バス路線廃止や高齢化による運転免許自主返納に伴う交通弱者増加、訪日外国観光客急増などに対応するため、地域移動手段充実図ることが求められています。 こうした中、過密地域等については、自家用自動車による旅客輸送が特例で認められていますが、さらに国においては、特定地域に限らず、事業者がスマートフォンアプリケーション等活用して運転手と利用者仲介し、一般運転手が自家用自動車用いて有償で運送行う、いわゆるライドシェアについて、規制改革推進会議等で議論が行われた経緯があります。 しかしながらライドシェアについては、道路運送法に抵触する白タク行為に該当する旨指摘がなされているとともに、事業者は運行管理や車両整備等に責任負わないため、これらが適切になされているか不透明であることや交通事故発生時対応が運転手任せになること、また既に普及している海外においては、運転手による暴行等が多数発生していることなど利用者安全・安心が担保されていない旨指摘がなされています。 よって国におかれましては、利用者安全・安心に大きな懸念があるライドシェア導入について、慎重に検討されるよう強く要望します。 以上、地方自治法第99条規定により意見書提出します。  令和2年3月27日                              豊橋市議会衆議院議長    +参議院議長    |内閣総理大臣   |総務大臣     |あて国土交通大臣   |内閣府特命担当大臣|(規制改革)   + ○豊田一雄議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案については、会議規則第36条第3項規定により、提案理由の説明を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 質疑なしと認め、以上で質疑終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案については、会議規則第36条第3項規定により、委員会へ付託省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 討論なしと認め、以上で討論終わります。 これより採決いたします。 各案は、原案とおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田一雄議長 御異議なしと認めます。 したがって、各案は、原案とおり可決されました。----------------------------------- 以上で、本定例会に付議された事件審議は、全て終了いたしました。----------------------------------- 閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。 今定例会は、去る2月27日に開会し、以来、本日まで30日間にわたり、皆様方格別な御理解と御協力賜り、無事閉会運びとなりました。ここに、心から感謝申し上げる次第であります。 そして、3月末をもって退職される多く職員皆様方には、長年、市政伸展に御尽力された業績に対し、心から感謝申し上げるとともに、今後も健康に留意され、さらなる御活躍お祈り申し上げます。----------------------------------- これをもちまして、令和2年3月豊橋市議会定例会閉会いたします。                            午後3時26分閉会 以上とおり会議次第記録し、これ証するため署名する。  豊橋市議会議長     豊田一雄  豊橋市議会副議長    堀田伸一  豊橋市議会議員     梅田早苗  豊橋市議会議員     近田明久...