○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、両案はいずれも委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第23、第111号議案「
損害賠償の額の決定について」を議題に供します。 この場合、
土木交通委員長の御報告を求めます。
◆(小川としゆき君) ただいま議題となりました第111号議案につきましては、当委員会において慎重に審査いたしました結果、
全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 御質疑もないようであります。 本案は、ただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第24より第30まで、すなわち第104号議案「
指定管理者の指定の変更について」より第110号議案「
指定管理者の指定の変更について」まで、以上7件を
一括議題に供します。 この場合、
経済水道委員長の御報告を求めます。
◆(
鈴木孝之君) ただいま議題となりました第104号議案はじめ7議案につきましては、当委員会において慎重に審査いたしました結果、いずれも
全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 御質疑もないようであります。 各案は、いずれもただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第31及び第32、すなわち第93号議案「名古屋市
地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」及び第112号議案「
整備計画の変更に対する同意について」の2件を
一括議題に供します。 この場合、
都市消防委員長の御報告を求めます。
◆(
田辺雄一君) ただいま議題となりました第93号議案及び第112号議案につきましては、第112号議案に関し、
名古屋高速道路における
整備計画の進め方、住民の理解と納得を得るために行った取組の内容について触れるところがあり、委員からは、
名古屋高速道路の
整備計画の変更に対する同意について、整備に当たっては地元の声に丁寧に対応するとともに、
広域交通という観点からもしっかり取り組むこととの要望がなされました。 また、第93号議案につきましても、慎重に審査を進めてまいりましたところ、
意思決定に際し、
日本共産党所属委員から、第112号議案については、
黄金出入口の
整備計画の変更については、立ち退き対象を含む住民の理解と納得を得られていない状況にもかかわらず進められようとしていることとの理由により、反対であるとの
意見表明がなされ、採決いたしました結果、第112号議案につきましては賛成多数により、第93号議案につきましては
全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 御質疑もないようであります。 これより討論に入ります。
江上博之君にお許しいたします。 〔
江上博之君登壇〕
◆(
江上博之君)
日本共産党名古屋市議団を代表して、
反対討論を行います。 第1の理由は、
名古屋都市高速道路の理念に反し、都心域に自動車を流入させる計画だからです。 変更は、名古屋駅東西への
自動車アクセス強化のためです。
通過交通を都心から排除しようという理念から全く逆に、都心域に流入させるもので、
理念そのものを覆すものであります。 第2の理由は、住民の理解と納得を得ていないからです。 名高速の建設に対し、市民の
反対運動を受け、
名古屋市議会、
愛知県議会は、住民の理解と納得を得ることを含め、3条件8項目を求めています。
黄金インターの場合、中川区九重町、百船町は、40年前の
都市高建設で154軒が移転を強いられ、今回、34軒が強いられます。うち5軒は、再度の移転です。立ち退くのは嫌だが、どうしてもと言うなら、移転先、その後の面倒もきちんと見てくれることが条件だ、高齢者の独り暮らしに貸すアパートはない、騒音、振動などに不安、
環境対策が必要だとの声を聞きました。2月10日の
都市計画審議会では、計画への意見が53通あり、住民の理解と納得を得ることを委員が求め、
審議会会長も、住民の理解と納得をいただけるように、丁寧な御対応を審議会としてもぜひお願いしたいと発言しています。市の答弁は、引き続き丁寧に説明するというもので、住民の理解と納得は得られていません。 理由の第3は、
市民犠牲の事業に570億円もの巨額投資を行うからです。 以上で、討論を終わります。(拍手)
○議長(
中里高之君) 以上で、討論を終わります。 これより採決を行います。 採決は、2度に分けて行います。 それでは最初に、第93号議案についてお諮りいたします。 本案は、ただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。 次に、第112号議案について、起立により採決いたします。 本案を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中里高之君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第33、第94号議案「令和2年度名古屋市
一般会計補正予算」を議題に供します。 この場合、関係各委員長の御報告を求めます。 最初に、
総務環境委員長の御報告を求めます。
◆(
松井よしのり君) ただいま議題となりました第94号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきましては、慎重に審査いたしました結果、
全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 次に、
教育子ども委員長の御報告を求めます。
◆(
岡本やすひろ君) ただいま議題となっております第94号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきましては、
児童養護施設等の
個室化改修等に係る対応について質疑が交わされるところがあり、委員からは、
児童養護施設等の
個室化改修等補助について、
児童養護施設の規模を問わず、第2波に備えて、感染が疑われる児童とのスペースを分離できるように備えるなど、引き続き
クラスターにならないように
感染防止対策に努めることとの要望がなされました。 また、
家庭オンライン学習支援サービスの内容及び生徒への周知方法についても質疑が交わされるところがあり、委員からは、
家庭オンライン学習支援サービスの導入に関しては、子供たちへの丁寧な分かりやすい周知に努めるとともに、生徒一人一人の適性や個人特性に沿ったきめ細かな指導に努めることとの要望がなされました。 このほか、児童生徒用タブレット端末の購入に関し、全校導入の時期、機器の更新についての考え、普通教室における大型提示装置の整備状況、効果的な活用に向けた本市の取組についても質疑が交わされるところがあり、委員からは、1、児童間、学校間の学習環境格差をなくすためにも、残り120校に導入して本市の子供全員に行き渡るようにすることはもちろんのこと、導入予定を前倒しし、令和4年度中には全校導入できるように努めること。1、ICT学習環境を導入後も継続的に保障していくためにも、導入後の更新対応について、現段階から検討課題と認識し、導入後5年後に確実に更新ができる体制を整えること。1、タブレット端末を用いた学習に必要不可欠であるスクリーン、プロジェクターなどの大型提示装置の整備についても並行して行い、一刻も早い大型提示装置の全普通教室配置を進めること。1、児童生徒用タブレット端末の購入に関しては、子供たちの目の疲労など身体的影響や機器のシステムダウン時の対応などを考慮の上準備を進めるとともに、付随して発生する問題等は各学校への水平展開を行い、ハード、ソフト両面にわたるサポート体制により、教師への負担軽減に努めること。との要望がなされました。 以上、慎重に審査いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、
全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 次に、
経済水道委員長の御報告を求めます。
◆(
鈴木孝之君) ただいま議題となっております第94号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきましては、消費喚起策としてのプレミアム商品券発行事業の方向性について触れるところがあり、委員からは、地域経済活性化促進事業については、コロナ禍における消費回復を図るため、全市的な消費喚起につながる大規模なプレミアム商品券発行事業となるように、国に対して支援を要望することとの要望がなされ、また、観光消費喚起事業の開始時期、地元事業者、名産品及び名古屋飯を活用した観光消費喚起事業及び屋外誘客イベントのモデル実施について触れるところがあり、委員からは、観光消費喚起事業について、国のゴー・トゥー・トラベル・キャンペーンの施策効果を確実に取り込むことができるよう、事業の早期実施に努めること、観光消費喚起事業及び屋外誘客イベントのモデル実施について、コロナ禍における市内の観光・イベント関連業界の厳しい状況に鑑み、地元事業者の支援、名古屋飯及び地元名産品の積極的な活用につながるような取組とすることとの要望がなされるなど、慎重に審査いたしました結果、
全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 次に、
都市消防委員長の御報告を求めます。
◆(
田辺雄一君) ただいま議題となっております第94号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきましては、アイソレーターを用いた救急活動の手順の検証及び訓練の進め方について触れるところがあり、委員からは、救急隊の現場活動に新たに導入するアイソレーターについて、機器の能力が十分に発揮されるよう、本部救急隊を中心として、迅速かつ確実な活動の実施に向けた検証及び訓練に早期に取り組むこととの要望がなされるなど、慎重に審査いたしました結果、
全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 最後に、
財政福祉委員長の御報告を求めます。
◆(
浅井正仁君) ただいま議題となっております第94号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきましては、慎重に審査いたしました結果、
全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。 御質疑もないようであります。 本案は、ただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、第94号議案「令和2年度名古屋市
一般会計補正予算」は委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第34、第113号議案「令和2年度名古屋市
一般会計補正予算」を議題に供します。 この場合、関係各委員長の御報告を求めます。 最初に、
教育子ども委員長の御報告を求めます。
◆(
岡本やすひろ君) ただいま議題となりました第113号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきましては、ひとり親世帯臨時特別給付金の申請手続及び広報手段、妊婦への分娩前PCR検査等に関する支援の取組について触れるところがあり、委員からは、ひとり親世帯臨時特別給付金の支給については、できる限り早く対象となる独り親家庭に漏れなく給付金が届くように十分な広報を行うこと。また、今後も当該支援策に限らず、様々な支援策が必要とされる独り親家庭にしっかりと支援が届くよう、幅広く情報提供に努めること、妊婦への分娩前PCR検査等に関し、妊産婦の不安を解消するような広報に努め、感染が確認された後の相談窓口をはじめとする妊産婦に対する寄り添った支援に努めることとの要望がなされました。 また、学校教育活動再開に係る物的体制支援に関する予算の使途について触れるところがあり、委員からは、学校教育活動再開に係る物的体制支援について、コロナ禍の大変な時期において子供たちが安心して学校に通えるように、各学校で迅速かつ柔軟に対応し、有効に活用していただくこととの要望がなされるなど、慎重に審査いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、
全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 次に、
都市消防委員長の御報告を求めます。
◆(
田辺雄一君) ただいま議題となっております第113号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきましては、指定避難所における衛生用品等の配備についての考え方、備蓄倉庫から指定避難所へのパーティション、段ボールベッドの輸送方法、衛生用品等の使用方法の周知について触れるところがあり、委員からは、指定避難所への衛生用品等の備蓄については、コロナ禍において出水期を迎えるに当たり、早急に必要となる物資であることから、指定避難所への配備を1日でも早く実施することにより、地域住民が安心して避難できるよう取組を推進すること、備蓄倉庫に保管されるパーティション、段ボールベッドについては、民間の力も使って、発災後、速やかに必要とされる指定避難所に配備すること、配備される物資については、誰もが分かるように使用方法等を記載した案内を同封することとの要望がなされるなど、慎重に審査いたしました結果、
全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 最後に、
財政福祉委員長の御報告を求めます。
◆(
浅井正仁君) ただいま議題となっております第113号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策民間病院経営維持資金貸付金の制度設計に係る当局の考え、障害者就労継続支援事業所生産活動支援事業の対象事業所となる要件について触れるところがあり、委員からは、
新型コロナウイルス感染症対策民間病院経営維持資金貸付金については、今後到来が予想される第2波、第3波の
新型コロナウイルス感染症の拡大に向けて、国、県と連携し、診療所等を含めた医療機関に速やかに貸付けができるよう検討すること、障害者就労継続支援事業所への生産活動支援事業については、新型コロナ禍において、多くの事業所において生産活動が停滞し、減収となっていることから、今後行う事業所への意向調査を踏まえ、対象や支援内容の拡充について検討することとの要望がなされるなど、慎重に審査いたしました結果、
全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。 御質疑もないようであります。 本案は、ただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、第113号議案「令和2年度名古屋市
一般会計補正予算」は委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第35、
議員提出議案第7号「
名古屋市議会の議員の
議員報酬の特例に関する条例の制定について」を議題に供します。 この場合、
総務環境委員長の御報告を求めます。
◆(
松井よしのり君) ただいま議題となりました
議員提出議案第7号につきまして、当委員会における審査の経過と結果をゆっくりと御報告申し上げます。 当委員会では、6月29日、30日、7月1日の委員会において、当局からも意見を聴取するとともに、減税日本ナゴヤにおける
議員報酬年800万円を超える部分の状況、平成28年4月から現在まで継続している
議員報酬15%削減の理由、提案に至るまでの経緯について質疑を行うなど、熱心かつ慎重に審査を進めた末に、7月1日をもって質疑を終結したところでありました。 しかしながら、当委員会において質疑が終了した後の7月1日の財政福祉委員会において、突然に提案者の1人から、6月26日の本会議における提案趣旨説明の中の「
財政調整基金が年度末には5000万円にまで激減する見込みの本市の財政状況において」という部分について、市民へ誤解を与えるおそれがあるので、会派の意見として削除したい旨の発言がなされ、その後、同日の議会運営委員会理事会においても、提案者が所属する減税日本ナゴヤから同様の趣旨の申出がなされました。 削除の申出について理事会で協議を進めてきたところ、7月2日の理事会において、減税日本ナゴヤから、提案趣旨説明の一部を削除したい旨の発言を撤回したい旨の発言がなされ、さらに、同日での財政福祉委員会において、提案者の1人から、提案趣旨説明の一部を削除すると申し出ながら、減税日本ナゴヤ執行部の翻意によって趣旨説明の一部の削除を撤回するといった事態となり、説明が二転三転し、関係の皆様に御迷惑をおかけした。また、
財政調整基金が年度末に5000万円にまで激減するとの説明は、私たちの稚拙な認識に基づくものであり、民意をあおったと指摘されたとしても仕方がなく、また、報酬削減分をコロナ対策の一部に充てるとの説明についても、この条例が仮に通ったとしても、削減分は不用額として計上されるだけで、今年度中にはコロナ対策には計上されないといった指摘もそのとおりである。したがって、今回、減税日本ナゴヤが行った提案趣旨説明には、事実誤認とも指摘されてもやむを得ない点が多々あった旨の発言がなされました。 その後、このような状況の中、提案者から、本案の提案趣旨説明について、当委員会においても説明したい旨の申出があったため、質疑が終結した中で異例ではありますが、7月3日の
意思決定前に、急遽委員会の開会時間を午前9時に繰り上げた上で開会し、提案趣旨説明に関する発言が二転三転している状況であることから、提案者全員の出席を求め、次のとおり確認を行いました。 委員からは、財政福祉委員会における提案者の1人からの発言で明らかとなった提案者間の提案趣旨説明に対する認識のそごを踏まえ、まず、提案趣旨説明の原稿を事前に見ていたかとの確認がなされ、提案者7名からは、見ていない、また、提案者1名からは、本会議場で見たとの発言があり、次に、成熟された議案とは思えない本案に対する取下げの意向について確認がなされ、提案者の1人からは、もともとの趣旨説明の部分では、ここまでに至る経緯にはいろいろあったが、説明自体に一言一句変更はない、議案の取下げはなしでお願いしたいとの発言がある一方で、提案者の1人からは、行政に携わっていたことがあることを前提とすると、このような状況であれば、一度議案の取下げの手続を議会にお諮りし、その上で再提出するのが行政としての流れであると認識しているとの発言がありました。 以上のような経緯を踏まえ、
意思決定に入りましたところ、自由民主党所属委員から、提案理由や議案の根拠となる部分にも提案者の事実誤認があり、また提案者の間においてもその説明が二転三転するなど議案のていをなしているとは到底思えない。この議案は本来取り下げるべきであると思うが、提案者からは取下げの意向はないようであり、議員として、この
意思決定をしなければならないのは極めて不愉快、遺憾である。しかしながら
意思決定をしなければならないため、反対であるとの
意見表明がなされ、名古屋民主所属委員から、私たち名古屋市会は、自然災害や今回のような感染症をも念頭に、平成28年4月から
議員報酬を15%削減し続けている。突如として、コロナウイルス感染症を理由としていることは理解できない。条例案の審議中、提案理由が二転三転するなど条例案のていをなしていないとの理由により反対であるとの
意見表明がなされ、公明党所属委員から、反対であるとの
意見表明がなされ、
日本共産党所属委員から、
議員報酬を特例的に800万円に引き下げることを否定するものではないが、提案趣旨説明をめぐって提案者の中から誤解を与えるところもあるとの発言が出るなど、議会を混乱させたにもかかわらず、本案に固執するのは、自らの政治的思惑を優先するパフォーマンスと言わざるを得ないとの理由により反対であるとの
意見表明がなされ、採決いたしました結果、
議員提出議案第7号につきましては、
全会一致により否決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 御質疑もないようであります。 これより討論に入ります。 田口一登君にお許しいたします。
◆(田口一登君) 私は、日本共産党市議団を代表して、減税日本ナゴヤ提出議案に対し、反対する立場から討論を行います。 我が会派は、
議員報酬を特例的に800万円に削減すること自体を否定するものではありません。反対する理由は、提案趣旨説明をめぐるそごによって議会を混乱させたにもかかわらず、提案者が本案に固執しているのは、自らの政治的思惑を優先するパフォーマンスと言わざるを得ないからであります。 私は、本会議などでの私の質問に対して、減税日本ナゴヤが、今後は民意を聴取する手続を伴わないで報酬の制度値を提案することはあり得ないとの認識を示したことから、本案に賛同できると考えていました。 ところが、本案が付議された総務環境委員会での質疑が終結した後に、本会議での提案趣旨説明における財源に関わる部分について、提案者の中から、誤解を与えるところもあるとの発言があり、この部分の議事録削除を申し出たのに、翌日には取り消し、議会を混乱させました。提案趣旨説明の内容について、提案者の間で事前の意思統一がなされておらず、問題となった箇所に対する認識もばらばらであることも明らかになりました。 提案理由にそごがあることが判明した議案は、取り下げて出し直すのが筋ではありませんか。提案者の議案にしがみつく姿勢は、コロナで苦しむ市民に寄り添うという言葉とは裏腹に、報酬800万円を弄ぶものと言わざるを得ません。 以上で、討論を終わります。(拍手)
○議長(
中里高之君) 以上で、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について起立により採決いたします。 本案を、原案どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中里高之君) 起立少数であります。 よって、本案は否決されました。 次に、日程第36「
市選挙管理委員及び同補充員の選挙」を行います。 選挙は投票によりますので、日程第36を区分し、最初に
市選挙管理委員の選挙を行い、その終了後、同補充員の選挙を行うようにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。 それでは最初に、「
市選挙管理委員の選挙」を行います。 選挙は、単記無記名投票であります。 議場の出入口を閉鎖いたします。 〔書記、議場の出入口を閉鎖す〕
○議長(
中里高之君) これより投票用紙を配付いたさせます。 〔書記、投票用紙を配付す〕
○議長(
中里高之君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。--ないと認めます。 次に、投票函の点検をいたさせます。 〔書記、投票函の点検をなす〕
○議長(
中里高之君) それでは、議席順に順次投票を願います。 〔各議員、投票をなす〕
○議長(
中里高之君) 投票漏れはありませんか。--ないと認めます。 これより開票いたします。 この場合、会議規則第44条第4項の規定により開票立会人を指名いたします。 立会人には、うえぞの晋介君、
江上博之君、さわだ晃一君、中川あつし君、吉田茂君、以上の方々にお願いいたします。 〔うえぞの晋介君、
江上博之君、さわだ晃一君、中川あつし君、吉田茂君、立会いをなす〕
○議長(
中里高之君) これより開函点検をいたします。 この場合、議場の出入口の閉鎖を解きます。 〔書記、議場の出入口の閉鎖を解く〕 〔書記、開函点検をなす〕
○議長(
中里高之君) 御報告いたします。 出席議員 67名 投票総数 67票 符合いたしております。 これより開票いたします。 〔書記、開票をなす〕
○議長(
中里高之君) 開票の結果を御報告いたします。 投票総数 67票 有効投票 67票 堀場 章君 18票 佐橋典一君 17票 西尾たか子君 14票 加藤倫子君 13票 高木輝雄君 5票 以上の結果、堀場章君、佐橋典一君、西尾たか子君、加藤倫子君が当選されました。(拍手) 続いて、「
市選挙管理委員補充員の選挙」を行います。 選挙は、単記無記名投票であります。 議場の出入口を閉鎖いたします。 〔書記、議場の出入口を閉鎖す〕
○議長(
中里高之君) これより投票用紙を配付いたさせます。 〔書記、投票用紙を配付す〕
○議長(
中里高之君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。--ないと認めます。 次に、投票函の点検をいたさせます。 〔書記、投票函の点検をなす〕
○議長(
中里高之君) それでは、議席順に順次投票を願います。 〔各議員、投票をなす〕
○議長(
中里高之君) 投票漏れはありませんか。--ないと認めます。 これより開票いたします。 この場合、会議規則第44条第4項の規定により開票立会人を指名いたします。 立会人には、
日比美咲君、
服部しんのすけ君、
長谷川由美子君、
大村光子君、
江上博之君、以上の方々にお願いいたします。 〔
日比美咲君、
服部しんのすけ君、
長谷川由美子君、
大村光子君、
江上博之君、立会いをなす〕
○議長(
中里高之君) これより開函点検をいたします。 この場合、議場の出入口の閉鎖を解きます。 〔書記、議場の出入口の閉鎖を解く〕 〔書記、開函点検をなす〕
○議長(
中里高之君) 御報告いたします。 出席議員 67名 投票総数 67票 符合いたしております。 これより開票いたします。 〔書記、開票をなす〕
○議長(
中里高之君) 開票の結果を御報告いたします。 投票総数 67票 有効投票 67票 櫻井治幸君 18票 前田孝之君 17票 小島七郎君 14票 村瀬桃子君 13票 原山剛三君 5票 以上の結果、櫻井治幸君、前田孝之君、小島七郎君、村瀬桃子君が当選されました。(拍手) この場合、お諮りいたします。 日程第37より第44までの8件は、いずれも委員会の審査を省略いたしまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。 それでは、日程第37、同意第4号「
固定資産評価員選任について」を議題に供し、御審議願います。 御質疑もないようであります。 本件は、同意するに決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は同意されました。 次に、日程第38、同意第5号「
固定資産評価審査委員会の
委員選任について」を議題に供し、御審議願います。 御質疑もないようであります。 本件は、同意するに決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は同意されました。 次に、日程第39、同意第6号「
農業委員会の
委員選任について」を議題に供し、御審議願います。 御質疑もないようであります。 本件は、同意するに決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は同意されました。 次に、日程第40、諮問第3号「
人権擁護委員の推薦について」を議題に供し、御審議願います。 〔「異議なき旨の答申を願います」〕
○議長(
中里高之君) 御質疑もないようであります。 本件は、異議なき旨の答申をいたしまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 次に、日程第41、
議員提出議案第8号「北朝鮮による日本人拉致問題の
早期解決に関する意見書の提出について」を議題に供します。 この場合、提案者の御説明を求めます。
◆(
服部しんのすけ君) ただいま議題となりました「北朝鮮による日本人拉致問題の
早期解決に関する意見書」につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 拉致問題は、事件から既に40年以上が経過し、被害者及びその家族の高齢化が進んでおります。再会がかなわぬまま亡くなられる家族もいる中で、被害者の心情や健康状態、家族の心痛を察すると、もはや一刻の猶予も許されない状況にあります。 そこで、本意見書は、お手元配付の文案のとおり、国会及び政府に対し、北朝鮮による拉致被害者の早期全員帰国に向けて、あらゆる手段の検討を行い、全力で取り組むことなどを強く要望いたすものであります。 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 御質疑もないようであります。 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。 次に、日程第42、
議員提出議案第9号「
悪質クレーム対策の推進を求める意見書の提出について」を議題に供します。 この場合、提案者の御説明を求めます。
◆(
日比美咲君) ただいま議題となりました「
悪質クレーム対策の推進を求める意見書」につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 外食産業、小売業等のサービスを提供する現場で、人格を否定する暴言や謝罪要求など、社会通念上許される範囲を超えた悪質クレームが深刻な問題となっております。 そこで、本意見書は、お手元配付の文案のとおり、国会及び政府に対し、悪質クレームについてのさらなる実態把握、調査研究を行うとともに、ガイドラインの策定や法整備を含めた対策の検討、消費者に対する啓発等を推進するよう強く要望いたすものであります。 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 御質疑もないようであります。 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。 次に、日程第43、
議員提出議案第10号「
選択的夫婦別姓制度についての議論を求める意見書の提出について」を議題に供します。 この場合、提案者の御説明を求めます。
◆(中川あつし君) ただいま議題となりました「
選択的夫婦別姓制度についての議論を求める意見書」につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。
選択的夫婦別姓制度については、その導入を望む声がある一方で、家族の在り方に深く関わる問題であるため、国において対応を検討している状況が続いております。 そこで、本意見書は、お手元配付の文案のとおり、国会及び政府に対し、
選択的夫婦別姓制度について、国民の間に様々な意見があることを踏まえ、戸籍制度等の社会的な影響範囲も含めて深く慎重に議論するよう強く要望いたすものであります。 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 御質疑もないようであります。 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。 次に、日程第44、
議員提出議案第11号「台湾の
世界保健機関年次総会への
オブザーバー参加等の支持に関する意見書の提出について」を議題に供します。 この場合、提案者の御説明を求めます。
◆(
長谷川由美子君) ただいま議題となりました「台湾の
世界保健機関年次総会への
オブザーバー参加等の支持に関する意見書」につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 新型コロナウイルスのさらなる感染拡大を防ぎ、世界の人命・健康を守るためには、全世界が協力体制を築いていく必要がありますが、台湾は世界保健機関への参加が認められていないため、情報共有ができない状況にあります。 そこで、本意見書は、お手元配付の文案のとおり、国会及び政府に対し、台湾の世界保健機関及び年次総会へのオブザーバー参加を支持し、これに協力するよう強く要望いたすものであります。 なお、本意見書は、総務環境委員会での請願採択に伴い、発議方要請のあったものであることを申し添えます。 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
中里高之君) 御質疑もないようであります。 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。 次に、日程第45「
常任委員会の閉会中
所管事務の調査」を議題に供します。 各常任委員長から、お手元に配付いたしました「閉会中
所管事務調査申出一覧表」のとおり、閉会中継続調査の申出があります。 御質疑もないようであります。 本件は、各常任委員長からの申出のとおり決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」〕
○議長(
中里高之君) 御異議なしと認めて、さよう決定いたします。 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。 これをもって定例会を閉会いたします。 午後2時27分閉会
--------------------------- --------------------------- 市会議員 森 ともお 市会議員 浅野 有 市会議長
中里高之...