名古屋市議会 > 2020-03-17 >
03月17日-07号

  • 包括外部監査人の説明を(/)
ツイート シェア
  1. 名古屋市議会 2020-03-17
    03月17日-07号


    取得元: 名古屋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    令和 2年  2月 定例会               議事日程        令和2年3月17日(火曜日)午後1時開議第1 令和2年請願第5号 加齢性難聴者補聴器購入費助成求める件第2 同 第6号 所得税法第56条廃止求める意見書提出に関する件    ---------------------------第3 令和元年請願第17号 国民健康保険制度高齢者医療制度及び介護保険制度改善求める件(第4項)    ---------------------------第4 令和元年請願第15号 子どもたちが健やかに育つために公的保育制度堅持求める件(第1項、第2項、第6項、第7項(1)、(3)、第8項(3)、第9項(3)及び(5)エ)第5 同 第16号 小学校給食調理業務民間委託撤回と給食充実・安全求める件(第1項、第2項、第4項及び第6項)第6 同 第22号 全て子どもたちに豊かな育ち保障し、名古屋保育・子育て豊かにすること求める件(第1項、第3項及び第4項)    ---------------------------第7 令和2年第20号議案 名古屋市事務分掌条例一部改正について第8 同 第21号議案 名古屋市職員定数条例一部改正について第9 同 第22号議案 名古屋市非常勤職員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例一部改正について第10 同 第23号議案 包括外部監査契約締結について第11 同 第24号議案 名古屋市南陽工場焼却設備等整備事業者選定審議会条例制定について    ---------------------------第12 令和2年第2号議案 令和2年度名古屋市国民健康保険特別会計予算第13 同 第3号議案 令和2年度名古屋市後期高齢者医療特別会計予算第14 同 第4号議案 令和2年度名古屋市介護保険特別会計予算第15 同 第11号議案 令和2年度名古屋市基金特別会計予算第16 同 第12号議案 令和2年度名古屋市用地先行取得特別会計予算第17 同 第13号議案 令和2年度名古屋市公債特別会計予算第18 同 第25号議案 名古屋市認知症の人と家族が安心して暮らせるまちづくり条例制定について第19 同 第26号議案 名古屋市子ども受動喫煙から守る条例制定について第20 同 第27号議案 名古屋市衛生研究所条例制定について第21 同 第28号議案 名古屋市保健衛生関係手数料条例一部改正について第22 同 第29号議案 福祉事務所設置条例一部改正について第23 同 第30号議案 名古屋市災害弔慰金支給等に関する条例一部改正について第24 同 第31号議案 名古屋市敬老パス条例一部改正について第25 同 第32号議案 名古屋市介護保険条例一部改正について第26 同 第33号議案 名古屋市動物愛護及び管理に関する条例一部改正について第27 同 第34号議案 名古屋市食品衛生法に基づく公衆衛生上講ずべき措置基準等に関する条例廃止等について第28 同 第60号議案 名古屋市国民健康保険条例一部改正について    ---------------------------第29 令和2年第5号議案 令和2年度名古屋市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算第30 同 第35号議案 名古屋市放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準定める条例一部改正について第31 同 第36号議案 名古屋市児童虐待から守る条例一部改正について第32 同 第37号議案 名古屋市児童福祉施設条例一部改正について第33 同 第38号議案 名古屋市教育に関する事務職務権限特例に関する条例制定について第34 同 第39号議案 名古屋市私立高等学校及び私立幼稚園授業料補助に関する条例一部改正について第35 同 第40号議案 名古屋市瑞穂運動場条例一部改正について第36 同 第61号議案 なごや子ども条例一部改正について第37 同 第78号議案 教育職員業務量適切な管理その他教育職員健康及び福祉確保図るため措置に関する条例制定について    ---------------------------第38 令和2年第10号議案 令和2年度名古屋市墓地公園整備事業特別会計予算第39 同 第41号議案 名古屋市鶴舞公園多目的グラウンド条例制定について第40 同 第42号議案 名古屋市東山公園テニスセンター条例制定について第41 同 第43号議案 名古屋市都市公園条例一部改正について第42 同 第44号議案 名古屋市自転車等放置防止に関する条例一部改正について    ---------------------------第43 令和2年第6号議案 令和2年度名古屋市市場及びと畜場特別会計予算第44 同 第7号議案 令和2年度名古屋市名古屋城天守閣特別会計予算第45 同 第46号議案 名古屋市中央卸売市場業務条例制定について第46 同 第47号議案 名古屋市手数料条例一部改正について第47 同 第48号議案 名古屋市コミュニティセンター条例一部改正について    ---------------------------第48 令和2年第8号議案 令和2年度名古屋市土地区画整理組合貸付金特別会計予算第49 同 第9号議案 令和2年度名古屋市市街地再開発事業特別会計予算第50 同 第49号議案 名古屋市災害救助基金条例制定について第51 同 第50号議案 名古屋市営住宅等管理運営等基金条例制定について第52 同 第51号議案 名古屋都市計画事業大曽根北土地区画整理事業施行条例等一部改正について第53 同 第52号議案 名古屋市久屋大通公園条例一部改正について第54 同 第53号議案 名古屋市建築基準法施行条例一部改正について第55 同 第54号議案 名古屋市営住宅条例一部改正について第56 同 第55号議案 名古屋都市計画事業下之一色南部土地区画整理事業施行条例廃止について第57 同 第56号議案 指定管理者指定について第58 同 第57号議案 名古屋高速道路公社基本財産変更について第59 同 第58号議案 名古屋市消防団条例一部改正について第60 同 第59号議案 名古屋市消防関係事務手数料条例一部改正について    ---------------------------第61 令和2年第1号議案 令和2年度名古屋市一般会計予算    ---------------------------第62 令和2年第14号議案 令和2年度名古屋市病院事業会計予算    ---------------------------第63 令和2年第18号議案 令和2年度名古屋市自動車運送事業会計予算第64 同 第19号議案 令和2年度名古屋市高速度鉄道事業会計予算第65 同 第45号議案 公施設区域外設置について    ---------------------------第66 令和2年第15号議案 令和2年度名古屋市水道事業会計予算第67 同 第16号議案 令和2年度名古屋市工業用水道事業会計予算第68 同 第17号議案 令和2年度名古屋市下水道事業会計予算    ---------------------------第69 令和2年議員提出議案第1号 名古屋市歯と口腔健康づくり推進条例一部改正について    ---------------------------第70 令和2年第81号議案 令和元年度名古屋市一般会計補正予算(第7号)    ---------------------------第71 令和2年諮問第2号 人権擁護委員推薦について第72 令和2年議員提出議案第2号 名古屋市会委員会条例一部改正について第73 同 第3号 災害ボランティア支援に関する意見書提出について第74 同 第4号 地域中小企業へ支援充実求める意見書提出について第75 同 第5号 中高年ひきこもりに対する実効性ある支援と対策求める意見書提出について    ---------------------------第76 常任委員会閉会中所管事務調査    ---------------------------議事日程追加1  組み替え動議について    ---------------------------   出席議員    服部しんのすけ君  吉田 茂君    斉藤たかお君    浅井正仁君    松井よしのり君   小出昭司君    おくむら文悟君   久田邦博君    赤松てつじ君    久野美穂君    日比美咲君     河本ゆうこ君    中川あつし君    豊田 薫君    手塚将之君     さかい大輔君    吉岡正修君     近藤和博君    田辺雄一君     さいとう愛子君    前田えみ子君    塚本つよし君    うえぞ晋介君   浅野 有君    中里高之君     中川貴元君    丹羽ひろし君    成田たかゆき君    岩本たかひろ君   ふじた和秀君    藤沢ただまさ君   中田ちづこ君    岡本善博君     横井利明君    伊神邦彦君     渡辺義郎君    山田昌弘君     橋本ひろき君    斎藤まこと君    小川としゆき君    加藤一登君     うかい春美君    田中里佳君     佐藤ゆうこ君    余語さやか君    大村光子君    田山宏之君     浅井康正君    鹿島としあき君   金庭宜雄君    長谷川由美子君   中村 満君    小林祥子君     木下 優君    岡田ゆき子君    田口一登君    沢田ひとみ君    三輪芳裕君    鈴木孝之君     森 ともお君    江上博之君     さわだ晃一君    増田成美君     服部将也君    北野よしはる君   西川ひさし君    岡本やすひろ君   欠席議員    さはしあこ君    ---------------------------   出席説明員市長          河村たかし君  副市長         堀場和夫君副市長         伊東恵美子君  副市長         廣澤一郎君会計管理者       渡邊正則君   防災危機管理局長    酒井康宏君市長室長        小林史郎君   総務局長        山本正雄君財政局長        飯田 貢君   市民経済局長      中田英雄君観光文化交流局長    松雄俊憲君   環境局長        水野裕之君健康福祉局長      海野稔博君   子ども青少年局長    杉野みどり君住宅都市局長      光安達也君   緑政土木局長      山田 淳君会計室次長       植村信一君   防災危機管理局総務課長 大澤政充君市長室次長       野澤米子君   総務局総務課長     吉木 彰君財政局総務課長     青井信之君   市民経済局総務課長   吹上康代君観光文化交流局総務課長 伊藤 毅君   環境局総務課長     村松直樹君健康福祉局総務課長   木村 剛君   子ども青少年局総務課長 三宅 眞君住宅都市局総務課長   山下直人君   緑政土木局総務課長   杉浦康嗣君    ---------------------------上下水道局長      宮村喜明君   上下水道局総務部総務課長                                蛭川賢之君    ---------------------------交通局長        河野和彦君   交通局営業本部総務部総務課長                                飯田真由美君    ---------------------------病院局長        大原弘隆君   病院局管理部総務課長  杉原忠司君    ---------------------------消防長         木全誠一君   消防局総務部総務課長  加藤哲也君    ---------------------------監査委員        黒川和博君   監査事務局長      勝間 実君    ---------------------------選挙管理委員会委員長  堀場 章君   選挙管理委員会事務局長 青木康邦君    ---------------------------教育長         鈴木誠二君   教育委員会事務局総務部総務課長                                樋口 敦君    ---------------------------人事委員会委員     市橋克哉君   人事委員会事務局長   千田博之君    ---------------------------          令和2年3月17日 午後1時開議 ○議長(丹羽ひろし君) 開議に先立ち、諸般御報告いたしておきます。 3月11日付、陸前高田市議会議長から名古屋市会議長宛てに、友好交流協定に基づく当市へ招請として、両市議会末永い交流ため、今後、毎年所定行事に名古屋市会代表招請し、復興状況視察と併せ、両市議会一層交流願う旨親書が届いております。 本件につきましては、この陸前高田市議会議長思い名古屋市会として受け止め、今後陸前高田市へ議員派遣在り方等に関して、議会運営委員会理事会におきまして協議願っておりますので、併せて御報告いたしておきます。 これより本日会議開きます。 本日会議録署名者には吉田茂君、おくむら文悟君御両君にお願いいたします。 市会公報第18号でお知らせいたしましたとおり、陳情第6号「市道弥富相生山線道路事業廃止に関する件」はじめ2件受理しましたので、会議規則第60条規定により所管常任委員会に送付いたします。 なお、両件審査に当たっては、市会閉会中も委員会開会できるようにいたしまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。 この場合、御報告いたします。 田口一登君はじめ4名より、「組み替え動議について」が提出され、所定賛成者がありますので、本動議は成立いたしております。 お諮りいたします。 本動議本日日程第6次に追加いたしまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。 これより日程に入ります。 最初に、日程第1及び第2、すなわち請願第5号「加齢性難聴者補聴器購入費助成求める件」及び請願第6号「所得税法第56条廃止求める意見書提出に関する件」2件一括議題に供します。 両請願書は、慎重審査ため所管常任委員会に付議いたします。 なお、両件審査に当たっては、市会閉会中も委員会開会できるようにいたしまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。 次に、日程第3、令和元年請願第17号「国民健康保険制度高齢者医療制度及び介護保険制度改善求める件(第4項)」議題に供します。 この場合、財政福祉委員長御報告求めます。 ◆(小出昭司君) ただいま議題となりました令和元年請願第17号第4項につきまして、当委員会における審査経過と結果御報告申し上げます。 これは、国民健康保険資格証明書発行や生活脅かす差押えはやめること求めるものであります。 当委員会では、令和元年12月26日に当局意見聞くなど慎重に審査行いましたところ、本件取扱いについて、日本共産党所属委員から、不採択には反対である旨発言があり、採決行いました結果、賛成多数により不採択とすべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 これより採決行います。 本件ただいま委員長報告どおり決することに賛成起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽ひろし君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告どおり決しました。 次に、日程第4より第6まで、すなわち令和元年請願第15号「子どもたちが健やかに育つために公的保育制度堅持求める件(第1項、第2項、第6号、第7項(1)、(3)、第8項(3)、第9項(3)及び(5)エ)」より令和元年請願第22号「全て子どもたちに豊かな育ち保障し、名古屋保育・子育て豊かにすること求める件(第1項、第3項及び第4項)」まで、以上3件一括議題に供します。 この場合、教育子ども委員長御報告求めます。 ◆(山田昌弘君) ただいま議題となりました令和元年請願第15号はじめ3件につきまして、当委員会における審査経過と結果御報告申し上げます。 初めに、令和元年請願第15号及び同第22号うち、異議申立てありました関係分についてであります。 これは、保育施策に関し、1、公的責任堅持し、公立保育所廃止・民間移管これ以上しないこと。企業保育事業へ参入に関しては、子ども安全が守られるよう、引き続き市として監督すること。2、保育士配置基準及び利用者1当たり面積基準維持し、又は引き上げること。また、待機児童解消についても、定員超過入所ではなく、認可保育所新増設で対応すること。3、離乳食やアレルギー食等、一に丁寧に対応し、安心・安全な給食提供するために、外部搬入や委託ではなく、正規職員で作る自園調理給食堅持すること。4、子ども安全確保や、健やかな成長に必要な環境整えるため費用保障すること。5、リフレッシュ預かり保育、一時保育、休日保育については、実態把握した上で必要な人員配置すること。また、欠員ある保育所は事務員配置すること。6、学童保育所について、障害児2以上受け入れる場合、1増えるごとに助成金上乗せすること。7、産休あけ・育休あけ保育所等入所予約事業実施施設であるか否かにかかわらず、看護師配置すること。8、各区役所民生子ども課窓口に、障害児保育所利用について専門担当者及び相談員配置すること。9、子ども命と安全、発達保障するために、職員配置基準改善すること。10、公立保育所廃止・民営化一旦凍結すること。11、保育無償化に当たっては、年齢や所得等制限設けず、給食費も含めて保育に係る経費対象にすること。求めるものであります。 次に、令和元年請願第16号うち、異議申立てありました関係分についてであります。 これは、小学校給食に関し、1、名古屋市立小学校給食調理業務民間委託せず、正規職員による直営体制に戻して、技術継承により、安全・安心でおいしい学校給食提供すること。2、調理員が関わる、食育、教育として給食実現するため、正規職員調理員増やすこと、3、慢性的な人員不足によるアレルギー事故危険性なくすため、正規職員栄養教諭及び調理員各校に配置、増員すること。4、食材価格が高騰しているため、1食当たり食材費増やし、栄養価2009年度水準に戻すこと。そのため費用は公費で助成すること。求めるものであります。 当委員会では、令和元年請願第15号及び同第22号につきましては1月20日に、令和元年請願第16号につきましては令和元年12月24日に、それぞれ当局意見聞くなど慎重に審査行いましたところ、令和元年請願第15号第1項、第2項、第6項、第7項(3)、第8項(3)、第9項(3)、(5)エ、同第16号第1項、第2項、第4項、第6項、同第22号第1項、第3項及び第4項取扱いにつきましては、日本共産党所属委員から、不採択には反対である旨発言があり、また、令和元年請願第15号第7項(1)取扱いにつきましては、趣旨実現ため審査打切りとすべきものと諮りましたところ、日本共産党所属委員から、審査打切りには反対である旨発言があり、採決行いました結果、令和元年請願第15号第1項、第2項、第6項、第7項(3)、第8項(3)第9項(3)、(5)エ、同第16号第1項、第2項、第4項、第6項、同第22号第1項、第3項及び第4項につきましては、賛成多数によりいずれも不採択とすべきものと、令和元年請願第15号第7項(1)につきましては、賛成多数により趣旨実現ため審査打切りとすべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 これより採決行います。 各件いずれもただいま委員長報告どおり決することに賛成起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽ひろし君) 起立多数であります。 よって、各件はいずれも委員長報告どおり決しました。 次に、先ほど日程追加いたしました「組み替え動議について」議題に供します。 この場合、提案者説明を求めます。 ◆(さいとう愛子君) 日本共産党名古屋市議団代表して、新年度名古屋市一般会計予算組替え求める動議について説明します。 消費税増税打撃に加え、新型コロナウイルス影響が市民生活多方面に追い打ちかけている今、命と暮らし守る予算が求められているにもかかわらず、新年度予算案は、金持ち優遇市民税減税続けながら、減税てこに民間委託、民営化進め、学校給食費値上げ分へ補助もせず、敬老パス回数制限行おうとするなど、市民負担増やすものとなっています。 以下方向で、一般会計予算抜本的な組替え提案します。 まず、市民暮らしや営業守り、子育て、教育応援し充実する事業進めます。後期高齢者医療保険料値上げ分へ補助、介護保険料1年平均3,000円引下げ、国民健康保険子供に係る均等割廃止します。 子ども医療費助成対象通院も18歳まで拡大し、学校給食費値上げ分に対する助成及び第3子以降給食費無償化行います。 小中学校統廃合中止し、少人数学級進めて教育充実させます。 高校生給付型奨学金支給対象全学年非課税世帯に拡大し、私立高校授業料補助拡充など、子育て世帯経済的な負担軽減します。 また、新型コロナウイルス影響で仕事が激減している中小企業・業者暮らしと営業応援します。 以上、市民生活応援ために116億円充てます。 次に、その財源確保に当たっては、市民税減税中止し、税収約92億円増やすとともに、新たな税金浪費につながる大型開発事業、市民生活に不要不急な事業は中止します。 リニア開業前提とした名古屋駅前開発、ささしま地下通路建設基本設計、高速道路へ新たな出入口設置、さらに、中部国際空港2本目滑走路建設など支出やめます。 また、市民合意ない名古屋城天守閣木造復元関連支出金は中止し、約24億円一般財源確保し、全体で116億円確保します。 以上、市長に対し、一般会計予算案速やかに組み替え、再提出されること求めて、提案終わります。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 これより採決行います。 本動議に賛成起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽ひろし君) 起立少数であります。 よって、本動議は否決されました。 次に、日程第7より第11まで、すなわち第20号議案「名古屋市事務分掌条例一部改正について」より第24号議案「名古屋市南陽工場焼却設備等整備事業者選定審議会条例制定について」まで、以上5件一括議題に供します。 この場合、総務環境委員長御報告求めます。 ◆(中田ちづこ君) ただいま議題となりました第20号議案はじめ5議案につきましては、当委員会において慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 各案は、いずれもただいま委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第12より第28まで、すなわち第2号議案「令和2年度名古屋市国民健康保険特別会計予算」より第60号議案「名古屋市国民健康保険条例一部改正について」まで、以上17件一括議題に供します。 この場合、財政福祉委員長御報告求めます。 ◆(小出昭司君) ただいま議題となりました第2号議案はじめ17議案につきましては、第3号議案に関し、後期高齢者医療保険料引上げ理由について、また、第31号議案に関し、敬老パス制度における利用上限回数根拠について触れるところがあるなど、慎重に審査進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、第3号議案については、後期高齢者医療保険料は、医療費伸び等による1平均8,410円も引上げと低所得者に対する特別軽減縮減により、高齢者負担増が一段と進むと理由により、第13号議案については、住民理解得られない新たな高速道路へ建設資金貸付金充当公債発行は認められないと理由により、第31号議案については、対象交通拡大は進めるべきであるが、利用回数上限導入は認められないと理由により、それぞれ反対であると意見表明がなされ、採択いたしました結果、第3号議案、第13号議案及び第31号議案につきましては賛成多数により、その他14議案につきましては全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 これより採決行います。 採決は、第3号議案、第13号議案及び第31号議案3件と、その他14件と2度に分けて行います。 それでは最初に、第3号議案、第13号議案及び第31号議案3件について起立により採決いたします。 各案いずれもただいま委員長報告どおり決することに賛成起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽ひろし君) 起立多数であります。 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。 次に、第2号議案はじめとする14議案についてお諮りいたします。 各案は、いずれもただいま委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕
    ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第29より第37まで、すなわち第5号議案「令和2年度名古屋市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算」より第78号議案「教育職員業務量適切な管理その他教育職員健康及び福祉確保図るため措置に関する条例制定について」まで、以上9件一括議題に供します。 この場合、教育子ども委員長御報告求めます。 ◆(山田昌弘君) ただいま議題となりました第5号議案はじめ9議案につきましては、第78号議案に関し、教員超過勤務抑制に係る目標達成に向けた当局考えについて触れるところがあり、委員からは、教員働き方見直すとともに、勤務時間実態把握適切に行うなど、目標達成に向け、名古屋市として実効性ある学校働き方改革より一層推し進めることと要望がなされました。 その他議案につきましても、公立保育所社会福祉法人へ移管について触れるところがあるなど、慎重に審査進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、第37号議案については、待機児童対策で民間保育所整備進めているにもかかわらず、今ある公立保育所廃止・民間移管進めていると理由により反対であると意見表明がなされ、採決いたしました結果、第37号議案につきましては賛成多数により、その他8議案につきましては全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 これより採決行います。 採決は、第37号議案1件と、その他8件と2度に分けて行います。 それでは最初に、第37号議案について起立により採決いたします。 本案ただいま委員長報告どおり決することに賛成起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽ひろし君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。 次に、第5号議案はじめとする8議案についてお諮りいたします。 各案は、いずれもただいま委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第38より第42まで、すなわち第10号議案「令和2年度名古屋市墓地公園整備事業特別会計予算」より第44号議案「名古屋市自転車等放置防止に関する条例一部改正について」まで、以上5件一括議題に供します。 この場合、土木交通委員長報告求めます。 ◆(田中里佳君) ただいま議題となりました第10号議案はじめ5議案につきましては、当委員会において慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 各案は、いずれもただいま委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、各案は委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第43より第47まで、すなわち第6号議案「令和2年度名古屋市市場及びと畜場特別会計予算」より第48号議案「名古屋市コミュニティセンター条例一部改正について」まで、以上5件一括議題に供します。 この場合、経済水道委員長御報告求めます。 ◆(鈴木孝之君) ただいま議題となりました第6号議案はじめ5議案につきまして、当委員会における審査経過と結果御報告申し上げます。 委員からは、第46号議案に関し、現行条例踏まえた本条例規定に対する考えがただされ、当局からは、条例においては品質管理、衛生管理を包括的に規定し、衛生上有害な物品売買禁止については現行と同様に規制されるものと考えており、また、市長による指導及び助言、改善措置命令規定設けることにより、食安全・安心確保できる条例になっていると考えている。法改正により、市場開設者として責任が重くなったと認識しており、市場関係者と連携し、市場が今後も重要な役割果たしていくよう運営してまいりたいと答弁がありました。 このほか、条例制定に伴う本市責任などについても触れるところがあり、委員からは、今後も市民安全・安心守っていくため、品質管理、衛生管理はじめとして現行条例と同様、開設者として責任しっかりと果たし、今後も市場関係者と連携しながら、さらなる市場発展に努めること、公正な価格形成、生鮮食料品安全、安定的供給に名古屋市が責任持つことと要望がなされました。 その他議案につきましても、名古屋城天守閣木造復元事業における技術提案・交渉方式意義について触れるところがあるなど、慎重に審査進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、第7号議案については、名古屋城天守閣木造復元については、名古屋城重要文化財等展示収蔵施設外構工事で特別史跡毀損事件でも明らかになったように、遺構や石垣に対する調査研究体制に不安があり、また、木造復元完成期限2022年12月断念し、技術提案・交渉方式による契約必要性もなくなったことから、事業中止すべきであると理由により反対であると意見表明がなされ、採決いたしました結果、第7号議案については賛成多数により、その他4議案については全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 これより採決行います。 採決は、第7号議案1件と、その他4件と2度に分けて行います。 それでは最初に、第7号議案について起立により採決いたします。 本案ただいま委員長報告どおり決することに賛成起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽ひろし君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。 次に、第6号議案はじめとする4議案についてお諮りいたします。 各案は、いずれもただいま委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第48より第60まで、すなわち第8号議案「令和2年度名古屋市土地区画整理組合貸付金特別会計予算」より第59号議案「名古屋市消防関係事務手数料条例一部改正について」まで、以上13件一括議題に供します。 この場合、都市消防委員長御報告求めます。 ◆(近藤和博君) ただいま議題となりました第8号議案はじめ13議案につきましては、第57号議案に関し、名古屋高速道路公社実施事業について触れるところがあるなど、慎重に審査進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、第57号議案については、名古屋高速道路公社出資金増額によって、都心アクセス関連事業である黄金フルインターチェンジ化と新洲崎ジャンクションへ出入口新設が予定されていること理由に反対であると意見表明がなされ、採決いたしました結果、第57号議案につきましては賛成多数により、その他12議案につきましては全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 これより採決行います。 採決は、第57号議案1件とその他12件と2度に分けて行います。 それでは最初に、第57号議案について起立により採決いたします。 本案ただいま委員長報告どおり決することに賛成起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽ひろし君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。 次に、第8号議案はじめとする12議案についてお諮りいたします。 各案は、いずれもただいま委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第61、第1号議案「令和2年度名古屋市一般会計予算」議題に供します。 この場合、関係各委員長御報告求めます。 最初に、総務環境委員長御報告求めます。 ◆(中田ちづこ君) ただいま議題となりました第1号議案うち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査経過と結果御報告申し上げます。 初めに、総務関係であります。 まず、委員からは、人事評価結果による勤務成績が良好でない職員昇給に関する新たな制度内容がただされ、当局からは、当初、相対評価用いた制度として職員団体と交渉行ってきたが、他都市において、給与について相対評価は望ましくない旨、人事委員会勧告にもあったことに鑑み、絶対評価用いた制度とし、現在、標準4号昇給12評価項目うち一つでも1点がついた職員については昇給させず、平均点が2.5点未満職員は、標準評価点3点半数以上項目で取れなかったとして2号昇給にとどめるという制度に変更し、令和2年度人事評価結果により、令和3年度から実施してまいりたいと考えていると答弁がありました。 次に、委員からは、市立大学病院における救急・災害医療センター医療人の教育部門整備目的と、救急科専門医充足状況がただされ、当局からは、救急医療や災害医療は、24時間365日救急搬送受入れなど厳しい現場であり、将来救急搬送増加も考慮すると、医師、看護師人員確保が難しい状況である。救急医療目指す若手医師などは、より充実した施設・設備で研修望んでいることから、同センター内にシミュレーターや講義室備えた教育部門と医療エリア同時に整備することで、医師、看護師に選ばれる病院になると考えている。また、医師等働き方改革に関し、病院として、医師休暇取得等について今後さらに対策してまいりたいと答弁がありました。 このほか、アジア競技大会宣伝・PR活動、選手村整備地地元意見に対する対応、アジアパラ競技大会開催に向けた検討状況と課題、中部国際空港機能充実、本市職員超過勤務状況と縮減に向けた取組、職員採用試験受験者数推移と増加に向けた取組、市立大学病院における駐車場工事中渋滞対策、ロボット支援手術実績と手術まで待ち期間などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、アジア競技大会については、東京2020オリンピック・パラリンピック大会PR絶好機会と捉え、積極的に広報行うとともに、地域と緊密に連携しながら、県市一体となって機運盛り上げに取り組むこと。1、アジア競技大会選手村後利用については、渋滞対策、治安対策など求める市民意見十分に踏まえて、地域発展に資するまちづくりとなるよう、県や関係局としっかりと連携して取り組むこと。1、アジアパラ競技大会については、アジア競技大会とともに、愛知・名古屋で開催することで相乗効果が期待でき、障害者スポーツ振興、障害者へ理解促進など、様々な面で大きな意義があることから、スピード感持って検討進め、早期に大会開催について判断行うこと。1、中部国際空港機能拡充は、リニア中央新幹線開業とともに我が国成長エンジン一翼担う重要な事業であり、同空港2本目滑走路整備に向けた本市へ影響調査は、社会経済情勢踏まえて適時適切に実施すること。1、職員勤務成績昇給へ反映については、令和3年度から実施する見直しにとどまらず、勤務成績適切に反映した制度となるよう、常に検証行うこと。1、職員長時間超過勤務は、健康リスク高め、疲弊による職務へ意欲減退などにつながることから、月ごと実績分析し、先んじて業務見直し行うほか、評価、表彰など仕組み取り入れるなど、仕事落とすことなく超過勤務時間縮減させるよう、しっかりと対策に取り組むこと。1、職員採用試験については、行政運営上、有為な人材確保するため、より多く方に本市採用試験受験していただくことが必要であることから、民間企業志望者にとっても本市採用試験が受験しやすくなるよう、他都市採用試験研究して、本市採用試験制度見直しに取り組むこと。1、名古屋市立大学病院については、三次救急医療機関として役割将来にわたって果たせるよう、救急科専門医はじめ人材確保にしっかりと取り組み、また、駐車場に関しては渋滞対策十分に講じること。1、名古屋市立大学病院救急・災害医療センターについては、救急科専門医や救急・災害医療志すにとって魅力ある人材教育に必要な機能設計中で検討するとともに、本市含む当地域救急医療や災害医療担う人材育成と輩出目指し、名古屋市含むこの地域医療に貢献すること。1、市立大学病院における2台目手術支援ロボット最大限活用し、患者さん待ち期間短縮と医療従事者負担軽減図り、高度医療へ期待に十分に応えられるよう市立大学病院挙げて取り組むこと。 次に、環境局関係であります。 委員からは、低炭素都市なごや目指す本市姿勢がただされ、当局からは、低炭素都市2050なごや戦略において、CO2排出量2050年に1990年度比80%削減すること目標に掲げ、着実に推進してきたところであるが、来年度においては、目標80%からさらに上乗せして削減できるか調査してまいりたいと考えており、技術革新取り入れるなど、市民生活水準キープしつつ、長期的に2050年ゼロ表明に向けてやれることについてしっかりと議論していきながら、今後低炭素都市推進につなげてまいりたいと答弁がありました。 このほか、市役所における用紙類使用量推移と削減目標、紙資源一括収集実証実験概要及び対象学区への説明レジ袋有料化実績、フードドライブ実施状況、南陽工場工事期間中還元施設利用者安全確保などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、紙使用量削減は、ごみ削減、森林保護、温室効果ガス排出量削減につながることから、今回タブレット会議システム導入きっかけに、環境局が先導して、各局室区においてより一層使用削減に取り組むよう、積極的な働きかけ行うこと。1、国際社会リードする環境首都なごやとして自覚に立脚し、CO2削減図るために具体的行動市民に働きかけながら、名古屋市が2050年まで行動目標として掲げた低炭素都市2050なごや戦略に沿った各施策着実に推進すること。1、紙資源一括収集実証実験については、その前後において、これまで紙製容器包装分別に誤解ないように丁寧に説明をすること。紙資源収集方法について、収集場所、収集回数アンケートに盛り込むなどして、市民本位サービスにつなげること。1、プラスチックごみ削減について、レジ袋有料化によるごみ減量さらなる推進とプラスチック大量生産・大量消費から脱却目指して、市民へ積極的な情報発信と啓発に努めること。1、食品ロス削減について、フードドライブ推進は、ごみ減量のみならず生活困窮者支援という面でも果たす役割は大きいことから、フードバンク活動される事業者拡大図りながら、フードドライブを通じて、より一層食品ロス削減推進すること。1、南陽工場設備更新事業については、大規模工事となり地域住民も心配していることから、職員しっかりと配置し万全体制で事業進め、併せて管理棟設備更新工事に一元化することも検討すること。 以上、慎重に審査いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 次に、教育子ども委員長御報告求めます。 ◆(山田昌弘君) ただいま議題となっております第1号議案うち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査経過と結果御報告申し上げます。 初めに、子ども青少年局関係であります。 委員からは、放課後事業における潜在的なニーズ及び課題へ認識がただされ、当局からは、現在、放課後事業に対する潜在的なニーズや地域ごと実態が把握できていない状況にあり、市としてこれら把握し、よく精査、分析した上で、その先在り方検討する時期に来ていると認識している。また、今後も、育成会に係る環境改善として、暑さ対策等に取り組むとともに、現段階では制度上支援が困難な部分についても、どのように乗り越えていくか検討し、それぞれ育成会事情丁寧に伺いながら、よりよい支援仕方について考えてまいりたいと答弁がありました。 このほか、産前・産後ヘルプ事業利用調整に係る課題に対する検討状況、子ども会振興に向けた調査概要、DV・性被害者へ支援体制、児童相談所体制整備に関する検討事項、産後ケア事業周知・広報方向性、保育士等処遇改善等加算に係る研修に伴うサポート体制、公立保育所社会福祉法人へ移管、保育所等利用申込みにおける利用保留児童状況などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、産前・産後ヘルプ事業について、利用調整円滑にするため、ヘルパー派遣事業者拡充はもちろん、例えば、産後鬱場合など、短期間に集中的にサービス利用することで救われる事例もあることから、利用上限に縛られず、柔軟に対応できる制度検討すること。1、子ども会と地域つながり深めるため、子ども会振興に向けた調査地域自治体役員にもヒアリングすること。1、留守家庭児童育成会における熱中症等課題に対応するため、環境改善事業助成効果的な執行に着実に取り組むとともに、放課後事業に係る利用希望等実態把握早急な実施に努め、指導室木造化はじめとした、育成会様々なニーズにも確実に応えられるよう検討すること。1、DV被害者や性被害者支援に当たっては、警察のみならず基礎自治体である本市が被害者にとってちゅうちょなく頼ることができる相談先となる仕組みについて、関係局と連携しながら検討すること。1、児童相談所については、児童虐待相談対応件数が増加し続けている現状踏まえ、大学等と連携や研修充実による児童虐待へ対応能力向上や人員配置等体制強化図るとともに、第4児童相談所開設含めた迅速かつ的確に対応できる児童相談所設置体制について、早急に検討進めること。1、産後ケア事業については、制度利用に当たり、全て妊婦が自ら相談し、検討できるような体制整備と制度周知に努めること。1、保育士等処遇改善等加算Ⅱ適用に当たっては、研修受講が今後必須とされることに鑑み、研修受講しやすいよう丁寧にサポートするとともに、保育支援者配置に係る新たな補助着実に行い、保育士等負担軽減図ること。1、保育所等待機児童対策に当たっては、年々増加する利用保留児童少しでも減らすことができるよう、引き続き保育所等整備積極的に進めること。 次に、教育委員会関係であります。 まず、委員からは、学校ICT化に向けた今後計画及び整備に伴う課題へ認識がただされ、当局からは、文部科学省が示すICT環境整備ステップにおいて、本市は現在ステージ1にも達していない状況にあるが、今後は無線LAN環境整備等順次進めてまいる予定である。タブレット11台配備においては、国令和5年度までという目標に遅れることないよう準備進めるとともに、ICT化に伴い発生する指導上トラブル解決に関する体制整備についても全力で対応してまいりたいと答弁がありました。 次に、委員からは、名古屋城特別史跡毀損事案発生に鑑み、文化財保護に対する教育委員会として責任がただされ、当局からは、このたび特別史跡毀損については、文化財保護所管する教育委員会責任も非常に重いと考えており、今後対応については、観光文化交流局と十分に協議してまいりたい。来年度は文化財保護室長に係る市長部局と併任解除も予定しており、教育委員会が文化財保護するという立場身分上明確にしながら、業務進めてまいる所存であると答弁がありました。 次に、委員からは、今後不登校対策に対する検討状況がただされ、当局からは、これまで平成25年に策定された名古屋市不登校対策基本構想基に対策行ってきたが、対症療法ではない根本的な話合い行うため、有識者会議年度替わりに早急に立ち上げるべく、現在メンバー選定行っているところであり、令和2年度中にはその検討内容について報告書まとめた上で、今後支援方法考えてまいりたいと答弁がありました。 このほか、ナゴヤ子どもいきいき学校づくり推進に係る内容、教育関連予算編成考え方、小学校における11台タブレット活用モデル実施効果、子ども適応相談センター通所者数増加に伴う課題、市立高校生海外派遣に係る派遣候補地検討状況、小学校給食調理業務民間委託状況などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、不登校やいじめ、勉強や日本語が思うように理解できないなど、将来キャリア思い描くことなど到底できないような状況で苦しみ続けている児童生徒に対する支援策に予算重点的に配分すること。1、全て子供一人の興味・関心や能力・進度に応じた学習推進するためICT環境整備し、ナゴヤ・スクール・イノベーション事業推進すること。1、不登校対策については、状況に応じた適切な支援行うため、子ども応援委員会など関係機関と連携深めるとともに、子ども適応相談センター通所者が年々増加している現状踏まえ、第3サテライト設置含めた子ども適応相談センター機能拡充に向け早急な議論進めること。1、不登校対策について、次期名古屋市不登校対策基本構想策定に向けて、より実現性高いものにするため、民間事業者や保護者なども交えた有識者会議早期に立ち上げるとともに、粘り強いアプローチが必要な不登校児童に対して、中学校卒業後も切れ目ない訪問支援継続していけるよう、他局事業と連携体制構築すること。1、令和3年度以降市立高校生海外派遣については、パートナー都市協定結んでいる台中市について派遣候補地として検討進めることにより、事業一層充実図ること。1、学校ICT環境整備については、国が掲げている令和5年度までに11台タブレット導入するとした整備目標に遅れることなく、着実に整備していくこと。1、ICT環境整備については、早期に全普通教室に大型提示装置配備するとともに、ICT支援員大幅増員行うなど、新学習指導要領完全実施踏まえ、本市全て子供たちがコンピューターはじめとした情報手段活用するために必要な環境整備すること。1、名古屋城展示収蔵施設外構工事に伴う特別史跡毀損に関して、文化庁からも教育委員会責任指摘されているという重大性重く受け止め、原因究明や再発防止策等、課題解決に全力で取り組み、予算執行に万全期すこと。 以上、慎重に審査進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、公立保育所民間移管、小中学校統廃合計画推進、小学校給食調理業務民間委託拡大理由に反対であると意見表明がなされ、採決いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 次に、土木交通委員長御報告求めます。 ◆(田中里佳君) ただいま議題となっております第1号議案うち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査経過と結果御報告申し上げます。 委員からは、東山動植物園再生プランにおける年間目標入園者数達成に向けた、市民ニーズ把握状況及び公園全体整備在り方に対する認識についてただされ、当局からは、整備計画に生かしていくため全体的なアンケートは、平成22年に行って以降実施しておらず、真摯に反省しているところであるが、今後取組として、園内にQRコード設置し、通常動物の説明看板だけでなく様々な魅力伝える取組とともに、QRコード読み込めばアンケートに回答いただける仕組みつくってまいりたい。また、これまではどちらかというと獣舎整備重点的に行ってきたところであるが、東山動植物園再生プラン第3期では、何度も訪れたくなるような多様な魅力持つ動植物園目指すこととしており、獣舎以外部分でも魅力提供していきたいと考えている。例えば、快適な園内空間整備として、移動施設導入など、これまで整備してきたハード利用しつつ、ソフトについてもしっかりと取り組み、ハード・ソフト両面において、東山動植物園がと自然つなぐかけ橋となるべく取り組んでまいりたいと答弁がありました。 このほか、交通安全対策取組に関する当局姿勢、公園・街路樹愛護等に係る表彰者数、高齢化踏まえた公園整備に対する考え方、県体育館移転に伴う公園施設整備等に係る経費などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、交通安全対策については、市内交通事故が多いこと踏まえ、カラー舗装含めた有効な対策スピード感持って行うとともに、事故が起きてから対策行うではなく、事故未然に防ぐ対策ができる体制も整えること。1、公園・街路樹愛護等に係る表彰については、多く市民や団体に対し、心から感謝気持ち伝えるためものであること改めて認識し、市公式ホームページや広報なごやなど用いて表彰制度周知図るとともに、表彰数も伸ばすよう努めること。1、公園整備においては、子供向け遊具はもとより、公園は高齢者憩い場にもなっている状況踏まえ、健康遊具設置についても推進すること。1、県体育館移転に伴う名城公園施設整備等に当たり、地域方々はじめ多く市民からいただいた御意見など連絡協議会で十分に議論いただき、県と調整に反映させること。1、東山動植物園再生については、動物園・植物園ともに、園全体在り方十分踏まえつつ、これまで経緯、整備案も参考にしながら、ホスピタリティー向上観点はもとより、まちづくり視点も加味して進めること。1、東山再生プラン目標である年間350万人の達成には、リピーター獲得が必要であることから、アンケートなど実施するとともに、年間パスポートより購入したくなるような工夫すること。また、園内移動施設については、上から園見渡せるような施設含めた検討行い、ソフト・ハード両面で東山再生プラン進めること。 以上、慎重に審査いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 次に、経済水道委員長御報告求めます。 ◆(鈴木孝之君) ただいま議題となっております第1号議案うち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査経過と結果御報告申し上げます。 初めに、市民経済局関係であります。 委員からは、自治会、町内会加入促進に向けた取組と、当局課題認識がただされ、当局からは、自治会、町内会加入率低下については非常に危機感持っており、引き続き不動産関係団体向け冊子等活用して加入促進に取り組むとともに、来年度新たに高齢者向け事業実施する予定である。地域コミュニティー活性化に向けては、今後、全庁的な議論や、事業者、市民協力が必要という意味では、条例制定も検討一つに入ってくるものと考えている。来年度は、今後地域コミュニティー在り方について議論始めながら、地域コミュニティー活性化と町内会、自治会加入率低下抑制に関して、精いっぱい努力してまいりたいと答弁がありました。 このほか、高齢者安全運転支援装置設置促進事業今後進め方、ながらスマホに対する当局認識及び対応策、マイナンバー漏えいによるプライバシー権侵害へ懸念及び個人番号カード交付率、千種区役所仮設庁舎へアクセス性、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う中小企業等へ対応などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、高齢者安全運転支援装置設置促進事業実施に当たっては、利用者負担が少ない取扱事業者へ補助方式で速やかに事業開始し、周知・相談については、コールセンター充実はじめ、民間事業者等にも協力求めて広報行い、1台でも多く設置進めるとともに、予定台数に達した後も県と協議上、市民ニーズに合わせ、可能な限り継続するよう努めること。1、自動車・自転車運転中や歩きながらスマートフォン等操作する、ながらスマホ危険性に鑑み、安心・安全で快適なまちづくりなごや条例理念に基づいた、ながらスマホ撲滅キャンペーン早期に実施すること。1、自治会、町内会へ加入については、防災、防犯に非常に有効的、重要であるため、それぞれ特性や集合住宅など住居環境にも考慮しながら、各区加入率是正していくとともに、全体加入率向上に努めること。1、南海トラフ巨大地震や毎年襲来する強力な台風へ自助、共助取組がより一層重要となっている中で、近年自治会、町内会等へ加入率が低下していること踏まえ、今後、地域コミュニティー活性化どのように進めていくかについて、条例制定視野に、全市的議論中心となって課題整理と対策検討進めること。1、千種区役所改築に当たっては、仮設庁舎期間が長期にわたることから、高齢者や障害者、子育て中利用者等利便性がよくなるよう、関係局等と協議し、公共交通機関によるアクセス性向上など検討すること。1、新型コロナウイルス感染症による活動自粛等により経済停滞も懸念されることから、中小零細企業に対する融資等、支援充実図ること。 次に、観光文化交流局関係であります。 委員からは、特別史跡毀損踏まえた来年度名古屋城整備事業へ対応についてただされ、当局からは、このたび特別史跡毀損については非常に重く受け止めているところであり、年度内には原因究明し、再発防止策取りまとめる考えであり、その上で、来年度予算に計上している搦手馬出や二之丸庭園に係る事業について、円滑に執行できるよう全力挙げて取り組んでまいりたいと答弁がありました。 このほか、熱田御殿魅力発信に関する取組、パートナー都市連携に係る事業内容、国際展示場拡張整備方針及び来場者アクセスへ対応策、国際展示場に係る行財政改革取組、新たな文化芸術推進に向けた事業試行及び体制検討に関する他都市状況、県指定文化財伊藤家住宅含めた四間道地区魅力向上策、名古屋城整備における調査研究体制などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、名古屋城核とした魅力発信については、名古屋城本丸御殿とも歴史的つながりが深い熱田御殿重要な要素と捉え、地元でまちおこし支援していくとともに、東浜御殿、本丸御殿双方で歴史的ストーリー中心とした魅力発信行っていくこと。1、姉妹友好都市及びパートナー都市と交流・連携については、相互都市発展と世界平和に貢献できるよう活発に行い、今後ますます加速するグローバル化中、アフリカ、ロシア、南米等含む新たな地域や国と都市交流について長期的視点に立った検討進めること。1、国際展示場について、名古屋観光文化交流一大拠点となるよう、関係者と連携して拡張整備しっかりと進めること。また、拡張整備に併せて、来場者がスムーズにアクセスできるよう、道路や駐車場等整備について十分に検討すること。1、新たな文化芸術推進に向けた事業試行及び体制検討については、他都市アーツカウンシル等参考にして、本市における健全な文化芸術振興に貢献できる体制構築に努めること。1、県指定文化財伊藤家住宅について、四間道核として多く方々に訪れていただけるような整備検討し、周辺地域から誘導策については、堀川効果的な活用も含めて検討すること。また、教育委員会等関係局とも連携しながら、効果的な取組進めること。1、名古屋城展示収蔵施設外構工事における特別史跡毀損により、文化庁から徹底した再発防止策求められているとともに、史跡内工事が停止している中、執行見込みが立たない予算議決議会に求める異例事態となっていること重く受け止め、課題解決に全力で取り組み、予算執行に万全期すこと。 以上、慎重に審査進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、住民基本台帳ネットワークシステム運用及び社会保障・税番号制度関連事務費、国際展示場関連整備必要性、名古屋城天守閣木造復元に係る事業費については、さきに御報告いたしました第7号議案と同様理由、以上理由により反対であると意見表明がなされ、採決いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 次に、都市消防委員長御報告求めます。 ◆(近藤和博君) ただいま議題となっております第1号議案うち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査経過と結果御報告申し上げます。 最初に、防災危機管理局関係であります。 委員からは、複合災害等想定した中長期的な視点踏まえた防災体制について当局考え方がただされ、当局からは、これまでも、熊本地震教訓等基に、業務継続計画や職員動員体制見直し等により災害へ備えてきたが、今後は複合的な災害等が起きた場合についても考えていく必要があり、人員確保に限らず、中長期的な人口動態や災害頻度、大きさ等考慮し、防災も含めたまちづくり研究実績ある名古屋都市センターネットワークなども活用しながら、今後想定される状況にどう対応していくか研究していきたいと答弁がありました。 このほか、指定避難場へ飲料水配備考え方、防災ラジオ導入状況、国民保護業務に関するパンフレット内容、ハザードマップ作成に係る検討調査、陸前高田市へ市民交流団派遣内容、市立小中学校体育館へ空調設置について検討状況などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、災害用食糧等備蓄について、飲料水は命守る上で大切なものであることから、指定避難場におけるさらなる備蓄含め、関係局とも連携し、応急給水体制が迅速に確保できるよう努めること。1、高齢者、障害者など、命守る情報が入手しにくい方たちへ情報伝達は重要であることから、同報無線によるスピーカー音声について、一部地域で聞こえない、または聞こえにくいといった状況踏まえ、防災ラジオ活用助成も含め深く議論すること。1、ハザードマップ作成について、必要な情報いち早く理解できるよう、配色やデザイン、内容工夫すること。1、東日本大震災から10年節目に当たり、友好都市である陸前高田市と関係これまで支援中心から交流へと発展させるため、市民交流団はじめとする両市交流取組関係局と連携して着実に進めること。1、災害とも言える酷暑が社会問題になっていることから、市立小中学校体育館に早急に空調整備するなど、施設管理者である教育委員会と密に連携して、子供や災害時避難者守るため対策早急に検討すること。1、中長期的な視点に立ち、今後人口減少や、災害発生頻発化など見据え、複合災害等不測事態にどう対応していくか、適正な人員確保も含め、名古屋都市センター等と連携、協力して研究すること。 次に、住宅都市局関係であります。 委員からは、名古屋駅周辺開発はじめとするまちづくり進めていくに当たって当局考えがただされ、当局からは、リニア開業効果最大限引き出し、圏域全体に波及させるという観点から、開業までに、圏域玄関口となる名古屋駅周辺整備含め、多彩で魅力的なまちづくり進めていくことが重要と考えており、国や県理解得ながら財源確保に努めるとともに、様々な事業手法積極的に活用し、職員体制も整えながら事業着実に進めていきたいと答弁がありました。 このほか、駐車場活用方策検討調査目的とこれまで検討状況、港北エリアまちづくり進め方、中志段味特定土地区画整理事業再建計画策定支援に関する考え方、ささしまライブ24地区・名駅南地区へアクセス改善検討状況、名古屋駅ターミナル機能強化費用負担、名古屋高速道路公社実施事業、市営住宅における残置物保管状況、市営住宅等管理運営等基金設置に係る考え方などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、都心部で再開発動きに合わせ、駐車場量から質へ転換など、都心における駐車場活用方策について具体的な検討進めること。1、港北エリアまちづくりについては、地域と一体となって取組進めるとともに、新たな路面公共交通システム展開も視野に回遊性向上策検討に努めること。1、中志段味特定土地区画整理事業再建については、市として最大限支援行い、住民理解向上及びおのおの課題解決上、早期に再開できるよう努めること。1、名古屋駅地下公共空間について、必要な投資は惜しまず、名古屋まちづくり発展に寄与するようしっかりと進めること。1、リニア中央新幹線開業に向けたまちづくり推進については、スピード感、スケジュール感しっかりと持ち、国や県に対し強い姿勢で支援求めるなど、しっかりと連携しながら着実な事業推進に努めること。1、市営住宅に遺品が残される事例が増加しないよう、国土交通省から通知踏まえ、対応方針策定し、速やかに対応すること。1、市営住宅等管理運営等基金設置について、本市と公社がこれまで以上に連携深め、市営住宅建て替えや計画修繕について技術的かつ長期的な視点で各事業進行管理行いつつ、基金活用しながら市営住宅等持続的かつ安定的な管理運営に努めること。 最後に、消防局関係であります。 委員からは、戸別訪問事業モデル実施結果と従事する消防団員処遇及び活動環境改善策についてただされ、当局からは、寝室家具転倒防止対策実施率向上に向けて、消防職員が接遇に関する教養深め、戸別訪問で出会えた方は説得して100%になるよう力入れて取り組んでいくとともに、災害から市民生命、財産守るためには、職員と消防団員が両輪となって活動していくことが不可欠と考えていることから、消防団員しっかりと酌み取り、地域実態に即した活動在り方や処遇について必要な対策講じ、活動しやすい環境整備に真剣に取り組んでいきたいと答弁がありました。 このほか、消防団充足率向上に向けた取組、自主防災組織活動実施状況、防火査察行う際施設関係者へ配慮、Net119緊急通報システム登録状況などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、地域防災要であり地域宝である消防団員処遇及び活動環境改善については、消防団員意見吸い上げながら、活動しやすい環境づくり目指し、多く市民が参加できる施策展開進めること。1、消防団員定年制試行迎え、喫緊課題である消防団員確保について、従来から入団促進策継続のみならず、消防団員がやりがい感じられるよう、引き続き消防団員活動拡充図るとともに、増加傾向にある女性消防団員についても、さらなる増加が見込めるよう、女性が活動しやすい環境整備進めること。1、自主防災組織育成に積極的に努めること。1、戸別訪問による防災用品活用した地域防災力向上促進事業については、各戸訪問するにとどまらず、家具転倒防止対策が確実になされるよう、より踏み込んだ事業推進行うとともに、併せて様々な防災に係る啓発実施し、地域全体防災意識が高まるよう努めること。1、防火査察については、火災予防プロとして知識最大限に生かし、関係者改善に対する意思や気持ちに寄り添い、あらゆる方法提示しながら、共に建物安心・安全確保に取り組むという姿勢で、丁寧な業務遂行に努めること。1、Net119緊急通報システムにおいては、特に10代から30代登録が非常に少ない現実に鑑み、聴覚障害がある中学生・高校生が通う学校、幼稚園・小学校に通う親御さんに対しても、その必要性と重要性直接に伝え、1でも多く児童生徒登録数増やすこと。 以上、慎重に審査進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、国民保護業務、名古屋駅周辺地下公共空間整備事業、リニア中央新幹線開業に向けたまちづくり推進、名古屋高速道路都心アクセス関連事業理由に反対であると意見表明がなされ、採決いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 最後に、財政福祉委員長御報告求めます。 ◆(小出昭司君) ただいま議題となっております第1号議案うち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査経過と結果御報告申し上げます。 初めに、健康福祉局関係であります。 まず、委員からは、健康福祉局における障害者スポーツに係る今後事業展開についてただされ、当局からは、福祉用具プラザにおいて、スポーツ専用車椅子や義足等相談、個人障害状況に合わせたスポーツ器具マッチング支援事業等さらに拡充し、障害者スポーツセンターとも連携しながら、スポーツ諦めていた障害者にスポーツ参加進めてまいりたいと考えている。また、障害者スポーツ普及は、多く市民が障害者へ理解広げる絶好機会だと捉えていることから、スポーツ市民局積極的に支援するとともに、健康福祉局として実施する様々な事業についてもスポーツ市民局と連携図りながら進めてまいりたいと答弁がありました。 このほか、厚生院附属病院在り方に係る検討内容、認知症の人が起こした事故へ損害賠償補償制度における対象範囲、敬老パス制度における利用上限回数根拠及び新たな制度とすることへ見解、敬老パス制度見直しに係る市民周知、植田寮改築におけるバリアフリー化及び厚生院救護施設と統合による職員処遇に係る検討状況、新型コロナウイルス感染症情報提供におけるSNS活用、とペット共生事業における寄附金活用状況、若年者在宅ターミナルケア支援事業周知方法などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、障害者スポーツに参加する方や興味持つ方増やすことが障害者へ理解進め、共生社会実現につながることから、健康福祉局は、スポーツ市民局と連携し、福祉用具プラザにおける障害者用スポーツ器具マッチング事業等を通じて、障害者スポーツ裾野広げるよう努めること。1、厚生院附属病院在り方については、厚生院が培ってきた高齢者医療実績等活用踏まえ、認知症やフレイルなどはじめとした健康寿命に向けた医療・研究等新たな取組実施について、スピード感持って検討すること。1、認知症の人が起こした事故損害賠償補償制度については、認知症の人の保険公費で負担するこれまでにない事業であることから、事業開始後しっかりと効果検証行い、必要に応じて制度見直すこと。1、敬老パス制度については、見直し予定している令和4年2月に向けて、対象交通機関拡大や利用上限回数設定と併せて敬老パスデザイン変更など実施し、新しい制度とすること検討すること。また、見直し後に市民納得が得られるよう速やかに検証行うこと。1、敬老パス制度は、令和4年2月から対象交通拡大や利用上限回数設定など大きな見直しが予定されていることから、必要な予算確保し、コールセンター設置するなど、早期に市民へ制度周知や案内に努めること。また、敬老パス新たな名称検討する際は、幅広く市民聞き、より親しみやすい名称にすること。1、植田寮改築については、本市セーフティーネット役割担う施設として、バリアフリー化はもちろんこと、移動しやすい諸室配置とするなど、入所者が生活しやすい施設となるように設計に取り組むこと。また、植田寮と統合が検討されている厚生院救護施設職員処遇については、適切な対応取ること。1、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に取り組むとともに、LINEなどSNS活用して感染症に関する正しい情報発信し、市民不安解消すること。1、とペット共生事業において、寄附金はじめ譲渡ボランティア等さらに多く方に協力いただけるよう事業アピールしていくこと。1、在宅ターミナルケアにおいて、事業周知はもちろんこと、ニーズ多い支援内容把握し、必要な方に必要な支援が行き届くように努めること。 次に、財政関係であります。 委員からは、新型コロナウイルス感染症による市税収入や財政運営へ影響、対策に係る財源手当に対する当局認識についてただされ、当局からは現時点で影響見通すことは困難であるが、対策についてはスピード感持って対応していく必要があると考えており、令和2年度予算においても計上している予備費活用に加えて、財政調整基金など活用想定するとともに、企業局取組においても、一般会計から支援ということも一定考えていかなければならない状況もあると認識していると答弁がありました。 このほか、個人市民税減税額階層別納税義務者数、市たばこ税財源とした分煙環境整備に対する財政局見解、宝くじ売上げ減少へ対策、予算編成方法見直しに対する考え、保有資産量適正化に向けた資産評価活用方法及び情報通信技術等活用踏まえた施設整備在り方、アセットマネジメントにおける市営住宅取組と地域課題解決と関連性について、アセットマネジメント統括局として認識、公契約条例制定に向けた検討状況などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、市たばこ税は、本市貴重な財源であり、望まない受動喫煙対策や今後たばこ税安定的な確保観点から、分煙環境整備が図られるよう、関係局に働きかけ行うこと。1、宝くじ収入において、本市貴重な財源であることから、宝くじ販売促進に積極的に取り組んでいくこと。1、新型コロナウイルス感染症へ対応は、市挙げて一丸となって取り組むべき課題であることから、その状況注視し、必要な対応が迅速に取れるよう、予算措置という面から関係各局しっかりと支えること。1、少子高齢化、人口減少社会見据え、変化速い経済社会情勢、多様化する市民ニーズに対応していくため、財源配分型予算編成や定員在り方含めた持続可能な行政運営について、全庁的な議論始めること。1、保有資産量適正化取組に当たっては、資産評価有効に活用して施設再編整備方向性について精力的に検討行うとともに、社会的ニーズ変化や情報通信技術等発展見据えた、資産保有しなくても行政サービス提供できる新たな手法など、今後保有資産在り方についても関係局と検討始めること。1、アセットマネジメントにおける市営住宅取組については、団地再生と併せて、地域コミュニティー維持など、地域課題解決にも取り組むとともに、市営住宅保有量については、将来人口や世帯数推計、高齢者や生活困窮者へ対応等様々な観点に留意し、削減ありき一律的な対応行わないこと。1、公契約条例については、愛知県内でも条例制定する自治体が増えていく中、先行する自治体事例参考にしながら、より実効性ある公契約条例となるよう、制定に向けた検討進めること。 以上、慎重に審査進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、個人市民税減税実施、敬老パス事業における利用限度設定理由に反対であると意見表明がなされ、採決いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 以上で、各委員長報告は終わりました。 御質疑もないようであります。 これより討論に入ります。 岡田ゆき子君にお許しいたします。    〔岡田ゆき子君登壇〕 ◆(岡田ゆき子君) 私は、日本共産党名古屋市議団代表し、一般会計予算案に反対立場で討論します。 新型コロナウイルス感染拡大が続いています。名古屋市でも99名が感染し、死亡者も12名となっています。亡くなられた方々にお悔やみ申し上げるとともに、感染された皆さんはじめ、感染拡大影響で様々な苦難抱えていらっしゃる皆様にお見舞い申し上げます。 日本経済は今、消費税大増税による打撃に新型コロナウイルス感染が加わって、深刻な大不況に陥りつつあります。重大なことは、新型コロナ打撃が世界各国に及び、世界経済が重大な危機に直面していることです。 我が党は、政府に対し、新型コロナ影響から緊急に国民生活防衛するあらゆる手だて講じること求めるとともに、消費税5%へ緊急減税本格的に検討し、実行すること強く求めています。消費税緊急に5%に減税することは、消費下支えし、国民所得増やし、低所得者と中間層へ力強い支援策となります。政府がこの経済危機に立ち向かう強い姿勢示す上でも、最も有効な対策であると確信するものです。 それでは、具体的に反対理由申し上げます。 第1理由は、新型コロナ影響による現下経済危機から市民生活防衛する思い切った手だてが講じられていないどころか、市民へ負担増が押しつけられていることです。 4月から学校給食費は、子供1年間6,600円も値上げです。学校給食無償化は全国自治体で広がっており、名古屋市は、学校給食無償化も含めた議論開始していました。そもそも負担軽減どうするかという議論であったですから、まずは、食材費値上げ分については名古屋市が負担し、給食無償化議論前に進めるべきです。 後期高齢者医療保険料は、年間8,410円も値上げです。特に、低所得者へ均等割軽減特例段階的縮小は、年金が減り続ける高齢者にとって負担が一層重くなります。保険料値上げ分は、市が一般会計から財源繰り入れ、後期高齢者負担軽減するよう求めます。 河村市長市民税5%減税は、減税額トップ富裕層が505万円も減税される一方で、納税者過半数占める所得500万以下市民減税額は5,000円以下と、所得再分配から逸脱した富裕層優遇減税であり、現下経済危機で生活が逼迫している低所得者へ恩恵は全くありません。金持ち減税は中止し、これによる92億円増収分は、我が党が予算組替え案で提案した国民健康保険子供に係る均等割廃止、介護保険料軽減、奨学金返還支援制度創設など財源に充てるべきです。こうした思い切った生活支援こそ今求められています。 反対する第2理由は、市民サービス後退と、公共施設統廃合、民営化が進められていることです。 全国でも優れた名古屋敬老パス制度に730回という利用回数制限設ける提案は、敬老パス目的である高齢者社会参加促進に反します。 高齢者が積極的に外出し、ボランティアや自身体力維持向上に取り組めているは、敬老パスによる移動保障があるからです。そうした元気な高齢者移動に水差すような利用回数制限は、社会福祉審議会が社会参加意欲低下させる可能性があると意見しています。 ところが、健康福祉局は、社会参加意欲低下に対してまともに答弁できませんでした。 また、2003年事業費相当額上限にすれば、今後10年先も税投入額は上限に達しないですから、回数制限設ける財政上必要はありません。根拠が分からない総事業費暫定上限として、敬老パス制度変質することは断じて認められません。 子供たちにとってかけがえない学校当事者である子供や地元無視し、学校統廃合進める計画は認められません。地元説明会では、具体的な意見や疑問が出されました。住民も一緒に取り組む高坂小学校高坂水田残すこと、森孝中学校に統合する小学校通学路について具体的な安全対策講じることという意見に対し、教育長は、これらは統廃合個別プランには反映させないと答えました。その上、当事者抜き審議会で個別プランつくり上げていく極めて強引な進め方です。子供権利主体とするなごや子ども条例教育委員会は無視するですか。子供たちや地元合意が得られないまま、個別プランへ進むことは認められません。 公立保育園民間移管は、来年度、新たに汁谷、新富町、高針北3園移管法人選定が行われ、鳩岡、藤が丘、松が根3園廃止するものです。しかし、民間移管計画は、応募する法人がない公募不調や選定された法人で引継ぎ保育に必要な保育士確保できない事態が起き、保護者や子供たちに大きな負担と不安与えました。 名古屋市公立保育所整備計画策定した当時と現在比べても、保育需要高さ、貧困格差拡大、子供虐待件数増加など、子育て世代が抱える問題は複雑化、孤立化しています。公立保育所減らすことは、行政役割投げ出すことです。強引な公立保育所民間移管計画中止求めます。 反対する理由第3は、リニア開通前提とする名古屋駅前開発など大型事業に前のめり予算になっていることです。 名古屋駅ターミナル機能強化については、東側駅前広場再整備だけでも約700億円が想定されている大事業ですが、その費用分担に関して鉄道事業者などと間で了承が得られておらず、本市過大な財政負担が懸念されます。 ささしまライブ24地区へ地下公共空間、いわゆる巨大地下通路整備については、来年度実施される歩道拡幅によってアクセス改善は可能であることから、その必要性が認められません。 リニア開通と名古屋駅前開発によって、交通量が増大するとして、来年度、都市高速道路黄金出入口フルインターチェンジ化と新洲崎ジャンクション出入口整備に着手しますが、これは、名古屋駅周辺に自動車呼び込むものであり、都心部へ流入抑制するという都市高速道路建設観点に反するものです。 しかも、黄金出入口整備については、地元町内で開かれた意見交換会で、税金無駄遣いだという声が多数出るなど、地元住民理解と納得が得られていません。立ち退き対象となる40軒うち、人生で2度も高速道路建設によって立ち退き余儀なくされる方が5軒あり、二度と立ち退きたくないという声が上がっています。 リニアが来るからといって、高速道路から名古屋駅までせいぜい4分間時間短縮ために、住民人生設計狂わせる黄金出入口フルインター化は中止すべきです。 名古屋城天守閣木造復元事業は、2022年12月竣工は実現不可能となりました。さらに、今年3月には、名古屋城内名古屋城重要文化財等展示収蔵施設外構工事で、遺構である石列毀損する事故が起きました。本来、学芸員立会いが必要であったにもかかわらず、その認識がなかったことは大問題です。名古屋市調査研究体制不十分さが露呈しました。 今必要なは、天守閣石垣調査・保存しっかり丁寧に進めることであり、実施設計進める段階ではありません。竣工時期さえ決まっていない天守閣復元に実施設計費計上することはあり得ません。 戦争で焼失し、天守閣戦後復興、平和象徴として市民出資も募り再建した現天守閣こそ文化財として後世に残すべきものです。木造復元にかかる事業費は認められません。 最後に、新型コロナウイルス感染症は終息見通しが立っていません。感染症が終息し、市民が日常生活取り戻し、経済活動が従来活気取り戻すまで、市民命と健康守り、暮らしと営業支えるために、名古屋市が総力挙げて取り組むときです。 我が党も、その一翼担って奮闘すること表明し、討論終わります。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 以上で、討論終わります。 これより採決行います。 第1号議案ただいま委員長報告どおり決することに賛成起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽ひろし君) 起立多数であります。 よって、第1号議案「令和2年度名古屋市一般会計予算」は委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第62、第14号議案「令和2年度名古屋市病院事業会計予算」議題に供します。 この場合、財政福祉委員長御報告求めます。 ◆(小出昭司君) ただいま議題となりました第14号議案につきまして、当委員会における審査経過と結果御報告申し上げます。 委員からは、東部医療センター及び西部医療センター市立大学病院化に係る検討状況及び実施時期についてただされ、当局からは、大学病院化課題中で、累積欠損金は監査法人に相談上で問題がないものと認識しており、企業債未償還残高取扱いについては、市立大学が地方独立行政法人化した際対応参考に関係局と調整行っている。また、医師処遇については、医療職と教育職と違いにより給与水準が異なることなどから、モチベーションへ影響考慮し、激変緩和措置設定も含め、市立大学と検討進めている。関係局と調整は最終局面迎えており、早期に調整終え、全力で大学病院化実現してまいりたいと答弁がありました。 このほか、材料費予算計上考え方、東部医療センター今後整備計画、西部医療センターにおけるMRI増設による効果、西部医療センターにおけるさい帯血採取実績などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、東部医療センター及び西部医療センター大学病院化については、最終局面迎えている関係局と協議早期に完了し、可及的速やかな実現図ること。1、東部医療センター及び西部医療センター大学病院化について、早期に実現できるよう、さらに検討進めること。1、診療材料費予算編成において、できる限り過不足が生じることないよう適切な予算編成に努めること。1、東部医療センターにおいては、旧棟取壊しに当たり、来院者などに不便、迷惑おかけしないよう、必要な対策行うとともに、旧東病棟活用策についても引き続き検討すること。1、西部医療センターにおけるMRI増設により、予約待ち日数短縮に努めるとともに、地域医療支援病院として貢献できるよう、予約枠確保に努めること。1、西部医療センターが造血幹細胞移植に有効なさい帯血採取行っているなど、周産期医療に力入れている病院であることしっかりと周知し、さらなる充実に努めること。 以上、慎重に審査いたしました結果、第14号議案につきましては、全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 本案は、ただいま委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第63より第65まで、すなわち第18号議案「令和2年度名古屋市自動車運送事業会計予算」より第45号議案「公施設区域外設置について」まで、以上3件一括議題に供します。 この場合、土木交通委員長御報告求めます。 ◆(田中里佳君) ただいま議題となりました第18号議案はじめ3議案につきまして、当委員会における審査経過と結果御報告申し上げます。 委員からは、鶴舞線における可動式ホーム柵整備に関する当局目標及びその考え方についてただされ、当局からは、名鉄と共用駅である上小田井駅、赤池駅に可動式ホーム柵設置するには名鉄と合意が必要であり、現在その協議行っている最中であることから、まずは、その2駅除いた18駅測量来年度実施する予定である。ただ、当局としては、上小田井駅、赤池駅について、遅れてもやむを得ないという気持ちは全くなく、今回測量については出遅れ感があるかもしれないが、全駅足並みそろえて設置するという決意で臨んでまいりたいと答弁がありました。 このほか、新たな地下鉄駅エレベーター整備に対する考え方、エスカレーター歩行防止に関する取組内容、技術員応募率低下など踏まえた人材確保策検討状況などについても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、地下鉄駅エレベーター整備については、基礎調査及び利用実態調査結果に加え、用地及び駅構造など課題やアジア競技大会輸送対策など踏まえた総合的な整備方針早期に策定すること。1、駅エスカレーター歩行については、事故危険性があることから、現状マナー啓発取組に加え、エスカレーター歩行禁止環境づくり一助となるよう、なお一層努力すること。1、市バス・地下鉄が将来にわたり日常生活移動手段として役割担っていくため、全国的な大型2種免許取得者数減少や技術員応募率低下など状況踏まえ、様々な採用形態駆使し、質高い職員確保に努めること。 以上、慎重に審査進めてまいりましたところ、意思決定に際し、第19号議案に対して、自民党、名古屋民主、公明党3会派共同により、鶴舞線における可動式ホーム柵整備については、名鉄と共用駅である上小田井駅、赤池駅に関し、名鉄と協議早急に進めることにより、地下鉄全駅で設置早期に実現することと附帯決議が提出されました。 この附帯決議につきましては、自民党、名古屋民主、減税日本ナゴヤ、公明党各所属委員から、いずれも賛成であると意見表明がなされました。 これにより採決いたしました結果、第19号議案につきましては全会一致により、附帯決議付し原案どおり可決すべきものとし、第18号議案及び第45号議案につきましては全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 これより採決行います。 採決は、第18号議案1件と、第19号議案及び第45号議案2件と2度に分けて行います。 それでは最初に、第18号議案について起立により採決いたします。 本案ただいま委員長報告どおり決することに賛成起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽ひろし君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。 次に、第19号議案及び第45号議案2件についてお諮りいたします。 両案は、いずれもただいま委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、両案はいずれも委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第66より第68まで、すなわち第15号議案「令和2年度名古屋市水道事業会計予算」より第17号議案「令和2年度名古屋市下水道事業会計予算」まで、以上3件一括議題に供します。 この場合、経済水道委員長御報告求めます。 ◆(鈴木孝之君) ただいま議題となりました第15号議案はじめ3議案につきまして、当委員会における審査経過と結果御報告申し上げます。 まず、第17号議案に関し、委員からは、堀留水処理センター上部空間有効活用に向けた来年度取組についてただされ、当局からは、栄地区に隣接する堀留水処理センター上部空間については、資産有効活用のみならず都心部にふさわしい魅力ある空間として活用考えており、令和9年度利用開始に向け、来年度は庁内プロジェクト協議会においてイメージ形にするため検討進めるとともに、その中で課題となる上部利用に際してフラリエ今後在り方も含めて検討してまいりたいと答弁がありました。 このほか、道路陥没原因に関する調査結果、雨水流出抑制に係る今後全庁的な取組についても触れるところがあり、委員からは次要望がなされました。1、下水管に起因する道路陥没原因約8割が取付管によるものであること踏まえ、市民安全な生活確保するため、引き続き取付管改良計画に沿って進めること。1、雨水流出抑制については、東海豪雨から20年目節目に当たり、これまで施設整備及び公共施設で対応に重点置く対策に加え、広く市民協力得ていくため、民間住宅等へ施設設置助成制度創設について検討進めること。1、堀留水処理センター資産有効活用等、関係部局とも調整し魅力アップに努め、名古屋都市計画に貢献すること。1、堀留水処理センター上部空間有効活用については、本市が全国に誇り、市民にも人気ランはじめとする美しい花楽しめるフラリエがあることから、庁内会議において機能維持や移転等についても併せて検討行うこと。 次に、第15号議案、第16号議案及び第17号議案に関し、新型コロナウイルス感染症へ当局対応について触れるところがあり、委員からは、新型コロナウイルス感染症予防について、各浄水場、水処理センター、営業所職員感染予防徹底するとともに、万が一際には代替要員確保に努めるなど、サービス提供に影響が出ないように業務に当たることと要望がなされました。 このほか、第15号議案及び第16号議案に関し、水需要予測と給水実績乖離について触れるところがありました。 以上、慎重に審査進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、第15号議案については、本市における年間給水量は減少し続け、一日最大給水量から見ても水需要予測と乖離は広がり、給水可能量は十分あり、徳山ダムから導水路は必要でないと理由により、第16号議案については、本市における給水可能量は、水需要予測や給水実績から見ても十分あり、徳山ダムから導水路は必要でないと理由により、いずれも反対であると意見表明がなされ、採決いたしました結果、第15号議案及び第16号議案については賛成多数により、第17号議案については全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 これより採決行います。 採決は、第15号議案及び第16号議案2件と、第17号議案1件と2度に分けて行います。 それでは最初に、第15号議案及び第16号議案2件について起立により採決いたします。 両案いずれもただいま委員長報告どおり決することに賛成起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽ひろし君) 起立多数であります。 よって、両案はいずれも委員長報告どおり可決されました。 次に、第17号議案についてお諮りいたします。 本案は、ただいま委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第69、議員提出議案第1号「名古屋市歯と口腔健康づくり推進条例一部改正について」議題に供します。 この場合、財政福祉委員長御報告求めます。 ◆(小出昭司君) ただいま議題となりました議員提出議案第1号につきましては、当委員会において当局意見聞くなど慎重に審査いたしました結果、全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 本案は、ただいま委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。 次に、日程第70、第81号議案「令和元年度名古屋市一般会計補正予算議題に供します。 この場合、市長より提案説明を求めます。    〔市長河村たかし君登壇〕 ◎市長(河村たかし君) ただいま議題に供せられました第81号議案「令和元年度名古屋市一般会計補正予算」につきまして、その概要説明申し上げます。 これは、国新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2弾に呼応し、新型コロナウイルス感染症影響受ける中小企業へ融資に係る信用保証料補助対象に大規模危機対策資金追加するため、債務負担行為補正予定するものでございます。 よろしく御審議上、適切な御議決賜りますようお願い申し上げます。 以上です。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 本案は、慎重審査ため所管経済水道委員会に付議いたします。 この場合、審議都合上、暫時休憩いたします。          午後2時40分休憩          ----------          午後3時31分再開 ○議長(丹羽ひろし君) 休憩前に引き続き、会議開きます。 先ほど委員会に付議いたしました第81号議案議題に供します。 この場合、経済水道委員長御報告求めます。 ◆(鈴木孝之君) ただいま議題となりました第81号議案につきましては、当委員会において慎重に審査いたしました結果、全会一致原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 本案は、ただいま委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。 この場合、お諮りいたします。 日程第71より第75まで5件は、いずれも委員会審査省略いたしまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。 それでは、日程第71、諮問第2号「人権擁護委員推薦について」議題に供し、御審議願います。    〔「異議なき旨答申願います」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 本件は、異議なき旨答申いたしまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 次に、日程第72、議員提出議案第2号「名古屋市会委員会条例一部改正について」議題に供し、御審議願います。 御質疑もないようであります。 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。 次に、日程第73、議員提出議案第3号「災害ボランティア支援に関する意見書提出について」議題に供します。 この場合、提案者説明を求めます。 ◆(塚本つよし君) ただいま議題となりました「災害ボランティア支援に関する意見書」につきまして、提案趣旨説明申し上げます。 大規模災害から復旧・復興過程では、ボランティアによる活動が大きな役割果たしておりますが、費用負担問題ほか、活動するため休暇取得が困難等課題が指摘されております。 そこで、本意見書は、お手元配付文案とおり、国会及び政府に対し、被災地支援行うボランティア負担軽減図るとともに、誰もがボランティア活動に参加しやすい環境整備に努めることなど強く要望いたすものであります。 何とぞ満場御賛同賜りますようお願い申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。 次に、日程第74、議員提出議案第4号「地域中小企業へ支援充実求める意見書提出について」議題に供します。 この場合、提案者説明を求めます。 ◆(沢田ひとみ君) ただいま議題となりました「地域中小企業へ支援充実求める意見書」につきまして、提案趣旨説明申し上げます。 日本企業9割以上占め、日本経済基盤支えている中小企業は、現在、経営者高齢化や人材不足など多く課題に直面しております。 そこで、本意見書は、お手元配付文案とおり、国会及び政府に対し、中小企業基本法理念具体化図る支援策充実させ、中小企業が正規雇用増やすために必要な施策実施することなど強く要望いたすものであります。 何とぞ満場御賛同賜りますようお願い申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。 次に、日程第75、議員提出議案第5号「中高年ひきこもりに対する実効性ある支援と対策求める意見書提出について」議題に供します。 この場合、提案者説明を求めます。 ◆(三輪芳裕君) ただいま議題となりました「中高年ひきこもりに対する実効性ある支援と対策求める意見書」につきまして、提案趣旨説明申し上げます。 ひきこもりは、主として若年・青年層課題としてイメージされてきましたが、最近では、中高年層に及ぶ大きな社会問題となっております。 そこで、本意見書は、お手元配付文案とおり、国会及び政府に対し、自立相談支援機関窓口にアウトリーチ支援員配置し、自立まで一貫した支援等行うアウトリーチ充実させることなど強く要望いたすものであります。 何とぞ満場御賛同賜りますようお願い申し上げます。(拍手) ○議長(丹羽ひろし君) 御質疑もないようであります。 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。 次に、日程第76「常任委員会閉会中所管事務調査」議題に供します。 各常任委員長から、お手元に配付いたしました「閉会中所管事務調査申出一覧表」とおり、閉会中継続調査申出があります。 御質疑もないようであります。 本件は、各常任委員長から申出とおり決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(丹羽ひろし君) 御異議なしと認めて、さよう決定いたします。 以上をもちまして、本日日程は全部終了いたしました。 これもって定例会閉会いたします。          午後3時37分閉会      市会議員  吉田 茂      市会議員  おくむら文悟      市会議長  丹羽ひろし...