陸前高田市議会 2022-09-07 09月07日-03号
市としても、不明者家族の気持ちに寄り添いながら、管理者である県と話合いを続けてきたと思います。 そこで伺います。1点目、東日本大震災から11年5か月が経過しましたが、本市ではいまだに202名が行方不明となっています。平成28年第1回定例会における東日本大震災津波による行方不明者の古川沼及び広田湾の海底再捜索についての請願採択後6年半が経過しようとしていますが、現状と今後の方向性はどうか。
市としても、不明者家族の気持ちに寄り添いながら、管理者である県と話合いを続けてきたと思います。 そこで伺います。1点目、東日本大震災から11年5か月が経過しましたが、本市ではいまだに202名が行方不明となっています。平成28年第1回定例会における東日本大震災津波による行方不明者の古川沼及び広田湾の海底再捜索についての請願採択後6年半が経過しようとしていますが、現状と今後の方向性はどうか。
行政当局は、不明者家族への配慮などを理由に氏名の公表を控えておりましたが、災害時の安否情報が実名となれば、家族や知人らが少しでも早く安否確認できる可能性や情報収集量が高まると思われます。東日本大震災においても不明者の公表はなされていないようです。 不明者の氏名公表に法の定めはなく、判断は自治体に委ねられているとのことです。
市といたしましては、大船渡警察署、釜石海上保安部と古川沼の捜索について、行方不明者家族の方が古川沼の捜索を望んでいる意向であることも伝えながら協議を行い、大船渡警察署と釜石海上保安部からは市の意向に沿って捜索を行う旨の回答が得られたところであります。その協議の中で、古川沼は広いため全体を捜索することは困難であり、捜索する場所を特定したいとの意向が示されたところであります。
請願第1号は、陸前高田市米崎町字脇の沢64番地3、津波行方不明者家族代表、吉田税氏及び小友町字腰廻67番地、陸前高田東日本大震災遺族連絡会代表、戸羽初枝氏から提出されたものであります。 まず初めに、本請願の内容は、古川沼及び広田湾の海底再捜索について、本市から関係機関へ要請するよう働きかけを求めるものであります。 東日本大震災から5年が経過しましたが、本市にはまだ205人の行方不明者がいます。