• "市民文化会館"(/)
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  1. 陸前高田市議会 2021-12-06
    12月06日-04号


    取得元: 陸前高田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    令和 3年  第4回 定例会議事日程第4号             令和3年12月6日(月曜日)午前10時開議日程第1  一般質問本日の会議に付した事件   ~議事日程第4号に同じ~出 席 議 員(18人)  議 長  福 田 利 喜 君          副議長  大 坂   俊 君  1 番  木 村   聡 君          2 番  松 田 修 一 君  3 番  大和田 加代子 君          4 番  小 澤 睦 子 君  5 番  伊 藤 勇 一 君          6 番  畠 山 恵美子 君  7 番  中 野 貴 徳 君          8 番  蒲 生   哲 君  9 番  伊 勢   純 君          10番  鵜 浦 昌 也 君  11番  佐々木 一 義 君          12番  菅 野 広 紀 君  13番  大 坪 涼 子 君          14番  藤 倉 泰 治 君  15番  及 川 修 一 君          16番  伊 藤 明 彦 君欠 席 議 員(なし)説明のため出席した者  市     長  戸 羽   太 君      副  市  長  舟 波 昭 一 君  教  育  長  山 田 市 雄 君      政 策 推進室長  村 上 幸 司 君  総 務 部 長  戸 羽 良 一 君      福 祉 部 長  千 葉 恭 一 君  兼 総 務 課 長                 (兼保健課長)  兼選管事務局長  市 民 協働部長  佐 藤 由 也 君      地 域 振興部長  阿 部   勝 君  兼 ま ちづくり  推 進 課 長  建 設 部 長  菅 野   誠 君      消  防  長  戸 羽   進 君  兼 建 設 課 長                 兼 防 災 局 長  兼復興支援室長                 兼 消 防 防 災                          セ ン ター所長  教 育 次 長  細 谷 勇 次 君      財 政 課 長  黒 澤 裕 昭 君  (兼管理課長)  福 祉 課 長  佐々木   学 君      子ども未来課長  千 葉   達 君  兼地域包括支援  セ ン ター所長  兼被災者支援室長  市 民 課 長  山 本 郁 夫 君      税 務 課 長  伊 藤 芳 光 君  商 政 課 長  木 全 洋一郎 君      観 光 交流課長  村 上 知 幸 君                          兼スポーツ交流                          推 進 室 長  農 林 課 長  大 友 真 也 君      水 産 課 長  菅 野 泰 浩 君 (兼農委事務局長)  都 市 計画課長  髙 橋 宏 紀 君      上 下 水道課長  髙 橋 良 明 君                         (兼水道事業所長)  会 計 管 理 者  中 山 雅 之 君      防 災 課 長  中 村 吉 雄 君                         (兼防災対策監)  消 防 次 長  及 川 貴美人 君      学 校 教育課長  関 戸 文 則 君  (兼消防署長)                 兼教育研究所長                          兼 学 校 給 食                          セ ン ター所長  監査委員事務局長 吉 田 志 真 君      財 政 課 主 幹  菅 野   優 君職務のため出席した議会事務局の職員  事 務 局 長  熊 谷 重 昭        局 長 補 佐  山 口   透  主     任  石 川 聖 恵                            午前10時00分 開   議 ○議長(福田利喜君) これより本日の会議を開きます。  出席議員は全員であります。 ○議長(福田利喜君) これより議事に入ります。  本日の日程は、お手元に配付いたしました議事日程第4号によります。 △日程第1 一般質問 ○議長(福田利喜君) 日程第1、一般質問を行います。  順次質問を許します。  6番、畠山恵美子君。    (6番 畠山恵美子君登壇) ◆6番(畠山恵美子君) 会派、翔成の畠山恵美子であります。通告に基づき一般質問を行います。  まず、大項目の1つ目、復興・創生期間に当たる10年間の総括と今後の市政運営についてであります。東日本大震災から10年間の国の集中復興期間及び第1期復興・創生期間が終了し、今年度からの5年間は第2期復興・創生期間と位置づけられており、本市においては平成31年が初年度の陸前高田まちづくり総合計画「夢と希望と愛に満ち 次世代につなげる 共生と交流のまち 陸前高田」の前期基本計画期間5年の3年目を迎えています。  その中で、COVID―19のパンデミックが起こり、ウィズコロナという今までの社会構造とは違う新しいフェーズに入っています。したがって、本市の市政運営においては、陸前高田震災復興計画計画期間、平成23年度から平成30年度に至る8年間、また復興関連事業の継続とともに、より発展、より具体化した実効性のある事業展開により、次世代につなげる持続可能なまちづくりに取り組むべく策定された総合計画の2年間の総括をした上で、総合計画計画期間となる令和6年度からの5年間を見据えていくのは必然であると考えます。  そこで、伺います。市長は、この10年間の市政運営をどのように総括しているのか、答弁を求めます。  また、総合計画前期基本計画は、市長の公約の体系化でありますが、3年目の現時点での達成度をどのように分析し評価しているのか、答弁を求めます。  本市においては、総合計画の策定に先立ち、平成28年3月に第1期の陸前高田人口ビジョン及びまち・ひと・しごと総合戦略~ノーマライゼーションという言葉のいらないまち 陸前高田~を策定し、令和2年3月には第2期の総合戦略を策定し、現在その2年目を迎えています。  今本市のみならず、我が国の内政の最大の課題は、人類がかつて経験したことのない急速な少子化と高齢化社会への対応、人口減少の克服であり、本市においても人口減少を克服すべく、産業振興子育て等の分野において様々な施策展開をしているところです。  総合戦略達成度は、年度ごとに検証しているはずですが、その分析から、あるいは殊にも本市の施策は積極的な交流人口関係人口の獲得を基軸としておりますが、ウィズコロナの状況下での施策展開の中で、本市の今後のあるべき姿、目指すべき方向性も明らかになってきていると思料します。  私が生まれ育った陸前高田に戻り有権者の皆様から市議会に大切な1議席をお預かりして6年が経過しましたが、その間ですら社会や産業構造の変化のスピードは著しく加速しており、様々な分野でのパラダイムシフトが起こっています。殊にもデジタル化の流れ、エネルギーシフト、サーキュラーエコノミー、すなわち循環経済システムへの転換への対応、SDGsの達成は、本市においても当然の時代が到来しています。  著しく変化する今を超えて、望ましい未来を構想する力と明確なビジョンを提示することが、政治の道の上を歩んでいる私にも市長にも求められていると捉えています。  現実的には、来年度からは震災復興計画、第1期総合戦略総合計画前期基本計画、第2期総合戦略の一連の流れに鑑み、次の新たなステージを想定し、総合計画後期基本計画を策定する準備段階に入ってくるものと考えます。  その前には、総合計画サブタイトルになっている「夢と希望と愛に満ち 次世代につなげる 共生と交流のまち 陸前高田」、また総合戦略サブタイトルノーマライゼーションという言葉のいらないまち 陸前高田」を支えるSDGs未来都市計画が今年度末に最終を迎え、当然その更新をするものと思料しますが、今後どのような本市の未来を見据え、どのようなビジョンを提示していくのか、その基盤には的確な諸条件の分析と課題の抽出が必須であります。  そこで、伺います。市長は、本市の今後の可能性をどのように分析し、課題をどのように捉えているのか、答弁を求めます。  次に、大項目の2つ目、日本遺産に認定されたことの意義及び総合的な整備と活用についてであります。本市は、文化庁が平成27年に創設した日本遺産事業に、平成31年1月、「みちのくGOLD浪漫―黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる―」というストーリーで、我が国の奈良時代を知る勅撰の歴史書として平安時代に編さんされた「続日本紀」の天平21年2月21日条に、陸奥国から初めて黄金が貢進されたと記されて以来、産金地として知られる宮城県涌谷町、司馬遼太郎氏の著書「坂の上の雲」に日露戦争当時のエピソードとしてつづられているモンスターゴールド産出で知られる鹿折金山を擁する気仙沼市、またそれに連なる南三陸町、さらに平泉藤原氏による独自性の高い文化で知られる岩手県平泉町とのシリアル型で申請し、同年の5月に認定されています。  私が平成28年3月より累次の一般質問予算等特別委員会等で申し上げているとおり、我が国の文化財行政は、保存から活用への時代になっており、日本遺産事業スキームも明確に提示されているわけですが、本市においては、残念ながらそれが十分に機能していないと思料します。  そこで、伺います。令和元年5月に日本遺産に認定されて今年で3年が経過しますが、日本遺産に認定されたことの意義が本市において十分な効果につながっているのか、答弁を求めます。  本市においては、文化財保存活用地域計画の策定もいまだ道筋がついておらず、かつ日本遺産事業における3年間の財政支援、すなわち文化芸術振興費補助金も今年度が最終年度となっております。  そこで、伺います。本市の日本遺産ストーリーを構成する文化財のうち、指定文化財は1つのみですが、未指定文化財についての調査研究の充実と強化をどのように図っていくのか、答弁を求めます。  また、日本遺産ストーリーを構成する文化財を今後どのように総合的に整備し活用していくのか、答弁を求めます。  これをもって登壇での質問を終えます。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。    (市長 戸羽太君登壇) ◎市長(戸羽太君) 畠山恵美子議員御質問の復興・創生期間に当たる10年間の総括と今後の市政運営についてお答えをいたします。  初めに、復興・創生期間10年間における市政運営の総括についてであります。本市においては、東日本大震災からの復旧、復興を進めるため、平成23年12月に陸前高田震災復興計画を策定し、住まいの再建やなりわいの再生を最重要課題として取り組んでまいりました。  住まいの再建では、平成29年度に災害公営住宅の整備が、平成30年度に防災集団移転促進事業が完了し、土地区画整理事業につきましても令和2年度に全ての宅地の引渡しが完了したところであります。  また、なりわいの再生では、平成23年度から中小企業基盤整備機構仮設施設整備事業により、市内に135か所の仮設施設を整備し、店舗や事務所等への入居による営業再開を支援したところであります。  その仮設施設につきましては、本年5月末をもって全ての建物の解体や事業者への譲渡を完了したところであり、土地区画整理事業等の進捗に合わせ、なりわいの再生についても進んだものと考えているところであります。  そのほか、公共施設の再建につきましても、平成26年10月の消防防災センターの完成をはじめ、平成27年3月のコミュニティホール、平成29年7月の市立図書館、平成30年3月の総合交流センター、令和2年3月の市民文化会館の完成などにより、残すところ来年秋の開館を目指し準備を進めている市立博物館のみとなり、完成後順次供用を開始してきた公共施設の再建により、市民サービスの回復と安定した市民の暮らしに寄与しているものと考えているところであります。  このようなことから、陸前高田震災復興計画を継承した陸前高田まちづくり総合計画において、基本目標の一つとして掲げた「復興の確実な推進と誰もが安心して暮らすまちづくり」に基づき、令和2年度までの復興・創生期間10年間において、復興完遂に向けたまちづくりを今後さらに進めていく基礎を築くことができたと考えているところであります。  国、県をはじめとする関係機関からの御支援と全国各地自治体等からの多くの職員派遣に感謝するとともに、引き続き交流、連携をさらに進めながら、なりわいの再生や地域コミュニティの再生、そして心の復興に意を用い、復興完遂に向けた取組を進めてまいりたいと考えているところであります。  次に、陸前高田まちづくり総合計画における現時点での達成度と評価についてであります。平成31年3月に策定した陸前高田まちづくり総合計画につきましては、今年度前期基本計画の中間年を迎えているところでありますが、令和2年度の決算に合わせ、取組実施により成果指標ごと進捗評価を行い、取りまとめを行ったところであります。  その結果といたしましては、市民満足度を除く98成果指標項目のうち56項目について、順調に推移またはおおむね順調に推移となっているものの、42項目については進捗に遅れが生じていると評価したところであります。  遅れが生じている42項目のうち20項目については、新型コロナウイルス感染症拡大による何らかの影響によるものであり、今後の感染症の収束等により、改善が図られていくものと考えているところであります。  私が達成度を評価するとすれば、国の復興・創生期間において、ハード整備についてはほぼ完了し、復興を確実に推進することができたと考えているところであり、創造的な復興とともに、防災、減災というキーワードにより、新たなまちづくり方向性を発信することで、人の流れを促進させ、にぎわいの創出と交流人口関係人口の拡大につなげていくことができる段階にあると評価をしているところであります。  次に、本市の今後の可能性と課題についてであります。新型コロナウイルス感染症拡大は、まちづくり総合計画に基づいて進めてきた多くの施策に多大な影響を及ぼし、特にもにぎわいの創出による地域産業活性化を目指す本市にとっては、早期の収束が望まれるところであります。  そのような中、商業生産と流通の基盤づくりを目指しているピーカンナッツにつきましては、昨年3月から市内2か所で試験栽培を開始し、本年3月には、苗木育成研究施設において、鉢植えによる苗木を導入して管理を行っており、来年春には高田地区の平地部に定植する予定となっております。  また、中心市街地において建設を進め、ピーカンナッツの加工、販売拠点となる産業振興施設の工場、店舗につきましては、来年夏頃のオープンを目指しており、道の駅やオーガニックランド、発酵パークカモシーに続く集客拠点として、中心市街地での経済波及効果にも期待をされるところであります。  水産業においては、海洋環境の変化や気候、気象の影響が少なく、区画漁業権等の制約を受けない陸上養殖型漁業を推進しているところでありますが、本年10月に本市2社目となるスジアオノリ陸上養殖事業者が事業を開始し、生産拡大のため第2期となる拡張工事も計画しているところであります。  令和元年9月にオープンした道の駅高田松原東日本大震災津波伝承館を含む高田松原津波復興祈念公園については、コロナ禍にあっても県内外から多くの観光客や修学旅行生が訪れ、これまでの来場者数は120万人を超えている状況にあります。  本年6月からスタートした市観光物産協会パークガイド事業によるタピック45や気仙中学校内部見学にも多数の申込みをいただいているところから、道の駅や津波伝承館と連携を図るとともに、10月から供用開始している3.11仮設住宅体験館や来年3月の完成を予定としている中心市街地追悼施設など、市内各地震災関連施設についても活動範囲に加えながら、東日本大震災による犠牲者への追悼と鎮魂、震災の記憶と教訓を後世に伝える取組を進めてまいりたいと考えております。  さらに、令和2年8月に高田松原運動公園、本年7月に県立野外活動センターがオープンしたことから、総合交流センターと併せ、スポーツを楽しむ環境が整うとともに、各種スポーツ大会をはじめ、スポーツイベント、合宿の誘致などに取り組むことによって、さらなるにぎわいの創出、交流人口関係人口の拡大につなげてまいりたいと考えているところであります。  このように、一次産業から三次産業まで、様々な分野で取組が進んでいることが本市の今後の可能性であり、市内における産業がリンクしていくことによって地域経済活性化につながるものと考えていることから、引き続き国、県等関係機関と連携しながら取組を推進してまいりたいと考えているところであります。  課題につきましては、一次産業から三次産業まで、それぞれの分野において強化を図らなければならない点が多々ございますけれども、特にも1つ課題を抽出するとすれば、にぎわいの創出、交流人口関係人口の拡大に向けて、これまで来訪者の滞在時間が短く通過型となっていることや、市内に宿泊施設が不足しているため、宿泊者が市外に流出していることが課題となっておりますが、地域資源を生かしながら、多様化するニーズに対応する取組を推進するとともに、宿泊施設の整備に向けた事業者との協議、調整を進め、課題の解消を目指してまいりたいと考えているところであります。  以上をもちまして答弁といたします。 ◎教育長山田市雄君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 教育長。    (教育長 山田市雄君登壇) ◎教育長山田市雄君) 日本遺産に認定されたことの意義及び総合的な整備と活用につきまして教育長からお答えいたします。  初めに、日本遺産に認定された効果についてであります。日本遺産につきましては、地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化、伝統を語るストーリーを認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形、無形の文化財群を総合的に整備、活用し、情報を発信することにより、地域の活性化を図るものであります。  認定につきましては、外部有識者で構成される日本遺産審査委員会の審査結果を踏まえて認定されるものであり、現在全国で104件のストーリーが認定されているところであります。  本市におきましては、令和元年5月に玉山金山の採掘の歴史が「みちのくGOLD浪漫―黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる―」を構成するストーリーの一つとして、気仙沼市、南三陸町、涌谷町及び平泉町のそれぞれの金山や金文化とともに認定されたところであります。  認定後は、涌谷町を事務局とした日本遺産みちのくGOLD浪漫推進協議会を設立して、ウェブサイトの運営、活用やイベント開催による情報発信、各ストーリーをPRする案内板の設置、各種セミナーの開催など、様々な活動を行ってきたところであります。  本市におきましても、市民を対象とした玉山金山の歴史を学ぶ勉強会をはじめ、玉山金山を活用した事業展開につながるセミナーガイド養成講座の開催などにより、市民がそれぞれの立場で玉山金山の歴史、文化に触れる機会が増えているところであり、日本遺産についての普及啓発につながっているものと考えております。  今後も様々な活動を通して玉山金山伝承活動及び市内経済活性化にもつながる取組を進めてまいりたいと考えているところであります。  次に、本市の日本遺産ストーリーを構成する未指定文化財についての調査研究の充実と強化についてであります。みちのくGOLD浪漫構成文化財につきましては、本市を含めた構成2市3町において、42点が登録されているところであります。  本市におきましては、玉山金山遺跡竹駒神社、氷上山など、12点が構成文化財となっているところであり、そのうち指定文化財は岩手県指定有形文化財である吉田家文書のみとなっているところであります。  文化庁は、日本遺産事業方向性として、地域に点在する文化財の把握とストーリーによるパッケージ化、地域全体としての一体的な整備、活用、国内外への積極的かつ戦略的、効果的な発信を挙げており、指定、未指定にかかわらず、地域に点在する文化財を面として捉え、活用、発信することとしております。  日本遺産ストーリーを構成する本市の12点の構成文化財のうち未指定文化財である11点につきましては、今後さらにみちのくGOLD浪漫との関係も含めた歴史学的価値地質学的価値などについて、より詳細な調査研究を実施し、その中で指定文化財としての学術的価値を有するものについては、有識者からの指導及び意見をいただきながら文化財指定を推進することで、日本遺産みちのくGOLD浪漫に係る本市のストーリーの充実、強化に努めてまいりたいと考えております。  次に、日本遺産ストーリーを構成する文化財の今後の整備と活用についてであります。みちのくGOLD浪漫ストーリーとしては、本市においては玉山金山における金山採掘の栄枯盛衰を12点の構成文化財によって展開しているものであります。  また、みちのくGOLD浪漫全体の普及啓発調査研究等に係る事業につきましては、推進協議会を中心として令和元年度から文化庁の補助金を活用しながら実施してきたところであり、今年度が補助事業最終年度となっているところであります。  今後につきましては、文化庁の補助制度や民間の助成制度の活用を模索しながら、ストーリーを構成する文化財の活用を中心に、小中学生や一般を対象としたみちのくGOLD浪漫に関する講座などの事業を実施するとともに、案内看板周遊ルートパンフレット等を作成することにより、歴史、文化の継承、日本遺産理解促進に努めてまいりたいと考えております。  また、あわせて、日本遺産サミット日本遺産の日などにおけるイベント、またはSNSを活用した情報発信等を行うことにより、みちのくGOLD浪漫の魅力を発信し、交流人口の拡大につなげてまいりたいと考えております。  以上をもちまして答弁といたします。 ◆6番(畠山恵美子君) 議長。6番、畠山恵美子。 ○議長(福田利喜君) 畠山恵美子君。 ◆6番(畠山恵美子君) では、幾つか再質問いたします。  まず、復興・創生期間に当たる10年間の総括と今後の市政運営についてであります。10年間の市政運営の総括につきましては、市長がおっしゃったとおり、これは国の復興交付金事業の性格がハードに偏重しているということもありますので、ハードはできたけれども、ソフトの面が不十分というのはおおよそもって議員の認識と同じかと思います。ただ、今後は、復興庁もソフト面の充実がやっぱり欠如というか、足りなかったということで、存続して、第2期の復興・創生期間になっておりますので、先ほど市長がおっしゃったなりわいの再生は確かに進みましたけれども、やっぱりこれからの時代の流れを見ますと、新しい産業あるいは技術革新という分野にもチャレンジしていかなければならないかと考えます。その点に関しての認識はいかがでしょうか。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。 ◎市長(戸羽太君) 今議員からいろいろとお話しいただきましたけれども、まさに今いろんな課題があって、今までの一次産業のやり方が駄目とか、あるいは今までの物づくりが駄目ということではないですけれども、やはり人口減少社会、あるいは労働者不足が叫ばれる中で、やはり効率よく、あるいは様々なことにチャレンジをしていくということがこの地方においても大切であろうと思っています。そういう意味では、例えば自動運転の試験をやるとか、そういったことも当然やっていますし、陸上養殖を漁業面で進めていくというのも、新しいやり方というものが今様々あるようでありますので、そういったところの導入も目指していきたいと思っています。  いずれ観光をやるにしても何にもしても、まちを存続させていくためには基盤となる一次産業、これをしっかりとてこ入れしていく必要があるというふうに思っています。この間も、例えばお米の話などでも議論になっていますけれども、決して今のままでいいというふうには誰もが思っていないわけでありまして、そういう意味では国や県、あるいは民間企業の皆さんから様々な情報をいただきながら、当市でチャレンジできることは積極的にやっていく必要があるというふうに思っております。
    ◆6番(畠山恵美子君) 議長。6番、畠山恵美子。 ○議長(福田利喜君) 畠山恵美子君。 ◆6番(畠山恵美子君) 本市の一次産業においても、市長がおっしゃったように労働力の不足は深刻化はしてきています。2日目の同僚議員の一般質問にもあったとおり、やはりどこでも人手不足というのは大きな問題です。ただ、人口減少と申しましても、これは日本はじめ先進国が減っているだけで、新興国は逆に増えていて、世界人口は拡大しています。そうなると、今はこれはもう日本という国を越えて、やっぱり人の流れ、これは労働に来てくださる、あるいは社会の構成員としての外国人の方々の取り込みというのも、本市においては必要になってくるであろうかと思います。観光に限らず、労働力としての、あるいは社会の構成員としての外国人の方々の受入れ、特にもILCを誘致する云々に関しては、やっぱり社会基盤、当たり前が変わっていかないとなかなか難しいので、その辺りの方向性というのは御検討されていますでしょうか。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。 ◎市長(戸羽太君) 日本は単一民族ということで、非常に外国人の受入れというところにはハードルが高い。まして地方においては、さらに高いというふうに思っています。ただ、やはり国連の皆さん、いろんな人たちとお話をする中で、諸外国では一定程度難民の受入れも何もやっているわけです。ですから、私は、やはり枠は設けなければいけないけれども、海外の方々と交流を図ること、それから海外の人たちに日本の技術を学んでいただくこと、もちろん我々として労働力不足ということもあるわけですから、ちゃんとウィン・ウィンの形が取れるような、そういうことをそろそろ国としてやっていかなければいけないというふうに思っています。当然この地域に、例えば海外の方に住んでいただくわけですから、恋愛をして結婚する陸前高田市民もいらっしゃると思うし、そこに蓋をしてしまうのではなくて、やはりこれからの時代は共に生きていくと。まさに我々が言っている共生社会というのは、何も陸前高田市内だけの話ではなくて、世界中がしっかりと共生を図っていくという方向性は、これは模索していかなければいけないだろうというふうに思っています。 ◆6番(畠山恵美子君) 議長。6番、畠山恵美子。 ○議長(福田利喜君) 畠山恵美子君。 ◆6番(畠山恵美子君) この点に関しまして、私はかねてから申し上げておりますけれども、陸前高田市は、これは多様性を認め共生社会を目指す地方においては、先進地だと思っています。ですので、市長は控え目にどうも評価する傾向にあるのですが、私はもうダイバーシティー宣言をしてもいいかと思っています。この点に関しての考え方はいかがでしょうか。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。 ◎市長(戸羽太君) ダイバーシティーという話を宣言をする、これはある意味目標として宣言をするということ、そこを目指しますということであればいいのですが、私は今ノーマライゼーションという言葉のいらないまちをつくるというふうに言ってもう10年以上たちましたけれども、まだまだできていないわけです。来年きょうされんの全国大会が陸前高田市で行われる。来てくださる方は、きっと陸前高田という、もっともっと障がい者の方を受け入れてくれるまちなのだろうなと、まちのつくりもすごいのだろうなと想像しながらいらっしゃるのだろうと思います。ですから、急仕立てでいろいろまだやらなければいけないこともあるのですが、やはり声ばかりで、結果第三者、相手の方がそれを感じてくださるようなものになれば、これはもう宣言をしたいなと思うのですけれども、控え目というよりは、まだそこまで自信がないというのが正直なところであります。 ◆6番(畠山恵美子君) 議長。6番、畠山恵美子。 ○議長(福田利喜君) 畠山恵美子君。 ◆6番(畠山恵美子君) 今までマクロの話をしてまいりましたけれども、これはちょっとダイバーシティーに関わって、ミクロの話をしたいと思います。  本市は、SDGs未来都市に選定されて、今年がその計画の最終年でありますけれども、障がいのある方、それから高齢者、それから子ども、子育てという点に関しては、十分に施策展開をされていると私は評価しています。ただ、これも従前から申し上げておりますけれども、制度はざまにある方々へのケアは、これはまだまだだと私は評価しております。  特に今期定例会では、ジェンダー平等を実現しように関わりますけれども、男女共同参画の一般質問をされた同僚議員が2名いました。私は、男女共同参画の実現には、これは女性活躍が進んでいかないと、そうはならないと考えております。殊にも困難を抱えた女性への支援というのは、これは重要でありまして、これも累次の予算委員会等で申し上げていますけれども、本市においては生活保護の受給者を見ますと、高齢の世帯が60%ぐらいになっている、これはもう私が議員になってからずっとそうです。うち30%、今40%ぐらいになっているかもしれませんけれども、これは女性の単身世帯であります。これは、社会的な構造の問題もありますけれども、ただ構造の問題なんて言っていられませんので、この点に関してはやっぱり施策展開においては充実、強化を図っていくべきだと考えますが、福祉部の、あるいは市長の認識はいかがでしょうか。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。 ◎市長(戸羽太君) 今男女共同参画社会の計画をつくらせていただいているわけでありますが、まさに伝統的なとか、いろんな話が出ています、あるいは今の制度という話が出ています。それはそれでおかしいなと思うことは、世の中にいっぱいあるわけです。ただ、では我々の力でそれをあしたに変えるということはなかなかできない。したがって、今議員がおっしゃるように、制度はざまの課題を抱えている人たちを見つけてどう救い出すかということが多分市町村の一番大きな本来の役割なのだろうと思っているのです。  政治というのは、いつも申し上げますけれども、私は困っている人がいないのだったら、多分政治というのは要らなくて、それぞれ経済活動をやっていけばいいのだろうというふうに思いますので、そういう意味では、我々も至らないところもあるし、あるいは国も新しい制度をつくってくださるときにどこかで必ず線引きをして、制度はざまにいる人たちをなかなか見つけづらい、またそういう人たちが声を出せない状況があるというふうに思っています。  そういう意味では、我々もしっかりそういうところに目を向けてやっていかなければいけないなというふうに考えているところであります。例えば今給食費の負担をどうするみたいな話をするときに、では全体の給食費を例えば下げることは、これはこれで一つのやり方だろうと思うわけですが、目先を変えて、給食費に行政がもっとお金を出して、皆さんの給食費は給食費で頂くものは頂いて、給食1食食べれば一定程度1日分の必要な栄養を取れる、もっと栄養が取れるようなほうがいいのではないのという意見も例えばあるわけです。子どもの貧困というのも、数字で出てきたって、実態と合っているのかどうかも我々も分からないわけです。  ですから、そういうことをしっかり目を向けながら、行政として何ができるかということは今まで以上にしっかり考えてまいりたいと、そのように思っています。 ◆6番(畠山恵美子君) 議長。6番、畠山恵美子。 ○議長(福田利喜君) 畠山恵美子君。 ◆6番(畠山恵美子君) 高齢の女性の単身世帯の貧困というのは、もうこれは端的に申し上げますと、離婚時の年金分割がなかった時代の方々が該当します。今は、もう年金分割なんていうのは当たり前の話で、ただ驚くことに、30代、40代の女性の方々は、年金というすごいもらえるかもらえないかは別として、65なんてまだ先だと思っている。でも、私が今51になって、あっという間です。なので、市民課の窓口でそういう手続いろいろあるかと思うのですが、そのときに諸制度の周知をしていただきたいと思います。その点に関しては、改善とか工夫なんかは可能性としてはないでしょうか。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市民課長(山本郁夫君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市民課長。 ◎市民課長(山本郁夫君) 市民課長からお答え申し上げます。  出生届とか死亡届など、戸籍の届けの際には、受付する際にその後発生する、関係する御案内を併せて行っております。離婚届の場合ですと、届出の中に未成年の子がいればその子どもの療育の関係とか、あとは面会に関する部分とか記載欄がありますので、もちろん御案内はしますけれども、あと小さい子どもさんがおられましたらば、医療費受給者証の手続とか御案内をしております。ただ、今御案内のとおり、年金分割の案内につきましては、そこの部分まではちょっと踏み込んでお話はしかねております。なかなかほかの届出とまた別でありまして、微妙な届出の部分もありますので、慎重に市民課のほうでは取り扱っておりますけれども、ほかの届出と同じように、今後発生する手続とか可能性について、まとめて御案内するということは、これからどんな形がよろしいのかということで検討することはできると思いますので、考えてまいりたいと思います。 ◆6番(畠山恵美子君) 議長。6番、畠山恵美子。 ○議長(福田利喜君) 畠山恵美子君。 ◆6番(畠山恵美子君) 市長が先ほど今後の本市の可能性においては課題として一次産業から三次産業のネットワークとかをつなぐ方策というお話をしました。私は、今後の可能性を考えた場合に、本市がポテンシャルがあると思うのが、これはサーキュラーエコノミー、循環経済であります。しみんエネルギーやっておりますけれども、これは地主さんの御許可がなければなかなか難しいとは思いますが、これだけの平場の面積をもう整備して持っている自治体というのはなくて、今電気自動車なんかが進んでいて、ただうちの市だって市役所の前と、あとコンビニのところに電気スタンドが2台あるぐらいで、見たことはないのです。電気自動車が増えます。だけれども、陸前高田には電気自動車のスタンドがない、これはどこもそうで、電気自動車が増えれば、それだけ電気の消費が増えるわけで、今、日本の発電というのは化石燃料、石炭です。陸前高田がそれに先んじてあの平面を使ってそういう企業を誘致して、ESG投資なんかを呼び込んでいく方策は、これはもう絶対模索しなければならないと思います。この点に関しての認識、あるいは方向性はいかがでしょうか。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。 ◎市長(戸羽太君) エネルギーについては、もう国も大きく方向性を出していて、これはもう太陽光なりなんなり、様々やっていかなければいけないという方向は出ているというふうに思っています。今議員からも御指摘ありましたけれども、小さい規模とはいえ、例えば今ワタミさんでオーガニックランドのところでブドウ畑にソーラーを全部張るというような話があって、こういうことをどんどんやっていきましょうという、しみんエネルギーを中心にやっていただいているところです。これからまさに電気自動車が走っていくであろうということは我々も認識をしているところでありまして、今のところ市役所とか、あまりないのです、正直言って。道の駅のところにもこれをつくっていただくということでずっと国や県と話をしてきた経緯があるのですが、いまだに実現はしていないということです。  いずれそういう方向性は内々には持っておりまして、今専門家の皆さん、あるいは企業の皆さんとどんな可能性がこの地域であるのか、そういったことは当然模索をさせていただいているところでございます。 ◆6番(畠山恵美子君) 議長。6番、畠山恵美子。 ○議長(福田利喜君) 畠山恵美子君。 ◆6番(畠山恵美子君) 総合計画をつくるときに、同僚議員が申し上げたことがありますけれども、計画期間が5年間で、これは市長の任期とは1年ずれるわけです。令和6年に向かってこれから新しい計画をつくっていくわけです。これは、当然責任を持ってと言ったら何か威圧的ですけれども、これ市長には責任というよりは高い意思を持って続けていくのが、これは常識的に考えてそうかなと私なんかは思うのですが、失礼ながらいかがでしょうか。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。 ◎市長(戸羽太君) 次どうするかということは、まだ私自身も考えていないというか、結論は出していないわけでありますが、ただやらなければいけないことがいっぱいあるのは事実、それから持続可能なまちをどうつくっていくかということになれば、その方向性をしっかり示し、またそこにプレーヤーを配置というか、しなければいけないというのは、そのとおりだというふうに思っております。  いずれ私は、陸前高田市の可能性というのは、ここでは語り尽くせませんけれども、たくさんあるというふうに思っています。もちろん課題もたくさんあるわけです。ですけれども、一人一人が今頑張ってくれているこの思いについては、大事にしていかなければいけないというふうに思っていますので、答えになっていないというふうには思いますけれども、その程度でお許しをいただきたいと思います。 ◆6番(畠山恵美子君) 議長。6番、畠山恵美子。 ○議長(福田利喜君) 畠山恵美子君。 ◆6番(畠山恵美子君) では、その程度で終わります。  今ちょっと緩んだところでいきなりきつい質問に行きますけれども、日本遺産の評価が、私よりも随分高いなと思いましたけれども、日本遺産の認知度、そもそも市内においてそんなに高いのですか。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。 ◎市長(戸羽太君) すみません、私のほうからお答えさせていただきたいのですが、日本遺産については、涌谷町などでは教育委員会を中心にやっているわけです。私どものところは、どうしても観光という切り口をメインにやってきました。ただ、今我々が内部でお話をしているのは、そもそも玉山金山というものに対して、陸前高田市民は知ってはいますけれども、中身までどう分かっているのか。かつては玉山金山まつりなどというのが毎年行われていて、あそこにみんなが集まったわけです。今そういったものもなくなってしまっている。であれば、せっかく日本遺産に登録されていますということも多分市民知らないですし、それから玉山金山というものに光が当たっているのだということも知らないわけです。ですから、基礎に一回立ち返って、玉山金山まつりを復活させるなどしながら、そこに来ていただいた方々に説明をし、あるいは歩いていただいたり散策していただいたりすることから始めなければいけないというのが我々の今の意識なのです。ですから、評価が高いという、先ほどの答弁と一致しないところもありますけれども、実際我々は今それぐらいの地点にいるなという認識でございます。 ◆6番(畠山恵美子君) 議長。6番、畠山恵美子。 ○議長(福田利喜君) 畠山恵美子君。 ◆6番(畠山恵美子君) 市長に教育委員会に先んじて総括をされるとなかなか聞きにくくなるのですけれども、これだけは聞きたいのでお答えいただきたいのですが、日本遺産になったことの認知度が低いのはそうです。多分4割以下、3割ぐらいだと思います、多くて。それはそれとして、これからこれの充実、強化を図っていくときに、やっぱり財源というのが要りますよね。来年度の予算措置はこれからなのでしょうけれども、財源の確保というのはちゃんとやっていますよね。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎教育次長(細谷勇次君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 教育次長。 ◎教育次長(細谷勇次君) 教育次長よりお答えいたします。  日本遺産に係る事業に係る補助金ということで、先ほどの御答弁にもございましたけれども、認定から3年ということで、議員御案内のとおり、今年度でその補助金はなくなるということでございますけれども、日本遺産ストーリーに係る補助金制度はもう終わるということでございますけれども、文科省の補助金の制度で通常分とかもあると思いますし、また答弁にもありましたけれども、民間というものも探しながら、日本遺産の周知ができるような財源については今後も探してまいりたいというふうに考えております。 ◆6番(畠山恵美子君) 議長。6番、畠山恵美子。 ○議長(福田利喜君) 畠山恵美子君。 ◆6番(畠山恵美子君) 最後に、1点だけ。指定文化財は1個だけなわけです。12の構成文化財。だけれども、松坂堰なんていうのは、市の指定にすればいいではないですか。これしないのですか。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎教育次長(細谷勇次君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 教育次長。 ◎教育次長(細谷勇次君) 教育次長よりお答えいたします。  松坂堰も含めまして、玉山金山日本遺産の構成するものとして未指定分が11点ございます。その中、様々氷上山とかいろいろございますけれども、市の指定文化財にするに当たりましては、今現在、議員お分かりかと思いますけれども、毎年1つの町ごとに文化財の基礎調査を行っているところでございます。一度竹駒町については一通り終わったところでございますけども、今後市の文化財として、学術的に見て価値が高いというものについて、調査委員の先生方とも相談させていただきながら、またさらに調査が必要という場合には、その他の専門の先生等と御相談させていただきながら、指定文化財に向けての作業というか、そのように進めてまいりたいと考えております。 ○議長(福田利喜君) 以上で6番、畠山恵美子君の一般質問を終わります。 ○議長(福田利喜君) これにて一般質問を終結いたします。 ○議長(福田利喜君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午前10時48分 散   会...